JP2857484B2 - 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 - Google Patents
化粧板及び該化粧板を用いる内装方法Info
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- JP2857484B2 JP2857484B2 JP27346990A JP27346990A JP2857484B2 JP 2857484 B2 JP2857484 B2 JP 2857484B2 JP 27346990 A JP27346990 A JP 27346990A JP 27346990 A JP27346990 A JP 27346990A JP 2857484 B2 JP2857484 B2 JP 2857484B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、家屋等の内装に使用される化粧板及び該化
粧板を用いる内装方法に関するものである。
粧板を用いる内装方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、石膏板、珪酸カルシウム板等からなる方形状の
基板の表面に、布、紙、合成樹脂シート等からなる化粧
シートを設けたものが内装用の化粧板として広く使用さ
れており、このような化粧板としてその断面図を第4図
(a)〜(d)に示すようなものが一般に供給されてい
る。すなわち、第4図(a)に示す化粧板11は、基板12
に化粧シート13を貼着した後でその両端面を直角に切断
して作成されたものであり、第4図(b)に示す化粧板
21は、両端面を直角に切断した基板22に化粧シート23を
貼着しその端部を巻き込んで作成されたものである。ま
た、第4図(c)に示す化粧板31は、基板32に化粧シー
ト33を貼着した後で角を斜めに面取りして作成されたも
のであり、第4図(d)に示す化粧板41は、角を斜めに
面取りした基板42に化粧シート43を貼着しその端部を巻
き込んで作成されたものである。そして、上記の各化粧
板11,21,31,41は現場においてそれぞれその端面を突き
合わせるようにして下地に連続的に固着される。
基板の表面に、布、紙、合成樹脂シート等からなる化粧
シートを設けたものが内装用の化粧板として広く使用さ
れており、このような化粧板としてその断面図を第4図
(a)〜(d)に示すようなものが一般に供給されてい
る。すなわち、第4図(a)に示す化粧板11は、基板12
に化粧シート13を貼着した後でその両端面を直角に切断
して作成されたものであり、第4図(b)に示す化粧板
21は、両端面を直角に切断した基板22に化粧シート23を
貼着しその端部を巻き込んで作成されたものである。ま
た、第4図(c)に示す化粧板31は、基板32に化粧シー
ト33を貼着した後で角を斜めに面取りして作成されたも
のであり、第4図(d)に示す化粧板41は、角を斜めに
面取りした基板42に化粧シート43を貼着しその端部を巻
き込んで作成されたものである。そして、上記の各化粧
板11,21,31,41は現場においてそれぞれその端面を突き
合わせるようにして下地に連続的に固着される。
また、最近では、化粧シートを基板の1側辺或いは隣
接する2側辺から一定の幅だけ外方に張り出させてその
下面を粘着面とした帯状部分を形成しておき、複数の化
粧板を連続して下地に固着した際、この帯状部分を隣接
する化粧板の化粧シート上面に重ねてから上下に重なっ
た両化粧シートにわたって鋭利な刃物で切込線を施し、
次いで、両化粧シートの重なり部分を剥がすと共にその
切断された端部を除去し、両化粧シートの切り口同士を
同一平面に突き合わせて再び基板に接着することによ
り、化粧板相互の継目が表面に現れないようにした化粧
板が開発されている。
接する2側辺から一定の幅だけ外方に張り出させてその
下面を粘着面とした帯状部分を形成しておき、複数の化
粧板を連続して下地に固着した際、この帯状部分を隣接
する化粧板の化粧シート上面に重ねてから上下に重なっ
た両化粧シートにわたって鋭利な刃物で切込線を施し、
次いで、両化粧シートの重なり部分を剥がすと共にその
切断された端部を除去し、両化粧シートの切り口同士を
同一平面に突き合わせて再び基板に接着することによ
り、化粧板相互の継目が表面に現れないようにした化粧
板が開発されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、最近では、専門の経師屋が現場にてクロス
貼りを行うことにより、あたかも一枚壁であるかのよう
に仕上げる大壁工法が主流となっているが、上記のよう
な化粧板を用いて内装を行った場合においても接合目地
を目立たなくして一枚壁のように見えるようにすること
が望まれている。
貼りを行うことにより、あたかも一枚壁であるかのよう
に仕上げる大壁工法が主流となっているが、上記のよう
な化粧板を用いて内装を行った場合においても接合目地
を目立たなくして一枚壁のように見えるようにすること
