JP2858889B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP2858889B2 JP16830290A JP16830290A JP2858889B2 JP 2858889 B2 JP2858889 B2 JP 2858889B2 JP 16830290 A JP16830290 A JP 16830290A JP 16830290 A JP16830290 A JP 16830290A JP 2858889 B2 JP2858889 B2 JP 2858889B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自動販売機の商品収納装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、自動販売機本体の収納庫内に転動可能商品を収
納する商品収納棚を設け、該商品収納棚内の商品を販売
指令に基づいて本体前面に設けた商品取出口へ送出する
ようにした自動販売機では、商品収納棚として、屈曲し
ながら上下方向に延在して転動可能商品を一列に積み上
げ収納する複数の商品通路を設けたサーペンタイン式の
商品収納棚が一般に用いられ、商品通路の上端に開口す
る投入口から投入されて収納した商品を、商品通路下端
の送出口に設けた送出装置によって順次送出し、商品シ
ュートにて本体前面の下部に設けた商品取出口へ案内送
出するように構成されており、例えば実開昭62−51464
号公報に示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 かかる従来技術における自動販売機の商品収納装置
は、商品の収納数を多くするために、できるだけ商品収
納棚を下方位置まで延在させている。
従って、この商品収納棚の下端から送出される商品を
商品取出口へ送出するためには、商品取出口を商品収納
棚よりも下方に位置させなければならず、本体前面に設
けられる商品取出口は非常に低い位置となる。このた
め、商品を商品取出口から取り出す度に、顧客は腰を曲
げて窮屈な姿勢を取らなければならず、かつ商品取出口
内に商品が送出されているか否かの確認もしづらい問題
がある。
また、この種の商品収納棚の場合、商品収納棚への商
品補充は上端に開口した投入口から投入する構成のた
め、投入口位置が高くなるとともに、商品投入口内を直
視しながらの商品投入作業ができない。このため、商品
の投入作業に手間が掛かるとともに、ある商品収納棚に
違う商品を誤投入したり、商品を転動不能状態に誤投入
してしまう等の問題があった。
また更には、各商品収納棚への商品収納数はどれもほ
ぼ同数のため、人気のある商品が早く売切れる一方で、
不人気の商品が売残る。これを改善するには人気商品の
収納数を増し、不人気商品の収納数を減らすようにすれ
ば良いが、従来装置においては、そのような全体の商品
収納数は変えずに商品種別に応じて商品収納数を自由に
調節することは不可能であった。
本発明は、上記の点に鑑み、商品取出口を本体前面の
比較的上位に設けることができる一方、管理者による商
品の投入補充を正確かつ容易に行うことのできると共
に、種別に応じた商品収納数を自由に調節できる自動販
売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、本体下部に複数種類の商品を一括収納する
ストッカーを設ける一方、商品は各種方法により種別が
判別できるようにしておき、ストッカーより一品ずつ取
り出し、種別を判別したのち、搬送装置にて対応する上
部の商品収納棚に収納するようにしたものである。
(ホ)作用 上記構成で、本体下部のストッカーに貯えられた商品
は種別判別されて搬送装置により搬送されて上部の対応
する商品収納棚へ収納される。これにより商品取出口は
本体前面の比較的上位に設けることができる。また、ス
トッカーから商品を取り出したとき、その商品収納棚が
満杯の場合は、その商品はストッカーに戻される。従っ
て、ストッカーには種別に応じた商品貯蔵数の割合は自
由に調節して各種商品を一括貯蔵することができる。ま
た、ストッカーへの商品の補充は従来と比べて容易に行
うことができる。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の一実施例による自動販売機の側断面
概念図を示したもので、自動販売機本体1の前面には収
