JPH08147333A - 図面作成システム - Google Patents
図面作成システムInfo
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- JPH08147333A JPH08147333A JP6284940A JP28494094A JPH08147333A JP H08147333 A JPH08147333 A JP H08147333A JP 6284940 A JP6284940 A JP 6284940A JP 28494094 A JP28494094 A JP 28494094A JP H08147333 A JPH08147333 A JP H08147333A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 図面の属性(承認済、変更中、設計中、廃図
など)に従って自動的に版数の更新を行なう。 【構成】 図面作成システムにおいて、図面データの作
成段階ごとに属性ステータスを設定し、属性ステータス
及び図面データの版数を登録する図面属性データベース
を設け、図面データの変更を指示することにより新図面
データを生成し、元の図面データと新図面データとのい
ずれか一方を旧版の図面データとし、他方の図面データ
を新版の図面データとし、旧版の図面データ及び新版の
図面データのそれぞれの属性ステータス及び版数を該当
する属性ステータス及び版数とし図面属性データベース
に登録し、新版の図面データの属性ステータスの変更に
伴い旧版の図面データの保存領域を変更し、旧版の図面
データの属性ステータスを変更すること。
など)に従って自動的に版数の更新を行なう。 【構成】 図面作成システムにおいて、図面データの作
成段階ごとに属性ステータスを設定し、属性ステータス
及び図面データの版数を登録する図面属性データベース
を設け、図面データの変更を指示することにより新図面
データを生成し、元の図面データと新図面データとのい
ずれか一方を旧版の図面データとし、他方の図面データ
を新版の図面データとし、旧版の図面データ及び新版の
図面データのそれぞれの属性ステータス及び版数を該当
する属性ステータス及び版数とし図面属性データベース
に登録し、新版の図面データの属性ステータスの変更に
伴い旧版の図面データの保存領域を変更し、旧版の図面
データの属性ステータスを変更すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータおよび
その周辺機器によって運営される図面作成システムに関
するものである。
その周辺機器によって運営される図面作成システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭62−1073
号公報に示されるように、入力された図面データに基づ
いて図面を作成するとともに、その図面の版数を登録す
る機能を備えて、図面の版数管理をも行なうことのでき
る図面作成システムがある。
号公報に示されるように、入力された図面データに基づ
いて図面を作成するとともに、その図面の版数を登録す
る機能を備えて、図面の版数管理をも行なうことのでき
る図面作成システムがある。
【0003】図面には、1版、2版というように、図面
ごとに版数がつけられるが、このシステムによれば、図
面だけでなくその版数も登録することができる。
ごとに版数がつけられるが、このシステムによれば、図
面だけでなくその版数も登録することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、旧版の図面
の図面データは、日常の業務において読み書きされる頻
度が非常に少ない。
の図面データは、日常の業務において読み書きされる頻
度が非常に少ない。
【0005】しかし、上記のようなシステムでは、新版
の図面の図面データは旧版の図面の図面データと近い保
存領域に保存される。また、保存領域を分類して、作成
中の図面データと完成の承認を受けている図面データと
をそれぞれ異なる分類の保存領域に保存することとする
と、旧版の図面の図面データを保存する保存領域には、
旧版の図面の図面データと更にその前の旧版の図面の図
面データとが混在して保存される。これらの場合に、図
面データの格納場所の整理、配置替えをするときには、
設計者が新版、旧版の図面の図面データの配置と配置替
えの手順を考えながらおこなうことになり、作業工数が
多くかかっていた。
の図面の図面データは旧版の図面の図面データと近い保
存領域に保存される。また、保存領域を分類して、作成
中の図面データと完成の承認を受けている図面データと
をそれぞれ異なる分類の保存領域に保存することとする
と、旧版の図面の図面データを保存する保存領域には、
旧版の図面の図面データと更にその前の旧版の図面の図
面データとが混在して保存される。これらの場合に、図
面データの格納場所の整理、配置替えをするときには、
設計者が新版、旧版の図面の図面データの配置と配置替
えの手順を考えながらおこなうことになり、作業工数が
多くかかっていた。
【0006】この発明は、上記の実情を考え合わせてな