が望まれている。
しかしながら、上述の第4図(a)〜(d)に示すよ
うな化粧板を使用して内装を行った場合には、どうして
も接合目地が現れてしまうという問題点があった。すな
わち、第4図(a)に示す化粧板11は、端面が真っ直ぐ
に切断されていなかったり、切断された端面に鋸による
切断の櫛目状の跡とかごく僅かな丸みやこぼれ等が出て
いたりするので、下地に対して連続的に固着した場合
に、基板12の端面同士がピッタリと合うことは殆どな
く、このため接合目地がハッキリと判ってしまう。ま
た、第4図(b)に示す化粧板21を用いた場合には、上
記の理由で端面同士が合わない上に、化粧シート23の腰
の強さにより角に膨らみを生じるので接合目地が一目で
判る。また、第4図(c)及び第4図(d)に示す化粧
板31,41を用いた場合は、その端面の形状からしてV字
状の接合目地が現れるのを避けることはできない。
うな化粧板を使用して内装を行った場合には、どうして
も接合目地が現れてしまうという問題点があった。すな
わち、第4図(a)に示す化粧板11は、端面が真っ直ぐ
に切断されていなかったり、切断された端面に鋸による
切断の櫛目状の跡とかごく僅かな丸みやこぼれ等が出て
いたりするので、下地に対して連続的に固着した場合
に、基板12の端面同士がピッタリと合うことは殆どな
く、このため接合目地がハッキリと判ってしまう。ま
た、第4図(b)に示す化粧板21を用いた場合には、上
記の理由で端面同士が合わない上に、化粧シート23の腰
の強さにより角に膨らみを生じるので接合目地が一目で
判る。また、第4図(c)及び第4図(d)に示す化粧
板31,41を用いた場合は、その端面の形状からしてV字
状の接合目地が現れるのを避けることはできない。
また、従来の技術で述べたような帯状部分を有する化
粧板を使用した場合には、その接合部分が化粧シートで
覆われることにより継目が目立たなくなるという利点は
あるものの、その側辺に帯状部分がある故に梱包して搬
送することが困難であり、しかも化粧板を下地に固着し
た後で前述のような手間のかかる作業を必要とすること
から、内装作業全体として見るとコストが高くなるとい
う問題点を有している。
粧板を使用した場合には、その接合部分が化粧シートで
覆われることにより継目が目立たなくなるという利点は
あるものの、その側辺に帯状部分がある故に梱包して搬
送することが困難であり、しかも化粧板を下地に固着し
た後で前述のような手間のかかる作業を必要とすること
から、内装作業全体として見るとコストが高くなるとい
う問題点を有している。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単な構成によりそ
の接合目地が目立たなくできる化粧板及び該化粧板を用
いる内装方法を提供しようとするものである。
であり、その目的とするところは、簡単な構成によりそ
の接合目地が目立たなくできる化粧板及び該化粧板を用
いる内装方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の化粧板は、方形
状の基板の表側に化粧シートを有する化粧板であって、
接合側縁となる一方の辺の端面にはその中間において長
さ方向の突条が設けられていると共に、接合側縁となる
他方の辺の端面には前記一方の辺と向かい合わせた時に
前記突条と重なる位置において表側が出っ張った段差に
よる長さ方向の突出部が形成されており、前記一方の辺
の端面における突条より表側の部分と前記他方の辺の端
面における突出部より表側の部分の少なくとも一方は化
粧シート側が鋭角となるように傾斜していることを特徴
としている。
状の基板の表側に化粧シートを有する化粧板であって、
接合側縁となる一方の辺の端面にはその中間において長
さ方向の突条が設けられていると共に、接合側縁となる
他方の辺の端面には前記一方の辺と向かい合わせた時に
前記突条と重なる位置において表側が出っ張った段差に
よる長さ方向の突出部が形成されており、前記一方の辺
の端面における突条より表側の部分と前記他方の辺の端
面における突出部より表側の部分の少なくとも一方は化
粧シート側が鋭角となるように傾斜していることを特徴
としている。
また、本発明の内装方法は、上記構成の化粧板を複数
枚使用し、これらを下地に対して仮固定用の粘着剤及び
本固定用の接着剤を併用して連続的に取り付ける内装方
法であって、下地に取り付けられた先の化粧板の一方の
辺における突条に次の化粧板の他方の辺における突出部
を載置して次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態と
し、この当接状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地
面の粘着剤及び接着剤にくっ付け、次いで、次の化粧板
全体を下地に向けて押圧することにより、次の化粧板の
他方の辺における突出部により先の化粧板の一方の辺に
おける突条を破断すると共に次の化粧板の基板の裏側を
下地に当接させて下地面の粘着剤及び接着剤により次の
