JP2857646B2 - 抗変異原性剤 - Google Patents
抗変異原性剤Info
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- JP2857646B2 JP2857646B2 JP2317721A JP31772190A JP2857646B2 JP 2857646 B2 JP2857646 B2 JP 2857646B2 JP 2317721 A JP2317721 A JP 2317721A JP 31772190 A JP31772190 A JP 31772190A JP 2857646 B2 JP2857646 B2 JP 2857646B2
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- JP
- Japan
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- catechin
- mutagenic
- proanthocyanidin
- group
- food
- Prior art date
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- Pyrane Compounds (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は抗変異原性剤、特に食品中の変異原性物質を
不活性化させる安全性の高い抗変異原性剤に関するもの
である。
不活性化させる安全性の高い抗変異原性剤に関するもの
である。
[従来の技術] 我々を取巻く生活環境には多くの変異原性物質が存在
している。そしてこの物質の変異原性は発癌性と高い相
関関係があることが数多くの研究機関より報告されてい
る。このことは、物質の変異原性を減少させることによ
って、ヒトの発癌のリスクを軽減させる効果が期待され
ることになる。
している。そしてこの物質の変異原性は発癌性と高い相
関関係があることが数多くの研究機関より報告されてい
る。このことは、物質の変異原性を減少させることによ
って、ヒトの発癌のリスクを軽減させる効果が期待され
ることになる。
食品中に存在する変異原性物質として、焼け焦げ中の
ヘテロサイクリックアミン類、かび毒で知られているア
フラトキシン類その他各種のものが挙げられており、こ
れらの中には変異原性が強く、発癌性が証明されている
ものも多い。
ヘテロサイクリックアミン類、かび毒で知られているア
フラトキシン類その他各種のものが挙げられており、こ
れらの中には変異原性が強く、発癌性が証明されている
ものも多い。
そこで従来、これらの変異原性物質を不活性化させる
方法が種々研究されている。その一つとしてカテキンが
ベンゾ(a)ピレンに対して変異原性抑制作用を示すこ
とが知られている。
方法が種々研究されている。その一つとしてカテキンが
ベンゾ(a)ピレンに対して変異原性抑制作用を示すこ
とが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、変異原性物質を含有する食品中の変異原性
を消滅させるか低減させて食品の安全性を向上させる抗
変異原性剤を提供することを目的としてなされたもので
ある。
を消滅させるか低減させて食品の安全性を向上させる抗
変異原性剤を提供することを目的としてなされたもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成すべく鋭意研究した結果、
プロアントシアニジンオリゴマーが食品中の変異原性物
質、殊に焼け焦げ中のヘテロサイクリックアミン類の代
表例であるTrp P−2に対し強い変異原性抑制作用を示
すことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
プロアントシアニジンオリゴマーが食品中の変異原性物
質、殊に焼け焦げ中のヘテロサイクリックアミン類の代
表例であるTrp P−2に対し強い変異原性抑制作用を示
すことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
一般式 (式中、R1は水素又は水酸基、R2、R3、R4は水素、水酸
基又はメトキシル基、R5は水素、ガロイル基又はグリコ
ピラノシル基である)で表されるフラバン−3−オール
又はフラバン−3,4−ジオールを構成単位として結合し
た2〜10量体のプロアントシアニジンオリゴマーの群よ
り選ばれた少なくとも1種を有効成分とする抗変異原性
剤である。
基又はメトキシル基、R5は水素、ガロイル基又はグリコ
ピラノシル基である)で表されるフラバン−3−オール
又はフラバン−3,4−ジオールを構成単位として結合し
た2〜10量体のプロアントシアニジンオリゴマーの群よ
り選ばれた少なくとも1種を有効成分とする抗変異原性
剤である。
以下本発明について詳細に説明する。
先ず、本発明において、プロアントシアニジンオリゴ
