JP2854315B2 - 建築用パネル - Google Patents
建築用パネルInfo
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- JP2854315B2 JP2854315B2 JP7769889A JP7769889A JP2854315B2 JP 2854315 B2 JP2854315 B2 JP 2854315B2 JP 7769889 A JP7769889 A JP 7769889A JP 7769889 A JP7769889 A JP 7769889A JP 2854315 B2 JP2854315 B2 JP 2854315B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建築、構築物の外壁、内壁を構成するのに有
用な建築用パネル(以下、単にパネルという)に関する
ものである。
用な建築用パネル(以下、単にパネルという)に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、この種パネルとしては実開昭63−96141号公
報、実開昭63−96143号公報、実開昭63−96144号公
報等が知られている。
報、実開昭63−96143号公報、実開昭63−96144号公
報等が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この種パネルでは躯体に固定するボル
ト、取付具等は外部に露出しないものの、防水性、気密
性に劣り、特に、においては取付具による固定であ
るため、耐風圧性、取付強度等の外力に対して弱くなっ
てしまう欠点があった。さらに、この種パネルは、躯体
に固定する際、表面側が決まっており、一種類の外観の
壁体しか形成できなかった。
ト、取付具等は外部に露出しないものの、防水性、気密
性に劣り、特に、においては取付具による固定であ
るため、耐風圧性、取付強度等の外力に対して弱くなっ
てしまう欠点があった。さらに、この種パネルは、躯体
に固定する際、表面側が決まっており、一種類の外観の
壁体しか形成できなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような欠点を除去するために、長尺状板
材の外皮材間に芯材を充填した建築用パネルにおいて、
前記外皮材のそれぞれに雄型連結部と雌型連結部を設
け、かつ、一方の外皮材の雄型連結部側に他方の外皮材
の雌型連結部側がくるように芯材と積層一体化すること
により、防水性、気密性、耐風圧性、取付強度を向上す
ると共に、2つの外皮材のどちらをも壁材の表面材とし
て使用可能なようにし、2種類以上の外観を形成できる
ようにしたパネルを提供するものである。
材の外皮材間に芯材を充填した建築用パネルにおいて、
前記外皮材のそれぞれに雄型連結部と雌型連結部を設
け、かつ、一方の外皮材の雄型連結部側に他方の外皮材
の雌型連結部側がくるように芯材と積層一体化すること
により、防水性、気密性、耐風圧性、取付強度を向上す
ると共に、2つの外皮材のどちらをも壁材の表面材とし
て使用可能なようにし、2種類以上の外観を形成できる
ようにしたパネルを提供するものである。
[実施例] 以下に、図面を用いて本発明に係るパネルについて詳
細に説明する。第1図は上記パネルAの代表例であり、
外皮材1、15、芯材16からなるサンドイッチ構造のパネ
ルAである。外皮材1、15は金属薄板材、合成樹脂材、
あるいは陶材等よりなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレ
ス、アルミ・亜鉛メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼
板、フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ
鋼板等の一種をロール成形、押出成形、プレス成形等に
よって形成したものである。さらに詳説すると、外皮材
1、15は第2図(a)、(b)に示すように、横長の化
粧面部2と、雄型連結部6、雌型連結部10とから樋状部
1aを形成したものである。すなわち雄型連結部6は、化
粧面部2の長手方向の一端縁を内方に任意角度で屈曲し
た側壁3と、側壁3を外側方に突出させた上縁7と、上
縁7の先端を外皮材1、15の内方に屈曲した補強片8
と、上縁7の途中を凹状に窪ませた固定溝9とからなる
ものである。この固定溝9は、第3図(a)、(b)に
示すように、パネルAを躯体αに固定する際に固定具β
を介して固定するところであり、固定具βの釘頭の高
さ、および幅よりも大きく形成し、固定具βが上縁7よ