化粧板を下地に取り付けることを特徴とするものであ
る。
枚使用し、これらを下地に対して仮固定用の粘着剤及び
本固定用の接着剤を併用して連続的に取り付ける内装方
法であって、下地に取り付けられた先の化粧板の一方の
辺における突条に次の化粧板の他方の辺における突出部
を載置して次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態と
し、この当接状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地
面の粘着剤及び接着剤にくっ付け、次いで、次の化粧板
全体を下地に向けて押圧することにより、次の化粧板の
他方の辺における突出部により先の化粧板の一方の辺に
おける突条を破断すると共に次の化粧板の基板の裏側を
下地に当接させて下地面の粘着剤及び接着剤により次の
化粧板を下地に取り付けることを特徴とするものであ
る。
[作用] 上記構成の化粧板を用いて内装を行うに際しては、先
に取り付けた化粧板における前記一方の辺に対して次の
化粧板における前記他方の辺を向かい合わせるようにし
て、複数の化粧板が一定の向きで下地に連続的に取り付
けられる。この場合、各化粧板は仮固定用の粘着剤と本
固定用の接着剤を併用することにより下地に固定され
る。
に取り付けた化粧板における前記一方の辺に対して次の
化粧板における前記他方の辺を向かい合わせるようにし
て、複数の化粧板が一定の向きで下地に連続的に取り付
けられる。この場合、各化粧板は仮固定用の粘着剤と本
固定用の接着剤を併用することにより下地に固定され
る。
そして、先の化粧板に隣接して次の化粧板を下地に取
り付けるには、まず、先の化粧板の一方の辺における突
条に次の化粧板の他方の辺における突出部を載置して次
の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態とし、この当接
状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地に押し当てて
下地面の粘着剤及び接着剤にくっ付けることにより次の
化粧板の位置決めが行われる。次いで、次の化粧板全体
が下地に向けて押し込まれるが、この時に次の化粧板の
他方の辺における突出部により先の化粧板の一方の辺に
おける突条が破断される。そして、さらに押し込まれる
と、次の化粧板における突出部より表側の部分が先の化
粧板の上端に押し当てられた状態で滑動されて、次の化
粧板における基板の裏側が下地に当接させられる。この
ようにして先の化粧板に対して隙間なく押し込まれた次
の化粧板は、本固定用の接着剤が固まるまでの間、仮固
定用の粘着剤により下地にしっかりと固定される。
り付けるには、まず、先の化粧板の一方の辺における突
条に次の化粧板の他方の辺における突出部を載置して次
の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態とし、この当接
状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地に押し当てて
下地面の粘着剤及び接着剤にくっ付けることにより次の
化粧板の位置決めが行われる。次いで、次の化粧板全体
が下地に向けて押し込まれるが、この時に次の化粧板の
他方の辺における突出部により先の化粧板の一方の辺に
おける突条が破断される。そして、さらに押し込まれる
と、次の化粧板における突出部より表側の部分が先の化
粧板の上端に押し当てられた状態で滑動されて、次の化
粧板における基板の裏側が下地に当接させられる。この
ようにして先の化粧板に対して隙間なく押し込まれた次
の化粧板は、本固定用の接着剤が固まるまでの間、仮固
定用の粘着剤により下地にしっかりと固定される。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図(a)は本発明に係る化粧板の一実施例を示す
斜視図、第1図(b)は第1図(a)におけるB−B断
面の両端を示す一部拡大断面図である。
斜視図、第1図(b)は第1図(a)におけるB−B断
面の両端を示す一部拡大断面図である。
化粧板1は方形状の基板2の表側に化粧シート3が貼
合されたものであり、長手方向の一方の辺における端面
にはその中間において長さ方向の突条4が設けられてお
り、また、長手方向の他方の辺における端面には表側が
出っ張った段差により長さ方向の突出部5が形成されて
いる。そして、この突出部5は一方の辺と他方の辺とが
向かい合った時に突条4と重なる位置に形成されてい
る。
合されたものであり、長手方向の一方の辺における端面
にはその中間において長さ方向の突条4が設けられてお
り、また、長手方向の他方の辺における端面には表側が
出っ張った段差により長さ方向の突出部5が形成されて
いる。そして、この突出部5は一方の辺と他方の辺とが
向かい合った時に突条4と重なる位置に形成されてい
る。
上記基板2は石膏板からなるもので、元々石膏の原料
を表裏とも紙で包んだ状態のものであり、一方、上記化