マーとは、各種の植物体に存在する縮合型タンニン、す
なわち、フラバン−3−オール又はフラバン−3,4−ジ
オールを構成単位として縮合若しくは重合により結合し
た化合物群であって、これらは酸処理によりシアニジ
ン、デルフィニジン、プラルゴニジンなどのアントシア
ニジンを生成するところから、この名称が与えられてい
るものである。
マーとは、各種の植物体に存在する縮合型タンニン、す
なわち、フラバン−3−オール又はフラバン−3,4−ジ
オールを構成単位として縮合若しくは重合により結合し
た化合物群であって、これらは酸処理によりシアニジ
ン、デルフィニジン、プラルゴニジンなどのアントシア
ニジンを生成するところから、この名称が与えられてい
るものである。
従って、該プロアントシアニジンオリゴマーとして
は、前記構成単位の2量体、3量体、4量体、さらには
5量体以上で10量体までのプロシアニジン、プロデルフ
ィニジン、プロペラルゴニジンなどのプロアントシアニ
ジンオリゴマー及びこれらの立体異性が全て含まれる。
は、前記構成単位の2量体、3量体、4量体、さらには
5量体以上で10量体までのプロシアニジン、プロデルフ
ィニジン、プロペラルゴニジンなどのプロアントシアニ
ジンオリゴマー及びこれらの立体異性が全て含まれる。
そしてこれらのプロアントシアニジンオリゴマーは、
その構成単位であり、かつ前記のごとくベンゾ(a)ピ
レンに対する変異原性抑制作用が知られている単量体カ
テキンとは異なって、極めて強い変異原性抑制作用を有
している点に大きな特徴がある。そしてまた該変異原性
抑制作用はその縮合度又は重合度が増す程強くなること
をも見出した。この観点及び溶解性などから、プロアン
トシアニジンオリゴマーとしては、一般式 (式中、R1は水素又は水酸基、R2、R3、R4は水素、水酸
基又はメトキシル基、R5は水素、ガロイル基又はグリコ
ピラノシル基である) で表されるフラバン−3−オール又はフラバン−3,4−
ジオールを構成単位として結合した2〜10量体(特開昭
61−16982号参照)が好ましく、中でも2〜6量体がヒ
トにおける吸収性の観点から特に好適である。
その構成単位であり、かつ前記のごとくベンゾ(a)ピ
レンに対する変異原性抑制作用が知られている単量体カ
テキンとは異なって、極めて強い変異原性抑制作用を有
している点に大きな特徴がある。そしてまた該変異原性
抑制作用はその縮合度又は重合度が増す程強くなること
をも見出した。この観点及び溶解性などから、プロアン
トシアニジンオリゴマーとしては、一般式 (式中、R1は水素又は水酸基、R2、R3、R4は水素、水酸
基又はメトキシル基、R5は水素、ガロイル基又はグリコ
ピラノシル基である) で表されるフラバン−3−オール又はフラバン−3,4−
ジオールを構成単位として結合した2〜10量体(特開昭
61−16982号参照)が好ましく、中でも2〜6量体がヒ
トにおける吸収性の観点から特に好適である。
なお、本発明において用いられるプロアントシアニジ
ンオリゴマーは変異原性を有していないこと勿論である
[フード・アンド・ケミカル・トキシコロジー(Fd.Che
m.Toxic.)第25巻、135頁(1987年)]。
ンオリゴマーは変異原性を有していないこと勿論である
[フード・アンド・ケミカル・トキシコロジー(Fd.Che
m.Toxic.)第25巻、135頁(1987年)]。
該プロアントシアニジンオリゴマーは各種変異原性物
質に対して変異原性抑制作用を有しているが、その1つ
であるTrp P−2に対して殊に強い変異原性抑制効果を
有している。すなわち、該プロアントシアニジンオリゴ
マーは、Trp P−2などの変異原性物質を含有する食品
に対して極めて有効に用いられる。
質に対して変異原性抑制作用を有しているが、その1つ
であるTrp P−2に対して殊に強い変異原性抑制効果を
有している。すなわち、該プロアントシアニジンオリゴ
マーは、Trp P−2などの変異原性物質を含有する食品
に対して極めて有効に用いられる。
その食品としては、例えば焼魚、ハンバーグ、焼肉な
どの加熱食品などが挙げられる。
どの加熱食品などが挙げられる。
勿論、本発明はその他の変異原性物質を含有する食品
にも適用され得る。
にも適用され得る。
次に、プロアントシアニジンオリゴマーの添加量は得
に限定されないが、通常変異原性物質の20〜20000倍モ
ル、好ましくは200〜2000倍モルである。そして、食品
に対する該添加量を概略的にいうと、食品中の変異原性
物質含量などにより異なるが、一般的には1×10-5〜10
%(W/W)、好ましくは1×10-3〜1×10-1%(W/W)あ
る。
に限定されないが、通常変異原性物質の20〜20000倍モ
ル、好ましくは200〜2000倍モルである。そして、食品
に対する該添加量を概略的にいうと、食品中の変異原性
物質含量などにより異なるが、一般的には1×10-5〜10
%(W/W)、好ましくは1×10-3〜1×10-1%(W/W)あ
る。
そしてまた、プロアントシアニジンオリゴマーは、通