されたもので、図面の属性(承認済、変更中、設計中、
廃図など)に従って自動的に版数の更新を行なうことの
できる図面作成システムを提供することを目的とするも
のである。
されたもので、図面の属性(承認済、変更中、設計中、
廃図など)に従って自動的に版数の更新を行なうことの
できる図面作成システムを提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、入力された図面データに基
づいて図面を作成する機能を備えた図面作成システムに
おいて、前記図面データの作成段階ごとに属性ステータ
スを設定し、この属性ステータスおよび前記図面データ
の版数を登録する図面属性データベースを設け、前記図
面データの変更を指示することによって新たな図面デー
タを生成し、元の図面データと新たな図面データとのい
ずれか一方を旧版の図面データとし、他方の図面データ
を新版の図面データとするとともに、旧版の図面データ
および新版の図面データのそれぞれの属性ステータスお
よび版数を該当する属性ステータスおよび版数として図
面属性データベースに登録し、新版の図面データの属性
ステータスの変更にともなって旧版の図面データの保存
領域を変更するとともに、旧版の図面データの属性ステ
ータスを変更することを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、入力された図面データに基
づいて図面を作成する機能を備えた図面作成システムに
おいて、前記図面データの作成段階ごとに属性ステータ
スを設定し、この属性ステータスおよび前記図面データ
の版数を登録する図面属性データベースを設け、前記図
面データの変更を指示することによって新たな図面デー
タを生成し、元の図面データと新たな図面データとのい
ずれか一方を旧版の図面データとし、他方の図面データ
を新版の図面データとするとともに、旧版の図面データ
および新版の図面データのそれぞれの属性ステータスお
よび版数を該当する属性ステータスおよび版数として図
面属性データベースに登録し、新版の図面データの属性
ステータスの変更にともなって旧版の図面データの保存
領域を変更するとともに、旧版の図面データの属性ステ
ータスを変更することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、図面データ
の保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに分類する
分類部と、属性ステータスの種類の変更にともなって図
面データを該当する保存領域に移動させる移動部とを備
えていることを特徴としている。
の保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに分類する
分類部と、属性ステータスの種類の変更にともなって図
面データを該当する保存領域に移動させる移動部とを備
えていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記図面データ
の作成段階ごとに属性ステータスが設定される。この属
性ステータスおよび前記図面データの版数を登録する図
面属性データベースが設けられ、前記図面データの変更
を指示することによって新たな図面データが生成され、
元の図面データと新たな図面データとのいずれか一方が
旧版の図面データとされ、他方の図面データが新版の図
面データとされる。それとともに、旧版の図面データお
よび新版の図面データのそれぞれの属性ステータスおよ
び版数が該当する属性ステータスおよび版数として図面
属性データベースに登録され、新版の図面データの属性
ステータスの変更にともなって旧版の図面データの保存
領域が変更されるとともに、旧版の図面データの属性ス
テータスが変更される。
の作成段階ごとに属性ステータスが設定される。この属
性ステータスおよび前記図面データの版数を登録する図
面属性データベースが設けられ、前記図面データの変更
を指示することによって新たな図面データが生成され、
元の図面データと新たな図面データとのいずれか一方が
旧版の図面データとされ、他方の図面データが新版の図
面データとされる。それとともに、旧版の図面データお
よび新版の図面データのそれぞれの属性ステータスおよ
び版数が該当する属性ステータスおよび版数として図面
属性データベースに登録され、新版の図面データの属性
ステータスの変更にともなって旧版の図面データの保存
領域が変更されるとともに、旧版の図面データの属性ス
テータスが変更される。
【0010】そして、請求項2記載の発明によれば、図
面データの保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに
分類する分類部と、属性ステータスの種類の変更にとも
なって図面データを該当する保存領域に移動させる移動
部とが設けられているので、前記図面データの入力時に
前記属性ステータスを指定することによって前記図面デ
ータがその属性ステータスに応じた保存領域に保存され
る。
面データの保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに
分類する分類部と、属性ステータスの種類の変更にとも
なって図面データを該当する保存領域に移動させる移動
部とが設けられているので、前記図面データの入力時に
前記属性ステータスを指定することによって前記図面デ
ータがその属性ステータスに応じた保存領域に保存され
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る図面作成システムの実
施例を、図面にもとづいて説明する。
施例を、図面にもとづいて説明する。
【0012】まず、この実施例で用いる用語を定義して
おく。
おく。
【0013】「図面データ」とは、図面として描画され
た情報をいう。すなわち、図面は、属性データと図面の
実体である図面データとからなり、図面番号および版数
とから特定される。したがって、属性データなどに対し
て「図面」と「図面データ」とは同じ意味になり、「図
面の属性データ」と「図面データの属性データ」とは同
じ意味内容となる。
た情報をいう。すなわち、図面は、属性データと図面の
実体である図面データとからなり、図面番号および版数
とから特定される。したがって、属性データなどに対し
て「図面」と「図面データ」とは同じ意味になり、「図
面の属性データ」と「図面データの属性データ」とは同
じ意味内容となる。
【0014】「承認」とは、書換え可能な設計中状態に
あった図面データを書換え禁止の承認済状態にするこ
と、または、新しい図面データの作成を認め、書換え可
能な設計中状態の図面データを生成することをいう。
あった図面データを書換え禁止の承認済状態にするこ
と、または、新しい図面データの作成を認め、書換え可
能な設計中状態の図面データを生成することをいう。
【0015】「WiD」とは、業務名称、設計チーム
名、担当者、発足日、締切日等の設計業務情報をいう。
名、担当者、発足日、締切日等の設計業務情報をいう。
【0016】「属性ステータス」とは、その図面の状態
を示すもので、承認済状態(F)、変更中状態(M)、
設計中状態(P)、廃図(D)の4種類がある。そし
て、この属性ステータスは、(1)PからF、(2)M
からD、(3)FからM、へと変更される。
を示すもので、承認済状態(F)、変更中状態(M)、
設計中状態(P)、廃図(D)の4種類がある。そし
て、この属性ステータスは、(1)PからF、(2)M
からD、(3)FからM、へと変更される。
【0017】つぎに、この発明に係る図面作成システム
の構成を図2にもとづいて説明する。
の構成を図2にもとづいて説明する。
【0018】図面作成システム1は、中央演算処理装置
2、表示装置3、入力装置4および外部記憶装置5を備
えている。
2、表示装置3、入力装置4および外部記憶装置5を備
えている。
【0019】中央演算処理装置2は、内部記憶装置6を
備え、読み込んだり入力されたプログラムやデータを処
理する。たとえば、図面編集プログラムと図面データと
を内部記憶装置6に展開し、表示装置3をCAD画面と
して用いて、入力装置4から入力された情報にもとづい
て図面データを編集などする。
備え、読み込んだり入力されたプログラムやデータを処
理する。たとえば、図面編集プログラムと図面データと
を内部記憶装置6に展開し、表示装置3をCAD画面と
して用いて、入力装置4から入力された情報にもとづい
て図面データを編集などする。
【0020】外部記憶装置5は、図面データを保存する
図面データ保存部7と、図面データの保存領域、Wi
D、版数および属性ステータスなどの図面に付随する属
性データを登録する図面属性保存部8とを備えている。
これらにより、図面データベースおよび図面属性データ
ベースが構築されている。
図面データ保存部7と、図面データの保存領域、Wi
D、版数および属性ステータスなどの図面に付随する属
性データを登録する図面属性保存部8とを備えている。
これらにより、図面データベースおよび図面属性データ
ベースが構築されている。
【0021】図面データ保存部7は、保存領域が最新
(最新ファイル)と廃図(廃図ファイル)とに区画分け
されている。一つ一つの図面データは、中央演算処理装
置2に設けられた分類部9のデータ処理によって、その
図面の属性ステータスが、設計中状態(P)、承認済状
態(F)または変更中状態(M)の場合には、最新ファ
イルの一部分として保存または読み出され、廃図状態
(D)の場合には、廃図ファイルの一部分として保存ま
たは読み出されるようになっている。この移動は、分類
部9に接続されている移動部10が実行するものであ
る。
(最新ファイル)と廃図(廃図ファイル)とに区画分け
されている。一つ一つの図面データは、中央演算処理装
置2に設けられた分類部9のデータ処理によって、その
図面の属性ステータスが、設計中状態(P)、承認済状
態(F)または変更中状態(M)の場合には、最新ファ
イルの一部分として保存または読み出され、廃図状態
(D)の場合には、廃図ファイルの一部分として保存ま
たは読み出されるようになっている。この移動は、分類
部9に接続されている移動部10が実行するものであ
る。
【0022】このような構成の図面作成システムの処理
