JP2852549B2 - 多回路制動装置を制御する方法及び装置 - Google Patents
多回路制動装置を制御する方法及び装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特許請求の範囲の請求項1及び2の上位概
念による、多回路制動装置を制御する方法及び装置に関
する。
念による、多回路制動装置を制御する方法及び装置に関
する。
このような方法及びこのような装置は、欧州特許出願
公告第0088911号明細書の第2図から公知である.この
従来技術では、各制動回路が電気的にかつ圧力信号によ
り制御可能である.この目的のために、この従来技術は
各制動回路に、電気的にかつ圧力信号により操作可能な
制動圧力変調器(そこでは中継弁30,31,37,38)を持つ
ている.この種の制動圧力変調器はその複雑さのために
費用のかかる装置であるから、公知の解決策も費用がか
かり、少なくとも2つの圧力変調器の設置を前提とする
だけに尚更費用がかかる. 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の基礎になつている課題は、冒頭に挙げたよう
な方法及び装置を、減少された費用で実施可能であるよ
うに、簡単な手段により改良することである. 〔課題を解決するための手段〕 この課題を解決するため本発明によれば、圧力信号に
より制御される制動回路の制動値が測定されて第2の電
気制動値信号に変換され、電気的にのみ制御される制動
回路が、圧力信号により制御される制動回路が健全であ
る常用運転の際には、第2の電気制動値信号により制御
され、圧力信号により制御される制動回路が故障する非
常運転の際には、第1の電気制動値信号により制御され
る。本発明のそれ以外の有利な構成は特許請求の範囲の
実施態様項に記載されている. 本発明はあらゆる適切な手段と相まつて実現され得
る. 本発明は、多回路制動装置が、電気的に制御される少
なくとも1つの制動回路と、圧炉信号により制御される
少なくとも1つの制動回路とから成る場合に、この電気
的に制御される制動回路が制動圧力形成において、圧力
信号により制御される制動回路より先行し、それによつ
て車両又は、複合車両の場合は、多の車両の不均一なブ
レーキライニング摩耗が促進されるという欠点を回避す
る. 本発明には、圧力信号が圧力信号により制御される制
動回路の制動機へ直接制動圧力として供給され得るとい
う利点がある.それによつて、この制動回路の非常に簡
単でかつ少ししか費用のかからない構成の可能性があ
る.しかし、例えば応答時間を短縮するために、本発明
に関係しない観点に基づき、この制動回路に手段が必要
である場合にも、本発明は、1つ又は複数の圧力変調器
の代わりに従来技術の中継弁の使用を許容することによ
り、少ししか費用のかからない解決策を提供する. 本発明による装置には、第2の制動値信号の発信器又
は制動値発信器の電気部の特性及び機能を、この制動値
発信器により発信された第1の制動値信号と第2の制動
値信号との比較により、簡単に検査することができると
いう利点がある.本発明の別の構成では調整装置を設け
ることができ、この調整装置は、偏差そのもの又は所定
の公差値より高い偏差がある場合に、第1の制動値信号
を第2の制動値信号に少なくともほぼ合わせ、それによ
つて前述の発信器又は制動値発信器の電気部の機能障害
の存在する特性欠陥を少なくともほぼ除去又は相殺す
る. 制動圧力が制動値として使用されかつ多回路制動装置
が車両又は電気的に制御される制動回路に対応する車軸
の荷重状態を検出するための装置を持つている適用例で
は、制動値発信器の電気部の検査の基礎を形成する、圧
力信号により制御される制動回路の制動値センサの検査
も可能にするように本発明を改良することができる.電
気的に制御される制動回路の制動値(制動圧力)が第3
の電気制動値信号に変換されかつ第2の制動値信号との
荷重に関係する偏差が前提とされるこの解決策は、本発
明を高まる安全性要求に合わせ得る、少ししか費用のか
からない方法を提供する. 〔実施例〕 図面に示された実施例について本発明のそれ以外の利
点を以下に説明する. 圧力媒体導管には実線が、電気接続部には1点鎖線
が、同じ機能を持つ構成部材には同じ符号がそれぞれ一
貫して使用されている. 第1図に示された多回路制動装置は、圧力信号により
制御される制動回路及び電気的に制御される制動回路を
含んでおり、これらの回路は全体としてI又はIIで示さ
れている. 多回路制動装置は制動値発信器20を持つており、この
制動値発信器は電気部4へ第1の電気制動値信号を発信
しかつ圧力媒体体21へ圧力信号を発信し、これらの信号
の強さは周知のやり方で、制動値発信器へ供給される操
作力又は操作行程に関係する. 電気部4及び圧力媒体部21は内側部分の適当な配置に
より、第1の制動値信号が、圧力制御される健全な制動
回路Iにおいて圧力媒体部21の出力端の圧力により形成
されかつ圧力制御される欠陥のある制動回路Iにおいて
直接形成されるように、結合されている. 圧力信号により制御される制動回路Iは、圧力媒体溜
め19と、制動値発信器20の圧力媒体部21と、圧力媒体で
操作される制動機1,2とから成る.制動値発信器20は、
圧力媒体部21の出力端に操作力又は操作行程に対応する
圧力が生ずるまで圧力媒体溜め19から圧力を制動機1,2
へ通すように、圧力信号を発信する.この圧力は実施例
では制動機1,2へ直接制動圧力として供給される.しか
しこの圧力は、第2図による実施例に示されているよう
に、中継弁を介する制動圧力の制御のためにも使用され
得る.更に、それ以外の通常の装置(例えば制動力調整
器、急速釈放弁など)を制動回路Iに配置することも可
能である.簡単化のために、この制動回路は以下に、圧