粧シート3は、紙シートの上に発泡剤を含有した塩化ビ
ニルを塗布して乾燥させた後、この塩化ビニルを加熱し
て発泡させた上でエンボス加工により凹凸模様を付与し
て作成されたものである。そして、接着剤により基板2
の表側に化粧シート3を貼着することにより方形状をし
た通常の化粧板を作成した後、その長手方向の各辺に切
削加工を施して上記のような突条4及び突出部5を形成
することにより第1図(a),(b)に示す化粧板1が
作成されている。なお、本実施例の化粧板1において
は、幅が455mmで基板2の厚さが12mmの基板2を用いて
いる。そして、一方の辺における端面には、幅aが2m
m、上長さbが1.2mm、下長さcが2mmの突条4を基板2
裏側から6mmの距離dをおいて設けており、この突条4
より表側の部分の傾斜角αを89度、裏側の部分の傾斜角
βを95度としている。また、他方の辺における端面に
は、深さeが2mmの段差からなる鋭角状の突出部5を基
板2裏側から6mmの距離fをおいて設けており、この突
出部5より表側の部分の傾斜角γを88度、裏側の部分の
傾斜角δを110度としている。ここで、一方の辺の端面
における突条4より表側の部分の傾斜角α(89度)と他
方の辺の端面における突出部5より表側の部分の傾斜角
γ(88度)をそれぞれ化粧シート3側で鋭角となるよう
にしたが、本発明の化粧板においては内装後に化粧シー
ト同士が突き合わせられるように少なくとも一方が鋭角
であればよい。また、この化粧板1により内装を行う場
合、突出部5により突条4を破断することになるので、
突出部5の形状は上記のように鋭角状とすることが好ま
しいものである。また、破断された突条4が落下しやす
いようにするため、一方の辺の端面における突条4より
裏側の部分の傾斜角βと他方の辺の端面における突出部
5より裏側の部分の傾斜角δをそれぞれ直角より大きく
しておくことが好ましい。
を表裏とも紙で包んだ状態のものであり、一方、上記化
粧シート3は、紙シートの上に発泡剤を含有した塩化ビ
ニルを塗布して乾燥させた後、この塩化ビニルを加熱し
て発泡させた上でエンボス加工により凹凸模様を付与し
て作成されたものである。そして、接着剤により基板2
の表側に化粧シート3を貼着することにより方形状をし
た通常の化粧板を作成した後、その長手方向の各辺に切
削加工を施して上記のような突条4及び突出部5を形成
することにより第1図(a),(b)に示す化粧板1が
作成されている。なお、本実施例の化粧板1において
は、幅が455mmで基板2の厚さが12mmの基板2を用いて
いる。そして、一方の辺における端面には、幅aが2m
m、上長さbが1.2mm、下長さcが2mmの突条4を基板2
裏側から6mmの距離dをおいて設けており、この突条4
より表側の部分の傾斜角αを89度、裏側の部分の傾斜角
βを95度としている。また、他方の辺における端面に
は、深さeが2mmの段差からなる鋭角状の突出部5を基
板2裏側から6mmの距離fをおいて設けており、この突
出部5より表側の部分の傾斜角γを88度、裏側の部分の
傾斜角δを110度としている。ここで、一方の辺の端面
における突条4より表側の部分の傾斜角α(89度)と他
方の辺の端面における突出部5より表側の部分の傾斜角
γ(88度)をそれぞれ化粧シート3側で鋭角となるよう
にしたが、本発明の化粧板においては内装後に化粧シー
ト同士が突き合わせられるように少なくとも一方が鋭角
であればよい。また、この化粧板1により内装を行う場
合、突出部5により突条4を破断することになるので、
突出部5の形状は上記のように鋭角状とすることが好ま
しいものである。また、破断された突条4が落下しやす
いようにするため、一方の辺の端面における突条4より
裏側の部分の傾斜角βと他方の辺の端面における突出部
5より裏側の部分の傾斜角δをそれぞれ直角より大きく
しておくことが好ましい。
上記の化粧板1により内装を行うに際しては、従来の
施工と同様に、化粧板1を複数枚用意し、これらを化粧
板1の幅と同じ間隔で組み立てられた下地に対して連続
的に取り付ける。ここで、下地に対する各化粧板1の取
付けは、仮固定用の粘着剤と本固定用の接着剤を併用し
て行われ、接着剤が固まるまでの間は粘着剤により化粧
板1を下地に仮固定するようにされる。そして、各化粧
板1は、先に取り付けた化粧板1における一方の辺に対
して次の化粧板1における他方の辺を向かい合わせるよ
うにして連続的に下地に対して取り付けられる。
施工と同様に、化粧板1を複数枚用意し、これらを化粧
板1の幅と同じ間隔で組み立てられた下地に対して連続
的に取り付ける。ここで、下地に対する各化粧板1の取
付けは、仮固定用の粘着剤と本固定用の接着剤を併用し
て行われ、接着剤が固まるまでの間は粘着剤により化粧
板1を下地に仮固定するようにされる。そして、各化粧
板1は、先に取り付けた化粧板1における一方の辺に対
して次の化粧板1における他方の辺を向かい合わせるよ
うにして連続的に下地に対して取り付けられる。
この場合、先に取り付けた化粧板1に隣接して次の化
粧板1を下地に取り付けるには、まず第2図(a)に示
