JP2856004B2 - 電子楽器システムのプログラム更新方法 - Google Patents

電子楽器システムのプログラム更新方法

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JP2856004B2 JP4293606A JP29360692A JP2856004B2 JP 2856004 B2 JP2856004 B2 JP 2856004B2 JP 4293606 A JP4293606 A JP 4293606A JP 29360692 A JP29360692 A JP 29360692A JP 2856004 B2 JP2856004 B2 JP 2856004B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の楽器を接続
し、互いが有機的に動作することによって単一の機能を
実現する電子楽器システムにおけるプログラム更新方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子楽器において、プログラ
ムのバージョンアップや仕様の変更を容易にするため
に、電子楽器本体にプログラムを記憶させるのではな
く、電子楽器の動作開始時またはリセット時にシステム
プログラムを読み込むようにしたものが実用化されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の電子楽器を有機
的に動作させて単一の機能を実現しようとした場合、バ
ージョンアップや仕様の変更はシステム全体で行う必要
がある。しかし、各楽器は独立して動作し、それぞれ独
立したプログラムを持つものであるため、従来は各楽器
各々に対してプログラムの更新の指示をしてやる必要が
あった。
【0004】この発明は、1つの電子楽器のプログラム
を変更するとき、それに合わせて他の楽器のプログラム
の変更も自動的にできる電子楽器システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、それぞれ独
立したプログラムで動作する複数の電子楽器を互いに接
続し、単一の機能を実現する電子楽器システムにおい
て、電子楽器に読み込まれるプログラムに他の電子楽器
における対応するプログラムの識別データを書き込んで
おき、当該電子楽器がプログラムを読み込んだときこの
識別データを前記他の電子楽器に送信し、該他の電子楽
器がこの識別データで識別されるプログラムを読み込む
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明では、各楽器はバージョンアップなど
でプログラムを更新するとき、その新たなプログラムを
読み込む。この読み込みは、内蔵しているフロッピィデ
ィスクドライブ等から読み込んでもよく、回線を介して
他の装置から受け取ってもよい。プログラムを読み込む
とそのプログラムに書き込まれている識別データを他の
電子楽器に送信する。当該他の電子楽器はその識別デー
タで識別されるプログラムを読み込む。前記プログラム
と識別データで識別されるプログラムとを相対応して動
作するものにしておくことにより、1つの電子楽器のプ
ログラムを読み込む(更新する)ことによって他の装置
のプログラムも自動的に更新することができる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明が適用される第1の実施例で
ある電子楽器システムの構成を示す図である。この電子
楽器システムはフロッピィディスクドライブ1aを備え
た音源モジュール1とこの音源モジュール1にケーブル
で接続されているコントローラ2、キーボード3で構成
されている。キーボード3は演奏者の押鍵操作に応じて
演奏データ(MIDIデータ)を送出する。音源モジュ
ール1は入力されたMIDIデータに基づいて楽音信号
を形成するとともに、内部に記憶しているシーケンスデ
ータに基づいて楽音信号を形成して自動演奏するするこ
ともできる。
【0008】また、コントローラ2は音源モジュール1
において設定可能な各種パラメータを設定入力する装置
である。音源モジュール1に電源を供給すると、フロッ
ピィディスクドライブ1aにセットされたフロッピィデ
ィスクよりシステムプログラムを読み込んでそれに応じ
た動作を行う。これと同時にコントローラ2に対して同
じくフロッピィディスクより読み出した制御プログラム
を転送する。音源モジュール1はたとえばDSPで構成
され、読み込まれるプログラムによって楽音信号の形成
方式を変更することができるものである。したがって、
この音源モジュール1を制御するコントローラ2も音源
モジュール1の楽音信号形成方式に対応して制御内容が