手順を図1にもとづいて説明する。
手順を図1にもとづいて説明する。
【0023】まず、システムを起動して、連続承認処理
(異なる複数の図面作成作業の続行)をキーインし、処
理対象の図面をエントリーする(ステップS1)。
(異なる複数の図面作成作業の続行)をキーインし、処
理対象の図面をエントリーする(ステップS1)。
【0024】異なる複数の図面作成作業がある場合に
は、引き続きキーインがされ、続行が終了すると、ステ
ップS1でキーインされた連続承認処理が開始される
(ステップS2)。
は、引き続きキーインがされ、続行が終了すると、ステ
ップS1でキーインされた連続承認処理が開始される
(ステップS2)。
【0025】システムでは、エントリーされた図面が認
識され、データとして得られる(ステップS3)。
識され、データとして得られる(ステップS3)。
【0026】得られたWiDには、図面データの作成段
階ごとに属性ステータスが設定され、例えば「承認済」
であれば、その属性ステータスが「設計中」から「承認
済」に変更される(ステップS4)。この設定された属
性ステータスは、図面データの版数とともに図面属性デ
ータベースに登録される。
階ごとに属性ステータスが設定され、例えば「承認済」
であれば、その属性ステータスが「設計中」から「承認
済」に変更される(ステップS4)。この設定された属
性ステータスは、図面データの版数とともに図面属性デ
ータベースに登録される。
【0027】図面データには、図面番号のほかに、一群
の設計業務に対して付されるWiDが属性として付与さ
れる。
の設計業務に対して付されるWiDが属性として付与さ
れる。
【0028】したがって、前記ステップS1におけるキ
ーインによって、処理対象となる図面データ群がエント
リーされることとなる。これは、一群の設計業務で扱わ
れる図面は多数ある場合がほとんどだからである。
ーインによって、処理対象となる図面データ群がエント
リーされることとなる。これは、一群の設計業務で扱わ
れる図面は多数ある場合がほとんどだからである。
【0029】各図面データは、その保存領域を属性ステ
ータスの種類ごとに分類する分類部にて分類され、その
属性ステータスごとに設けられた専用のファイル(保存
領域)に登録される。一方、そのWiDと関係のない属
性ステータスが入力されると、そのエラー内容がエラー
ファイルに出力される(ステップS5)。
ータスの種類ごとに分類する分類部にて分類され、その
属性ステータスごとに設けられた専用のファイル(保存
領域)に登録される。一方、そのWiDと関係のない属
性ステータスが入力されると、そのエラー内容がエラー
ファイルに出力される(ステップS5)。
【0030】設計者は、このエラー内容に基づいて連続
承認処理の続行の適否を判断し、いずれかの命令をす
る。
承認処理の続行の適否を判断し、いずれかの命令をす
る。
【0031】続行する命令をすると、他の残りの属性ス
テータスはまだあるかという問い合わせがなされる(ス
テップS6)。そして、他の残りの属性ステータスがあ
る場合には、ステップS4へもどって処理が続行され
る。また、他の残りの属性ステータスがない場合には、
エントリーされている次のWiDがあるかという問い合
わせがなされる(ステップS7)。
テータスはまだあるかという問い合わせがなされる(ス
テップS6)。そして、他の残りの属性ステータスがあ
る場合には、ステップS4へもどって処理が続行され
る。また、他の残りの属性ステータスがない場合には、
エントリーされている次のWiDがあるかという問い合
わせがなされる(ステップS7)。
【0032】そして、図面データを入力するときに指定
された属性ステータスの種類に変更があったときには、
属性ステータスの種類の変更にともなって図面データは
該当するファイルに移動部にて移動される。このとき、
その図面データにともなってその図面の版数も所定のフ
ァイルに新規に登録されるか、所定のファイルへ移動さ
れる。
された属性ステータスの種類に変更があったときには、
属性ステータスの種類の変更にともなって図面データは
該当するファイルに移動部にて移動される。このとき、
その図面データにともなってその図面の版数も所定のフ
ァイルに新規に登録されるか、所定のファイルへ移動さ
れる。
【0033】エントリーされている次のWiDがある場
合には、ステップS3へもどって処理が続行される。ま
た、次のWiDがエントリーされていない場合には、シ
ステムが終了する。
合には、ステップS3へもどって処理が続行される。ま
た、次のWiDがエントリーされていない場合には、シ
ステムが終了する。
【0034】ここで、図面データには、元のもの、新し
いもの、変更中から変更後となった新版および旧版のも
のがあるが、たとえば、新しいものを旧版として保存領
域をいわゆるバックアップ領域に生成し、元のものを新
版として編集対象とする場合がでてくる。このため、一
連の図面データのファイルとは異なる別個の専用ファイ
ルを設けておく必要がある。
いもの、変更中から変更後となった新版および旧版のも
のがあるが、たとえば、新しいものを旧版として保存領
