JP2855988B2 - 誤り訂正復号装置 - Google Patents

誤り訂正復号装置

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JP2855988B2
JP2855988B2 JP23180592A JP23180592A JP2855988B2 JP 2855988 B2 JP2855988 B2 JP 2855988B2 JP 23180592 A JP23180592 A JP 23180592A JP 23180592 A JP23180592 A JP 23180592A JP 2855988 B2 JP2855988 B2 JP 2855988B2
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隆彦 中村
禎之 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリード・ソロモン符号
を用いた場合の誤り訂正復号装置に関し、特にその誤り
数値計算回路と誤り位置計算回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は一般に用いられる誤り訂正復号装
置の構成を示すブロック図で、図において51は入力端
子、52はバッファメモリ、53はシンドローム計算回
路、54は位置多項式・数値多項式計算回路、55はチ
ェンサーチ回路、56は誤り数値計算回路、57は誤り
訂正回路、58は出力端子である。入力端子51からは
受信信号Y0 ,Y1 ,・・・Yn-1 が入力され、シンド
ローム計算回路53は受信信号からシンドロームを計算
する。シンドロームは位置多項式・数値多項式計算回路
54に供給され、誤り位置多項式と誤り数値多項式の係
数が計算される。チェンサーチ回路55では誤り位置多
項式の根を求めて誤り位置を導出する。誤り数値計算回
路56は、誤り位置多項式と誤り数値多項式の係数から
誤り位置における誤りの大きさを求める。誤り訂正回路
57はバッファメモリ52から受信信号を受け取り、チ
ェンサーチ回路55の決定した誤り位置に発生した誤り
数値計算回路56で計算された大きさを有する誤りを訂
正し、復号結果を出力端子58から出力する。
【0003】図4は従来の誤り数値計算回路56の一例
を示すブロック図である。以下ではtシンボル誤り訂正
のリード・ソロモン符号で生成多項式が、
【0004】
【数3】
【0005】の符号について説明する。なお、tに対し
s(後節で使用される)を、s=[(t+1)/2]と
する。但し[ ]はガウス記号で、実数(t+1)/2
の整数部分がsであることを意味する。図4において、
101−1〜101−tは第1の入力端子、102−1
〜102−sは第2の入力端子、103は第3の入力端
子、104−1〜104−tは第1の記憶手段、105
−1〜105−sは第2の記憶手段、106は第3の記
憶手段、107−1〜107−tは第1の乗算手段、1
08−1〜108sは第2の乗算手段、109は第3の
乗算手段、110は第1の加算手段、111は第2の加
算手段、112は誤り数値を計算する演算手段であり、
113は出力端子である。
【0006】位置多項式・数値多項式計算回路54にお
いて、ユークリッドアルゴリズムまたはバーレカンプア
ルゴリズムによって計算された、tシンボルの誤り数値
多項式の係数を次数の低いものから順にそれぞれ第1の
入力端子101−1〜101−tから入力し、それぞれ
第1の記憶手段104−1〜104−tに記憶させる。
また、(t+1)シンボルの誤り位置多項式の係数のう
ちの奇数次の係数を次数の低いものから順にそれぞれ第
2の入力端子102−1〜102−sから入力し、第2
の記憶手段105−1〜105sに記憶させる。またガ
ロア体上の定数α1-m を第3の入力端子103から入力
し、第3の記憶手段106に記憶させる。
【0007】第1の乗算手段107−1〜107−t
は、それぞれガロア体上の定数α0 ,α-1,α-2,・・
α-(t-1)を乗算する乗算回路であり、第2の乗算手段1
08−1〜108−sはそれぞれガロア体上の定数α
0 ,α-2,α-4,・・α-(s-2)を乗算する乗算回路であ
り、第3の乗算手段106はガロア体上の定数αを乗算
する乗算回路である。第1,第2,第3の記憶手段の内
容は、クロックごとにそれぞれ第1,第2,第3の乗算
手段によって乗算され、その乗算結果はもとの記憶手段
に記憶されるので、これら記憶手段の内容はクロックご
とに変化する。第1の記憶手段104−1〜104−t
に記憶されている内容は、第1の加算手段110によっ
て加算され、ガロア体上の演算手段112に入力され
る。第2の記憶手段105−1〜105−sに記憶され
ている内容は、第2の加算手段111により加算されて
演算手段112に入力される。第3の記憶手段106に
記憶されている内容はそのまま演算手段112に入力さ
れる。
【0008】演算手段112では、第1の加算手段11
0の出力と第3の記憶手段106の出力に対してガロア
体上の乗算操作が行われ、その乗算操作の結果により第
2の加算手段111の出力を除算し、除算した結果を出
力端子113に出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の誤り訂正復号装
置における誤り数値計算回路は以上のように構成されて
おり、第1の乗算手段の掛け合わせる定数はα0
α-1,α-2,・・・と固定されて、第2の乗算手段の掛
け合わせる定数はα0 ,α-2,α-4,・・・と固定され
ており、ガロア体上の乗算を構成する回路がなるべく簡
単になるように掛け合わせる定数を選択することはでき
なかった。従ってガロア体上の定数乗算手段を構成する
2入力1出力の排他的論理和回路の構成段数が大きくな
り、動作に遅れが出るため高速のクロックでは動作しな
くなる。また、演算手段112においてガロア体上の乗
算操作と除算操作の2回の演算操作を行うために回路規
模が大きくなり、復号遅延が大きくなる。さらに、ユー
クリッドアルゴリズムによる演算では、被除多項式をA
(x)、除多項式をB(x)とするとき、A(x)÷B
(x)=Q0 (x)剰余R0 (x)・・・(1)の演算
を行い、R0 (x)=0なら誤りなしと判定し、R0
(x)が0でなければ、剰余と除数とを交換してB
(x)÷R0 (x)=Q1 剰余R1 (x)・・・(2)
の演算を行い、このような演算を繰り返し、いわゆるユ
ークリッド互除演算を行うのであるが、従来はこの演算
をソフトウェアで行うため、処理時間が長くなる等の問
題点があった。
【0010】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、誤り数値計算回路における乗算