異なるため制御プログラムを変更する必要がある。
【0009】図2は同電子楽器システムのブロック図で
ある。音源モジュール1はCPU10によって制御され
る。CPU10にはバス11を介してROM12,RA
M13,MIDIインタフェース14,パネル・FDイ
ンタフェース15,通信インタフェース16および楽音
合成回路17が接続されている。ROM12には音源モ
ジュールの起動システム(ブートストラップローダ)が
記憶されている。RAM13にはフロッピィディスクか
ら読み込まれたプログラム記憶エリアや音色データ記憶
エリアが設定される。MIDIインタフェース14には
前記キーボードなどの演奏装置やシーケンサなどが接続
される。パネル・FDインタフェース15にはパネルス
イッチ類やフロッピィディスクドライブ1aが接続され
ている。
【0010】通信インタフェース16は他のシステム楽
器とデータ送受を行うインタフェースであり、この実施
例ではコントローラ2と接続される。
【0011】一方、コントローラ2はCPU20によっ
て制御される。CPU20にはバス21を介してROM
22,RAM23,パネルインタフェース24,マウス
インタフェース25および通信インタフェース26が接
続されている。ROM22にはこのコントローラの起動
システムが記憶されている。RAM23には音源モジュ
ールから転送されてくるプログラムの記憶エリアが設定
される。パネルインタフェース24にはパネルスイッチ
類が接続されている。通信インタフェース26は音源モ
ジュール1と通信を行うためのインタフェースである。
【0012】なお、通信インタフェース16,26間の
通信方式は特に問わない。電子楽器にはMIDI通信機
能が標準で装備されているので、それを用いるようにし
てもよいが、MIDI通信規格は1200bpsである
ため、プログラム等の大きなデータを送受信するために
は更に高速な通信方式を利用する方が有利である。
【0013】図3はフロッピィディスクドライブ1aに
セットされるフロッピィディスクのデータフォーマット
を示す図である。フロッピィディスク中には音源モジュ
ールの動作を制御するシステムプログラム、コントロー
ラの動作を制御する制御プログラム、音源モジュールで
利用する音色データ、自動演奏に利用するシーケンスデ
ータなどが記憶されるが、この図はシステムのフォーマ
ットを示す。システムプログラムはバージョン番号、対
応する制御プログラムのファイル名、各種制御情報から
なるヘッダと、プログラム本体に分かれる。音源モジュ
ール1がこのプログラムを読み込んだときヘッダの制御
プログラムファイル名に基づいて対応する制御プログラ
ムを読み込みコントローラ2に送信する。プログラム本
体は音源モジュールの動作を規定するもので、例えば波
形メモリ読出方式やFM音源方式などを選択することが
でき、音源モジュールはそのプログラムを読み込むこと
によって対応する動作を行う。
【0014】なお、本実施例においては、音源モジュー
ル1をDSP等で構成し、楽音信号形成方式をソフトウ
ェアで規定する方式を用いているが、これ以外の方式の
音源モジュールであってもよい。
【0015】次に、フローチャートを用いて本実施例の
動作の概要を示す。図4は音源モジュール1の立ち上が
り時の動作フローチャートである。本実施例では電源投
入時にコントローラ2への制御プログラムの転送を行う
ようにしたので、その部分の処理のみを示している。
【0016】電源が投入されるとイニシャライズ動作を
実行し(n1)、フロッピィディスクがフロッピィディ
スクドライブ1aに挿入されているか否かを確認する
(n2)。フロッピィディスクが挿入されればそのフロ
ッピィディスクからシステムプログラムを読み込む(n
3)。読み込んだシステムプログラムのヘッダから制御
プログラムファイル名を読み出して、対応する制御プロ
グラムを読み出す(n4)。これと同時にコントローラ
2に対して制御プログラム転送要求信号を出力し(n
5)、通信インタフェース16を介して制御プログラム
を転送する(n6)。転送が終了したのち、フロッピィ
ディスクから読み込まれたシステムプログラムに制御を
移す。
【0017】以上において、エラーが起きたときの処理
が示されていないが、例えば各プログラムの読み込み時
や、転送時にエラーが起きる可能性がある。これらの場
合は、エラーを起こした処理を再度実行し、それでもな
おエラー状態が回復しない場合は、操作者にエラーを通
告するなどの処理を行うようにすればよい。
【0018】コントローラでは、音源モジュール1と同
様にブートストラップローダの形をとり、電源が投入さ
れると図示しない起動プログラムを起動し、イニシャラ
イズ動作を行ったのち、音源モジュール1から制御プロ
グラム転送要求信号が送られてくるか否かを監視する。
