JP2852188B2 - 遮光装置 - Google Patents

遮光装置

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JP2852188B2
JP2852188B2 JP6192150A JP19215094A JP2852188B2 JP 2852188 B2 JP2852188 B2 JP 2852188B2 JP 6192150 A JP6192150 A JP 6192150A JP 19215094 A JP19215094 A JP 19215094A JP 2852188 B2 JP2852188 B2 JP 2852188B2
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信哉 本林
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の窓等に用い
られる遮光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記遮光装置には、従来、次のように構
成されたものがある。
【0003】即ち、建築物に設けられる窓は、この建築
物の壁である静止側部材に形成される窓開口と、この窓
開口を閉じる窓ガラスとで構成され、これら窓開口と窓
ガラスは太陽光等の光を透過させる光透過部となってい
る。
【0004】上記光透過部を開閉させる遮光膜が設けら
れる。この遮光膜の一端側からこの遮光膜を巻き取り可
能とする巻き取りロールが上記光透過部の一端部側に設
けられ、かつ、上記巻き取りロールによる遮光膜の巻き
取りを解除させるよう上記遮光膜の他端側を引張可能と
する引張手段が同上光透過部の他端部側に設けられてい
る。
【0005】そして、上記巻き取りロールによる遮光膜
の巻き取りで、この遮光膜が往動して上記光透過部が開
かれる一方、上記引張手段による遮光膜の引張でこの遮
光膜が復動して同上光透過部が閉じられるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成においては、次のような問題がある。
【0007】なお、後述する左右とは、上記遮光膜の往
復動方向にほぼ直交し、かつ、この遮光膜の幅方向に合
致する方向で、しかも、ほぼ水平方向をいうものとす
る。
【0008】第1に、巻き取りロールや引張手段を作動
させると、遮光膜には引張力が与えられて、この遮光膜
が往復動させられる。この場合、遮光膜が単なる矩形状
などで、上記遮光膜の全体に上記引張力が均一に与えら
れるときには、上記遮光膜に部分的なたるみやしわの生
じることが抑制され、もって、特に、遮光膜で光透過部
を閉じているときの遮光装置の見栄えが良好に保たれ
る。
【0009】しかし、上記遮光膜がその一部に三角形や
台形などの形状を含んでいる場合などで、その一部に上
記引張力が及ばない場合には、この部分には、たるみや
しわが生じて、上記見栄えが低下するおそれがある。
【0010】第2に、特に、遮光膜により光透過部を全
閉にしたとき、この遮光膜の一端側から他端側に至る長
さが長いときや、左右の重量バランスが不均一のときに
は、この遮光膜の中途部がその重量で大きくたるんだ
り、重量のより大きい部分が、他の部分よりも下方に偏
位したりして、この場合にも、特に、遮光膜が光透過部
を閉じているときの遮光装置の見栄えが低下することと
なる。
【0011】第3に、上記遮光装置の見栄えの向上のた
めに、遮光膜のたるみ等の防止手段を設けることが考え
られるが、これを単に設けると、上記遮光装置の構成が
複雑になるおそれがある。
【0012】第4に、遮光膜が左右非対称である場合に
おいて、この遮光膜を巻き取りロールによって巻き取る
と、上記遮光膜の左右各側部の引張力が互いに不均一と
なって、上記巻き取りロールへの巻き取り位置がその軸
方向で一方向に向って徐々に変化し、つまり、不整な巻
き取りが生じるおそれがある。
【0013】そして、このような不整な巻き取りが生じ
ると、光透過部を開いた状態での遮光装置の見栄えが低
下する。しかも、このような遮光膜の巻き取りによれ
ば、この遮光膜にしわが発生し、このしわが生じたまま
巻き取られてこれが遮光膜に刻まれてしまうことになる
ため、その後、光透過部を閉じようとして遮光膜を引張
したときには、上記しわが外観上見えることとなって、
上記遮光装置の見栄えを著しく低下させる原因となる。
【0014】第5に、前記従来構成において、光透過部
を横切るように左右に延びて静止側部材に取り付けられ
る支持棒が設けられることがあり、この支持棒により、
光透過部を閉じる遮光膜の中途部が支持されて、この遮
光膜が大きくたるむということが防止されている。
【0015】しかし、上記支持棒を設けると、特に、こ
の支持棒の上側を遮光膜が復動するときで、この遮光膜
の他端側が上記支持棒を乗り越えようとするときには、
上記他端側が上記支持棒に引っ掛かることがあり、よっ
て、上記遮光膜の円滑な往復動が阻害されるという問題
がある
【0016】第6に、巻き取りロールや、引張手段への
電力供給用の電線を配線する際、この配線が簡単な構成
で得られるようにすることが望まれている。
【0017】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、次の目的を有している。
【0018】第1に、遮光膜が光透過部を閉じていると
きに、上記遮光膜にたるみやしわが生じないようにし
て、遮光装置の見栄えを向上させる。
【0019】第2に、遮光膜が光透過部を閉じていると
きに、上記遮光膜がその重量でたるもうとすることを防
止して、遮光装置の見栄えを向上させる。
【0020】第3に、遮光装置の見栄えの向上が簡単な
構成で達成されるようにする。
【0021】第4に、遮光膜が左右非対称である場合に
