JP2515240B2 - 物品の積付け方法 - Google Patents

物品の積付け方法

Info

Publication number
JP2515240B2
JP2515240B2 JP5249844A JP24984493A JP2515240B2 JP 2515240 B2 JP2515240 B2 JP 2515240B2 JP 5249844 A JP5249844 A JP 5249844A JP 24984493 A JP24984493 A JP 24984493A JP 2515240 B2 JP2515240 B2 JP 2515240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
conveyor
articles
gravity roller
roller conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5249844A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0776419A (ja
Inventor
学 小吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seibu Electric and Machinery Co Ltd filed Critical Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority to JP5249844A priority Critical patent/JP2515240B2/ja
Publication of JPH0776419A publication Critical patent/JPH0776419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2515240B2 publication Critical patent/JP2515240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の物品を積み
付ける物品の積付け方法に関するものであり、特にコン
ベア上に先行する物品の高さに応じた間隔で後続する物
品を荷揃えし、上記コンベアを上方に移動しながら積み
付ける物品の積付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の積付け方法に関する従来の技術と
しては、特開昭57−77123号公報に記載のもの等
が知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特開昭57−77123号公報には、
前後及び左右に各々対向する2対の箱体押圧装置を備
え、ダンボール箱等の箱体群の四面をほぼ同時に押圧し
把持する面単位把持装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、特開昭57−77123号公報に記
載されている面単位把持装置は、箱体(物品)を面単位
で取り扱うようになしてあるため、ある段に高さが異な
る複数種類の物品を積み付けることができない等、任意
の種類の物品を任意の位置に積み付けることはできな
い。
【0006】従って、本発明の目的は、コンベア上に先
行する物品の高さに応じた間隔で後続する物品を荷揃え
し、上記コンベアを上方に移動しながら積み付けること
によって、高さが異なる等の任意の種類の物品を任意の
位置に積み付けることができるようにした物品の積付け
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類の物
品を積み付ける物品の積付け方法において、コンベア上
に先行する物品の高さに応じた間隔で後続する物品を荷
揃えし、荷揃えされた物品を先行して積み付けられた物
品の上に上記コンベアを上方に移動しながら積み付ける
ことを特徴とする物品の積付け方法を提供することによ
って上記の目的を達成したものである。
【0008】尚、複数列に荷揃えされた物品を列毎にコ
ラム状に積み付けることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の物品の積付け方法は、コンベア上に先
行する物品の高さに応じた間隔で後続する物品を荷揃え
し、上記コンベアを上方に移動しながら積み付けること
によって、高さが異なる等の任意の種類の物品を任意の
位置に積み付けることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の物品の積付け方法をその実施
に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共に説明する。
【0011】図1は物品の荷揃え設備の一実施例を部分
的に示す斜視図、図2は物品の荷揃え設備の一実施例を
部分的に示す要部立面図、図3は図1に示すグラビティ
ローラコンベア(支流ライン)の下流端部を拡大して示
す側面図、図4は図3の平面図、図5は物品荷揃え部の
一実施例を示す平面図、図6は物品荷揃え部の一実施例
を部分的に示す側面図、図7は物品の積付け装置の一実
施例を示す斜視図で、これらの図面において、(1)は
種類(品種)別に物品(G)を収納する支流ラインとし
てのグラビティローラコンベアで、先端側を低く傾斜さ
せて本流ラインとしての搬送コンベア(2)に沿った方
向に複数列(5列)、上下方向に複数段(2段)配設さ
れており、これらのグラビティローラコンベア(1)に
よって複数列複数段の間口を有する流動棚(F)が構成
されている。また、搬送コンベア(2)は上記間口に沿
って段毎に配設された駆動ローラコンベアで、上下方向
に2段設けられている。また、それぞれのグラビティロ
ーラコンベア(1)の下流端部には、物品取り出し装置
(3)が設けられている。また、(4)は2段の搬送コ
ンベア(2)の下流部に配設され物品(G)を一定のピ
ッチで上下方向に搬送する上下搬送装置であり、串(フ
ォーク)状の物品載置部(411)を有する物品搬送具
(41)と、無端回動体(42)とを備え、無端回動体
(42)によって物品搬送具(41)を連続的に回動す
るようになしてある。また、(1001)は荷揃えされ
た物品(G)を収納する先端側を低く傾斜させたグラビ
ティローラコンベア(物品荷揃え部)であり、搬送コン
ベア(1002)に沿った方向に複数列(5列)配設さ
れている。また、それぞれのグラビティローラコンベア
(1001)の下流端部には、物品取り出し装置(10
03)が設けられている。また、(2000)は物品荷
