JPH11124233A - 物品の積付け装置 - Google Patents

物品の積付け装置

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JPH11124233A
JPH11124233A JP30925797A JP30925797A JPH11124233A JP H11124233 A JPH11124233 A JP H11124233A JP 30925797 A JP30925797 A JP 30925797A JP 30925797 A JP30925797 A JP 30925797A JP H11124233 A JPH11124233 A JP H11124233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の種類の物品を任意の位置に積み付ける
ことができる。 【解決手段】 物品Gを複数列に積み付ける物品の積付
け装置において、物品Gを先行して供給された物品Gの
上に供給する複数列の物品供給コンベア2002と、積
み付けられた物品Gを昇降する昇降装置2003と、昇
降装置2003を物品Gの供給方向に沿って移動する移
動装置2004とを備え、物品供給コンベア2002が
物品Gの供給方向に沿って進退可能に構成されていると
共に、物品Gが1列または複数列の物品供給コンベア2
002によって先行して供給された物品Gの上に供給さ
れるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を複数列に積
み付ける物品の積付け装置に関するものであり、特に物
品供給コンベアが物品の供給方向に沿って進退可能に構
成されている物品の積付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の積付け装置に関する従来の技術と
しては、特開平5−58452号公報に記載のもの等が
知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特開平5−58452号公報には、同
一アイテム品または同一グループ品を物品搬送コンベア
或いはパレットを順次同一壁面に沿って昇降動させて、
該壁面に物品を当接しつつ壁面に沿って棒状に積み重ね
ていき、まとめてパレット上の上下方向に積層された状
態で順次載置していく荷積方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、特開平5−58452号公報の図3
には、多連の搬送コンベア(物品供給コンベア)が図示
されているが、搬送コンベア(物品供給コンベア)が物
品の搬送(供給)方向に沿って進退可能に構成されてい
ないと共に、物品が1列または複数列の搬送コンベア
(物品供給コンベア)によって先行して供給された物品
の上に供給されるように構成されていないため、任意の
種類の物品を任意の位置に積み付けることはできない。
【0006】従って、本発明の目的は、物品供給コンベ
アを物品の供給方向に沿って進退可能に構成すると共
に、物品を1列または複数列の物品供給コンベアによっ
て先行して供給された物品の上に供給するように構成す
ることによって、任意の種類の物品を任意の位置に積み
付けることができるようにした物品の積付け装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、物品を複数列
に積み付ける物品の積付け装置において、物品を先行し
て供給された物品の上に供給する複数列の物品供給コン
ベアを備え、該物品供給コンベアが物品の供給方向に沿
って進退可能に構成されていると共に、上記物品が1列
または複数列の物品供給コンベアによって先行して供給
された物品の上に供給されるように構成されていること
を特徴とする物品の積付け装置を提供することによって
上記の目的を達成したものである。
【0008】また、本発明は、物品を複数列に積み付け
る物品の積付け装置において、物品を先行して供給され
た物品の上に供給する複数列の物品供給コンベアと、積
み付けられた物品を昇降する昇降装置と、該昇降装置を
物品の供給方向に沿って移動する移動装置とを備え、上
記物品供給コンベアが物品の供給方向に沿って進退可能
に構成されていると共に、上記物品が1列または複数列
の物品供給コンベアによって先行して供給された物品の
上に供給されるように構成されていることを特徴とする
物品の積付け装置を提供することによって上記の目的を
達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をその
実施に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共に説明す
る。
【0010】図1は物品の荷揃え設備の一実施例を部分
的に示す斜視図、図2は物品の荷揃え設備の一実施例を
部分的に示す要部立面図、図3は図1に示すグラビティ
ローラコンベアの下流端部を拡大して示す側面図、図4
は図3の平面図、図5は荷揃えされた物品を収納するグ
ラビティローラコンベアの一実施例を示す平面図、図6
は図5に示すグラビティローラコンベアの一実施例を部
分的に示す側面図、図7は本発明の物品の積付け装置の
一実施例を示す斜視図、図8は物品の荷揃え設備による
荷揃え方法の一実施例についての説明図、図9および図
10は図7に示す物品の積付け装置の動作を説明するた
めの側面図、図11および図12は図7に示す物品の積
付け装置によってパレット上に積み付けられた物品の状
態を示す斜視図、図13は図12に示すパレット上に積
み付けられた物品の状態のA−A視図である。
【0011】これらの図面において、1は種類(品種)
別に物品Gを収納するグラビティローラコンベアで、先
端側を低く傾斜させて搬送コンベア2に沿った方向に複
数列(5列)、上下方向に複数段(2段)配設されてお
り、これらのグラビティローラコンベア1によって複数
列複数段の間口を有する流動棚Fが構成されている。ま
た、搬送コンベア2は上記間口に沿って段毎に配設され
た駆動ローラコンベアで、上下方向に2段設けられてい
る。また、それぞれのグラビティローラコンベア1の下
流端部には、物品取り出し装置3が設けられている。ま
た、4は2段の搬送コンベア2の下流部に配設され物品
Gを一定のピッチで上下方向に搬送する上下搬送装置で