制御プログラム転送要求信号が送られてきた場合には、
図5のフローチャートに示す割込プログラムを起動す
る。
【0019】図5において、記憶エリアの確保などのイ
ニシャライズ動作(n10)を実行し、通信インタフェ
ースより制御プログラムの読み込みを行う(n11,n
12)。読み込みが完了すると制御プログラムへ制御を
移す(n13)。
【0020】以上の動作によって音源モジュール1,コ
ントローラ2がそれぞれ更新されたプログラムに移行す
るが、その後の動作はプログラムによってそれぞれ異な
るためここには示さない。また上記フローチャートにお
いては電源投入時にプログラムの更新を行うようにした
が、これに限らずコントローラで新たなシステムプログ
ラムの読み込みを指示できるようにし、この指示があっ
たとき上記のような動作を行うようにしてもよい。
【0021】さらに、上記フローチャートでは音源モジ
ュールのシステムプログラムとコントローラの制御プロ
グラムの2つのプログラムをロードする例を示したが、
それ以外にも、たとえば、キーボード3の制御に特殊な
動作が必要な場合などは、そのプログラムをあわせてロ
ードしてキーボード3へ送出するようにしてもよい。
【0022】すなわち、プログラムの数は2つに限らな
い。
【0023】また、電子楽器の例として音源モジュール
を示したが、その他シーケンサなどであってもよい。こ
の場合、音源モジュールのプログラムを読み込んだ際に
は、対応する制御プログラムと音色データを読み込むよ
うにし、シーケンサのプログラムを読み込んだ際には、
制御プログラムとシーケンスデータを自動的に読み込む
ような形に変形することもできる。すなわち、自動的に
組み合わせて読み込むデータはプログラムに限らず、デ
ータであってもよい。
【0024】また、コントローラに転送されるプログラ
ムは全体である必要はない。例えば、異なる音源方式の
電子楽器においても、表示の基本的な部分などは共通の
プログラムを使うことができるので、転送時間を節約す
るために変更の必要がある部分だけを転送するようにし
てもよい。
【0025】<第2実施例>図6〜図15にこの発明の
他の実施例を示す。この実施例は図6に示すように1つ
のネットワークに1つのコントローラ31と2つの音源
モジュール32,33および共用のデータサーバ30を
接続したものである。データサーバ30は各楽器からの
データのリクエストに対して要求されたデータを供給す
る。データサーバ30にはフロッピィディスクドライブ
に加えて高速で大容量のハードディスクが備えられてい
る。なお、同図においてネットワークは閉ループをなし
ているがバス型のネットワークでもよい。
【0026】図7はデータサーバ30のブロック図であ
る。CPU40にはバス41を介してROM42,RA
M43,フロッピィディスクインタフェース44,ハー
ドディスクインタフェース45および通信インタフェー
スが接続されている。ROM42にはリクエストに応じ
てデータを読み出して転送するプログラムが記憶されて
いる。RAM43には転送するデータを一時記憶するバ
ッファが設けられる。
【0027】フロッピィディスクインタフェース44に
はフロッピィディスクドライブ47が接続される。また
ハードディスクインタフェース45にはハードディスク
装置48が接続される。通信インタフェース46はネッ
トワークに接続され、他の電子楽器システム楽器と通信
するための装置である。
【0028】コントローラ31と音源モジュール32,
33の構成は、音源モジュールがフロッピィディスクド
ライブを有しない点を除いて第1実施例で説明した構成
と同様のため説明を省略する。
【0029】図8はデータサーバに記憶されるプログラ
ムの例である。このプログラムはフロッピィディスクや
ハードディスクに記憶される。プログラムとしては、第
1の実施例と同様、音源モジュールの動作を制御するシ
ステムプログラム、コントローラの動作を制御する制御
プログラム、音源モジュールで利用する音色データ、自
動演奏に利用するシーケンスデータなどが記憶される。
システムプログラムはバージョン番号、制御プログラム
のファイル名、各種制御情報からなるヘッダと、プログ
ラム本体に分かれる。さらに、制御プログラムはバージ
ョン番号、システムプログラムのファイル名、各種制御
情報からなるヘッダと、プログラム本体に分かれる。し
たがって、制御プログラムとシステムプログラムのそれ
ぞれから互いのプログラムを参照することができる。す
なわち、システムプログラムを先にロードしたときは、
そのヘッダの制御プログラムファイル名を参照して対応
する制御プログラムを読み込むことができる。また、制
御プログラムを先にロードしたときは、そのヘッダのシ
ステムプログラムファイル名を参照して対応するシステ