域をいわゆるバックアップ領域に生成し、元のものを新
版として編集対象とする場合がでてくる。このため、一
連の図面データのファイルとは異なる別個の専用ファイ
ルを設けておく必要がある。
【0035】つぎに、上記処理手順の詳細を1つの図面
番号ABC001の図面を例にとって説明する。
番号ABC001の図面を例にとって説明する。
【0036】今現在、図面番号:ABC001、版数:
000、図面データ保存領域:最新ファイル、属性ステ
ータス:承認済状態(F)という属性で図面属性データ
ベースに登録されている図面ABC001−000があ
り、この図面の図面データは図面データベースの最新フ
ァイルに保存されており、この図面の仕様を変更するも
のとする。
000、図面データ保存領域:最新ファイル、属性ステ
ータス:承認済状態(F)という属性で図面属性データ
ベースに登録されている図面ABC001−000があ
り、この図面の図面データは図面データベースの最新フ
ァイルに保存されており、この図面の仕様を変更するも
のとする。
【0037】前述の連続承認処理により、図面ABC0
01−000の仕様変更の開始が承認されると、図面デ
ータベースおよび図面属性データベースにつぎのような
処理がなされる。図面データベースにおいては、図面A
BC001−000(旧版)の図面データの複製が新た
に生成され、版数が1繰り上がった図面ABC001−
001(新版)の図面データとして最新ファイルに保存
される。図面属性データベースにおいては、図面ABC
001−000の属性データの複製が新たに生成され、
版数が1繰り上がった図面ABC001−001の属性
データとして図面属性データベースに登録される。
01−000の仕様変更の開始が承認されると、図面デ
ータベースおよび図面属性データベースにつぎのような
処理がなされる。図面データベースにおいては、図面A
BC001−000(旧版)の図面データの複製が新た
に生成され、版数が1繰り上がった図面ABC001−
001(新版)の図面データとして最新ファイルに保存
される。図面属性データベースにおいては、図面ABC
001−000の属性データの複製が新たに生成され、
版数が1繰り上がった図面ABC001−001の属性
データとして図面属性データベースに登録される。
【0038】このとき、図面ABC001−000の図
面データは、旧版の図面データとされ、図面ABC00
1−000の属性データは、図面番号:ABC001、
版数:000、図面データ保存領域:最新ファイル、属
性ステータス:変更中状態(M:Fから変更されたも
の)として図面属性データベースに登録されるととも
に、図面ABC001−001の図面データは新版の図
面データとされ、図面ABC001−001の属性デー
タは、図面番号:ABC001、版数:001、図面デ
ータ保存領域:最新ファイル、属性ステータス:設計中
状態(P:Fから変更されたもの)として図面属性デー
タベースに登録される。
面データは、旧版の図面データとされ、図面ABC00
1−000の属性データは、図面番号:ABC001、
版数:000、図面データ保存領域:最新ファイル、属
性ステータス:変更中状態(M:Fから変更されたも
の)として図面属性データベースに登録されるととも
に、図面ABC001−001の図面データは新版の図
面データとされ、図面ABC001−001の属性デー
タは、図面番号:ABC001、版数:001、図面デ
ータ保存領域:最新ファイル、属性ステータス:設計中
状態(P:Fから変更されたもの)として図面属性デー
タベースに登録される。
【0039】つぎに、新版の図面ABC001−001
の修正をおこなう。すなわち、図面ABC001−00
1の図面属性および図面データを内部記憶装置に呼び出
して、所要の変更、修正を加える。なお、この作業の完
了時のほか、適宜、この設計中状態の新版の図面の図面
データを図面データベース(最新ファイル)に保存し直
し、属性データを図面属性データベースに登録し直す。
の修正をおこなう。すなわち、図面ABC001−00
1の図面属性および図面データを内部記憶装置に呼び出
して、所要の変更、修正を加える。なお、この作業の完
了時のほか、適宜、この設計中状態の新版の図面の図面
データを図面データベース(最新ファイル)に保存し直
し、属性データを図面属性データベースに登録し直す。
【0040】この作業が完了した後、内容の変更された
新版の図面ABC001−001に対して前述の連続承
認処理などにより、書換え禁止状態にする承認の指示を
入力する。これによって、新版の図面ABC001−0
01の属性データは図面番号:ABC001、版数:0
01、図面データ保存領域:最新ファイル、属性ステー
タス:承認済状態(F:Pから変更されたもの)として
図面属性データベースに登録される。
新版の図面ABC001−001に対して前述の連続承
認処理などにより、書換え禁止状態にする承認の指示を
入力する。これによって、新版の図面ABC001−0
01の属性データは図面番号:ABC001、版数:0
01、図面データ保存領域:最新ファイル、属性ステー
タス:承認済状態(F:Pから変更されたもの)として