あり、串(フォーク)状の物品載置部411を有する物
品搬送具41と、無端回動体42とを備え、無端回動体
42によって物品搬送具41を連続的に回動するように
なしてある。また、1001は荷揃えされた物品Gを収
納する先端側を低く傾斜させたグラビティローラコンベ
アであり、搬送コンベア1002に沿った方向に複数列
(5列)配設されている。また、それぞれのグラビティ
ローラコンベア1001の下流端部には、物品取り出し
装置1003が設けられている。また、2000はグラ
ビティローラコンベア1001に収納された物品Gをパ
レットP上に複数列に積み付ける物品の積付け装置であ
り、パレット搬送コンベア2001と、物品Gをパレッ
トP或いは先行して供給され積み付けられた物品Gの上
に供給する複数列(図5では5列、図7では4列)の物
品供給コンベア2002と、パレットP或いは先行して
積み付けられた物品Gを昇降する昇降装置2003と、
昇降装置2003を物品Gの供給方向に沿って移動する
移動装置2004とを備え、物品供給コンベア2002
が物品Gの供給方向に沿って進退可能に構成されている
と共に、物品Gが1列または複数列の物品供給コンベア
2002によって先行して供給された物品Gの上に供給
されるように構成されている。而して、複数列複数段に
配設されたグラビティローラコンベア1に収納された物
品Gをそれぞれの段の搬送コンベア2に取り出して合流
し、それぞれの搬送コンベア2に合流された物品Gを上
下搬送装置4によって更に1列に合流し、合流された物
品Gを搬送コンベア1002を経て複数列に配設された
グラビティローラコンベア1001に分岐して収納した
後、積み付けられた物品Gの下降時間に応じた間隔でグ
ラビティローラコンベア1001に収納されている後続
する物品Gを物品供給コンベア2002上に取り出して
荷揃えし、荷揃えされた物品Gを下方に移動中の先行し
て供給され積み付けられた物品Gの上に供給してコラム
状(縦方向)に積み付け、パレットP上に複数行複数列
のコラムが形成されるようになしてある。
【0012】上記実施例における各部について説明する
と、グラビティローラコンベア1は、複数個のローラ1
1を備える一対のレールフレーム12を傾斜状に配設し
たもので、グラビティローラコンベア1上に供給された
物品Gはローラ11上をその自重により自走して収納さ
れた後、物品取り出し装置3により搬送コンベア2に取
り出される。尚、1a、1b、1c、1d、1eは下段
側に配設されたグラビティローラコンベア、1f、1
g、1h、1i、1jは上段側に配設されたグラビティ
ローラコンベアである。
【0013】また、搬送コンベア2は、並設されたグラ
ビティローラコンベア1の下流端部に設けられた物品取
り出し装置3を繋ぐように配設された搬送速度が25m
/分(416.7mm/秒)の駆動ローラコンベアで、
グラビティローラコンベア1と略直交するように上下方
向に複数段(2段)設けられており、ローラ21と図外
のラインシャフト22との間に8の字状に掛張した図外
の輪ゴムによって、ラインシャフト22の回転をローラ
21に伝達するように構成されている。また、それぞれ
の搬送コンベア2のラインシャフト22は互いにチェー
ンで連結され同一のモータによって駆動されるようにな
っている。尚、何れかのラインシャフト22には図外の
パルスエンコーダーが取り付けられている。
【0014】また、物品取り出し装置3は、軸33、3
4を支点としてエアーシリンダ35及びレバー36によ
って上下に揺動される複数個のローラ31を備える一対
のレールフレーム32と、傾斜方向に自走してくる物品
Gを係止するストッパ37とを備えており、エアーシリ
ンダ35が下降端にあるとき、レールフレーム32の傾
斜がレールフレーム12の傾斜と略一致していると共
に、ストッパ37の上端がローラ31の上面より突出す
るように構成されている。而して、物品取り出し指令が
あると、エアーシリンダ35を作動することによって、
ストッパ37の上端をローラ31の上面より下降すると
共に、レールフレーム32の傾斜をレールフレーム12
の傾斜より大きくし、ストッパ37で係止された先端の
物品Gを取り出す。そのとき、レールフレーム32の後
端はレールフレーム12のローラ11面より高くなって
いるので、後続の物品Gはレールフレーム32の後端で
係止され、グラビティローラコンベア1上に収納された
物品Gを搬送コンベア2に1個だけ取り出すことがで
き、取り出された物品Gはホイールレール38によって
搬送コンベア2に合流される。
【0015】また、2段の搬送コンベア2の下流部に配
設された上下搬送装置4は、串(フォーク)状の物品載
置部411とガイドローラ412を有する物品搬送具4
1と、4個のスプロケットホイール43によって略長方
形に張架された無端回動体(無端チェーン)42と、無
端チェーン42の回動軌跡に沿って配設された第1ガイ
ドフレーム44と、無端チェーン42の回動軌跡と略同
形状で上下及び左右方向にずらして配設された第2ガイ
ドフレーム45と、物品搬送具41を一定の姿勢に保つ
ための補助ガイドフレーム46等を備え、4個(図2に
おいては2個のみ図示されている)の物品搬送具41を
速度が30m/分の無端チェーン42に一定(1830
mm)の間隔で回転自在に取り付けて、第1ガイドフレ
ーム44と第2ガイドフレーム45と補助ガイドフレー
ム46とによって一定姿勢(略水平)に保たれた物品搬
送具41を上下方向に連続的に回動するようになしてあ
る。
【0016】また、5は、上段の搬送コンベア2の下流
端部に配設され物品Gを上下搬送装置4に受け渡すため
の受渡しコンベアで、7本の無端チェーンでフォーク状
に構成された固定串形コンベア51と、6本の無端チェ
ーンと図外のスライド用エアーシリンダとでフォーク状
に構成された移動串形コンベア52とからなり、移動串
形コンベア52の6本の無端チェーンがスライド用エア
ーシリンダによって固定串形コンベア51の7本の無端
チェーン或いは物品載置部411の7本の串(フォー
ク)の隙間部分を物品Gの搬送方向に沿って移動するよ
うになしてあり、移動串形コンベア52と物品載置部4
11とが交叉可能に構成されている。尚、移動串形コン
ベア52の先端部にはストッパ521が備えられてい
る。
【0017】また、6は、下段の搬送コンベア2の下流