揃え部(1001)に荷揃えされた物品(G)をパレッ
ト(P)上に積み付ける物品の積付け装置であり、パレ
ット搬送コンベア(2001)と物品(G)をパレット
(P)或いは先行して供給された物品(G)の上に供給
する複数列の(物品供給)コンベア(2002)と、物
品供給コンベア(2002)を昇降する昇降装置(20
03)とを備えている。また、(1005)は物品取り
出し装置(1003)によって取り出された物品(G)
を物品供給コンベア(2002)に供給する伸縮揺動コ
ンベアであり、その一端部を物品取り出し装置(100
3)のレールフレーム(1034)の下流端部に回動可
能に取り付け、その他端部を物品供給コンベア(200
2)の上流端部に回動可能に取り付けている。而して、
複数列複数段に配設された物品収納部(1)に収納され
た物品(G)を取り出し、取り出された物品(G)を複
数列に配設された物品荷揃え部(1001)に荷揃えし
た後、荷揃えされた物品(G)を取り出して物品供給コ
ンベア(2002)上に先行する物品(G)の高さに応
じた間隔で後続する物品(G)を荷揃えし、複数列に荷
揃えされた複数種類の物品(G)を先行して積み付けら
れた物品(G)の上に物品供給コンベア(2002)を
上方に移動しながら列毎にコラム状(縦方向)に積み付
けるようになしてある。
【0012】上記実施例における各部について説明する
と、グラビティローラコンベア(1)は、複数個のロー
ラ(11)を備える一対のレールフレーム(12)を傾
斜状に配設したもので、グラビティローラコンベア
(1)上に供給された物品(G)はローラ(11)上を
その自重により自走して収納された後、物品取り出し装
置(3)により搬送コンベア(2)に取り出される。
尚、(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1
e)は下段側に配設されたグラビティローラコンベア、
(1f)、(1g)、(1h)、(1i)、(1j)は
上段側に配設されたグラビティローラコンベアである。
【0013】また、搬送コンベア(2)は、並設された
グラビティローラコンベア(1)の下流端部に設けられ
た物品取り出し装置(3)を繋ぐように配設された搬送
速度が25m/分(416.7mm/秒)の駆動ローラ
コンベアで、グラビティローラコンベア(1)と略直交
するように上下方向に複数段(2段)設けられており、
ローラ(21)と図外のラインシャフト(22)との間
に8の字状に掛張した図外の輪ゴムによって、ラインシ
ャフト(22)の回転をローラ(21)に伝達するよう
に構成されている。また、それぞれの搬送コンベア
(2)のラインシャフト(22)は互いにチェーンで連
結され同一のモータによって駆動されるようになってい
る。尚、何れかのラインシャフト(22)には図外のパ
ルスエンコーダーが取り付けられている。
【0014】また、物品取り出し装置(3)は、軸(3
3)、(34)を支点としてエアーシリンダ(35)及
びレバー(36)によって上下に揺動される複数個のロ
ーラ(31)を備える一対のレールフレーム(32)
と、傾斜方向に自走してくる物品(G)を係止するスト
ッパ(37)とを備えており、エアーシリンダ(35)
が下降端にあるとき、レールフレーム(32)の傾斜が
レールフレーム(12)の傾斜と略一致していると共
に、ストッパ(37)の上端がローラ(31)の上面よ
り突出するように構成されている。而して、物品取り出
し指令があると、エアーシリンダ(35)を作動するこ
とによって、ストッパ(37)の上端をローラ(31)
の上面より下降すると共に、レールフレーム(32)の
傾斜をレールフレーム(12)の傾斜より大きくし、ス
トッパ(37)で係止された先端の物品(G)を取り出
す。そのとき、レールフレーム(32)の後端はレール
フレーム(12)のローラ(11)面より高くなってい
るので、後続の物品(G)はレールフレーム(32)の
後端で係止され、グラビティローラコンベア(1)上に
収納された物品(G)を搬送コンベア(2)に1個だけ
取り出すことができ、取り出された物品(G)はホイー
ルレール(38)によって搬送コンベア(2)に合流さ
れる。
【0015】また、2段の搬送コンベア(2)の下流部
に配設された上下搬送装置(4)は、串(フォーク)状
の物品載置部(411)とガイドローラ(412)を有
する物品搬送具(41)と、4個のスプロケットホイー
ル(43)によって略長方形に張架された無端チェーン
(回動体)(42)と、無端チェーン(42)の回動軌
跡に沿って配設された第1ガイドフレーム(44)と、
無端チェーン(42)の回動軌跡と略同形状で上下及び
左右方向にずらして配設された第2ガイドフレーム(4
5)と、物品搬送具(41)を一定の姿勢に保つための
補助ガイドフレーム(46)等を備え、4個(図2にお
いては2個のみ図示されている)の物品搬送具(41)
を速度が30m/分の無端チェーン(42)に一定(1
830mm)の間隔で回転自在に取り付けて、第1ガイ
ドフレーム(44)と第2ガイドフレーム(45)と補
助ガイドフレーム(46)とによって一定姿勢(略水
平)に保たれた物品搬送具(41)を上下方向に連続的
に回動するようになしてある。
【0016】また、(5)は、上段の搬送コンベア
(2)の下流端部に配設され物品(G)を上下搬送装置
(4)に受け渡すための受渡しコンベアで、7本の無端
チェーンでフォーク状に構成された固定串形コンベア
(51)と、6本の無端チェーンと図外のスライド用エ
アーシリンダとでフォーク状に構成された移動串形コン
ベア(52)とからなり、移動串形コンベア(52)の
6本の無端チェーンがスライド用エアーシリンダによっ
て固定串形コンベア(51)の7本の無端チェーン或い
は物品載置部(411)の7本の串(フォーク)の隙間
部分を物品(G)の搬送方向に沿って移動するようにな
してあり、移動串形コンベア(52)と物品載置部(4
11)とが交叉可能に構成されている。尚、移動串形コ
ンベア(52)の先端部にはストッパ(521)が備え
られている。
【0017】また、(6)は、下段の搬送コンベア
(2)の下流端部に配設され物品(G)を上下搬送装置
(4)に受け渡すための受渡しコンベアで、6本の無端
チェーンでフォーク状に構成された固定串形コンベア
(61)からなり、固定串形コンベア(61)の6本の
無端チェーンが物品載置部(411)の7本の串(フォ
ーク)の隙間部分に配設され、固定串形コンベア(6
1)と物品載置部(411)とが交叉可能に構成されて
いる。尚、固定串形コンベア(61)の先端部にはスト
ッパ(611)が備えられている。
【0018】また、(7)は、物品(G)を上下搬送装
