JP2853078B2 - レバーの支持構造 - Google Patents

レバーの支持構造

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JP2853078B2
JP2853078B2 JP33549593A JP33549593A JP2853078B2 JP 2853078 B2 JP2853078 B2 JP 2853078B2 JP 33549593 A JP33549593 A JP 33549593A JP 33549593 A JP33549593 A JP 33549593A JP 2853078 B2 JP2853078 B2 JP 2853078B2
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正純 宮川
正明 弓削
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボディに互いに偏心し
た位置において第1レバー及び第2レバーが軸部材によ
り回動可能に支持されてなるレバーの支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回動中心が異なる2枚のレバーを
重ねて、互いに偏心した位置に枢着するレバーの支持構
造にあっては、例えば図7に示すように、上下2個のシ
ャフト(101)(102)により、上下のレバー(103)(104)をそ
れぞれカバープレート(105)及びベースプレート(106)に
互いの回動中心との間に偏心量(X)が確保されるように
それぞれの位置に枢着されるようなものが一般的に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造は、それぞれのレバー(103)(104)の回動軸となるシ
ャフト(101)(102)が2部品となり、組付けが煩雑になり
高価になる上、カバープレート(105)とベースプレート
(106)との取付位置精度に左右され、互いのレバー(103)
(104)の回動中心位置の精度を出し難い問題点があっ
た。本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点
に鑑み、組付けが容易で互いのレバー回動中心の精度を
出し易いレバーの支持構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ボディに互いに偏心した位置において第
1レバー及び第2レバーが軸部材により回動可能に支持
されてなるレバーの支持構造において、軸部材が、基部
と、基部の一端面から突出してボディの支持部に嵌入可
能で、かつ、第1レバーの回動中心をなす第1軸と、第
1軸に対して偏心した位置であって、基部の他端面から
突出して第2レバーの回動中心をなす第2軸と、基部か
ら外側方に延設され、ボディに形成された位置決め部に
係合可能な係合部を有するアーム部とを備えていること
を特徴としている。
【0005】
【作用】軸部材の第1軸をボディの支持部に嵌入して、
基部から長く延出したアーム部の係合部を位置決め部に
係合して軸部材をボディに固定することにより、第1レ
バーは第1軸を中心に回動可能に支持され、また、第2
レバーは、第1レバーに対して偏心した位置に精度良く
回動可能に枢着される。第1または第2レバーを軸部材
の第1軸または第2軸の仮保持部により仮保持すること
により、一層組み付け性の向上を図ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図6において、(1)は、自動車のドアに取り
付けられ、ドアの開閉に応じて車体側に固着されたスト
ライカに係脱可能なラッチ及びラッチに係合してラッチ
を係合位置に拘束して、ドアを全閉位置に拘束するロッ
キングプレート等を収納した噛合機構部(2)と、噛合機
構部(2)の裏面に固定される合成樹脂製のサイドボディ
(3)とを備えて成るドアロック装置である。
【0007】サイドボディ(3)の一方の取付面(3a)に
は、筒状の支持部(3d)及び凹状の位置決め部(3c)が形
成されるとともに、軸(4a)により枢着され、ドアの車
内側に設けられたドア開扉操作用のインサイドハンドル
にロッド等の連結部材を介して連結されるインサイドレ
バー(4)と、軸(5a)により枢着され、ドアの車内側に
設けられたドア開扉操作を制御する施解錠操作用のロッ
クノブに連結されるノブレバー(5)と、軸(6a)により
枢着され、ノブレバー(5)に連結されるリンクレバー
(6)とが設けられている。ノブレバー(5)は、ドア開扉
操作を可能にする解錠位置と、ドア開扉操作を不能にす
る施錠位置とに移動可能である。
【0008】図3に示すサイドボディ(3)の噛合機構部
(2)に対向する他方の取付面(2b)の裏面には、軸部材
(7)によりドアの車外側に設けられたアウトサイドハン
ドルに連結されるアウトサイドレバー(8)と、インサイ
ドレバー(4)及びアウトサイドレバー(8)に連動する連
結レバー(9)とが枢着されている。連結レバー(9)は、
一端部(9a)がインサイドレバー(4)に、また、折曲部
(9b)がアウトサイドレバー(8)に当接することにより
解除作動する。
【0009】軸部材(7)は、アウトサイドレバー(8)と
連結レバー(9)との間に配置される基部(7a)と、基部
(7a)の前端面(図2の上端面)に設けられたばね掛け部
(7b)から突出して、サイドボディ(3)の支持部(3d)に
嵌入して連結レバー(9)の回動中心をなす第1軸(7c)
と、第1軸(7c)に対して偏心した位置において基部(7
a)の後端面(図2の下端面)から突出し、アウトサイドレ
バー(8)を回動可能に枢着する第2軸(7d)と、基部(7
a)から外側方に長く延設され、先端に位置決め部(3c)
に係合可能な突起状の係合部(7e)を有するアーム部(7
f)とを備え、サイドボディ(3)と噛合機構部(2)のベー
スプレート(2b)との間に挟持されて固定される。な
お、係合部(7e)は、位置決め部(3c)にゆとりがあるよ
うに係合する。
【0010】連結レバー(9)は、サイドボディ(3)の支
持部(3d)のまわりに回動可能に枢支され、また、アウ
トサイドレバー(8)は、軸部材(7)の第2軸(7d)によ
