JP2858076B2 - 物品の取扱装置 - Google Patents

物品の取扱装置

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JP2858076B2 JP6076459A JP7645994A JP2858076B2 JP 2858076 B2 JP2858076 B2 JP 2858076B2 JP 6076459 A JP6076459 A JP 6076459A JP 7645994 A JP7645994 A JP 7645994A JP 2858076 B2 JP2858076 B2 JP 2858076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数列複数段の収納ラ
インに収納された物品を複数個の荷揃えラインに荷揃え
する物品の取扱装置に関するものであり、特に多種類の
物品を荷揃えするのに好適な物品の取扱装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】物品の取扱装置に関する従来の技術とし
ては、実開昭54−886号公報に記載のもの等が知ら
れている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、実開昭54−886号公報には、数列
の物品収納手段を数段有する物品保管棚の上記各段に、
それぞれ独立した物品出庫手段を設けた物品の保管・払
い出し装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、実開昭54−886号公報に記載さ
れている物品の保管・払い出し装置は、複数列複数段の
物品収納手段(収納ライン)を有する物品保管棚の各段
に、それぞれ独立した物品出庫手段(第1の搬送ライ
ン)を設けてあるだけのため、各払い出しゲート(荷揃
えライン)に荷揃えできる物品は物品保管棚の各段に収
納されている物品に限定され、それぞれの払い出しゲー
トに多種類の物品を荷揃えすることはできない。仮に、
実開昭54−886号公報に記載されている物品の保管
・払い出し装置によって各払い出しゲート毎に多種類の
物品を荷揃えしようとすると、各段毎に多大の列の物品
収納手段を設けねばならず、大規模な設備と広大なスペ
ースとが必要となり経済的に成り立たない技術である。
【0006】従って、本発明の目的は、狭いスペースに
収納された多種類の物品を所望の荷揃えラインに荷揃え
することができるようにした物品の取扱装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数列複数段
の収納ラインに収納された物品を複数個の荷揃えライン
に荷揃えする物品の取扱装置において、複数段に配設さ
れた収納ラインのうち上側の収納ラインから取り出され
た物品を段毎に搬送する複数個の第1の搬送ラインと、
複数段に配設された収納ラインのうち上記第1の搬送ラ
インによって搬送される物品が収納されている収納ライ
ンより下側の収納ラインから取り出された物品を搬送す
る第2の搬送ラインと、それぞれの第1の搬送ラインに
接続されているそれぞれの荷揃えラインとを備え、複数
段に配設された収納ラインのうち上側のそれぞれの段の
複数列の収納ラインから取り出された物品がそれぞれの
第1の搬送ラインによってそれぞれの荷揃えラインに搬
送されるようになしてあると共に、複数段に配設された
収納ラインのうち上記第1の搬送ラインによって搬送さ
れる物品が収納されている収納ラインより下側の同一
の複数列の収納ラインから取り出された物品が上記第2
の搬送ラインによって上記複数個の荷揃えラインに搬送
されるようになしてあることを特徴とする物品の取扱装
置を提供することによって上記の目的を達成したもので
ある。
【0008】尚、下側の複数段の収納ラインから取り出
された物品が第2の搬送ラインによって1本に合流さ
れ、1本に合流された物品が分岐されて複数個の荷揃え
ラインに搬送されるようになしてあることが好ましい。
【0009】また、複数個の荷揃えラインが略同一の高
さに配設されていると共に、第2の搬送ラインが上記複
数個の荷揃えラインの高さ近傍で略水平に配設されてい
ることが好ましい。また、第2の搬送ラインが荷揃えラ
インの下方を潜るように配設されたコンベアを含むこと
が好ましい。
【0010】
【作用】本発明の物品の取扱装置は、複数列複数段の収
納ラインでなる狭いスペースに収納された物品のうち所
望の種類の物品を取り出して、所望の荷揃えラインまで
搬送し、荷揃えラインに所望の種類の物品を荷揃えする
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の物品の取扱装置の実施例につ
いて説明する。
【0012】図1は本発明の物品の取扱装置の一実施例
の概要を示す平面図、図2は図1に示す物品の取扱装置
のA−A視図、図3は図1に示すグラビティローラコン
ベア、搬送ライン、物品取り出し装置等の一部を拡大し
て示す斜視図、図4は図3に示すグラビティローラコン
ベアの下流端部と物品取り出し装置の要部とを拡大して
示す側面図、図5は図4の平面図である。
【0013】これらの図面において、1は複数列複数段
に配設された収納ラインで、先端側を低く傾斜させたグ