端部に配設され物品Gを上下搬送装置4に受け渡すため
の受渡しコンベアで、6本の無端チェーンでフォーク状
に構成された固定串形コンベア61からなり、移動串形
コンベア61の6本の無端チェーンが物品載置部411
の7本の串(フォーク)の隙間部分に配設され、固定串
形コンベア61と物品載置部411とが交叉可能に構成
されている。尚、固定串形コンベア61の先端部にはス
トッパ611が備えられている。
【0018】また、7は、物品Gを上下搬送装置4から
取り出すための取り出しコンベアで、6本の無端チェー
ンでフォーク状に構成された固定串形コンベア71とそ
の下流に配設された駆動ローラコンベア72とからな
り、固定串形コンベア71の6本の無端チェーンが物品
載置部411の7本の串(フォーク)の隙間部分に配設
され、固定串形コンベア71と物品載置部411とが交
叉可能に構成されている。
【0019】また、図外の合流制御装置が備えられてお
り、搬送コンベア2に一定長さ(ピッチ)の仮想空間β
を設定し、設定された仮想空間βがその仮想空間βに合
流されるべき物品Gを収納したグラビティローラコンベ
ア1に対向する位置に到達したときに、物品取り出し装
置3によって合流されるべき物品Gが取り出されるよう
に制御されている。
【0020】次に、上述の物品の荷揃え設備のグラビテ
ィローラコンベア1に収納された物品Gをそれぞれの段
の搬送コンベア2に取り出して合流し、それぞれの搬送
コンベア2に合流された物品Gを上下搬送装置4によっ
て更に1列に合流し、合流された物品Gを取り出しコン
ベア7に取り出す方法について説明する。
【0021】下段側と上段側の搬送コンベア2に沿って
それぞれの段に並設された5列のグラビティローラコン
ベア1の配設間隔を700mmとした場合には、下流端
から5個目の最上流のグラビティローラコンベア1e、
1jとの距離、即ちオフセット値αは、グラビティロー
ラコンベア1e、1jに隣接するグラビティローラコン
ベア1d、1iが700mm、グラビティローラコンベ
ア1d、1iに隣接するグラビティローラコンベア1
c、1hが1400mm、グラビティローラコンベア1
c、1hに隣接するグラビティローラコンベア1b、1
gが2100mm、グラビティローラコンベア1b、1
gに隣接するグラビティローラコンベア1a、1fが2
800mmである。
【0022】また、グラビティローラコンベア1には長
さ寸法、即ち搬送コンベア2方向の寸法が最大600m
mまでの種々の大きさの物品Gが、例えばグラビティロ
ーラコンベア1aには物品Gaが、グラビティローラコ
ンベア1bには物品Gbが、同様にしてグラビティロー
ラコンベア1jには物品Gjが、それぞれ複数個ずつ収
納されている(図8においては物品Gを同一の大きさで
図示してある)。
【0023】而して、取り出しコンベア7に、例えば、
10個の物品Gが次の順序、即ち物品Ga、Gg、G
j、Gj、Gd、Gi、Gi、Gh、Gj、Gdで取り
出されるように荷揃え指令があると、それぞれの搬送コ
ンベア2上を搬送された物品Gが上下搬送装置4に合流
されるタイミングに応じて搬送コンベア2毎にそのグラ
ビティローラコンベア1から物品Gを合流するタイミン
グに位相差γを〔下段側の搬送コンベア2を基準とし
て、上段側の搬送コンベア2の位相差γを(受渡しコン
ベア5と受渡しコンベア6の段方向の間隔700mm÷
無端チェーン42の速度30m/分=)1.4秒と〕設
定し、グラビティローラコンベア1からそれぞれの搬送
コンベア2に物品Gを合流するタイミングに位相差γを
加算(下段側の搬送コンベア2に物品Gを合流するタイ
ミングに0秒を、上段側の搬送コンベア2に物品Gを合
流するタイミングに1.4秒加算)して、それぞれの搬
送コンベア2にグラビティローラコンベア1から物品G
を一定のピッチ(物品搬送具41の無端チェーン42へ
の取り付け間隔1830mm÷無端チェーン42の速度
30m/分=3.66秒)で合流し、更にそれぞれの搬
送コンベア2に合流された物品Gを上下搬送装置4で合
流するように演算及び制御が行われ、所望の物品Gが所
望の順序で合流される。
【0024】即ち、取り出しコンベア7に最初に取り出
される物品Gaはグラビティローラコンベア1aから取
り出されるが、グラビティローラコンベア1aはそのオ
フセット値αが2800mmの最下流に位置しているの
で、荷揃え開始から、オフセット値α分遅らせて物品G
aが取り出される。即ち、荷揃え開始から2800mm
÷416.7mm/秒=6.72秒後にグラビティロー
ラコンベア1aから物品Gaを下段側の搬送コンベア2
に取り出すように物品取り出し指令がグラビティローラ
コンベア1aの下流端部に設けられた物品取り出し装置
3に与えられる。尚、下段側の搬送コンベア2の位相差
γは0秒であるので、位相差γ分を上記の時間に加算す
る必要はない。
【0025】物品Gaの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Ggは物品Gaと異なる上段側の搬送コン
ベア2に沿って配設されたグラビティローラコンベア1
gに収納されているので、1.4秒の位相差γを加算し
て合流されるようになしてあると共に、搬送コンベア2
に一定長さ(物品搬送具41の搬送ピッチ3.66秒×
搬送コンベア2の搬送速度25m/分=1525mm)
の仮想空間βを物品Gの合流順序に従って連続的に設定
し、所定の仮想空間βが合流されるべき物品Gに対向す
る位置に到達したとき、物品Gを搬送コンベア2に取り
出すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベ
ア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与え
られ、物品Gを一定のピッチ(3.66秒、即ち152
5mm間隔)で合流するようになしてあるので、先に上
下搬送装置4に受け渡される物品Gaのオフセット値α
と位相差γ分を除いた搬送コンベア2への取り出し時
間、即ち0秒後に、位相差γ分の1.4秒と搬送コンベ
ア2に設定された仮想空間βaが移動するのに要する時
間、即ち1525mm÷416.7mm/秒=3.66
秒とを加えた5.06秒後に、グラビティローラコンベ
ア1gのオフセット値α分2100mm、即ち2100
mm÷416.7mm/秒=5.04秒を加えた10.