り回動可能に枢着されて、アウトサイドレバー(8)と連
結レバー(9)とは、軸部材(7)の第1軸(7c)及び第2
軸(7d)を中心にして回動し、互いに偏心した位置に枢
着される。
【0011】第1軸(7c)の先端には、サイドボディ
(3)の支持部(3d)内に弾性係合可能な爪部(7g)が形成
され、また、第2軸(7d)には、アウトサイドレバー
(8)の孔に弾性変形しながら嵌入してアウトサイドレバ
ー(8)を仮保持可能な仮保持部(7h)が形成されてい
る。アーム部(7f)の略中央には、連結レバー(9)の所
定部位の板厚面に当接して連結レバー(9)のがた付きを
押さえる押さえ部(7i)が形成されている。噛合機構部
(2)のベースプレート(2b)には、第2軸(7d)より大径
の支持孔(2c)が穿設されている。
【0012】なお、軸部材(7)の係合部(7e)及び位置
決め部(3c)は、図5に示すように、係合部(7e)を孔と
して、位置決め部(3c)を係合部(7e)の孔に係合する突
起としてもよい。
【0013】連結レバー(9)を支持部(3d)に嵌合し、
かつ、軸部材(7)の第2軸(7d)に、アウトサイドレバ
ー(8)の孔に嵌入して仮保持部(7h)によりアウトサイ
ドレバー(8)を仮保持した状態で、第1軸(7c)をサイ
ドボディ(3)の支持部(3d)に嵌入し、基部(7a)から長
く延出したアーム部(7f)の係合部(7e)を位置決め部
(3c)に係合して軸部材(7)をサイドボディ(3)に固定
することにより、第2軸(7d)は、容易に精度良く正規
の位置に位置決めされ、アウトサイドレバー(8)と連結
レバー(9)とは、それぞれ正規の位置に回動可能に枢着
される。次いで、サイドボディ(3)を噛合機構部(2)の
ベースプレート(2b)に固定することにより、第2軸(7
d)がベースプレート(2b)の支持孔(2c)に嵌入され、連
結レバー(9)は、支持部(3d)により枢着され、また、
アウトサイドレバー(8)は、軸部材(7)の基部(7a)と
ベースプレート(2b)との間に回動可能に狭持される。
(13)は、軸部材(7)のばね掛け部(7b)のまわりに巻装
され、連結レバー(9)を時計方向に付勢するスプリング
である。
【0014】連結レバー(9)のアーム部(9c)には、第
1サブレバー(10)の一端が回動可能に連結されている。
第1サブレバー(10)の他端に穿設された長孔(10a)に
は、サイドボディ(2)に上下方向に摺動自在に支持され
た第2サブレバー(11)の上端が摺動可能に係合してい
る。第2サブレバー(11)の下端には、サイドボディ(2)
に軸(12a)により枢着されたキーレバー(12)及びリンク
レバー(6)にそれぞれ連結されている。
【0015】キーレバー(12)は、ドアの車外側に配置さ
れるキーシリンダに連結され、図1に示す中立位置か
ら、キーシリンダの操作により時計方向に回動した施錠
位置と反時計方向に回動した解錠位置とに移動し、第1
サブレバー(10)及び第2サブレバー(11)は、キーレバー
(12)及びノブレバー(5)の施錠、解錠操作に連動して、
施錠位置と解錠位置とに移動することができる。
【0016】第1サブレバー(10)及び第2サブレバー(1
1)が解錠位置にあるときは、アウトサイドレバー(8)の
解除作動により、アウトサイドレバー(8)は、軸部材
(7)の第2軸(7d)を中心に、また、第1サブレバー(1
0)は、アウトサイドレバー(8)と偏心した位置である第
1軸(7c)を中心にそれぞれ反時計方向に回動して、第
1サブレバー(10)の係合部(10b)が噛合機構部(2)に連
結されたオープンレバー(2a)に当接することにより、
噛合機構部(2)の噛合を解除してドアを開けることがで
きる。また施錠位置にあるときは、第1サブレバー(10)
の係合部(10b)がオープンレバー(2a)に対して空振り状
態になって、ドアの解除操作を不能にする。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ボディに対し
て第1軸の位置を決めて、位置決め部により軸部材を固
定することにより、簡単かつ精度良く2枚のレバーの回
動中心を偏心させて支持することができる。また、レバ
ーの仮保持が可能なので、組み付け性の向上を図ること
ができる(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したドアロック装置のサイドボデ
ィの背面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】軸部材の斜視図である。
【図5】他の実施例の位置決め部の拡大斜視図である。
【図6】ドアロック装置のサイドボディの側面図であ
る。
【図7】従来技術の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
(3)サイドボディ(ボディ) (3c)位置決め部 (3d)支持部 (7)軸部材 (7a)基部 (7c)第1軸 (7d)第2軸 (7e)係合部 (7f)アーム部 (7h)仮保持部 (8)アウトサイドレバー(第2レバー) (9)連結レバー(第1レバー)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに互いに偏心した位置において第
    1レバー及び第2レバーが軸部材により回動可能に支持
    されてなるレバーの支持構造において、軸部材が、基部
    と、基部の一端面から突出してボディの支持部に嵌入可
    能で、かつ、第1レバーの回動中心をなす第1軸と、第
    1軸に対して偏心した位置であって、基部の他端面から
    突出して第2レバーの回動中心をなす第2軸と、基部か
    ら外側方に延設され、ボディに形成された位置決め部に
    係合可能な係合部を有するアーム部とを備えていること
    を特徴とするレバーの支持構造。
  2. 【請求項2】 第1軸または第2軸の少なくとも一方
    に、第1レバーまたは第2レバーを仮り保持可能な保持
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載のレバーの支
    持構造。
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