JP2854408B2 - 芝張り機 - Google Patents

芝張り機

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JP2854408B2
JP2854408B2 JP2269035A JP26903590A JP2854408B2 JP 2854408 B2 JP2854408 B2 JP 2854408B2 JP 2269035 A JP2269035 A JP 2269035A JP 26903590 A JP26903590 A JP 26903590A JP 2854408 B2 JP2854408 B2 JP 2854408B2
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chute
turf
cut grass
cut
sensor
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渡辺  誠
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Taisei Corp
Kubota Corp
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Taisei Corp
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、切り芝を地上に下降供給するシュートを走
行機体に備えた芝張り機に関する。
〔従来の技術〕
この種の芝張り機において、従来では、特公昭51−21
893号公報に示されたもののように、供給筒に溜められ
た切り芝を揺動する受板によってシュートに移送すると
共に、その受板を一定的に間欠揺動駆動することによっ
て、機体進行方向に切り芝を所定間隔の目地を形成して
敷設するようにしたものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら前記従来技術では、一定の目地を作るた
めに制御さる受板はシュート上端に位置しているので、
シュート上端から地面に供給されるに要する時間が機体
の走行振動や切り芝の根張り具合等の性状変化によって
影響され易く、所期した一定間隔の敷設状態が得にくい
であろうことが容易に推測できる。
本発明は、極力切り芝の敷設間隔を一定に保てるよう
にして切り芝敷設後の芝地外観を向上させる点に目的を
有するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的のために本発明は、冒頭に記載した芝張り機
において、シュートから下降移送されてくる前後傾斜状
態の切り芝を地面に沿う略水平状態に姿勢変更させるた
めのガイド具を、シュート下端から所定間隔下方に隔て
た状態で配設し、その間隔部位にシュートの切り芝移送
面よりも内方に寄った状態で押圧感知センサを設けるこ
とにより、シュートの下端部位に設けた搬送機構によっ
て該シュート下端からガイド具へ移送される切り芝の後
端部でセンサを押圧操作可能に構成すると共に、このセ
ンサの検知情報に基づいて搬送機構が作動するべく構成
してあることを特徴とする。
〔作 用〕
前記構成によると、イ シュート下端部位に切り芝を
地面に供給するための搬送機構を設けたことにより、こ
の搬送機構の作動から地面に敷設されるまでの下降距離
及びそれに要する時間ともに従来に比べて大幅に短縮さ
れると共に、ロ その搬送機構は、地面に敷設される直
前の切り芝の通過によって作動するセンサに基づいて作
動するものであるから、実際に敷設される状況に則した
切り芝供給状態となり、従来手段に比べて敷設間隔の一
定化がより促進される。
シュート下端から下降する切り芝は、ガイド具上に移
行することによってその根部側が外周がわとなる湾曲状
に変形されて略水平状に向き変更するようになる。そし
て、ハ シュート下端とガイド具とを離間させて空間を
設けたので、切り芝後端がシュート下端から外れると直
ちにその弾性によって湾曲変形状態から平面状態に戻ろ
うとするので、該後端部がシュートの切り芝移送面より
も内方へ配置されたセンサを押圧接当作用できると共
に、ニ そのセンサが下降移動する切り芝に接触して移
送抵抗を生じることがない。
〔発明の効果〕
従って、ニ の作用により搬送機構通過後の切り芝に
外乱を与えることなく、かつ、ハ の作用により確実に
作動するようにセンサを配置し得、そのことに基づくロ
の作用、及びイ の作用によって従来に比べて切り芝
の敷接間隔の一定化精度が著しく向上し、よって、敷設
後の芝地外観がより一層良好となる芝張り機を提供でき
た。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、原動部(1)、運転部(2)を
有した機体(3)に、運転部(2)の後側となる状態で
芝貯留装置(4)、芝乗せ台(5)を配設すると共に、
機体横方向に並ぶ4列の芝供給シュート(6)を有した
供給装置(A)を機体(3)の後部に付設して、4列同
時に芝張りが行えるように、かつ、操向前輪(7)と駆
動後輪(8)とで走行可能にして芝張り機が構成されて
いる。
前記貯留装置(4)は10段重ねて一束とした切り芝
(9)‥を前後2列で多数載せた受台(10)をフレーム
枠(11)内に積層してあると共に、油圧シリンダ(12)
及びその伸縮ロッドに取付けた滑車(13)、ワイヤー
(14)か昇降機構(15)を構成してある。つまり、ワイ
ヤー(14)の一端を機体フレーム(16)に連結し、他端
を受台(10)に連結してあり、上段の切り芝(9)群に
接当して油圧シリンダ(12)の伸長動を自動停止させる
スイッチ(17)をフレーム枠(11)に設けてある。
この芝張り機では、操縦者の他に、芝乗せ台(5)の
左右両横位置に立って貯留切り芝(9)を供給装置
(A)へ順次供給するための作業者が2名搭乗してお
り、その作業者がフレーム枠(11)から上段の切り芝
(9)束を取り出すと昇降機構(15)を作動させて受台