りも突出しないようにするためのものである。また固定
溝9はパネルAを係合した際に、固定溝9に固定具βの
釘頭が収納されるため、後述する雌型連結部10の嵌合溝
13の上面11が雄型連結部6の上縁7と接触するような大
きさに嵌合溝13を形成することができ、この場合も連結
部内に空隙を形成して毛細管現象を防止することがで
き、防水性の強化を図れるものである。また、補強片8
は外皮材1、15の雄型連結部6側の補強と、外皮材1、
15の端部による負傷を防止するためのものである。雌型
連結部10は化粧面部2の雄型連結部6と反対側に形成す
るものであり、パネルAを係合した際の目地部の意匠性
のために必要によって設けた側壁4と、側壁4の下端縁
から内側方に断面略コ字状に形成した嵌合溝13と、嵌合
溝13の下面12先端を内方に屈曲した補強片14とからなる
ものである。この嵌合溝13の深さ、すなわち嵌合溝13の
上面11の長さL1は雄型連結部6の補強片8から固定溝9
までの長さL2よりも大きいものであり、かつ、上縁7の
長さL3以下の長さである。このことにより、パネルAを
係合した際に固定具βが外部に露出せず、防水性の面、
および意匠性の面での効果を発揮するものである。ま
た、L1とL3の関係により、パネルAを係合した際に、連
結部に上縁7の一部を目地下地とした目地部を形成した
り、糸目地状にしたりすることができることとなる。こ
れら外皮材1、15は後述する芯材16によって一体化され
るが、この際、外皮材1の雄型連結部6側に外皮材15の
雌型連結部10がくるように一体化するものである。すな
わち、外皮材1の雄型連結部6と外皮材15の雌型連結部
10と芯材16とから雄実部17、外皮材1の雌型連結部10と
外皮材15の雌型連結部6から雄実部18を形成するように
一体化するものである。このため、パネルAは、両側端
に固定溝9が存在することになり、外皮材1を表面とし
て壁体を形成したり、外皮材15を表面として壁体を形成
することができるようになる。なお、第3図(b)に示
した外皮材15の化粧面部2に形成した段差2b、2cは、外
皮材15を表面として施工した際の意匠性を向上するため
のものであり、このように外皮材1と外皮材15の化粧面
部2を異なるように形成すると、1種類のパネルAで2
種類の外観の壁体を形成できることとなる。芯材16は断
熱材、防水材、防音材、緩衝材、防火材等として機能す
るものであり、例えばポリイソシアヌレートフォーム、
フェノールフォーム、ポリウレアフォーム、ポリイミド
フォーム等の合成樹脂発泡体、およびこれら合成樹脂発
泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩等)、難燃助
剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン等)、骨材
(パーライト、ガラスビーズ等)、繊維状物(長、短繊
維)等を混入したもの、パーライトの周囲にフェノール
フォーム粉末をコーティングし、これを加温、加圧して
発泡させたもの、石膏ボード、石綿ボード、グラスウー
ルボード、ALC、インシュレーションボード、木片チッ
プボード、グラスウール等で、単一素材、あるいは複数
の素材を組み合わせて形成するものである。また、外皮
材1、15同士は雄型連結部6を雌型連結部10にして積層
し、さらに外皮材1、10同士が接触しないようにし、パ
ネルAが火炎等により加熱されても、熱が裏面側に外皮
材1、15を直接伝わらないようにし、耐火性、断熱性の
向上を図るものである。
細に説明する。第1図は上記パネルAの代表例であり、
外皮材1、15、芯材16からなるサンドイッチ構造のパネ
ルAである。外皮材1、15は金属薄板材、合成樹脂材、
あるいは陶材等よりなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレ
ス、アルミ・亜鉛メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼
板、フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ
鋼板等の一種をロール成形、押出成形、プレス成形等に
よって形成したものである。さらに詳説すると、外皮材
1、15は第2図(a)、(b)に示すように、横長の化
粧面部2と、雄型連結部6、雌型連結部10とから樋状部
1aを形成したものである。すなわち雄型連結部6は、化
粧面部2の長手方向の一端縁を内方に任意角度で屈曲し
た側壁3と、側壁3を外側方に突出させた上縁7と、上
縁7の先端を外皮材1、15の内方に屈曲した補強片8