すように、先の化粧板1(左側)の一方の辺における突
条4に次の化粧板1(右側)の他方の辺における突出部
5を載置して次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態
とする。そして、この当接状態のままで次の化粧板の一
方の辺(図示しない右方)を下地に押し当てて下地面の
粘着剤及び接着剤にくっ付けるようにする。このように
することで次の化粧板1の位置決めが行われる。次い
で、次の化粧板1全体を下地に向けて押し込むことによ
り、第2図(b)に示すように、次の化粧板1の他方の
辺における突出部5により先の化粧板1の一方の辺にお
ける突条4を破断する。そして、さらに押し込むことに
より、第2図(c)に示すように、次の化粧板1におけ
る基板2の裏側を下地に当接させる。この押し込み時お
いては、突出部5より表側の鋭角の部分が先の化粧板1
の上端に当接しているので、次の化粧板1はその右端を
仮固定している粘着剤の密着力に抗しながら僅かに右側
に動かされるが、その反作用で左側に押し戻されるよう
に力を受けながら滑動する。したがって、次の化粧板1
は先の化粧板1との接合部分における表面の化粧シート
3の部分に隙間が発生することなく下地に取り付けられ
る。また、破断された突条4は、突条4より裏側の部分
と突出部5より裏側の部分により形成される空間を通っ
て落下する。このようにして先の化粧板1に対して隙間
なく押し込まれた次の化粧板1は、本固定用の接着剤が
固まるまでの間、仮固定用の粘着剤により下地にしっか
りと固定される。
粧板1を下地に取り付けるには、まず第2図(a)に示
すように、先の化粧板1(左側)の一方の辺における突
条4に次の化粧板1(右側)の他方の辺における突出部
5を載置して次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態
とする。そして、この当接状態のままで次の化粧板の一
方の辺(図示しない右方)を下地に押し当てて下地面の
粘着剤及び接着剤にくっ付けるようにする。このように
することで次の化粧板1の位置決めが行われる。次い
で、次の化粧板1全体を下地に向けて押し込むことによ
り、第2図(b)に示すように、次の化粧板1の他方の
辺における突出部5により先の化粧板1の一方の辺にお
ける突条4を破断する。そして、さらに押し込むことに
より、第2図(c)に示すように、次の化粧板1におけ
る基板2の裏側を下地に当接させる。この押し込み時お
いては、突出部5より表側の鋭角の部分が先の化粧板1
の上端に当接しているので、次の化粧板1はその右端を
仮固定している粘着剤の密着力に抗しながら僅かに右側
に動かされるが、その反作用で左側に押し戻されるよう
に力を受けながら滑動する。したがって、次の化粧板1
は先の化粧板1との接合部分における表面の化粧シート
3の部分に隙間が発生することなく下地に取り付けられ
る。また、破断された突条4は、突条4より裏側の部分
と突出部5より裏側の部分により形成される空間を通っ
て落下する。このようにして先の化粧板1に対して隙間
なく押し込まれた次の化粧板1は、本固定用の接着剤が
固まるまでの間、仮固定用の粘着剤により下地にしっか
りと固定される。
上記のようにして次の化粧板1が下地に到達し粘着剤
で全体が固定されると、双方の基板2同士が押し合った
状態となると共に、先の化粧板1における突条4より表
側の部分と次の化粧板1における突出部5より上側の部
分とが共に鋭角となっているので、先の化粧板1の化粧
シート3と次の化粧板1の化粧シート3とが互いに押し
合った状態で隙間なく接触することとなり継目が隠され
て確実に目立たなくなる。そして、仮に基板2の突き合
わせ部分に多少の隙間があったとしてもその隙間は互い
の化粧シート3によって埋められる。
で全体が固定されると、双方の基板2同士が押し合った
状態となると共に、先の化粧板1における突条4より表
側の部分と次の化粧板1における突出部5より上側の部
分とが共に鋭角となっているので、先の化粧板1の化粧
シート3と次の化粧板1の化粧シート3とが互いに押し
合った状態で隙間なく接触することとなり継目が隠され
て確実に目立たなくなる。そして、仮に基板2の突き合
わせ部分に多少の隙間があったとしてもその隙間は互い
の化粧シート3によって埋められる。
なお、本発明の化粧板は、上記実施例のように石膏板
を基板とした化粧板に限らず、基板が珪酸カルシウム
板、石膏スラグ板、発泡樹脂等で形成された脆いもので
あって前記の突条が前記の突出部により破断できるもの
であればどのような化粧板についても適用できるもので
ある。そして、突条の寸法は該突条が突出部により破断
できるように材質に応じて適宜決めればよいものであ
り、また、突条より表側の部分及び突出部より表側の部
分の傾斜角は、前記したように内装後に双方の化粧シー
トが押し合った状態で突き合わされるように、少なくと
も一方が化粧シート側で鋭角となる範囲内でそれぞれ化
粧板の幅及び基板の厚さに応じて最適なものとすればよ
い。なお、前記の突条は加工上の点からして長さ方向全
