JP2862846B2 - 搬送箱 - Google Patents

搬送箱

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JP2862846B2
JP2862846B2 JP3600397A JP3600397A JP2862846B2 JP 2862846 B2 JP2862846 B2 JP 2862846B2 JP 3600397 A JP3600397 A JP 3600397A JP 3600397 A JP3600397 A JP 3600397A JP 2862846 B2 JP2862846 B2 JP 2862846B2
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front cover
cover
box according
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JP3600397A
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義明 団上
令和 山岸
睦治 武貞
義民 石出
敦 鈴木
修作 宮下
勝雄 小野
法之 大久保
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Hitachi Electronics Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気製品、情報機
器等の重量が比較的大きい商品を搬送する場合の搬送箱
に関し、重量が大きい搬送物を容易に搬出入できるスロ
ープ付き搬送箱に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に重量物の電気製品等を製造工場
から販売者を通じて消費者に届ける場合には、大型の段
ボール包装箱が用いられる。このような包装箱は搬送す
べき本体と緩衝材である発泡スチロール等を充填して電
気製品等が損傷しないように工夫されていることは周知
の技術である。しかしながら、工場でこれらの重量物の
電気製品を包装箱を用いて搬送する場合、あるいは購入
者が上記包装箱から搬送物を取出す場合に、重量物であ
るが故にこの作業は大きな力を要するという不具合があ
った。重量物の搬送作業はこの点において重労働から開
放されずにネックとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
のこの様な状況に鑑みて発明されたもので、重量物の搬
入、搬出をきわめて容易に行うことができるスロープ板
付き搬送箱を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送箱は基本的
な手段として、矩形の底板と、底板に取り付けられるキ
ャスタと、底板から立設されて3方の壁を形成する側面
部材と、底板に対して蝶番を介して開閉自在に取り付け
られる前面カバーと、前面カバーに対して蝶番を介して
開閉自在に取り付けられる上面カバーと、上面カバーと
前面カバーにより形成されるスロープと床面との間に配
設される補強部材とを備える。そして、キャスタ付き、
又はキャスタ付き台車に搭載された収納物を搬送するの
に適する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図1〜8は本発明に係る搬送箱
を示し、搬送箱は全体として直方体形状に形成される。
【0006】搬送箱Aは、下方に4つのキャスタ20・
・・を取付けた底面補強材を構成する下板10、底板緩
衝材71及び箱底板14の積層物からなる下部板上に積
層ダンボールからなるコ字型の側面裏面一体カバー30
を一体に立設し、側面裏面一体カバー30の前面開放部
に前面カバー40を蝶番44を介して前方に開放自在に
取り付ける。また、前面カバー40に対して上面カバー
50が蝶番54を介して開閉自在に取り付けられる。上
面カバー50の端部には踏み帯56が取り付けられる。
【0007】収容物Bの搬送箱Aへの搬入にあたって
は、図1に示すように、前面カバー40と上面カバー5
0を外側に開き、方形状の合板、積層板等の構造材から
なるスロープ補強部材90を床面に当接させて搬入傾斜
面を形成する。この補強部材90は、搬送箱A内に収容
される。なお、前面カバー40と上面カバー50の内側
に、合板等の板材でスロープを形成することもできる。
【0008】収容物Bはキャスタ100を有し、オペレ
ータHは前面カバー40と上面カバー50が形成するス
ロープを利用して収納物Bを搬送箱A内に押し上げる。
前面カバー40の両側には脱落防止用のガード42が設
けられる。また、上面カバー50の両側にも脱落防止用
のガード52が設けられる。オペレータHは足で踏み帯
56を踏みつけて収納物Bを押し上げる。この踏み帯5
6を備えることにより、収納物Bを押し上げる際に、搬
送箱Aが移動することが防止される。
【0009】搬送箱Aに配設されるキャスタ20は、ス
トッパ22を備える。ストッパ22は、アーム24によ
ってキャスタ20の回転軸に対して回動可能であって、
キャスタ20と床面との間に挿入することによって、キ
ャスタ20の回動を制止する。ストッパ20の床面に接
する面に滑り止め22aが設けてある。ストッパの構成
としては、図4に示すストッパ23を用いることもでき
る。
【0010】図5は収納物Bを収納した搬送箱Aの側面
図、図6は内部の状態を示す説明図、図7は正面図、図
8は内部の状態を示す説明図である。搬送箱Aの底部に
は、下板10と底板14との間に緩衝材71が充填され
る。緩衝材71は、例えば発泡樹脂が使用される。収納
物Bの前後には緩衝材72が挿入され、両側にも緩衝材
74が挿入される。また、収納物Bの上部にも緩衝材7
5が配設される。上部緩衝材75と上面カバー50の間
には収納物Bの付属品等を収納する空間50aが形成さ
れる。緩衝材としては、発泡樹脂の外にも紙製の袋に空
気を充填したエアクッション部材が使用される。前面カ