ラビティローラコンベアで構成されている。また、2は
それぞれのグラビティローラコンベア1の下流端部に設
けられた物品取り出し装置3を繋ぐように配設された搬
送ラインで、第1の搬送ライン21と第2の搬送ライン
22とを形成しており、第1の搬送ライン21は同一段
の複数列のグラビティローラコンベア1から取り出され
た物品Gを1個の荷揃えライン4に搬送するように上下
方向に複数段(10段)備えられている。また、第2の
搬送ライン22は同一段の複数列のグラビティローラコ
ンベア1から取り出された物品Gを複数個(10個)の
荷揃えライン4に搬送するように上下方向に複数段(2
段)備えられている。尚、グラビティローラコンベア1
は搬送ライン2に沿った方向に複数列(40列)、上下
方向に複数段(12段)配設されており、これらのグラ
ビティローラコンベア1によって40列12段の間口を
有する流動棚Fが構成されている。また、10個の第1
の搬送ライン21によって搬送された物品Gが荷揃えさ
れる10個の荷揃えライン4と、第2の搬送ライン22
によって搬送された物品Gが荷揃えされる10個の荷揃
えライン4とが同一であり、10個の荷揃えライン4が
略同一の高さに配設されていると共に、第2の搬送ライ
ン22が10個の荷揃えライン4の高さ近傍に配設され
ている。而して、40列12段のグラビティローラコン
ベア1に収納された物品Gを10個の荷揃えライン4に
荷揃するようになしてある。
【0014】上記実施例における各部について説明する
と、グラビティローラコンベア1は、複数個のローラ1
1を備える一対のレールフレーム12を傾斜状に配設し
たもので、搬送ライン2に沿った方向に40列、上下方
向に12段配設され、これらのグラビティローラコンベ
ア1によって40列12段の間口を有する流動棚Fが構
成されている。尚、図3においては40列12段のグラ
ビティローラコンベア1のうち5列1段のグラビティロ
ーラコンベア1のみを図示し、他のグラビティローラコ
ンベア1は図示省略している。
【0015】また、搬送ライン2は、並設されたグラビ
ティローラコンベア1の下流端部に設けられた物品取り
出し装置3を段毎に繋ぐようにグラビティローラコンベ
ア1と略直交して上下方向に12段配設された搬送速度
が16m/分(266.7mm/秒)の駆動ローラコン
ベアであり、駆動ローラコンベア2は、図外のローラと
図外のラインシャフトとの間に8の字状に掛張した図外
の輪ゴムによって、上記ラインシャフトの回転を上記ロ
ーラに伝達するように構成されている。また、上記ライ
ンシャフトには図外のパルスエンコーダーが取り付けら
れている。また、物品の荷揃え順序に応じた仮想空間β
を駆動ローラコンベア2に設定し、設定された仮想空間
βが取り出されるべき物品Gを収納したグラビティロー
ラコンベア1に対向する位置に到達したとき、物品Gを
駆動ローラコンベア2に取り出すように指令する手段を
備えている。
【0016】また、上10段の駆動ローラコンベア2の
下流には、それぞれ駆動ローラコンベア2a、傾斜ベル
トコンベア2b等が配設されており、駆動ローラコンベ
ア2、逆J字状に配設された駆動ローラコンベア2a、
駆動ローラコンベア2aの下流に配設された下向きの傾
斜ベルトコンベア2b等によってそれぞれの第1の搬送
ライン21が形成されている。尚、上側の駆動ローラコ
ンベア2を含む第1の搬送ライン21を形成する傾斜ベ
ルトコンベア2bは下側の駆動ローラコンベア2を含む
第1の搬送ライン21を形成する傾斜ベルトコンベア2
bより長く構成されており、それぞれの第1の搬送ライ
ン21は略同一の高さに配設されているそれぞれの荷揃
えライン4に接続されている。また、最下段の第1の搬
送ライン21は傾斜ベルトコンベア2bを備えておら
ず、駆動ローラコンベア2aが荷揃えライン4に接続さ
れている。而して、上下方向に重なるように配設された
10個の第1の搬送ライン21によって同一段の複数列
のグラビティローラコンベア1からそれぞれの駆動ロー
ラコンベア2に取り出された物品Gがそれぞれの荷揃え
ライン4に搬送されるようになしてある。
【0017】また、下2段の駆動ローラコンベア2の下
流には、駆動ローラコンベア2c、2d、2e、2f、
2g、2h、2i、傾斜ベルトコンベア2j、2k等が
配設されており、駆動ローラコンベア2、U字状に配設
された駆動ローラコンベア2c、駆動ローラコンベア2
cの下流に配設された直線状の駆動ローラコンベア2
d、駆動ローラコンベア2dから分岐するように配設さ
れた9個の駆動ローラコンベア2e、駆動ローラコンベ
ア2d、2eの下流に配設された10個の上向きの傾斜
ベルトコンベア2j、傾斜ベルトコンベア2jの下流に
配設された10個の駆動ローラコンベア2f等によって
上側の駆動ローラコンベア2を含む第2の搬送ライン2
2が形成されている。また、駆動ローラコンベア2、直
線状に配設された駆動ローラコンベア2g、駆動ローラ
コンベア2gの下流に配設されたU字状の駆動ローラコ
ンベア2h、駆動ローラコンベア2hの下流に配設され
た上向きの傾斜ベルトコンベア2k、傾斜ベルトコンベ
ア2kの下流に配設された駆動ローラコンベア2i、上
側の駆動ローラコンベア2を含む第2の搬送ライン22
も形成する駆動ローラコンベア2d、9個の駆動ローラ
