JP2859501B2 - 工事設計支援システム - Google Patents
工事設計支援システムInfo
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Description
を示す図面の管理を行うとともに、その設備の追加や削
除などの修正を計算機上で行って図面化する工事設計支
援システムにに関するものである。
巻第3号の第19〜25頁に掲載された論文「配電工事
設計支援システム」に示された、従来の工事設計支援シ
ステムを示すシステム構成図である。図において、1は
既存の図面および設備状態をデータ化した図面データお
よび設備状態データが格納されているマスタファイルで
ある。2は既存の設備状態に修正を加えるための工事に
ついての工事情報が格納される工事情報ファイルであ
り、この工事情報は工事件名や工事領域などがデータ化
されたものである。3はマスタファイル1より既存の図
面データおよび設備状態データの一部を工事件名単位で
切り出してコピーした設計図情報が格納される設計図情
報ファイルである。
への登録や、既に登録されている工事情報の訂正をマン
マシンで行う工事情報登録訂正部であり、5はこの工事
情報を用いて工事件名対応で工事領域の指定をマンマシ
ンによって行い、それに対応するマスタファイル1内の
既存の図面データおよび設備状態データを切り出して初
期の設計図情報とし、設計図情報ファイル3に格納する
切り出し部である。6はこの初期の設計図情報に対する
設備の追加・削除をマンマシンにて行う設計図修正部で
あり、7はこの設計図修正部6によって設備の修正が行
われた設計図情報の修正内容を、マスタファイル1内の
既存の図面データおよび設備状態データに反映させるた
めの竣工処理を実行する竣工部である。
名「A」と工事件名「B」に関する初期の設計図情報フ
ァイル3の作成について説明する。まず、工事情報登録
訂正部4を用いてマンマシンにより工事件名「A」をデ
ータ化し、それを工事情報ファイル2に格納しておく。
次に、切り出し部5によってこの工事「A」に相当する
領域をマンマシンで指定し、マスタファイル1より当該
領域相当の図面データおよび設備状態データを切り出し
て、当該工事件名「A」に関する初期の設計図情報を作
成する。工事「B」についても同様の処理を行うことに
よって工事件名「B」に関する初期の設計図情報が生成
される。これら初期の設計図情報はそれぞれ設計図情報
ファイル3に一旦格納される。
ル1と工事件名「A」の設計図情報3および工事件名
「B」の設計図情報の対応を示す図10であり、また、
図11は工事「A」および「B」に対する地図上の領域
を示す説明図、図12はそれらに対応した設備の配置を
示した管理図の一例を示す説明図、図13および図14
は工事件名「A」あるいは工事件名「B」に関する初期
の設計図を示す説明図である。これら図10〜図13
中、10は工事「A」の領域、11は工事「B」の領域
を示し、12は既存のマンホール、13は既存の管路を
示している。
のようにして設計図情報ファイル3に格納された工事件
名「A」の初期の設計図情報、即ち、図13に示した初
期の設計図に対して、設備の追加・削除等を行うことに
よって実施する。ここで、この設備の追加・削除等は設
計図修正部6を用いてマンマシンで行われる。このよう
にして設備の追加・削除等の行われた設計図情報は、修
正された設計図情報として設計図情報ファイル3に再度
格納される。工事件名「B」に関する工事についても同
様の処理を行うことによって、修正された設計図情報が
設計図情報ファイル3に再格納される。この設計図情報
ファイル3に格納された修正後の設計図情報の修正内容
は、その後、竣工部7による竣工処理によってマスタフ
ァイル1内の図面データおよび設備状態データに反映さ
せられる。
ステムは以上のように構成されているので、初期の設計
図情報の作成はマスタファイル1のみから行われ、他の
工事に関連した設計図情報の内容を反映することは極め
て困難なものであり、また、その反映が可能である場合
であっても、当該工事の竣工処理を他の工事の竣工処理
が完了するより速い時期に行うと、工事「A」でマンホ
ールの追加を行い、工事「B」でそのマンホールの上に
配電塔の設備を設置するなどのように、他の工事内容と
設備の主従関係が存在する場合には、竣工結果が矛盾し
た内容となってしまうなどの問題点があった。
題点を解消するためになされたもので、他の工事の設計
図情報の内容を当該工事の設計図情報に反映することが
可能な工事設計支援システムを得ることを目的とする。
当該工事の修正結果をマスタファイル内のデータに矛盾
なく反映できる工事設計支援システムを得ることを目的
とする。
係る工事設計支援システムは、工事情報に先行関連工事
件名のデータを付加するとともに、先行関連工事に関す
る設計図情報も切り出して、その先行関連工事における
修正内容を当該工事の設計図情報に反映させる機能を切
