JP6535841B2 - 荷物積載用ボード - Google Patents

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Description

本開示は、荷物積載用ボードに関する。
従来、高速バス等の荷室に荷物を積載する場合、人が荷物を持ち上げて荷室内へ入れる必要があるため、重労働であった。この問題を解決するため、例えば特許文献1には、プラットホーム(地面)と荷台(荷室)との間に架け渡されたスロープを利用して荷物を積載する方法が開示されている。
特開平9−301544号公報
スロープを利用することで、荷物を持ち上げることなくスロープ上を移動させて荷台(荷室)に積載することができる。しかし、特許文献1に開示されているスロープは、アルミニウム製等の平板で構成されているため、表面の摩擦が大きく、車輪の付いていない荷物をスロープ上でスライド移動させることは困難であった。
本開示は、上記事実を考慮し、車輪の付いていない荷物であっても、持ち上げることなくスライドさせて、地面より高い位置に設けられた荷室に積載することができる荷物積載用ボードを提供することを目的とする。
請求項1に記載の荷物積載用ボードは、表面に長手方向に沿って複数のリブが形成された樹脂製の平坦なボード部と、前記ボード部の短手方向に沿って形成され、前記ボード部の長手方向に湾曲可能な薄肉部と、長手方向一端部が地面に載置されるとともに、地面より高い位置に設けられた荷室の入口に係止される係止部が長手方向他端部に設けられ、前記ボード部の下部に配置されて前記ボード部を支持する支持部材と、を備える。
上記構成によれば、支持部材に設けられた係止部を荷室の入口に係止することで、荷物積載用ボードを荷室と地面との間に架け渡すことができる。ここで、支持部材上に載置されたボード部の表面には、長手方向に沿って複数のリブが形成されており、その上に載置された荷物とボード部の接触面積が小さくなることで、摩擦抵抗が小さくなっている。このため、車輪の付いていない荷物であってもリブ上をスライドさせることで容易に移動させることができる。
また、ボード部に薄肉部が形成されているため、ボード部を荷室と地面との高低差に合わせて湾曲させることができる。さらに、ボード部が支持部材によって支持されているため、荷物積載用ボードに荷物を載置した際にボード部が撓むことを抑制することができる。
請求項2に記載の荷物積載用ボードは、請求項1に記載の荷物積載用ボードであって、前記薄肉部は、前記ボード部の長手方向両端部に形成されている。
上記構成によれば、薄肉部がボード部の長手方向両端部に形成されているため、荷物積載用ボードを荷室と地面との間に架け渡した際に、ボード部の長手方向両端部を荷室と地面にそれぞれ沿わせることができる。このため、荷物がボード部の長手方向両端部に引っ掛かることを抑制することができる。
請求項3に記載の荷物積載用ボードは、請求項1又は2に記載の荷物積載用ボードであって、前記荷室の入口の床面には、前記床面の端部に沿って凸部が設けられており、前記凸部に係止される係止凹部が前記支持部材の前記係止部に形成され、前記凸部を跨ぐ位置に前記ボード部の前記薄肉部が形成されている。
高速バス等の荷室の入口の床面には、荷物のストッパとしての凸部が設けられていることが多い。ここで上記構成によれば、この凸部に支持部材の係止部に形成された係止凹部を係止させ、ボード部に形成された薄肉部によって凸部を跨ぐことで、支持部材を容易に荷室の入口に係止することができるとともに、ボード部上をスライド移動した荷物が凸部に引っ掛かることを抑制することができる。
請求項4に記載の荷物積載用ボードは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷物積載用ボードであって、前記荷室の床面には、表面に長手方向に沿って複数のリブが形成された樹脂製の平坦なスライダーボードが配設されており、前記ボード部の長手方向他端部に設けられた連結部と、前記スライダーボードの長手方向一端部に設けられた被連結部とが、連結可能とされている。
上記構成によれば、荷室の床面にスライダーボードを配設することで、スライダーボードのリブ上をスライド移動させて、荷室に積載した荷物を荷室の奥へと運ぶことができる。
また、ボード部の長手方向他端部に設けられた連結部と、スライダーボードの長手方向一端部に設けられた被連結部とを連結させることで、スライダーボードの表面に形成されたリブの位置とボード部の表面に形成されたリブの位置とを合わせることが容易となる。このため、ボード部上をスライド移動した荷物がスライダーボードのボード部との連結部分に引っ掛かることを抑制することができる。