コンベア2e、10個の傾斜ベルトコンベア2j、10
個の駆動ローラコンベア2f等によって下側の駆動ロー
ラコンベア2を含む第2の搬送ライン22が形成されて
いる。尚、上側の駆動ローラコンベア2を含む第2の搬
送ライン22は10個の荷揃えライン4の高さよりやや
低い位置で略水平に配設されている。また、上側の駆動
ローラコンベア2を含む第2の搬送ライン22と下側の
駆動ローラコンベア2を含む第2の搬送ライン22と
は、駆動ローラコンベア2dにおいて1本に合流され、
合流された1本の第2の搬送ライン22は分岐されて、
10個の第1の搬送ライン21によって物品Gが搬送さ
れる10個の荷揃えライン4に、駆動ローラコンベア2
fを介して接続されている。また、駆動ローラコンベア
2fの下流端部にはストッパ5が設けられており、物品
Gをストッパ5で制御して荷揃えライン4に合流するよ
うになしてある。而して、同一段の複数列のグラビティ
ローラコンベア1から上下方向に重なるように配設され
た第2の搬送ライン22を形成するそれぞれの駆動ロー
ラコンベア2に取り出された物品Gが、10個の荷揃え
ライン4の下方を潜るように配設された駆動ローラコン
ベア2dにおいて合流された後、分岐されて10個の荷
揃えライン4に搬送されるようになしてある。
【0018】また、それぞれのグラビティローラコンベ
ア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置3は、軸
33、34を支点としてエアーシリンダ35及びレバー
36によって上下に揺動される複数個のローラ31を備
える一対のレールフレーム32と、傾斜方向に自走して
くる物品Gを係止するストッパ37と、レールフレーム
32の下流に配設されたホイールレール38とを備えて
おり、エアーシリンダ35が下降端にあるとき、レール
フレーム32の傾斜がレールフレーム12の傾斜と略一
致していると共に、ストッパ37の上端がローラ31の
上面より突出するように構成されている。而して、物品
取り出し指令があると、エアーシリンダ35を作動する
ことによって、ストッパ37の上端をローラ31の上面
より下降すると共に、レールフレーム32の傾斜をレー
ルフレーム12の傾斜より大きくし、ストッパ37で係
止されたグラビティローラコンベア1の下流端部(先端
部)にある物品Gを取り出す。そのとき、レールフレー
ム32の上流端(後端)はレールフレーム12のローラ
11面より高くなっているので、後続の物品Gはレール
フレーム32の上流端で係止され、グラビティローラコ
ンベア1上に収納された物品Gを1個取り出すことがで
き、取り出された物品Gはホイールレール38によって
駆動ローラコンベア2に合流されるようになしてある。
【0019】また、10個の第1の搬送ライン21によ
って搬送された物品Gが荷揃えされる10個の荷揃えラ
イン4と、第2の搬送ライン22によって搬送された物
品Gが荷揃えされる10個の荷揃えライン4とが、アキ
ュームレーションコンベアで構成された同一のコンベア
であり、10個の荷揃えライン4が略同一の高さに配設
されている。尚、それぞれの荷揃えライン4の中間部に
はストッパ6が備えられており、第1の搬送ライン21
によって搬送された物品Gと第2の搬送ライン22によ
って搬送された物品Gとが、ストッパ5及びストッパ6
によって荷揃えライン4上に所望の順序で合流されるよ
うに制御されている。
【0020】次に、上述のグラビティローラコンベア1
に収納された物品Gのうち所望の種類の物品Gを取り出
して、所望の荷揃えライン4まで搬送し、荷揃えライン
4に所望の種類の物品Gを所望の順序で荷揃えする方法
について説明する。
【0021】先ず、下2段のグラビティローラコンベア
1から第2の搬送ライン22を形成する下2段の駆動ロ
ーラコンベア2に物品Gを取り出して、それぞれの駆動
ローラコンベア2に合流された物品Gを駆動ローラコン
ベア2dに合流するまでについて、駆動ローラコンベア
2の上流端側に配設された5列2段のグラビティローラ
コンベア1から物品Gを取り出す具体例で説明する(図
6参照)。1a、1b、1c、1d、1eは下から1段
目の駆動ローラコンベア2の上流端側に配設されたグラ
ビティローラコンベア、1f、1g、1h、1i、1j
は下から2段目の駆動ローラコンベア2の上流端側に配
設されたグラビティローラコンベアであり、下から1段
目と2段目の駆動ローラコンベア2に沿ってそれぞれの
段に並設された40個のグラビティローラコンベア1の
配設間隔を700mmとした場合には、上流端のグラビ
ティローラコンベア1e、1jとの距離、即ちオフセッ
ト値αは、グラビティローラコンベア1e、1jに隣接
するグラビティローラコンベア1d、1iが700m
m、グラビティローラコンベア1d、1iに隣接するグ
ラビティローラコンベア1c、1hが1400mm、グ
ラビティローラコンベア1c、1hに隣接するグラビテ
ィローラコンベア1b、1gが2100mm、グラビテ
ィローラコンベア1b、1gに隣接するグラビティロー
ラコンベア1a、1fが2800mmである。
【0022】また、下2段の80個のグラビティローラ
コンベア1には荷揃え要求頻度が小さい80種類の物品
Gがそれぞれのグラビティローラコンベア1に1種類ず