納庫2を開閉する前面扉3が開閉可能に枢支されてい
る。そして自動販売機本体1の収納庫2内の下部には、
ストッカー4が前方へ引き出し可能に設けられる。
なお、このストッカー4には、収納販売する商品が、
その種類に応じた貯蔵数の割合は自由に調節して、貯え
られる。本実施例では2種類の商品を販売する自動販売
機として説明するが、上部の商品収納棚5に設ける商品
通路6A,6Bを本体1の前後方向に多列に、及び左右方向
に多列に並設して増設することで、多種類の商品を収納
販売することができる。
ストッカー4は、上部を開口した箱状に形成されてお
り、缶ジュースや缶ビール等の円柱状の転動可能な商品
Aを横倒し姿勢で多数積み重ね収納できるように成って
いる。そして商品Aが載置される底面部には、後方に低
く傾斜した棚部7を有するとともに、該棚部7は後端を
後板8よりも後方へ延出させ、かつ上方に湾曲させて円
柱状の商品Aを係止できる取出部9を設けている。ま
た、後板8の下端と棚部7との間は、商品Aが1個通過
可能な開口部10を設け、このストッカー4内に収納され
た商品Aが、棚部7上を転動して開口部10から取出部9
に移動できるようになっている。
この取出部9は第2図のストッカー4の背面図および
第3図の底面図に示す如く、商品Aの両端部だけを支持
できるように、中間部である商品Aの胴部に対応して凹
部11を形成し、この凹部11に後述する搬送装置16の挟持
片20を進入可能に構成している。
一方、ストッカー4の両側面には、それぞれ前後方向
に延在するレール部材12,12が設けられ、第2〜4図に
示すように収納庫2内の両側面部にそれぞれ設けたレー
ル支持部材13,13に、該レール部材12,12を挿入支持させ
ることにより、前面の把手14を持ってストッカー4を前
方の所定位置まで引き出しできるようにしている。即
ち、自動販売機本体1の前面扉3を開き、ストッカー4
の前面に設けられている把手14を持って前方へ引き出す
ことにより、ストッカー4は上部の開口を充分に前方上
方へ開放できる。これにより、ストッカー4への商品A
の投入は、前方へ引き出すことにより大きく開くストッ
カー上部の開口へ、両手を使用して複数の商品を同時に
容易かつ素早く収納することができる。また、ストッカ
ー4は、前面を押圧して後方へ移動させることにより、
所定の収納位置にセットされる。
第1図に示すように、ストッカー4の後板8の下端に
は商品の有無および種別を検出するためのセンサ15が配
設されている。即ち、本発明では、商品Aは缶あるいは
ビンのような転動するものとし、その商品Aの全周に第
5図に示すように種別を表すバーコードbを付してお
き、これをセンサ15で読み取って後述する制御回路に送
信するようにしている。
この場合、センサ15の配設位置は、後板8の下端に限
ることなく、例えば取出投入装置18等商品Aを監視でき
る位置ならばどこでもよい。また、商品Aの種別を表す
バーコードbも第5図に示すように商品Aの一端部に限
るとなく両端部に付すようにしてもよい。あるいは商品
Aの端面に付すようにしてもよい。また、商品Aの種別
判別はバーコードに限ることなく、色や形、更には重さ
により判別することもでき、各種の方法が採用できる。
ストッカー4の後部には、上下方向に移動する搬送装
置16が配設されている。この搬送装置16は、垂設した左
右一対のレール部材17間に跨って取出投入装置18を上下
移動可能に設け、該取出投入装置18内に設けた搬送モー
タ41(第9図参照)が正転駆動すると取出投入装置18は
上方へ移動し、また逆転駆動すると取出投入装置18は下
方へ移動するよう構成されている。
また、取出投入装置18は第6図、第7図に示すよう
に、前方へ伸縮する腕部19と、この腕部19の先端に設け
た一対の挟持片20,20とを設け、取出投入装置18内に設
けた取出投入駆動装置42(第9図参照)の駆動により、
腕部19を前方へ伸ばして挟持片20,20をストッカー4の
取出部9の凹部11に対応進出させることができ、この後
に挟持片20,20が動作して該取出部9の商品Aを該挟持
片20,20によって上下から挟持し、この挟持後、上方へ
回動しながら腕部19を縮ませることにより、ストッカー
4の商品Aの取り出しを可能にしている。
また、商品Aを後述する収納庫2上部に設けられる商
品収納棚5の商品投入口23A,23Bへ投入する場合は、第
