JP2854087B2 - 容器収納型燃料電池の配管装置 - Google Patents
容器収納型燃料電池の配管装置Info
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- JP2854087B2 JP2854087B2 JP2122339A JP12233990A JP2854087B2 JP 2854087 B2 JP2854087 B2 JP 2854087B2 JP 2122339 A JP2122339 A JP 2122339A JP 12233990 A JP12233990 A JP 12233990A JP 2854087 B2 JP2854087 B2 JP 2854087B2
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- pipe
- fuel cell
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【発明の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本発明は容器収納型燃料電池の配管装置に関するもの
である。
である。
（ロ） 従来の技術 従来燃料電池の反応ガス給排用配管（イ）を電池収納
容器（ロ）から取り出す構成は、第３図に示すように容
器の貫通孔に配管を溶接（ハ）していた。尚図中（ニ）
は配管（イ）からの放熱を防止する筒状断熱材である。
容器（ロ）から取り出す構成は、第３図に示すように容
器の貫通孔に配管を溶接（ハ）していた。尚図中（ニ）
は配管（イ）からの放熱を防止する筒状断熱材である。
しかし溶融炭酸塩型や固体電解質型のような高温作動
電池では、配管（イ）を流れるガス温度が高いため溶接
部より容器（ロ）に熱が伝わり熱損失の原因となって電
池総合効率を低下させると共に容器の表面温度が上昇す
るなどの問題があった。
電池では、配管（イ）を流れるガス温度が高いため溶接
部より容器（ロ）に熱が伝わり熱損失の原因となって電
池総合効率を低下させると共に容器の表面温度が上昇す
るなどの問題があった。
（ハ） 発明が解決しようとする課題 本発明は高温ガスが流れる配管から電池収納容器への
熱伝導を抑制し、前記問題点を解消するものである。
熱伝導を抑制し、前記問題点を解消するものである。
（ニ） 課題を解決するための手段 本発明は燃料電池を収納した密閉容器に反応ガス給排
用配管を取付けるに際し、前記配管が断熱材を充填した
円筒管に同心的に嵌挿され、前記円筒管の一端内鍔と前
記配管に溶接したフランジとの間に断熱パッキングを介
して一体に結合すると共に円筒管の他端近傍に溶接した
フランジ部を前記容器外壁に気密的に固定したものであ
る。
用配管を取付けるに際し、前記配管が断熱材を充填した
円筒管に同心的に嵌挿され、前記円筒管の一端内鍔と前
記配管に溶接したフランジとの間に断熱パッキングを介
して一体に結合すると共に円筒管の他端近傍に溶接した
フランジ部を前記容器外壁に気密的に固定したものであ
る。
（ホ） 作用 本発明では反応ガス給排用配管は、断熱材を内蔵した
円筒管を介して電池収納容器に取付けられて直接容器に
接触することがないので、配管内を流れる高温ガスから
容器への熱伝導が著しく抑制され、容器表面温度の上昇
を防止し、熱損失を低下させることが可能となる。
円筒管を介して電池収納容器に取付けられて直接容器に
接触することがないので、配管内を流れる高温ガスから
容器への熱伝導が著しく抑制され、容器表面温度の上昇
を防止し、熱損失を低下させることが可能となる。
（ヘ） 実施例 本発明の実施例を溶融炭酸塩型燃料電池について説明
する。第１図は本発明装置を備える容器収納式燃料電池
の縦断側面図、第２図は同上要部断面図である。
する。第１図は本発明装置を備える容器収納式燃料電池
の縦断側面図、第２図は同上要部断面図である。
電池本体（１）はセル積重体の各周面に燃料ガス用給
排マニホルド（２）（２）及び酸化剤ガス用給排マニホ
ルド（見えない）が取付けられ、そのまわりを断熱材ブ
ロック（３）で包まれている。この断熱材（３）で包ま
れた電池本体（１）は、上下端板（４）を介して当接す
る上下締付板（５）とこれらを連結する締付ロッド
（６）で締付けられる。
排マニホルド（２）（２）及び酸化剤ガス用給排マニホ
ルド（見えない）が取付けられ、そのまわりを断熱材ブ
ロック（３）で包まれている。この断熱材（３）で包ま
れた電池本体（１）は、上下端板（４）を介して当接す
る上下締付板（５）とこれらを連結する締付ロッド
（６）で締付けられる。
電池の収納容器（７）は、加圧式電池の場合耐圧容器