と、上縁7の途中を凹状に窪ませた固定溝9とからなる
ものである。この固定溝9は、第3図(a)、(b)に
示すように、パネルAを躯体αに固定する際に固定具β
を介して固定するところであり、固定具βの釘頭の高
さ、および幅よりも大きく形成し、固定具βが上縁7よ
りも突出しないようにするためのものである。また固定
溝9はパネルAを係合した際に、固定溝9に固定具βの
釘頭が収納されるため、後述する雌型連結部10の嵌合溝
13の上面11が雄型連結部6の上縁7と接触するような大
きさに嵌合溝13を形成することができ、この場合も連結
部内に空隙を形成して毛細管現象を防止することがで
き、防水性の強化を図れるものである。また、補強片8
は外皮材1、15の雄型連結部6側の補強と、外皮材1、
15の端部による負傷を防止するためのものである。雌型
連結部10は化粧面部2の雄型連結部6と反対側に形成す
るものであり、パネルAを係合した際の目地部の意匠性
のために必要によって設けた側壁4と、側壁4の下端縁
から内側方に断面略コ字状に形成した嵌合溝13と、嵌合
溝13の下面12先端を内方に屈曲した補強片14とからなる
ものである。この嵌合溝13の深さ、すなわち嵌合溝13の
上面11の長さL1は雄型連結部6の補強片8から固定溝9
までの長さL2よりも大きいものであり、かつ、上縁7の
長さL3以下の長さである。このことにより、パネルAを
係合した際に固定具βが外部に露出せず、防水性の面、
および意匠性の面での効果を発揮するものである。ま
た、L1とL3の関係により、パネルAを係合した際に、連
結部に上縁7の一部を目地下地とした目地部を形成した
り、糸目地状にしたりすることができることとなる。こ
れら外皮材1、15は後述する芯材16によって一体化され
るが、この際、外皮材1の雄型連結部6側に外皮材15の
雌型連結部10がくるように一体化するものである。すな
わち、外皮材1の雄型連結部6と外皮材15の雌型連結部
10と芯材16とから雄実部17、外皮材1の雌型連結部10と
外皮材15の雌型連結部6から雄実部18を形成するように
一体化するものである。このため、パネルAは、両側端
に固定溝9が存在することになり、外皮材1を表面とし
て壁体を形成したり、外皮材15を表面として壁体を形成
することができるようになる。なお、第3図(b)に示
した外皮材15の化粧面部2に形成した段差2b、2cは、外
皮材15を表面として施工した際の意匠性を向上するため
のものであり、このように外皮材1と外皮材15の化粧面
部2を異なるように形成すると、1種類のパネルAで2
種類の外観の壁体を形成できることとなる。芯材16は断
熱材、防水材、防音材、緩衝材、防火材等として機能す
るものであり、例えばポリイソシアヌレートフォーム、
フェノールフォーム、ポリウレアフォーム、ポリイミド
フォーム等の合成樹脂発泡体、およびこれら合成樹脂発
泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩等)、難燃助
剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン等)、骨材
(パーライト、ガラスビーズ等)、繊維状物(長、短繊
維)等を混入したもの、パーライトの周囲にフェノール
フォーム粉末をコーティングし、これを加温、加圧して
発泡させたもの、石膏ボード、石綿ボード、グラスウー
ルボード、ALC、インシュレーションボード、木片チッ
プボード、グラスウール等で、単一素材、あるいは複数
の素材を組み合わせて形成するものである。また、外皮
材1、15同士は雄型連結部6を雌型連結部10にして積層
し、さらに外皮材1、10同士が接触しないようにし、パ
ネルAが火炎等により加熱されても、熱が裏面側に外皮
材1、15を直接伝わらないようにし、耐火性、断熱性の
向上を図るものである。
次に施工例について簡単に説明する。いま第1図に示
すようなパネルAを用いて第3図(a)に示すように施
工すると仮定する。なお、パネルAとしては、外皮材
1、15に0.5mm厚のカラー鋼板を用い、芯材16としては
フェノールフォーム原料にパーライト粒を混入した原料
を吐出し、反応、発泡させ、次にキュアして一体化した
ものである。そこで主柱、間柱、防水シート等からなる
躯体(図では防水シートを使用しない場合の躯体を示
す)αに第n番目のパネルAlの固定溝9をボルト等の固
定具βを介して固定する。次にn+1段目のパネルA2の
雄実部18を、パネルAlの嵌合溝13に挿入し、第3図
(a)に示すような目地部を形成するものである。この
ような工程を繰り返すことにより、壁体を形成するもの
である。また(b)図は(a)図と表面側を反対にして