8図の商品投入口上面図に示すように、取出投入装置18
の上方への移動により、上部に位置した挟持片20,20を
前方へ回動しながら腕部19を伸ばし、該挟持片20,20を
商品投入受24の凹部24aに進出させて挟持していた商品
Aを商品投入受24に載置し、挟持片20,20による商品A
の挟持を解除して、この後に腕部19を縮ませて挟持片2
0,20を後退させる。
なお、搬送装置16は、ストッカー4及び後述する商品
収納棚5の商品通路6A,6Bを左右方向に複数並設した構
成とした場合は、レール部材17,17をその並設された商
品収納棚の最も両外側に位置させて設け、レール部材1
7,17間に跨って設けた取出投入装置18を、左右方向にも
移動可能に構成することにより対応することができる。
25,26,27,28は取出投入装置18の位置を検出して、該
取出投入装置18を所定の位置に停止させるための位置セ
ンサであり、下部の位置センサ25は、取出投入装置18が
ストッカー4の取出部9に対応する位置に来たことを検
出するものであり、位置センサ26は、取出投入装置18が
ストッカー4の商品戻し位置に対応する位置に来たこと
を検出するように設けられている。また、上部の位置セ
ンサ27は、取出投入装置18が後述する商品収納棚5の商
品通路6Aの商品投入受23Aに対応する位置に来たことを
検出するものであり、上部の位置センサ28は、取出投入
装置18が後述する商品収納棚5の商品通路6Bの商品投入
受23Bに対応する位置に来たことを検出するように設け
られている。
収納庫2内の上部に設けた商品収納棚5には、円弧状
の走行板を前後に対向配設するとともに上下方向に配設
することにより、屈曲しながら上下方向に延在して円柱
状の商品Aを転動可能に一列に積み上げ収納する、サー
ペンタイン式の商品通路6A,6Bが前後に形成されてい
る。この商品通路6A,6Bは、それぞれ上端に後方へ開口
した商品投入口23A,23Bを形成し、かつ下端には最下位
の商品Aを係止するとともに販売指令に基づいて順次1
個ずつ送出制御する送出装置30A,30Bがそれぞれ設けら
れている。
また、商品通路6A,6Bの商品投入口23A,23Bには、第8
図に示したようにそれぞれ後方へ延出して上方へ湾曲し
た商品投入受24が設けられるとともに、該商品投入受24
には前記取出投入装置18の挟持片20,20が進入可能な凹
部24aが形成されている。
その商品投入口23A,23Bには、第1図に示すように商
品Aが商品通路6A,6Bに一杯つまっているか否かを検出
するセンサ31A,31Bが配設されている。
また、商品収納棚5の下部には商品搬出装置としての
商品シュート32が配設されている。この商品シュート32
は、各商品通路6A,6Bの下部に設けた送出装置30A,30Bに
よって送出落下した商品Aを受け、前方の商品取出口33
へ案内送出するように、前方へ低く傾斜して設けられて
いるとともに、後部を回動自在に軸支して、前部を上下
移動自在にしている。
即ち、商品シュート32は上部の商品収納棚5の下部
と、下部のストッカー4の上部との間に設けられ、各商
品通路6A,6Bから送出された商品Aを受けて商品取出口3
3へ案内送出するよう、前方へ低く傾斜して設けられる
とともに、後部を軸支して前部を上下移動自在に設ける
ことにより、ストッカー4の前方への引き出し操作時
に、該商品シュート32の前部を上方へ移動でき、ストッ
カー4の引き出しが阻害されないようにしている。
なお、本実施例では商品搬出装置として商品シュート
32を用いているが、前後方向に延在する無端ベルト式の
搬出棚を、上部の商品収納棚5の下部と下部のストッカ
ー4の上部との間に設け、上部の商品収納棚5の各商品
通路6A,6Bから送出された商品Aを受けると、無端ベル
トを回転駆動して前方へ搬出し、商品取出口33へ送出す
るように構成することもできる。
商品取出口33は、上部の商品収納棚5の下部に対応し
て、前記本体1の前面である前面扉3の上下方向の中間
部に設けられ、後部には商品シュート32から送出される
商品Aによって開扉される送出扉34が設けられ、また前
部には前方へ開扉自在な取出口扉35が設けられている。
このように、本実施例では商品取出口33を自動販売機
本体1のほば中間位置に設けることができる結果、顧客
の商品の取り出しが非常に楽な姿勢で行えるようにな
る。
第9図は搬送装置16の駆動を制御するブロック図であ
り、40はマイクロコンピュータにて構成された制御部