本開示によれば、車輪の付いていない荷物であっても、持ち上げることなくスライドさせて、地面より高い位置に設けられた荷室に積載することができる。
第1実施形態に係る荷物積載用ボードを示す斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 第1実施形態に係る荷物積載用ボードの支持部材を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る荷物積載用ボードの支持部材を示す斜視図である。 第2実施形態に係る荷物積載用ボードを示す斜視図である。 図4におけるB−B線断面図である。 第2実施形態に係る荷物積載用ボードの支持部材を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る荷物積載用ボードの支持部材を示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態に係る荷物積載用ボードについて、図1〜図3を参照して説明する。
<構成>
図1、図2に示すように、第1実施形態の荷物積載用ボード10は、ボード部12と、ボード部12を支持する支持部材14とを備えており、地面16と、地面16より高い位置に設けられたバス18の荷室20の入口との間に架け渡されている。
ボード部12は、略矩形板状の平坦な樹脂製の部材であり、表面に長手方向に沿って複数のリブ22が互いに間隔を空けて形成されている。また、ボード部12には、ボード部12の他の部分より薄肉とされた薄肉部24が短手方向に沿って形成されている。
薄肉部24にはリブ22が形成されておらず、薄肉部24はボード部12の長手方向に湾曲可能とされている。また、本実施形態では、ボード部12には第1薄肉部24A、第2薄肉部24B、及び第3薄肉部24Cの3箇所の薄肉部24が形成されている。
具体的には、第1薄肉部24Aはボード部12の下端部(長手方向一端部)と地面16との当接部分に形成され、第2薄肉部24Bはボード部12の上端部(長手方向他端部)と荷室20の入口の床面26の端部26Aとの当接部分に形成されている。また、荷室20の入口の床面26には、荷物のストッパとしての凸部28が端部26Aに沿って設けられており、第3薄肉部24Cは、ボード部12の上端部における凸部28を跨ぐ位置に形成されている。
図3A、図3Bに示すように、支持部材14は、ボード部12の下部に配置された支持部30と、支持部30の上端部(長手方向他端部)に取り付けられた一対の係止部32と、で構成されている。支持部30は、略矩形板状の樹脂製の段ボールから成り、短手方向の長さ(幅)がボード部12の短手方向の長さ(幅)より大きくされているとともに、下端部(長手方向一端部)が地面16に載置されている。
一対の係止部32は、樹脂製とされており、凸部28に嵌合する係止凹部32Aと、支持部30の短手方向両端部に接合された接合部32Bと、を有している。なお、図3A、図3Bに示すように、係止部32の係止凹部32Aには、係止凹部32Aの大きさを調整する別部材のスペーサ34が取り付けられていてもよい。
図1、図2に示すように、荷室20の入口より奥の床面26には、荷物積載用ボード10とは別部材のスライダーボード36が配設されている。スライダーボード36は、略矩形板状の平坦な樹脂製の部材であり、表面に長手方向に沿って複数のリブ38が互いに間隔を空けて形成されている。なお、スライダーボード36のリブ38の間隔は、ボード部12のリブ22と同じ間隔とされている。
図2に示すように、スライダーボード36の長手方向一端部(荷室20の入口側の端部)は、厚さが徐々に薄くなるように表面(上面)が傾斜している。また、スライダーボード36の長手方向一端部には、被連結部としての一対の嵌合凹部36Aが設けられている。
図1に示すように、嵌合凹部36Aは、スライダーボード36の長手方向一端部から長手方向他端部側に向かって拡幅しており、平面視で楔形状とされている。さらに、嵌合凹部36Aは、上方へ向かって徐々に幅が狭くなるように側面がテーパー面とされている。
一方、図2に示すように、荷物積載用ボード10のボード部12の上端部も、厚さが徐々に薄くなるように表面(上面)が傾斜している。また、ボード部12の上端部には、連結部としての嵌合凸部12Aが設けられている。