力制御される制動回路Iとして示される. 電気的に制御される制動回路IIは圧力媒体溜め18と、
圧力媒体で操作される制動機13,16と、制動値発信器20
の電気部4と、電気制動値制御装置9,10,17,14,15と、
圧力制御される制動回路Iに配置された制動値センサ3
と、比較装置8とから成る. 圧力媒体溜め18及び及び19への供給は、周知のやり方
で、図示されていない圧力供給装置を介して行なわれ
る. 制動値センサ3は、制動機1,2の制動値を測定しかつ
この制動値を第2の電気制動値信号に変換し、すなわち
その発信器として作用するように、構成されており、そ
れについては更に以下に詳しくふれる. 比較装置8は入力端側で制動値発信器20の電気部4及
び制動値センサ3と接続されておりかつ出力端側で制動
値制御装置9,10,17,14,15の入力端と接続されており、
すなわちこの制動値制御装置の前に接続されている. 制動値制御装置9,10,17,14,15は、入力端側で比較装
置8の出力端と接続されている電子制御装置9と、電気
的に制御される圧力変調器10,17と、制動値センサ14,15
とから成る.これらの圧力変調器10,17は電子制御装置
9の後に電気的に接続されておりかつそれぞれ制動機1
3,16の一方と圧力媒体溜め18との接続を監視する.制動
値センサ14,15は、圧力供給の際にそれぞれ対応する制
動機13又は16に生ずる制動値を測定しかつ第3の電気制
動値信号を電子制御装置9へ発信する. 比較装置8は、制動値制御装置9,10,17,14,15と接続
された出力端へ第1の制御値信号又は第2の制動値信号
を送ることができるように、構成されている.それぞれ
の制動値信号自体の代わりに、比較装置8はこの制動値
信号に関係する信号も送ることができ、この可能性は、
以下に詳細な言及なしでも常に把握されていなければな
らない。
公告第0088911号明細書の第2図から公知である.この
従来技術では、各制動回路が電気的にかつ圧力信号によ
り制御可能である.この目的のために、この従来技術は
各制動回路に、電気的にかつ圧力信号により操作可能な
制動圧力変調器(そこでは中継弁30,31,37,38)を持つ
ている.この種の制動圧力変調器はその複雑さのために
費用のかかる装置であるから、公知の解決策も費用がか
かり、少なくとも2つの圧力変調器の設置を前提とする
だけに尚更費用がかかる. 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の基礎になつている課題は、冒頭に挙げたよう
な方法及び装置を、減少された費用で実施可能であるよ
うに、簡単な手段により改良することである. 〔課題を解決するための手段〕 この課題を解決するため本発明によれば、圧力信号に
より制御される制動回路の制動値が測定されて第2の電
気制動値信号に変換され、電気的にのみ制御される制動
回路が、圧力信号により制御される制動回路が健全であ
る常用運転の際には、第2の電気制動値信号により制御
され、圧力信号により制御される制動回路が故障する非
常運転の際には、第1の電気制動値信号により制御され
る。本発明のそれ以外の有利な構成は特許請求の範囲の
実施態様項に記載されている. 本発明はあらゆる適切な手段と相まつて実現され得
る. 本発明は、多回路制動装置が、電気的に制御される少
なくとも1つの制動回路と、圧炉信号により制御される
少なくとも1つの制動回路とから成る場合に、この電気
的に制御される制動回路が制動圧力形成において、圧力
信号により制御される制動回路より先行し、それによつ
て車両又は、複合車両の場合は、多の車両の不均一なブ
レーキライニング摩耗が促進されるという欠点を回避す
る. 本発明には、圧力信号が圧力信号により制御される制
動回路の制動機へ直接制動圧力として供給され得るとい
う利点がある.それによつて、この制動回路の非常に簡
単でかつ少ししか費用のかからない構成の可能性があ
る.しかし、例えば応答時間を短縮するために、本発明
に関係しない観点に基づき、この制動回路に手段が必要
である場合にも、本発明は、1つ又は複数の圧力変調器
の代わりに従来技術の中継弁の使用を許容することによ
り、少ししか費用のかからない解決策を提供する. 本発明による装置には、第2の制動値信号の発信器又
は制動値発信器の電気部の特性及び機能を、この制動値
発信器により発信された第1の制動値信号と第2の制動
値信号との比較により、簡単に検査することができると
いう利点がある.本発明の別の構成では調整装置を設け
ることができ、この調整装置は、偏差そのもの又は所定
の公差値より高い偏差がある場合に、第1の制動値信号
を第2の制動値信号に少なくともほぼ合わせ、それによ
つて前述の発信器又は制動値発信器の電気部の機能障害
の存在する特性欠陥を少なくともほぼ除去又は相殺す
る. 制動圧力が制動値として使用されかつ多回路制動装置
が車両又は電気的に制御される制動回路に対応する車軸
の荷重状態を検出するための装置を持つている適用例で
は、制動値発信器の電気部の検査の基礎を形成する、圧
力信号により制御される制動回路の制動値センサの検査
も可能にするように本発明を改良することができる.電
気的に制御される制動回路の制動値(制動圧力)が第3
の電気制動値信号に変換されかつ第2の制動値信号との
荷重に関係する偏差が前提とされるこの解決策は、本発
明を高まる安全性要求に合わせ得る、少ししか費用のか
からない方法を提供する. 〔実施例〕 図面に示された実施例について本発明のそれ以外の利
点を以下に説明する. 圧力媒体導管には実線が、電気接続部には1点鎖線
が、同じ機能を持つ構成部材には同じ符号がそれぞれ一
貫して使用されている. 第1図に示された多回路制動装置は、圧力信号により