置(4)から取り出すための取り出しコンベアで、6本
の無端チェーンでフォーク状に構成された固定串形コン
ベア(71)とその下流に配設された駆動ローラコンベ
ア(72)とからなり、固定串形コンベア(71)の6
本の無端チェーンが物品載置部(411)の7本の串
(フォーク)の隙間部分に配設され、固定串形コンベア
(71)と物品載置部(411)とが交叉可能に構成さ
れている。
【0019】また、図外の合流制御装置が備えられてお
り、搬送コンベア(2)に一定長さ(ピッチ)の仮想空
間(β)を設定し、設定された仮想空間(β)がその仮
想空間(β)に合流されるべき物品(G)を収納したグ
ラビティローラコンベア(1)に対向する位置に到達し
たときに、物品取り出し装置(3)によって合流される
べき物品(G)が取り出されるように制御されている。
【0020】次に、上述の物品の荷揃え設備のグラビテ
ィローラコンベア(1)に収納された物品(G)を取り
出して取り出しコンベア(7)に荷揃えする方法につい
て説明する。
【0021】(1a)、(1b)、(1c)、(1
d)、(1e)は下段側に配設されたグラビティローラ
コンベア、(1f)、(1g)、(1h)、(1i)、
(1j)は上段側に配設されたグラビティローラコンベ
アであり、下段側と上段側の搬送コンベア(2)に沿っ
てそれぞれの段に並設された5列のグラビティローラコ
ンベア(1)の配設間隔を700mmとした場合には、
下流端から5個目の最上流のグラビティローラコンベア
(1e)、(1j)との距離、即ちオフセット値(α)
は、グラビティローラコンベア(1e)、(1j)に隣
接するグラビティローラコンベア(1d)、(1i)が
700mm、グラビティローラコンベア(1d)、(1
i)に隣接するグラビティローラコンベア(1c)、
(1h)が1400mm、グラビティローラコンベア
(1c)、(1h)に隣接するグラビティローラコンベ
ア(1b)、(1g)が2100mm、グラビティロー
ラコンベア(1b)、(1g)に隣接するグラビティロ
ーラコンベア(1a)、(1f)が2800mmであ
る。
【0022】また、グラビティローラコンベア(1)に
は長さ寸法、即ち搬送コンベア(2)方向の寸法が最大
600mmまでの種々の大きさの物品(G)が、例えば
グラビティローラコンベア(1a)には物品(Ga)
が、グラビティローラコンベア(1b)には物品(G
b)が、同様にしてグラビティローラコンベア(1j)
には物品(Gj)が、それぞれ複数個ずつ収納されてい
る(図8においては物品(G)を同一の大きさで図示し
てある)。
【0023】而して、取り出しコンベア(7)に、例え
ば、10個の物品(G)が次の順序、即ち物品(G
a)、(Gg)、(Gj)、(Gj)、(Gd)、(G
i)、(Gi)、(Gh)、(Gj)、(Gd)で取り
出されるように荷揃え指令があると、それぞれの搬送コ
ンベア(2)上を搬送された物品(G)が上下搬送装置
(4)に合流されるタイミング(位置)に応じて搬送コ
ンベア(2)毎にそのグラビティローラコンベア(1)
から物品(G)を合流するタイミングに位相差(γ)を
[下段側の搬送コンベア(2)を基準として、上段側の
搬送コンベア(2)の位相差(γ)を「受渡しコンベア
(5)と受渡しコンベア(6)の段方向の間隔(700
mm)÷無端チェーン(42)の速度(30m/分)=
1.4秒」と]設定し、グラビティローラコンベア
(1)からそれぞれの搬送コンベア(2)に物品(G)
を合流するタイミングに位相差(γ)を加算[下段側の
搬送コンベア(2)に物品(G)を合流するタイミング
に0秒を、上段側の搬送コンベア(2)に物品(G)を
合流するタイミングに1.4秒を加算]して、それぞれ
の搬送コンベア(2)にグラビティローラコンベア
(1)から物品(G)を一定のピッチ[物品搬送具(4
1)の無端チェーン(42)への取り付け間隔(183
0mm)÷無端チェーン(42)の速度(30m/分)
=3.66秒]で合流し、更にそれぞれの搬送コンベア
(2)に合流された物品(G)を上下搬送装置(4)で
合流するように演算及び制御が行われ、所望の物品
(G)が所望の順序で合流される。
【0024】即ち、取り出しコンベア(7)に最初に取
り出される物品(Ga)はグラビティローラコンベア
(1a)から取り出されるが、グラビティローラコンベ
ア(1a)はそのオフセット値(α)が2800mmの
最下流に位置しているので、荷揃え開始から、オフセッ
ト値(α)分遅らせて物品(Ga)が取り出される。即
ち、荷揃え開始から2800(mm)/416.7(m
m/秒)=6.72秒後にグラビティローラコンベア
(1a)から物品(Ga)を下段側の搬送コンベア
(2)に取り出すように物品取り出し指令がグラビティ
ローラコンベア(1a)の下流端部に設けられた物品取
り出し装置(3)に与えられる。尚、下段側の搬送コン
ベア(2)の位相差(γ)は0秒であるので、位相差
(γ)分を上記の時間に加算する必要はない。
【0025】物品(Ga)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gg)は物品(Ga)と異
なる上段側の搬送コンベア(2)に沿って配設されたグ
ラビティローラコンベア(1g)に収納されているの
で、1.4秒の位相差(γ)を加算して合流されるよう
になしてあると共に、搬送コンベア(2)に一定長さ
[物品搬送具(41)の搬送ピッチ(3.66秒)×搬
送コンベア(2)の搬送速度(25m/分)=1525
mm]の仮想空間(β)を物品(G)の合流順序に従っ
て連続的に設定し、所定の仮想空間(β)が合流される
べき物品(G)に対向する位置に到達したとき、物品
(G)を搬送コンベア(2)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1)の下流端部
に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられ、物品
(G)を一定のピッチ(3.66秒、即ち1525mm
間隔)で合流するようになしてあるので、先に上下搬送
装置(4)に受け渡される物品(Ga)のオフセット値
(α)と位相差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)へ
の取り出し時間、即ち0秒後に、位相差(γ)分の1.
4秒と搬送コンベア(2)に設定された仮想空間(β
a)が移動するのに要する時間、即ち1525(mm)
/416.7(mm/秒)=3.66秒とを加えた5.
06秒後に、グラビティローラコンベア(1g)のオフ
セット値(α)分2100mm、即ち2100(mm)
/416.7(mm/秒)=5.04秒を加えた10.
