JP2858829B2 - 空気圧縮機のメンテナンスモニタ装置及びその方法 - Google Patents

空気圧縮機のメンテナンスモニタ装置及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気圧縮機におけるメンテナンスモニタ、お
よび、点検時期の算出,判断方法ならびにその内容表示
方法に関し、圧縮機の保守に最適な手段に関する。
〔従来の技術〕
従来、メンテナンスモニタは主に故障警報の個列表示
としてセンサや運転時間で行なつている。センサの場合
は、センサが動作した時をとらえ、その内容をランプで
表示している。また、運転時間の場合は、あらかじめ設
定された時間と運転時間が一致した時、点検内容をラン
プで表示し、いずれも、取扱説明書に記載の整備時間と
は関連性がなく、使用者側は装置の判断を、メーカ側は
整備基準に準じて適正な判断ができていない(特開昭56
−72151号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、単純な故障表示,警報表示として使
用されており、センサで点検時期を検出する場合は、機
械側との過渡現象による誤動作を防止する施策をほどこ
す必要があり、かつ、点検が必要な時は確実に動作しな
ければならないため、変動要素が多い点検個所には採用
できない。また、運転時間から点検時期を算出する場合
は、自動発停用として圧縮機を使用する時、一日の運転
時間が極端に短く取扱説明書に記載の点検基準をオーバ
ーしても点検されず、経年変化による不具合が発生す
る。このため、使用者側の使用状況により点検時期が種
々変化し、取扱説明書に記載の整備基準をまもる点につ
いて考慮がされておらず、不確定な点検時期判断となり
問題があつた。
本発明の目的は、取扱説明書の整備基準と装置の判断
を統一し、点検時期の適正な情報を使用者に与え、規則
正しい点検整備を行なつてもらい、圧縮機の性能をフル
に発揮させて使用してもらうことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、マイコン機能を使用し、
一日の運転時間を記憶してあらかじめ設定した一日の基
準運転時間と比較し、基準時間以下の場合、その基準時
間をメンテ時間として積算、基準以上の場合は実運転時
間をメンテ時間として積算してゆく方法で、メンテ設定
時間と比較し、時期を知る方法としたものである。
また、数種の点検時期ついては、点検内容が変わつた
ことを知るため、基準になるメンテ設定時間到達回数に
より判断して区別するものである。
さらに、点検時期に到達すると、使用者側に到達を知
らせるため、到達回数で判断し、記号表示、または、液
晶表示に点検内容と処置を表示するようにした。
〔作用〕
本発明のメンテナンスモニタは、マイコンの記憶,演
算,判断機能を利用し、一日の運転時間でメンテ時間の
加算を行なう。運転時間が設定した運転時間以下では設
定した運転時間をメンテ時間のメモリに記憶加算してゆ
く。設定した運転時間以上の場合は、実運転時間をメン
テ時間に加算するように動作する。それによつて圧力追
従運転など自動停止する圧縮機でも適正な整備基準にあ
つたメンテ時間が得られ、点検を早期に使用者に知らせ
ることができるので、運転時間の短い圧縮機でも、整備
不良、経年変化による部品の劣化の原因によるトラブル
を防ぐことができ、取扱説明書の整備基準とのミスマツ
チがない。また、メンテ基準時間を設定しておけばその
到達回数により、それぞれ異なつた点検内容を使用者に
知らせることができるので、不要な点検をチエツクでき
る。以上の方法は、センサを使用していないため、過渡
現象による誤動作がない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1により説明する。圧縮
機を運転するとモートルの運転が開始され、信号が運転
信号6としてマイコン1に入力される。マイコン1は、
通常、運転信号6がONした時間をリアルタイマIC2と比
較演算し、表示器4に運転時間を表示する。マイコン1
は、メモリ3を保有し、運転軸関や時刻,設定値などを
記憶させており、また、停電,電源OFF時に積算した運
転時間など制御に必要な記憶データが消えないように、
電池9でバツクアツプしている。その他、メンテナンス
モニタの機能として、メンテ時期までの残時間を表示器
4に表示するための残時間スイツチ8や、メンテ時期が
到達し、警告表示を表示器4に、警報出力をリレー5に
出力した時、リセツトするために、リセツトスイツチ7
が装備され、マイコン装置としてメンテナンスモニタを
構成している。
次に、第2図と第3図によりメンテ時期モニタの動作
を説明する。圧縮器を運転すると運転時間は、逐次、メ
モリAとメモリBに積算されてゆく。また、リアルタイ