1秒後にグラビティローラコンベア1gから物品Ggを
上段側の搬送コンベア2に設定された仮想空間βgに取
り出すように物品取り出し指令がグラビティローラコン
ベア1gの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に
与えられる。
【0026】物品Ggの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Gjは物品Ggと同一段のグラビティロー
ラコンベア1に収納されており、このように同一段のグ
ラビティローラコンベア1に収納された物品Gが連続的
に搬送コンベア2に取り出されて合流される場合には、
先に上下搬送装置4に受け渡される物品Ggのオフセッ
ト値α分を除いた搬送コンベア2への取り出し時間、即
ち5.06秒後に搬送コンベア2に設定された仮想空間
βgが移動するのに要する時間、即ち3.66秒を加え
た8.72秒後に、グラビティローラコンベア1jから
物品Gjを上段側の搬送コンベア2に設定された仮想空
間βjに取り出すように物品取り出し指令がグラビティ
ローラコンベア1jの下流端部に設けられた物品取り出
し装置3に与えられる。尚、グラビティローラコンベア
1jのオフセット値αは0mmであるので、オフセット
値α分を上記の時間に加算する必要はない。
【0027】物品Gjの次も物品Gjが連続的に取り出
されるので、上述の取り出し時間、即ち8.72秒後に
搬送コンベア2に設定された仮想空間βjが移動するの
に要する時間、即ち3.66秒を加えた12.38秒後
に、グラビティローラコンベア1jから物品Gjを上段
側の搬送コンベア2に設定された仮想空間βjに取り出
すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベア
1jの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与え
られる。
【0028】物品Gjの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Gdは物品Gjと異なる下段側のグラビテ
ィローラコンベア1に収納されているので、0秒の位相
差γを加算して合流されるようになしてあると共に、先
に上下搬送装置4に受け渡される物品Gjのオフセット
値αと位相差γ分を除いた搬送コンベア2への取り出し
時間、即ち10.98秒後に搬送コンベア2に設定され
た仮想空間βjが移動するのに要する時間、即ち3.6
6秒を加えた14.64秒後に、グラビティローラコン
ベア1dのオフセット値α分、即ち700mm÷41
6.7mm/秒=1.68秒を加えた16.32秒後
に、グラビティローラコンベア1dから物品Gdを下段
側の搬送コンベア2に設定された仮想空間βdに取り出
すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベア
1dの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与え
られる。
【0029】物品Gdの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Giは物品Gdと異なる上段側のグラビテ
ィローラコンベア1に収納されているので、1.4秒の
位相差γを加算して合流されるようになしてあると共
に、先に上下搬送装置4に取り出される物品Gdのオフ
セット値αと位相差γ分を除いた搬送コンベア2への取
り出し時間、即ち14.64秒後に、位相差γ分の1.
4秒と搬送コンベア2に設定された仮想空間βdが移動
するのに要する時間、即ち3.66秒とを加えた19.
7秒後に、グラビティローラコンベア1iのオフセット
値α分700mm、即ち700mm÷416.7mm/
秒=1.68秒を加えた21.38秒後に、グラビティ
ローラコンベア1iから物品Giを上段側の搬送コンベ
ア2に設定された仮想空間βiに取り出すように物品取
り出し指令がグラビティローラコンベア1iの下流端部
に設けられた物品取り出し装置3に与えられる。
【0030】物品Giの次も物品Giが連続的に取り出
されるので、上述の取り出し時間、即ち21.38秒後
に搬送コンベア2に設定された仮想空間βiが移動する
のに要する時間3.66秒を加えた25.04秒後にグ
ラビティローラコンベア1iから物品Giを上段側の搬
送コンベア2に設定された仮想空間βiに取り出すよう
に物品取り出し指令がグラビティローラコンベア1iの
下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与えられ
る。
【0031】物品Giの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Ghは物品Giと同一段のグラビティロー
ラコンベア1に収納されているので、先に上下搬送装置
4に受け渡される物品Giのオフセット値α分を除いた
搬送コンベア2への取り出し時間、即ち23.36秒後
に搬送コンベア2に設定された仮想空間βiが移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた27.02秒
後に、グラビティローラコンベア1hのオフセット値α
分1400mm、即ち1400mm÷416.7mm/
秒=3.36秒を加えた30.38秒後に、グラビティ
ローラコンベア1hから物品Ghを上段側の搬送コンベ
ア2に設定された仮想空間βhに取り出すように物品取
り出し指令がグラビティローラコンベア1hの下流端部
に設けられた物品取り出し装置3に与えられる。
【0032】物品Ghの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Gjは物品Ghと同一段のグラビティロー
ラコンベア1に収納されているので、先に上下搬送装置
4に受け渡される物品Ghのオフセット値α分を除いた
搬送コンベア2への取り出し時間、即ち27.02秒後
に搬送コンベア2に設定された仮想空間βhが移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた30.68秒
後に、グラビティローラコンベア1jから物品Gjを上
段側の搬送コンベア2に設定された仮想空間βjに取り
出すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベ
ア1jの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与
えられる。尚、グラビティローラコンベア1jのオフセ
ット値αは0mmであるので、オフセット値α分を上記
の時間に加算する必要はない。
【0033】物品Gjの次に取り出しコンベア7に取り
出される物品Gdは物品Gjと異なる下段側のグラビテ
ィローラコンベア1に収納されているので、0秒の位相
差γを加算して合流されるようになしてあると共に、先
に上下搬送装置4に受け渡される物品Gjのオフセット
値αと位相差γ分を除いた搬送コンベア2への取り出し
時間、即ち29.28秒後に搬送コンベア2に設定され
た仮想空間βjが移動するのに要する時間、即ち3.6