嵌合凸部12Aは、嵌合凹部36Aの相似形とされている。具体的には、嵌合凸部12Aは、ボード部12の上端部から突出方向に向かって拡幅しており、平面視で楔形状とされている。また、嵌合凸部12Aは、上方へ向かって徐々に幅が狭くなるように側面がテーパー面とされている。
スライダーボード36の長手方向一端部とボード部12の上端部とは、嵌合凹部36Aが嵌合凸部12Aに嵌合することにより、リブ22、38が同一線上に並んだ状態で連結可能とされている。
<荷物積載方法>
荷物積載用ボード10を用いてバス18の荷室20に荷物を積載する場合、まず、荷室20のドア39を開け、地面16と荷室20の入口との間に荷物積載用ボード10の支持部材14を架け渡す。このとき、支持部材14の上端部の係止凹部32Aが荷室20の凸部28に係止され、支持部材14の下端部は地面16に載置される。
その後、支持部材14の支持部30の上にボード部12を載置する。このとき、ボード部12の下端部は、第1薄肉部24Aで湾曲し地面に沿って延びる。一方、ボード部12の上端部は、第2薄肉部24Bで湾曲して荷室20の床面26に沿って延び、第3薄肉部24Cで湾曲することで凸部28を跨いで荷室20内に配設される。
次に、荷室20の入口より奥の床面26にスライダーボード36を配設し、スライダーボード36の長手方向一端部とボード部12の上端部とを連結する。その後、地面16に載置された荷物を、荷物積載用ボード10のボード部12に載せ、ボード部12のリブ22上をスライドさせて荷室20内へ移動させる。
また、荷室20内に移動させた荷物を、スライダーボード36のリブ38上をスライドさせて、荷室20の奥へと運ぶ。以上の工程により、地面16に載置された荷物を、荷物積載用ボード10を介してバス18の荷室20に積載することができる。
<作用、効果>
本実施形態によれば、荷物積載用ボード10のボード部12のリブ22上をスライドさせて荷物を移動させるため、荷物とボード部12の表面との間の摩擦を低減させることができ、車輪の付いていない荷物であっても容易に移動させることができる。
ここで、ボード部12には、湾曲可能とされた第1薄肉部24A、第2薄肉部24B、及び第3薄肉部24Cがそれぞれ形成されている。これにより、荷物積載用ボード10を荷室20と地面16との間に架け渡した際に、ボード部12の上端部を荷室20の床面26に沿わせることができるとともに、ボード部12の下端部を地面16に沿わせることができる。
また、荷室20の床面26に設けられた凸部28をボード部12が跨ぐことができる。このため、荷物がボード部12の上端部、下端部、及び凸部28に引っ掛かることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ボード部12が支持部材14によって支持されている。このため、荷物積載用ボード10に荷物を載置した際に、ボード部12が撓むことを抑制することができる。
さらに、支持部材14には、凸部28に係止される係止凹部32Aが形成されている。このため、荷物積載用ボード10を確実かつ容易に荷室20の入口に係止することができる。
また、本実施形態によれば、荷室20の入口より奥の床面26にスライダーボード36が配設されている。このため、スライダーボード36のリブ38上をスライドさせて荷物を移動させることができ、車輪の付いていない荷物であっても容易に荷室20の奥へ移動させることができる。
ここで、スライダーボード36に設けられた嵌合凹部36Aを、ボード部12に設けられた嵌合凸部12Aに嵌合することで、スライダーボード36とボード部12とが連結されている。これにより、リブ22、38同士の位置を合わせることが容易となり、ボード部12上をスライド移動した荷物がスライダーボード36の長手方向一端部に引っ掛かることを抑制することができる。
なお、嵌合凸部12A及び嵌合凹部36Aは、平面視で楔形状とされている。このため、嵌合凸部12Aが嵌合凹部36Aから外れることを抑制することができ、スライダーボード36とボード部12の相対位置がずれることを抑制することができる。
また、嵌合凸部12A及び嵌合凹部36Aは、上方へ向かって徐々に幅が狭くなるように側面がテーパー面とされている。これにより、スライダーボード36及びボード部12を射出成形した際に、型から取り出すのが容易となる。