制御される制動回路及び電気的に制御される制動回路を
含んでおり、これらの回路は全体としてI又はIIで示さ
れている. 多回路制動装置は制動値発信器20を持つており、この
制動値発信器は電気部4へ第1の電気制動値信号を発信
しかつ圧力媒体体21へ圧力信号を発信し、これらの信号
の強さは周知のやり方で、制動値発信器へ供給される操
作力又は操作行程に関係する. 電気部4及び圧力媒体部21は内側部分の適当な配置に
より、第1の制動値信号が、圧力制御される健全な制動
回路Iにおいて圧力媒体部21の出力端の圧力により形成
されかつ圧力制御される欠陥のある制動回路Iにおいて
直接形成されるように、結合されている. 圧力信号により制御される制動回路Iは、圧力媒体溜
め19と、制動値発信器20の圧力媒体部21と、圧力媒体で
操作される制動機1,2とから成る.制動値発信器20は、
圧力媒体部21の出力端に操作力又は操作行程に対応する
圧力が生ずるまで圧力媒体溜め19から圧力を制動機1,2
へ通すように、圧力信号を発信する.この圧力は実施例
では制動機1,2へ直接制動圧力として供給される.しか
しこの圧力は、第2図による実施例に示されているよう
に、中継弁を介する制動圧力の制御のためにも使用され
得る.更に、それ以外の通常の装置(例えば制動力調整
器、急速釈放弁など)を制動回路Iに配置することも可
能である.簡単化のために、この制動回路は以下に、圧
力制御される制動回路Iとして示される. 電気的に制御される制動回路IIは圧力媒体溜め18と、
圧力媒体で操作される制動機13,16と、制動値発信器20
の電気部4と、電気制動値制御装置9,10,17,14,15と、
圧力制御される制動回路Iに配置された制動値センサ3
と、比較装置8とから成る. 圧力媒体溜め18及び及び19への供給は、周知のやり方
で、図示されていない圧力供給装置を介して行なわれ
る. 制動値センサ3は、制動機1,2の制動値を測定しかつ
この制動値を第2の電気制動値信号に変換し、すなわち
その発信器として作用するように、構成されており、そ
れについては更に以下に詳しくふれる. 比較装置8は入力端側で制動値発信器20の電気部4及
び制動値センサ3と接続されておりかつ出力端側で制動
値制御装置9,10,17,14,15の入力端と接続されており、
すなわちこの制動値制御装置の前に接続されている. 制動値制御装置9,10,17,14,15は、入力端側で比較装
置8の出力端と接続されている電子制御装置9と、電気
的に制御される圧力変調器10,17と、制動値センサ14,15
とから成る.これらの圧力変調器10,17は電子制御装置
9の後に電気的に接続されておりかつそれぞれ制動機1
3,16の一方と圧力媒体溜め18との接続を監視する.制動
値センサ14,15は、圧力供給の際にそれぞれ対応する制
動機13又は16に生ずる制動値を測定しかつ第3の電気制
動値信号を電子制御装置9へ発信する. 比較装置8は、制動値制御装置9,10,17,14,15と接続
された出力端へ第1の制御値信号又は第2の制動値信号
を送ることができるように、構成されている.それぞれ
の制動値信号自体の代わりに、比較装置8はこの制動値
信号に関係する信号も送ることができ、この可能性は、
以下に詳細な言及なしでも常に把握されていなければな
らない。
これまで述べた基本構成で、実施例は次のように動作
する. 制動値発信器20の操作の際に、この制動値発信器は圧
力媒体部21における圧力信号の発生のために圧力媒体溜
め19と制動機1,2との接続を開放する.圧力供給により
電気部4に第1の制動値信号が生じかつ制動機1,2に制
動値が生じ、この制動値を制動値センサ3が測定しかつ
第2の制動値信号に変換する.この第2の制動値信号及
び第1の制動値信号は比較装置8へ供給され、この比較
装置は常用運転において制動信号としての第2の制動値
信号を制動値制御装置9,10,17,14,15へ、より正確には
電子制御装置9へ、送る. 電子制御装置9はこの制御信号の受信の際に圧力変調
器10,17へ信号を発信し又は各圧力変調器10又は17に対
してこの信号に関係する独自の信号を発信する.これら
の圧力変調器10,17はそれに基づいて、この信号が減衰
するまで、圧力媒体溜め18からの圧力を制動圧力として
制動機13,16へ通し、これらの制動機にはそれに基づい
てそれぞれ制動値が生ずる.電子制御装置9が第3の制
動値信号とこの電子制御装置へ比較装置8から供給され
た制御信号との一致を確認した場合に、信号の減衰が起
こる.従つて制動値制御装置9,10,17,14,15は制動機13,
16の制動値用の調整回路を形成する. 制動値として、制動機1,2又は13,16の瞬間荷重を示
す、あらゆる適切な量が考慮の対象になる.特に、制動
値として、それぞれ制動機が制動圧力供給により生ぜし
める制動トルク(又は制動力)又は制動温度、しかし又
制動圧力自体も、利用される.制動値センサ3,14及び15
は制動トルク(制動力)センサ又は温度センサ又は圧力
センサとして構成されている. 非常運転において比較装置8は(制動値発信器20によ
り発信された)第1の制動値信号を送り、その制動値信
号は次いで、電気的に制御される制動回路IIにおいて、
今述べた作用を引き起こす.非常運転は先ず第一に、圧
力媒体で制御される制動回動Iの故障の際に考慮の対象
になる.電気的に制御される制動回路IIはこの場合完全
に動作能力がある.他方では、圧力制御される制動回路
Iも、電気的に制御される制動回路IIの故障の際に、完
全に動作能力がある.公差により特に両制動回路I又は
IIにおける制動値が常用運転におけるより大きく相違す
ることが起こるだけである.実施例は市販されている、
少ししか費用のかからない装置及び構成要素だけしか含
んでいないから、この実施例は、少ない費用で構成でき
