JP2853937B2 - 感熱記録紙の包装体 - Google Patents

感熱記録紙の包装体

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JP2853937B2
JP2853937B2 JP4200014A JP20001492A JP2853937B2 JP 2853937 B2 JP2853937 B2 JP 2853937B2 JP 4200014 A JP4200014 A JP 4200014A JP 20001492 A JP20001492 A JP 20001492A JP 2853937 B2 JP2853937 B2 JP 2853937B2
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賢治 根岸
斉藤  均
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに用
いられる感熱記録紙の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、片面に感熱発色
層を少なくとも一層形成した感熱記録紙が用いられる。
この感熱発色層にサーマルヘッドで熱記録を行った後、
感熱発色層に特有な波長域の電磁線を照射して発色能力
を失わせている。この感熱記録紙は、室内照明用の蛍光
灯で曝された場合には、光定着によって発色特性に影響
が出るので、複数枚が積層されて遮光袋又は遮光箱に収
納された状態で、ユーザーに供給されている。
【0003】感熱記録紙をサーマルプリンタに装填する
際には、まず遮光袋を開封し、この袋から積層された感
熱記録紙を取り出すが、この時、感熱記録紙が蛍光灯系
の外光に曝されることになる。この外光に曝された最上
層の感熱記録紙の発色特性が変化するので、これを防止
するために、最上又は最下にある感熱記録紙の記録面側
又は積層された感熱記録紙の両側に遮光シートが配置さ
れている。
【0004】感熱記録紙の感度は、ロットによって微妙
に異なっており、新たな感熱記録紙をサーマルプリンタ
にセットした直後にはテストプリントを作成して記録濃
度や定着状態等のチェックを行うようにしている。この
チェックによってサーマルヘッド及び光定着器の駆動電
圧を調節し、良好な記録結果が得られるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、感熱記録紙を交換する度にテストプリントを作
成したりサーマルヘッド及び光定着器の駆動電圧をマニ
ュアルで調節することは極めて面倒である。また、感熱
記録紙は遮光性を備えたトレーに収納されてから、トレ
ー全体がサーマルプリンタ内へ完全に挿入されるように
なっている。このため、使用途中で感熱記録紙の使用枚
数を確認することができず、感熱記録紙を管理する上で
たいへん不便であった。
【0006】本発明は、面倒なテストプリントの作成や
サーマルヘッド及び光定着器の駆動電圧の調節を不要に
できるとともに、感熱記録紙の使用枚数が明確に把握で
きるようにした感熱記録紙の包装体を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明体は、感熱記録紙
の露光を防止する遮光シートに、感度や全枚数等の記録
紙情報を機械的に読取り可能な形態,例えば光学的マー
ク,バーコード等で印刷したものである。サーマルプリ
ンタは、記録紙情報を光学又は電磁気学的に読み取り、
感度設定を自動的に行ったり、使用済み又は未使用枚数
を表示器に表示する。
【0008】
【実施例】図1において、感熱記録紙10は感熱発色層
側を上にした状態で多数積層されており、この積層され
た感熱記録紙10は両側から2枚の遮光シート11a,
11bによってサンドイッチされている。そして、これ
らの感熱記録紙10及び遮光シート11a,11bは、
包装紙12によって包装されている。遮光シート11
a,11bの表面には、例えば感熱記録紙10の記録面
側に感度及び枚数を表すバーコード13が印刷されてお
り、このバーコード13はサーマルプリンタをセットし
た時に読み取られる。
【0009】感熱記録紙10をサーマルプリンタに装填
するには、包装紙12を開封して感熱記録紙10を遮光
シート11a,11bごと取り出し、バーコード13が
見える遮光シート11aが下側になるように給紙カセッ
ト15に装填する。そして、この給紙カセット15を図
2に示すサーマルプリンタのカセット装填室にセットす
る。給紙カセット15に形成された排出開口16の下方
には、給紙ローラ17が設けられており、カセット装填
室の閉じ操作に連動して給紙ローラ17が時計方向に回
転される。これによって、遮光シート11aは排出開口
16からプラテンドラム18に向かって送り出される。
【0010】排出開口16とプラテンドラム18との間
には給紙通路19が設けられており、給紙通路19の途
中にセンサ20とバーコードリーダ21が設けられてい
る。センサ20は排出開口16から送り出された遮光シ
ート11aの端部を検出して、図3に示すように、カウ
ンタ22に記録紙検出信号を送出するが、バーコード1
3から感熱記録紙10の枚数情報がバーコードリーダ2
1によって読み取られると、コントローラ23によって
カウンタ22はリセットされる。このコントローラ23
は、感熱記録紙10の枚数Nをメモリに記憶する。ま
た、バーコード13からは枚数情報の他に感熱記録紙1
0の感度情報が読み取られ、これに基づいてヘッド駆動
部24によりサーマルヘッド25の駆動電圧が調節さ
れ、さらには後述する光定着器29の駆動電圧が調節さ
れる。また、コントローラ23はバーコードリーダ21
から枚数情報を受け取ると、プリントモードから空送り
モードに切り換える。
【0011】遮光シート11aが給紙通路19を通って
プラテンドラム18に到達すると、その先端は門型をし
たクランプアーム26で固定される。プラテンドラム1
8が反時計方向に回転を開始すると、遮光シート11a
はプラテンドラム18の外周に巻き付けられながら記録
位置に向かう。この記録位置に設けられたサーマルヘッ
ド25は、周知のように、多数の発熱素子が主走査方向
にライン状に配列されており、各発熱素子は画素の濃度
に応じた熱エネルギーを発生する。
【0012】図4に示すように、遮光シート11aの先
端が排紙通路27の入口に到達すると、クランプアーム
26による遮光シート11aの先端固定が解除され、遮
光シート11aは排紙通路27を経てトレイ28に排出
される。なお、この空送りモード時には、排紙通路27
の入口近傍に配置された光定着器29は点灯されない。
【0013】遮光シート11aが給紙カセット15から
排出された後は、サーマルプリンタはスタンバイ状態に
なる。次にプリントスタートボタンがONされると、再
び給紙ローラ17が回転して最初の感熱記録紙10が排
出開口16からプラテンドラム18に向かって送り出さ
れる。感熱記録紙10は給紙通路を通る間にセンサ20
によって検知され、カウンタ22に「1」が加算される
が、感熱記録紙10にはバーコード13が印刷されてい
ないので、バーコードリーダ21からはコントローラ2
3になんらの情報も入力されない。したがって、コント
ローラ23は空送りモードからプリントモードに切り換
えるとともに、読み取った枚数Nからカウンタ22の内
容を引いて得た残り枚数「N−1」をディスプレイ30
に表示する。感熱記録紙10が記録位置に達すると、順
転排紙されながらサーマルヘッド25によって画像デー
タ31に応じ、かつ遮光シート11aのバーコード13
から読み込まれた感度情報に基づく駆動電圧で熱記録が
行われ、この直後に光定着器29による光定着が行われ
る。この光定着器29は、コントローラ23によって制
御される光定着器駆動部32を介し、前記感度情報に基
づいて点灯電圧が調節されるから、照射光量が適正にな
り、効率のよい光定着が行われる。
【0014】以下同様に、感熱記録紙10が順番に給紙
され、その都度ディスプレイ30に残り枚数が表示され
る。そして、全ての感熱記録紙10が給紙カセット15
から排出されると、カウンタ22に加算された数値とコ
ントローラ23に記憶された枚数とが同一になるからデ
ィスプレイ30には、新しい感熱記録紙10の補充を促
すように、例えば数字「0」が点滅する等の警告が表示
される。
【0015】残り枚数が「0」になると、コントローラ
23は、最後の感熱記録紙10の非記録面側に設けられ
た遮光シート11bの給紙を開始する。この遮光シート
11bは、センサ20に検知されるが、感熱記録紙10
の使用枚数がすでに総枚数に一致しているので、カウン
タ22はインクリメントされることなく、再び空送りモ
ードに切り換えられて遮光シート11bが排紙される。
なお、3色の感熱発色層が形成されたカラー感熱記録材
料の場合には、上層にある2つの感熱発色層を光定着す
るために、紫外線の波長が異なった2種類のランプを配
置し、プリント中の感熱発色層の種類に応じて選択的に
点灯される。
【0016】以上説明した実施例では、感熱記録紙の枚
数や感度の情報がバーコードで印刷されているが、本発
明はこれに限定されることなく、機械的に読み取り可能
であれば、例えば種々の記号や数字の組み合わせ,また
絵文字等を使用してもよい。また、感熱記録紙の感度に
対応させて記録濃度を適正に調節する手段として、サー
マルヘッドに与える電圧を変更するようにしたが、駆動
時間を決定するストローブ信号のデューティ比を変更す
るようにしてもよい。また、ディスプレイには、感熱記
録紙の残り枚数を表示したが、カウンタ22の内容を用
いることで感熱記録紙の使用枚数を表示するようにして
もよい。
【0017】また、遮光シートは通常の記録経路を通し
て排出したが、例えば給紙通路の下流に遮光シート用の
排出路を設け、遮光シートが給紙通路を通ってバーコー
ドに記録された各種情報がサーマルプリンタ側に読み込
まれた後、通路を切り換えて遮光シートを排出路へ案内
するようにしてもよい。また、最上にある遮光シートに
最後のシートであることを表すバーコードを記録しても
よい。この場合は、バーコードが下面になるように遮光
シートを配置する。
【0018】また、バーコードは1ヶ所に限定すること
はなく、複数ヶ所に配置してもよく、また遮光シートの
両面に設けるようにしてもよい。また、遮光シートにク
リーニング機能を付加してサーマルヘッドの先端に付着
している汚れやゴミを取り除くようにしてもよい。ま
た、本実施例は感熱記録紙を包装紙で包装したが、箱型
に組み立てられた包装箱に収納するようにしてもよい。
この場合には、平成3年10月25日に本出願人によっ
て出願された特願平3ー279990号に詳細に説明さ
れているように、排出開口をミシン目で形成するように
してそのまま給紙カセットとして使用するのがよい。
【0019】なお、上記実施例は、サーマルヘッド又は
感熱記録紙を副走査方向に相対移動して記録するライン
プリンタであるが、本発明は二次元に相対移動して記録
するシリアルプリンタに対しても適用することができ
る。このシリアルプリンタでは、発熱素子が主走査方向
に配列され、熱記録時に副走査方向に移動するサーマル
ヘッドが用いられ、そして感熱記録紙は主走査方向に移
動する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーマルプリンタで読み取られる枚数や感度等の記録紙
情報を遮光シートに設けたので、自動的にサーマルヘッ
ドや光定着器の駆動電圧を調節し、面倒なテストプリン
トの作成を不要にすることが可能となり、また、感熱記
録紙の使用枚数や残り枚数を表示できるから、感熱記録
紙の管理が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感熱記録紙の包装体を示す一部を破断した斜視
図である。
【図2】感熱記録紙及び遮光シートをサーマルプリンタ
に装填した給紙状態を示す説明図である。
【図3】サーマルプリンタの電気回路を示すブロック図
である。
【図4】図2に示したサーマルプリンタの排紙状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 感熱記録紙 11a,11b 遮光シート 12 包装紙 13 バーコード 19 給紙通路 20 センサ 21 バーコードリーダ 25 サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−124230(JP,A) 特開 平5−328002(JP,A) 特開 平4−41283(JP,A) 特開 昭63−216769(JP,A) 特開 平4−45959(JP,A) 特開 平1−297266(JP,A) 実開 昭62−146773(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/28 - 5/34 B41J 2/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数枚の感熱記録紙と、この
    感熱記録紙の少なくとも記録面側に重ねて設けられ、機
    械的読取り可能な記録紙情報を記録した遮光シートと、
    この遮光シートと感熱記録紙とを重ねて包装する包装紙
    又は包装箱とからなることを特徴とする感熱記録紙の包
    装体。
JP4200014A 1992-07-27 1992-07-27 感熱記録紙の包装体 Expired - Fee Related JP2853937B2 (ja)

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EP1114736A1 (en) * 1998-09-01 2001-07-11 Star Micronics Co., Ltd. Printed medium and printed recording medium

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