6秒を加えた32.94秒後に、グラビティローラコン
ベア1dのオフセット値α分、即ち700mm÷41
6.7mm/秒=1.68秒を加えた34.62秒後
に、グラビティローラコンベア1dから物品Gdを下段
側の搬送コンベア2に設定された仮想空間βdに取り出
すように物品取り出し指令がグラビティローラコンベア
1dの下流端部に設けられた物品取り出し装置3に与え
られる。
【0034】以上の如くして図外のコンピュータで演算
された、それぞれの物品Gがグラビティローラコンベア
1から取り出されるまでの時間に、搬送コンベア2の搬
送速度416.7mm/秒を乗じた値は、荷揃え開始か
らそれぞれの物品Gが取り出されるまでのそれぞれの仮
想空間βの搬送距離となる。従って、搬送コンベア2の
ラインシャフト22に取り付けられたパルスエンコーダ
ーの1パルスの間の仮想空間βの搬送距離で、荷揃え開
始からそれぞれの物品Gが取り出されるまでの仮想空間
βの搬送距離を除した値は、それぞれの物品Gが取り出
されるべき荷揃え開始からのパルス値となる。而して、
上記コンピュータは上記荷揃え開始からのパルス値とそ
れぞれの物品Gが取り出されるべきグラビティローラコ
ンベア1の番号とを図外のシーケンサーに送信する。上
記データを受信したシーケンサーは上記荷揃え開始から
のパルス値と物品Gが取り出されるべきグラビティロー
ラコンベア1の番号とを記憶しておき、荷揃え開始と同
時に上記パルスエンコーダーのパルスをカウント開始し
て指令されたパルス値と一致したグラビティローラコン
ベア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置3のエ
アーシリンダ35を作動させ、所定の物品Gを搬送コン
ベア2へ取り出すように制御する。
【0035】上述の如くして、複数のグラビティローラ
コンベア1から一定のピッチで合流された物品Gがそれ
ぞれの搬送コンベア2の下流端部に配設された受渡しコ
ンベア5、6まで搬送され、上下搬送装置4の物品載置
部411と固定串形コンベア61或いは移動串形コンベ
ア52が交叉する位置に到達すると、物品Gは下方から
上方に通過する物品載置部411で掬い上げられながら
連続的に物品搬送具41に受け渡されて更に合流され
る。尚、物品Gが受渡しコンベア5の固定串形コンベア
51の搬入部に到達すると、移動串形コンベア52が物
品載置部411と交叉する位置まで移動され、その物品
Gが物品搬送具41に受け渡された後、元の状態に復帰
する(但し、後続の物品Gが移動串形コンベア52から
物品搬送具41に受け渡される場合には、後続の物品G
が物品搬送具41に受け渡された後、元の状態に復帰す
る)。また、それぞれの搬送コンベア2上を搬送された
物品Gが物品搬送具41に受け渡されるタイミングに応
じて搬送コンベア2毎にその複数のグラビティローラコ
ンベア1から物品Gを合流するタイミングに位相差γを
設定し、グラビティローラコンベア1からそれぞれの搬
送コンベア2に物品Gを合流するタイミングに位相差γ
を加算してあるので、物品Gが固定串形コンベア61或
いは移動串形コンベア52に到達するタイミングと物品
Gが物品載置部411によって掬い上げられるタイミン
グとが略一致している。
【0036】また、上下搬送装置4で合流された物品G
は、物品Gを搭載した物品載置部411が取り出しコン
ベア7の固定串形コンベア71を上方から下方に通過す
ることによって取り出され、駆動ローラコンベア72上
に物品Ga、Gg、Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、G
h、Gj、Gdの順序で取り出される。
【0037】而して、駆動ローラコンベア72に取り出
された物品Gは搬送コンベア1002を経て複数列に配
設されたグラビティローラコンベア1001に分岐して
荷揃えされるようになしてある。
【0038】グラビティローラコンベア1001周辺の
構成について説明すると、グラビティローラコンベア1
001は、複数個のローラ1011を備える一対のレー
ルフレーム1012を傾斜状に配設したもので、グラビ
ティローラコンベア1001上に供給された物品Gはロ
ーラ1011上をその自重により自走して収納された
後、物品取り出し装置1003により物品供給コンベア
2002に取り出される。
【0039】また、搬送コンベア1002は、並設され
たグラビティローラコンベア1001の上流端部を繋ぐ
ように配設された駆動ローラコンベアであり、駆動ロー
ラコンベア72の下流に配設されており、搬送コンベア
1002からグラビティローラコンベア1001への分
岐点には図外のエアーシリンダによってローラ1021
上面に対して出没するように揺動される一対の無端チェ
ーン1041等からなる分岐装置1004が設けられて
いる。また、搬送コンベア1002の上流部には物品G
の搬送方向を水平方向に90°転換する図外の方向転換
装置が設けられている。
【0040】また、物品取り出し装置1003は、図外
のエアーシリンダによって昇降される複数個のローラ1
031を備える一対のレールフレーム1032と、複数
個のローラ1033を備えレールフレーム1032の下
流側に固定設置された一対のレールフレーム1034
と、レールフレーム1034の上流端部に設けられたス
トッパ1035とを備えており、上記エアーシリンダが
下降端にあるときにローラ1031の上面高さがローラ
1011の上面高さと一致するように構成され、ストッ
パ1035によって傾斜方向に自走してくる物品Gを係
止するようになしてある。而して、物品取り出し指令が
あると、上記エアーシリンダを作動することによって、
ローラ1031の上面高さをローラ1033の上面高さ
と一致するようにしてストッパ1035で係止された先
端の物品Gを取り出す。そのとき、レールフレーム10
32の後端はローラ1011の上面より高くなっている
ので、後続の物品Gはレールフレーム1032の後端で
係止され、グラビティローラコンベア1001上に収納
された物品Gを物品供給コンベア2002に1個ずつ取
り出すことができる。
【0041】複数列複数段に配設された26個のグラビ
ティローラコンベア1a、1b、・・・、1zからなる
流動棚F〔図1に示された5列×2段(=10個)のグ
ラビティローラコンベア1からなる流動棚Fとは別の実
施例〕に収納された物品Gを駆動ローラコンベア72、
搬送コンベア1002を経て複数列に配設されたグラビ
ティローラコンベア1001に分岐して荷揃えする方法
について説明すると、図11に示す如く、パレットPの
第1行の第1列に同一品種の物品、例えば長さが300
mmで高さが50mmの物品Gaをm段(例えば4段)
積み付け、第2列に同一品種の物品、例えば長さが30
0mmで高さが70mmの物品Guをn段(例えば3
段)積み付け、第3列に同一品種の物品、例えば長さが
300mmで高さが50mmの物品Gcをo段(例えば
4段)積み付け、第4列に同一品種の物品、例えば長さ
が300mmで高さが70mmの物品Gvをp段(例え
ば3段)積み付け、第5列に同一品種の物品、例えば長
さが300mmで高さが50mmの物品Geをr段(例