つ収納されている。即ち、グラビティローラコンベア1
aには長さ寸法、即ち駆動ローラコンベア2の流れ方向
の寸法が430mmの物品Gaが、グラビティローラコ
ンベア1bには長さ寸法が530mmの物品Gbが、グ
ラビティローラコンベア1cには長さ寸法が380mm
の物品Gcが、グラビティローラコンベア1dには長さ
寸法が280mmの物品Gdが、グラビティローラコン
ベア1eには長さ寸法が250mmの物品Geが、グラ
ビティローラコンベア1fには長さ寸法が430mmの
物品Gfが、グラビティローラコンベア1gには長さ寸
法が380mmの物品Ggが、グラビティローラコンベ
ア1hには長さ寸法が590mmの物品Ghが、グラビ
ティローラコンベア1iには長さ寸法が280mmの物
品Giが、グラビティローラコンベア1jには長さ寸法
が250mmの物品Gjがそれぞれ複数個ずつ収納され
ている。
【0023】而して、駆動ローラコンベア2dに、例え
ば、10個の物品Gが次の順序、即ち物品Ga、Gg、
Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、Gh、Gj、Gdで合
流されるように指令があると、以下のように演算及び制
御が行われ、所望の物品Gがグラビティローラコンベア
1から駆動ローラコンベア2に取り出される。
【0024】即ち、駆動ローラコンベア2dに最初に合
流される物品Gaはグラビティローラコンベア1aから
取り出されるが、グラビティローラコンベア1aはその
オフセット値αが2800mmに位置しているので、荷
揃え開始から、オフセット値α分遅らせて物品Gaが取
り出される。即ち、荷揃え開始から2800mm÷26
6.7mm/秒=10.5秒後にグラビティローラコン
ベア1aから物品Gaを駆動ローラコンベア2に取り出
すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベア
1aの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与え
られる。
【0025】物品Gaの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Ggは物品Gaと異なる下から2段目の
グラビティローラコンベア1に収納されているので、下
から1段目のグラビティローラコンベア1から合流され
る物品Gと衝突しないように2秒の位相差を設けて合流
されるようになしてあると共に、グラビティローラコン
ベア1gのオフセット値α分2100mm、即ち210
0mm÷266.7mm/秒=7.9秒を加えた9.9
秒に、更に下側の駆動ローラコンベア2を含む第2の搬
送ライン22より搬送経路が短いことによって生じる合
流時間差(以下「合流時間差」と記す)を加算した時間
後にグラビティローラコンベア1gから物品Ggを駆動
ローラコンベア2に取り出すように物品取り出し指令が
グラビティローラコンベア1gの下流端部に設けられた
物品取り出し装置3に与えられる。
【0026】物品Ggの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Gjは物品Ggと同一段のグラビティロ
ーラコンベア1に収納されており、このように同一段の
グラビティローラコンベア1に収納された物品Gが連続
的に駆動ローラコンベア2に取り出されて合流される場
合には、駆動ローラコンベア2に物品Gの合流順序及び
物品Gの長さ寸法に応じた仮想空間β、即ち物品Gの長
さ寸法に一定の余裕空間を加算した空間を連続的に設定
し、所定の仮想空間βが合流されるべき物品Gに対向す
る位置に到達したとき、物品Gを駆動ローラコンベア2
に取り出すように物品取り出し指令がグラビティローラ
コンベア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置3
に与えられるようになしてあるので、先に駆動ローラコ
ンベア2dに合流される物品Ggのオフセット値α分を
除いた駆動ローラコンベア2への取り出し時間、即ち2
秒+合流時間差後に、物品Ggの長さ寸法380mmに
余裕空間400mmを加算した物品Ggの仮想空間β
g、即ち380mm+400mm=780mmを設定
し、駆動ローラコンベア2に設定された仮想空間βgが
移動するのに要する時間、即ち780mm÷266.7
mm/秒=2.9秒を加えた4.9秒+合流時間差後に
グラビティローラコンベア1jから物品Gjを駆動ロー
ラコンベア2に設定された仮想空間βjに取り出すよう
に物品取り出し指令がグラビティローラコンベア1jの
下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与えられ
る。尚、グラビティローラコンベア1jのオフセット値
αは0mmであるので、オフセット値α分を上記の時間
に加算する必要はない。
【0027】物品Gjの次も物品Gjが連続的に取り出
されるので、上述の取り出し時間、即ち4.9秒+合流
時間差後に物品Gjの長さ寸法250mmに余裕空間4
00mmを加算した物品Gjの仮想空間βj、即ち25
0mm+400mm=650mmを設定し、駆動ローラ
コンベア2に設定された仮想空間βjが移動するのに要
する時間、即ち650mm÷266.7mm/秒=2.