手段の回路規模を小さくでき、また排他的論理和回路の
構成段数を小さくでき、さらにユークリッドアルゴリズ
ムによる演算速度を向上させることにより、高速動作を
可能にし、チェンサーチ操作を行う手段を共用すること
で、乗算操作行う回数を減少させた誤り訂正復号装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる誤り訂
正復号装置は、誤り数値多項式の係数を初期値として記
憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶さ
れている内容に対し上記誤り数値多項式の次数の低い順
にガロア体上の定数αj ,αj-1 ,αj-2 ,αj-3 ,・
・・を掛け合わせる第1の乗算手段と、この第1の乗算
手段を構成する2入力1出力の排他的論理和回路の個数
が最小になるようにjの値を予め決定する手段と、上記
第1の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に記憶
させる手段とを備えた。
【0012】また、誤り位置多項式の奇数次の係数を初
期値として記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶
手段に記憶されている内容に対し上記誤り位置多項式の
奇数次の次数の低い順にガロア体上の定数αi ,α
i-2 ,αi-4 ,αi-6 ,・・・を掛け合わせる第2の乗
算手段と、この第2の乗算手段を構成する2入力1出力
の排他的論理和回路の個数が最小になるようにiの値を
予め決定する手段と、上記第2の乗算手段の乗算結果を
上記第2の記憶手段に記憶させる手段とを備えた。
【0013】また、生成多項式が一定の式で表される場
合、誤り数値多項式の係数を初期値として記憶する第1
の記憶手段と、誤り位置多項式の奇数次の係数を初期値
として記憶する第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段
に記憶されている内容に対し上記誤り数値多項式の次数
の低い順にガロア体上の定数αj ,αj-1 ,αj-2 ,α
j-3 ,・・・を掛け合わせる第1の乗算手段と、この第
1の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に記憶さ
せる手段と、k=j+m−1によりkを算出する手段
と、上記第2の記憶手段に記憶されている内容に対し上
記誤り位置多項式の奇数次の次数の低い順にガロア体上
の定数αk ,αk-2 ,αk-4 ,αk-6 ,・・・を掛け合
わせる第2の乗算手段と、この第2の乗算手段の乗算結
果を上記第2の記憶手段に記憶させる手段とを備えた。
【0014】また、生成多項式が一定の式で表される場
合、誤り数値多項式の係数を初期値として記憶する第1
の記憶手段と、誤り位置多項式の奇数次の係数を初期値
として記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段
に記憶されている内容に対し上記誤り位置多項式の奇数
次の次数の低い順にガロア体上の定数αi ,αi-2 ,α
i-4 ,αi-6 ,・・・を掛け合わせる第2の乗算手段
と、この第2の乗算手段の乗算結果を上記第2の記憶手
段に記憶させる手段と、k=i+m−1によりkを算出
する手段と、上記第1の記憶手段に記憶されている内容
に対し上記誤り数値多項式の次数の低い順にガロア体上
の定数αk ,αk-1 ,αk-2 ,αk-3 ,・・・を掛け合
わせる第1の乗算手段と、この第1の乗算手段の乗算結
果を上記第1の記憶手段に記憶させる手段とを備えた。
【0015】また、第2の記憶手段と第2の乗算手段と
をチェンサーチ回路の記憶手段及び乗算手段に共用する
こととした。
【0016】またこの発明ではユークリッド互除の演算
に適する演算装置を提供する。この演算装置は、多項式
の除算を行う際に除多項式と被除多項式の次数差をカウ
ントする次数差カウンタを備え、次数差カウンタの値に
よって記憶手段に入力する値を替えることにより、除多
項式の係数を記憶する記憶手段と被除多項式の係数を記
憶する記憶手段の出力を交換せず、常に一定とすること
とした。
【0017】また、ユークリッドアルゴリズム演算手段
におけるガロア体上の乗算と加算とを行う積和演算手段
と同じ構成のガロア体上の積和演算手段を誤り位置演算
手段に備えることとした。
【0018】さらに、消失位置のガロア体上の元を記憶
するための記憶手段を備え、消失位置多項式および修正
シンドローム多項式の計算ができるユークリッドアルゴ
リズム演算手段および誤り位置多項式計算手段を備える
こととした。
【0019】
【作用】この発明においては、第1の乗算手段において
掛け合わせる定数を、α0 ,α-1,α-2,・・・,α
-t+1から、αj ,αj-1 ,αj-2 ,・・・,αj-t+1
変更し、第1の乗算手段における回路規模が最も小さく
なるようにjの値を選定する。この場合、第2の乗算手
段に於いて掛け合わせる定数にもすべてαj を乗じてお
けば、演算手段における除算により同一結果が得られ、
回路規模を小さくでき、しかも乗算手段の回路段数を小
さくし高速動作が行えるようにする。
【0020】また、第2の乗算手段において掛け合わせ
る定数を、αi ,αi-2 ,αi-4 ,・・・,αi-2s+2
変更し、第2の乗算手段における回路規模が最も小さく
なるようにiの値を選定することにより、回路規模を小
さくし、復号遅延も小さくする。
【0021】また、第1の乗算手段において掛け合わせ
る定数と第2の乗算手段において掛け合わせる定数とを
適当に選定することによって、演算手段における乗算操
作を不用にする。
【0022】また、第2の記憶手段と第2の乗算手段と
をチェンサーチ回路の記憶手段及び乗算手段に共用させ
ることで、回路規模を小さくした。
【0023】また、この発明におけるユークリッド互除
の演算装置は、多項式の除算を行う際に除多項式と被除
多項式の次数差をカウンタに記憶させ、そのカウンタ値
が0のとき以外は被除多項式の係数を記憶している記憶
手段を除算の剰余多項式の係数で書き替える操作を行
い、カウンタ値が0の場合は除多項式の係数を記憶して
いる記憶手段を剰余多項式の係数で書き替える操作を行
うことにより、常に、誤り数値多項式の係数を記憶する
記憶手段を一定にする。
【0024】また、誤り位置多項式演算手段において、
ユークリッドアルゴリズム演算手段における積和演算手
段と同じ構成の積和演算手段を備えることにより、ユー
クリッドアルゴリズム演算手段と誤り位置多項式演算手
段を同時に動作させて、誤り位置多項式と誤り数値多項