で、前記搬送モータ41と取出投入駆動装置42、及び各セ
ンサ15,25〜28,31A,31Bをそれぞれ接続し、各センサか
らの信号の入力に基づいて、搬送モータ41と取出投入駆
動装置42を駆動制御するようになっている。
かかる構成による動作は制御部40のプログラム制御に
より達成されるが、第10図に示すフローチャートにてこ
の動作を説明する。
制御部40は、動作の開始により、先ず、取出投入装置
18が所定の待機位置に位置しているか否かを下部の位置
センサ25からの信号によって判定し、位置していない場
合は搬送モータ41を逆転駆動して、取出投入装置18を下
部の位置センサ25で検出される所定の待機位置まで移動
させる初期設定動作を行う(100)。
次に、制御部40は、商品通路6Aの商品投入口23Aに設
けたセンサ31Aが、商品A1の検出信号を出力しているか
判定する(101)。その結果、商品を検出する信号が出
力されている場合は(101のY)、商品通路6A内の商品A
1が商品投入口23Aまで収納されていると判断し、次は商
品通路6Bの商品投入口23Bに設けたセンサ31Bが、商品A2
が検出信号を出力しているか判定する(102)。その結
果、商品を検出する信号が出力されている場合は(102
のY)、商品通路6B内の商品A2も商品投入口23Bまで収
納されていると判断して処理101へ戻る処理を繰り返す
待機状態となる。
即ち、商品通路6Aのセンサ31Aと商品通路6Bのセンサ3
1Bがそれぞれ商品A1,A2を検出している場合は、該商品
通路6A,6Bへの商品投入を必要としないため、待機状態
となる。
そして、例えば販売指令の発生に基づいて商品通路6A
の送出装置30Aが動作し、最下位の商品A1が商品シュー
ト32へ送出落下されて商品取出口33へ案内送出される
と、センサ31Aが商品A1の無い状態を検出する。
制御部40は、このセンサ31Aからの信号無しを判定す
ると(101のN)、次はセンサ15からの信号の有無を判
定する(103)。この結果、ストッカー4の取出部9に
商品Aが無い場合は再び処理101に戻る。一方、商品A
が有ることを検出すると(103のY)、次はその商品がA
1か否か判断する(104)。
判断の結果、商品A1の場合は(104のY)、取出投入
装置18内の取出投入駆動装置42を駆動する。
この取出投入駆動装置42の駆動により、取出投入装置
18は、第6図、第7図に示すように腕部19を前方へ伸ば
し、開いた状態の挟持片20,20をストッカー4の取出部
9の凹部11に対応して進出させ、次いで、挟持片20,20
を挟持動作させて取出部9の商品A1を挟持する。そして
この挟持後、取出投入駆動装置42は挟持片20,20を上方
へ回動させながら腕部19を縮ませて取出部9から商品A1
を取出し、第7図の状態となって停止する(105)。
この取出投入駆動装置42による商品A1の取出動作が終
了すると、制御部40は取出投入装置18内の搬送モータ41
を正転駆動する。この搬送モータ41の正転駆動により、
取出投入装置18は上昇移動を開始する(106)。
次いで、制御装置40は、センサ27の出力を監視するこ
とにより、取出投入装置18の有無を判断し(107)、取
出投入装置18が商品投入受23Aに到達したことを検出し
て(107のY)、搬送モータ41を停止する(108)。
次に、制御装置40は、取出投入駆動装置42を駆動して
商品通路6Aの商品投入受23Aへ商品投入動作を行う(10
9)。
即ち、取出投入駆動装置42の駆動により、腕部19を伸
ばしながら商品A1を挟持している挟持片20,20を前方へ
移動する。そして、挟持片20,20が商品通路6Aの商品投
入受23Aの凹部24aまで進出すると、挟持片20,20が開い
て商品A1の挟持を解放し、該商品A1を商品投入受23Aに
投入載置する。この投入後、挟持片20,20は開いたまま
で腕部19の縮み動作により後退し、取出投入駆動装置42
は商品A1の投入動作を終了して停止する。
次に、制御装置40は搬送モータ41を逆転駆動し、取出
投入装置18を下降させる(110)。この取出投入装置18
がストッカー4の取出部9に対応した所定の待機位置に
到達したことをセンサ25の出力により判断し(111)、
搬送モータ41を停止して(112)、処理101に戻る。
一方、商品通路6Aには商品A1が商品投入受23Aまで収
納されているが、商品通路6Bには商品A2が商品投入受23