4秒を加えた7.3秒+合流時間差後にグラビティロー
ラコンベア1jから物品Gjを駆動ローラコンベア2に
設定された仮想空間βjに取り出すように物品取り出し
指令がグラビティローラコンベア1jの下流端部に設け
られた物品取り出し装置3に与えられる。尚、グラビテ
ィローラコンベア1jのオフセット値αは0mmである
ので、オフセット値α分を上記の時間に加算する必要は
ない。
【0028】物品Gjの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Gdは物品Gjと異なる下から1段目の
グラビティローラコンベア1に収納されているので、上
述の合流時間差分を除いた取り出し時間、即ち7.3秒
後に位相差2秒を加えた9.3秒後に、グラビティロー
ラコンベア1dのオフセット値α分700mm、即ち7
00mm÷266.7mm/秒=2.6秒を加えた1
1.9秒後にグラビティローラコンベア1dから物品G
dを駆動ローラコンベア2に取り出すように物品取り出
し指令がグラビティローラコンベア1dの下流端部に設
けられた物品取り出し装置3に与えられる。尚、下から
1段目の駆動ローラコンベア2に充分な余裕空間が取れ
ているか否かを確認するために、以下のような演算もな
される。即ち、下から1段目の駆動ローラコンベア2の
下流端に物品Gdが取り出される前に取り出される物品
Gaのオフセット値α分を除いた駆動ローラコンベア2
への取り出し時間、即ち0秒後に、物品Gaの長さ寸法
430mmに余裕空間400mmを加算した物品Gaの
仮想空間βa、即ち430mm+400mm=830m
mを設定し、駆動ローラコンベア2に設定された仮想空
間βaが移動するのに要する時間、即ち830mm÷2
66.7mm/秒=3.1秒を加えた値は3.1秒後で
あり、この値と上述の取り出し時間、即ち9.3秒後と
を比較すると、上述の9.3秒後の方が遅いので、下か
ら1段目の駆動ローラコンベア2に充分な余裕空間が取
れていることが確認できる。もし、下から1段目の駆動
ローラコンベア2に必要な余裕空間が取れてない場合に
は、上述の取り出し時間、即ち11.9秒後に更に必要
な余裕空間を確保するための時間を加算するように制御
される。
【0029】物品Gdの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Giは物品Gdと異なる下から2段目の
グラビティローラコンベア1に収納されているので、先
に駆動ローラコンベア2dに合流される物品Gdのオフ
セット値α分を除いた駆動ローラコンベア2への取り出
し時間、即ち9.3秒後に位相差2秒を加えた11.3
秒後に、グラビティローラコンベア1iのオフセット値
α分700mm、即ち700mm÷266.7mm/秒
=2.6秒を加えた13.9秒に、更に合流時間差を加
算した時間後にグラビティローラコンベア1iから物品
Giを駆動ローラコンベア2に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア1iの下流端部に
設けられた物品取り出し装置3に与えられる。尚、下か
ら2段目の駆動ローラコンベア2に充分な余裕空間が取
れているか否かを確認するために、以下のような演算も
なされる。即ち、下から2段目の駆動ローラコンベア2
の下流端に物品Giが取り出される前に取り出される物
品Gjのオフセット値α分を除いた駆動ローラコンベア
2への取り出し時間、即ち7.3秒+合流時間差後に、
物品Gjの長さ寸法250mmに余裕空間400mmを
加算した物品Gjの仮想空間βj、即ち250mm+4
00mm=650mmを設定し、駆動ローラコンベア2
に設定された仮想空間βjが移動するのに要する時間、
即ち650mm÷266.7mm/秒=2.4秒を加え
た値は9.7秒+合流時間差後であり、この値と上述の
物品Giのオフセット値α分を加算する前の取り出し時
間、即ち11.3秒+合流時間差後とを比較すると、上
述の11.3秒+合流時間差後の方が遅いので、下から
2段目の駆動ローラコンベア2に充分な余裕空間が取れ
ていることが確認できる。
【0030】物品Giの次も物品Giが連続的に取り出
されるので、先に駆動ローラコンベア2dに合流される
物品Giのオフセット値α分を除いた駆動ローラコンベ
ア2への取り出し時間、即ち11.3秒+合流時間差後
に、物品Giの長さ寸法280mmに余裕空間400m
mを加算した物品Giの仮想空間βi、即ち280mm
+400mm=680mmを設定し、駆動ローラコンベ
ア2に設定された仮想空間βiが移動するのに要する時
間、即ち680mm÷266.7mm/秒=2.5秒を
加えた13.8秒+合流時間差後に、グラビティローラ
コンベア1iのオフセット値α分700mm、即ち70
0mm÷266.7mm/秒=2.6秒を加えた16.