式を同時に計算することができ、高速な誤り訂正復号が
可能となる。
【0025】さらに、消失位置をガロア体上の元として
記憶する記憶手段の内容をユークリッドアルゴリズム演
算手段に入力することにより修正シンドロームが計算で
きるようにし、また、消失位置を記憶する記憶手段の内
容を誤り位置多項式計算手段に入力することにより、消
失位置多項式が計算できるようにしたため、通常の誤り
位置多項式と誤り数値多項式を求める操作を行うこと
で、誤りと消失の双方の訂正が可能となる。
【0026】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図面に
ついて説明する。図1はこの発明の実施例1を示すブロ
ック図であって、図において、1−1〜1−tは第1の
入力端子、2−1〜2−sは第2の入力端子、3は第3
の入力端子、4−1〜4−tは第1の記憶手段、5−1
〜5−sは第2の記憶手段、6は第3の記憶手段、7−
1〜7−tは第1の乗算手段、8−1〜8−sは第2の
乗算手段、9は第3の乗算手段、10は第1の加算手
段、11は第2の加算手段、12は演算手段、13は出
力端子である。図1の各部分で図4の各部分と同一名称
の部分は同一構成であり、同様に動作するので重複した
説明は省略する。図1と図4の異なるところは、第1の
乗算手段7−1〜7−tと第2の乗算手段8−1〜8−
sにおいて掛け合わせる定数がそれぞれ、αj ,α
j-1 ,αj-2 ,・・・,αj-t+1 、ならびに、αj ,α
j-2 ,αj-4 ,・・・,αj-2s+2に変更されている点だ
けである。jの値は、第1の乗算手段を構成する排他的
論理和回路が最小になるように決定する。この決定は試
行錯誤によっても容易に実行することができる。例え
ば、
【0027】
【数4】
【0028】において、t=8,m=0のとき原始多項
式p(x)は、p(x)=x8 +x4 +x3 +x2 +1
となり、αを原始多項式の根とすると、図4の構成の場
合第1の乗算手段107−1〜107tを構成する2入
力1出力の排他的論理和回路の総数は89個であり、第
2の乗算手段108−1〜108−sを構成する2入力
1出力の排他的論理和回路の総数は38個であるが、図
1においてj=4とすると、第1の乗算手段7−1〜7
−tを構成する排他的論理和回路の総数は49個とな
り、第2の乗算回路8−1〜8−sを構成する排他的論
理和回路の総数は24個となる。また、第1の加算手段
10の出力は第1の加算手段110の出力に(αjq
(qは乗算の繰り返し回数)を乗じたものであり、第2
の加算手段11の出力は第2の加算手段111の出力に
(αjq を乗じたものであるから、演算手段12にお
ける除算結果は同一となる。
【0029】実施例2.第2の乗算手段8−1〜8−s
を構成する排他的論理和回路の総数が最も小さくなるよ
うに、掛け合わせるガロア体上の定数、αi ,αi-2
αi-4 ,・・・αi-2s+2におけるiの値を定めてもよ
い。この場合第1の乗算手段7−1〜7−tで掛け合わ
せる定数は、αi ,αi-1 ,αi-2 ,・・・αi-t+1
ある。
【0030】実施例3.図2は、この発明の実施例3を
示すブロック図で、図1と同一符号は同一又は相当部分
を示し、14−1〜14−sは第2の乗算手段、15は
ガロア体上の除算手段である。第2の乗算手段14−1
〜14−sにおいて掛け合わせる定数をαk ,αk-2
αk-4 ,・・・αk-2s+2とし、jとkとの間にk=j+
m−1の関係を保たせれば、図1における第3の記憶回
路6の内容による乗算を省略してよいことが証明でき
る。
【0031】実施例4.図2に示す発明では、第1の乗
算手段を構成する排他的論理和回路の個数を少なくする
ように、先ずjの値を定め、k=j+m−1によりkを
定めたが、逆に第2の乗算手段を構成する排他的論理和
回路の個数を少なくするように、先ずiを定め、k=i
+m−1からkを定め、αk ,αk-1 ,αk-2 ,・・・
αk-t+1 を第1の乗算手段において掛け合わせる定数と
してもよい。
【0032】実施例5.図3は、この発明の実施例5を
示すブロック図で、図において図2と同一符号は同一ま
たは相当部分を示し、16−1〜16−rは第4の入力
端子、17−1〜17−rは第4の記憶手段、18−1
〜18−rは第4の乗算手段、19は第3の加算手段、
20は第4の加算手段、21は出力端子である。ここに
rは[(t+2)/2]を示す。
【0033】(t+1)シンボルの誤り位置多項式の係
数のうちの偶数次の係数rシンボルを、次数の低いもの
から順にそれぞれ第4の入力端子16−1〜16−rか
ら入力し、第4の記憶手段17−1〜17−rに記憶さ
せる。第4の記憶手段17−1〜17−rに記憶された
内容は,クロックに同期させて第4の乗算手段18−1
〜18−rによってそれぞれαk+1 ,αk-1 ,αk-3
・・・αk-2r+3を掛け合わせ、第4の乗算手段18−1
〜18−rの出力を、それぞれ第4の記憶手段17−1
〜17−rに記憶させる。第4の記憶手段17−1〜1
7−rに記憶されている内容は、第3の加算手段19に
よって加算され、第3の加算手段19の出力は第2の加
算手段11の出力と第4の加算手段20で加算される。
すなわち、図3の回路の第2の記憶手段5と、第2の乗
算手段14とは、誤り数値計算回路56とチェンサーチ
回路55とで共用される。
【0034】チェンサーチ操作の理論によれば、出力端
子21の出力が0になることは誤りが検出されたことを
意味し、そのときの出力端子13の出力が誤り数値を表
す。
【0035】実施例6.ユークリッドアルゴリズム演算
に適するハードウェアを示す先行技術としては、特開平
3−172027号公報「誤り訂正処理装置」に開示さ
れたユークリッドアルゴリズム演算装置がある。図6
は、この先行技術を示すブロック図であり、図におい
て、601−1〜601−nおよび602−1〜602
−(n+1)は、剰余多項式(被除多項式でもある)お
よび除多項式の係数を記憶するための記憶手段、603
はガロア体上の乗算手段、604はガロア体上の除算手
段、605はガロア体上の加算手段、606,607は
記憶手段601−1〜601−nの内容と記憶手段60
2−1〜602−(n+1)の内容とを入れ替えて出力
するセレクタ回路からなる交換手段、608,609は
交換手段606,607に指令を出し、記憶手段の出力
の選択を行い、しかもユークリッドアルゴリズムの終了
判定を行うための剰余次数の管理を行うカウンタ回路か
らなる演算指令手段、信号線610,611はそれぞれ
記憶手段601−1〜601−nおよび記憶手段602
−1〜602−(n+1)のシフト動作をさせるときの