常粉末あるいは溶液の状態でそのまま又は可食性のもの
(例えばグルコース、デキストリンなど)を加えて抗変
異原性剤とし、それを食品に添加混合して使用される。
さらには、加熱食品に用いる例えばたれなどの調味料に
該抗変異原性剤を添加使用することもできる。
常粉末あるいは溶液の状態でそのまま又は可食性のもの
(例えばグルコース、デキストリンなど)を加えて抗変
異原性剤とし、それを食品に添加混合して使用される。
さらには、加熱食品に用いる例えばたれなどの調味料に
該抗変異原性剤を添加使用することもできる。
また、該抗変異原性剤を用いることによる食品の香味
への影響は全くない。
への影響は全くない。
ここで、本発明に用いるプロアントシアニジンオリゴ
マーにつき、さらに具対的に示す。
マーにつき、さらに具対的に示す。
前記一般式で表されるフラバン−3−オール又はフラ
バン−3,4−ジオールを構成単位として結合した2〜10
量体などのプロアントシアニジンオリゴマーは、公知方
法すなわち合成法あるいは各種植物体よりの抽出などに
より得られることができる。後者の場合についていう
と、例えば各種の植物体を溶媒を用いて抽出処理し、得
た抽出物をさらに液体クロマトグラフィーなどにより分
別精製するか、あるいは直物体を原料とした果実酒、ビ
ールなどの二次加工品をプロアントシアニジンオリゴマ
ーの選択的吸着剤で処理して該プロアントシアニジンオ
リゴマー区分を濃縮し、濃縮物をさらに向流分配法、液
体クロマトグラフィーなどにより分別精製することによ
って得られる。
バン−3,4−ジオールを構成単位として結合した2〜10
量体などのプロアントシアニジンオリゴマーは、公知方
法すなわち合成法あるいは各種植物体よりの抽出などに
より得られることができる。後者の場合についていう
と、例えば各種の植物体を溶媒を用いて抽出処理し、得
た抽出物をさらに液体クロマトグラフィーなどにより分
別精製するか、あるいは直物体を原料とした果実酒、ビ
ールなどの二次加工品をプロアントシアニジンオリゴマ
ーの選択的吸着剤で処理して該プロアントシアニジンオ
リゴマー区分を濃縮し、濃縮物をさらに向流分配法、液
体クロマトグラフィーなどにより分別精製することによ
って得られる。
そして各種プロアントシアニジンオリゴマー及びその
製法を例示すると次の通りである。
製法を例示すると次の通りである。
(1)2量体プロシアニジンB−2(C4−C8結合Catech
in−Catechin)、C4−C8結合の2量体プロシアニジン
(C4−C8結合Catechin−Afzelechin): 本発明者らの
一部のアグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミスト
リー(Agric.Biol.Chem.)第45巻、2709〜2712頁(1981
年)記載の方法で、アズキ(Vigna angularis Ohwiet O
hashi)の70%水性アセトン抽出物をポリアミドC−200
及びセファデックスLH−20のカラムを用いた液体クロマ
トグラフィーにより分別精製することにより得られる。
in−Catechin)、C4−C8結合の2量体プロシアニジン
(C4−C8結合Catechin−Afzelechin): 本発明者らの
一部のアグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミスト
リー(Agric.Biol.Chem.)第45巻、2709〜2712頁(1981
年)記載の方法で、アズキ(Vigna angularis Ohwiet O
hashi)の70%水性アセトン抽出物をポリアミドC−200
及びセファデックスLH−20のカラムを用いた液体クロマ
トグラフィーにより分別精製することにより得られる。
(2)2量体プロアントシアニジンオリゴマーA−2:
D.Jacquesらのジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイテ
イー・パーキンI(J.C.S.Perkin I)2663〜2671頁(19
74年)記載の方法でトチ(Aesculus hippocastanum)の
実の殻を原料として得られる。C4−C6結合の2量体プロ
シアニジン(C4−C6結合Catechin−Catechin): R.W.
Hemingwayらのフィトケミストリー(Phytochemistry)
第22巻、275〜281頁(1983年)記載の方法でマツ(Lobo
lolly pine)の樹皮を原料として得られる。
D.Jacquesらのジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイテ
イー・パーキンI(J.C.S.Perkin I)2663〜2671頁(19
74年)記載の方法でトチ(Aesculus hippocastanum)の
実の殻を原料として得られる。C4−C6結合の2量体プロ
シアニジン(C4−C6結合Catechin−Catechin): R.W.
