JP2852547B2 - シアン化第2金酸塩の製造方法 - Google Patents
シアン化第2金酸塩の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シアン化第2金酸カリウムまたはシアン化
第2金酸ナトリウム等のシアン化第2金酸塩の製造方法
に関する。これらのシアン化第2金酸塩は、金メッキに
おける金メッキ浴の金源として利用されている。
第2金酸ナトリウム等のシアン化第2金酸塩の製造方法
に関する。これらのシアン化第2金酸塩は、金メッキに
おける金メッキ浴の金源として利用されている。
[従来の技術] 従来、シアン化カリウムまたはシアン化ナトリウムの
水溶液を、それぞれハロゲン化金酸カリウムまたはハロ
ゲン化金酸ナトリウムと反応させて、シアン化第2金酸
カリウムまたはシアン化第2金酸ナトリウムを生成させ
る方法が、前記シアン化第2金酸塩の製造方法として一
般に採用されているが、この反応はシアン化第1金酸カ
リウムまたはシアン化第1金酸ナトリウムの生成を伴う
ので、これをできるだけ抑制するために、中性より酸性
側で反応を行なっていた。しかし、上記の反応を中性よ
り酸性側で行なうと、下記の(1)式で表わされる反応
によって有毒なシアン化水素(HCN)ガスが発生すると
いう不都合があった。
水溶液を、それぞれハロゲン化金酸カリウムまたはハロ
ゲン化金酸ナトリウムと反応させて、シアン化第2金酸
カリウムまたはシアン化第2金酸ナトリウムを生成させ
る方法が、前記シアン化第2金酸塩の製造方法として一
般に採用されているが、この反応はシアン化第1金酸カ
リウムまたはシアン化第1金酸ナトリウムの生成を伴う
ので、これをできるだけ抑制するために、中性より酸性
側で反応を行なっていた。しかし、上記の反応を中性よ
り酸性側で行なうと、下記の(1)式で表わされる反応
によって有毒なシアン化水素(HCN)ガスが発生すると
いう不都合があった。
CN-+H+→HCN↑ (1) また、シアン化第2金酸塩の製造反応においては、反
応終了後、水分の一部を蒸発させてシアン化第2金酸カ
リウムまたはシアン化第2金酸ナトリウムを晶析させる
のが一般的方法であった。
応終了後、水分の一部を蒸発させてシアン化第2金酸カ
リウムまたはシアン化第2金酸ナトリウムを晶析させる
のが一般的方法であった。
[発明が解決しようとする課題] 上記の理由により、従来技術の方法では反応中に多量
のHCNが発生していた。本発明者は、この課題を解決す
るために研究を行ない、アルコールを用いて塩基性側で
反応させることにより、シアン化第1金酸カリウムまた
はシアン化第1金酸ナトリウムの生成を伴うことなく、
シアン化第2金酸カリウムまたはシアン化第2金酸ナト
リウムを得ることができ、しかもHCNの発生量を極度に
低減できることを見い出した。また、用いた溶媒のアル
コールを全量蒸発除去することにより、反応に使用した
金をほぼ全量製品化することが可能であり、金の収率が
極めて高くなることがわかった。
のHCNが発生していた。本発明者は、この課題を解決す
るために研究を行ない、アルコールを用いて塩基性側で
反応させることにより、シアン化第1金酸カリウムまた
はシアン化第1金酸ナトリウムの生成を伴うことなく、
シアン化第2金酸カリウムまたはシアン化第2金酸ナト
リウムを得ることができ、しかもHCNの発生量を極度に
低減できることを見い出した。また、用いた溶媒のアル
コールを全量蒸発除去することにより、反応に使用した
金をほぼ全量製品化することが可能であり、金の収率が
極めて高くなることがわかった。
水溶液系で反応を行なう場合は、水分を全量蒸発除去
させるのは困難であるため、固液分離して得た固形分を
乾燥させる方法によるのが一般的であるが、この方法で
は液分のほうに相当量のシアン化第2金酸塩が残留する
ため、金の直接歩留りが悪くなる。
させるのは困難であるため、固液分離して得た固形分を
乾燥させる方法によるのが一般的であるが、この方法で
は液分のほうに相当量のシアン化第2金酸塩が残留する
ため、金の直接歩留りが悪くなる。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明者は上記課題を解決するために種々研究を行な
い、水の代りにアルコールを反応溶媒として用いる下記
の方法によって課題を解決できることを見い出した。こ
の方法に使用できるアルコールはメタノール(CH3O
H)、エタノール(C2H5OH)等の1価アルコールに限ら
れず、1,2−エタンジオール(CH2OH・CH2OH)のような
2価のアルコールおよび1,2,3−プロパントリオール(C
H2OH・CH(OH)・CH2OH)のような3価のアルコールも
含まれる。
い、水の代りにアルコールを反応溶媒として用いる下記
の方法によって課題を解決できることを見い出した。こ
の方法に使用できるアルコールはメタノール(CH3O
H)、エタノール(C2H5OH)等の1価アルコールに限ら
れず、1,2−エタンジオール(CH2OH・CH2OH)のような
2価のアルコールおよび1,2,3−プロパントリオール(C
H2OH・CH(OH)・CH2OH)のような3価のアルコールも
含まれる。
たとえば、メタノール(CH3OH)にシアン化カリウム
(KCN)を溶解させた液と、ジシアノジクロロ金(III)
酸カリウム[KAu(CN)2Cl2]とを反応させてシアン化
第2金酸カリウム[KAu(CN)4]を得る方法が、J.Mic
hael等によって報告されている(Inorganic Chemistry.