る十分に価値のある多回路制動装置を具体化する. 特に動作説明から分かるように、実施例では、少なく
とも1つの電気的に制御される制動回路を制御する方法
が実現され、この方法は、圧力信号により制御される制
動回路の制動値が測定されかつ第2の電気制動値信号に
変換され、そして電気的に制御される制動回路が常用運
転において第2の制動値信号によりかつ非常運転におい
て第1の制動値信号により制御されることで優れてい
る. 説明説明から分かるように、電気的に制御される制動
回路IIは、圧力制御される制動回路Iに追従する.それ
によつて、電気的制動により可能性のある一層迅速な制
動回路IIは遅くされるが、しかしこれは制動回路Iへの
適合のために行なわれ、制動回路I及びIIにおける圧力
同期化が保証されているという、既に冒頭に述べられた
利点がある. これまで説明された基本構成の他に、実施例を、第1
図にいくつかの種類が破線で示されている様々な種類へ
改良することができる. 11又は12でセンサが示されており、これらのセンサは
特定の車両パラメータを検出しかつ電気信号に変換す
る.これらのセンサは電子制御装置9の入力端と電気的
に接続されている.この場合、電子制御装置9は、比較
装置8から供給される制御信号及びセンサ11,12の信号
から圧力変調器10,17に対する訂正された信号を形成
し、制動値センサから出る第3の制動値信号と訂正され
た信号との一致を確認した場合、この訂正された信号を
遮断するように、構成されている。従つてこの場合、制
動機13,16に生ずる制動値は、比較装置8から出る制御
信号に関係するのみならず、センサ11,12により検出さ
れる車両パラメータにも関係する.還元すれば、この構
成では電気的に制御される制御回路IIは(制動値センサ
3から出る)第2の制動値信号又は(制動値発信器20か
ら出る)第1の制動値信号により制御される.これに関
して、制動の際の車両動作にとつて重要な各車両特性が
考慮の対象になる.例として挙げられるのは、車両の荷
重状態又は電気的に制御される制動回路IIに付属する車
軸の荷重状態、車両速度、牽引車と付随車との連結部に
おける力などである. 制動値発信器20へ供給される操作力を検知しかつ操作
行程を検知するための装置が、6で示されている.この
装置6は、この装置が操作力又は操作行程の所定の最小
値を上回ることを確認した場合に制動値要求信号を発信
するように、構成されている.この制動値要求信号は比
較装置8へ供給され、この比較装置はこの場合、制動値
要求信号の受信の際に(制動値発信器20から出る)第1
の制動値信号を制御信号として送るように、構成されて
いる.従つてこの構成において常用運転と非常運転との
間の移行は、制動値発信器20へ供給される操作力又はこ
の制動値発信器の操作行程の大きさにより定められる. 制動値発信器20の操作速度を検知するための装置が5
で示されており、この装置を装置6の代わりに又はこの
装置6に加えて設けることができる.装置5は、所定の
最低速度を越えたことを検知した場合に速度信号を発信
するように、構成されている.速度信号は比較装置8へ
供給され、この比較装置はこの場合、速度信号を受信の
際に第1の制動値信号を送るように、構成されている.
この構成において、常用運転と非常運転との間の移行は
制動値発信器の操作速度の大きさにより定められる. 図示されていないやり方で比較装置8は、第1の制動
値信号と第2の制動値信号を比較しかつ所定の許容でき
ない偏差の検知の際に警報信号を発信するように、構成
され得る.このような許容できない偏差は制動値センサ
3又は制動値発信器20の電気部4の特性欠陥又は機能障
害、そして又制動値が生じない又は過小の制動値しか生
じない、圧力制御される制動回路Iの故障に起因する. 比較装置8が第1の制動値信号及び第2の制動値信号
を比較するように構成されている場合は、この比較装置
は、今述べたものの代わりに又は付加的に、所定の許容
偏差の検知の際に第1の制動値信号を送り、従つて非常
運転に切り換えるように、構成され得る.それによつ
て、制御される制動回路Iの故障の際に、電気的に制御
される制御回路IIが完全に動作能力があることが保証さ
れている. 第1の制動値信号用の調整装置7で示されており、こ
の調整装置によつて第1の制動値信号を第2の制動値信
号に、比較装置8がこれらの制動値信号の間の偏差を検
知する場合に、完全に又は少なくともほぼ合わせること
ができる.比較装置はこの場合、常用運転においてこれ
らの制動値信号の間の偏差の検知の際に制御信号を調整
装置7へ発信し、この制御信号によりこの調整装置が周
知の、従つて説明されないやり方で適切に作動されるよ
うに、構成されている.これは常用運転においてのみ行
なわれるから、作用が既に挙げた許容偏差より低い、制
動値センサ3又は制動値信号20の電気部4の特性欠陥又
は機能障害を調整装置7によりほぼ又は完全に除去又は
相殺することができる. 図示されていないやり方で、今述べた構成を、検知さ
れた制動値信号の偏差が少なくとも1つの所定の公差値
に達した場合にのみ比較装置が調整信号を発信するよう
に、改良することができる.それによつて、あらゆる僅
かな偏差における調整装置7の作動及び調整装置7又は
比較装置8の費用の増大が回避される. 調整装置7と制動値発信器20の操作速度を検知するた
めの装置5とを持つ実施例の構成において、この装置5
は、操作速度が所定の最大値を越えない限り付勢信号を
発信するように、構成され得る.この付勢信号は比較装
置8へ供給され、この比較装置は、場合によつては所定
の交差値と許容偏差との間の、制動値信号の偏差を同時
に検知しかつ付勢信号を受信する場合にのみ調整信号を
(調整装置7へ)発信するように、構成されている.