Hemingwayらのフィトケミストリー(Phytochemistry)
第22巻、275〜281頁(1983年)記載の方法でマツ(Lobo
lolly pine)の樹皮を原料として得られる。
(4)C6′−C8の結合の2量体プロデルフィニジン
(C6′−C8結合Gallocatechin−Catechin): Byung
−Zun Ahnらのアーカイブ・デル・ファーマチ・ウント
・ベルヒテ・デル・ドイチェン・ファーマゾイティシェ
ン・ゲゼルシャフト(Arch.Pharmaz.)666〜673頁(197
0年)記載の方法でカシ(Oak)の樹皮を原料として得ら
れる。
(C6′−C8結合Gallocatechin−Catechin): Byung
−Zun Ahnらのアーカイブ・デル・ファーマチ・ウント
・ベルヒテ・デル・ドイチェン・ファーマゾイティシェ
ン・ゲゼルシャフト(Arch.Pharmaz.)666〜673頁(197
0年)記載の方法でカシ(Oak)の樹皮を原料として得ら
れる。
(5)プロシアニジンB−1一没食子酸エステル(C4−
C8結合Catechin gallate−Catechin)、プロシアニジン
B−1二没食子酸エステル(C4−C8結合Catechin galla
te−Catechin gallate): 野中らのフィトケミストリ
ー(Phytochemistry)第21巻、429〜432頁(1982年)記
載の方法でミチヤナギ(Polygonum multiflorum)の根
を原料として得られる。
C8結合Catechin gallate−Catechin)、プロシアニジン
B−1二没食子酸エステル(C4−C8結合Catechin galla
te−Catechin gallate): 野中らのフィトケミストリ
ー(Phytochemistry)第21巻、429〜432頁(1982年)記
載の方法でミチヤナギ(Polygonum multiflorum)の根
を原料として得られる。
(6)2量体プロデルフィニジンB−2二没食子酸エス
テル(C4−C8結合Gallocatechin gallate−Gallocatech
in gallate): 野中らのフィトケミストリー(Phytoc
hemistry)第22巻、237〜241頁(1983年)記載の方法で
ヤマモモ(Myricarubra)の樹皮を原料として得られ
る。
テル(C4−C8結合Gallocatechin gallate−Gallocatech
in gallate): 野中らのフィトケミストリー(Phytoc
hemistry)第22巻、237〜241頁(1983年)記載の方法で
ヤマモモ(Myricarubra)の樹皮を原料として得られ
る。
(7)C4−C8結合の2量体プロペラルゴニジン(C4−C8
結合Afzelchin−Catechin)、C4−C8結合の3量体プロ
デルフィニジン(C4−C8結合Gallocatechin−Gallocate
chin−Catechin): I.Mcmurroughらのジャーナル・オ
ブ・サイエンス・オブ・フード・アグリカルチャー(J.
Sci.Food Agric.)第34巻、62〜72頁(1983年)記載の
方法により大麦及び麦芽を原料として得られる。
結合Afzelchin−Catechin)、C4−C8結合の3量体プロ
デルフィニジン(C4−C8結合Gallocatechin−Gallocate
chin−Catechin): I.Mcmurroughらのジャーナル・オ
ブ・サイエンス・オブ・フード・アグリカルチャー(J.
Sci.Food Agric.)第34巻、62〜72頁(1983年)記載の
方法により大麦及び麦芽を原料として得られる。
(8)2量体プロシアニジンB−4ラムノサイド: メ
ヒルギの皮部を原料として特開昭59−59638号記載の方
法で得られる。
ヒルギの皮部を原料として特開昭59−59638号記載の方
法で得られる。
(9)C4−C8結合の2量体プロペラルゴニジン[C4−C8
結合Afzelchin−Gallocatechin(4′−O−methy
l)]: F.D.Monacheらのアナリ・デイ・キミカ[Ann.
Chim.(Rome)]第57巻、1364〜1371頁(1967年)記載
の方法によりオウラテイー(Ouratea)の根の皮を原料
として得られる。
結合Afzelchin−Gallocatechin(4′−O−methy
l)]: F.D.Monacheらのアナリ・デイ・キミカ[Ann.
Chim.(Rome)]第57巻、1364〜1371頁(1967年)記載
の方法によりオウラテイー(Ouratea)の根の皮を原料
として得られる。
(10)C4−C8結合の4量体プロシアニジン(C4−C8結合
Catechin−Catechin−Catechin−Catechin): A.G.H.
Leaのジャーナル・オブ・サイエンス・オブ・フード・
アグリカルチャー(J.Sci.Food Agric.)第29巻、471〜
477頁(1978年)記載の方法で、リンゴ酒をセファデッ
クスLH−20で処理して得られるプロアントシアニジンの
濃縮物を、酢酸エチル及び水を用いた向流分配法並びに
セファデックスLH−20のカラムを用いた液体クロマトグ
ラフィーにより分別精製することによって得られる。
Catechin−Catechin−Catechin−Catechin): A.G.H.
