JP2862039B2 - 自動レイアウトシステム - Google Patents

自動レイアウトシステム

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JP2862039B2
JP2862039B2 JP4225998A JP22599892A JP2862039B2 JP 2862039 B2 JP2862039 B2 JP 2862039B2 JP 4225998 A JP4225998 A JP 4225998A JP 22599892 A JP22599892 A JP 22599892A JP 2862039 B2 JP2862039 B2 JP 2862039B2
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aluminum
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義明 大門
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,自動レイアウトシステ
ムに関し,特に高速の動作周波数が要求されるICの自
動レイアウトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように,従来の高速動作が要
求される自動レイアウトシステム10は,ディレイシミ
ュレーションシステム20を使用している。自動レイア
ウトシステム10では,レイアウトセル11及び回路図
ファイル12からの情報により自動配置配線13を行っ
てレイアウト後の配線容量14を算出する。
【0003】この配線容量14と,テクノロジーファイ
ル21の回路図及びゲートの負荷に対する電流供給能力
のデータによりディレイシミュレーション22を行い,
このシミュレーションの結果23がNG(不良)の場
合,スピードネック部分の配線が短くなるように再度,
自動配置配線を行い,この配線後における配線容量の算
出とディレイシミュレーションを行う。
【0004】そして,ディレイシミュレーションの結果
がOK(良好)となるまで自動配置配線を繰り返し,レ
イアウトデータを得る。
【0005】さらに,できるだけ配線容量を少なくする
ために,不必要な配線,主に,ゲートに対応するレイア
ウトのセル上にあるアルミ配線をレイアウト後のレイア
ウトデータ15より手修正により削除していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術における
高速動作が必要とれる自動レイアウトシステムでは,自
動配置配線を何度繰り返してもディレイシミュレーショ
ンの結果がNGとなることがあり,また,できる限り配
線容量を少なくするため,不必要なアルミ配線の削除を
人手による修正で行わねばならず,ミスの発生や工数の
増大等の問題があった。
【0007】従って,本発明の技術的課題は,配線容量
の少ない自動配置配線を自動的に高速処理することので
きる自動レイアウトシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に,本発明の自動レイアウトシステムでは,次の(1)
又は(2)項のいずれかの構成を有している。 (1) ICの回路図を収容する回路図ファイルと,前
記回路図を構成しているゲートに対応するレイアウトセ
ルより自動配置配線を行う自動配置配線システムと,配
置配線後の結果よりレイアウトセルと配線の接続部を検
出するセル・ネット検出システムと,このセル・ネット
検出システムの検出結果よりレイアウト上の配線におい
て不必要なセル上の配線を削除する不要アルミ削除シス
テムを有することを特徴とする。 (2) 前記(1)項において,セルネット検出システ
ムが,自動配置配線のセルの接続情報から配線が4つの
接点のうち,どちらか一方を接続しているかを検出する
ものであることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明において,自動配置配線後に,不必要な
アルミ配線を自動的に削除する。
【0010】
【実施例】以下,本発明の実施例について,図面を参照
して説明する。 (第1の実施例)図1は,本発明の第1の実施例に係る
自動レイアウトシステムのブロックダイヤグラムを示す
図である。図1に示すように,自動配置配線システム1
がICの回路図ファイルとゲートのレイアウトセルから
の情報に基づきチップのレイアウトを行う。
【0011】次に,セル・ネット検出システム2が,自
動配置配線後のデータよりセル・ネット接続情報を出力
する。
【0012】次に,不要アルミ削除システム3がセル・
ネット接続情報より不要なアルミを削除し,レイアウト
データを完成させる。
【0013】以上が,自動レイアウトシステムにおける
プロセスの概要であり,以下に各プロセスの内容につい
て更に詳しく説明する。
【0014】まず,IC回路図ファイルと,回路図を構
成しているゲートに対応するレイアウトセルのレイアウ
トデータからチップのレイアウトを行う自動配置配線シ
ステム1の内容について説明する。
【0015】図2は,2入力NAND素子のゲート,図
3は2入力NAND素子のレイアウトセル,図4は2入
力NAND素子の自動レイアウトの入力となるセルデー
タをそれぞれ示す図である。
【0016】図4に示すセルデータには,基本的には,
レイアウトセルの大きさを示すセルの輪郭と入出力ピン
の位置を示す座標が入っている。
【0017】図3に示すように,2入力NAND素子
は,第1アルミ,第2アルミ,ポリシリ,ポリシリ−第
1アルミコンタクト,第1アルミ−第2アルミコンタク
ト,拡散層−第1アルミコンタクト,拡散層等を有す
る。
【0018】図3において,NAND素子の2つのゲー
ト入力と,ドレイン出力は第1アルミ−第2アルミ間コ
ンタクトから,第2アルミがセル上を上下に走ってお
り,入出力信号はセルの上下どちらからでも取り出せる
ようになっている。
【0019】この段階における自動配置配線システム1
は,回路図データとレイアウトセルデータをもとに,レ
イアウトセルを自動配置,また,セル間の配線を自動的
に行うが,配線する際,図4に示すようにセルデータに
は,1つの信号に対して2つの接点,例えば,1NO