(制動値発信機20の操作速度の)最大値を適当に定めた
場合に、この構成は、圧力目標値及び制動値の同期化が
可能である、制動値発信器20の低い操作速度においての
み調整装置7が作動されることを保証する. 上述した追従制御の際の圧力制御される制動回路Iに
対する電気的に制御される制動回路I1の制動値変化の遅
れを小さくするために、制動操作の際に第1の制動値信
号の応答により直ちに、電気的に制御される制動回路II
の制動機13,16のほぼ応答圧力(又は印加圧力)の高さ
の制動圧力を送り、その後はじめて追従制御を前述した
ように作用させることが好ましい. 第2図による実施例において、制動機1,2又は13,16へ
供給される制動圧力が制動値として使用される.それに
応じて、この場合は30,31,32で示されている制動値セン
サが圧力センサとして構成されている.電気的に制御さ
れる制動回路IIの制動値センサ31,32は、別体の構成要
素群として描かれているが、しかしそれぞれ付属する圧
力変調器10又は17に組込むこともできる. 制動値センサ31,32は、電子制御装置9の他に比較装
置8とも接続されている. センサ11は車両の荷重状態及び電気的に制御される制
動回路IIに付属する1つ又は複数の車軸の荷重状態を検
出する.センサ11の信号(以下荷重信号という)は、電
子制御装置9の他に比較装置8へも供給される. 比較装置8に特性領域が記憶されており、この特性領
域は、第2の制動値信号と第3の制動値信号との間の目
標偏差を各荷重信号へ対応させる.この目標偏差は制動
値信号の強さにより可変である.更に比較装置8は、存
在する実際偏差が、正に印加している荷重信号(及び場
合によつては制動値信号の強さ)に対応する目標偏差を
少なくとも許容公差値だけ上回る又は下回る場合に警報
信号を発信するように、図示してないやり方で構成され
ている.この許容公差値により、調整信号との関連で上
述されたのと同じ理由から、警報信号の発信のための応
答限界値が設けられている.極端な場合には、この許容
公差値を零に設定し、それにより目標偏差を上回る又は
下回るたびに警報信号を直ちに発信することができる. 第2図による実施例はその動作のやり方に基づき、少
なくとも1つの電気的に制御される制動回路を制御する
方法を実現し、この方法では、電気的に制御される制動
回路の制動値が測定されかつ第3の電気制動値信号に変
換され、そして第2の制動値信号と第3の制動値信号と
の間の荷重に関係する目標偏差を少なくとも許容公差値
だけ上回る又は下回る際に警報が行なわれる. 従つてこの実施例は、電気的に制御される回路の制動
値センサ31,32による、圧力制御される制動回路Iの制
動値センサ30の検査を可能にし、それにより、上述の多
回路制動装置を高められた安全性要求に合れせ得る、少
ししか費用のかからない方法を可能にする. 第2図による実施例は更に、圧力制御される制動回路
Iにおいて制動機1,2の制動圧力の制御が中継弁34を介
して行なわれ、この中継弁へ、制動値発信器20から発信
される圧力信号が制御圧力として供給されることを示し
ている. その他の点では、第2図による実施例は、第1図によ
る実施例に一致している. 実施例において制動機13,16のそれぞれに独自の圧力
変調器10又は17及び独自の制動値センサ14又は15;31又
は32が付属していることによつて、各制動機13又は16の
制動値は、電子制御装置9が各圧力変調器10又は17に対
して独自の信号を発信する場合に、個々に調整され得
る.しかし制動し易さを断念して、図示されていないや
り方で、電子制御装置の適当な簡単化により圧力変調器
及び制動値センサだけを制動機13,16に付属させること
もでき、それによつてコスト的に有利な解決策が得られ
る.当業者は、こうして簡単化された構成についても上
記説明が準用されることを認識している. 図示されていないやり方で実施例を1つ又は複数の付
加的な、電気的に制御され又は圧力制御される制動回路
により拡張することができることは明白である.この場
合、付加的な、電気的に制御される制動回路について、
電気的に制御される制動回路IIの構成及び圧力制御され
る制動回路I又は別の圧力制御される制動回路とのこの
制動回路IIの結合に関する上記説明が準用される. 当業者は更に、個々の実施例に関して行なわれた上記
説明が、これらの説明から矛盾が生じない限り、他の実
施例についても準用されることを認識している. 最後に、当業者は本発明の保護範囲が実施例に論じ尽
されておらず、特徴が特許請求の範囲に従属するすべて
の構成を含むことを認識している.特に、本発明にとつ
て重要な電気部品が1つ又は複数の構成要素群にまとめ
られているすべての構成が網羅されなければならない.
する. 制動値発信器20の操作の際に、この制動値発信器は圧
力媒体部21における圧力信号の発生のために圧力媒体溜
め19と制動機1,2との接続を開放する.圧力供給により
電気部4に第1の制動値信号が生じかつ制動機1,2に制
動値が生じ、この制動値を制動値センサ3が測定しかつ
第2の制動値信号に変換する.この第2の制動値信号及
び第1の制動値信号は比較装置8へ供給され、この比較
装置は常用運転において制動信号としての第2の制動値
信号を制動値制御装置9,10,17,14,15へ、より正確には
電子制御装置9へ、送る. 電子制御装置9はこの制御信号の受信の際に圧力変調
器10,17へ信号を発信し又は各圧力変調器10又は17に対
してこの信号に関係する独自の信号を発信する.これら
の圧力変調器10,17はそれに基づいて、この信号が減衰
するまで、圧力媒体溜め18からの圧力を制動圧力として
制動機13,16へ通し、これらの制動機にはそれに基づい
てそれぞれ制動値が生ずる.電子制御装置9が第3の制
動値信号とこの電子制御装置へ比較装置8から供給され
た制御信号との一致を確認した場合に、信号の減衰が起
こる.従つて制動値制御装置9,10,17,14,15は制動機13,
16の制動値用の調整回路を形成する. 制動値として、制動機1,2又は13,16の瞬間荷重を示
す、あらゆる適切な量が考慮の対象になる.特に、制動
値として、それぞれ制動機が制動圧力供給により生ぜし
める制動トルク(又は制動力)又は制動温度、しかし又
制動圧力自体も、利用される.制動値センサ3,14及び15
は制動トルク(制動力)センサ又は温度センサ又は圧力
センサとして構成されている. 非常運転において比較装置8は(制動値発信器20によ