Leaのジャーナル・オブ・サイエンス・オブ・フード・
アグリカルチャー(J.Sci.Food Agric.)第29巻、471〜
477頁(1978年)記載の方法で、リンゴ酒をセファデッ
クスLH−20で処理して得られるプロアントシアニジンの
濃縮物を、酢酸エチル及び水を用いた向流分配法並びに
セファデックスLH−20のカラムを用いた液体クロマトグ
ラフィーにより分別精製することによって得られる。
(11)2量体プロシアニジンB−3(C4−C8結合Catech
in−Catechin)、2量体プロシアニジンB−4(C4−C8
結合Catechin−Catechin): G.Fonknechtenらのジャ
ーナル・オブ・インスティテュート・ブルーイング(J.
Inst.Brew.)第89巻、424〜431頁(1983年)記載の方法
により、ジヒドロクエルセチン及びカテキン又はエピカ
テキンを原料として合成法で得られる。また、R.Eastmo
ndのジャーナル・オブ・インスティテュート・フルーイ
ング(J.Inst.Brew)第80巻、188頁(1974年)記載の合
成法によっても得られる。
in−Catechin)、2量体プロシアニジンB−4(C4−C8
結合Catechin−Catechin): G.Fonknechtenらのジャ
ーナル・オブ・インスティテュート・ブルーイング(J.
Inst.Brew.)第89巻、424〜431頁(1983年)記載の方法
により、ジヒドロクエルセチン及びカテキン又はエピカ
テキンを原料として合成法で得られる。また、R.Eastmo
ndのジャーナル・オブ・インスティテュート・フルーイ
ング(J.Inst.Brew)第80巻、188頁(1974年)記載の合
成法によっても得られる。
以下に実施例を示す。
なお実施例において、変異原性及び変異原性抑制作用
の測定方法は、プレインキュベーション法[発癌性スク
リーニング手法として確立されたエームス法の改良法
(杉村、長尾;ケミカルミューダジェンス、第6巻、41
頁(1981年)参照]により行い、また、菌株としてヒス
チジン要求性のサルモネラ・ティフィムリウム(Salmon
ella typhymurium)TA98(以下TA98株という)を使用し
た。そしてまた、 A;抗変異原性剤添加プレートのコロニー数/プレート B;抗変異原性剤無添加プレートのコロニー数/プレート
[但し、表においては、添加量0(無添加)の行に相
当] C;自然復帰コロニー数/プレート (A−C)及び(B−C);復帰突然変異コロニー数/
プレート とした。
の測定方法は、プレインキュベーション法[発癌性スク
リーニング手法として確立されたエームス法の改良法
(杉村、長尾;ケミカルミューダジェンス、第6巻、41
頁(1981年)参照]により行い、また、菌株としてヒス
チジン要求性のサルモネラ・ティフィムリウム(Salmon
ella typhymurium)TA98(以下TA98株という)を使用し
た。そしてまた、 A;抗変異原性剤添加プレートのコロニー数/プレート B;抗変異原性剤無添加プレートのコロニー数/プレート
[但し、表においては、添加量0(無添加)の行に相
当] C;自然復帰コロニー数/プレート (A−C)及び(B−C);復帰突然変異コロニー数/
プレート とした。
実施例 I.Trp P−2(3−アミノ−1−メチル−5H−ピリド
[4,3−b]インドール)に対するカテキン、プロアン
トシアニジンオリゴマーの変異原性抑制作用 変異原性物質Trp P−2 0.066%(W/V)含有水溶液50
μl(該物質33ng含有)に、第1表に示す添加量のカテ
キン(市販品)、プロアントシアニジンオリゴマーの1
つである2量体プロシアニジンB−4(表において2量
体PCという)及びC4−C8結合の4量体プロシアニジン
(表において4量体PCという)(下記製法により得たも
の)の各試料50μl、S−9 mix 500μl及びTA98株の
前培養液100μlを加えた。この場合液を直ちに37℃で2
0分間インキュベーションし、次いでこれに0.5mMのヒス
チジン及び0.5mMのビチオンを含む軟寒天液2mlを加え、
最少グルコース寒天培地に拡げた。そして37℃で48時間
静置培養後、プレートのコロニー数を数えた。その結果
を第1表に示す。
[4,3−b]インドール)に対するカテキン、プロアン
トシアニジンオリゴマーの変異原性抑制作用 変異原性物質Trp P−2 0.066%(W/V)含有水溶液50
μl(該物質33ng含有)に、第1表に示す添加量のカテ
キン(市販品)、プロアントシアニジンオリゴマーの1
つである2量体プロシアニジンB−4(表において2量
体PCという)及びC4−C8結合の4量体プロシアニジン
(表において4量体PCという)(下記製法により得たも
の)の各試料50μl、S−9 mix 500μl及びTA98株の
前培養液100μlを加えた。この場合液を直ちに37℃で2
0分間インキュベーションし、次いでこれに0.5mMのヒス
チジン及び0.5mMのビチオンを含む軟寒天液2mlを加え、
最少グルコース寒天培地に拡げた。そして37℃で48時間
静置培養後、プレートのコロニー数を数えた。その結果
を第1表に示す。
プロアントシアニジンオリゴマーの製法: (1)2量体プロシアニジンB−3(C4−C8結合Catech
in−Catechin); 前記R.Eastmondの方法に準じ、(±)ジヒドロケルセ
チン5g、(+)−カテキン5g及び水素化ホウ素ナトリウ
ムを原料として合成反応を行なった。反応終了後、酢酸
にてpH5.0に調整し、酢酸エチルにて抽出した。得た抽
出液を減圧蒸留し、これを、セファデックスLH(φ2.5
×67cm)を担体とし、エタノールを展開溶媒とするカラ