(10)を上昇させ、前記スイッチ(17)の高さまで最上
段の切り芝束が達すると自動停止する。取り出された切
り芝(9)は、2名の作業者の手作業によってシュート
(6)上端の供給ガイド(18)を有した受入れ口(19)
に順次落とし込み供給する。
次に、供給装置(A)について説明する。
第1図乃至第3図に示すように、シュート(6)及び
そのシュート(6)下端部位に設けた搬送機構(B)、
整地機構(C)等をロアアーム(20a)とアッパーアー
ム(20b)とから成るパンタグラフ式のリンク機構(2
0)と油圧シリンダ(21)によって昇降可能に機体
(3)に連結して供給装置(A)を構成してある。搬送
機構(B)は回転体(22)と電動モータ(23)から成
り、シュート側壁(6a)により、横軸心(P1)で回転体
(22)をモータ(23)で駆動回転可能に支持してある。
回転体(22)はその外周に多数の突起(22a)‥を設け
た円筒形状であり、シュートの芝移送面(6b)上の切り
芝(9)に該突起(22a)が食い込み作用する状態に近
接して配置すると共に、電動モータ(23)への通電を入
切りすることによる回転体(22)の矢印(イ)方向への
駆動回転で切り芝(9)をガイド具(24)へ向けて強制
移送すると共に、その回転停止によって切り芝(9)を
シュート(6)下端位置で係止維持するのである。
前記ガイド具(24)は、シュート(6)から下降移送
されてくる後下り傾斜状態の切り芝(9)を、地面に沿
う略水平状態に姿勢変更させるためのものであり、シュ
ート(6)下端から所定間隔下方に隔てた状態でシュー
ト側壁(6a)の延長部に、横軸心(P2)回りでの傾斜角
度の調節が可能に支持されている。また、このガイド具
(24)の上方に、ガイド具(24)上を通過する切り芝
(9)に上方から接触して連れ回りするセンサホイール
(25)をアーム(26)で揺動支持してあり、このセンサ
ホイール(25)の回転数を検出することで地面に到達直
前における切り芝(9)の繰り出し速度を計測可能な速
度検出機構(D)を構成してある。
第4図乃至第7図に示すように、シュート(6)下端
とガイド具(24)の間には、押圧感知センサであるマイ
クロスイッチ(27)を、その操作部(27a)を押圧接当
する横軸心(P4)で揺動自在な舌片(28)がシュート
(6)の芝移送面(6b)よりも内方(下方)に若干寄っ
た状態で配設してある。つまり、シュート(6)下端か
らガイド具(24)へ湾曲変形して移送される切り芝
(9)の後端部が、シュート(6)から外れたときの湾
曲状態から平面状態に戻ろうとする挙動によって、切り
芝(9)後端が舌片(28)を押してマイクロスイッチ
(27)を作動するのである。マイクロスイッチ(27)の
作動点、舌片(28)の設定位置、及び舌片(28)を上方
へ付勢するバネ(38)の付設力の夫々を、シュート
(6)に固定の取付部材(29)に螺着した4個のボルト
(30)によってその設定位置の微調節が可能である。
第2図に示すように、後輪(8)のシュート(6)下
端との前後方向間に、前後輪(7),(8)の通過跡に
作用する耕耘用のツース(31)と、このツース(31)の
直後に配設した鎮圧ローラ(32)とによって整地機構
(C)を構成してある。
ツース(31)は前側に2本、後側に2本の計4本備え
られ、これらツース(31)を固定した前向きアーム(3
3)を、その後端部をシュート(6)下部に横軸心
(P3)で枢支すると共に、その前側部においては摺動ロ
ッド(34)と巻きバネ(35)等から成る緩衝器(36)を
介して連結することにより、揺動上昇可能としながら下
向きに付勢された状態でシュート(6)に取付けられて
いる。
鎮圧ローラ(32)は、アーム(37)を介してシュート
(6)下端に連結され、自重による揺動下降付勢によっ
てツース(31)による耕耘地面が周囲の地面と同一高さ
レベルの状態となるように鎮圧作用する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る芝張り機の実施例を示し、第1図は
供給装置下端部の一部切欠き拡大側面図、第2図は全体
側面図、第3図は切り芝の敷接状態を示す平面図、第4
図はセンサ支持部の構造を示す要部の平面図、第5図は
第4図のV−V線断面図、第6図は第4図のVI−VI線断
面図、第7図は第4図のVII−VII線断面図である。 (3)……機体、(6)……シュート、(9)……切り
芝、(24)……ガイド具、(27)……センサ、(6b)…
…移送面、(B)……移送機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切り芝(9)を地上に下降供給するシュー
    ト(6)を走行機体(3)に備えた芝張り機であって、
    前記シュート(6)から下降移送されてくる前後傾斜状
    態の切り芝(9)を地面に沿う略水平状態に姿勢変更さ
    せるためのガイド具(24)を、前記シュート(6)下端
    から所定間隔下方に隔てた状態で配設し、その間隔部位
    に前記シュート(6)の切り芝移送面(6b)よりも内方
    に寄った状態で押圧感知センサ(27)を設けることによ
    り、前記シュート(6)の下端部位に設けた搬送機構
    (B)によって該シュート(6)下端から前記ガイド具
    (24)へ移送される切り芝(9)の後端部で前記センサ
    (27)を押圧操作可能に構成すると共に、このセンサ
    (27)の検知情報に基づいて前記搬送機構(B)が作動
    するべく構成してある芝張り機。
JP2269035A 1990-10-05 1990-10-05 芝張り機 Expired - Lifetime JP2854408B2 (ja)

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JPH04144604A JPH04144604A (ja) 1992-05-19
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