(A),1NO(B)があるため,どちらか一方を接続
できるようになっている。
【0020】次に,セル・ネット検出システム2の内容
について説明する。このセル・ネット検出システムで
は,自動配置配線後のセルの接続情報から配線が2つの
接点のうち,どちらか一方を接続しているかを検出す
る。
【0021】その結果,自動配置配線を行ったセルそれ
ぞれについて,どちらの接点を接続しているかというセ
ル・ネット接続情報を出力する。その例を図5に示す。
図5は,それぞれの素子の入出力ピンに対応する接点を
示している。
【0022】次に,不要アルミ削除システム3について
説明する。図6は図3に示した2NAND素子のレイア
ウトにおいて,第2アルミ配線だけを取り出して載せた
図である。図3,図5,及び図6からわかるように第2
アルミ配線を2種類登録し,各入出力ピンのA側接点か
ら第1アルミ−第2アルミ間コンタクトまでの第2アル
ミ配線をA側接点第2アルミ,B側接点から第1アルミ
−第2アルミ間コンタクトまでの第2アルミ配線をB側
接点第2アルミとする。以上の第2アルミ配線をレイア
ウトセルに反映する。
【0023】続いて,セル・ネット検出システム2から
出力されるセル・ネット接続情報よりレイアウトセル上
の不必要な第2アルミ配線を選択し,それを削除する。
例えば,図5より素子名NR2の2NANDの入力ピン
INOの接点をBとすると,図6での2NANDのレイ
アウトセル上のINOのアルミ配線のうちA側接点第2
アルミを削除する。
【0024】このように,不必要な第2アルミを削除す
ることで,配線容量が少なくなり,高速動作がしやすく
なる。例えば,図6で,入力ピンINOのA側接点第2
アルミが削除されると0.025pF少なくなり,それ
が数個合わさると,0.1pF以上の容量がカットさ
れ,スピードとして2n秒程度,動作が高速になり,ク
リティカルネットでは,著しく効果が現われる。 (第2の実施例)既に述べた第1の実施例では,レイア
ウトセル上の第2アルミが上下に走っているが,本発明
の第2の実施例では,上下に限らずセルの4方向に走る
ようになっており,自動配線での自由度が高くなってい
る。
【0025】その代わり,第1の例でのビルディングブ
ロック方式でレイアウトが横に自動配置されるのに対
し,本例では,マクロセルのような大きなセルがチップ
上で自動配置配線される。
【0026】第2の実施例で使用されるマクロセルのレ
イアウトデータを図7に示す。但し,図7ではアルミ配
線と信号名だけを明記する。図7に示すように,各入出
力ピンは4つの接点(A側,B側,C側,D側)を持っ
ている。
【0027】本発明の第2の実施例では,自動配置配線
システム1で4つのうちどれかを接続し,セル・ネット
検出システム2でどの接点を接続しているかを検出す
る。さらに,不要アルミ削除システム3で,接続されて
ない側のアルミ配線を削除する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
自動配置配線後のデータより,不必要なアルミ配線を自
動的に削除して,これにより配線容量を少なくでき,人
出によるミスの発生や工数の増大をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動レイアウトシス
テムのブロックダイヤグラムである。
【図2】本発明の第1実施例に係る2入力NAND素子
のゲートの説明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る2入力NAND素子
のレイアウトセルを説明した図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る2入力NAND素子
のセルデータを示した図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るセル・ネット接続情
報の一例を示した図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る2NAND素子のレ
イアウトにおいて,第2アルミ配線だけを載せた図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例に係るマクロセルのレイア
ウトデータを説明した図である。
【図8】従来の高速動作が必要とされる自動レイアウト
システムを含んだブロックダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 自動配置配線システム 2 セル・ネット検出システム 3 不要アルミ削除システム 10 自動レイアウトシステム 11 レイアウトセル 12 回路図ファイル 13 自動配置配線 14 配線容量 15 レイアウトデータ 20 ディレイシミュレーションシステム 21 テクノロジーファイル 22 ディレイシミュレーション 23 結果

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICの回路図を収容した回路図ファイル
    と,前記回路図を構成しているゲートに対応するレイア
    ウトセルより自動配置配線を行う自動配置配線システム
    と,配置配線後の結果よりレイアウトセルと配線の接続
    部を検出するセル・ネット検出システムと,このセル・
    ネット検出システムの検出結果よりレイアウト上の配線
    において不必要なセル上の配線を削除する不要アルミ削
    除システムを有することを特徴とする自動レイアウトシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動レイアウトシステム
    において,前記セルネット検出システムが,前記自動配
    置配線のセルの接続情報から配線が4つの接点のうち,
    どちらか一方を接続しているかを検出するものであるこ
    とを特徴とする自動レイアウトシステム。
JP4225998A 1992-08-25 1992-08-25 自動レイアウトシステム Expired - Lifetime JP2862039B2 (ja)

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