4,369.(1965))。
(KCN)を溶解させた液と、ジシアノジクロロ金(III)
酸カリウム[KAu(CN)2Cl2]とを反応させてシアン化
第2金酸カリウム[KAu(CN)4]を得る方法が、J.Mic
hael等によって報告されている(Inorganic Chemistry.
4,369.(1965))。
一方、雷金(Au2O3・4NH3)とシアン化カリウム(KC
N)水溶液を反応させて、シアン化第1金酸ナトリウム
[KAu(CN)2]を得る方法が、新実験化学講座8(II
I)、p.1,372、丸善、に示されている。
N)水溶液を反応させて、シアン化第1金酸ナトリウム
[KAu(CN)2]を得る方法が、新実験化学講座8(II
I)、p.1,372、丸善、に示されている。
後者の反応においては、3価の金Au(III)が1価の
金Au(I)に還元されている。よって、この反応系では
酸化されている物質もあることになる。CNが酸化される
場合が考えられるが、化学量論的に合致しない。よっ
て、酸化される物質は、H2Oであることと考えられる。
金Au(I)に還元されている。よって、この反応系では
酸化されている物質もあることになる。CNが酸化される
場合が考えられるが、化学量論的に合致しない。よっ
て、酸化される物質は、H2Oであることと考えられる。
KAu(CN)2の熱力学データはあるが、KAu(CN)4の
熱力学データは、この化合物が不安定であるため、未だ
データは得られていない(Metallurgical Transactions
B,16,455,(1985))。H2Oが還元剤として作用するこ
とを考慮すれば、電位−pH図は定性的に第1図のように
なるものと考えられる。
熱力学データは、この化合物が不安定であるため、未だ
データは得られていない(Metallurgical Transactions
B,16,455,(1985))。H2Oが還元剤として作用するこ
とを考慮すれば、電位−pH図は定性的に第1図のように
なるものと考えられる。
すなわち、図中の斜線部分が、熱力学的にAu(III)
がH2Oで還元される領域となる。よって、強酸性または
強アルカリ性の領域では3価の金イオンAu(III)がH2O
により還元され、1価の金イオンAu(I)(具体的には
シアン化第1金酸イオン[Au(CN)2]−)を生成する
ことになると考えられる。
がH2Oで還元される領域となる。よって、強酸性または
強アルカリ性の領域では3価の金イオンAu(III)がH2O
により還元され、1価の金イオンAu(I)(具体的には
シアン化第1金酸イオン[Au(CN)2]−)を生成する
ことになると考えられる。
本発明に従って、アルコールを反応溶媒として使用す
ることにより、非水系状態もしくはこれに準ずる状態に
なり、Au(III)を還元するH2Oが存在しないために、塩
基性で反応させてもシアン化第1金酸カリウムまたはシ
アン化第1金酸ナトリウムを生成することなく、シアン
化第2金酸カリウムまたはシアン化第2金酸ナトリウム
を生成することが可能となる。また、アルコールが還元
剤として作用することが考えられるが、この場合もH2O
の存在が必要であり、本発明に従って反応環境を非水系
もしくはこれに準ずる状態にすることにより、アルコー
ルは、還元剤として作用しないようになる。
ることにより、非水系状態もしくはこれに準ずる状態に
なり、Au(III)を還元するH2Oが存在しないために、塩
基性で反応させてもシアン化第1金酸カリウムまたはシ
アン化第1金酸ナトリウムを生成することなく、シアン
化第2金酸カリウムまたはシアン化第2金酸ナトリウム
を生成することが可能となる。また、アルコールが還元
剤として作用することが考えられるが、この場合もH2O
の存在が必要であり、本発明に従って反応環境を非水系
もしくはこれに準ずる状態にすることにより、アルコー
ルは、還元剤として作用しないようになる。
たとえばメタノールが還元剤として機能する場合は、
その還元反応は下記(2)式のようになる。
その還元反応は下記(2)式のようになる。
Au(III)+CH3OH+2H2O→ Au(I)+HCHO+2H3O+ (2) 以上説明したように、本発明に従ってアルコールを反
応溶媒として用いることにより、塩基性で反応させても
シアン化第1金酸カリウムまたはシアン化第1金酸ナト
リウムを生成することなく、シアン化第2金酸カリウム
またはシアン化第2金酸ナトリウムを得ることが可能と
なり、また塩基性であるため、HCNの発生量を極度に低
減させることができる。
応溶媒として用いることにより、塩基性で反応させても
シアン化第1金酸カリウムまたはシアン化第1金酸ナト
リウムを生成することなく、シアン化第2金酸カリウム
またはシアン化第2金酸ナトリウムを得ることが可能と
なり、また塩基性であるため、HCNの発生量を極度に低
減させることができる。
また、本発明の方法は前述のJ.Michael等の方法と異
なり、金を溶解して得られる入手の容易なハロゲン化金
酸カリウムまたはハロゲン化金酸ナトリウムを原料とし
て使用することができるので実用的である。
なり、金を溶解して得られる入手の容易なハロゲン化金
酸カリウムまたはハロゲン化金酸ナトリウムを原料とし
て使用することができるので実用的である。
[実施例] Au1mol(197.0g)を王水に溶解させ、塩酸添加、加熱
蒸発の操作を繰り返し、脱硝後、KOH1molを添加し、80
℃で水分を蒸発除去し、KAuCl4・xH2Oを得た。