さらに、スライダーボード36の長手方向一端部及びボード部12の上端部は、厚さが徐々に薄くなるように表面(上面)が傾斜している。このため、表面が傾斜していない構成と比較して、荷物がスライダーボード36とボード部12との連結部分に引っ掛かることをより抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る荷物積載用ボードについて、図4〜図6を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
<構成>
図4、図5に示すように、本実施形態の荷物積載用ボード40は、第1実施形態の荷物積載用ボード10と同様に、ボード部42と、ボード部42を支持する支持部材44とを備えている。
本実施形態では、バス46の荷室48の床面50に凸部は形成されておらず、ボード部42には、第1薄肉部52A及び第2薄肉部52Bの2箇所の薄肉部52が形成されている。具体的には、第1薄肉部52Aは、ボード部42の下端部(長手方向一端部)と地面16との当接部分に形成され、第2薄肉部52Bは、ボード部42の上端部(長手方向他端部)と荷室48の入口の床面50の端部50Aとの当接部分に形成されている。
支持部材44は、ボード部42の下部に配置された支持部54と、支持部54の上端部(長手方向他端部)に取り付けられた上側係止部56と、支持部54の下端部(長手方向一端部)に取り付けられた下側係止部58と、で構成されている。支持部54は、第1実施形態の支持部30と同様に、略矩形板状の樹脂製の段ボールから成る。
上側係止部56は、樹脂製とされており、支持部54の上端部に沿って支持部54の短手方向に延びている。また、図6A、図6Bに示すように、上側係止部56は、基端部56Aから先端部56Bへ向かって先細りとなる、いわゆる翼形状とされており、基端部56Aが支持部54に接着されている。
さらに、上側係止部56の下面には、例えばウレタン樹脂から成る滑止め用のシート60が貼り付けられており、上側係止部56の基端部56Aの下面には、基端部56Aに沿ってストッパ62が突設されている。
下側係止部58は、樹脂製とされており、支持部54の下端部に沿って支持部54の短手方向に延びている。また、上側係止部56と同様に、下側係止部58は、基端部58Aから先端部58Bへ向かって先細りとなる、いわゆる翼形状とされており、基端部58Aが支持部54に接着されている。
図4、図5に示すように、荷室48の入口より奥の床面50には、荷物積載用ボード40とは別部材のスライダーボード64が配設されている。スライダーボード64は、第1実施形態のスライダーボード36と同様の構成されており、スライダーボード64の嵌合凹部64Aがボード部42の嵌合凸部42Aに嵌合することにより、スライダーボード64とボード部42が連結可能とされている。
また、スライダーボード64の下面には、例えばウレタン樹脂から成る滑止め用のシート66が全面にわたって貼り付けられている。シート66の端部は、スライダーボード64の長手方向一端部からボード部42の上端部へと延び、ボード部42の上端部の下面に貼り付けられている。
なお、シート66におけるスライダーボード64とボード部42との連結部分に位置する箇所には、切り込み66Aが形成されており、シート66は切り込み66Aを中心として折り畳み可能とされている。
<荷物積載方法>
荷物積載用ボード40を用いてバス46の荷室48に荷物を積載する場合、まず、地面16と荷室48の入口との間に荷物積載用ボード40の支持部材44を架け渡す。
このとき、支持部材44の上側係止部56がシート60を介して荷室48の床面50に載置されるとともに、上側係止部56のストッパ62が床面50の端部50Aに当接することで、支持部材44の上端部が荷室48の床面50に係止される。なお、支持部材14の下側係止部58は、地面16に載置される。
その後、支持部材44の支持部54の上にボード部42を載置する。このとき、ボード部42には、シート66を介してスライダーボード64が繋がっているため、支持部54の上にボード部42を載置すると同時に、スライダーボード64を荷室48の床面50に配設する。その後、第1実施形態と同様に、荷物積載用ボード40のボード部42上、及びスライダーボード64上をスライドさせて、地面16に載置された荷物を荷室48に積載する。
<作用、効果>
本実施形態によれば、支持部材44の上側係止部56にシート60及びストッパ62が設けられている。このため、荷室48の床面50に凸部が設けられていないバス46であっても、シート60を介して荷室48の床面50に支持部材44を載置し、ストッパ62を床面50の端部50Aに当接させることで、支持部材44を荷室48の入口に係止させることができる。