4秒+合流時間差後にグラビティローラコンベア1iか
ら物品Giを駆動ローラコンベア2に設定された仮想空
間βiに取り出すように物品取り出し指令がグラビティ
ローラコンベア1iの下流端部に設けられた物品取り出
し装置3に与えられる。
【0031】物品Giの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Ghは物品Giと同一段のグラビティロ
ーラコンベア1に収納されているので、先に駆動ローラ
コンベア2dに合流される物品Giのオフセット値α分
を除いた駆動ローラコンベア2への取り出し時間、即ち
13.8秒+合流時間差後に、物品Giの長さ寸法28
0mmに余裕空間400mmを加算した物品Giの仮想
空間βi、即ち280mm+400mm=680mmを
設定し、駆動ローラコンベア2に設定された仮想空間β
iが移動するのに要する時間、即ち680mm÷26
6.7mm/秒=2.5秒を加えた16.3秒+合流時
間差後に、グラビティローラコンベア1hのオフセット
値α分1400mm、即ち1400mm÷266.7m
m/秒=5.2秒を加えた21.5秒+合流時間差後に
グラビティローラコンベア1hから物品Ghを駆動ロー
ラコンベア2に設定された仮想空間βhに取り出すよう
に物品取り出し指令がグラビティローラコンベア1hの
下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与えられ
る。
【0032】物品Ghの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Gjは物品Ghと同一段のグラビティロ
ーラコンベア1に収納されているので、先に駆動ローラ
コンベア2dに合流される物品Ghのオフセット値α分
を除いた駆動ローラコンベア2への取り出し時間、即ち
16.3秒+合流時間差後に、物品Ghの長さ寸法59
0mmに余裕空間400mmを加算した物品Ghの仮想
空間βh、即ち590mm+400mm=990mmを
設定し、駆動ローラコンベア2に設定された仮想空間β
hが移動するのに要する時間、即ち990mm÷26
6.7mm/秒=3.7秒を加えた20.0秒+合流時
間差後に、グラビティローラコンベア1jから物品Gj
を駆動ローラコンベア2に設定された仮想空間βjに取
り出すように物品取り出し指令がグラビティローラコン
ベア1jの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に
与えられる。尚、グラビティローラコンベア1jのオフ
セット値αは0mmであるので、オフセット値α分を上
記の時間に加算する必要はない。
【0033】物品Gjの次に駆動ローラコンベア2dに
合流される物品Gdは物品Gjと異なる下から1段目の
グラビティローラコンベア1に収納されているので、先
に駆動ローラコンベア2dに合流される物品Gjのオフ
セット値α及び合流時間差分を除いた駆動ローラコンベ
ア2への取り出し時間、即ち20.0秒後に位相差2秒
を加えた22.0秒後に、グラビティローラコンベア1
dのオフセット値α分700mm、即ち700mm÷2
66.7mm/秒=2.6秒を加えた24.6秒後にグ
ラビティローラコンベア1dから物品Gdを駆動ローラ
コンベア2に取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティローラコンベア1dの下流端部に設けられた物品取
り出し装置3に与えられる。尚、下から1段目の駆動ロ
ーラコンベア2に充分な余裕空間が取れているか否かを
確認するために、以下のような演算もなされる。即ち、
下から1段目の駆動ローラコンベア2の下流端に物品G
dが取り出される前に取り出される物品Gdのオフセッ
ト値α分を除いた駆動ローラコンベア2への取り出し時
間、即ち9.3秒後に、物品Gdの長さ寸法280mm
に余裕空間400mmを加算した物品Gdの仮想空間β
d、即ち280mm+400mm=680mmを設定
し、駆動ローラコンベア2に設定された仮想空間βdが
移動するのに要する時間、即ち680mm÷266.7
mm/秒=2.5秒を加えた値は11.8秒後であり、
この値と上述の物品Gdのオフセット値α分を加算する
前の取り出し時間、即ち22.0秒後とを比較すると、
上述の22.0秒後の方が遅いので、下から1段目の駆
動ローラコンベア2に充分な余裕空間が取れていること
が確認できる。
【0034】以上の如くして図外のコンピュータで演算
された、荷揃え開始からそれぞれの物品Gが取り出され
るまでの時間に、駆動ローラコンベア2の搬送速度26
6.7mm/秒を乗じた値は、荷揃え開始からそれぞれ
の物品Gが取り出されるまでのそれぞれの仮想空間βの
搬送距離となる。従って、駆動ローラコンベア2のライ
ンシャフトに取り付けられたパルスエンコーダーの1パ