ムクロマトグラフィーにて分画し、溶出液量900〜1300m
lの画分を分取することにより、粗プロシアニジンB−
3を得た。この画分をさらに逆相系シリカゲル高速液体
クロマトグラフィー(カラムμBondapak C18[19×150m
m];展開溶媒7.5%メタノール;見出OD280nm)にて精
製し、目的物705mgを得た。
in−Catechin); 前記R.Eastmondの方法に準じ、(±)ジヒドロケルセ
チン5g、(+)−カテキン5g及び水素化ホウ素ナトリウ
ムを原料として合成反応を行なった。反応終了後、酢酸
にてpH5.0に調整し、酢酸エチルにて抽出した。得た抽
出液を減圧蒸留し、これを、セファデックスLH(φ2.5
×67cm)を担体とし、エタノールを展開溶媒とするカラ
ムクロマトグラフィーにて分画し、溶出液量900〜1300m
lの画分を分取することにより、粗プロシアニジンB−
3を得た。この画分をさらに逆相系シリカゲル高速液体
クロマトグラフィー(カラムμBondapak C18[19×150m
m];展開溶媒7.5%メタノール;見出OD280nm)にて精
製し、目的物705mgを得た。
(2)C4−C8結合の4量体プロシアニジン(C4−C8結合
Catechin−Catechin−Catechin−Catechin); 白ぶどう(品種 シャルドンネ)搾汁粕を篩で分別し
て得た白ぶどう種子1kgに対し、水2lを加え、85℃で2
時間抽出した。固液分離して得られた抽出液をポリスチ
レン系樹脂SP207(三菱化成製)カラム(φ1.8×50cm)
にて濾過し、ポリフェノールをカラムに吸着させた。こ
のカラムを水1.5l、15%エタノール1.5lにて洗浄後、30
%エタノール1.5lにて溶出した。この溶出液を、減圧濃
縮した後、凍結乾燥し、粗プロアントシアニジンオリゴ
マー20.4g(プロアントシアニジンオリゴマー2〜6量
体含有量51%)を得た。この粉末の2gを取り、セファデ
ックスLH−20(φ2.5×66cm)を担体とし、エタノール2
600ml及びメタノール2600mlを展開溶媒(2段階溶出)
とし、紫外部(OD280nm)で検出するカラムクロマトグ
ラフィーを行なった。この溶出液のうち、3200〜3400ml
の画分を分取し、前記A.G.H.Leaの方法に準じて、目的
物157mgを得た。
Catechin−Catechin−Catechin−Catechin); 白ぶどう(品種 シャルドンネ)搾汁粕を篩で分別し
て得た白ぶどう種子1kgに対し、水2lを加え、85℃で2
時間抽出した。固液分離して得られた抽出液をポリスチ
レン系樹脂SP207(三菱化成製)カラム(φ1.8×50cm)
にて濾過し、ポリフェノールをカラムに吸着させた。こ
のカラムを水1.5l、15%エタノール1.5lにて洗浄後、30
%エタノール1.5lにて溶出した。この溶出液を、減圧濃
縮した後、凍結乾燥し、粗プロアントシアニジンオリゴ
マー20.4g(プロアントシアニジンオリゴマー2〜6量
体含有量51%)を得た。この粉末の2gを取り、セファデ
ックスLH−20(φ2.5×66cm)を担体とし、エタノール2
600ml及びメタノール2600mlを展開溶媒(2段階溶出)
とし、紫外部(OD280nm)で検出するカラムクロマトグ
ラフィーを行なった。この溶出液のうち、3200〜3400ml
の画分を分取し、前記A.G.H.Leaの方法に準じて、目的
物157mgを得た。
S−9mix:下記S−9 10μlとcofactor mix 490μl
の混合物 S−9[キッコーマン(株)製];7週令のSDラットの
雄に誘導剤としてフェノバルビタール及び5,6−ベンゾ
フラボンを腹腔内投与して薬物代謝酵素系を誘導したラ
ット肝臓ホモジネートの遠心処理(9000×g、10分間)
上清 cofactor mix[オリエンタル酵母工業(株)製商品
名];ニコチンアミドジヌクレオチド(NADH)、ニコチ
ンアミドジヌクレオチドリン酸(NADPH)、グルコース
−6−リン酸(G6P)などの補酵素、マグネシウムイオ
ン(Mg2+)などを加えたもの。
の混合物 S−9[キッコーマン(株)製];7週令のSDラットの
雄に誘導剤としてフェノバルビタール及び5,6−ベンゾ
フラボンを腹腔内投与して薬物代謝酵素系を誘導したラ
ット肝臓ホモジネートの遠心処理(9000×g、10分間)
上清 cofactor mix[オリエンタル酵母工業(株)製商品
名];ニコチンアミドジヌクレオチド(NADH)、ニコチ
ンアミドジヌクレオチドリン酸(NADPH)、グルコース
−6−リン酸(G6P)などの補酵素、マグネシウムイオ
ン(Mg2+)などを加えたもの。
第1表から、プロアントシアニジンオリゴマーのTrp
P−2に対するラット肝ホモジネート存在下での変異原
性抑制率(抗変異原性)は、顕著に認められ、カテキン
に比しても極めて高いことがわかる。
P−2に対するラット肝ホモジネート存在下での変異原
性抑制率(抗変異原性)は、顕著に認められ、カテキン
に比しても極めて高いことがわかる。
II.活性化Trp P−2に対するカテキン、プロアントシア
ニジンオリゴマーの変異原性抑制作用 下記早津らの方法によって調製した活性化Trp P−2 5
0μlに、第2表に示す添加量の前記I.と同様のカテキ
ン、プロアントシアニジンオゴマーの各試料50μl、10
0mMリン酸ナトリウム緩衝液500μl及びTA98株の前培養
液100μlを加えた。この混合液を直ちに37℃で20分間
インキュベーションし、次いでこれに0.5mMのヒスチジ
ン及び0.5mMのビチオンを含む軟寒天液2mlを加え、最少
グルコース寒天培地に拡げた。そして37℃で48時間静置