施工した例であり、外皮材15が表面にくるようにした例
である。なお、外皮材1、15の側壁3、4の高さ、所謂
上縁7から化粧面部2までの高さと側壁4の下端から化
粧面部2までの高さ、雄実部17、18の厚さ、外皮材1、
15の嵌合溝13の開口高さ等が略同一である場合はパネル
Alに対してパネルA2は表面側を外皮材1、15のどちらに
も連結が可能となり、壁体の外観を変化させることが可
能となる。
すようなパネルAを用いて第3図(a)に示すように施
工すると仮定する。なお、パネルAとしては、外皮材
1、15に0.5mm厚のカラー鋼板を用い、芯材16としては
フェノールフォーム原料にパーライト粒を混入した原料
を吐出し、反応、発泡させ、次にキュアして一体化した
ものである。そこで主柱、間柱、防水シート等からなる
躯体(図では防水シートを使用しない場合の躯体を示
す)αに第n番目のパネルAlの固定溝9をボルト等の固
定具βを介して固定する。次にn+1段目のパネルA2の
雄実部18を、パネルAlの嵌合溝13に挿入し、第3図
(a)に示すような目地部を形成するものである。この
ような工程を繰り返すことにより、壁体を形成するもの
である。また(b)図は(a)図と表面側を反対にして
施工した例であり、外皮材15が表面にくるようにした例
である。なお、外皮材1、15の側壁3、4の高さ、所謂
上縁7から化粧面部2までの高さと側壁4の下端から化
粧面部2までの高さ、雄実部17、18の厚さ、外皮材1、
15の嵌合溝13の開口高さ等が略同一である場合はパネル
Alに対してパネルA2は表面側を外皮材1、15のどちらに
も連結が可能となり、壁体の外観を変化させることが可
能となる。
[その他の実施例] 以上説明したのは本発明に係るパネルAの一実施例に
すぎず、第4図(a)〜(l)、第5図(a)〜(f)
に示すように形成することができる。すなわち、第4図
(a)〜(l)は外皮材1、15の形状の変形例である。
また第5図(a)は嵌合溝13の最奥部に防水性、気密性
の強化のために、バッキング材、コーキング材等19を形
成したパネルA、(b)図は芯材16が合成樹脂発泡体の
ように、原料で吐出した際に外皮材1、15間より液洩れ
しないようにシート状物20で被覆したパネルA、(c)
図は上記バッキング材、コーキング材等19、シート状物
20を形成したパネルA、(d)図は外皮材1、15が接触
しないようにするための嵩上げ材、耐火材(無機材)、
液洩れ防止用として機能するバックアップ材21を形成し
たパネルA、(e)図は外皮材1、15の間隔、所謂厚さ
を決定するための嵩上げ材22(短尺材、あるいは長尺
材)を形成したパネルA、(f)図は芯材16中にパーラ
イト粒等の骨材23を充填し、耐火性を向上したパネルA
である。勿論、第4図(a)〜(l)、第5図(a)〜
(f)を各々組み合わせたパネルAとすることもでき
る。
すぎず、第4図(a)〜(l)、第5図(a)〜(f)
に示すように形成することができる。すなわち、第4図
(a)〜(l)は外皮材1、15の形状の変形例である。
また第5図(a)は嵌合溝13の最奥部に防水性、気密性
の強化のために、バッキング材、コーキング材等19を形
成したパネルA、(b)図は芯材16が合成樹脂発泡体の
ように、原料で吐出した際に外皮材1、15間より液洩れ
しないようにシート状物20で被覆したパネルA、(c)
図は上記バッキング材、コーキング材等19、シート状物
20を形成したパネルA、(d)図は外皮材1、15が接触
しないようにするための嵩上げ材、耐火材(無機材)、
液洩れ防止用として機能するバックアップ材21を形成し
たパネルA、(e)図は外皮材1、15の間隔、所謂厚さ
を決定するための嵩上げ材22(短尺材、あるいは長尺
材)を形成したパネルA、(f)図は芯材16中にパーラ
イト粒等の骨材23を充填し、耐火性を向上したパネルA
である。勿論、第4図(a)〜(l)、第5図(a)〜
(f)を各々組み合わせたパネルAとすることもでき
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るパネルによれば、
釘、ボルト等を外部へ露出させることなく、大型のパネ
ルを躯体に確実に固定できる。上縁の途中を長手方向
に沿って凹状に窪ませた固定溝を形成し、ここを躯体に
固定具で固定するため、固定具の頭部は固定溝に収納さ
れ、防水性、気密性、施工性を向上することができる。
上面の長さを補強片から固定溝までより長く形成した
ため、固定具が外部に露出することがない。外皮材ど
ちらをも表面側として施工できるようにしたため、一種
類のパネルで外観の異なる壁体を形成することができ
る。防水性、気密性、耐震性、断熱性、耐火性、防音
性、施工性を向上したパネルとなる。