ムプログラムを読み込むことができる。
【0030】図9〜図11は音源モジュール32,33
の動作を示すフローチャートである。図9はメインフロ
ーを示す。電源投入後n20でイニシャライズ動作を実
行して動作可能状態にしたのち、通信ポート監視処理
(n21)およびパネル処理(n22)を繰り返し実行
する。
【0031】図10は上記n21で実行される通信ポー
ト監視処理動作を示すフローチャートである。まずn3
0で通信ポートを監視する。この動作は、通信ポートが
受信する電気信号を監視し、それをメッセージとして解
釈したのち自己の楽器宛のメッセージがあればメッセー
ジありと判断する処理である。メッセージがあれば(n
31)、そのメッセージがシステムプログラム更新要求
か否かを判断する(n32)。システムプログラム更新
要求はコントローラ31から送られてくる。システムプ
ログラム更新要求であれば、データサーバ30に要求さ
れたプログラムの存在を問い合わせて読み込みプログラ
ムを決定し(n33)、このシステムプログラムを読み
込む(n34,n35)。この読み込みがエラーなく終
了すればシステムプログラムの更新を要求した楽器(コ
ントローラ31)に対して更新が完了した旨を通知する
(n37)。こののち、読み込んだ新たなシステムプロ
グラムに制御を移す(n38)。一方、読み込み中にエ
ラーが発生した場合には、読み込んだシステムプログラ
ムを破棄し(n39)、システムプログラムの更新を要
求した楽器に対してエラーが発生した旨を通知してリタ
ーンする(n40)。
【0032】また、送られてきたメッセージがシステム
プログラム更新要求メッセージでない場合には対応する
処理を実行する(n41〜n43)。たとえば、楽音処
理メッセージであればそのメッセージの内容を判別して
対応する楽音処理動作を実行する(n41,n42)。
【0033】図11はパネル処理を示すフローチャート
である。この動作は音源モジュールの操作パネルにより
システムプログラムの更新などの指示が行われたとき、
それに応じて実行される動作である。まずn45でパネ
ルスイッチのオンイベントの有無をスキャンする。パネ
ルイベントがあれば(n46)、そのイベントがシステ
ムプログラム読込指示か否かを判断する(n47)。シ
ステムプログラム読込指示であれば、データサーバ30
に指示されたプログラムの存在を問い合わせて読み込み
プログラムを決定し(n48)、このシステムプログラ
ムを読み込む(n49,n50)。さらに、このシステ
ムプログラムに対応する制御プログラムの読み込み(更
新)をコントローラ31に対して要求する(n51)。
この更新動作に対するコントローラ31からの返信がエ
ラーなしであれば(n52)、読み込んだ新たなシステ
ムプログラムに制御を移す(n53)。一方、返信がエ
ラー発生であった場合には、読み込んだシステムプログ
ラムを破棄し(n54)、そのままリターンする。
【0034】また、パネルスイッチのイベントがシステ
ムプログラム読込指示でない場合には対応する処理を実
行する(n55)。
【0035】図12〜図14は前記コントローラ30の
動作を示すフローチャートである。
【0036】図12はメインフローを示す。電源投入後
n23でイニシャライズ動作を実行して動作可能状態に
したのち、通信ポート監視処理(n24)およびパネル
処理(n25)を繰り返し実行する。
【0037】図13は上記n24で実行される通信ポー
ト監視処理動作を示すフローチャートである。まずn6
0で通信ポートを監視する。通信ポートがメッセージを
受信すれば(n61)、そのメッセージが制御プログラ
ム更新要求か否かを判断する(n62)。制御プログラ
ム更新要求は音源モジュール31,32から送られてく
る。制御プログラム更新要求であれば、データサーバ3
0に対して要求されたプログラムの存在を問い合わせて
読み込みプログラムを決定し(n63)、この制御プロ
グラムを読み込む(n64,n65)。この読み込みが
エラーなく終了すれば、制御プログラムの更新を要求し
た楽器(音源モジュール)に対して更新が完了した旨を
通知する(n67)。こののち、読み込んだ新たな制御
プログラムに制御を移す(n68)。一方、読み込み中
にエラーが発生した場合には、読み込んだ制御プログラ
ムを破棄し(n69)、プログラムの更新を要求した楽
器に対してエラーが発生した旨を通知してリターンする
(n70)。
【0038】また、送られてきたメッセージが制御プロ
グラム更新要求メッセージでない場合には対応するその
他の処理を実行する(n71)。
【0039】図14はパネル処理を示すフローチャート
である。この動作は操作パネルに設けられたスイッチ群
の操作によって制御プログラムの更新などの指示が行わ