えば4段)積み付ける場合には、グラビティローラコン
ベア1aから4個の物品Gaが、グラビティローラコン
ベア1cから4個の物品Gcが、グラビティローラコン
ベア1eから4個の物品Geが、グラビティローラコン
ベア1uから3個の物品Guが、グラビティローラコン
ベア1vから3個の物品Gvが取り出され、駆動ローラ
コンベア72、搬送コンベア1002を経て、それぞれ
の分岐装置1004によって分岐されて、搬送コンベア
1002の下流側から1番目のグラビティローラコンベ
ア1001上に4個の物品Gaが荷揃えされ、下流側か
ら2番目のグラビティローラコンベア1001上に3個
の物品Guが荷揃えされ、下流側から3番目のグラビテ
ィローラコンベア1001上に4個の物品Gcが荷揃え
され、下流側から4番目のグラビティローラコンベア1
001上に3個の物品Gvが荷揃えされ、下流側から5
番目のグラビティローラコンベア1001上に4個の物
品Geが荷揃えされる。荷揃えされた18個の物品G
は、後述する如く、物品の積付け装置2000によって
下方に移動中のパレットP上に3〜4段×5列の配置で
積み付けられる。
【0042】また、図12に示す如く、パレットPの第
2行の第1列に異なる品種の物品G、例えば下から長さ
が390mmで高さが50mmの物品Gw、長さが33
0mmで高さが110mmの物品Gx、長さが390m
mで高さが70mmの物品Gzの順序で、第2列〜第5
列に長さが300mmで高さが50mm或いは100m
mの物品Gを例えば第2列に下から物品Gb、Gg、G
qの順序で、第3列に下から物品Gc、Gh、Grの順
序で、第4列に下から物品Gd、Gi、Gsの順序で、
第5列に下から物品Ge、Gj、Gtの順序で積み付け
る場合には、グラビティローラコンベア1bから1個の
物品Gbが、グラビティローラコンベア1cから1個の
物品Gcが、グラビティローラコンベア1dから1個の
物品Gdが、グラビティローラコンベア1eから1個の
物品Geが、グラビティローラコンベア1gから1個の
物品Ggが、グラビティローラコンベア1hから1個の
物品Ghが、グラビティローラコンベア1iから1個の
物品Giが、グラビティローラコンベア1jから1個の
物品Gjが、グラビティローラコンベア1qから1個の
物品Gqが、グラビティローラコンベア1rから1個の
物品Grが、グラビティローラコンベア1sから1個の
物品Gsが、グラビティローラコンベア1tから1個の
物品Gtが、グラビティローラコンベア1wから1個の
物品Gwが、グラビティローラコンベア1xから1個の
物品Gxが、グラビティローラコンベア1zから1個の
物品Gzが取り出され、駆動ローラコンベア72、搬送
コンベア1002を経て、それぞれの分岐装置1004
によって分岐されて、搬送コンベア1002の下流側か
ら1番目のグラビティローラコンベア1001上には物
品Gw、Gx、Gzの順序で、下流側から2番目のグラ
ビティローラコンベア1001上には物品Gb、Gg、
Gqの順序で、下流側から3番目のグラビティローラコ
ンベア1001上には物品Gc、Gh、Grの順序で、
下流側から4番目のグラビティローラコンベア1001
上には物品Gd、Gi、Gzの順序で、下流側から5番
目のグラビティローラコンベア1001上には物品G
e、Gj、Gtの順序で荷揃えされ、荷揃えされた15
個の物品Gは物品の積付け装置2000によって下方に
移動中のパレットP上に3段×5列の配置で積み付けら
れる。
【0043】また、物品の積付け装置2000は、パレ
ットPを水平方向に搬送するパレット搬送コンベア20
01、物品取り出し装置1003によってグラビティロ
ーラコンベア1001から取り出された物品Gをパレッ
トP或いは先行して積み付けられた物品Gの上に供給す
る複数列(図5では5列、図7では4列)の物品供給コ
ンベア2002、パレットP或いは先行して積み付けら
れた物品Gを下方に移動する速度を2段階に変速し得る
ようになしてありパレットP或いは先行して積み付けら
れた物品Gを昇降する昇降装置2003、昇降装置20
03を物品Gの供給方向に沿って移動する移動装置20
04等を備え、物品供給コンベア2002に対してパレ
ットPを水平方向及び垂直方向に移動させることによっ
て、複数列のグラビティローラコンベア1001に収納
された物品GをパレットP上に積付けるようになしてあ
る。尚、それぞれの物品供給コンベア2002は、物品
Gの供給方向に沿って図7に一点鎖線或いは二点鎖線で
示す如く進退可能に構成された伸縮ベルトコンベアで構
成されている。また、パレット搬送コンベア2001は
駆動ローラコンベア、昇降装置2003はテーブルリフ
タで構成されており、テーブル2031上には駆動ロー
ラ2032が備えられている。また、テーブル2031
の端部には物品規制板2033が立設されている。ま
た、移動装置2004はラック2041とピニオン20
42とを備え、ガイド2043に沿って昇降装置200
3を物品Gの供給方向に移動するようになしてある。而
して、積み付けられた物品Gの下降時間に応じた間隔で
複数列に配設されたグラビティローラコンベア1001
に収納されている後続する物品Gを物品供給コンベア2
002上に取り出して荷揃えし、荷揃えされた物品Gを
下方に移動中のパレットP或いは先行して積み付けられ
た物品Gの上に供給してコラム状(縦方向)に積み付
け、パレットP上に複数行複数列のコラムが形成される
ようになしてある。尚、積み付けられた物品Gの上に後
続する物品Gが供給されているときには、積み付けられ
た物品Gを低速度で下方に移動するようになしてある。
【0044】即ち、昇降装置2003に搭載されたパレ
ットPは、図9に示す如く、物品供給コンベア2002
の真下の位置まで上昇されると共に、移動装置2004
によって物品供給コンベア2002の先端が第1行目の
コラムを形成する物品Gを積み付け得る位置まで移動さ
れる。即ち、第1列に積み付けられる4個の物品Ga、
第2列に積み付けられる3個の物品Gu、第3列に積み
付けられる4個の物品Gc、第4列に積み付けられる3
個の物品Gv、第5列に積み付けられる4個の物品Ge
の長さは全て300mmであるので、コラム状に積み付
けられる18個の物品Gの積み付け位置はこれらの物品
Gの長さ(300mm)に基づいて定められる。
【0045】パレットPが積付け開始位置まで移動され
ると、積み付けられた物品Gの下降時間に応じた間隔で
複数列に配設されたグラビティローラコンベア1001
に収納されている後続する物品Gが物品取り出し装置1
003によって取り出され(例えば、後述する如く、高
さが50mmの物品Ga、Gc、Geに後続して取り出
される物品Ga、Gc、Geは1.0秒後に、高さが7
0mmの物品Gu、Gvに後続して取り出される物品G
u、Gvは1.4秒後に取り出され)、物品供給コンベ
ア2002上に荷揃えされ、物品供給コンベア2002
の先端部に取り付けられた図外の検出器が先頭の物品G
の到着を検出すると、昇降装置2003が下降を開始す
ると共に、物品供給コンベア2002によって連続的に
供給される物品Gが下方に移動中のパレットP或いは先
行して積み付けられた物品Gの上に積み重なるように供