体に設けるのが好ましいが、突出部が載置できさえすれ
ば長さ方向に一部が欠けているような形態でもよい。し
たがって、長さ方向全体に突条を設けた化粧板を搬送す
る途中でその突条の一部が欠けるようなことがあっても
前記手順により内装を行う上で差し支えはない。
を基板とした化粧板に限らず、基板が珪酸カルシウム
板、石膏スラグ板、発泡樹脂等で形成された脆いもので
あって前記の突条が前記の突出部により破断できるもの
であればどのような化粧板についても適用できるもので
ある。そして、突条の寸法は該突条が突出部により破断
できるように材質に応じて適宜決めればよいものであ
り、また、突条より表側の部分及び突出部より表側の部
分の傾斜角は、前記したように内装後に双方の化粧シー
トが押し合った状態で突き合わされるように、少なくと
も一方が化粧シート側で鋭角となる範囲内でそれぞれ化
粧板の幅及び基板の厚さに応じて最適なものとすればよ
い。なお、前記の突条は加工上の点からして長さ方向全
体に設けるのが好ましいが、突出部が載置できさえすれ
ば長さ方向に一部が欠けているような形態でもよい。し
たがって、長さ方向全体に突条を設けた化粧板を搬送す
る途中でその突条の一部が欠けるようなことがあっても
前記手順により内装を行う上で差し支えはない。
また、本発明の化粧板は、上記実施例のように凹凸模
様が形成された塩化ビニルと紙シートの組合せからなる
化粧シートを貼着した化粧板に限らず、壁紙、クロス等
の化粧シートを貼着した化粧板についても適用できるも
のである。
様が形成された塩化ビニルと紙シートの組合せからなる
化粧シートを貼着した化粧板に限らず、壁紙、クロス等
の化粧シートを貼着した化粧板についても適用できるも
のである。
以上、本発明に係る化粧板を用いた内装方法を説明し
たが、下地の表面が平らな状態になっていないと、折角
本発明の化粧板を使用しても各化粧板1の継目に段差を
生じるという問題がどうしても発生する。特に木製下地
の場合には、乾燥等により立て付け後においても下地が
歪むことがある。そこで、取り付けた化粧板の表面仕上
がりを良くすることを目的として、本出願人は先に特願
平2-66227号として平面調整部材を出願している。この
平面調整部材は、細長の板状部材であって、その一方の
面は平面状態に形成され他方の面は幅の略中央で厚く両
端側で薄くなるような形状をしたものであり、化粧板の
接合箇所に相当する下地の部分に前記他方の面を合わせ
て予め釘により揺動可能に取り付けておき、その上から
化粧板を取り付けることにより、化粧板相互の継目を目
立たなくするものである。したがって、下地の表面が平
らな状態でない場合には、本発明の化粧板についてもこ
の平面調整部材を用いて内装を行うことが好ましい。
たが、下地の表面が平らな状態になっていないと、折角
本発明の化粧板を使用しても各化粧板1の継目に段差を
生じるという問題がどうしても発生する。特に木製下地
の場合には、乾燥等により立て付け後においても下地が
歪むことがある。そこで、取り付けた化粧板の表面仕上
がりを良くすることを目的として、本出願人は先に特願
平2-66227号として平面調整部材を出願している。この
平面調整部材は、細長の板状部材であって、その一方の
面は平面状態に形成され他方の面は幅の略中央で厚く両
端側で薄くなるような形状をしたものであり、化粧板の
接合箇所に相当する下地の部分に前記他方の面を合わせ
て予め釘により揺動可能に取り付けておき、その上から
化粧板を取り付けることにより、化粧板相互の継目を目
立たなくするものである。したがって、下地の表面が平
らな状態でない場合には、本発明の化粧板についてもこ
の平面調整部材を用いて内装を行うことが好ましい。
そこで、前記平面調整部材を用いて本発明の化粧板に
より内装を行う場合について、第3図(a)〜(c)に
よりその概略を以下に説明する。
より内装を行う場合について、第3図(a)〜(c)に
よりその概略を以下に説明する。
第3図(a)〜(c)は、平面調整部材6を介して木
製下地に取り付けられた先の化粧板1(左側)に隣接さ
せて、次の化粧板1(右側)を同じく平面調整部材6を
介して取り付ける過程を示している。
製下地に取り付けられた先の化粧板1(左側)に隣接さ
せて、次の化粧板1(右側)を同じく平面調整部材6を
介して取り付ける過程を示している。
この場合、次の化粧板1を取り付ける前に、柱部材7
(右側)に平面調整部材6(右側)を取り付け、その表
面に粘着剤及び接着剤を塗布した状態とする。もちろ
ん、平面調整部材6(左側)の残った表面も同様に粘着
剤及び接着剤を塗布した状態としておく。続いて、前記
したのと同様な手順により次の化粧板1を取り付ける。
まず、第3図(a)に示すように、先の化粧板1の一方
の辺における突条4に次の化粧板1の他方の辺における
突出部5を載置して次の化粧板1を先の化粧板1に押し
当てた状態とし、この状態のままで次の化粧板1の右側
を押し下げて平面調整部材6(右側)の上に載せること
により、次の化粧板1の位置決めを行う。次いで、次の