タイミングクロック信号線である。
【0036】次に、図6に示す装置の動作について説明
する。以下では、シンドロームがSi (i=0,1,・
・・,15)であり、設計距離が17の、リード・ソロ
モン符号の復号操作について説明する。ここで、剰余多
項式の次数を記憶するカウンタ608の内容が7以下に
なったとき動作を途中で打ち切り、ユークリッドアルゴ
リズム演算操作を終了させる。まず、被除多項式の係数
を最高次の係数が記憶手段601−nに記憶されるよう
に、次数の順に記憶手段601−1〜601−nにセッ
トする。また、除多項式の係数を最高次の係数S15が記
憶手段602−(n+1)に記憶されるように、次数の
順に記憶手段602−1〜602−(n+1)にセット
する。また、カウンタ608には除多項式の次数15を
セットし、カウンタ609には0をセットする。
【0037】記憶手段602−(n+1)に記憶されて
いる内容が0の場合には、記憶手段602−(n+1)
の内容が0でなくなるまで、記憶手段602−1〜60
2−(n+1)に記憶されている内容を右シフトさせ、
カウンタ608の内容をカウントダウンさせ、カウンタ
609の内容をカウントアップさせる操作を繰り返す。
【0038】記憶手段602−(n+1)に記憶されて
いる内容が0でない場合には、セレクタ606では被除
多項式の係数を記憶している記憶手段の内容を選択し、
セレクタ607では除多項式の係数を記憶している記憶
手段の内容を選択する。そして、被除多項式の係数が記
憶手段601−1〜601−nに記憶されているときは
信号線610に、記憶手段602−1〜602−(n+
1)に記憶されているときは信号線611に、クロック
信号(カウンタ609の値+2)を与える。そして、カ
ウンタ608の値を1減少させ、カウンタ609の値を
0とする。その結果、被除多項式の係数が記憶されてい
た記憶手段には、剰余多項式の係数が記憶されることに
なる。
【0039】次回の除算操作を行うときは、前回の除算
操作における除多項式が被除多項式となり、剰余多項式
が除多項式となり、上記と同じ演算動作を行うようにす
る。そして、ユークリッドアルゴリズム演算操作終了時
点における剰余多項式が、誤り数値多項式となる。
【0040】然しながら図6に示す誤り訂正復号装置で
は、従来のソフトウェアによる場合に比べ処理時間を短
縮できるが、誤り数値多項式の係数が記憶されている記
憶手段が多項式の割り算を行った回数によって、記憶手
段601−1〜601−nまたは記憶手段602−1〜
602−(n+1)の何れであるかが不定なため、多項
式の割り算を行った回数によって、セレクタを切り替え
てチェンサーチを行うための記憶手段に読み出してチェ
ンサーチ操作を行わなければならない。そのため、多項
式の割り算を行った回数によってセレクタを制御する装
置が必要になる。また、図6の誤り訂正復号装置は消失
誤りを訂正する機能がなかったため、消失訂正が行え
ず、誤り訂正能力が上がらない。
【0041】この実施例6以下に記載する発明は、常に
除多項式と被除多項式の記憶手段を一定にし、チェンサ
ーチを行う際に、常に一方の記憶手段から値を読み出せ
る誤り訂正復号装置を得ることを目的とし、また、消失
位置を記憶するための記憶手段をもち、ユークリッドア
ルゴリズム演算手段および誤り位置多項式計算手段に消
失位置の記憶手段の内容を入力することにより、誤りと
消失の双方の訂正を可能とする誤り訂正復号装置に関す
る。
【0042】以下、この発明のユークリッド互除装置の
一実施例を図面について説明する。以下では、設計距離
がdのリード・ソロモン符号の誤り訂正復号装置につい
て述べる。図7において、61−1〜61−(d−1)
は除多項式の係数を記憶するための記憶手段であり、こ
れを仮に第1の記憶手段と言い、被除多項式の次数の高
い順に、係数を記憶手段61−(d−1),61−(d
−2),・・・,61−1の順に記憶させる。また、6
2−1〜62−(d−1)は除多項式の係数を記憶する
ための記憶手段であり、これを仮に第2の記憶手段と言
い、除多項式の次数の高い順に、係数を記憶手段62−
(d−1),62−(d−2),・・・,62−1の順
に記憶させる。
【0043】63はANDゲートとEXORゲートとか
ら構成されるガロア体上の乗算手段、64はROMとA
NDゲートおよびEXORゲートとから構成されるガロ
ア体上の除算手段、65はEXORゲートにより構成さ
れるガロア体上の加算手段、66,67は制御信号によ
って記憶手段61−1〜61−(d−1)および62−
1〜62−(d−1)における入力を切り替えるセレク
タ回路であり、セレクタ回路の切り替えは演算手順の切
り替えと同時に行われる。ここでセレクタ回路66を仮
に第1のセレクタ回路、セレクタ回路67を仮に第2の
セレクタ回路と言う。68は剰余多項式の次数を記憶
し、ユークリッドアルゴリズム動作の終了判定を行う剰
余次数カウンタ、69は除多項式と被除多項式の次数の
差をカウントするための次数差カウンタ、70は判定手
段で、記憶手段62−(d−1)の値が0であるかどう
かを判定し、セレクタ66,67の制御およびカウンタ
68,69の動作を制御するための信号を生成する。ま
た、点線で囲まれた71はユークリッドアルゴリズムに
おける演算操作を行うユークリッドアルゴリズム演算部
である。
【0044】図8は、図7におけるユークリッドアルゴ
リズム71を構成する第1の積和演算セルを示すブロッ
ク図であり、図において、入出力信号Ai ,Bi ,A
i+1 ,Bi+1 は、別の積和演算セルと接続されており、
入力信号線Rからは除算手段64で計算された値が入力
される。すなわち、ユークリッドアルゴリズム演算部7
1は、第1の積和演算セルを縦続した縦続積和演算手段
と除算手段4とで構成される。
【0045】次に動作について説明する。以下では、設
計距離がd=17で8シンボル誤り訂正を行うリード・
ソロモン符号について説明する。その際、図7に示す記
憶手段61−1〜61−(d−1),62−1〜62−
(d−1)はそれぞれ16段の構成になっている。ま
ず、初期設定を行う。記憶手段61−1〜61−(d−
2)については0を入力し、記憶手段61−(d−1)
には1を入力する。一方、受信語により生成されたシン
ドロームSi (i=0,1,・・・,15)を、S0
1 ,・・・の順に記憶手段62−1,62−2,・・
・,62−(d−1)に入力する。この入力に際して
は、図8に示すセレクタ回路66の出力を阻止し、記憶
手段62−iの内容がセレクタ回路67、加算手段65
を経て次段の入力となるBi+1に出力されるように制
御し、B1 からS15,S14,・・・S1 ,S0 の順に入
力して行く。また、図7に示す剰余次数カウンタ68に
