JPH05181934A - 半導体装置のレイアウトデータ検証方法 - Google Patents

半導体装置のレイアウトデータ検証方法

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JPH05181934A
JPH05181934A JP3325982A JP32598291A JPH05181934A JP H05181934 A JPH05181934 A JP H05181934A JP 3325982 A JP3325982 A JP 3325982A JP 32598291 A JP32598291 A JP 32598291A JP H05181934 A JPH05181934 A JP H05181934A
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JP
Japan
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data
lower layer
design
graphic data
drc
Prior art date
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Withdrawn
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JP3325982A
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English (en)
Inventor
Akito Yamada
章人 山田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】LSIのレイアウトデータのデザインルールチ
ェック(DRC)に関し、デザインルールチェックの対
象となる全体のレイアウトデータ量を減少させて処理時
間を短縮することを目的とする。 【構成】DRCを行って設計基準に適合した同一階層の
下位階層図形データA0,B0に対し、各外形枠AF,
BFから設計基準値W0の幅を有するデータ抽出領域A
1,B1を設定する。そして、下位階層図形データA0
ではパターンデータ12はDRCの対象から除き、パタ
ーンデータ11を含むデータ抽出領域A1を下位階層図
形データA0の抽象化データとして抽出する。又、下位
階層図形データB0ではパターンデータ13をDRCの
対象から除き、パターンデータ14を含むデータ抽出領
域B1を下位階層図形データB0の抽象化データとして
抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置(LSI)の
レイアウトデータ検証に係り、詳しくはデザインルール
チェックに関する。
【0002】近年のLSIの高集積化に伴い、レイアウ
トデータ量も大きくなり、デザインルールチェックを行
うための計算機の処理時間も増大している。そのため、
計算機の処理能力を向上するとともに、チェックの対象
となるレイアウトデータ量を減少させる必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、一般にLSIにおけるレイアウト
データは階層構造をなす図形データにて設計されてい
る。このレイアウトデータのデザインルールチェック
(以下、単にDRCという)を行うには、階層構造をな
す図形データを半導体チップ上に展開して実レイアウト
データを作成し、実レイアウトデータの全てを対象にD
RCを行っている。
【0004】この際、対象のレイアウトデータの中で、
各下位階層図形データについて予め当該下位階層図形デ
ータ内でDRCを行って設計基準違反がない場合にはこ
の下位階層図形データをDRCの対象から除き、残った
データに基づいてDRCを行うことができる。
【0005】即ち、図5に示すように、下位階層図形デ
ータA0について見ると、パターンデータ11,12間
の間隔W1は設計基準値W0よりも大きいため、この下
位階層図形データA0は設計基準に適合した図形データ
としてDRCの対象から除かれる。又、下位階層図形デ
ータA0と同一階層の下位階層図形データB0について
見ると、パターンデータ13,14間の間隔W2は設計
基準値W0よりも大きいため、この下位階層図形データ
B0も設計基準に適合した図形データとしてDRCの対
象から除かれる。
【0006】そして、設計基準に適合した下位階層図形
データを除く方法としては、レイアウトデータを展開し
て作成した実レイアウトデータから当該下位階層図形デ
ータを削除する方法と、当該下位階層図形データをDR
Cの対象外とする方法とがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
ように、上位階層の図形データD0に各下位階層図形デ
ータA0,B0を展開したとき図形データA0のパター
ンデータ11と図形データB0のパターンデータ14と
の間の間隔W3が設計基準値W0未満で設計基準違反と
なる場合や、下位階層図形データA0の上位階層D0に
おいて例えば配線データC0等が加えられているとき、
図形データA0のパターンデータ12と、図形データD
0のパターンデータC0との間の間隔W4が設計基準値
W0未満で設計基準違反となる場合、また、下位階層デ
ータB0,E0を展開したとき、図形データB0のパタ
ーンデータ14と図形データE0のパターンデータ15