1秒後にグラビティローラコンベア(1g)から物品
(Gg)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮
想空間(βg)に取り出すように物品取り出し指令がグ
ラビティローラコンベア(1g)の下流端部に設けられ
た物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0026】物品(Gg)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gj)は物品(Gg)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてお
り、このように同一段のグラビティローラコンベア
(1)に収納された物品(G)が連続的に搬送コンベア
(2)に取り出されて合流される場合には、先に上下搬
送装置(4)に受け渡される物品(Gg)のオフセット
値(α)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち5.06秒後に搬送コンベア(2)に設定され
た仮想空間(βg)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた8.72秒後に、グラビティローラ
コンベア(1j)から物品(Gj)を上段側の搬送コン
ベア(2)に設定された仮想空間(βj)に取り出すよ
うに物品取り出し指令がグラビティローラコンベア(1
j)の下流端部に設けられた物品取り出し装置(3)に
与えられる。尚、グラビティローラコンベア(1j)の
オフセット値(α)は0mmであるので、オフセット値
(α)分を上記の時間に加算する必要はない。
【0027】物品(Gj)の次も物品(Gj)が連続的
に取り出されるので、上述の取り出し時間、即ち8.7
2秒後に搬送コンベア(2)に設定された仮想空間(β
j)が移動するのに要する時間、即ち3.66秒を加え
た12.38秒後に、グラビティローラコンベア(1
j)から物品(Gj)を上段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βj)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1j)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0028】物品(Gj)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gd)は物品(Gj)と異
なる下段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、0秒の位相差(γ)を加算して合流され
るようになしてあると共に、先に上下搬送装置(4)に
受け渡される物品(Gj)のオフセット値(α)と位相
差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち10.98秒後に搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βj)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた14.64秒後に、グラビティロー
ラコンベア(1d)のオフセット値(α)分、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた16.32秒後に、グラビティローラコンベア(1
d)から物品(Gd)を下段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βd)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1d)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0029】物品(Gd)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gi)は物品(Gd)と異
なる上段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、1.4秒の位相差(γ)を加算して合流
されるようになしてあると共に、先に上下搬送装置
(4)に取り出される物品(Gd)のオフセット値
(α)と位相差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)へ
の取り出し時間、即ち14.64秒後に、位相差(γ)
分の1.4秒と搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βd)が移動するのに要する時間、即ち3.66秒
とを加えた19.7秒後に、グラビティローラコンベア
(1i)のオフセット値(α)分700mm、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた21.38秒後に、グラビティローラコンベア(1
i)から物品(Gi)を上段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βi)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1i)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0030】物品(Gi)の次も物品(Gi)が連続的
に取り出されるので、上述の取り出し時間、即ち21.
38秒後に搬送コンベア(2)に設定された仮想空間
(βi)が移動するのに要する時間3.66秒を加えた
25.04秒後にグラビティローラコンベア(1i)か
ら物品(Gi)を上段側の搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βi)に取り出すように物品取り出し指
令がグラビティローラコンベア(1i)の下流端部に設
けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0031】物品(Gi)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gh)は物品(Gi)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてい
るので、先に上下搬送装置(4)に受け渡される物品
(Gi)のオフセット値(α)分を除いた搬送コンベア
(2)への取り出し時間、即ち23.36秒後に搬送コ
ンベア(2)に設定された仮想空間(βi)が移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた27.02秒
後に、グラビティローラコンベア(1h)のオフセット
値(α)分1400mm、即ち1400(mm)/41
6.7(mm/秒)=3.36秒を加えた30.38秒
後に、グラビティローラコンベア(1h)から物品(G
h)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βh)に取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティローラコンベア(1h)の下流端部に設けられた物
品取り出し装置(3)に与えられる。