はd−2=15をセットし、次数差カウンタ69には1
をセットする。
【0046】次に、除算手段64において、記憶手段6
1−(d−1)に記憶している内容から記憶手段62−
(d−1)に記憶している内容に対してガロア体上の除
算を行い、その値を一時、保持させる。また、判定手段
70によって記憶手段62−(d−1)の内容が0であ
るかどうかを判定する。
【0047】記憶手段62−(d−1)の内容が0の場
合は、判定手段70によって、剰余次数カウンタ68の
内容を1減少させ、次数差カウンタ69の内容を1増加
させる指示信号が出力される。また、判定手段70によ
りセレクタ67の選択信号が出力され、セレクタ67で
は記憶手段62−1〜62−(d−2)の内容を選択す
る。そして、乗算手段63において除算手段64で計算
され保持されていた値0と記憶手段62−1〜62−
(d−2)の内容を乗算し、加算手段65において乗算
手段63の結果とセレクタ67の出力とを足し合わせる
排他的論理和操作を行う。そして、加算手段65の出力
をそれぞれ記憶手段62−2〜62−(d−1)に記憶
させる。すなわち、記憶手段62−1〜62−(d−
1)の内容についてシフト操作を行ったことになる。ま
た、1回のシフトごとに次数差カウンタ9の内容が1増
幅される。なお、記憶手段62−1には0を記憶させ
る。また、記憶手段61−1〜61−(d−1)につい
ては、セレクタ回路66によりその入力を阻止して、記
憶している値をそのまま保持させる。
【0048】記憶手段62−(d−1)の内容が0でな
い場合は、次数差カウンタ69の値が0でない場合と0
である場合とによって動作が異なり、それぞれの場合に
ついて以下の動作を行う。すなわち、次数差カウンタ6
9の内容が0でない場合は、判定手段70によって、次
数差カウンタ69の内容を1減少させる指示信号が出力
される。また、判定手段70および次数差カウンタ69
からセレクタ66およびセレクタ67の選択信号が出力
され、セレクタ67では記憶手段61−1〜61−(d
−2)の内容が選択される。そして、乗算手段63にお
いて除算手段64で計算され保持されていた値と記憶手
段62−1〜62−(d−2)の内容を乗算し、加算手
段65において乗算手段63の結果とセレクタ67の出
力とを足し合わせる排他的論理和操作を行う。そして、
加算手段65の出力をセレクタ66で選択し、それぞれ
記憶手段61−2〜61−(d−1)に記憶させる。な
お、記憶手段61−1には0を記憶させる。また、記憶
手段62−1〜62−(d−1)については記憶してい
る値をそのまま保持させる。そして、次数差カウンタ6
9の内容が0になるまで上記の操作が繰り返される。
【0049】次数差カウンタ69の内容が0である場合
は、判定手段70によって、次数差カウンタ69の内容
を1にセットする指示信号が出力される。また、次数差
カウンタ69から剰余次数カウンタ68の内容を1減少
させる指示信号が出力される。また、判定手段70より
セレクタ66およびセレクタ67の選択信号が出力さ
れ、セレクタ67では記憶手段61−1〜61−(d−
2)の内容が選択される。そして、乗算手段63におい
て除算手段64で計算され保持されていた値と記憶手段
62−1〜62−(d−1)の内容を乗算し、加算手段
65において乗算手段63の結果とセレクタ67の出力
とを足し合わせる排他的論理和操作を行う。そして、加
算手段65の出力を記憶手段62−2〜62−(d−
1)に記憶させる。なお、記憶手段62−1には0を記
憶させる。また、セレクタ66においては記憶手段62
−1〜62−(d−1)の内容を選択し、それぞれ記憶
手段61−1〜61−(d−1)に記憶させる。
【0050】すなわち、次数差カウンタ69の内容が0
になるまで繰り返された前節の操作と、次数差カウンタ
69の内容が0であるときのこの操作は、記憶手段61
−1〜61−(d−1)に記憶されている被除多項式を
記憶手段62−1〜62(d−1)に記憶されている除
多項式で除算を行い、その剰余を次回の除算における除
多項式として記憶手段62−1〜62−(d−1)に記
憶させ、記憶手段62−1〜62−(d−1)に記憶し
ていた除多項式を次回の除算における被除多項式として
記憶手段61−1〜61−(d−1)に記憶させたこと
になる。
【0051】上記の操作を剰余次数カウンタ8の値が
[(d−1)/2]=8より小さくなるまで繰り返し行
う。このとき記憶手段、62−1〜62−(d−1)に
記憶されている値は誤り数値多項式の係数となる。
【0052】実施例7.上記の実施例では記憶手段が1
6段の構成で、8シンボルまでの誤り訂正が可能なリー
ド・ソロモン符号について説明したが、設計距離dが1
7よりも小さく、訂正シンボル数kが8シンボルより小
さい場合についても実施例6と同様に16段の記憶手段
の構成でユークリッドアルゴリズムの演算を行うことが
できる。すなわち、初期値を設定する際に、シンドロー
ムSi (i=0,1,・・・,2k−1)をS0 ,S
1 ,・・・,S2k-1の順に記憶手段62−1,62−
2,・・・,62−2kに入力し、記憶手段62−(2
k+1),・・・,62−(d−1)には0を入力す
る。また、剰余次数カウンタ68の値を15にセット、
次数差カウンタ69の値をd−16にセットし、ユーク
リッドアルゴリズムの演算操作を剰余次数カウンタの値
がkよりも小さくなるまで実施例6で説明した演算操作
を行うことにより、誤り数値多項式の係数が記憶手段6
2−1〜62−(d−1)に記憶されるようになる。
【0053】実施例8.図9は、図8で示した積和演算
セルを用いて構成したユークリッドアルゴリズム演算部
と誤り位置計算部を表すブロック図である。図9におい
て、点線で囲まれた部分の71は図7で説明したユーク
リッドアルゴリズム演算部71であり、点線で囲まれた
部分の72は誤り位置多項式計算部、75−1〜75−
(d−2)および76−1〜76−dは図8で示した積
和演算セルである。その他の番号については、同一番号
は同一構成、同一機能を示す。
【0054】以下では、設計距離がdのリード・ソロモ
ン符号について述べる。このとき図9において、ユーク
リッドアルゴリズム演算部71は,積和演算セル75−
1〜75−(d−2)まで(d−2)段重ねて除多項式
と被除多項式の最高次の係数を記憶する記憶手段61−
(d−1),62−(d−1)と、記憶手段61−(d
−1)への入力を選択するセレクタ66と、ガロア体の
除算手段64とから構成される。また、誤り位置多項式
計算部72は積和演算セル76−1〜76−dまでd段
重ねた構成になっている。
【0055】次に動作について説明する。ユークリッド
アルゴリズム演算部71については、実施例6で説明し