バー40、上面カバー50を閉じた後に前面保護材15
の止め具80や前面カバー40の止め具81が締結され
る。
【0011】さらに、結束バンド60で搬送箱A全体を
結束して包装を完了する。搬送箱Aから収納物Bを搬出
する際には、結束バンド60を外し、止め具80,81
を外して上面カバー50と前面カバー40を開いてスロ
ープを形成する。このときに、スロープ補強部材90を
用いてスロープの強度を得る。オペレータは踏み帯56
を踏みつつ、スロープに沿ってキャスタ付き、又はキャ
スタ付き台車に搭載された収納物Bを搬出する。このと
きに、搬送箱Aのキャスタ20にストッパ22または2
3を作用させておくことにより、作業の安全性は向上す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、下記の効果を奏する。 ・搬送箱の前面カバーを開いてスロープ板を前方に倒す
だけで搬送物の搬出入が可能となり作業員を重労働から
開放すると共に作業員も少ない人数で足りる。 ・比較的重量の大きい搬送物であってもスロープ板の傾
斜を緩やかにすることによって、押し圧力が少なくて済
むから搬出入が容易になる。
【0013】・スロープ板を傾斜させて配置したとき、
スロープ板を下方から支持するようにしたからスロープ
板を比較的薄く形成することが可能となり搬送箱全体の
重量を小さくすることができる。またスロープ補強部材
を緩衝材と兼用させることにより素材を少なくすること
もできる。 ・スロープ板に搬送物の脱落防止レールを設けたことに
よりスロープ板上からの落下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の搬送箱に搬入する状態を示
す斜視図。
【図2】キャスタのストッパ(1)の側面図。
【図3】キャスタのストッパ(1)の斜視図。
【図4】キャスタのストッパ(2)の作動を示す側面
図。
【図5】包装完了後の搬送箱の側面図。
【図6】包装状態の搬送箱内部の説明図。
【図7】包装完了後の搬送箱の正面図。
【図8】包装完了後の搬送箱の内部の説明図。
【符号の説明】
A (スロープ板付き)搬送箱 B 収納物 10 下板 14 箱底板 15 保護材 20 キャスタ 22 ストッパ(1) 23 ストッパ(2) 30 側面裏面一体カバー 40 前面カバー 42 ガード 44 蝶番 50 上面カバー 50a 空間 52 ガード 54 蝶番 56 踏み帯 60 結束バンド 71,72,74,75 緩衝材 80,81 止め具 90 スロープ補強部材 100 キャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石出 義民 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 鈴木 敦 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 宮下 修作 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 小野 勝雄 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (72)発明者 大久保 法之 神奈川県横浜市戸塚区原宿町1055 長島 梱包株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−56228(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 25/20 B65D 6/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の底板と、底板に取り付けられるキ
    ャスタと、底板から立設されて3方の壁を形成する側面
    部材と、底板に対して蝶番を介して開閉自在に取り付け
    られる前面カバーと、前面カバーに対して蝶番を介して
    開閉自在に取り付けられる上面カバーと、上面カバーと
    前面カバーにより形成されるスロープと床面との間に配
    設される補強部材とを備え、キャスタ付き又はキャスタ
    付き台車に搭載される収納物を搬送する搬送箱。
  2. 【請求項2】 上面カバーの端部に踏み帯を備える請求
    項1記載の搬送箱。
  3. 【請求項3】 底板に取り付けられるキャスタはストッ
    パを備える請求項1記載の搬送箱。
  4. 【請求項4】 収納物と搬送箱との間の間隙に充填され
    る緩衝材を備える請求項1記載の搬送箱。
  5. 【請求項5】 緩衝材は紙製の袋に空気を充填した部材
    である請求項4記載の搬送箱。
  6. 【請求項6】 前面カバーと上面カバーの両側部に収納
    物の脱落を防止するガードが設けられる請求項1記載の
    搬送箱。
  7. 【請求項7】 上面カバーと前面カバーの上面に板材を
    積層してスロープを形成する請求項1記載の搬送箱。
JP3600397A 1997-02-20 1997-02-20 搬送箱 Expired - Lifetime JP2862846B2 (ja)

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JPH10236484A JPH10236484A (ja) 1998-09-08
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RU2481261C2 (ru) * 2009-04-01 2013-05-10 Амисерру, С.Л. Погрузочная платформа
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CN111453467B (zh) * 2020-04-27 2022-03-29 烟台市海跃龙腾自动化科技有限公司 一种车载式步道

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