【0032】物品(Gh)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gj)は物品(Gh)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてい
るので、先に上下搬送装置(4)に受け渡される物品
(Gh)のオフセット値(α)分を除いた搬送コンベア
(2)への取り出し時間、即ち27.02秒後に搬送コ
ンベア(2)に設定された仮想空間(βh)が移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた30.68秒
後に、グラビティローラコンベア(1j)から物品(G
j)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βj)に取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティローラコンベア(1j)の下流端部に設けられた物
品取り出し装置(3)に与えられる。尚、グラビティロ
ーラコンベア(1j)のオフセット値(α)は0mmで
あるので、オフセット値(α)分を上記の時間に加算す
る必要はない。
【0033】物品(Gj)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gd)は物品(Gj)と異
なる下段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、0秒の位相差(γ)を加算して合流され
るようになしてあると共に、先に上下搬送装置(4)に
受け渡される物品(Gj)のオフセット値(α)と位相
差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち29.28秒後に搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βj)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた32.94秒後に、グラビティロー
ラコンベア(1d)のオフセット値(α)分、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた34.62秒後に、グラビティローラコンベア(1
d)から物品(Gd)を下段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βd)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1d)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0034】以上の如くして図外のコンピュータで演算
された、それぞれの物品(G)がグラビティローラコン
ベア(1)から取り出されるまでの時間に、搬送コンベ
ア(2)の搬送速度416.7mm/秒を乗じた値は、
荷揃え開始からそれぞれの物品(G)が取り出されるま
でのそれぞれの仮想空間(β)の搬送距離となる。従っ
て、搬送コンベア(2)のラインシャフト(22)に取
り付けられたパルスエンコーダーの1パルスの間の仮想
空間(β)の搬送距離で、荷揃え開始からそれぞれの物
品(G)が取り出されるまでの仮想空間(β)の搬送距
離を除した値は、それぞれの物品(G)が取り出される
べき荷揃え開始からのパルス値となる。而して、上記コ
ンピュータは上記荷揃え開始からのパルス値とそれぞれ
の物品(G)が取り出されるべきグラビティローラコン
ベア(1)の番号とを図外のシーケンサーに送信する。
上記データを受信したシーケンサーは上記荷揃え開始か
らのパルス値と物品(G)が取り出されるべきグラビテ
ィローラコンベア(1)の番号とを記憶しておき、荷揃
え開始と同時に上記パルスエンコーダーのパルスをカウ
ント開始して指令されたパルス値と一致したグラビティ
ローラコンベア(1)の下流端部に設けられた物品取り
出し装置(3)のエアーシリンダ(35)を作動させ、
所定の物品(G)を搬送コンベア(2)へ取り出すよう
に制御する。
【0035】上述の如くして、複数のグラビティローラ
コンベア(1)から一定のピッチで合流された物品
(G)がそれぞれの搬送コンベア(2)の下流端部に配
設された受渡しコンベア(5)、(6)まで搬送され、
上下搬送装置(4)の物品載置部(411)と固定串形
コンベア(61)或いは移動串形コンベア(52)が交
叉する位置に到達すると、物品(G)は下方から上方に
通過する物品載置部(411)で掬い上げられながら連
続的に物品搬送具(41)に受け渡されて更に合流され
る。尚、物品(G)が受渡しコンベア(5)の固定串形
コンベア(51)の搬入部に到達すると、移動串形コン
ベア(52)が物品載置部(411)と交叉する位置ま
で移動され、その物品(G)が物品搬送具(41)に受
け渡された後、元の状態に復帰する(但し、後続の物品
(G)が移動串形コンベア(52)から物品搬送具(4
1)に受け渡される場合には、後続の物品(G)が物品
搬送具(41)に受け渡された後、元の状態に復帰す
る)。また、それぞれの搬送コンベア(2)上を搬送さ
れた物品(G)が物品搬送具(41)に受け渡されるタ
イミング(位置)に応じて搬送コンベア(2)毎にその
複数のグラビティローラコンベア(1)から物品(G)
を合流するタイミングに位相差(γ)を設定し、グラビ
ティローラコンベア(1)からそれぞれの搬送コンベア
(2)に物品(G)を合流するタイミングに位相差
(γ)を加算してあるので、物品(G)が固定串形コン
ベア(61)或いは移動串形コンベア(52)に到達す
るタイミングと物品(G)が物品載置部(411)によ
って掬い上げられるタイミングとが略一致している。
【0036】また、上下搬送装置(4)で合流された物
品(G)は、物品(G)を搭載した物品載置部(41
1)が取り出しコンベア(7)の固定串形コンベア(7
1)を上方から下方に通過することによって取り出さ
れ、駆動ローラコンベア(72)上に物品(Ga)、
(Gg)、(Gj)、(Gj)、(Gd)、(Gi)、
(Gi)、(Gh)、(Gj)、(Gd)の順序で取り
出される。
【0037】而して、駆動ローラコンベア(72)に取
り出された物品(G)は複数列に配設されたグラビティ
ローラコンベア(1001)に荷揃えされるようになし
てある。
【0038】グラビティローラコンベア(1001)周
辺の構成について説明すると、グラビティローラコンベ
ア(1001)は、複数個のローラ(1011)を備え
る一対のレールフレーム(1012)を傾斜状に配設し
たもので、グラビティローラコンベア(1001)上に
供給された物品(G)はローラ(1011)上をその自
重により自走して収納された後、物品取り出し装置(1
003)により取り出され、伸縮揺動コンベア(100
5)を経て物品供給コンベア(2002)上に荷揃えさ
れる。
【0039】また、搬送コンベア(1002)は、並設
されたグラビティローラコンベア(1001)の上流端
部を繋ぐように配設された駆動ローラコンベアであり、
駆動ローラコンベア(72)の下流に配設されており、
搬送コンベア(1002)からグラビティローラコンベ
ア(1001)への分岐点には図外のエアーシリンダに
よってローラ(1021)上面に対して出没するように
揺動される一対の無端チェーン(1041)等からなる
分岐装置(1004)が設けられている。また、搬送コ
ンベア(1002)の上流部には物品(G)の搬送方向
を水平方向に90°転換する図外の方向転換装置が設け
られている。