たので説明は省略する。誤り位置多項式計算部72にお
ける動作について説明する。まず、初期設定として演算
セル76−1〜76−dにおける記憶手段61−1〜6
1−dについては0をセットし、演算セル76−1〜7
6−dにおける記憶手段62−2〜62−dについては
0をセットし、記憶手段62−1については1をセット
する。
【0056】ユークリッドアルゴリズム演算部71にお
ける記憶手段62−(d−1)の内容および次数差カウ
ンタ69の値によって、演算セル76−1〜76−dに
おけるセレクタ66,セレクタ67について、それぞれ
ユークリッドアルゴリズム演算部71における各演算セ
ルのセレクタ66,セレクタ67と同様の切り替え操作
を行う。そして、除算手段64にて除算した結果を入力
する。この操作を剰余次数カウンタの値が所定の値より
も小さくなるまでこの操作を繰り返す。その結果、誤り
位置多項式計算部72における記憶手段62−1〜62
−dに記憶されている値が、誤り位置多項式の係数とな
る。
【0057】実施例9.図10は、誤りと消失の双方が
訂正できるユークリッドアルゴリズム演算部および誤り
位置多項式計算部を構成する第2の積和演算セルのブロ
ック図である。図において、77はセレクタ回路67に
対応するセレクタ回路であり、入出力信号線Ai ,B
i ,Ci ,Ai+1 ,Bi+1 ,Ci+1 は、別の積和演算セ
ルと接続されており、入力信号線Rからは除算手段64
で計算された値、あるいは消失位置記憶手段に記憶され
ているガロア体上の元が入力される。また、図11は、
消失位置記憶装置のブロック構成図であり、図におい
て、80は消失位置を記憶するための記憶手段であり、
81は記憶手段80のアドレスを生成するためのアドレ
ス生成手段であり、82は記憶手段80に書き込むデー
タを生成する消失位置情報生成手段である。
【0058】また図12は、図10で示した第2の積和
演算セルを用いて構成したユークリッドアルゴリズム演
算部と誤り位置計算部を表すブロック図である。図12
において、85−1〜85−(d−2)および86−1
〜86−dは,図10で示した積和演算セルであり、8
7は除算手段64の出力と消失位置記憶手段80の出力
のうちの一方を選択し、ユークリッドアルゴリズム演算
部83および誤り位置多項式計算部84に入力するため
のセレクタ回路である。また、その他の番号について
は、同一番号は同一構成、同一機能を示す。
【0059】次に動作について説明する。以下ではn1
×n2の積符号の復号について、初めに、符号長n1の
C1符号についてn2回誤り訂正動作を行い、誤り訂正
不可能な場合はその受信語シンボルを消失とし、符号長
n2のC2符号についてn1回消失誤り訂正を行う場合
について説明する。まず、積符号の復号が行われる前に
初期値として消失位置情報生成手段82の記憶部にガロ
ア体上の元αn2を記憶させる。この値は、C1符号の受
信語の復号操作が終了するたびにα-1が掛け合わされ
る。
【0060】まず、C1符号の復号動作については消失
誤り訂正操作を行わないことから、セレクタ87では常
に除算手段64からの入力を選択するようにする。ま
た、実施例6および実施例8において説明した動作をさ
せるために、判定手段70および次数差カウンタ69の
値に応じて積和演算セル85−1〜85−(d−2),
86−1〜86−dのセレクタ66およびセレクタ87
を操作することにより、誤り位置多項式および誤り数値
多項式の係数が計算される。また、C1復号の際、誤り
訂正が不能の場合、図11に示す消失位置情報生成手段
82の値を消失位置記憶手段80におけるアドレス生成
手段81の示す場所に記憶させる。そして、アドレス生
成手段の値を1増加させる。
【0061】次にC2復号の際、まず、初期設定につい
ては、実施例6および実施例8で説明した値をセットす
る。次に、消失位置記憶手段80の値を順次出力させ
る。このとき図12に示すセレクタ87は消失位置記憶
手段80の値を出力するようにし、積和演算セル85−
1〜85−(d−2)および86−1〜86−dにおけ
る、セレクタ77は、図10におけるCi(i=1,
2,・・・,d)の信号線を選択し、ユークリッドアル
ゴリズム演算部83における記憶手段62−1〜62−
(d−1)の値および誤り位置多項式計算部84におけ
る記憶手段62−1〜62−dの値を書き替える。そし
て、すべての消失位置情報が入力されるとユークリッド
アルゴリズム演算部83における記憶手段62−1〜6
2−(d−1)には修正シンドロームが記憶されてお
り、誤り位置多項式計算部84における記憶手段62−
1〜62−dには消失位置多項式の係数が記憶されてい
ることになる。
【0062】次に、実施例6および実施例8で述べた除
算操作を行う。このとき、実施例6および実施例8にお
いて説明した動作をさせるために、判定手段70および
次数差カウンタ69の値に応じて積和演算セル85−1
〜85−(d−2),86−1〜86−dのセレクタ6
6およびセレクタ77を操作することにより動作させ
る。ただし、終了条件は剰余次数カウンタ68の値が消
失の個数をeとすると[(d−1+e)/2]よりも小
さくなった時点で操作を終了する。
【0063】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0064】誤り数値計算回路におけるガロア体上の乗
算手段の構成要素である2入力1出力の排他的論理和回
路の回路規模を小さくするように構成したので、排他的
論理和回路の構成段数が小さくなり、高速動作が可能に
なるという効果がある。
【0065】また、この発明によれば、第1の乗算手段
に設定する定数と第2の乗算手段に設定する定数の間の
関係を適当に選ぶことによって演算手段における乗算操
作を省略することができ、回路規模を小さくできる。
【0066】また、チェンサーチ操作を行う記憶手段、
乗算手段と誤り数値計算操作を行う記憶手段、乗算手段
と共用させることができ、回路規模を小さくできる。
【0067】また、除多項式と被除多項式の次数差カウ
ンタの値によって記憶手段への入力を変えることによ
り、誤り位置多項式と誤り数値多項式の記憶手段を常に
一定にし、次のチェンサーチ操作を行う際にセレクタを
用いず、そのまま誤り位置多項式および誤り数値多項式
を読み出して計算が行えるため、回路規模が小さくなり
制御が容易に行える効果がある。
【0068】さらに、消失位置を記憶する消失位置記憶
手段の内容をユークリッドアルゴリズム演算手段および
誤り位置多項式演算手段に入力し、修正シンドロームお
よび消失位置多項式の係数が計算できるように構成した
ので、消失誤り訂正が行え、誤り訂正能力が向上すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1,実施例2を説明するため