釘、ボルト等を外部へ露出させることなく、大型のパネ
ルを躯体に確実に固定できる。上縁の途中を長手方向
に沿って凹状に窪ませた固定溝を形成し、ここを躯体に
固定具で固定するため、固定具の頭部は固定溝に収納さ
れ、防水性、気密性、施工性を向上することができる。
上面の長さを補強片から固定溝までより長く形成した
ため、固定具が外部に露出することがない。外皮材ど
ちらをも表面側として施工できるようにしたため、一種
類のパネルで外観の異なる壁体を形成することができ
る。防水性、気密性、耐震性、断熱性、耐火性、防音
性、施工性を向上したパネルとなる。
第1図は本発明に係る建築用パネルの一実施例を示す一
部切り欠き斜視図、第2図(a)、(b)は外皮材の一
例を示す説明図、第3図(a)、(b)は本発明に係る
建築用パネルの施工状態を示す一部切り欠き断面図、第
4図(a)〜(l)、第5図(a)〜(f)はその他の
実施例を示す説明図である。1 、15……外皮材、13……嵌合溝、16……芯材、17、18
……雄実部。
部切り欠き斜視図、第2図(a)、(b)は外皮材の一
例を示す説明図、第3図(a)、(b)は本発明に係る
建築用パネルの施工状態を示す一部切り欠き断面図、第
4図(a)〜(l)、第5図(a)〜(f)はその他の
実施例を示す説明図である。1 、15……外皮材、13……嵌合溝、16……芯材、17、18
……雄実部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 七字 ひろみ (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 13/12 101
Claims (1)
- 【請求項1】長尺状板材の外皮材間に芯材を充填した建
築用パネルにおいて、前記外皮材は横長の化粧面部と、
該化粧面部の長手方向の一側縁を内方に屈曲した側壁
と、該側壁を外側方へ突出した上縁と、該上縁の先端を
内方に略コ字状に屈曲した補強片と、前記上縁の途中を
長手方向に沿って凹状に窪ませた固定溝とから形成した
雄型連結部と、化粧面部の他側縁を内方に屈曲した側壁
と、該側壁の下端縁を内側方に屈曲すると共に、前記上
縁の先端から固定溝の側壁側の端縁までの長さ以上に形
成した上面と、該上面の先端を外側方にコ字状に屈曲し
た下面と、前記上面と下面よりなる断面略コ字状の嵌合
溝を形成した雌型連結部とからなり、一方の外皮材の雄
型連結部側に他方の外皮材の雌型連結部側がくるように
前記外皮材同士を芯材により一体化したことを特徴とす
る建築用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769889A JP2854315B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769889A JP2854315B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築用パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02256764A JPH02256764A (ja) | 1990-10-17 |
JP2854315B2 true JP2854315B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13641115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7769889A Expired - Fee Related JP2854315B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 建築用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854315B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0475033U (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-30 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP7769889A patent/JP2854315B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02256764A (ja) | 1990-10-17 |
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