給されて積み付けられ(図9の仮想線参照)、図11に
示す如く複数個の同一種類の物品Gがコラム状(縦方
向)に積み付けられる。尚、物品GがパレットP上に積
み付けられるときの昇降装置2003の下降速度は、高
さが低い物品Gを積み付けるときには低速度(3m/分
或いはそれより少い速度)で連続的に下降するようにな
してあるので、高さが50mmの物品Ga、Gc、Ge
に後続して取り出される物品Ga、Gc、Geは50m
m÷3m/分=1.0秒後に、高さが70mmの物品G
u、Gvに後続して取り出される物品Gu、Gvは70
mm÷3m/分=1.4秒後に物品取り出し装置100
3によって物品供給コンベア2002に取り出されて荷
揃えされるので、既に積み付けられた物品Gの上面と物
品供給コンベア2002の上面とが略一致するタイミン
グで後続する物品Gを先行して供給されて積み付けられ
た物品Gの上にコラム状に積み付けることができ、配列
の乱れ等を生じることなく高さが異なる種々の物品Gを
パレットP上に積み付けることができる。
【0046】パレットP上に第1行目のコラムを形成す
る最終の物品Gが積み付けられると、パレットPは、図
10に示す如く、物品供給コンベア2002の真下の位
置まで上昇されると共に、移動装置2004によって図
5に示される第2列〜第5列の(搬送コンベア1002
の下流側から2番目〜5番目のグラビティローラコンベ
ア1001に対応した)物品供給コンベア2002の先
端が第2列〜第5列に積み付けられる第2行目のコラム
を形成する物品Gを積み付け得る位置まで移動される。
即ち、第2列に積み付けられる3個の物品Gb、Gg、
Gq、第3列に積み付けられる3個の物品Gc、Gh、
Gr、第4列に積み付けられる3個の物品Gd、Gi、
Gs、第5列に積み付けられる3個の物品Ge、Gj、
Gtの長さは全て300mmであるので、コラム状に積
み付けられる12個の物品Gの積み付け位置はこれらの
物品Gの長さ(300mm)に基づいて定められ、パレ
ットPは移動装置2004によって300mm移動され
る。尚、パレットPの移動と同時に、第1列の(搬送コ
ンベア1002の下流側から1番目のグラビティローラ
コンベア1001に対応した)物品供給コンベア200
2の先端を、図7に一点鎖線で示す如く、第2列〜第4
列(図5においては、第2列〜第5列)の物品供給コン
ベア2002の先端に対して(390mm−300mm
=)90mm後退するようになしてある。即ち、第2列
〜第5列に積み付けられる最大長さ(300mm)の物
品Gを基準として、第1列に積み付けられる長さが39
0mmの物品Gw、長さが330mmの物品Gx、長さ
が390mmの物品Gzのうちの最大長さの物品G、即
ち長さが390mmの物品Gw、Gzに基づいて定める
ようになしてあるので、第1列の物品供給コンベア20
02の先端を第2列〜第5列の物品供給コンベア200
2の先端に対して90mm後退させて3個の物品Gw、
Gx、Gzを所定の位置に積み付け得るようになしてあ
る。
【0047】パレットPが第2行目のコラムを形成する
物品Gの積付け開始位置まで移動されると共に、第1列
の物品供給コンベア2002の先端が所定の位置まで後
退されると、積み付けられた物品Gの下降時間に応じた
間隔で複数列に配設されたグラビティローラコンベア1
001に収納されている後続する物品Gが物品取り出し
装置1003によって取り出され(例えば、後述する如
く、高さが100mmの物品Gg、Gh、Gi、Gjに
後続して取り出される物品Gq、Gr、Gs、Gtは
1.52秒後に、高さが110mmの物品Gxに後続し
て取り出される物品Gzは1.64秒後に取り出さ
れ)、物品供給コンベア2002上に荷揃えされ、物品
供給コンベア2002の先端部に取り付けられた図外の
検出器が先頭の物品Gの到着を検出すると、昇降装置2
003が下降を開始すると共に、物品供給コンベア20
02によって連続的に供給される物品Gが下方に移動中
のパレットP或いは先行して積み付けられた物品Gの上
に積み重なるように供給されて積み付けられ(図10の
仮想線参照)、図12及び図13に示す如く複数種類の
物品Gがコラム状(縦方向)に積み付けられる。尚、物
品GがパレットP上に積み付けられるときの昇降装置2
003の下降速度は、高さが高い物品Gを積み付けると
きには、先ず先行する物品Gの上に高さが高い物品Gが
供給されているときには低速度(3m/分或いはそれよ
り少い速度)で下降し、先行する物品Gの上に高さが高
い物品Gが積み付けられると高速度(5m/分或いはそ
れより少い速度)で積み付けられた高さが高い物品Gの
上面と物品供給コンベア2002の上面とが略一致する
まで下降するようになしてあるので、高さが100mm
の物品Gg、Gh、Gi、Gjに後続して取り出される
物品Gq、Gr、Gs、Gtは40mm(先行する物品
Gの上に高さが高い物品Gが供給されている間の下降
量)÷3m/分+60mm÷5m/分=1.52秒後
に、高さが110mmの物品Gxに後続して取り出され
る物品Gzは40mm(先行する物品Gの上に高さが高
い物品Gが供給されている間の下降量)÷3m/分+7
0mm÷5m/分=1.64秒後に物品取り出し装置1
003によって物品供給コンベア2002に取り出され
て荷揃えされるので、既に積み付けられた物品Gの上面
と物品供給コンベア2002の上面とが略一致するタイ
ミングで後続する物品Gを先行して供給されて積み付け
られた物品Gの上にコラム状に積み付けることができ、
配列の乱れ等を生じることなく高さが異なる種々の物品
GをパレットP上に積み付けることができると共に、積
み付けられた物品Gを下方に移動する速度を変速し得る
ようになしてあるので、先行する物品Gの上に後続する
物品Gが供給されているときには低速度で配列の乱れ等
を生じることなく積み付けることができ、先行する物品
Gの上に高さが高い物品Gが積み付けられると物品Gの
上面と物品供給コンベア2002の上面とが略一致する
まで(後続する物品Gが積み付けられていないときに
は)高速度で下降するようになしてあるので高さが高い
物品Gも効率的に積み付けることができる。
【0048】同様にして、第3行目のコラムまで積み付
けられたパレットPはパレット搬送コンベア2001に
よって搬送される。
【0049】また、図14は本発明の物品の積付け装置
の他の実施例を示す平面図で、12列の物品供給コンベ
ア2002が物品Gの供給方向に沿って進退可能に構成
されていると共に、それぞれの物品Gが1列または複数
列(図14に示す実施例では2列または3列)の物品供
給コンベア2002によって先行して供給された物品G
の上に供給されるように構成されている以外は、図5或
いは図7に示された物品の積付け装置2000と実質的
に同一に構成されている。
【0050】図14に示された実施例について説明する
と、パレットPは平パレットに上部構造物として(めく
ら、すかし又は網付き構造等の)垂直側板Wを複数面
(図14に示す実施例では3面)もつボックスパレット
であり、物品の積付け装置2000は左右の垂直側板W
の間に挿入し得る複数列(図14に示す実施例では12
列のうちで6列まで挿入し得る)の物品供給コンベア2