化粧板1全体を押し下げて第3図(b)に示すように次
の化粧板1の突出部5により先の化粧板1の突条4を破
断する。そして、さらに押し込むことにより第3図
(c)に示すように次の化粧板1の左側も平面調整部材
6(左側)に当接させる。この押し込み時において、次
の化粧板1における基板2の裏側がその右端で平面調整
部材6(右側)表面の粘着剤に密着しているので、次の
化粧板1における突出部5より表側の鋭角の部分が先の
化粧板1の上端に当接した状態で滑動するに伴って、次
の化粧板1には右側に押された分だけ逆に左側に押し戻
す力が働き、次の化粧板1が平面調整部材6(左側)に
到達した時点では接合部分表面における隙間がなくなる
のは前記したのと同様である。また、破断された突条4
が突条4より裏側の部分と突出部5より裏側の部分によ
り形成される空間を通って落下する点についても前記し
たのと同様である。そして、複数の化粧板1について以
上の取付け手順を繰り返すことにより壁面等の内装が行
われる。
(右側)に平面調整部材6(右側)を取り付け、その表
面に粘着剤及び接着剤を塗布した状態とする。もちろ
ん、平面調整部材6(左側)の残った表面も同様に粘着
剤及び接着剤を塗布した状態としておく。続いて、前記
したのと同様な手順により次の化粧板1を取り付ける。
まず、第3図(a)に示すように、先の化粧板1の一方
の辺における突条4に次の化粧板1の他方の辺における
突出部5を載置して次の化粧板1を先の化粧板1に押し
当てた状態とし、この状態のままで次の化粧板1の右側
を押し下げて平面調整部材6(右側)の上に載せること
により、次の化粧板1の位置決めを行う。次いで、次の
化粧板1全体を押し下げて第3図(b)に示すように次
の化粧板1の突出部5により先の化粧板1の突条4を破
断する。そして、さらに押し込むことにより第3図
(c)に示すように次の化粧板1の左側も平面調整部材
6(左側)に当接させる。この押し込み時において、次
の化粧板1における基板2の裏側がその右端で平面調整
部材6(右側)表面の粘着剤に密着しているので、次の
化粧板1における突出部5より表側の鋭角の部分が先の
化粧板1の上端に当接した状態で滑動するに伴って、次
の化粧板1には右側に押された分だけ逆に左側に押し戻
す力が働き、次の化粧板1が平面調整部材6(左側)に
到達した時点では接合部分表面における隙間がなくなる
のは前記したのと同様である。また、破断された突条4
が突条4より裏側の部分と突出部5より裏側の部分によ
り形成される空間を通って落下する点についても前記し
たのと同様である。そして、複数の化粧板1について以
上の取付け手順を繰り返すことにより壁面等の内装が行
われる。
このようにして平面調整部材6を有する下地に対して
本発明の化粧板1を連続的に取り付けて内装を行った場
合には、各化粧板1の固着は柱部材の表面ではなく平面
調整部材6における一方の平らな面上で行われることと
なり、この揺動可能な平面調整部材6により柱部材7の
傾きが吸収されるので、下地の表面が平らな状態でなく
ても、綺麗にその表面を仕上げることができる。なお、
このような平面調整部材6を用いる方法は、上記の木製
下地に限らず、鋼製下地やコンクリートの下地において
も有効である。
本発明の化粧板1を連続的に取り付けて内装を行った場
合には、各化粧板1の固着は柱部材の表面ではなく平面
調整部材6における一方の平らな面上で行われることと
なり、この揺動可能な平面調整部材6により柱部材7の
傾きが吸収されるので、下地の表面が平らな状態でなく
ても、綺麗にその表面を仕上げることができる。なお、
このような平面調整部材6を用いる方法は、上記の木製
下地に限らず、鋼製下地やコンクリートの下地において
も有効である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の化粧板は、接合側縁とな
る一方の辺の端面にはその中間において長さ方向の突条
が設けられていると共に、接合側縁となる他方の辺の端
面には前記一方の辺と向かい合わせた時に前記突条と重
なる位置において表側が出っ張った段差による長さ方向
の突出部が形成されているので、下地に対して仮固定用
の粘着剤と本固定用の接着剤を用いて連続的に張設する
場合に、先の化粧板における突条に次の化粧板における
突出部を載置することにより位置決めが確実に行え、し
かも前記一方の辺の端面における突条より表側の部分と
前記他方の辺の端面における突出部より表側の部分の少
なくとも一方は化粧シート側が鋭角となるように傾斜し
ているので、次の化粧板を押し込んでその突出部により
先の化粧板の突条を破断して次の化粧板を下地に取り付
けた場合に、下地に対して取り付けられた各化粧板にお
ける化粧シート同士が押し合った状態で内装が行われ、
化粧板同士の接合部分における継目が目立たたないこと
から、内装した表面を綺麗に仕上げることができる。
る一方の辺の端面にはその中間において長さ方向の突条
が設けられていると共に、接合側縁となる他方の辺の端
面には前記一方の辺と向かい合わせた時に前記突条と重
なる位置において表側が出っ張った段差による長さ方向