【0040】また、物品取り出し装置(1003)は、
図外のエアーシリンダによって昇降される複数個のロー
ラ(1031)を備える一対のレールフレーム(103
2)と、複数個のローラ(1033)を備えレールフレ
ーム(1032)の下流側に固定設置された一対のレー
ルフレーム(1034)と、レールフレーム(103
4)の上流端部に設けられたストッパ(1035)とを
備えており、上記エアーシリンダが下降端にあるときに
ローラ(1031)の上面高さがローラ(1011)の
上面高さと一致するように構成され、ストッパ(103
5)によって傾斜方向に自走してくる物品(G)を係止
するようになしてある。而して、物品取り出し指令があ
ると、上記エアーシリンダを作動することによって、ロ
ーラ(1031)の上面高さをローラ(1033)の上
面高さと一致するようにしてストッパ(1035)で係
止された先端の物品(G)を取り出す。そのとき、レー
ルフレーム(1032)の後端はローラ(1011)の
上面より高くなっているので、後続の物品(G)はレー
ルフレーム(1032)の後端で係止され、グラビティ
ローラコンベア(1001)上に収納された物品(G)
を伸縮揺動コンベア(1005)を経て物品供給コンベ
ア(2002)に1個ずつ取り出すことができる。
【0041】複数列複数段に配設された26個のグラビ
ティローラコンベア(1a)、(1b)、・・・、(1
z)からなる流動棚(F)(図1に示された5列×2段
(=10個)のグラビティローラコンベア(1)からな
る流動棚(F)とは別の実施例)に収納された物品
(G)を駆動ローラコンベア(72)、搬送コンベア
(1002)を経て複数列に配設されたグラビティロー
ラコンベア(1001)に荷揃えする方法について説明
すると、図11に示す如く、パレット(P)の第1行の
第1列に同一品種の物品、例えば長さが300mmで高
さが50mmの物品(Ga)をm段(例えば4段)積み
付け、第2列に同一品種の物品、例えば長さが300m
mで高さが70mmの物品(Gu)をn段(例えば3
段)積み付け、第3列に同一品種の物品、例えば長さが
300mmで高さが50mmの物品(Gc)をo段(例
えば4段)積み付け、第4列に同一品種の物品、例えば
長さが300mmで高さが70mmの物品(Gv)をp
段(例えば3段)積み付け、第5列に同一品種の物品、
例えば長さが300mmで高さが50mmの物品(G
e)をr段(例えば4段)積み付ける場合には、グラビ
ティローラコンベア(1a)から4個の物品(Ga)
が、グラビティローラコンベア(1c)から4個の物品
(Gc)が、グラビティローラコンベア(1e)から4
個の物品(Ge)が、グラビティローラコンベア(1
u)から3個の物品(Gu)が、グラビティローラコン
ベア(1v)から3個の物品(Gv)が取り出され、駆
動ローラコンベア(72)、搬送コンベア(1002)
を経て、それぞれの分岐装置(1004)によって分岐
されて、搬送コンベア(1002)の下流側から1番目
のグラビティローラコンベア(1001)上に4個の物
品(Ga)が荷揃えされ、下流側から2番目のグラビテ
ィローラコンベア(1001)上に3個の物品(Gu)
が荷揃えされ、下流側から3番目のグラビティローラコ
ンベア(1001)上に4個の物品(Gc)が荷揃えさ
れ、下流側から4番目のグラビティローラコンベア(1
001)上に3個の物品(Gv)が荷揃えされ、下流側
から5番目のグラビティローラコンベア(1001)上
に4個の物品(Ge)が荷揃えされる。荷揃えされた1
8個の物品(G)は、後述する如く、物品の積付け装置
(2000)によってパレット(P)上に3〜4段×5
列の配置で積み付けられる。
【0042】また、図12に示す如く、パレット(P)
の第2行の第1列に異なる品種の物品(G)、例えば下
から長さが390mmで高さが50mmの物品(G
w)、長さが330mmで高さが60mmの物品(G
x)、長さが380mmで高さが50mmの物品(G
y)、長さが390mmで高さが70mmの物品(G
z)の順序で、第2列〜第5列に長さが300mmで高
さが50mmの物品(G)を例えば第2列に下から物品
(Gb)、(Gg)、(Gl)、(Gq)の順序で、第
3列に下から物品(Gc)、(Gh)、(Gm)、(G
r)の順序で、第4列に下から物品(Gd)、(G
i)、(Gn)、(Gs)の順序で、第5列に下から物
品(Ge)、(Gj)、(Go)、(Gt)の順序で積
み付ける場合には、グラビティローラコンベア(1b)
から1個の物品(Gb)が、グラビティローラコンベア
(1c)から1個の物品(Gc)が、グラビティローラ
コンベア(1d)から1個の物品(Gd)が、グラビテ
ィローラコンベア(1e)から1個の物品(Ge)が、
グラビティローラコンベア(1g)から1個の物品(G
g)が、グラビティローラコンベア(1h)から1個の
物品(Gh)が、グラビティローラコンベア(1i)か
ら1個の物品(Gi)が、グラビティローラコンベア
(1j)から1個の物品(Gj)が、グラビティローラ
コンベア(1l)から1個の物品(Gl)が、グラビテ
ィローラコンベア(1m)から1個の物品(Gm)が、
グラビティローラコンベア(1n)から1個の物品(G
n)が、グラビティローラコンベア(1o)から1個の
物品(Go)が、グラビティローラコンベア(1q)か
ら1個の物品(Gq)が、グラビティローラコンベア
(1r)から1個の物品(Gr)が、グラビティローラ
コンベア(1s)から1個の物品(Gs)が、グラビテ
ィローラコンベア(1t)から1個の物品(Gt)が、
グラビティローラコンベア(1w)から1個の物品(G
w)が、グラビティローラコンベア(1x)から1個の
物品(Gx)が、グラビティローラコンベア(1y)か
ら1個の物品(Gy)が、グラビティローラコンベア
(1z)から1個の物品(Gz)が取り出され、駆動ロ
ーラコンベア(72)、搬送コンベア(1002)を経
て、それぞれの分岐装置(1004)によって分岐され
て、搬送コンベア(1002)の下流側から1番目のグ
ラビティローラコンベア(1001)上には物品(G
w)、(Gx)、(Gy)、(Gz)の順序で、下流側
から2番目のグラビティローラコンベア(1001)上
には物品(Gb)、(Gg)、(Gl)、(Gq)の順
序で、下流側から3番目のグラビティローラコンベア
(1001)上には物品(Gc)、(Gh)、(G
m)、(Gr)の順序で、下流側から4番目のグラビテ
ィローラコンベア(1001)上には物品(Gd)、
(Gi)、(Gn)、(Gs)の順序で、下流側から5
番目のグラビティローラコンベア(1001)上には物
品(Ge)、(Gj)、(Go)、(Gt)の順序で荷
揃えされ、荷揃えされた20個の物品(G)は、後述す
る如く、物品の積付け装置(2000)によってパレッ
ト(P)上に4段×5列の配置で積み付けられる。
【0043】また、物品の積付け装置(2000)は、
パレット(P)を水平方向に搬送するパレット搬送コン
ベア(2001)、物品取り出し装置(1003)によ
ってグラビティローラコンベア(1001)から取り出
された物品(G)を伸縮揺動(ベルト)コンベア(10
05)を経てパレット(P)或いは先行して供給された
物品(G)の上に供給する複数列(2列)の物品供給コ
ンベア(2002)、物品供給コンベア(2002)を
昇降する昇降装置(2003)、昇降装置(2003)
を物品(G)の供給方向に沿って移動する移動装置(2
004)等を備え、パレット(P)に対して物品供給コ
ンベア(2002)を水平方向及び垂直方向に移動させ