のブロック図ある。
【図2】この発明の実施例3,実施例4を説明するため
のブロック図である。
【図3】この発明の実施例5を説明するためのブロック
図である。
【図4】従来の誤り数値計算回路の一例を示すブロック
図である。
【図5】従来の誤り訂正復号装置の構成を示すブロック
図である。
【図6】ユ−クリッドアルゴリズム演算部のハ−ドウェ
ア構成の一例を示すブロック図ある。
【図7】この発明の実施例6,実施例7を説明するため
のブロック図である。
【図8】図7の第1の縦続積和演算手段を構成する第1
の積和演算セルを示すブロック図である。
【図9】この発明の実施例8を説明するためのブロック
図である。
【図10】この発明の実施例9における第3の縦続積和
演算手段を構成する第2の積和演算セルを示すブロック
図である。
【図11】この発明の実施例9における消失位置記憶手
段を示すブロック図である。
【図12】この発明の実施例9を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 第3の入力端子 4 第1の記憶手段 5 第2の記憶手段 6 第3の記憶手段 7 第1の乗算手段 8 第2の乗算手段 9 第3の乗算手段 12 演算手段 14 第2の乗算手段 15 除算手段 16 第4の入力端子 17 第4の記憶手段 18 第4の乗算手段 53 シンドローム計算回路 55 チェンサーチ回路 56 誤り数値計算回路 61 第1の記憶手段 62 第2の記憶手段 63 ガロア体上の乗算手段 64 ガロア体上の除算手段 65 ガロア体上の加算手段 66 第1のセレクタ回路 67,77 第2のセレクタ回路 68 次数差カウンタ 69 剰余次数カウンタ 70 判定手段 71 ユ−クリッドアルゴリズム演算部 72 誤り位置多項式演算部 75,76 第1の積和演算セル 80 消失位置記憶手段 81 アドレス生成手段 82 消失位置情報生成手段 85,86 第2の積和演算セル 87 第3のセレクタ回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−258535(JP,A) 特開 昭61−258536(JP,A) 特開 昭61−258537(JP,A) 特開 昭62−115928(JP,A) 特開 昭62−269425(JP,A) 特開 昭63−56022(JP,A) 特開 昭63−79423(JP,A) 特開 昭63−123231(JP,A) 特開 昭63−131623(JP,A) 特開 平5−268101(JP,A) 特開 平5−308293(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GF(2n )上のリード・ソロモン符号
    の誤り訂正復号装置のチェンサーチ回路において、 誤り数値多項式の係数を初期値として記憶する第1の記
    憶手段、 この第1の記憶手段に記憶されている内容に対し、あら
    かじめ乗算器の構成が小さくなるように設定された定数
    jに対して、上記誤り数値多項式の次数の低い順にガロ
    ア体上の定数αj ,αj-1 ,・・・を掛け合わせる第1
    の乗算手段、 上記第1の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に
    記憶させる手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  2. 【請求項2】 GF(2n )上のリード・ソロモン符号
    の誤り訂正復号装置のチェンサーチ回路において、 誤り位置多項式の奇数次の係数を初期値として記憶する
    第2の記憶手段、 この第2の記憶手段に記憶されている内容に対し、あら
    かじめ乗算器の構成が小さくなるように設定された定数
    iに対して、上記誤り位置多項式の次数の低い順にガロ
    ア体上の定数αi ,αi-2 ,・・・を掛け合わせる第2
    の乗算手段、 上記第2の乗算手段の乗算結果を上記第2の記憶手段に
    記憶させる手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  3. 【請求項3】 GF(2n )上のリード・ソロモン符号
    の誤り訂正復号装置のチェンサーチ回路において、生成
    多項式が、 【数1】 *** で表されるとき、 誤り数値多項式の係数を初期値として記憶する第1の記
    憶手段、 誤り位置多項式の奇数次の係数を初期値として記憶する
    第2の記憶手段、 上記第1の記憶手段に記憶されている内容に対し、あら
    かじめ乗算器の構成が小さくなるように設定された定数
    jに対して、上記誤り数値多項式の次数の低い順にガロ
    ア体上の定数αj ,αj-1 ,・・・を掛け合わせる第1
    の乗算手段、 この第1の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に
    記憶させる手段、 k=j+m−1によりkをあらかじめ計算し、上記第2
    の記憶手段に記憶されている内容に対し上記誤り位置多
    項式の次数の低い順にガロア体上の定数αk ,αk-2
    ・・・を掛け合わせる第2の乗算手段、 この第2の乗算手段の乗算結果を上記第2の記憶手段に
    記憶させる手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  4. 【請求項4】 GF(2n )上のリード・ソロモン符号
    の誤り訂正復号装置のチェンサーチ回路において、生成
    多項式が、 【数2】 *** で表されるとき、 誤り数値多項式の係数を初期値として記憶する第1の記
    憶手段、 誤り位置多項式の奇数次の係数を初期値として記憶する
    第2の記憶手段、 上記第2の記憶手段に記憶されている内容に対し、あら
    かじめ乗算器の構成が小さくなるように設定された定数
    iに対して、上記誤り位置多項式の次数の低い順にガロ
    ア体上の定数αi ,αi-2 ,・・・を掛け合わせる第2
    の乗算手段、 この第2の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に
    記憶させる手段、 k=i+m−1によりkをあらかじめ計算し、上記第1
    の記憶手段に記憶されている内容に対し上記誤り数値多
    項式の次数の低い順にガロア体上の定数αk ,αk-1
    ・・・を掛け合わせる第1の乗算手段、 この第1の乗算手段の乗算結果を上記第1の記憶手段に