002によって、物品GをパレットP或いは先行して積
み付けられた物品Gの上に積付けるようになしてある。
【0051】即ち、12列の物品供給コンベア2002
のうちで中央6列の物品供給コンベア2002を除く左
右端部側のそれぞれ3列の物品供給コンベア2002の
先端をパレットPの方向から後退させると共に、昇降装
置2003に搭載されたパレットPは、中央6列の物品
供給コンベア2002の真下の位置まで上昇されると共
に、移動装置2004によって中央6列の物品供給コン
ベア2002の先端が第1行目のコラムを形成する物品
Gを積み付け得る位置近傍まで移動される。即ち、4列
目と5列目の物品供給コンベア2002によって第1列
に積み付けられる物品Gα、6列目の物品供給コンベア
2002によって第2列に積み付けられる物品Gβ、7
列目〜9列目の物品供給コンベア2002によって第3
列に積み付けられる物品Gγの積み付け位置はこれらの
物品Gの長さに基づいて定められ、パレットPが積付け
開始位置まで移動されると共に、パレットPの移動と同
時に、4列目と5列目の物品供給コンベア2002の先
端を物品Gαの長さと物品Gγの長さとの差に基づいて
7列目〜9列目の物品供給コンベア2002の先端に対
して若干(物品Gαの長さと物品Gγの長さとの差だ
け)後退させるようになしてあり、6列目の物品供給コ
ンベア2002の先端を物品Gβの長さと物品Gγの長
さとの差に基づいて7列目〜9列目の物品供給コンベア
2002の先端に対して若干(物品Gβの長さと物品G
γの長さとの差だけ)後退させるようになしてある。
尚、7列目〜9列目の物品供給コンベア2002の先端
は後退されることなく、パレットPの移動のみによって
物品Gγが所定の位置に積み付けられるようになしてあ
る。而して、積み付けられた物品Gの下降時間に応じた
間隔で複数列に配設されたグラビティローラコンベア1
001に収納されている後続する物品Gが物品取り出し
装置1003によって取り出され、物品供給コンベア2
002上に荷揃えされ、物品供給コンベア2002の先
端部に取り付けられた図外の検出器が先頭の物品Gの到
着を検出すると、昇降装置2003が下降を開始すると
共に、物品供給コンベア2002によって連続的に供給
される物品Gが下方に移動中のパレットP或いは先行し
て積み付けられた物品Gの上に積み重なるように供給さ
れて積み付けられ、複数個の物品Gがコラム状(縦方
向)に積み付けられる。
【0052】上述のように、物品供給コンベア2002
が物品Gの供給方向に沿って進退可能に構成されている
ので、図14に示されたボックスパレット等にも物品G
を積み付けることができる。
【0053】以上、本発明の物品の積付け装置の実施の
形態をその実施に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共
に説明したが、本発明の物品の積付け装置はこれらに制
限されるものではない。例えば、積み付けられた物品G
を昇降する昇降装置2003に代えて、物品供給コンベ
ア2002を昇降するような構成してもよい。
【0054】また、昇降装置2003を物品Gの供給方
向に沿って移動する移動装置2004に代えて、物品供
給コンベア2002を全体的に移動し得るように構成し
てもよい。
【0055】尚、積み付けられた物品Gを下方に移動す
る速度は積み付けられる物品Gの高さ寸法に応じて適宜
設定すればよい。
【0056】
【発明の効果】本発明の物品の積付け装置は、上述のと
おり構成されているので、任意の種類の物品を任意の位
置に積み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品の荷揃え設備の一実施例を部分的に示す斜
視図である。
【図2】物品の荷揃え設備の一実施例を部分的に示す要
部立面図である。
【図3】図1に示すグラビティローラコンベアの下流端
部を拡大して示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】荷揃えされた物品を収納するグラビティローラ
コンベアの一実施例を示す平面図である。
【図6】図5に示すグラビティローラコンベアの一実施
例を部分的に示す側面図である。
【図7】本発明の物品の積付け装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図8】物品の荷揃え設備による荷揃え方法の一実施例
についての説明図である。
【図9】図7に示す物品の積付け装置の動作を説明する
ための側面図である。
【図10】図7に示す物品の積付け装置の動作を説明す
るための側面図である。
【図11】図7に示す物品の積付け装置によってパレッ
ト上に積み付けられた物品の状態を示す斜視図である。
【図12】図7に示す物品の積付け装置によってパレッ
ト上に積み付けられた物品の状態を示す斜視図である。
【図13】図12に示すパレット上に積み付けられた物
品の状態のA−A視図である。
【図14】本発明の物品の積付け装置の他の実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
2000 物品の積付け装置 2002 物品供給コンベア 2003 昇降装置 2004 移動装置 G 物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を複数列に積み付ける物品の積付け
    装置において、物品を先行して供給された物品の上に供
    給する複数列の物品供給コンベアを備え、該物品供給コ
    ンベアが物品の供給方向に沿って進退可能に構成されて
    いると共に、上記物品が1列または複数列の物品供給コ
    ンベアによって先行して供給された物品の上に供給され
    るように構成されていることを特徴とする物品の積付け
    装置。
  2. 【請求項2】 物品を複数列に積み付ける物品の積付け
    装置において、物品を先行して供給された物品の上に供
    給する複数列の物品供給コンベアと、積み付けられた物
    品を昇降する昇降装置と、該昇降装置を物品の供給方向
    に沿って移動する移動装置とを備え、上記物品供給コン
    ベアが物品の供給方向に沿って進退可能に構成されてい
    ると共に、上記物品が1列または複数列の物品供給コン
    ベアによって先行して供給された物品の上に供給される
    ように構成されていることを特徴とする物品の積付け装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006032917A1 (de) * 2006-02-08 2007-12-13 Carlo Sicko Vorrichtung zum Fördern und Paketieren von Holzquadern
DE102006032919A1 (de) * 2006-02-08 2007-12-13 Carlo Sicko Vorrichtung zum Fördern und Paketieren von Holzquadern

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