り発信された)第1の制動値信号を送り、その制動値信
号は次いで、電気的に制御される制動回路IIにおいて、
今述べた作用を引き起こす.非常運転は先ず第一に、圧
力媒体で制御される制動回動Iの故障の際に考慮の対象
になる.電気的に制御される制動回路IIはこの場合完全
に動作能力がある.他方では、圧力制御される制動回路
Iも、電気的に制御される制動回路IIの故障の際に、完
全に動作能力がある.公差により特に両制動回路I又は
IIにおける制動値が常用運転におけるより大きく相違す
ることが起こるだけである.実施例は市販されている、
少ししか費用のかからない装置及び構成要素だけしか含
んでいないから、この実施例は、少ない費用で構成でき
る十分に価値のある多回路制動装置を具体化する. 特に動作説明から分かるように、実施例では、少なく
とも1つの電気的に制御される制動回路を制御する方法
が実現され、この方法は、圧力信号により制御される制
動回路の制動値が測定されかつ第2の電気制動値信号に
変換され、そして電気的に制御される制動回路が常用運
転において第2の制動値信号によりかつ非常運転におい
て第1の制動値信号により制御されることで優れてい
る. 説明説明から分かるように、電気的に制御される制動
回路IIは、圧力制御される制動回路Iに追従する.それ
によつて、電気的制動により可能性のある一層迅速な制
動回路IIは遅くされるが、しかしこれは制動回路Iへの
適合のために行なわれ、制動回路I及びIIにおける圧力
同期化が保証されているという、既に冒頭に述べられた
利点がある. これまで説明された基本構成の他に、実施例を、第1
図にいくつかの種類が破線で示されている様々な種類へ
改良することができる. 11又は12でセンサが示されており、これらのセンサは
特定の車両パラメータを検出しかつ電気信号に変換す
る.これらのセンサは電子制御装置9の入力端と電気的
に接続されている.この場合、電子制御装置9は、比較
装置8から供給される制御信号及びセンサ11,12の信号
から圧力変調器10,17に対する訂正された信号を形成
し、制動値センサから出る第3の制動値信号と訂正され
た信号との一致を確認した場合、この訂正された信号を
遮断するように、構成されている。従つてこの場合、制
動機13,16に生ずる制動値は、比較装置8から出る制御
信号に関係するのみならず、センサ11,12により検出さ
れる車両パラメータにも関係する.還元すれば、この構
成では電気的に制御される制御回路IIは(制動値センサ
3から出る)第2の制動値信号又は(制動値発信器20か
ら出る)第1の制動値信号により制御される.これに関
して、制動の際の車両動作にとつて重要な各車両特性が
考慮の対象になる.例として挙げられるのは、車両の荷
重状態又は電気的に制御される制動回路IIに付属する車
軸の荷重状態、車両速度、牽引車と付随車との連結部に
おける力などである. 制動値発信器20へ供給される操作力を検知しかつ操作
行程を検知するための装置が、6で示されている.この
装置6は、この装置が操作力又は操作行程の所定の最小
値を上回ることを確認した場合に制動値要求信号を発信
するように、構成されている.この制動値要求信号は比
較装置8へ供給され、この比較装置はこの場合、制動値
要求信号の受信の際に(制動値発信器20から出る)第1
の制動値信号を制御信号として送るように、構成されて
いる.従つてこの構成において常用運転と非常運転との
間の移行は、制動値発信器20へ供給される操作力又はこ
の制動値発信器の操作行程の大きさにより定められる. 制動値発信器20の操作速度を検知するための装置が5
で示されており、この装置を装置6の代わりに又はこの
装置6に加えて設けることができる.装置5は、所定の
最低速度を越えたことを検知した場合に速度信号を発信
するように、構成されている.速度信号は比較装置8へ
供給され、この比較装置はこの場合、速度信号を受信の
際に第1の制動値信号を送るように、構成されている.
この構成において、常用運転と非常運転との間の移行は
制動値発信器の操作速度の大きさにより定められる. 図示されていないやり方で比較装置8は、第1の制動
値信号と第2の制動値信号を比較しかつ所定の許容でき
ない偏差の検知の際に警報信号を発信するように、構成
され得る.このような許容できない偏差は制動値センサ
3又は制動値発信器20の電気部4の特性欠陥又は機能障
害、そして又制動値が生じない又は過小の制動値しか生
じない、圧力制御される制動回路Iの故障に起因する. 比較装置8が第1の制動値信号及び第2の制動値信号
を比較するように構成されている場合は、この比較装置
は、今述べたものの代わりに又は付加的に、所定の許容
偏差の検知の際に第1の制動値信号を送り、従つて非常
運転に切り換えるように、構成され得る.それによつ
て、制御される制動回路Iの故障の際に、電気的に制御
される制御回路IIが完全に動作能力があることが保証さ
れている. 第1の制動値信号用の調整装置7で示されており、こ
の調整装置によつて第1の制動値信号を第2の制動値信
号に、比較装置8がこれらの制動値信号の間の偏差を検
知する場合に、完全に又は少なくともほぼ合わせること
ができる.比較装置はこの場合、常用運転においてこれ
らの制動値信号の間の偏差の検知の際に制御信号を調整
装置7へ発信し、この制御信号によりこの調整装置が周
知の、従つて説明されないやり方で適切に作動されるよ
うに、構成されている.これは常用運転においてのみ行
なわれるから、作用が既に挙げた許容偏差より低い、制
動値センサ3又は制動値信号20の電気部4の特性欠陥又
は機能障害を調整装置7によりほぼ又は完全に除去又は
相殺することができる. 図示されていないやり方で、今述べた構成を、検知さ
れた制動値信号の偏差が少なくとも1つの所定の公差値
に達した場合にのみ比較装置が調整信号を発信するよう
に、改良することができる.それによつて、あらゆる僅
かな偏差における調整装置7の作動及び調整装置7又は
比較装置8の費用の増大が回避される. 調整装置7と制動値発信器20の操作速度を検知するた
めの装置5とを持つ実施例の構成において、この装置5
は、操作速度が所定の最大値を越えない限り付勢信号を
発信するように、構成され得る.この付勢信号は比較装
置8へ供給され、この比較装置は、場合によつては所定
の交差値と許容偏差との間の、制動値信号の偏差を同時
に検知しかつ付勢信号を受信する場合にのみ調整信号を
(調整装置7へ)発信するように、構成されている.
