JP2858504B2 - 管内異物排出装置 - Google Patents
管内異物排出装置Info
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- JP2858504B2 JP2858504B2 JP4078078A JP7807892A JP2858504B2 JP 2858504 B2 JP2858504 B2 JP 2858504B2 JP 4078078 A JP4078078 A JP 4078078A JP 7807892 A JP7807892 A JP 7807892A JP 2858504 B2 JP2858504 B2 JP 2858504B2
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- pipe
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は上水道などの管路内の異
物を効率的に排出できる管内異物排出装置に関するもの
である。
物を効率的に排出できる管内異物排出装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】通水時に上水道などの管路内の異物を回
収するために、消火栓や排出設備を用い、定期的あるい
は臨時的に洗管して回収したり、管路途中にＹ型ストレ
ーナを取り付け、異物を回収している例もある。しか
し、消火栓を利用する場合、設置箇所は多いが、異物の
排出効果は低く、排出設備を利用する場合は、設置箇所
が少なく局所的な洗管しかできない。また、Ｙ型ストレ
ーナを使用する場合、ストレーナの内壁で捕集された異
物はストレーナに堆積し、目詰りを起こし易く、通水時
に洗管は困難であった。
収するために、消火栓や排出設備を用い、定期的あるい
は臨時的に洗管して回収したり、管路途中にＹ型ストレ
ーナを取り付け、異物を回収している例もある。しか
し、消火栓を利用する場合、設置箇所は多いが、異物の
排出効果は低く、排出設備を利用する場合は、設置箇所
が少なく局所的な洗管しかできない。また、Ｙ型ストレ
ーナを使用する場合、ストレーナの内壁で捕集された異
物はストレーナに堆積し、目詰りを起こし易く、通水時
に洗管は困難であった。
【０００３】このような問題を解決するために、先に図
４に示すような管内異物排出装置が提案されており、ま
ずこの管内異物排出装置について説明する。図４におい
て、１は筒状の本体で、上部の互いに対向する位置に同
軸上に流入管２と流出管３が設けられている。４は本体
１の上部内部に流入管２と流出管３を分離するために設
けられた上部仕切板で、段部を有する折曲構造に形成さ
れ、下段面は流入管２底面にほぼ沿う状態で本体１内壁
に接続され、上段面は流出管３より上方位置で本体１内
壁に接続され、中央の垂直面は流入管２と流出管３に対
面しており、流入管２に面する側に流入部５を形成して
いる。この上部仕切板４より下方の本体１内部はさらに
下部仕切板６により上下に分離され、上側に流出管３に
連通するストレーナ設置部７が下側に異物沈澱部８がそ
れぞれ形成されている。
４に示すような管内異物排出装置が提案されており、ま
ずこの管内異物排出装置について説明する。図４におい
て、１は筒状の本体で、上部の互いに対向する位置に同
軸上に流入管２と流出管３が設けられている。４は本体
１の上部内部に流入管２と流出管３を分離するために設
けられた上部仕切板で、段部を有する折曲構造に形成さ
れ、下段面は流入管２底面にほぼ沿う状態で本体１内壁
に接続され、上段面は流出管３より上方位置で本体１内
壁に接続され、中央の垂直面は流入管２と流出管３に対
面しており、流入管２に面する側に流入部５を形成して
いる。この上部仕切板４より下方の本体１内部はさらに
下部仕切板６により上下に分離され、上側に流出管３に
連通するストレーナ設置部７が下側に異物沈澱部８がそ
れぞれ形成されている。
【０００４】９はストレーナ設置部７に上下方向に設け
られた筒状のストレーナで、上部仕切板４と下部仕切板
６をそれぞれ貫通して、上部は流入部５に、下部は異物
沈澱部８にそれぞれ開口する。10は本体１内部に仕切板
４、６を貫通して設けられた排水管で、その下端の開口
11は異物沈澱部８の底面に接近して設けられ、その上端
は本体ふた12から導出され、バルブ13を通って装置外へ
の排出が可能である。またストレーナ９は仕切板４、６
に対して着脱自在に構成されている。
られた筒状のストレーナで、上部仕切板４と下部仕切板
６をそれぞれ貫通して、上部は流入部５に、下部は異物
沈澱部８にそれぞれ開口する。10は本体１内部に仕切板
４、６を貫通して設けられた排水管で、その下端の開口
11は異物沈澱部８の底面に接近して設けられ、その上端
は本体ふた12から導出され、バルブ13を通って装置外へ
の排出が可能である。またストレーナ９は仕切板４、６
に対して着脱自在に構成されている。
【０００５】上記構成において、流入管２から本体１の
流入部５に流入した異物を含有する流体は上部仕切板４
の中央垂直面に当り、ストレーナ９の内部に流れ込む。
ここで異物はストレーナ９の内壁で捕集され、流体はス
トレーナ９の内壁を側面を通過してストレーナ設置部７
の空間に流れ込み、これに連通する流出管３より流出す
る。一方ストレーナ９の内壁で捕集された異物は下方の
異物沈澱部８に自然落下して回収され、この異物は適時
バルブ13を開いて排水管10より排水することにより装置
外に排出される。
流入部５に流入した異物を含有する流体は上部仕切板４
の中央垂直面に当り、ストレーナ９の内部に流れ込む。
ここで異物はストレーナ９の内壁で捕集され、流体はス
トレーナ９の内壁を側面を通過してストレーナ設置部７
の空間に流れ込み、これに連通する流出管３より流出す
る。一方ストレーナ９の内壁で捕集された異物は下方の
異物沈澱部８に自然落下して回収され、この異物は適時
バルブ13を開いて排水管10より排水することにより装置
外に排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなストレー
ナ型の異物排出装置においては、異物がストレーナ９の
内壁で捕集されたときに、ストレーナ９で目詰りを起こ
し、管路が閉塞する恐れがあった。
ナ型の異物排出装置においては、異物がストレーナ９の
内壁で捕集されたときに、ストレーナ９で目詰りを起こ
し、管路が閉塞する恐れがあった。
【０００７】本発明は上記問題を解決するもので、スト
レーナの内壁に付着した異物を除去し、異物沈澱部に沈
澱させることによりストレーナの目詰りを防止できる管
内異物排出装置を提供することを目的とするものであ
る。
レーナの内壁に付着した異物を除去し、異物沈澱部に沈
澱させることによりストレーナの目詰りを防止できる管
内異物排出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の管内異物排出装置は、筒状本体の上部に同
軸上に位置する流入管と流出管を設け、本体内部に上記
流入管に連通する流入部と、その下側に位置するととも
に上記流出管に連通するストレーナ設置部とを仕切る上
部仕切板と、前記ストレーナ設置部とその下側に位置す
る異物沈澱部を分離する下部仕切板を設け、上記ストレ
ーナ設置部に上下方向に上記上部仕切板と下部仕切板と
を貫通してそれぞれ流入部と異物沈澱部に開口する筒状
のストレーナを設け、上記流入部内に配置された羽根車
を上部に有して上記ストレーナの内部に回転自在に設置
されたストレーナ洗浄ブラシを設け、上記異物堆積部の
底面近傍に開口を有する排水管を設けたものである。
に、本発明の管内異物排出装置は、筒状本体の上部に同
軸上に位置する流入管と流出管を設け、本体内部に上記
流入管に連通する流入部と、その下側に位置するととも
に上記流出管に連通するストレーナ設置部とを仕切る上
部仕切板と、前記ストレーナ設置部とその下側に位置す
る異物沈澱部を分離する下部仕切板を設け、上記ストレ
ーナ設置部に上下方向に上記上部仕切板と下部仕切板と
を貫通してそれぞれ流入部と異物沈澱部に開口する筒状
のストレーナを設け、上記流入部内に配置された羽根車
を上部に有して上記ストレーナの内部に回転自在に設置
されたストレーナ洗浄ブラシを設け、上記異物堆積部の
底面近傍に開口を有する排水管を設けたものである。
【０００９】
【作用】上記構成により、流入した流体に含まれる異物
はストレーナの内壁で捕集され異物沈澱部に落下して回
収する際に、ストレーナ内壁に堆積して目詰りを起こさ
せるような場合でも、流入する流体により回転せしめら
れる羽根車を介して回転駆動されるストレーナ洗浄ブラ
シにより異物は自動的に除去されるので、ストレーナ内
壁への異物の付着は防止される。
はストレーナの内壁で捕集され異物沈澱部に落下して回
収する際に、ストレーナ内壁に堆積して目詰りを起こさ
せるような場合でも、流入する流体により回転せしめら
れる羽根車を介して回転駆動されるストレーナ洗浄ブラ
シにより異物は自動的に除去されるので、ストレーナ内
壁への異物の付着は防止される。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の一実施例における管内異物排出装
置の断面側面図、図２はその一部省略上面図、図３はそ
の断面正面図であり、図４と同じ機能を有するものは同
じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
する。図１は本発明の一実施例における管内異物排出装
置の断面側面図、図２はその一部省略上面図、図３はそ
の断面正面図であり、図４と同じ機能を有するものは同
じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【００１１】図１〜図３において、14はストレーナ９の
内部に上下方向に挿嵌されたストレーナ洗浄ブラシで、
適宜回転自在に支持された軸15に固定されている。16は
ストレーナ洗浄ブラシ14を回転させるための４板の羽根
車で、流入部５内に突出する軸15に互いに直角な方向に
取り付けられている。流入管２と流出管３は、図２に示
すように、本体１に対して接線方向で互いに対向する位
置に同軸上に設けられており、流入管２から流入した流
体は１枚の羽根車16に当たり、軸15を中心にストレーナ
洗浄ブラシ14をストレーナ９内で回転させるように構成
されている。
内部に上下方向に挿嵌されたストレーナ洗浄ブラシで、
適宜回転自在に支持された軸15に固定されている。16は
ストレーナ洗浄ブラシ14を回転させるための４板の羽根
車で、流入部５内に突出する軸15に互いに直角な方向に
取り付けられている。流入管２と流出管３は、図２に示
すように、本体１に対して接線方向で互いに対向する位
置に同軸上に設けられており、流入管２から流入した流
体は１枚の羽根車16に当たり、軸15を中心にストレーナ
洗浄ブラシ14をストレーナ９内で回転させるように構成
されている。
【００１２】上記構成により、流入管２から流入した流
体は従来のものと同様に、上部仕切板４の中央垂直面で
方向を下方に変え、異物はストレーナ９の内壁で捕集さ
れ、自然落下により多くの異物が最下部の異物沈澱部８
に沈澱する。このとき、流入管２から本体１の接線方向
に流入した流体により羽根車16は回転し、つれてストレ
ーナ洗浄ブラシ14も回転するので、ストレーナ９の内壁
に付着した異物は自動的にストレーナ洗浄ブラシ14によ
り掻き落され、ストレーナ９が目詰りを起こすことは防
止される。
体は従来のものと同様に、上部仕切板４の中央垂直面で
方向を下方に変え、異物はストレーナ９の内壁で捕集さ
れ、自然落下により多くの異物が最下部の異物沈澱部８
に沈澱する。このとき、流入管２から本体１の接線方向
に流入した流体により羽根車16は回転し、つれてストレ
ーナ洗浄ブラシ14も回転するので、ストレーナ９の内壁
に付着した異物は自動的にストレーナ洗浄ブラシ14によ
り掻き落され、ストレーナ９が目詰りを起こすことは防
止される。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、流入管
から流体に含まれる異物はストレーナの内壁で捕集さ