Bまで収納されていない場合は、センサ31Bからの商品の
存在を検出する信号が無いことを判断して(102の
N)、ストッカー4内の商品Aの存在の有無をセンサ15
からの信号により判断する(121)。
この結果、センサ15からの信号が無の場合は(121の
N)、処理101に戻る。一方、センサ15からの信号が有
で商品Aの存在を判断すると(121のY)、次はその商
品が商品通路6Bに収納すべき商品A2か否かを判断する
(122)。
この結果、ストッカー4の取出部9に取り出された商
品がA2であることをセンサ15が商品Aの表面周囲に付さ
れているバーコードを読取ることにより検出すると(12
2のY)、制御装置40は前述同様に取出投入装置18内の
取出投入駆動装置42を駆動して取出部9から商品A2を取
り出す(123)。次いで、搬送モータ41を正転駆動して
取出投入装置18を上昇し、商品通路6Bの商品投入受23B
に対応する位置に到達したことをセンサ28の出力により
判断(125のY)、搬送モータ41の駆動を停止する(10
8)。
その後、前述同様、商品A2の投入駆動(109)、搬送
モータ41の逆転駆動(110)、センサ25の出力検出(11
1)により、取出投入装置18が待機位置に到達したこと
を検出して搬送モータ41を停止し、処理101に戻る。
ところで、商品通路6A側より商品A1の収納要求が出さ
れ、ストッカー4の取出部9に商品Aが存在するが、そ
の商品が商品A1でなかった場合(104のN)、制御装置4
0はセンサ31Bからの信号により、商品通路6B側からの商
品A2の収納要求の有無を判断する(131)。この結果、
センサ31Bからの信号有りで商品収納要求の無い場合(1
31のY)、あるいは、商品収納要求が有っても商品の種
別をセンサ15からの信号により調べたところ商品A2でも
無かった場合は(122のN)、取出投入装置18内の取出
投入駆動装置42を駆動してストッカー4の取出部9より
その商品Aを取り出し(132)、搬送モータ41を正転駆
動する(133)。
次いで、センサ26からの信号を監視することにより、
取出投入装置18がストッカー4への商品戻し位置に達し
たことを判断し(134)、取出投入装置18内の搬送モー
タ41の駆動を停止する(108)。その後、取出投入駆動
装置42を駆動してその商品Aをストッカー4に戻す(10
9)。
即ち、この取出投入駆動装置42には、第1図に示すよ
うに、取出投入装置18の挟持片20,20で掴んだ商品Aを
ストッカー4に戻すため、商品通路6A,6Bの商品投入口2
3A,23Bに形成される商品投入受24と同様の商品投入受51
を有する商品戻し通路52が形成されている。従って、制
御部40は取出投入装置18が商品投入受51に対応する位置
に到達したことを検知すると、そこで取出投入装置18を
停止し、商品Aを商品通路6A,6Bの商品投入受24に受け
渡したのと全く同様にして、その商品Aを商品戻し通路
52の商品投入受51に受け渡す。これにより、その商品A
は商品戻し通路52を通って棚部7上に落下する。この場
合に商品Aの棚部7上への落下を嫌うときは、第11図に
示すように、商品戻し通路52から棚部7に至る間に補充
商品投入受兼用の商品通路53から更に商品通路54,55,56
を設けるようにすれば良い。
このようにして制御部40は、ストッカー4に貯蔵され
ている商品Aの種別を判別した上で、収納要求の出され
ている商品通路6A,6Bへ収納する。従って、ストッカー
4へは商品種別の割合を自由に調節して商品Aを貯蔵す
ることができる。
ところで、商品通路6A,6Bの少なくとも一方の側から
商品収納要求が出されているが、要求の商品Aがストッ
カー4の取出部9に取り出されなかった場合、取出投入
装置18は商品Aを取出部9から取り出しては商品戻し通
路52よりストッカー4に戻す動作を繰り返すことにな
る。しかし、この動作を無制限に繰り返すことは好まし
くない。そこで、この商品Aをストッカー4へ戻す動作
の繰返し回数を制限するため設けたのが処理140,141,14
2,143で、処理132〜134から処理108〜112を実行するこ
とにより商品Aをストッカー4に戻す動作を行う前に、
まず、この動作を連続して10回繰り返したかどうかメモ
リMの内容を調べることにより判断する(140)。この
結果10回に達していなければ(140のN)、商品戻し動