との間の間隔W5が設計基準値W0未満で設計基準違反
となる場合に、各下位階層図形データA0,B0,E0
がそれぞれその図形データで見たとき設計基準に適合す
るからといって単純にそれらをDRCの対象から除いて
しまうと、本来設計基準違反であると検出できる図形デ
ータを検出できなくなってしまう。
【0008】従って、従来では階層構造をなす図形デー
タを展開して作成した実レイアウトデータの全てを対象
データとしてDRCを行わなければならず、しかも半導
体装置の高集積化に伴ってレイアウトデータ量も増大し
ているため、DRCを行うための計算機の処理時間が増
大するという問題がある。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、下位階層図形データにおいてデザイ
ンルールチェックの対象となるデータを減少させること
により、デザインルールチェックの対象となる全体のレ
イアウトデータ量を減少させてデザインルールチェック
の処理時間を短縮することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、各下位階層図形データについて当該下位階層
図形データ内でデザインルールチェックを行って設計基
準に適合する下位階層図形データを作成する。
【0011】次に、任意の階層における設計基準に適合
した下位階層図形データ毎にその外形枠から内側方向に
当該下位階層図形データについて予め定められた設計基
準値の幅を有するデータ抽出領域を設定するとともに、
当該下位階層図形データにおける図形データのうち、そ
のデータ抽出領域に少なくとも一部が含まれる図形デー
タのみを抽出して抽象化データを作成する。
【0012】そして、階層構造をなす図形データを半導
体チップ上に展開した実レイアウトデータにおいて各抽
象化データに対応する下位階層図形データを当該抽象化
データと入換えることによりチェック対象データを作成
し、この作成したチェック対象データに基づいてデザイ
ンルールチェックを行う。
【0013】
【作用】各抽象化データは各下位階層図形データの外形
枠から内側方向に予め定められた設計基準値の幅で設定
したデータ抽出領域に少なくとも一部が含まれる図形デ
ータしか持たないため、チェック対象データのデータ量
は実レイアウトデータのデータ量に比べて小さくなり、
デザインルールチェックの処理時間は1チップ分すべて
の実レイアウトデータを対象データとする場合に比べて
短縮される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図1は一実施例のデザインルー
ルチェック(以下、単にDRCという)処理を示す流れ
図である。階層図形データファイル1にはCAD装置等
のLSI設計支援装置(図示略)により階層構造をなす
図形データで設計された半導体装置のレイアウトデータ
のうち、図4に示す各下位階層図形データA0,B0,
E0のように既に当該下位階層図形データ内でDRCが
行なわれて設計基準に適合する多数の下位階層図形デー
タが登録されている。即ち、下位階層図形データA0の
パターンデータ11,12間の間隔W1は設計基準値W
0よりも大きいため、下位階層図形データA0は設計基
準に適合する下位階層図形データとして登録されてい
る。又、下位階層図形データB0のパターンデータ1
3,14間の間隔W2は設計基準値W0よりも大きいた
め、下位階層図形データB0は設計基準に適合する下位
階層図形データとして登録されている。
【0015】実レイアウトデータファイル4には前記階
層図形データファイル1に登録された下位階層図形デー
タA0,B0,E0等の下位階層図形データ、及びLS
I設計支援装置等によりレイアウトされた配線データC
0等の図形データを半導体チップ上に展開した図4に示
すような実レイアウトデータD0が登録されている。図
2はこの実レイアウトデータD0の階層構造を示してお
り、実レイアウトデータD0の下位階層に図形データA
0,B0,E0が存在している。
【0016】図4に示すように、DRC処理8では下位
階層データE0,B0の重なりがある場合は、重なった
領域から外側方向に定められた設計基準値の幅W0で設
定した領域E1について予めDRC処理を行っておく。
また、上位階層D0で下位階層データA0上を少なくと
も一部が含まれる配線データC0が展開してある場合
は、配線データC0の外側方向に定められた設計基準値
の幅W0で設定した領域C1について予めDRC処理を
行っておく。
【0017】抽出処理2では階層図形データファイル1
に登録された設計基準に適合した下位階層図形データ毎
にその外形枠から内側方向に当該下位階層図形データに
ついて予め定められた設計基準値の幅を有するデータ抽
出領域を設定する。そして、当該下位階層図形データに
おける図形データのうち、そのデータ抽出領域に少なく
とも一部が含まれる、即ち、データ抽出領域に接触する
か、内包されるか、又は跨がるパターンデータのみを抽
出し、その抽出したパターンデータを当該下位階層図形
データの抽象化データとし、それらを抽象化データファ
イル3に登録する。尚、抽象化データファイル3への抽
象化データの登録は、前記階層図形データファイル1に
登録された下位階層図形データA0,B0,E0等の下
位階層図形データに基づく展開処理が完了するまでの間
に行われる。
【0018】従って、例えば、図4に示すように同一階