であるが常圧式電池の場合内部が常圧よりやや高いN2ガ
ス雰囲気として安全性を高める容器であり、本実施例は
後者の容器を用いた。この容器（７）は、電池本体
（１）を下方締付板（５）に植設した複数本の支柱
（８）を介して支持している基台（71）と、断熱材ブロ
ック（３）を断熱空間（Ｓ）を存して覆うカバー（72）
とからなり、カバーの下端鍔を基台（71）に気密的に固
定して密閉容器を構成している。
であるが常圧式電池の場合内部が常圧よりやや高いN2ガ
ス雰囲気として安全性を高める容器であり、本実施例は
後者の容器を用いた。この容器（７）は、電池本体
（１）を下方締付板（５）に植設した複数本の支柱
（８）を介して支持している基台（71）と、断熱材ブロ
ック（３）を断熱空間（Ｓ）を存して覆うカバー（72）
とからなり、カバーの下端鍔を基台（71）に気密的に固
定して密閉容器を構成している。
各マニホルド（２）への配管（９）は断熱ブロック
（３）を貫通し容器（７）外に引出される。第１図では
基台（71）より引出されているが、カバー（72）より引
出すこともできる。第１図の前記引出し部分の詳細が第
２図に示されている。即ち配管（９）の引出し部分は断
熱材（10）が充填された円筒管（11）に同心的に嵌挿さ
れ、この円筒管（11）の容器外壁よりはなれた一端内鍔
（12）と配管（９）に溶接したフランジ（13）との間に
断熱パッキング（14）を介挿しネジ（15）により一体に
結合される。
（３）を貫通し容器（７）外に引出される。第１図では
基台（71）より引出されているが、カバー（72）より引
出すこともできる。第１図の前記引出し部分の詳細が第
２図に示されている。即ち配管（９）の引出し部分は断
熱材（10）が充填された円筒管（11）に同心的に嵌挿さ
れ、この円筒管（11）の容器外壁よりはなれた一端内鍔
（12）と配管（９）に溶接したフランジ（13）との間に
断熱パッキング（14）を介挿しネジ（15）により一体に
結合される。
一方基台（71）の透孔（16）に遊合された円筒管（1
1）の他端近傍にフランジ部（17）を溶接し、このフラ
ンジ部（17）が容器（基台）外壁にネジ（18）で固定さ
れる。この場合気密性を保つため０リング（19）を設け
る。容器（７）内外の配管（９）は筒状断熱材（20）
（21）により被覆されている。
1）の他端近傍にフランジ部（17）を溶接し、このフラ
ンジ部（17）が容器（基台）外壁にネジ（18）で固定さ
れる。この場合気密性を保つため０リング（19）を設け
る。容器（７）内外の配管（９）は筒状断熱材（20）
（21）により被覆されている。
電池に供給される燃料ガス及び酸化剤ガスの温度は、
約600℃、電池から排出される同上各ガスの温度は約650
℃であり、このような高温ガスの流れる給排用配管
（９）が容器（７）を貫通する部分から、高温ガスの熱
が容器に伝わって熱損失を生じると共に容器が温度上昇
する。
約600℃、電池から排出される同上各ガスの温度は約650
℃であり、このような高温ガスの流れる給排用配管
（９）が容器（７）を貫通する部分から、高温ガスの熱
が容器に伝わって熱損失を生じると共に容器が温度上昇
する。
しかし本発明では配管（９）が前述のように円筒管
（11）を介して間接的に取付けられ、しかも伝熱経路が
長くなっているので、容器（７）への熱伝導を著しく低
減し、熱損失による熱効率低下及び容器の温度上昇を防
止することができる。容器（７）に配管（９）を直接溶
接した場合容器の温度は部分的に280℃まで上昇した
が、本発明の場合80℃であった。
（11）を介して間接的に取付けられ、しかも伝熱経路が
長くなっているので、容器（７）への熱伝導を著しく低
減し、熱損失による熱効率低下及び容器の温度上昇を防
止することができる。容器（７）に配管（９）を直接溶
接した場合容器の温度は部分的に280℃まで上昇した
が、本発明の場合80℃であった。
尚、容器（７）内をN2ガス雰囲気に保つため、N2ガス
が容器下方入口（22）より上方出口（22′）に流通す
る。
が容器下方入口（22）より上方出口（22′）に流通す
る。
（ト） 発明の効果 上述の如く本発明によれば、反応ガス給排用配管は、
断熱材を充填した円筒管を介して電池収納容器に取付け
られ直接容器に接触することがないので、配管内を流れ
る高温反応ガスから容器への熱伝導が著しく抑制され、
容器温度の上昇を防止して安全性を高めると共に、熱損
失を低下して電池の効率を改善することができる。
断熱材を充填した円筒管を介して電池収納容器に取付け
られ直接容器に接触することがないので、配管内を流れ
る高温反応ガスから容器への熱伝導が著しく抑制され、
容器温度の上昇を防止して安全性を高めると共に、熱損
失を低下して電池の効率を改善することができる。
第１図は本発明配管装置を備える燃料電池の縦断面図、
第２図は同上装置の要部拡大断面図、第３図は従来の配
管装置の要部断面図である。 1:電池本体、2:マニホルド、3:断熱材ブロック、7:電池
収納容器、71:基台、72:カバー、9:反応ガス給排用配
管、10:断熱材、11:円筒管、12:内鍔、13:フランジ、1
4:断熱パッキング、17:フランジ部、19:0リング、20、2
1:筒状断熱材、S:断熱空間。
第２図は同上装置の要部拡大断面図、第３図は従来の配
管装置の要部断面図である。 1:電池本体、2:マニホルド、3:断熱材ブロック、7:電池
収納容器、71:基台、72:カバー、9:反応ガス給排用配
管、10:断熱材、11:円筒管、12:内鍔、13:フランジ、1
4:断熱パッキング、17:フランジ部、19:0リング、20、2
1:筒状断熱材、S:断熱空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 俊彦 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−205062（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−52081（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01M 8/00 - 8/24 F16L 59/00 - 59/16
Claims (1)
- 【請求項１】燃料電池が収納された密閉容器に、電池反
応ガスの給排用配管を取付けるに際し、前記配管が断熱
材を充填した円筒管に同心的に嵌挿され、前記円筒管の
一端内鍔と前記配管に溶着したフランジとの間に断熱パ
ッキングを介して一体に結合すると共に、円筒管の他端
近傍に溶着したフランジ部を前記容器外壁に気密的に固
定したことを特徴とする容器収納型燃料電池の配管装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122339A JP2854087B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 容器収納型燃料電池の配管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122339A JP2854087B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 容器収納型燃料電池の配管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417270A JPH0417270A (ja) | 1992-01-22 |
| JP2854087B2 true JP2854087B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=14833517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2122339A Expired - Lifetime JP2854087B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 容器収納型燃料電池の配管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2854087B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT518957B1 (de) | 2016-08-02 | 2020-03-15 | Avl List Gmbh | Generatoreinheit mit einer brennstoffzellenvorrichtung, fahrzeug mit einer solchen generatoreinheit und endrohrvorrichtung für eine generatoreinheit |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP2122339A patent/JP2854087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0417270A (ja) | 1992-01-22 |
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