ることによって、複数列のグラビティローラコンベア
(1001)に荷揃えされた物品(G)をパレット
(P)上に積付けるようになしてある。尚、物品供給コ
ンベア(2002)は、物品(G)の供給方向に沿って
図7に一点鎖線或いは二点鎖線で示す如く進退可能に構
成された伸縮ベルトコンベア(2002a)と、一定の
長さに構成されたベルトコンベア(2002b)とで構
成されている。また、パレット搬送コンベア(200
1)は駆動ローラコンベア、昇降装置(2003)はテ
ーブルリフタで構成されている。また、移動装置(20
04)はラック(2041)とピニオン(2042)と
を備え、ガイド(2043)に沿って昇降装置(200
3)を物品(G)の供給方向に移動するようになしてあ
る。また、伸縮揺動ベルトコンベア(1005)の一端
部は物品取り出し装置(1003)のレールフレーム
(1034)の下流端部に回動可能に取り付けられ、そ
の他端部は物品供給コンベア(2002)の上流端部に
回動可能に取り付けられており、伸縮揺動ベルトコンベ
ア(1005)は物品供給コンベア(2002)の水平
方向及び垂直方向の移動に伴って、伸縮及び揺動するよ
うに構成されている。また、(2011)は物品規制板
である。而して、複数列に配設されたグラビティローラ
コンベア(1001)に荷揃えされた物品(G)を取り
出して物品供給コンベア(2002)上に先行する物品
(G)の高さに応じた間隔で後続する物品(G)を荷揃
えし、複数列に荷揃えされた複数種類の物品(G)を先
行して積み付けられた物品(G)の上に物品供給コンベ
ア(2002)を上方に移動しながら列毎にコラム状
(縦方向)に積み付けるようになしてある。
【0044】即ち、昇降装置(2003)に搭載された
物品供給コンベア(2002)は、図9に示す如く、パ
レット(P)の真上の位置まで下降されると共に、移動
装置(2004)によって物品供給コンベア(200
2)の伸縮ベルトコンベア(2002a)とベルトコン
ベア(2002b)との先端が第1行目のコラムを形成
する物品(G)を積み付け得る位置まで移動される。即
ち、第1列に積み付けられる4個の物品(Ga)、第2
列に積み付けられる3個の物品(Gu)、第3列に積み
付けられる4個の物品(Gc)、第4列に積み付けられ
る3個の物品(Gv)、第5列に積み付けられる4個の
物品(Ge)の長さは全て300mmであるので、コラ
ム状に積み付けられる18個の物品(G)の積み付け位
置はこれらの物品(G)の長さ(300mm)に基づい
て定められる。
【0045】物品供給コンベア(2002)が積付け開
始位置まで移動されると、物品取り出し装置(100
3)によって先行する物品(G)の高さに応じた間隔で
後続する物品(G)が取り出され(例えば、高さが50
mmの物品(G)に後続して取り出される物品(G)は
1.0秒後に、高さが70mmの物品(G)に後続して
取り出される物品(G)は1.4秒後に、高さが80m
mの物品(G)に後続して取り出される物品(G)は
1.6秒後に取り出され)、伸縮揺動ベルトコンベア
(1005)を経て物品供給コンベア(2002)によ
って連続的に供給される。物品供給コンベア(200
2)の先端部に取り付けられた図外の検出器が先頭の物
品(G)を検出すると、昇降装置(2003)が上昇を
開始すると共に、物品供給コンベア(2002)によっ
て連続的に供給される物品(G)がパレット(P)或い
は先行して供給された物品(G)の上に積み重なるよう
に積み付けられ(図9の仮想線参照)、図11に示す如
く複数個の同一種類の物品(G)がコラム状(縦方向)
に積み付けられる。尚、物品(G)がパレット(P)上
に積み付けられるときの昇降装置(2003)の上昇速
度は、積み付けられる物品(G)の積み重ね速度、本実
施例においては50mm/1.0秒=3m/分(70m
m/1.4秒=3m/分、或いは80mm/1.6秒=
3m/分)と等しく或いはそれより少し速く設定されて
いるので、既に積み付けられた物品(G)の上面と物品
供給コンベア(2002)の上面とが略一致するタイミ
ングで後続する物品(G)を先行して供給されて積み付
けられた物品(G)の上にコラム状に積み付けることが
でき、配列の乱れ等を生じることなく高さが異なる種々
の物品(G)をパレット(P)上に積み付けることがで
きる。
【0046】パレット(P)上に第1行目のコラムを形
成する最終の物品(G)が積み付けられると、物品供給
コンベア(2002)は、図10に示す如く、移動装置
(2004)によって物品供給コンベア(2002)の
ベルトコンベア(2002b)の先端が第2列〜第5列
に積み付けられる第2行目のコラムを形成する物品
(G)を積み付け得る位置まで移動されると共に、パレ
ット(P)の真上の位置まで下降される。即ち、第2列
に積み付けられる4個の物品(Gb)、(Gg)、(G
l)、(Gq)、第3列に積み付けられる4個の物品
(Gc)、(Gh)、(Gm)、(Gr)、第4列に積
み付けられる4個の物品(Gd)、(Gi)、(G
n)、(Gs)、第5列に積み付けられる4個の物品
(Ge)、(Gj)、(Go)、(Gt)の長さは全て
300mmであるので、コラム状に積み付けられる16
個の物品(G)の積み付け位置はこれらの物品(G)の
長さ(300mm)に基づいて定められ、ベルトコンベ
ア(2002b)は移動装置(2004)によって30
0mm移動される。尚、ベルトコンベア(2002b)
の移動と同時に、物品供給コンベア(2002)の伸縮
ベルトコンベア(2002a)の先端を、図7に一点鎖
線で示す如く、(390mm−300mm=)90mm
後退するようになしてある。即ち、第2列〜第5列に積
み付けられる最大長さ(300mm)の物品(G)を基
準として、第1列に積み付けられる長さが390mmの
物品(Gw)、長さが330mmの物品(Gx)、長さ
が380mmの物品(Gy)、長さが390mmの物品
(Gz)のうちの最大長さの物品(G)、即ち長さが3
90mmの物品(Gw)、(Gz)に基づいて定めるよ
うになしてあるので、伸縮ベルトコンベア(2002
a)の先端をベルトコンベア(2002b)の先端に対
して90mm後退させて4個の物品(Gw)、(G
x)、(Gy)、(Gz)を所定の位置に積み付け得る
ようになしてある。
【0047】物品供給コンベア(2002)の伸縮ベル
トコンベア(2002a)とベルトコンベア(2002
b)とが第2行目のコラムを形成する物品(G)の積付
け開始位置まで移動されると、物品取り出し装置(10
03)によって先行する物品(G)の高さに応じた間隔
で後続する物品(G)が取り出され、伸縮揺動ベルトコ
ンベア(1005)を経て物品供給コンベア(200
2)によって連続的に供給される。物品供給コンベア
(2002)の先端部に取り付けられた図外の検出器が
先頭の物品(G)を検出すると、昇降装置(2003)
が上昇を開始すると共に、物品供給コンベア(200
2)によって連続的に供給される物品(G)がパレット
(P)或いは先行して供給された物品の上に積み重なる
ように積み付けられ(図10の仮想線参照)、図12及
び図13に示す如く複数種類の物品(G)がコラム状
(縦方向)に積み付けられる。
【0048】同様にして、第3行目のコラムまで積み付
けられたパレット(P)はパレット搬送コンベア(20
01)によって搬出される。
【0049】以上、本発明の物品の積付け方法をその実
施に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共に説明した