層の下位階層図形データA0,B0では各外形枠AF,
BFから内側方向へ設計基準値W0の幅を有するデータ
抽出領域A1,B1が設定される。そして、下位階層図
形データA0ではパターンデータ11を含むデータ抽出
領域A1が下位階層図形データA0の抽象化データとし
て抽出されて抽象化データファイル3に登録され、パタ
ーンデータ12はDRCの対象から除かれる。又、下位
階層図形データB0ではパターンデータ14を含むデー
タ抽出領域B1が下位階層図形データB0の抽象化デー
タとして抽出されて抽象化データファイル3に登録さ
れ、パターンデータ13はDRCの対象から除かれる。
【0019】そして、データ入換え処理5では実レイア
ウトデータファイル4に登録された実レイアウトデータ
D0のうち、抽象化データファイル3に登録された各抽
象化データと同一の名前を持つ下位階層図形データを当
該抽象化データと入換えることによりチェック対象デー
タを作成し、それらをチェック対象データファイル6に
登録する。
【0020】従って、チェック対象データファイル6に
登録されている実レイアウトデータD1は、パターンデ
ータ11を含むデータ抽出領域A1、パターンデータ1
4を含むデータ抽出領域B1等を配置したものとなる。
図3はこの実レイアウトデータD1の階層構造を示して
おり、実レイアウトデータD1の下位階層に図形データ
A1,B1が存在している。
【0021】そして、DRC処理7はこのチェック対象
データファイル6に登録されている実レイアウトデータ
D1の全てのデータに基づいて行われる。このように、
本実施例では既にDRCを行って設計基準に適合する下
位階層図形データA0,B0に対して設計基準値W0の
幅を有するデータ抽出領域A1,B1を設定し、そのデ
ータ抽出領域A1,B1に少なくとも一部が含まれるパ
ターンデータ11,14を抽象化データとして取り出
し、それ以外のパターンデータ12,13をDRCの対
象から除くようにしたので、DRCの対象となるチェッ
ク対象データ量を減少させることができ、DRCの処理
時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
デザインルールチェックの対象となる全体のレイアウト
データ量を減少させることができ、デザインルールチェ
ックの処理時間を短縮することができる優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のデザインルールチェック処理を示す
流れ図である。
【図2】実レイアウトデータの階層構造を示す図であ
る。
【図3】チェック対象データの階層構造を示す図であ
る。
【図4】作用を示すレイアウト図である。
【図5】従来の作用を示すレイアウト図である。
【符号の説明】
1 階層図形データファイル 3 抽象化データファイル 4 実レイアウトデータファイル 6 チェック対象データファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造をなす図形データで設計された
    半導体装置のレイアウトデータのデザインルールチェッ
    クを行うに際し、 各下位階層図形データについて当該下位階層図形データ
    内でデザインルールチェックを行って設計基準に適合す
    る下位階層図形データを作成し、 任意の階層における設計基準に適合した下位階層図形デ
    ータ毎にその外形枠から内側方向に当該下位階層図形デ
    ータについて予め定められた設計基準値の幅を有するデ
    ータ抽出領域を設定するとともに、当該下位階層図形デ
    ータにおける図形データのうち、そのデータ抽出領域に
    少なくとも一部が含まれる図形データのみを抽出して抽
    象化データを作成し、 階層構造をなす図形データを半導体チップ上に展開した
    実レイアウトデータにおいて各抽象化データに対応する
    下位階層図形データを当該抽象化データと入換えること
    によりチェック対象データを作成し、この作成したチェ
    ック対象データに基づいてデザインルールチェックを行
    うようにしたことを特徴とする半導体装置のレイアウト
    データ検証方法。
JP3325982A 1991-12-10 1991-12-10 半導体装置のレイアウトデータ検証方法 Withdrawn JPH05181934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502259A (ja) * 2000-07-03 2004-01-22 カデンス デザイン システムズ, インコーポレイテッド 階層型金属末端、包囲、および曝露をチェックする方法およびシステム
JP2011203906A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Fujitsu Ltd レイアウト設計装置、レイアウト設計方法、及びレイアウト設計プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004502259A (ja) * 2000-07-03 2004-01-22 カデンス デザイン システムズ, インコーポレイテッド 階層型金属末端、包囲、および曝露をチェックする方法およびシステム
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Effective date: 19990311