培養後、プレートのコロニー数を数えた。この結果を第
2表に示す。
ニジンオリゴマーの変異原性抑制作用 下記早津らの方法によって調製した活性化Trp P−2 5
0μlに、第2表に示す添加量の前記I.と同様のカテキ
ン、プロアントシアニジンオゴマーの各試料50μl、10
0mMリン酸ナトリウム緩衝液500μl及びTA98株の前培養
液100μlを加えた。この混合液を直ちに37℃で20分間
インキュベーションし、次いでこれに0.5mMのヒスチジ
ン及び0.5mMのビチオンを含む軟寒天液2mlを加え、最少
グルコース寒天培地に拡げた。そして37℃で48時間静置
培養後、プレートのコロニー数を数えた。この結果を第
2表に示す。
活性化Trp P−2の調製[早津らの方法;バイオケミ
カル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニ
ケーションズ(Biochem.Biophys.Res.Commun.)第92
巻、662〜668頁(1980年)]):Trp P−2 50μlに前記
S−9 mix 500μlを加え、この混合液を直ちに37℃で2
0分間インキュベーションした。次いでこれに当量のア
セトンを加えて氷冷し、15分後、3000rpmで10分間遠心
処理し、得た上清を減圧乾燥し、減菌水50μlを加えて
活性化Trp P−2を調製した。
カル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニ
ケーションズ(Biochem.Biophys.Res.Commun.)第92
巻、662〜668頁(1980年)]):Trp P−2 50μlに前記
S−9 mix 500μlを加え、この混合液を直ちに37℃で2
0分間インキュベーションした。次いでこれに当量のア
セトンを加えて氷冷し、15分後、3000rpmで10分間遠心
処理し、得た上清を減圧乾燥し、減菌水50μlを加えて
活性化Trp P−2を調製した。
第2表から、プロアントシアニジンオゴマーの活性化
されたTrp P−2に対する変異原性抑制率も亦、顕著に
認められ、カテキンに比しても極めて高いことがわか
る。
されたTrp P−2に対する変異原性抑制率も亦、顕著に
認められ、カテキンに比しても極めて高いことがわか
る。
以上のことからプロアントシアニジンオゴマーは、抗
変異原性剤として極めて優れていること、そしてしか
も、従来ベンゾ(a)ピレンに対する変異原性抑制作用
が知られているカテキンに比し、その作用が著しく強い
ことがわかる。
変異原性剤として極めて優れていること、そしてしか
も、従来ベンゾ(a)ピレンに対する変異原性抑制作用
が知られているカテキンに比し、その作用が著しく強い
ことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 3/3544 A23L 3/3562 C09K 15/08
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1は水素又は水酸基、R2、R3、R4は水素、水酸
基又はメトキシル基、R5は水素、ガロイル基又はグリコ
ピラノシル基である)で表されるフラバン−3−オール
又はフラバン−3,4−ジオールを構成単位として結合し
た2〜10量体のプロアントシアニジンオリゴマーの群よ
り選ばれた少なくとも1種を有効成分とする抗変異原性
剤。 - 【請求項2】プロアントシアニジンオリゴマーが、2〜
6量体である請求項1記載の抗変異原性剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2317721A JP2857646B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 抗変異原性剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2317721A JP2857646B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 抗変異原性剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190774A JPH04190774A (ja) | 1992-07-09 |
JP2857646B2 true JP2857646B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=18091300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2317721A Expired - Lifetime JP2857646B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 抗変異原性剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857646B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
FR2706478B1 (fr) * | 1993-06-14 | 1995-09-08 | Ovi Sa | Compositions de dérivés phénoliques, leur préparation et leurs applications comme anti-oxydants. |
US5554645A (en) | 1994-10-03 | 1996-09-10 | Mars, Incorporated | Antineoplastic cocoa extracts and methods for making and using the same |