    記憶させる手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  5. 【請求項5】 請求項第3項記載の誤り訂正復号装置に
    おいて、 第2の記憶手段と第2の乗算手段とをチェンサーチ回路
    の記憶手段及び乗算手段に共用することを特徴とする誤
    り訂正復号装置。
  6. 【請求項6】 所定段数の第1の積和演算セルの縦続で
    構成される第1の縦続積和演算手段であって、各第1の
    積和演算セルは、 被除多項式の係数を記憶するための第1の記憶手段61
    −iと、 除多項式の係数を記憶するための第2の記憶手段62−
    iと、 上記第1の記憶手段の内容と上記第1の記憶手段の内容
    とが入力され、この2入力のいずれかをガロア体上の加
    算手段65の1入力として出力する第2のセレクタ回路
    67と、 上記第2の記憶手段の内容と外部からの入力との間の乗
    算を行い、その乗算結果を上記加算手段の1入力として
    出力するガロア体上の乗算手段63と、 上記加算手段の出力を次段への2入力信号Ai+1 ,B
    i+1 として出力する手段と、 前段からの入力信号Ai と上記第2の記憶手段の内容と
    が入力され、いずれの入力の出力をも阻止するか、いず
    れかの入力を上記第1の記憶手段の入力として出力する
    第1のセレクタ回路66と、 前段からの入力信号Bi を上記第2の記憶手段に入力す
    る接続線とを有する第1の縦続積和演算手段、 この第1の縦続積和演算手段の最終段の第2の記憶手段
    62−(d−1)(dは設計距離)の内容を第1の記憶
    手段61−(d−1)の内容で除算し、その除算結果を
    一時保持して上記外部からの入力として出力するガロア
    体上の除算手段64、 剰余多項式の次数が設定される剰余次数カウンタ68、 上記被除多項式の次数と除多項式の次数との差が設定さ
    れる次数差カウンタ69、 上記記憶手段62−(d−1)の内容と上記次数差カウ
    ンタの内容とに従って上記第1の縦続積和演算手段の制
    御を行う判定手段70、 上記記憶手段61−(d−1)に論理「1」を、上記記
    憶手段62−(d−2)に論理「0」を、上記剰余次数
    カウンタに(d−2)の数値を、上記次数差カウンタに
    数値1をそれぞれ設定し、受信語から生成されたシンド
    ロ−ムSi をS0 ,S1 ・・・の順に記憶手段62−
    1,62−2,・・・に入力する初期値設定手段、 記憶手段62−(d−1)の内容が論理「0」であると
    きは、剰余次数カウンタの内容を1減少させ、次数差カ
    ウンタの内容を1増加させ、上記第2の記憶手段の内容
    を第2のセレクタ回路、加算手段を経て次段の第2の記
    憶手段に入力するシフト制御手段、 記憶手段62−(d−1)の内容が0でない場合、次数
    差カウンタの内容が0でなければ、次数差カウンタの内
    容を1減少させ、第1の記憶手段の内容と乗算手段63
    の出力を加算手段65により加算して次段の第1の記憶
    手段に入力する剰余演算手段、 記憶手段62−(d−1)の内容が0でない場合、次数
    差カウンタの内容が0であれば、次数差カウンタの内容
    を1にセットし、剰余次数カウンタの内容を1減少させ
    た後、加算手段65の出力を第2の記憶手段に入力し、
    第2の記憶手段の内容を第1のセレクタ回路を経て第1
    の記憶手段に入力する除数交換手段、 上記剰余次数カウンタの内容が所定の数値以下になるま
    で上記シフト制御手段、上記剰余演算手段、上記除数交
    換手段を繰り返すユークリッドアルゴリズム演算手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  7. 【請求項7】 請求項第6項記載のユークリッドアルゴ
    リズム演算手段、 前記第1の縦続積和演算手段と同様な演算手段の最終段
    に前記第1の積和演算セルを1段縦続して構成した第2
    の縦続積和演算手段、 前記ユークリッドアルゴリズム演算手段の除算手段の出
    力を上記第2の縦続積和演算手段の外部からの入力とし
    て接続し、前記ユークリッドアルゴリズム演算手段の、
    判定手段,剰余次数カウンタ,次数差カウンタの内容に
    より、上記第2の縦続積和演算手段における演算を前記
    ユークリッドアルゴリズム演算手段における演算と並列
    に制御する制御手段、 上記第2の縦続積和演算手段の初段の第2の記憶手段6
    2−1に論理「1」を設定し、他のすべての第2の記憶
    手段及び第1の記憶手段に論理「0」を設定する初期値
    設定手段を備え、 上記剰余次数カウンタの内容が所定の数値以下になるま
    でユークリッドアルゴリズム演算を繰り返し第2の記憶
    手段に記憶されている値を誤り位置多項式の係数とする
    ことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  8. 【請求項8】 所定段数の第2の積和演算セルの縦続で
    構成される第3の縦続積和演算手段であって、各第2の
    積和演算セルは、前記第1の積和演算セルにおける第2
    のセレクタ回路に第3の入力が追加され、この第3の入
    力としては次段の第2の記憶手段62−(i+1)の内
    容が入力される第3の縦続積和演算手段、 この第3の縦続積和演算手段の最終段の第2の記憶手段
    92−(d−1)の内容を第1の記憶手段91−(d−
    1)の内容で除算し、その除算結果を一時保持するガロ
    ア体上の除算手段64、 この除算手段と消失位置記憶手段80から読み出した消
    失情報とを切り換えて出力する第3のセレクタ回路8
    7、 上記第3の縦続積和演算手段と同様な演算手段の終段に
    上記第2の積和演算手段を1段縦続して構成した第4の
    縦続積和演算手段、 上記第3の縦続積和演算手段および上記第4の縦続積和
    演算手段の各第2の積和演算手段への外部からの入力と
    して上記第3のセレクタ回路の出力を接続する手段、 上記消失位置記憶装置から消失情報が読み出されたとき
    は、上記第3のセレクタ回路はこの消失情報を出力し、
    上記各第2の積和演算手段の第2のセレクタ回路は上記
    次段の第2の記憶手段の内容を出力する手段を備え、 誤りと消失の双方が訂正可能であることを特徴とする誤
    り訂正復号装置。
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