マIC2で一日たつたかを算出し、カウンタBにフラグを
立てる。一日たつた時、メモリAと設定値Cの比較を行
ない、比較後メモリAはクリアされ、次の一日の運転時
間を加算してゆく。比較結果が、設定値C以下の時は設
定Cの一日の基本運転時間を、設定値C以上の時は、メ
モリAの一日の運転時間を、メモリCに加算してゆく。
メモリCは、基準メンテ時間である設定値Aと比較さ
れ、到達している時、カウンタAに+1を加算し、表示
器4にメンテ時期となつたことを表示し、リレー5をON
とする。なお、メンテ時期の種類の区別は、カウンタA
が奇数か偶数かで判断し、それに応じて表示器4に内容
を変えて表示する。さらに、カウンタBの最大値を設定
値Bとしておけば設定値Bに到達でオーバホール時期を
警告することができる。また、一日の運転時間が0の時
は、この動作はされず各メモリに0を加算していくもの
とする。停電や電源OFFの時は電池9でメモリ,カウン
タはクリアされず記憶し、データが消えないようになつ
ている。表示器4は、一般にランプやデジタル表示器が
使用され、色,ランプの数,記号表示でメンテ時期到達
の内容を変えて表示できるが、液晶キヤラクタモジユー
ルや、グラフイツクモジユールを採用すれば、文章で点
検内容、その処理を取扱説明書の代用として使い勝手を
向上させることも可能である。
次に、メンテ時期表示が表示された場合のリセツト方
法を第4図で説明する。メンテ時期表示は、容易にリセ
ツトされてはならず、意識的にリセツトする必要があ
る。このため、リセツトスイツチ7をベースに残時間ス
イツチ8をサブとして二つのスイツチの操作でリセツト
するようにする。リセツト動作は、リセツトスイツチ7
を押したままT時間以内に、残時間スイツチ8をx回ON
/OFFすることでマイコン1にリセツト信号が取込まれ、
x回の後、表示器4のメンテ時期表示と、リレー5の出
力はクリアされる。ただし、メンテ時期表示がリセツト
されなくても、次のメンテ制御が動作してメンテ時期が
遅るれことはないように考慮されている。また、メンテ
時期表示がリセツトされない間に、停電、電源OFFされ
ても、警報は、電池9により記憶され、消滅することが
ない。
設定例、一日の基本運転時間十二Hr 一ケ月二十五日運転で六ケ月間 上記条件で一日十分運転した場合でも、 12Hr×25日×6ケ月=1800Hr 最低十ケ月で三千時間点検となり、取扱説明書の三千
時間点検が実施できる。
従来では1Hr×25日×6ケ月=150Hr三千時間点検が十
年かかつてしまう。
〔発明の効果〕
本発明は運転時間を基準に点検到達時期を判断してい
るため、誤動作の発生するセンサを必要とせず原価,配
線の低減に効果がある。
また、一日の運転時間が短い圧縮機であつても、整備
基準にあつた条件で点検できるため、点検わすれや、経
年変化による部品劣化を防止できる。また、メンテ時期
に到達した場合、記号表示や液晶による文字表示で内容
と処置を明確化できるので、使用者が初心者であつても
正確に点検を行なうことができ、運転時間記録や取説の
読解も必要がなくなる。
表示、警報接点出力は、容易にリセツトできない操作
方法としておくことにより、操作ミスによるリセツト
や、点検確認わすれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のメンテナンスモニタ装置の
ブロツク図、第2図は、第1図のメモリの説明図、第3
図は本発明のプログラムフローチヤート、第4図は、同
じく、メンテ時期表示のリセツトのタイムチヤートであ
る。 1……マイコン、2……リアルタイマIC、3……メモ
リ、4……表示器、5……リレー、6……運転信号、7
……リセツトスイツチ、8……残時間スイツチ、9……
電池。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一日の運転時間が基準時間以下なら基準時
    間を、基準時間以上なら運転時間を空気圧縮機のメンテ
    ナンス用稼動時間し、この稼動時間が所定時間に達した
    らメンテナンスの時期とすることを特徴とする空気圧縮
    機のメンテナンス方法。
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JP2009275526A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd コンプレッサの動作情報出力システム回路
JP2013079802A (ja) * 2012-12-26 2013-05-02 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

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