図面属性データベースに登録される。
【0041】この新版の図面(図面データ)の属性ステ
ータスのPからFへの変更にともない、旧版の図面AB
C001−000の属性データは、図面番号:ABC0
01、版数:000、図面データ保存領域:廃図ファイ
ル、属性ステータス:廃図状態(D:Mから変更された
もの)として図面属性データベースに登録される。さら
に、移動部のおこなう処理によって、最新ファイルに保
存されていた旧版の図面ABC001−000の図面デ
ータは、図面データベースの廃図ファイルに複写される
とともに、最新ファイルの中から削除され、結果として
最新ファイルから廃図ファイルに移動される。
ータスのPからFへの変更にともない、旧版の図面AB
C001−000の属性データは、図面番号:ABC0
01、版数:000、図面データ保存領域:廃図ファイ
ル、属性ステータス:廃図状態(D:Mから変更された
もの)として図面属性データベースに登録される。さら
に、移動部のおこなう処理によって、最新ファイルに保
存されていた旧版の図面ABC001−000の図面デ
ータは、図面データベースの廃図ファイルに複写される
とともに、最新ファイルの中から削除され、結果として
最新ファイルから廃図ファイルに移動される。
【0042】このように、図面の属性(承認済、変更
中、設計中、廃図など)に従って自動的に版数の更新が
おこなわれ、複数の図面作成を短時間で承認処理するに
あたって、一つの図面作成の処理が終了するまで次の図
面作成の処理を待つ必要がなく、大きな時間短縮と自動
化を図ることができる。
中、設計中、廃図など)に従って自動的に版数の更新が
おこなわれ、複数の図面作成を短時間で承認処理するに
あたって、一つの図面作成の処理が終了するまで次の図
面作成の処理を待つ必要がなく、大きな時間短縮と自動
化を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、前記図面データの作成段階ごとに属性ス
テータスが設定される。この属性ステータスおよび前記
図面データの版数を登録する図面属性データベースが設
けられ、前記図面データの変更を指示することによって
新たな図面データが生成され、元の図面データと新たな
図面データとのいずれか一方が旧版の図面データとさ
れ、他方の図面データが新版の図面データとされる。そ
れとともに、旧版の図面データおよび新版の図面データ
のそれぞれの属性ステータスおよび版数が該当する属性
ステータスおよび版数として図面属性データベースに登
録され、新版の図面データの属性ステータスの変更にと
もなって旧版の図面データの保存領域が変更されるとと
もに、旧版の図面データの属性ステータスが変更され
る。
発明によれば、前記図面データの作成段階ごとに属性ス
テータスが設定される。この属性ステータスおよび前記
図面データの版数を登録する図面属性データベースが設
けられ、前記図面データの変更を指示することによって
新たな図面データが生成され、元の図面データと新たな
図面データとのいずれか一方が旧版の図面データとさ
れ、他方の図面データが新版の図面データとされる。そ
れとともに、旧版の図面データおよび新版の図面データ
のそれぞれの属性ステータスおよび版数が該当する属性
ステータスおよび版数として図面属性データベースに登
録され、新版の図面データの属性ステータスの変更にと
もなって旧版の図面データの保存領域が変更されるとと
もに、旧版の図面データの属性ステータスが変更され
る。
【0044】そして、請求項2記載の発明によれば、図
面データの保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに
分類する分類部と、属性ステータスの種類の変更にとも
なって図面データを該当する保存領域に移動させる移動
部とが設けられているので、前記図面データの入力時に
前記属性ステータスを指定することによって前記図面デ
ータおよび前記版数が所定の前記ファイルに新規登録ま
たは移動される。これらによって、図面の属性(承認
済、変更中、設計中、廃図など)に従って自動的に版数
の更新を行なうことができるという効果がある。
面データの保存領域を前記属性ステータスの種類ごとに
分類する分類部と、属性ステータスの種類の変更にとも
なって図面データを該当する保存領域に移動させる移動
部とが設けられているので、前記図面データの入力時に
前記属性ステータスを指定することによって前記図面デ
ータおよび前記版数が所定の前記ファイルに新規登録ま
たは移動される。これらによって、図面の属性(承認
済、変更中、設計中、廃図など)に従って自動的に版数
の更新を行なうことができるという効果がある。
【図1】この発明の実施例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図2】同図面作成システムの構成を示すブロック図で
ある。
ある。
S1〜S7 ステップ、 1 図面作成システム、 9 分類部、 10 移動部。
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された図面データに基づいて図面を