れたとき、それに応じて実行される動作である。まずn
80でパネルスイッチのオンイベントの有無をスキャン
する。パネルイベントがあれば(n81)、そのイベン
トが制御プログラム読込指示か否かを判断する(n8
2)。制御プログラム読込指示であれば、データサーバ
30に指示されたプログラムの存在を問い合わせて読み
込みプログラムを決定し(n83)、この制御プログラ
ムを読み込む(n84,n85)。さらに、この制御プ
ログラムに対応するシステムプログラムの読み込み(更
新)を音源モジュールに対して要求する(n86)。こ
の更新動作に対する音源モジュールからの返信がエラー
なしであれば(n87)、読み込んだ新たな制御プログ
ラムに制御を移す(n88)。一方、音源モジュールか
らエラー発生の旨の返信があった場合には、読み込んだ
制御プログラムを破棄し(n89)、そのままリターン
する。
【0040】また、パネルスイッチのイベントがシステ
ムプログラム読込指示でない場合には対応する処理を実
行する(n90〜n92)。たとえば、メッセージが制
御プログラム切換指示であった場合には、制御プログラ
ムを切り換えて、その制御プログラムに制御を移す(n
90,n91)。
【0041】図15はデータサーバ30の動作を示すフ
ローチャートである。電源が投入されるとn26でイニ
シャライズ動作を実行して動作可能状態にしたのち、通
信ポート監視処理(n27)を実行する。通信ポートを
介してメッセージを受信した場合には、メッセージの内
容に対応するプログラムの読み出しや書き込みの処理を
実行する(n29)。
【0042】なお、第二の実施例ではキーボードを示し
ていないが、音源モジュールにMIDIケーブルで接続
してもよく、また、ネットワーク上にキーボードを接続
して演奏イベントをメッセージとして送信するようにし
てもよい。
【0043】上述した実施例では複数の電子楽器間でプ
ログラムを送受する例を示したが、本発明はこれに限ら
ず、1つの電子楽器内部の複数のCPU間でプログラム
を送受するものにも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、分離し
て動作する複数のプログラムで実質的に1つの動作を行
う電子楽器システムにおいて、一方のプログラムが更新
されたとき、対応するプログラムを自動的に更新するよ
うにしたことにより、各楽器毎にプログラムをロードす
る手間が省ける、楽器間での矛盾のないプログラム設定
を行うことができる、等の利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である電子楽器システ
ムの構成を示す図
【図2】同電子楽器システムの音源モジュールおよびコ
ントローラのブロック図
【図3】同電子楽器システムで用いられるプログラムフ
ロッピィディスクのデータフォーマットを示す図
【図4】同電子楽器システムの音源モジュールの動作を
示すフローチャート
【図5】同電子楽器システムのコントローラの動作を示
すフローチャート
【図6】この発明の第2の実施例である電子楽器システ
ムの構成を示す図
【図7】同電子楽器システムのデータサーバのブロック
【図8】同データサーバのハードディスク装置のデータ
フォーマットを示す図
【図9】同電子楽器システムの音源モジュールの動作を
示すフローチャート
【図10】同電子楽器システムの音源モジュールの動作
を示すフローチャート
【図11】同電子楽器システムの音源モジュールの動作
を示すフローチャート
【図12】同電子楽器システムのコントローラの動作を
示すフローチャート
【図13】同電子楽器システムのコントローラの動作を
示すフローチャート
【図14】同電子楽器システムのコントローラの動作を
示すフローチャート
【図15】同電子楽器システムのデータサーバの動作を
示すフローチャート
【符号の説明】
1、32,33−音源モジュール 2、31−コントローラ 30−データサーバ 3−MIDIキーボード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独立したプログラムで動作する
    複数の電子楽器を互いに接続し、単一の機能を実現する
    電子楽器システムにおいて、 電子楽器に読み込まれるプログラムに他の電子楽器にお
    ける対応するプログラムの識別データを書き込んでお
    き、当該電子楽器がプログラムを読み込んだときこの識
    別データを前記他の電子楽器に送信し、該他の電子楽器
    がこの識別データで識別されるプログラムを読み込むこ
    とを特徴とする電子楽器システムのプログラム更新方
    法。
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