作を行うと共に、メモリMの内容を+1する(141)。
このような処理動作を繰り返す過程で、ストッカー4
の取出部9から取り出した商品が商品通路6A,6Bのいず
れかに収納できる場合は、処理(104のY)から処理105
〜112を実行する過程で処理143を実行させることによ
り、メモリMの内容Mを一旦リセットする。同様に、処
理(122のY)から処理123〜125から処理108〜112を実
行する過程で処理142を実行させることにより、メモリ
Mの内容Mを一旦リセットする。
一方、商品Aをストッカー4に戻す動作を連続して10
回繰り返すと、処理140における判断結果がYESとなって
処理101に戻る。
これにより、ストッカー4から取り出した商品が商品
通路6A,6Bに収納要求の出された種別に該当しないこと
によるストッカー4への戻し動作を所定回数以下に制限
することができる。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明によれば、商品取出口を本
体前面の比較的上位に設けることができるため、商品取
出口から商品を取り出す時に、腰を曲げて窮屈な姿勢を
することがなくなり、容易に商品の取り出しができると
ともに、商品取出口内の商品の有無状態の確認も極めて
容易にできる。また、管理者による商品の装填は下部の
ストッカーへ投入することにより行えるため、商品の投
入位置が低くなり、投入部を直視しながら作業ができ、
商品の誤投入を防止することができるとともに、背伸び
をすることなく、確実かつ極めて容易に投入作業を行う
ことができる。
また、下部のストッカーから上部の商品収納棚への商
品の移送は種別を自動的に判断して自動的に行われるた
め、ストッカーへは種別によらず商品を一括貯蔵できる
と共に、種別に応じた商品収貯蔵を商品の売れ行き等に
応じて自由に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は自動
販売機の縦断側面図、第2図は自動販売機下部のストッ
カーの背面図、第3図はストッカーからの商品取出部の
様子を説明するためのストッカー底面図、第4図は前面
扉を外し下部のストッカーを前方へ引き出した状態の自
動販売機の縦断側面図、第5図は商品の一例を示す斜視
図、第6図及び第7図は商品取り出し動作説明図、第8
図は自動販売機上部の商品通路入口に設けられる商品投
入受部分の上面図、第9図は制御部のブロック構成図、
第10図は制御部の動作フローチャート、第11図はストッ
カーの別の構成例を示す断面概念図である。 1……自動販売機本体、2……収納庫、4……下部のス
トッカー、5……上部の商品収納棚、15……商品識別セ
ンサ、16……搬送装置、18……取出投入装置、25〜28…
…位置センサ、31A,31B……商品検出センサ、40……制
御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の収納庫内に商品収納棚を設け、該商
    品収納棚内の商品を販売指令に基づいて本体前面に設け
    た商品取出口へ送出する自動販売機において、 本体前面の上下方向中間位置に設けられた商品取出口
    と、 前記収納庫の上部に設けられ、販売指令に基づいて前記
    商品取出口へ送出する商品を種別毎に収納する商品収納
    棚と、 前記収納庫の下部に庫外へ引き出し可能に設けられ、種
    別によらず商品を一括収納するストッカーと、 前記商品収納棚における商品の有無を種別毎に検出する
    第1の複数のセンサと、 前記ストッカーから取り出す商品の有無と種別を判別す
    るための第2のセンサと、 前記ストッカーから商品を取り出し、これを再び前記ス
    トッカーに戻したり、前記商品収納棚へ収納するための
    搬送装置と、 前記第1のセンサ出力に応じて前記商品収納棚における
    商品の不足を判断する一方、前記第2のセンサ出力に応
    じて前記ストッカーから取り出す商品の種別を判定し、
    その商品が前記不足する商品種別に該当する場合は対応
    する商品収納棚へ収納する一方、不足する商品種別に該
    当しない場合はその商品を前記ストッカーに戻すように
    前記搬送装置を駆動制御する制御部とを備えることを特
    徴とする自動販売機の商品収納装置。
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