蒸発の操作を繰り返し、脱硝後、KOH1molを添加し、80
℃で水分を蒸発除去し、KAuCl4・xH2Oを得た。
一方、メタノール8に、KCN4.2molを溶解させ、こ
の溶液に先のKAuCl4・xH2Oを添加した。添加1時間後、
過剰のCNを除去するためにHClを更に添加し、pH5〜6と
した。生成したKClを濾過により除去した後、メタノー
ルを蒸発除去し、粗製KAu(CN)4・xH2Oを得た。これ
を精製してシアン化第2金酸カリウムを得た。
の溶液に先のKAuCl4・xH2Oを添加した。添加1時間後、
過剰のCNを除去するためにHClを更に添加し、pH5〜6と
した。生成したKClを濾過により除去した後、メタノー
ルを蒸発除去し、粗製KAu(CN)4・xH2Oを得た。これ
を精製してシアン化第2金酸カリウムを得た。
この製品の分析結果等は第1表に示す通りであった。
得られた製品は、シアン化第2金酸カリウムの0.5水
塩[KAu(CN)4・0.5H2O]であった。
塩[KAu(CN)4・0.5H2O]であった。
[発明の効果] 本発明はアルコールを反応溶媒する非水系で反応を行
なうため、3価の金イオンの1価の金イオンへの還元を
防ぐことができ、シアン化第1金酸塩の混入が極めて少
ないシアン化第2金酸塩を得ることができる。また、反
応を非酸性環境で行なうことができるため、有毒なシア
ン化水素ガス(HCN)の発生量を極度に低減できる。さ
らに金の収率が非常に高いので工業上極めて有利であ
る。
なうため、3価の金イオンの1価の金イオンへの還元を
防ぐことができ、シアン化第1金酸塩の混入が極めて少
ないシアン化第2金酸塩を得ることができる。また、反
応を非酸性環境で行なうことができるため、有毒なシア
ン化水素ガス(HCN)の発生量を極度に低減できる。さ
らに金の収率が非常に高いので工業上極めて有利であ
る。
第1図はAu、[Au(CN)2]−および[Au(CN)4]−
を含む液相反応系における定性的相互関係を示す電位−
pH図である。 符号の説明 1……Au/[Au(CN)2]−の平衡線 2……[Au(CN)2]-/[Au(CN)4]−の平衡線 3……H2O/O2の平衡線
を含む液相反応系における定性的相互関係を示す電位−
pH図である。 符号の説明 1……Au/[Au(CN)2]−の平衡線 2……[Au(CN)2]-/[Au(CN)4]−の平衡線 3……H2O/O2の平衡線
Claims (3)
- 【請求項1】アルコールにシアン化物を溶解させた溶液
にハロゲン化金酸塩を添加してシアン化第2金酸塩を生
成させ、これを固液分離して得た液分からアルコールを
蒸発除去することを特徴とするシアン化第2金酸塩の製
造方法。 - 【請求項2】前記シアン化物がシアン化カリウムであ
り、前記ハロゲン化金酸塩がハロゲン化金酸カリウムで
あり、前記シアン化第2金酸塩がシアン化第2金酸カリ
ウムである請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記シアン化物がシアン化ナトリウムであ
り、前記ハロゲン化金酸塩がハロゲン化金酸ナトリウム
であり、前記シアン化第2金酸塩がシアン化第2金酸ナ
トリウムである請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30233089A JP2852547B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | シアン化第2金酸塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30233089A JP2852547B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | シアン化第2金酸塩の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164424A JPH03164424A (ja) | 1991-07-16 |
JP2852547B2 true JP2852547B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=17907638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30233089A Expired - Fee Related JP2852547B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | シアン化第2金酸塩の製造方法 |
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JP (1) | JP2852547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI626217B (zh) * | 2017-01-24 | 2018-06-11 | 健鼎科技股份有限公司 | 無機金化合物的製法 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP30233089A patent/JP2852547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03164424A (ja) | 1991-07-16 |
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