が、本発明の物品の積付け方法はこれらに制限されるも
のではない。例えば、5列の物品供給コンベア(200
2)を設け、それぞれの物品供給コンベア(2002)
を進退可能に構成された伸縮ベルトコンベア(2002
a)で構成してもよい。
【0050】また、ベルトコンベア(2002b)によ
って任意の長さの物品(G)をランダムに供給するよう
になしてもよい。この場合にはベルトコンベア(200
2b)によって供給されるコラム毎に、その最大長さの
物品(G)に基づいてそのコラムを形成する複数個の物
品(G)の積み付け位置を定めればよい。
【0051】また、物品(G)の幅寸法が種類(品種)
毎に異なっていてもよい。
【0052】尚、積み付けられた物品(G)をパレット
(P)から荷卸しする順序を考慮して、例えば荷卸しす
る順序の逆順に物品(G)を積み付けるとよい。
【0053】また、グラビティローラコンベア(1)及
び搬送コンベア(2)を3段以上設けてもよい。
【0054】また、ベルトコンベア(2002b)を水
平方向に移動するように構成せず、パレット(P)を水
平方向に移動するように構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の物品の積付け方法は、上述の如
く、コンベア上に先行する物品の高さに応じた間隔で後
続する物品を荷揃えし、上記コンベアを上方に移動しな
がら積み付けることによって、高さが異なる等の任意の
種類の物品を任意の位置に積み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品の荷揃え設備の一実施例を部分的に示す斜
視図である。
【図2】物品の荷揃え設備の一実施例を部分的に示す要
部立面図である。
【図3】図1に示すグラビティローラコンベアの下流端
部を拡大して示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】物品荷揃え部の一実施例を示す平面図である。
【図6】物品荷揃え部の一実施例を部分的に示す側面図
である。
【図7】物品の積付け装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】物品の荷揃え設備による荷揃え方法の一実施例
についての説明図である。
【図9】図7に示す物品の積付け装置の動作を説明する
ための側面図である。
【図10】図7に示す物品の積付け装置の動作を説明す
るための側面図である。
【図11】図7に示す物品の積付け装置によってパレッ
ト上に積み付けられた物品の状態を示す斜視図である。
【図12】図7に示す物品の積付け装置によってパレッ
ト上に積み付けられた物品の状態を示す斜視図である。
【図13】図12に示すパレット上に積み付けられた物
品の状態のA−A視図である。
【符号の説明】
2002 (物品供給)コンベア G 物品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の物品を積み付ける物品の積付
    け方法において、コンベア上に先行する物品の高さに応
    じた間隔で後続する物品を荷揃えし、荷揃えされた物品
    を先行して積み付けられた物品の上に上記コンベアを上
    方に移動しながら積み付けることを特徴とする物品の積
    付け方法。
  2. 【請求項2】 複数列に荷揃えされた物品を列毎にコラ
    ム状に積み付ける請求項1記載の物品の積付け方法。
JP5249844A 1993-09-09 1993-09-09 物品の積付け方法 Expired - Fee Related JP2515240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249844A JP2515240B2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 物品の積付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5249844A JP2515240B2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 物品の積付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0776419A JPH0776419A (ja) 1995-03-20
JP2515240B2 true JP2515240B2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=17199029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5249844A Expired - Fee Related JP2515240B2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 物品の積付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2515240B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0776419A (ja) 1995-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2515240B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2515235B2 (ja) 物品の積付け方法
JP3582972B2 (ja) 物品の積付け装置
JP2553452B2 (ja) 物品の積付け装置
JP2553456B2 (ja) 物品の積付け装置
JP2515234B2 (ja) 物品の積付け方法
JP3069890B2 (ja) 物品の積付け方法
JP3182647B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2858108B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2000128354A (ja) 物品の積付け方法
JP3069889B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2858109B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2000118717A (ja) 物品の積付け装置
JP2000118716A (ja) 物品の積付け方法
JPH07215467A (ja) 物品の積付け方法
JP2631442B2 (ja) 物品の搬送方法及びその装置
JPH07215468A (ja) 物品の積付け方法
JP2000128353A (ja) 物品の積付け方法
JP2515225B2 (ja) 物品の積付け装置
JP2802478B2 (ja) 物品の搬送方法
JP3525043B2 (ja) 垂直搬送装置及びそれを用いた物品の取扱装置
JP3127260B2 (ja) 物品の取扱装置
JP2515233B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2515226B2 (ja) 物品の積付け方法
JP2515191B2 (ja) 物品の荷揃え方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees