JP2000141837A - デジタルカメラステーション - Google Patents

デジタルカメラステーション

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JP2000141837A
JP2000141837A JP10319593A JP31959398A JP2000141837A JP 2000141837 A JP2000141837 A JP 2000141837A JP 10319593 A JP10319593 A JP 10319593A JP 31959398 A JP31959398 A JP 31959398A JP 2000141837 A JP2000141837 A JP 2000141837A
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JP10319593A
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English (en)
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Satoru Goto
覚 後藤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録用紙の経時劣化や環境変化に起因する濃
度変動を簡単に補正する。 【解決手段】 デジタルカメラステーション20にカラ
ー感熱プリンタ47を内蔵させる。カラー感熱プリンタ
47で記録用紙10にテストパターンをプリントする。
このテストパターンを、ステーション20にセットした
デジタルカメラ25で撮像する。この撮像データを用い
て、記録用紙10の経時劣化や環境変化に起因する濃度
変動を補正する補正量を求める。カラー感熱プリンタ4
7でプリントする際に、補正量に基づき濃度補正を行
う。デジタルカメラ25をスキャナとして利用すること
ができ、濃度補正が簡単に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタを内蔵し
たデジタルカメラステーションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラが急速に普及し始
めている。このようなデジタルカメラでは、コンパクト
化の要請から、コネクタを1つ又は1箇所にまとめるこ
とが行われている。このため、パソコンやプリンタ等へ
のデータの転送に際しては、パソコン等に対応するコネ
クタを有するデジタルカメラステーションを用いてい
る。このデジタルカメラステーションは、カメラとの専
用コネクタと、パソコンやプリンタ等への汎用コネクタ
とを備えており、これにカメラをセットすることで、デ
ジタルカメラで撮像したデータをパソコンやプリンタ等
に送る。
【0003】このように、デジタルカメラステーション
に各種機器との間でデータを交換する適数個のコネクタ
類を配置することにより、デジタルカメラ自体のコネク
タ数の減少及びカメラのコンパクト化を図っている。ま
た、このステーションを介して、カメラ側のバッテリを
自動的に充電することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタルカ
メラで撮像された画像は、スマートメディア(メモリカ
ード)やPCカード等の記憶媒体や前記ステーションを
用いて、パソコンやプリンタにデータが送られる。した
がって、プリントを行う場合に、記憶媒体のセットや、
各プリンタケーブルの接続などを行う必要があり、プリ
ント準備のための操作が煩わしいという問題がある。
【0005】また、画像をプリントする場合には、サー
マルプリンタやインクジェットプリンタ等が用いられて
いる。この内、ベース部材にシアン、マゼンタ、イエロ
ーの各感熱発色層を層設したカラー感熱記録材料を用い
る直接発色型のカラー感熱プリンタでは、転写型サーマ
ルプリンタのようにインクシートを用意したり、インク
ジェットプリンタのようにインクタンクを用意したりす
る必要がなく、記録材料のみで発色記録することができ
るので、広く利用されるようになってきている。
【0006】しかしながら、カラー感熱記録材料は、温
度や湿度などの環境変化の影響を受け易い。そして、温
度や湿度の影響によって発色特性が変化するため、色再
現性が損なわれるという問題がある。また、経時変化に
よっても発色特性が変化するため、色再現性が損なわれ
る。転写型の記録材料やインクジェット用記録材料でも
環境変化の影響でインクの付着量に差が出ることもあ
り、同様にして、色再現性が損なわれることがある。
【0007】また、カラー感熱記録材料は感光性がある
ため、保存の際は遮光する必要がある。この遮光によ
り、プリンタや給紙カセット内部の記録材料の残量枚数
を把握することが難しいという問題がある。更に、残量
枚数の把握には、残量枚数を表示するための表示器など
が別途に必要となるため、構成部材数が増えてしまうと
いう問題がある。
【0008】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、煩わしいセット作業を行うことなく簡単にプリン
トすることができるようにしたデジタルカメラステーシ
ョンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載したデジタルカメラステーションで
は、プリンタを内蔵させ、このプリンタによりデジタル
カメラの画像データをプリントするようにしている。な
お、プリンタでテストパターンを記録し、この記録した
テストパターンを前記セットされたデジタルカメラで撮
像し、この撮像データを用いてプリント補正量を求める
ことが好ましい。更に、プリンタをカラー感熱プリンタ
から構成し、前記プリント補正量によりサーマルヘッド
の発熱量を制御して濃度を補正することが好ましい。こ
れにより、経時変化や環境変化で発色特性が変化しても
これを補正することができる。
【0010】請求項4に記載したデジタルカメラステー
ションでは、前記カメラ装填部は撮影開口を有し、この
撮影開口を介して前記テストパターンを撮像するように
している。なお、プリンタは、通常のプリントの際に、
前記テストパターンを記録したテストシートをプリント
通路から退避させる退避通路を備えることが好ましい。
また、前記退避通路に退避させたテストシートを、通常
のプリント終了後に、給紙トレイの最上層に戻すことが
好ましい。
【0011】請求項7に記載したデジタルカメラステー
ションでは、前記プリンタは、給紙トレー内の記録用紙
の残量枚数を計数する残量枚数計数部を有し、前記給紙
トレイにテストシートを戻す際に、残量枚数をテストシ
ートの残量枚数表示部の余白部にプリントするようにし
ている。なお、前記残量枚数計数部は、テストシートか
ら読み取った最新の残量枚数からプリントした枚数を差
し引いて、残量枚数を求めることが好ましい。また、前
記デジタルカメラはディスプレイを有し、前記残量枚数
表示部の残量枚数を撮像して、前記ディスプレイに表示
することが好ましい。
【0012】請求項10に記載したデジタルカメラステ
ーションでは、前記デジタルカメラがセットされる部分
にカメラ検出部を設け、カメラ検出部でカメラを検出し
ないときにデジタルカメラステーションの電源をオフに
している。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本発明で用いるカラー感
熱記録用紙(以下、単に記録用紙という)10の層構造
を示している。記録用紙10は、周知のカラー感熱記録
材料から構成されており、ベース部材11に対して、シ
アン、マゼンタ、イエローの各感熱発色層12,13,
14、及び透明な保護層15が順に層設されている。シ
アン感熱発色層12は、図3に示すように、深層にある
ため熱感度が最も低く、比較的大きな熱エネルギを与え
ときに、シアンに発色する。マゼンタ感熱発色層13
は、熱感度が中程度であり、加熱によりマゼンタに発色
する。イエロー感熱発色層14は、表面側にあるため熱
感度が最も高く、比較的に小さな熱エネルギを与えた時
にイエローに発色する。
【0014】また、各感熱発色層12〜14の間には、
熱感度を調整するための中間層16,17が設けられて
いる。また、ベース部材11の裏面にはバック層18が
設けられている。なお、各感熱発色層12〜14の順番
は入れ換えてもよい。感熱発色層の熱感度は、成分に関
係するのではなく、表面からの深さに関係しているか
ら、やはり深層ほど熱感度が低くなる。保護層15はP
VA(ポリビニルアルコール)を主剤とする透明な樹脂
層であり、各感熱発色層12〜14に傷が付いたりする
のを防止する。
【0015】イエロー感熱発色層14とマゼンタ感熱発
色層13とは、その下層になる感熱発色層を発色記録す
る際に、未発色の発色成分が発色することがないよう
に、電磁線による定着性が与えられている。すなわち、
マゼンタ感熱発色層13は、最大吸収波長が約365n
mであり、この波長域の紫外線が照射されると、発色能
力が消失する。イエロー感熱発色層14は、最大吸収波
長が約420nmであり、この波長域の紫色可視光線に
よって発色能力が消失する。
【0016】図1は、本発明のデジタルカメラステーシ
ョン20を示す概略図である。ステーションケース21
は薄型箱状に構成されており、その上部にカメラ装填部
22を備えている。カメラ装填部22は収納凹部23か
ら構成されており、デジタルカメラ25のレンズ鏡胴2
6に対応する位置に撮影開口27が形成してある。カメ
ラ装填部22にはコネクタ28が突出して配置してあ
り、これはカメラ側のコネクタ29に接続される。
【0017】また、カメラ装填部22に遮光カバー30
が開閉自在に取り付けられている。遮光カバー30はバ
ネ部材31により閉じ方向に付勢されており、デジタル
カメラ25がセットされていないときに、収納凹部23
を塞いで、撮影開口27からの入光を遮断する。
【0018】カメラ装填部22にデジタルカメラ25を
セットすると、コネクタ28にカメラ側のコネクタ29
が接続される。また、コネクタ28にはシステムコント
ローラ33が接続されている。システムコントローラ3
3はマイクロコンピュータから構成されており、デジタ
ルカメラステーション20及びセットされているデジタ
ルカメラ25を制御する。
【0019】デジタルカメラ25は、周知のように、撮
影レンズ35及びイメージエリアセンサ36を用いて、
被写体を撮像し、これを内蔵するメモリ38に記憶す
る。また、背面には液晶パネルからなるビューファイン
ダ40が配置されており、これに、被写体や撮像した画
像などが表示されるようになっている。
【0020】ステーションケース21内には、システム
コントローラ33の他に、電源回路45、バッテリー充
電回路46、カラー感熱プリンタ47が組み込まれてい
る。また、ステーションケース21の上部には操作パネ
ル48が設けてある。
【0021】システムコントローラ33はマイクロコン
ピュータから構成されており、操作パネル48からの操
作に基づき各部を制御する。バッテリー充電回路46
は、デジタルカメラ25がカメラステーション20にセ
ットされて接続されると、カメラ側のバッテリ49を自
動的に充電する。そして、所定電圧に達したときに充電
を終了する。
【0022】電源回路45は、電源スイッチ50がオン
にされているときに、カメラ装填部22からデジタルカ
メラ25が取り出されると、これを検出して、電源回路
45を自動的にオフにする。カメラ25のセットの有無
の検出は、コネクタ28,29を介して接続されるカメ
ラ側の電源電圧を検出することにより行っている。この
他に周知の検出手段を用いてカメラ25の着脱を検出し
てもよい。例えば、カメラ検出スイッチ等を設けてもよ
い。
【0023】次に、カラー感熱プリンタ47について説
明する。ステーションケース21内には、カメラ装填部
22の下方位置で、給紙カセット51が配置されてい
る。この給紙カセット51は、カセット取出し口52を
介してステーションケース21に着脱自在に取り付けら
れている。この給紙カセット51には、記録用紙10が
例えば20枚収納される。給紙カセット51の上部は開
放されており、最上層の記録用紙10がデジタルカメラ
25により撮像可能にされている。なお、符号はランプ
53であり、給紙カセット51内の最上層の記録用紙1
0を撮像する際に点灯される。なお、このランプ53は
記録用紙10の各感熱発色層13,14を感光させるこ
とがないように、フイルタ部材54により定着光成分が
除かれている。また、ランプ53を設ける代わりに、デ
ジタルカメラ25の図示しないストロボ発光部を用いて
記録用紙10を撮影の際に照明してもよい。この場合に
は、ストロボ光を均一に拡散させる拡散板とフイルタ部
材とを配置するとよい。
【0024】給紙カセット51の給紙口の上部には給紙
ローラ55が配置されている。また、給紙カセット51
の底部には、バネ部材51aが設けられており、このバ
ネ部材51aにより記録用紙10が上方に付勢されてい
る。給紙ローラ55は、最上層の記録用紙10に転がり
接触して、この最上層の記録用紙10のみを給紙カセッ
ト51から引き出す。
【0025】引き出された記録用紙10は、プリントス
テージ56に送られる。プリントステージ56には、記
録用紙10の搬送路に沿って、サーマルヘッド57、プ
ラテンローラ58、搬送ローラ対59、定着器60が配
置してある。プラテンローラ58は、記録用紙10をサ
ーマルヘッド57の発熱素子アレイ57aに圧着させ
る。搬送ローラ対59は、記録用紙10を往復動させ
る。
【0026】この搬送ローラ対59による記録用紙10
の送りに同期させて、サーマルヘッド57の各発熱素子
が駆動されることで、記録用紙10の各感熱発色層12
〜14を感熱発色させる。定着器60は、イエロー定着
ランプ61及びマゼンタ定着ランプ62を備えている。
そして、イエロー記録時に、イエロー定着ランプ61を
点灯させて、イエロー感熱発色層14を光定着する。ま
た、マゼンタ記録時に、マゼンタ定着ランプ62を点灯
させて、マゼンタ感熱発色層13を光定着する。
【0027】記録用紙排出口65の近くで、その下方に
は出口分岐ガイド66が設けてある。出口分岐ガイド6
6は、記録用紙10の搬送路に突出した分岐位置(破線
表示)と、退避した退避位置(実線表示)との間で変位
する。プリント時には出口分岐ガイド66は退避位置に
セットされており、この状態では、記録用紙10は排出
口65に案内される。また、分岐位置では、記録用紙1
0は、退避用搬送ローラ対67により退避通路68に案
内される。後に説明するように、退避通路68にはテス
トシート70が送り込まれ、通常のプリントの際に記録
用紙10の送りの障害になることがないようにされる。
【0028】給紙ローラ55とプラテンローラ58との
間には、給紙分岐ガイド71と、ペーパーガイド73と
が設けられている。給紙分岐ガイド71は、記録用紙1
0の搬送路に突出した分岐位置(破線表示)と退避した
退避位置(実線表示)との間で変位する。給紙時には退
避位置にセットされ、記録用紙10をサーマルヘッド5
7側に案内する。また、プリント時には分岐位置にセッ
トされ、プリントの際の記録用紙10をプリント通路7
2に案内する。プリント通路72は、フルカラー画像を
プリントする際の記録用紙10の往復動スペースを確保
するものである。ペーパーガイド73は、給紙カセット
51とプリントステージ56との間で記録用紙10を案
内する。
【0029】図4は、カラー感熱プリンタ47で作成さ
れるテストシート70の一例を示す平面図である。テス
トシート70は、残数記録エリア70aとテストパター
ン記録エリア70bとから構成されている。残数記録エ
リア70aは、記録用紙10の先端から20〜25mmの
位置に、幅方向に長く帯状に形成されている。また、残
数記録エリア70aを除いた残りの部分がテストパター
ン記録エリア70bとなっている。
【0030】残数記録エリア70aは「19」,「1
8」,・・・「1」の数字からなる残数Aが最大で19
個並べて記録可能なサイズで形成されており、これに現
在の残数Aを順次に記録する。したがって、後に説明す
るように、これをデジタルカメラ25で撮像し、ビュー
ファインダ40に表示することで、現在の記録用紙10
の残り枚数を簡単に知ることができる。
【0031】テストパターン記録エリア70bには、テ
ストパターン75がプリントされる。本実施形態では、
10回分のテストパターン75が記録可能なように、そ
の幅が決定されている。
【0032】図5に示すように、システムコントローラ
33内のテストパターンメモリ74には、テストシート
作成用画像データが記憶されている。このテストシート
作成用画像データはカラー感熱プリンタ47のプリント
部76に送られ、この画像データに基づきサーマルヘッ
ド57の各発熱素子が記録用紙10の送りに同期して駆
動されることで、図4に示すようなテストパターン75
を有するテストシート70が作成される。
【0033】テストパターン75はプリント開始の際に
記録される。ただし、前回のプリント終了から一定時間
例えば1時間が経過していない場合には、環境変化の影
響を受けないと判断して、テストパターン75は記録さ
れない。このテストパターン75は、基準となる記録用
紙に対して記録したときに、一定濃度のグレイとなる画
像データに基づき3色面順次で記録される。記録用紙1
0は、経時劣化や環境変化の変動によってその発色濃度
が変動するため、同じ画像データを用いても得られるテ
ストパターン75a,75b,・・・の濃度は変わる。
したがって、このテストパターン75a,75b,・・
・の内、最新のものをデジタルカメラ25により撮像
し、図5に示すように、システムコントローラ33内の
濃度補正部80によりその濃度変化量を把握して、これ
に対応する濃度補正量を求める。
【0034】濃度補正部80は、テストパターン抽出部
81、平均値算出部82、濃度補正量算出部83、基準
値メモリ84、サーマルヘッド電圧制御部85から構成
されている。テストパターン抽出部81は、デジタルカ
メラ25で撮像したテストパターン75a,75b,7
5cの内、最新に記録されたテストパターン75cを特
定し、特定したテストパターンエリア75cから三色画
像データRi ,Gi ,Bi (i =1〜n,nはテストパ
ターンエリア内の総画素数)を抽出する。
【0035】平均値算出部82は、三色画像データRi
,Gi ,Bi の三色平均値D(=(Σ(Ri +Gi +
Bi )/3)/n)を求める。補正量算出部83は、求
めた三色平均値Dと予め基準値メモリ84に記憶されて
いる基準値DSとを比較して、濃度補正量Cを決定す
る。そして、この濃度補正量Cに基づきサーマルヘッド
57の駆動電圧の制御量を求める。
【0036】求めた電圧制御量は、サーマルヘッド電圧
制御部85に送られ、ここで、電圧制御量に基づき電圧
制御されて、サーマルヘッド57の各発熱素子が駆動さ
れる。これにより、記録用紙10の経時劣化や環境変化
に起因する発色濃度の違いが補正される。
【0037】前記基準値DSは、経時劣化や環境変化を
受けていない基準記録用紙を用いてテストパターン75
を記録したときの値が用いられ、予め実験等により決定
される。なお、基準値DSは、基準記録用紙を用いて定
期的に求めることが好ましく、これにより、サーマルヘ
ッド57の各発熱素子の抵抗値変動なども補正されるよ
うになる。
【0038】なお、濃度補正量Cを中間的に求めること
なく、テストパターン75の撮像による三色平均値Dと
基準値DSとの差と、サーマルヘッド57の補正電圧と
の関係を予め実験等により求めておき、これに基づきサ
ーマルヘッド57の駆動電圧を求めてもよい。
【0039】濃度補正は、サーマルヘッド57による記
録用紙10への印加熱エネルギを補正することにより行
えるので、サーマルヘッド57の駆動電圧を変更する他
に、各発熱素子に与える電力を変化させればよい。例え
ば、駆動パルスの個数やデューティ比を変更することで
濃度補正することができる。また、各色毎に濃度補正を
行うことで、色補正も可能になる。この場合には、グレ
イパターンのR、G、Bの各色画像データから、各色毎
に平均値を求める。次に、各色のパターンを基準となる
記録用紙に記録したときの画像データの各色毎の平均値
を基準値として用い、これとの差を求める。そして、予
め前記差と各色補正量との関係を実験等により求めてお
き、前記差から各色補正量を求める。そして、各色の記
録時に濃度補正パラメータ、例えばサーマルヘッド57
の駆動電圧を変更することで、色補正を行う。
【0040】図6は別の実施形態におけるテストパター
ン87を示すものであり、グレイパターン87aの他
に、所定濃度のイエローパターン87b、マゼンタパタ
ーン87c、シアンパターン87dを有している。な
お、図中のパターン87a〜87d内の文字は、パター
ンを識別するために記入したものであり、実際には記入
されることはなく、対応する色で均一に記録される。こ
のテストパターン87では、グレイパターン87aによ
る三色平均値の他に、各色毎に濃度補正量を求め、これ
に基づき濃度及び色を補正する。
【0041】なお、グレーパターンや各色のパターンを
有するテストパターン75,87に代えて、図示は省略
したが、一定濃度のシアンパターンを記録するだけでも
よい。そして、このシアンパターンの平均値と基準値と
の差に基づき、全体の濃度補正量を求め、これに基づ
き、例えば各色記録時におけるサーマルヘッドの駆動電
圧を変更し、濃度補正を行ってもよい。この場合には、
三色面順次記録が不要になるため、テストパターンの記
録が簡単に行える他に、各定着エリアの照射幅を考慮す
ることがないので、テストパターンの記録数を簡単に増
やすことができる。
【0042】図5に示すように、システムコントローラ
33内の残数記録部89は、残数記録エリア抽出部9
0、残数読取部91、残数算出部92から構成されてい
る。残数記録エリア抽出部90は、テストシート70の
残数記録エリア70aを抽出し、この記録エリア70a
の三色画像データを残数読取部91に送る。残数読取部
91は、周知のパターン認識処理により残数を読み取
り、この読み取った残数中で最も小さな数字を現在の残
数として、残数算出部92に送る。
【0043】なお、記録用紙10を給紙カセット51に
装填した直後は、テストシート70は未だ作成されてい
ない。したがって、残数読取部91は残数記録エリア7
0aに残数Aの記録がない場合には、例えば20枚収納
の給紙カセット51では、テストシート用として最上層
の記録用紙を1枚使用するから、残数が19枚であると
認識する。
【0044】残数算出部92では、電源が投入された後
に行われるプリント枚数をカウントし、残数からこのプ
リント枚数を引くことで、新たな残数を求め、これを残
数メモリ92aに記憶する。次のプリントが無く、プリ
ント処理を終えるときには、残数メモリ92a内の残数
がプリント部76に送られる。プリント部76では、テ
ストシート70の残数記録エリア70aに、直前に記録
された残数に隣接させて、新たな残数をシアン記録する
ように、サーマルヘッドを駆動する。
【0045】次に、本実施形態の作用を説明する。図7
は、システムコントローラ33による処理手順を示すフ
ローチャートである。まず、電源スイッチ50の操作に
より、デジタルカメラステーション20の電源がオンに
されると、デジタルカメラ25がカメラ装填部22にセ
ットされているか否かが判定される。カメラ25がセッ
トされていると、最上層の記録用紙10が撮像される。
撮像データは、コネクタ28,29を介してシステムコ
ントローラ33に送られる。
【0046】システムコントローラ33では、図5に示
すように、撮像データの内、残数記録エリア70aの画
像データを用いて、残数記録エリア70aに残数Aを示
す数字が記録されているか否かを判定する。残数Aが記
録されていない場合には、給紙を行った直後と判定し
て、給紙カセット51の収納枚数が20枚の場合に、テ
ストシート70として1枚使用するので、残数Aを「1
9」として記憶する。また、数字が記録されている場合
には、周知のパターン認識処理により記録されている数
字を読み取る。そして、読み取った数字の内で一番小さ
い数字「n」を残数Aとして記憶する。
【0047】また、テストパターン記録エリア70bの
撮像データに基づき、最新に記録されたテストパターン
例えば70bの記録位置を特定する。そして、この記録
位置に基づき、プリントステージ56では、図4に示す
ように、既に記録されている最新のテストパターン70
bに隣接させて、新たにテストパターン70cを三色面
順次により記録する。
【0048】この記録後に、テストシート70は給紙カ
セット51の最上位置に戻され、ここで、デジタルカメ
ラ25により最新のテストパターン70cの撮像が行わ
れる。この撮像データは、システムコントローラ33に
送られ、これの濃度補正部80で、濃度補正量が求めら
れ、これにより各色記録の際のサーマルヘッド57の駆
動電圧が求められる。
【0049】テストシート70の撮像後に、このテスト
シート70は給紙ローラ55、搬送ローラ対59、出口
分岐ガイド66、退避用搬送ローラ対67によって、退
避通路68に収納される。テストシート70が退避通路
68に収納されると、分岐ガイド66が分岐位置からガ
イド位置に戻される。
【0050】次に、給紙ローラ55が回転して給紙カセ
ット51から記録用紙10をプリントステージ56に送
り、このプリントステージ56で、デジタルカメラ25
に記憶されている画像に基づき、三色面順次でフルカラ
ー画像が記録される。
【0051】先ず、記録用紙10が矢印Pで示すプリン
ト方向に送られ、この送り中に記録用紙10の記録エリ
アに対して、サーマルヘッド57が記録用紙10の送り
に同期して駆動され、記録用紙10のイエロー感熱発色
層にイエロー画像が熱記録される。この熱記録時には、
イエロー定着ランプ61が点灯してイエロー感熱発色層
14を光定着する。なお、記録用紙10の後端が給紙分
岐ガイド71を通過すると、給紙分岐ガイド71が退避
位置から分岐位置に変位する。
【0052】次に、記録用紙10がプリント方向と反対
方向に送られて、記録開始位置まで戻される。このと
き、記録用紙10が給紙分岐ガイド71でプリント通路
72に案内される。サーマルヘッド57の発熱素子アレ
イ57aを記録用紙10の記録エリア先端が通過する
と、記録用紙10の戻しが停止される。この後、記録用
紙10がプリント方向に送られ、記録用紙10のマゼン
タ感熱発色層13にマゼンタ画像が記録される。このマ
ゼンタ記録中は、マゼンタ定着ランプ62が点灯して、
マゼンタ感熱発色層13を光定着する。マゼンタ画像の
記録を終了すると、記録用紙10が記録開始位置に戻さ
れて、以下同様にしてシアン画像の記録が行われる。こ
れにより、記録用紙10に三色面順次でフルカラー画像
が記録される。この記録用紙は、排出口65から外部に
排出される。
【0053】フルカラー画像の記録を終了すると、記録
用紙10の残数Aから「1」が引かれて、この値が記録
用紙10の残数Aとして残数メモリ92aに記憶され
る。以下、次のプリントがある場合には、同様にして、
フルカラー画像が記録され、排出口65から排出され
る。
【0054】次のプリントが無い場合には、テストシー
ト70がプリントステージ56に戻され、このプリント
ステージ56で、残数記録エリア70aに対してシアン
記録により現在の残数が、前回記録した最新の残数記録
位置に隣接させて記録される。この後、給紙分岐ガイド
71が給紙位置にされ、テストシート70が給紙カセッ
ト51の最上位置に戻される。この給紙カセット51へ
のテストシート70の戻し時には、給紙ローラ55が上
方にシフトされる。
【0055】残数Aが「0」になると、テストシート7
0は排出口65から排出される。そして、記録用紙10
が無くなったことを知らせる給紙アラームをビューファ
インダ40に表示するとともに警報を発する。
【0056】本実施形態では、残数記録エリア70aに
記録された残数Aを撮像した画像がフリーズされて、こ
れがビューファインダ40に表示されるため、記録用紙
10の残数を簡単に知ることができる。なお、ビューフ
ァインダ40に単に記録用紙10の残数Aを示す画像を
表示する代わりに、このビューファインダ40をカラー
感熱プリンタ47のディスプレイとして用いてもよい。
この場合には、各種モードの設定や、指令等がビューフ
ァインダ40に表示される。また、プリントする画像を
ビューファインダ40に表示してもよい。
【0057】上記実施形態では、給紙カセット51内の
記録用紙10の最上層にテストシート70を収納して、
この位置にあるテストシート70を撮像するようにした
が、これとは別の場所に、撮像ステーションを設けても
よい。例えば、図8に示すように、給紙カセット51の
上方にテストシートの撮像ステージ95を設ける。この
場合には、給紙分岐ガイド96で、テストシート70を
撮像ステージ95に送って、ここで、テストパターン7
5や残数記録エリア70aの残数Aを撮像する。また、
給紙が終わった後の通常のプリントの際には給紙ローラ
97を上方に退避させておき、この給紙カセット98内
上部をプリント通路として利用する。この場合には、上
記実施形態のように、プリントステージ56の下方に退
避通路68やプリント通路72を形成する必要がなく構
成が簡単になる。
【0058】なお、図8において符号99は給紙ローラ
97に転接するガイドローラを示している。このガイド
ローラ99と給紙ローラ97とによりテストシート70
をニップしてプリントステージ側に送り出す。また、そ
の他の構成部材は、図1に示す実施形態のものと同じで
あり、同一構成部材には同一符号が付してある。
【0059】上記実施形態では、画像データと基準値と
を比較して濃度補正量を求め、これに基づき各発熱素子
への印加熱エネルギを自動的に補正するようにしたが、
感度調節つまみを有するタイプのカラー感熱プリンタで
は、求めた濃度補正量を単にデジタルカメラ25のビュ
ーファインダ40に表示してもよい。この場合には、こ
の濃度補正量に基づき感度調節つまみを操作して、マニ
ュアルで補正を行う。また、上記実施形態では、給紙カ
セット51を用いたが、これに代えて、又はこれと併用
して、記録紙パッケージを用いてもよい。この記録紙パ
ッケージは、1まとまりの記録用紙を包装体に収納した
ものであり、包装体の一部を取り除いて開封し、これが
プリンタの給紙位置にセットされる。
【0060】上記実施形態ではテストシートの全体を撮
像するようにしたが、この他に、テストシートの該当す
るエリアのみを撮像してもよい。
【0061】上記実施形態では、残数表示として数字を
記録したが、この他に、1枚消費する毎に、シアンで塗
りつぶした矩形枠や円形枠からなる消費マークを1個記
録するようにしてもよい。この場合には、この消費マー
クの数量を数えて、カセット収納枚数から消費マーク数
を引くことで、残数を知ることができる。また、消費マ
ークの代わりに、枠からなる残量マークを最初にプリン
トし、記録用紙の消費に応じて、残量マークを塗りつぶ
すようにしてもよい。これら消費マークや残量マークに
はカウントを不要にするために一連の番号を付してもよ
い。
【0062】上記実施形態では、テストパターン75の
記録数を10個としたが、この記録数はこれに限定され
ることなく、適宜増減してよい。ただし、各定着ランプ
66,67の照射域において、記録用紙送り方向の長さ
によって、テストパターン75の記録数が決定されるの
で、より多くのテストパターン75を記録する場合に
は、照射域を狭くするシャッタを設けるとよい。これに
より、テストパターン75の記録幅を小さくすることが
でき、テストパターン75の記録数を増やすことができ
る。
【0063】上記実施形態では、給紙カセット51内の
記録用紙10が空になった状態でテストシート70を排
出し、新たにセットされた記録用紙10を用いてテスト
パターンを記録して、新たなテストシートを70を作成
するようにしたが、この他に、給紙カセットの収納枚数
を超えて、テストシートを用いるようにしてもよい。例
えば、40回分のテストパターンの記録を可能にするこ
とで、給紙カセットへの記録用紙の入れ換え2回に対し
て1つのテストシートを用いることができる。
【0064】上記実施形態では、搬送ローラ対によるキ
ャプスタン駆動方式としたが、この他に、周知のプラテ
ンドラム方式またはプラテンローラ駆動方式としてもよ
い。また、1つのサーマルヘッドを用いて記録用紙を往
復動させながら三色面順次記録を行う1ヘッド3パス方
式としたが、この他に、各色毎にサーマルヘッドを設け
て、記録用紙を一回通過させてフルカラー画像を記録す
る3ヘッド1パス方式としてもよい。
【0065】上記実施形態では、カラー感熱記録用紙を
用いて感熱記録する場合を例にとって説明したが、この
他に、インクリボンを用いて記録用紙にインクを転写す
る熱溶融型や昇華型のサーマルプリンタを、デジタルカ
メラステーションに内蔵させてもよい。また、その他の
インクジェットプリンタや、カラーレーザープリンタを
デジタルカメラステーションに内蔵させてもよい。この
場合にも、テストパターンを基準となる画像データでプ
リントし、これをデジタルカメラで撮像した画像データ
と基準値とを比較することで補正量を求め、これに基づ
き濃度及び色を補正する。また、残数を記録すること
で、同様にして残数表示を行うことができる。
【0066】上記実施形態では、デジタルカメラとして
静止画を撮影するデジタルスチルカメラを用いたが、こ
の他に動画を撮影するデジタルビデオカメラのステーシ
ョンに本発明を実施してもよい。この場合には、動画の
中の任意のフレームをフリーズしてプリントすることが
できる。また、動画と静止画とを記録可能なデジタルカ
メラ用のステーションとして本発明を実施してもよい。
上記実施形態では、内蔵メモリに画像データを記憶する
デジタルカメラについて説明したが、これに限定される
ことなく、スマートメディア等の他の記憶媒体を用いた
カメラから、スマートメディアを介して、又はスマート
メディアを内蔵したカメラから直接に画像データを得る
ようにしてもよい。また、デジタルカメラの他に、他の
パソコン等から転送された画像データをプリントしても
よい。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、デジタルカメラがセッ
トされるデジタルカメラステーションに、プリンタを内
蔵させ、このプリンタによりデジタルカメラの画像デー
タをプリントしたから、プリントケーブルの接続等の準
備を行うことなく、簡単にプリントすることができる。
【0068】プリンタでテストパターンを記録し、この
記録したテストパターンを前記セットされたデジタルカ
メラで撮像し、この撮像データを用いてプリント補正量
を求めることで、記録用紙の経時劣化や温度や湿度の環
境変化に起因する発色特性の変化を補正することができ
る。特に、感熱プリンタの場合に、プリント補正量に基
づきサーマルヘッドの発熱量を制御して濃度を補正する
ことにより、記録用紙の経時劣化等に起因する発色特性
の変化を自動的に補正することができる。また、普通の
記録用紙を用いてテストシートを作成するので、別途に
テストシートを用意する必要がなくなる。
【0069】カメラ装填部は撮影開口を有し、この撮影
開口を介して前記テストパターンを撮像することによ
り、スキャナ等の画像読取手段を別個に設ける必要がな
く構成を簡単にすることができる。プリンタは、通常の
プリントの際に、前記テストパターンを記録したテスト
シートをプリント通路から退避させる退避通路を備えた
から、テストシートをプリンタ外に排出させることがな
くなる。また、テストシートを再度使用することが可能
になる。
【0070】退避通路に退避させたテストシートを、通
常のプリントの終了後に、給紙トレイの最上層に戻すこ
とにより、他の記録用紙とほぼ同じ保管状態になり、経
時劣化等に起因する濃度補正を精度よく行うことができ
る。
【0071】プリンタは、給紙トレー内の記録用紙の残
量枚数を計数する残量枚数計数部を有し、前記給紙トレ
イにテストシートを戻す際に、残量枚数をテストシート
の残量枚数表示部の余白部にプリントしたから、デジタ
ルカメラでテストシートを撮像することにより、記録用
紙の残数を簡単に知ることができる。
【0072】デジタルカメラがセットされる部分にカメ
ラ検出部を設け、カメラ検出部でカメラを検出しないと
きにデジタルカメラステーションの電源をオフにするこ
とにより、省電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルカメラステーション
を示す概略図である。
【図2】本発明で用いる記録用紙の層構造を示す断面図
である。
【図3】記録用紙の発色特性を示すグラフである。
【図4】テストシートの一例を示す平面図である。
【図5】システムコントローラにおける機能ブロック図
である。
【図6】別の実施形態におけるテストシートの一例を示
す平面図である。
【図7】デジタルカメラステーションにおける処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】別の実施形態におけるデジタルカメラステーシ
ョンの要部を示す概略図である。
【符号の説明】
10 記録用紙 20 デジタルカメラステーション 22 カメラ装填部 25 デジタルカメラ 47 カラー感熱プリンタ 56 プリントステージ 57 サーマルヘッド 59 搬送ローラ対 66 出口分岐ガイド 68 退避通路 70 テストシート 71 給紙分岐ガイド 72 プリント通路 75,87 テストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/50 G03B 17/50 Z H04N 1/04 107 H04N 1/04 107Z 5/225 5/225 F Fターム(参考) 2C059 AA05 AA19 AA22 AA26 AA29 AA53 AA62 AA76 2C061 AP10 AQ04 AR01 AS02 AS14 CF01 CQ24 CQ33 CQ39 HV01 HV45 KK18 KK25 KK27 KK32 LL03 2H104 AA19 BB10 5C022 AA13 AB68 AC11 AC13 AC69 AC76 AC80 5C072 AA05 BA15 BA19 DA02 FA17 NA10 QA14 RA06 RA18 UA01 UA11 UA14 UA20 XA06 XA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラがセットされるカメラ装
    填部を備えたデジタルカメラステーションにおいて、プ
    リンタを内蔵させ、このプリンタによりデジタルカメラ
    の画像データをプリントするようにしたことを特徴とす
    るデジタルカメラステーション。
  2. 【請求項2】 前記プリンタでテストパターンを記録
    し、この記録したテストパターンを前記セットされたデ
    ジタルカメラで撮像し、この撮像データを用いてプリン
    ト補正量を求めることを特徴とする請求項1記載のデジ
    タルカメラステーション。
  3. 【請求項3】 前記プリンタをカラー感熱プリンタから
    構成し、このカラー感熱プリンタは、テストパターンを
    記録し、この記録したテストパターンを前記セットされ
    たデジタルカメラで撮像し、この撮像データを用いてプ
    リント補正量を求め、このプリント補正量によりサーマ
    ルヘッドの発熱量を制御して濃度を補正することを特徴
    とする請求項1記載のデジタルカメラステーション。
  4. 【請求項4】 前記カメラ装填部は撮影開口を有し、こ
    の撮影開口を介して前記テストパターンを撮像すること
    を特徴とする請求項2又は3記載のデジタルカメラステ
    ーション。
  5. 【請求項5】 前記プリンタは、通常のプリントの際
    に、前記テストパターンを記録したテストシートをプリ
    ント通路から退避させる退避通路を備えたことを特徴と
    する請求項4記載のデジタルカメラステーション。
  6. 【請求項6】 前記退避通路に退避させたテストシート
    を、通常のプリント終了後に、給紙トレイの最上層に戻
    すことを特徴とする請求項5記載のデジタルカメラステ
    ーション。
  7. 【請求項7】 前記プリンタは、給紙トレー内の記録用
    紙の残量枚数を計数する残量枚数計数部を有し、前記給
    紙トレイにテストシートを戻す際に、残量枚数をテスト
    シートの残量枚数表示部の余白部にプリントすることを
    特徴とする請求項6記載のデジタルカメラステーショ
    ン。
  8. 【請求項8】 前記残量枚数計数部は、テストシートか
    ら読み取った最新の残量枚数からプリントした枚数を差
    し引いて、残量枚数を求めることを特徴とする請求項7
    記載のデジタルカメラステーション。
  9. 【請求項9】 前記デジタルカメラはディスプレイを有
    し、前記残量枚数表示部の残量枚数を撮像して、前記デ
    ィスプレイに表示することを特徴とする請求項7又は8
    記載のデジタルカメラステーション。
  10. 【請求項10】 前記デジタルカメラのセットの有無を
    検出するカメラ検出部を設け、このカメラ検出部により
    デジタルカメラの取出しが検出されたときに、デジタル
    カメラステーションの電源をオフにすることを特徴とす
    る請求項1ないし9いずれか1つ記載のデジタルカメラ
    ステーション。
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