り出し部に持たせたものである。
計支援システムは、工事情報にさらに工事状態のデータ
を付加し、先行関連工事の全てで竣工処理が完了してい
ることを確認した上で、当該工事に関する竣工処理の実
行を開始する機能を竣工部に持たせたものである。
当該工事の設計図情報の切り出しとともに、工事情報に
付加された先行関連工事件名のデータを用いて先行関連
工事に関する設計図情報も切り出し、当該工事の設計図
情報にその先行関連工事における修正内容を反映させる
ことにより、他の工事の設計図情報の内容を当該工事の
設計図情報に反映可能な工事設計支援システムを実現す
る。
部は、工事情報に付加された工事状態のデータを用いて
先行関連工事の工事状態を識別し、全ての先行関連工事
で竣工処理が完了していることを確認した上で当該工事
に関する竣工処理を実行することにより、当該工事の修
正結果をマスタファイル内のデータに矛盾なく反映でき
る工事設計支援システムを実現する。
において、1はマスタファイル、2は工事情報ファイ
ル、3は設計図情報ファイル、4は工事情報登録訂正
部、5は切り出し部、6は設計図修正部、7は竣工部で
あり、図9に同一符号を付した従来のそれらと同一部分
であるため詳細な説明は省略する。ただし、切り出し部
5は、工事情報ファイル2に格納される工事情報に付加
された先行関連工事件名のデータに基づいて、マスタフ
ァイル1に格納された図面データ中の、その先行関連工
事に関する部分も切り出して、この先行関連工事におけ
る修正内容を当該工事に関する設計図情報に反映させる
機能を有する点で、従来のものとは異なっている。ま
た、8はこの切り出し部5が処理の過程で暫定設計図情
報のストアに使用する暫定設計図情報ファイルである。
は切り出し部5における切り出し処理を示すフローチャ
ートであり、図3はその切り出し処理における情報の流
れを示す補足説明図である。なお、基本的な動作は従来
の場合と同様であるため、切り出し部5における切り出
し処理を中心に説明する。その際、当該工事である工事
「B」に関連する工事として、先MH−Cマンホールを
追加する工事「A」がそれに先行して実施され、この工
事件名「A」の設計図情報が図4に示す状態であり、そ
の内容を工事「B」に取り込んだ、図5に示す工事件名
「B」に関する設計図情報を切り出す場合を例に説明す
る。この場合、この工事「B」に関する工事情報内の
「先行関連工事」の欄には、図6に示すようにこの工事
「B」に対する先行関連工事である工事「A」の工事件
名があらかじめ設定されているものとする。なお、この
工事件名の設定は工事情報登録訂正部4よりマンマシン
にて行われる。
「B」で指定された工事領域の図面データおよび設備状
態データをマスタファイル1より読み出して暫定設計図
情報ファイル8にコピーする(ステップST1)。次
に、工事情報ファイル2よりこの工事「B」に関する工
事情報を読み込み、当該工事「B」に先行して実施され
る関連工事の工事件名を入手する。この場合には、工事
「A」の工事件名が入手できるため、その工事件名
「A」の工事情報中の「工事領域」の欄に指定された工
事「A」の領域に相当する部分の図面データおよび設備
状態データをマスタファイル1より暫定設計図情報ファ
イル8に追加コピーする(ステップST2)。その後、
暫定設計図情報ファイル8にコピーされた工事件名
「B」の暫定設計図情報中に、工事「A」の設計図情報
の追加・削除内容を反映させ(ステップST3)、最後
に、この暫定設計図情報ファイル8中の工事「B」に相
当する領域のみを設計図情報ファイル3に描出コピーし
て、それを工事件名「B」の初期の設計図情報とする
(ステップST4)。
れた工事情報中に先行関連工事の情報を付加した場合に
ついて説明したが、図7に示すように、切り出し済み、
竣工済みの区分で工事状態を示す情報をさらに付加し、
それを竣工処理の実行時に利用する。この場合、システ
ム構成は図1に示した実施例1の場合と同様であるが、
竣工部7が、この工事情報に付加された工事状態のデー
タに基づいて先行関連工事の工事状態を判別し、先行関
連工事の全てにおいて竣工処理が完了している場合にの
み、当該工事に関する竣工処理を実施する機能を有する
点で実施例1のものとは異なっている。
はその竣工部7の処理の流れを示すフローチャートであ
る。竣工部7はまず、工事情報ファイル2より当該工
事、即ち工事「B」の工事情報を読み出し、その「先行
関連情報」の欄に先行して実施される関連工事があるか
否かを判定する(ステップST5)。この場合のように
先行関連工事として工事「A」があれば、その先行関連
工事に関する工事情報の「工事状態」の欄を参照し、そ
の工事の竣工処理が完了しているか否かの判定を行う
(ステップST6)。判定の結果、先行して実施される
全ての関連工事においてその竣工処理が完了していれ
ば、工事「B」の竣工処理を実施して一連の処理を終了
する(ステップST7)。一方、先行関連工事中の1つ