また、本実施形態によれば、スライダーボード64の下面、及びボード部42の上端部の下面にシート66が設けられているため、スライダーボード64及びボード部42がずれ動くことを抑制することができる。
さらに、シート66を介してスライダーボード64及びボード部42が繋がれている。このため、スライダーボード64とボード部42の相対位置がずれることを抑制することができるとともに、スライダーボード64とボード部42を一遍に配設又は撤去することができる。
なお、シート66には切り込み66Aが形成されている。このため、荷物積載用ボード40及びスライダーボード64の不使用時には、切り込み66Aを中心としてシート66を折り畳むことで、ボード部42とスライダーボード64を積層した状態で保管することができ、保管スペースを削減することができる。
(その他の実施形態)
なお、本開示について第1、第2実施形態を説明したが、本開示はかかる実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、第1実施形態において、荷物積載用ボード10のボード部12に3箇所の薄肉部24が形成されていたが、薄肉部24の数や位置、長さ、幅は上記実施形態に限られない。また、第1薄肉部24Aが形成されたボード部片と、第2薄肉部24Bが形成されたボード部片とをそれぞれ支持部材14上に配設することで、ボード部を構成してもよい。
また、薄肉部24は、複数の帯状薄肉部の集合体であってもよい。ボード部12の長手方向に僅かに間隔を空けて配置された複数の帯状薄肉部によって1つの薄肉部24を構成することで、薄肉部24の幅を確保するとともに薄肉部24の強度を確保することができる。
また、第1実施形態において、支持部材14の支持部30は、幅がボード部12の幅より大きくされており、ボード部12全体を支持していた。しかし、支持部30の幅より幅が狭い一対の支持部片を、ボード部12の短手方向両端部にそれぞれ接合することで、ボード部12を支持する構成としてもよい。
なお、荷物積載用ボード10はボード部12と支持部材14とで構成されていたが、荷物に車輪が付いている場合には、支持部材14のみを地面16と荷室20との間に架け渡し、支持部材14上を転がして荷物を荷室20に積載してもよい。
また、第1、第2実施形態において、バス18、46の荷室20、48に荷物を積載する場合について説明した。しかし、本開示の荷物積載用ボード10、40は、トラックの荷台に荷物を積載する場合等、様々な場所で様々な用途に用いることが可能である。
10、40 荷物積載用ボード
12、42 ボード部
12A、42A 嵌合凸部(連結部の一例)
14、44 支持部材
16 地面
20、48 荷室
22、38 リブ
24、52 薄肉部
26、50 床面
26A、50A 端部
28 凸部
32 係止部
32A 係止凹部
36、64 スライダーボード
36A 、64A 嵌合凹部(被連結部の一例)
56 上側係止部(係止部の一例)

Claims (4)

  1. 表面に長手方向に沿って複数のリブが形成された樹脂製の平坦なボード部と、
    前記ボード部の短手方向に沿って形成され、前記ボード部の長手方向に湾曲可能な薄肉部と、
    長手方向一端部が地面に載置されるとともに、地面より高い位置に設けられた荷室の入口に係止される係止部が長手方向他端部に設けられ、前記ボード部の下部に配置されて前記ボード部を支持する支持部材と、
    を備える荷物積載用ボード。
  2. 前記薄肉部は、前記ボード部の長手方向両端部に形成されている、請求項1に記載の荷物積載用ボード。
  3. 前記荷室の入口の床面には、前記床面の端部に沿って凸部が設けられており、
    前記凸部に嵌合する係止凹部が前記支持部材の前記係止部に形成され、前記凸部を跨ぐ位置に前記ボード部の前記薄肉部が形成されている、
    請求項1又は2に記載の荷物積載用ボード。
  4. 前記荷室の床面には、表面に長手方向に沿って複数のリブが形成された樹脂製の平坦なスライダーボードが配設されており、
    前記ボード部の長手方向他端部に設けられた連結部と、前記スライダーボードの長手方向一端部に設けられた被連結部とが、連結可能とされている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷物積載用ボード。
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