US6469053B1 (en) | 1996-04-02 | 2002-10-22 | Mars Incorporated | Use of procyanidins in the maintenance of vascular health and modulation of the inflammatory response |
US6423743B1 (en) | 1996-04-02 | 2002-07-23 | Mars Incorporated | Cocoa extract compounds and methods for making and using the same |
US6297273B1 (en) | 1996-04-02 | 2001-10-02 | Mars, Inc. | Use of cocoa solids having high cocoa polyphenol content in tabletting compositions and capsule filling compositions |
US7968140B2 (en) | 1997-09-08 | 2011-06-28 | Mars, Incorporated | Chocolates and chocolate liquor having an enhanced polyphenol content |
US6207842B1 (en) | 1997-10-09 | 2001-03-27 | Mars Incorporated | Process for preparing procyanidin(4-6 or 4-8) oligomers and their derivatives |
FR2770228B1 (fr) * | 1997-10-27 | 1999-12-10 | Greentech Sa | Procede d'obtention d'oligomeres de proanthocyanidines par biofermentation et leur utilisation dans des compositions cosmetiques, dietetiques, pharmaceutiques, chimiques et alimentaires |
US6156912A (en) * | 1999-04-09 | 2000-12-05 | Mars, Incorporated | 88, 66, and 68 catechin and epicatechin dimers and methods for their preparation |
US7015338B1 (en) | 1999-04-15 | 2006-03-21 | Mars Incorporated | Synthetic methods for preparing procyanidin oligomers |
WO2003090770A1 (fr) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Toyo Shinyaku Co., Ltd. | Procede de production de matiere riche en proanthocyanidine |
US7067679B2 (en) | 2002-10-02 | 2006-06-27 | Mars, Inc. | Synthesis of dimeric, trimeric, tetrameric pentameric, and higher oligomeric epicatechin-derived procyanidins having 4,8-interflavan linkages and their use to inhibit cancer cell growth through cell cycle arrest |
WO2004080993A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Toyo Shinyaku Co., Ltd. | プロアントシアニジン高含有物の製造方法 |
US7863466B2 (en) | 2005-04-15 | 2011-01-04 | Toyo Shinyaku Co., Ltd. | Method of producing proanthocyanidin-containing material |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377823A (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-03 | Kanebo Ltd | 突然変異抑制剤 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2317721A patent/JP2857646B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377823A (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-03 | Kanebo Ltd | 突然変異抑制剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04190774A (ja) | 1992-07-09 |
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