(制動値発信機20の操作速度の)最大値を適当に定めた
場合に、この構成は、圧力目標値及び制動値の同期化が
可能である、制動値発信器20の低い操作速度においての
み調整装置7が作動されることを保証する. 上述した追従制御の際の圧力制御される制動回路Iに
対する電気的に制御される制動回路I1の制動値変化の遅
れを小さくするために、制動操作の際に第1の制動値信
号の応答により直ちに、電気的に制御される制動回路II
の制動機13,16のほぼ応答圧力(又は印加圧力)の高さ
の制動圧力を送り、その後はじめて追従制御を前述した
ように作用させることが好ましい. 第2図による実施例において、制動機1,2又は13,16へ
供給される制動圧力が制動値として使用される.それに
応じて、この場合は30,31,32で示されている制動値セン
サが圧力センサとして構成されている.電気的に制御さ
れる制動回路IIの制動値センサ31,32は、別体の構成要
素群として描かれているが、しかしそれぞれ付属する圧
力変調器10又は17に組込むこともできる. 制動値センサ31,32は、電子制御装置9の他に比較装
置8とも接続されている. センサ11は車両の荷重状態及び電気的に制御される制
動回路IIに付属する1つ又は複数の車軸の荷重状態を検
出する.センサ11の信号(以下荷重信号という)は、電
子制御装置9の他に比較装置8へも供給される. 比較装置8に特性領域が記憶されており、この特性領
域は、第2の制動値信号と第3の制動値信号との間の目
標偏差を各荷重信号へ対応させる.この目標偏差は制動
値信号の強さにより可変である.更に比較装置8は、存
在する実際偏差が、正に印加している荷重信号(及び場
合によつては制動値信号の強さ)に対応する目標偏差を
少なくとも許容公差値だけ上回る又は下回る場合に警報
信号を発信するように、図示してないやり方で構成され
ている.この許容公差値により、調整信号との関連で上
述されたのと同じ理由から、警報信号の発信のための応
答限界値が設けられている.極端な場合には、この許容
公差値を零に設定し、それにより目標偏差を上回る又は
下回るたびに警報信号を直ちに発信することができる. 第2図による実施例はその動作のやり方に基づき、少
なくとも1つの電気的に制御される制動回路を制御する
方法を実現し、この方法では、電気的に制御される制動
回路の制動値が測定されかつ第3の電気制動値信号に変
換され、そして第2の制動値信号と第3の制動値信号と
の間の荷重に関係する目標偏差を少なくとも許容公差値
だけ上回る又は下回る際に警報が行なわれる. 従つてこの実施例は、電気的に制御される回路の制動
値センサ31,32による、圧力制御される制動回路Iの制
動値センサ30の検査を可能にし、それにより、上述の多
回路制動装置を高められた安全性要求に合れせ得る、少
ししか費用のかからない方法を可能にする. 第2図による実施例は更に、圧力制御される制動回路
Iにおいて制動機1,2の制動圧力の制御が中継弁34を介
して行なわれ、この中継弁へ、制動値発信器20から発信
される圧力信号が制御圧力として供給されることを示し
ている. その他の点では、第2図による実施例は、第1図によ
る実施例に一致している. 実施例において制動機13,16のそれぞれに独自の圧力
変調器10又は17及び独自の制動値センサ14又は15;31又
は32が付属していることによつて、各制動機13又は16の
制動値は、電子制御装置9が各圧力変調器10又は17に対
して独自の信号を発信する場合に、個々に調整され得
る.しかし制動し易さを断念して、図示されていないや
り方で、電子制御装置の適当な簡単化により圧力変調器
及び制動値センサだけを制動機13,16に付属させること
もでき、それによつてコスト的に有利な解決策が得られ
る.当業者は、こうして簡単化された構成についても上
記説明が準用されることを認識している. 図示されていないやり方で実施例を1つ又は複数の付
加的な、電気的に制御され又は圧力制御される制動回路
により拡張することができることは明白である.この場
合、付加的な、電気的に制御される制動回路について、
電気的に制御される制動回路IIの構成及び圧力制御され
る制動回路I又は別の圧力制御される制動回路とのこの
制動回路IIの結合に関する上記説明が準用される. 当業者は更に、個々の実施例に関して行なわれた上記
説明が、これらの説明から矛盾が生じない限り、他の実
施例についても準用されることを認識している. 最後に、当業者は本発明の保護範囲が実施例に論じ尽
されておらず、特徴が特許請求の範囲に従属するすべて
の構成を含むことを認識している.特に、本発明にとつ
て重要な電気部品が1つ又は複数の構成要素群にまとめ
られているすべての構成が網羅されなければならない.
第1図は多回路制動装置の概略接続図、第2図は第1図
による多回路制動装置の別の構成の概略接続図である. 1,2,13,16……制動機、20……制動値発信器、I,II……
制動回路
による多回路制動装置の別の構成の概略接続図である. 1,2,13,16……制動機、20……制動値発信器、I,II……
制動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−96420(JP,A) 実開 昭49−73119(JP,U) 実公 昭49−30177(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/66 B60T 17/22 B60T 8/30
Claims (15)
- 【請求項1】a) 圧力媒体で操作される制動機(1,2;
13,16)を持つ多回路制御装置が制動値発信器(20)を
持ち、この制動値発信器(20)が少なくとも1つの第1
の電気制動値信号及び少なくとも1つの圧力信号を発信
し、 b)多回路制動装置が、電気的にのみ制御される少なく
とも1つの制動回路(II)と、圧力信号により制御され
る少なくとも1つの制動回路(I)とを持つており、 c) 制動値発信器(20)は、第1の電気制動値信号及
び圧力信号の強さが、制動値発信器へ作用する操作力又
は制動値発信器の操作行程に関係するように、構成され
ており、 d) 制動値が、それぞれの制動回路(I又はII)の制
動機(1,2又は13,16)の瞬間荷重を示す量例えば制動圧
力、制動トルク、制動温度である、 多回路制動装置の制御方法において、 圧力信号により制御される制動回路(I)の制動値が測
定されて第2の電気制動値信号に変換され、電気的にの
み制御される制動回路(II)が、圧力信号により制御さ
れる制動回路(I)が健全である常用運転の際には、第
2の電気制動値信号により制御され、圧力信号により制
御される制動回路(I)が故障する非常運転の際には、
第1の電気制動値信号により制御される、 ことを特徴とする、多回路制動装置を制御する方法。 - 【請求項2】a) 圧力媒体で操作される制動機(1,2;
13,16)を持つ多回路制御装置が制動値発信器(20)を
持ち、この制動値発信器(20)が少なくとも1つの第1
の電気制動値信号及び少なくとも1つの圧力信号を発信
し、 b) 多回路制動装置が、電気的にのみ制御される少な
くとも1つの制動回路(II)と、圧力信号により制御さ
れる少なくとも1つの制動回路(I)とを持つており、 c) 制動値発信器(20)は、第1の電気制動値信号及
び圧力信号の強さが、制動値発信器へ作用する操作力又
は制動値発信器の操作行程に関係するように、構成され