れ、自然落下により多くの異物は最下部の異物沈澱部に
沈澱する。このとき、流入管から流入した流体により羽
根車は回転し、同時にストレーナ洗浄ブラシもストレー
ナ内で回転するので、ストレーナの内壁に付着した異物
は自動的に掻き落され、目詰りを起こして管路が閉塞す
る恐れはなくなる。
から流体に含まれる異物はストレーナの内壁で捕集さ
れ、自然落下により多くの異物は最下部の異物沈澱部に
沈澱する。このとき、流入管から流入した流体により羽
根車は回転し、同時にストレーナ洗浄ブラシもストレー
ナ内で回転するので、ストレーナの内壁に付着した異物
は自動的に掻き落され、目詰りを起こして管路が閉塞す
る恐れはなくなる。
【図１】本発明の一実施例の管内異物排出装置の断面側
面図である。
面図である。
【図２】本発明の一実施例の管内異物排出装置の一部省
略上面図である。
略上面図である。
【図３】本発明の一実施例の管内異物排出装置の正面断
面図である。
面図である。
【図４】従来の管内異物排出装置の断面側面図である。
１ 本体 ２ 流入管 ３ 流出管 ４ 上部仕切板 ５ 流入部 ６ 下部仕切板 ７ ストレーナ設置部 ８ 異物沈澱部 ９ ストレーナ 10 排水管 14 ストレーナ洗浄ブラシ 15 軸 16 羽根車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−146610（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−146612（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−310610（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−81362（ＪＰ，Ｕ) 実用新案登録2564887（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B08B 9/00 - 9/06 E03B 7/07
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状本体の上部に同軸上に位置する流入
管と流出管を設け、本体内部に上記流入管に連通する流
入部と、その下側に位置するとともに上記流出管に連通
するストレーナ設置部とを仕切る上部仕切板と、前記ス
トレーナ設置部とその下側に位置する異物沈澱部を分離
する下部仕切板を設け、上記ストレーナ設置部に上下方
向に上記上部仕切板と下部仕切板とを貫通してそれぞれ
流入部と異物沈澱部に開口する筒状のストレーナを設
け、上記流入部内に配置された羽根車を上部に有して上
記ストレーナの内部に回転自在に設置されたストレーナ
洗浄ブラシを設け、上記異物堆積部の底面近傍に開口を
有する排水管を設けたことを特徴とする管内異物排出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078078A JP2858504B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 管内異物排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078078A JP2858504B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 管内異物排出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277453A JPH05277453A (ja) | 1993-10-26 |
| JP2858504B2 true JP2858504B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13651813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4078078A Expired - Fee Related JP2858504B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 管内異物排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858504B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5311212B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2013-10-09 | 株式会社栗本鐵工所 | 夾雑物捕集装置及びその設置方法 |
| KR100959373B1 (ko) * | 2009-06-04 | 2010-05-24 | 장현성 | 상수도관의 이물질 배출장치 |
| CN113482104B (zh) * | 2021-07-14 | 2023-02-03 | 重庆昕晟环保科技有限公司 | 一种二次供水储水设备的定量供水设备 |
| CN114349239A (zh) * | 2022-01-28 | 2022-04-15 | 常州机电职业技术学院 | 一种微型污水分层过滤系统 |
| CN118267774B (zh) * | 2024-05-29 | 2024-07-30 | 广州鹏锦环保科技有限公司 | 一种环保型废水处理用一体化设备 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP4078078A patent/JP2858504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05277453A (ja) | 1993-10-26 |
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Legal Events
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