作成する機能を備えた図面作成システムにおいて、 前記図面データの作成段階ごとに属性ステータスを設定
し、この属性ステータスおよび前記図面データの版数を
登録する図面属性データベースを設け、 前記図面データの変更を指示することによって新たな図
面データを生成し、元の図面データと新たな図面データ
とのいずれか一方を旧版の図面データとし、他方の図面
データを新版の図面データとするとともに、旧版の図面
データおよび新版の図面データのそれぞれの属性ステー
タスおよび版数を該当する属性ステータスおよび版数と
して図面属性データベースに登録し、 新版の図面データの属性ステータスの変更にともなって
旧版の図面データの保存領域を変更するとともに、旧版
の図面データの属性ステータスを変更することを特徴と
する図面作成システム。 - 【請求項2】 図面データの保存領域を前記属性ステー
タスの種類ごとに分類する分類部と、属性ステータスの
種類の変更にともなって図面データを該当する保存領域
に移動させる移動部とを備えていることを特徴とする請
求項1に記載の図面作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284940A JPH08147333A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 図面作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284940A JPH08147333A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 図面作成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08147333A true JPH08147333A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17685043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6284940A Pending JPH08147333A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 図面作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08147333A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008282420A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-11-20 | Fujitsu Ltd | モデル管理のためのプログラムを記録した記録媒体およびモデル管理装置 |
JP2009129414A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Softbank Mobile Corp | データベース同期化システム |
JP4877541B1 (ja) * | 2010-08-31 | 2012-02-15 | キヤノンItソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、cadデータ管理システム、情報処理装置の制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP6284940A patent/JPH08147333A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009129414A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Softbank Mobile Corp | データベース同期化システム |
JP2008282420A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-11-20 | Fujitsu Ltd | モデル管理のためのプログラムを記録した記録媒体およびモデル管理装置 |
JP4877541B1 (ja) * | 2010-08-31 | 2012-02-15 | キヤノンItソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、cadデータ管理システム、情報処理装置の制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
JP2012074059A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-04-12 | Canon Marketing Japan Inc | 情報処理装置、cadデータ管理システム、情報処理装置の制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
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