にでも未竣工のものがある場合には、ステップST7に
よる当該工事の竣工処理を行わずにそのまま一連の処理
を終了する。また、ステップST5による判定の結果、
先行関連工事がなければ直接ステップST7に進んで当
該工事の竣工処理を実施する。
よれば、当該工事の工事情報に付加された先行関連工事
件名のデータを用いて、先行関連工事に関する設計図情
報の切り出しも行い、その内容を当該工事の設計図情報
に反映させるように構成したので、他の工事の設計図情
報の内容を反映して当該工事の設計図情報に取り込むこ
とができる工事設計支援システムが得られる効果があ
る。
行関連工事の全てにおいて竣工処理が完了していること
を、工事情報に新たに付加された工事状態のデータにて
確認した上で、当該工事の竣工処理を実行するように構
成したので、他の工事と当該工事との間に主従関係が存
在するような場合でも、修正結果をマスタファイル内の
データに矛盾なく反映することが可能となる効果があ
る。
ムを示すシステム構成図である。
を示すフローチャートである。
足説明図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
る。
明図である。
チャートである。
成図である。
の対応を示す説明図である。
図である。
理図の一例を示す説明図である。
説明図である。
す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 既存の図面および設備状態をデータ化し
た図面データおよび設備状態データを格納したマスタフ
ァイルと、前記既存の設備状態に修正を加えるために工
事件名、工事領域などをデータ化した工事情報を用い
て、前記マスタファイルに格納された既存の図面データ
および設備状態データの一部を設計図情報として切り出
す切り出し部と、切り出された前記設計図情報に対して
修正を行うための設計図修正部と、前記設計図修正部に
て前記設計図情報に施された修正の内容を前記マスタフ
ァイル内の既存の図面データおよび設備状態データに反
映させる竣工処理を行う竣工部とを備えた工事設計支援
システムにおいて、前記工事情報に先行関連工事件名の
データを付加し、前記切り出し部に、該当部分を切り出
すとともに、前記先行関連工事件名に基づいて関連した
先行工事に関する部分の切り出しも行い、切り出した該
当部分の設計図情報に前記関連する先行工事における修
正内容を反映させる機能を持たせたことを特徴とする工
事設計支援システム。 - 【請求項2】 前記工事情報に工事状態のデータをさら
に付加し、前記竣工部に、前記関連する先行工事の全て
において竣工処理が完了していることを確認して、当該
工事に関する前記竣工処理を実施する機能を持たせたこ
とを特徴とする請求項1記載の工事設計支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4315538A JP2859501B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 工事設計支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4315538A JP2859501B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 工事設計支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06149917A JPH06149917A (ja) | 1994-05-31 |
JP2859501B2 true JP2859501B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=18066550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4315538A Expired - Lifetime JP2859501B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 工事設計支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020005894A (ko) * | 2000-07-10 | 2002-01-18 | 정민호 | 통신망을 이용한 건물 설계도 판매 시스템 및 방법 |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP4315538A patent/JP2859501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06149917A (ja) | 1994-05-31 |
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