ルスの間の仮想空間βの搬送距離で、荷揃え開始からそ
れぞれの物品Gが取り出されるまでの仮想空間βの搬送
距離を除した値は、それぞれの物品Gが取り出されるべ
き荷揃え開始からのパルス値となる。而して、上記コン
ピュータは上記荷揃え開始からのパルス値とそれぞれの
物品Gが取り出されるべきグラビティローラコンベア1
の番号とを図外のシーケンサーに送信する。上記データ
を受信したシーケンサーは上記荷揃え開始からのパルス
値と物品Gが取り出されるべきグラビティローラコンベ
ア1の番号とを記憶しておき、荷揃え開始と同時に上記
パルスエンコーダーのパルスをカウント開始して指令さ
れたパルス値と一致したグラビティローラコンベア1の
下流端部に設けられた物品取り出し装置3のエアーシリ
ンダ35を作動させ、所望の物品Gを駆動ローラコンベ
ア2へ取り出すように制御する。従って、それぞれの駆
動ローラコンベア2に取り出された物品Gは、駆動ロー
ラコンベア2dに物品Ga、Gg、Gj、Gj、Gd、
Gi、Gi、Gh、Gj、Gdの順序で合流される。
【0035】駆動ローラコンベア2dに合流された物品
Gのうち一部または全ての物品Gが所望の荷揃えライン
4の上流側に配設された駆動ローラコンベア2eに分岐
されるか、或いは全ての物品Gが分岐されずに傾斜ベル
トコンベア2jに搬送される。而して、第2の搬送ライ
ン22によって搬送された物品Gは傾斜ベルトコンベア
2j、駆動ローラコンベア2f等を経て、10個の荷揃
えライン4のうち所望の荷揃えライン4に、後述の如く
合流される。即ち、下2段のグラビティローラコンベア
1に収納された荷揃え要求頻度が小さい80種類の物品
Ga、Gb、Gc、・・・を、第2の搬送ライン22に
よって、10個の荷揃えライン4のうち何れの荷揃えラ
イン4にも搬送することができる。
【0036】次に、上10段のグラビティローラコンベ
ア1から第1の搬送ライン21を形成する上10段の駆
動ローラコンベア2に物品Gを取り出して、それぞれの
駆動ローラコンベア2に合流された物品Gを傾斜ベルト
コンベア2bを経てそれぞれの荷揃えライン4に搬送す
ることについて説明する。
【0037】上10段(下から3段目〜12段目)の駆
動ローラコンベア2に沿ってそれぞれの段に40個のグ
ラビティローラコンベア1が700mmの間隔で並設さ
れており、それぞれの段の40個のグラビティローラコ
ンベア1には荷揃え要求頻度が大きい40種類の物品G
k、Gl、Gm、・・・がそれぞれのグラビティローラ
コンベア1に1種類ずつ収納されている。尚、同一列に
位置する段方向に10個のグラビティローラコンベア1
に同一の種類の物品Gがそれぞれ複数個ずつ収納されて
いる。即ち、それぞれの段の駆動ローラコンベア2に取
り出される40個のグラビティローラコンベア1に同一
の40種類の物品Gk、Gl、Gm、・・・が収納され
ている。
【0038】而して、例えば最上段(下から12段目)
のグラビティローラコンベア1から最上段の駆動ローラ
コンベア2に、10個の物品Gが次の順序、即ち物品G
k、Gn、Gp、Gr、Gl、Go、Gq、Gs、G
m、Gtで合流されるように指令があると、下2段のグ
ラビティローラコンベア1から下2段の駆動ローラコン
ベア2に物品Gを取り出すときと同様に演算及び制御が
行われて、最上段のグラビティローラコンベア1から最
上段の駆動ローラコンベア2に所望の物品Gが取り出さ
れ、傾斜ベルトコンベア2bを経て荷揃えライン4に搬
送される。同様にして、下から3段目〜11段目の駆動
ローラコンベア2にも所望の物品Gが取り出され、それ
ぞれの傾斜ベルトコンベア2bを経てそれぞれの荷揃え
ライン4に搬送される。尚、第1の搬送ライン21によ
って荷揃えライン4に搬送された物品Gは、第2の搬送
ライン22によって搬送された物品Gと後述の如く合流
される。即ち、上10段のそれぞれのグラビティローラ
コンベア1に収納された荷揃え要求頻度が大きい40種
類の物品Gk、Gl、Gm、・・・のうち所望の種類の
物品Gを、第1の搬送ライン21によって、それぞれの
荷揃えライン4に搬送することができる。
【0039】而して、最上段の駆動ローラコンベア2を
含む第1の搬送ライン21の下流に配設された荷揃えラ
イン4に、第1の搬送ライン21によって搬送された物
品Gk、Gn、Gp、Gr、Gl、Go、Gq、Gs、
Gm、Gtと、第2の搬送ライン22によって搬送され
た物品Ga、Gg、Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、G
h、Gj、Gdとが、次の順序、即ち物品Ga、Gk、
Gn、Gg、Gp、Gj、Gr、Gl、Go、Gj、G
d、Gi、Gi、Gq、Gh、Gs、Gm、Gj、G
d、Gtで合流されるように指令があると、ストッパ
5、6を断続的に作動して物品Gが合流され、物品Gが
所望の順序で荷揃えライン4に荷揃えされる(図6参