の突出部が形成されているので、下地に対して仮固定用
の粘着剤と本固定用の接着剤を用いて連続的に張設する
場合に、先の化粧板における突条に次の化粧板における
突出部を載置することにより位置決めが確実に行え、し
かも前記一方の辺の端面における突条より表側の部分と
前記他方の辺の端面における突出部より表側の部分の少
なくとも一方は化粧シート側が鋭角となるように傾斜し
ているので、次の化粧板を押し込んでその突出部により
先の化粧板の突条を破断して次の化粧板を下地に取り付
けた場合に、下地に対して取り付けられた各化粧板にお
ける化粧シート同士が押し合った状態で内装が行われ、
化粧板同士の接合部分における継目が目立たたないこと
から、内装した表面を綺麗に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明に係る化粧板の一実施例を示す斜
視図、第1図(b)は第1図(a)におけるB−B断面
の両端を示す一部拡大断面図、第2図(a)〜(c)は
下地に対して第1図に示す化粧板を取り付ける手順を説
明するための一部拡大断面図、第3図(a)〜(c)は
平面調整部材を取り付けた下地に対して第1図に示す化
粧板を取り付ける手順を説明するための概略図、第4図
(a)〜(d)は従来の化粧板の例を示すものでそれぞ
れその横方向断面の両端を示す一部断面図である。 1……化粧板、2……基板、3……化粧シート、4……
突条、5……突出部、6……平面調整部材、7……柱部
材
視図、第1図(b)は第1図(a)におけるB−B断面
の両端を示す一部拡大断面図、第2図(a)〜(c)は
下地に対して第1図に示す化粧板を取り付ける手順を説
明するための一部拡大断面図、第3図(a)〜(c)は
平面調整部材を取り付けた下地に対して第1図に示す化
粧板を取り付ける手順を説明するための概略図、第4図
(a)〜(d)は従来の化粧板の例を示すものでそれぞ
れその横方向断面の両端を示す一部断面図である。 1……化粧板、2……基板、3……化粧シート、4……
突条、5……突出部、6……平面調整部材、7……柱部
材
Claims (2)
- 【請求項1】方形状の基板の表側に化粧シートを有する
化粧板であって、接合側縁となる一方の辺の端面にはそ
の中間において長さ方向の突条が設けられていると共
に、接合側縁となる他方の辺の端面には前記一方の辺と
向かい合わせた時に前記突条と重なる位置において表側
が出っ張った段差による長さ方向の突出部が形成されて
おり、前記一方の辺の端面における突条より表側の部分
と前記他方の辺の端面における突出部より表側の部分の
少なくとも一方は化粧シート側が鋭角となるように傾斜
していることを特徴とする化粧板。 - 【請求項2】請求項1に記載の化粧板を複数枚使用し、
これらを下地に対して仮固定用の粘着剤及び本固定用の
接着剤を併用して連続的に取り付ける内装方法であっ
て、下地に取り付けられた先の化粧板の一方の辺におけ
る突条に次の化粧板の他方の辺における突出部を載置し
て次の化粧板を先の化粧板に押し当てた状態とし、この
当接状態のままで次の化粧板の一方の辺を下地面の粘着
剤及び接着剤にくっ付け、次いで、次の化粧板全体を下
地に向けて押圧することにより、次の化粧板の他方の辺
における突出部により先の化粧板の一方の辺における突
条を破断すると共に次の化粧板の基板の裏側を下地に当
接させて下地面の粘着剤及び接着剤により次の化粧板を
下地に取り付けることを特徴とする内装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27346990A JP2857484B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27346990A JP2857484B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04149355A JPH04149355A (ja) | 1992-05-22 |
JP2857484B2 true JP2857484B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=17528356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27346990A Expired - Lifetime JP2857484B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857484B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27346990A patent/JP2857484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04149355A (ja) | 1992-05-22 |
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