ており、 d) 制動値が、それぞれの制動回路(I又はII)の制
動機(1,2又は13,16)の瞬間荷重を示す量例えば制動圧
力、制動トルク、制動温度である、 多回路制動装置の制御装置において、 圧力信号により制御される制動回路(I)の制動値が測
定されて第2の電気制動値信号に変換され、電気的にの
み制御される制動回路(II)が、圧力信号により制御さ
れる制動回路(I)が健全である常用運転の際には、第
2の電気制動値信号により制御され、圧力信号により制
御される制動回路(I)が故障する非常運転の際には、
第1の電気制動値信号により制御される、 ことを特徴とする、多回路制動装置を制御する装置。 - 【請求項3】所定の最小値を上回る制動値発信器(20)
の操作力又は所定の最小値を上回る制動値発信器(20)
の操作行程が非常運転を定めることを特徴とする、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項4】電気的にのみ制御される制動回路(II)
が、制動操作の開始の際に付属の制動機(13,16)にお
ける応答圧力の形成まで、非常運転で運転されることを
特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】所定の最小値を上回る制動値発信器(20)
の操作速度が非常運転を定めることを特徴とする、請求
項1、3及び4のうち1つに記載の方法。 - 【請求項6】制動値として制動圧力が使用され、多回路
制動装置が、多回路制動装置を備えた車両又は電気的に
のみ制御される制動回路(II)に付属する少なくとも1
つの車軸の荷重状態を検出するための装置を持ち、電気
的にのみ制御される制御回路(II)の制動値が測定され
て第3の電気制動値信号に変換され、少なくとも許容公
差値だけの第2の電気制動値信号と第3の電気制動値信
号との間の荷重に関係する目標偏差を上回る又は下回る
際に、警報が行なわれることを特徴とする、請求項1、
3ないし5のうち1つに記載の方法。 - 【請求項7】電気的にのみ制御される制動回路(II)が
電気制動値制御装置(9,10,17,14,15;9,10,17,31,32)
を持つており、圧力信号により制御される制動回路
(I)に、制動値を測定しかつこの制動値を第2の電気
制動値信号に変換する制動値センサ(3,30)が配置され
ており、入力側に第2の電気制動値信号を供給されかつ
出力側で制御信号を制動値制御装置(9,10,17,14,15;9,
10,17,31,32)へ発信する比較装置(8)が設けられて
おり、この比較装置(8)が、常用運転の際には制御信
号として第2の電気制動値信号を送り、非常運転の際に
は第1の電気制動値信号又はこの制動値信号に関係する
信号を送るように、構成されていることを特徴とする、
請求項1に記載の方法を実施するための装置。 - 【請求項8】a) 制動値発信器(20)へ供給される操
作力又は操作行程を検知するための装置(6)が設けら
れており、この検知装置がそれぞれの所定の最小値を上
回る際に制動値要求信号を発信し、この制動値要求信号
が比較装置(8)へ供給され、 b) 比較装置(8)が、制動値要求信号の受信の際に
第1の電気制動値信号又はこの制動値信号に関係する信
号を送るように、構成されている ことを特徴とする、請求項3に記載の方法を実施するた
めの装置。 - 【請求項9】a) 制動値発信器(20)の操作速度を検
知するための装置(5)が設けられており、この装置が
所定の最小値を上回る際に速度信号を比較装置(8)へ
発信し、 b) 比較装置(8)が、速度信号の受信の際に第1の
電気制動値信号又はこの電気制動値信号に関係する信号
を送る ことを特徴とする、請求項5に記載の方法を実施するた
めの装置。 - 【請求項10】比較装置(8)が、第1の電気制動値信
号と第2の電気制動値信号との間の所定の許容できない
偏差の際に警報信号を発信するように、構成されている
ことを特徴とする、請求項7ないし9のうち1つに記載
の装置。 - 【請求項11】比較装置(8)が、第1の電気制動値信
号と第2の電気制動値信号との間の所定の許容できない
偏差の際に、第1の電気制動値信号又はこの制動値信号
に関係する信号を送ることを特徴とする、請求項7ない
し10のうち1つに記載の装置。 - 【請求項12】a) 第1の電気制動値信号用の調整装
置(7)が設けられており、 b) 比較装置(8)が、常用運転において、第1の電
気制動値信号と第2の電気制動値信号との間の偏差の際
に、この偏差を少なくともほぼ取り除くために、制御信
号を調整装置(7)へ発信するように、構成されている ことを特徴とする、請求項7ないし11のうち1つに記載
の装置。 - 【請求項13】比較装置(8)が、所定の公差値と所定
の許容できない偏差との間に偏差がある場合に調整信号
を発信するように、構成されていることを特徴とする、
請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】a) 制動値発信器(20)の操作速度を
検知するための装置(5)が設けられており、装置速度
が所定の最大値を上回らない限り、この検知装置が比較
装置(8)へ始動信号を発信し、 b) 比較装置(8)が、調整信号の受信のために始動
信号の受信も必要とする ことを特徴とする、請求項12又は13に記載の装置。 - 【請求項15】a) 車両又は電気的にのみ制御される
制動回路(II)に付属する少なくとも1つの車軸の荷重
状態を検出するための装置が荷重センサ(11)であり、
この荷重センサの荷重信号が比較装置(8)へ供給さ
れ、 b) 電気的にのみ制御される制動回路(II)に、制動
圧力を測定する少なくとも1つの圧力センサが制動値セ
ンサ(31,32)として配置されており、この制動値セン
サが、制動圧力に関係する第3の電気制動値信号を比較
装置(8)へ発信し、 c) 比較装置(8)が、荷重信号に関係して、第2の
電気制動値信号と第3の電気制動値信号との間の目標偏
差を、記憶されている特性領域から取り出し、かつ実際
偏差が目標偏差を少なくとも許容公差値だけ上回る又は
下回る場合に、警報信号を発信するように、構成されて
いる ことを特徴とする、請求項6に記載の方法を実施するた
めの装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3841750A DE3841750A1 (de) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | Verfahren und anordnung zur steuerung eines elektrisch gesteuerten bremskreises einer mehrkreis-bremsanlage |
DE3841750.2 | 1988-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02246859A JPH02246859A (ja) | 1990-10-02 |
JP2852549B2 true JP2852549B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=6368949
Family Applications (1)
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