照)。
【0040】以上の如く、40列12段のグラビティロ
ーラコンベア1のうち上10段のそれぞれの段の40個
のグラビティローラコンベア1には荷揃え要求頻度が大
きい40種類の物品Gk、Gl、Gm、・・・がそれぞ
れのグラビティローラコンベア1に1種類ずつ収納され
ている。尚、同一列に位置する段方向に10個のグラビ
ティローラコンベア1に同一の種類の物品Gがそれぞれ
複数個ずつ収納されている。また、下2段のグラビティ
ローラコンベア1には荷揃え要求頻度が小さい80種類
の物品Ga、Gb、Gc、・・・が収納されている。従
って、上10段のそれぞれのグラビティローラコンベア
1に収納された40種類の物品Gk、Gl、Gm、・・
・のうち所望の物品Gをそれぞれの第1の搬送ライン2
1によって搬送し、それぞれの荷揃えライン4に40種
類の物品Gk、Gl、Gm、・・・のうち所望の物品G
を荷揃えすることができる。また、下2段のグラビティ
ローラコンベア1に収納された80種類の物品Ga、G
b、Gc、・・・のうち所望の物品Gを第2の搬送ライ
ン22によって搬送し、10個の荷揃えライン4に80
種類の物品Ga、Gb、Gc、・・・のうち所望の物品
Gを荷揃えすることができる。即ち、10個の荷揃えラ
イン4にそれぞれ120種類の物品Gのうち所望の物品
Gを荷揃えすることができる。
【0041】以上、本発明の物品の取扱装置の一実施例
について説明したが、本発明の物品の取扱装置はこれら
に制限されるものではない。例えば、複数個の荷揃えラ
イン4が上下方向に並設されていてもよい。
【0042】
【0043】
【発明の効果】本発明の物品の取扱装置は、上述のとお
り構成されているので、複数列複数段の収納ラインでな
る狭いスペースに収納された物品のうち所望の種類の物
品を取り出して、所望の荷揃えラインまで搬送し、荷揃
えラインに所望の種類の物品を荷揃えすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の取扱装置の一実施例の概要を示
す平面図である。
【図2】図1に示す物品の取扱装置のA−A視図であ
る。
【図3】図1に示すグラビティローラコンベア、搬送ラ
イン、物品取り出し装置等の一部を拡大して示す斜視図
である。
【図4】図3に示すグラビティローラコンベアの下流端
部と物品取り出し装置の要部とを拡大して示す側面図で
ある。
【図5】図4の平面図である。
【図6】物品を荷揃えする方法についての説明図であ
る。
【符号の説明】
1 収納ライン(グラビティローラコンベア) 4 荷揃えライン 21 第1の搬送ライン 22 第2の搬送ライン G 物品

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数列複数段の収納ラインに収納された
    物品を複数個の荷揃えラインに荷揃えする物品の取扱装
    置において、複数段に配設された収納ラインのうち上側
    の収納ラインから取り出された物品を段毎に搬送する複
    数個の第1の搬送ラインと、複数段に配設された収納ラ
    インのうち上記第1の搬送ラインによって搬送される物
    品が収納されている収納ラインより下側の収納ラインか
    ら取り出された物品を搬送する第2の搬送ラインと、そ
    れぞれの第1の搬送ラインに接続されているそれぞれの
    荷揃えラインとを備え、複数段に配設された収納ライン
    のうち上側のそれぞれの段の複数列の収納ラインから取
    り出された物品がそれぞれの第1の搬送ラインによって
    それぞれの荷揃えラインに搬送されるようになしてある
    と共に、複数段に配設された収納ラインのうち上記第1
    の搬送ラインによって搬送される物品が収納されている
    収納ラインより下側の同一段の複数列の収納ラインから
    取り出された物品が上記第2の搬送ラインによって上記
    複数個の荷揃えラインに搬送されるようになしてあるこ
    とを特徴とする物品の取扱装置。
  2. 【請求項2】 下側の複数段の収納ラインから取り出さ
    れた物品が第2の搬送ラインによって1本に合流され、
    1本に合流された物品が分岐されて複数個の荷揃えライ
    ンに搬送されるようになしてある請求項1記載の物品の
    取扱装置。
  3. 【請求項3】 複数個の荷揃えラインが略同一の高さに
    配設されていると共に、第2の搬送ラインが上記複数個
    の荷揃えラインの高さ近傍で略水平に配設されている請
    求項2記載の物品の取扱装置。
  4. 【請求項4】 第2の搬送ラインが荷揃えラインの下方
    を潜るように配設されたコンベアを含む請求項3記載の
    物品の取扱装置。
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