おいても、巻き取りロールによる上記遮光膜の巻き取り
が上記巻き取りロールの所定位置に正確に巻き取られる
ようにして、遮光装置の見栄えを向上させる。
【0022】第5に、光透過部を開閉させようとして、
遮光膜を往復動させるとき、この遮光膜の往復動が円滑
になされるようにする
【0023】第6に、巻き取りロールや、引張手段への
電力供給用の電線を配線する際、この配線が簡単な構成
で得られるようにする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の遮光装置は、次の如くである。
【0025】請求項1の発明は、静止側部材1に光透過
部4を設け、この光透過部4を開閉させる遮光膜6を設
け、上記遮光膜6の一端側からこの遮光膜6を巻き取り
可能とする巻き取りロール8を上記光透過部4の一端部
側に設け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き
取りを解除させるよう上記遮光膜6の他端側を引張可能
とする引張手段12を同上光透過部4の他端部側に設
け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き取り
で、この遮光膜6が往動して上記光透過部4が開かれる
一方、上記引張手段12による遮光膜6の引張でこの遮
光膜6が復動して同上光透過部4が閉じられるように
し、この光透過部4をほぼ全閉にした上記遮光膜6の一
端側の左右各端と、上記引張手段12に連結された同上
遮光膜6の被連結部分の左右各端とをそれぞれ直線的な
左、右仮想線22,22で結んだとき、上記遮光膜6
が、これら左、右仮想線22,22に挟まれた第1の部
分23と、この第1の部分23から左右いずれかの外側
方にはみ出した第2の部分24とを備えた遮光装置にお
いて、上記巻き取りロール8の軸心9とほぼ平行で、上
記第1の部分23と第2の部分24とに跨るように延び
る補強棒25を設けて、この補強棒25に上記第1の部
分23と第2の部分24とをそれぞれ取り付けたもので
ある。
【0026】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、光透過部4の左右方向における一側部に設けら
れて遮光膜6の往復動の方向に沿って延びるガイドレー
ル27と、上記遮光膜6に取り付けられてこの遮光膜6
の往復動の方向で、上記ガイドレール27に摺動自在に
接合する被ガイド体28とを備え、上記ガイドレール2
7に対する被ガイド体28の接合で、上記遮光膜6がそ
の厚さ方向に所定以上に偏位することを阻止させたもの
である
【0027】請求項3の発明は、上記請求項2の発明に
おいて、補強棒25の軸方向の端部を被ガイド体28と
たものである
【0028】請求項4の発明は、静止側部材1に光透過
部4を設け、この光透過部4を開閉させる遮光膜6を設
け、上記遮光膜6の一端側からこの遮光膜6を巻き取り
可能とする巻き取りロール8を上記光透過部4の一端部
側に設け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き
取りを解除させるよう上記遮光膜6の他端側を引張可能
とする引張手段12を同上光透過部4の他端部側に設
け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き取り
で、この遮光膜6が往動して上記光透過部4が開かれる
一方、上記引張手段12による遮光膜6の引張でこの遮
光膜6が復動して同上光透過部4が閉じられるように
し、この光透過部4をほぼ全閉にした遮光膜6が、上記
引張手段12に連結された同上遮光膜6の被連結部分の
左右方向のほぼ中央を通って同上遮光膜6の往復動の方
向にほぼ平行に延びる中心線32を中心にして遮光膜6
が左右非対称である遮光装置5において、上記光透過部
4の左右方向における一側部側に設けられて巻き取りロ
ール8の軸心9にほぼ直交した所定方向に平行に延びる
ガイドレール34と、上記遮光膜6に取り付けられ上記
ガイドレール34に摺動自在に嵌合して上記ガイドレー
ル34の長手方向に沿うよう案内される被ガイド体35
とを備えたものである。
【0029】請求項5の発明は、静止側部材1に光透過
部4を設け、この光透過部4を開閉させる遮光膜6を設
け、上記遮光膜6の一端側からこの遮光膜6を巻き取り
可能とする巻き取りロール8を上記光透過部4の一端部
側に設け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き
取りを解除させるよう上記遮光膜6の他端側を引張可能
とする引張手段12を同上光透過部4の他端部側に設
け、上記巻き取りロール8による遮光膜6の巻き取り
で、この遮光膜6が往動して上記光透過部4が開かれる
一方、上記引張手段12による遮光膜6の引張でこの遮
光膜6が復動して同上光透過部4が閉じられるように
し、上記光透過部4を横切るように左右に延びて静止側
部材1に取り付けられる支持棒39を設けた遮光装置に
おいて、上記遮光膜6が往復動するとき、上記支持棒3
9の外面を転動してこの支持棒39を横切る車輪40を
上記遮光膜6の他端側に設けたものである
【0030】請求項6の発明は、上記請求項2,3,
しくは4の発明において、ガイドレール27,34に電
線ラック29を形成したものである
【0031】
【作 用】上記請求項1のものの作用は、次の如くであ
る。
【0032】巻き取りロール8と引張手段12とを作動
させて、遮光膜6を往復動(図1中矢印B,C)させた
とき、遮光膜6の第1の部分23には上記巻き取りロー
ル8や引張手段12から引張力が与えられて、上記第1
の部分23にはたるみやしわの生じることが防止され
る。しかし、第2の部分24には十分の引張力は与えら
れないことから、この第2の部分24にはたるみやしわ
が生じようとする。
【0033】この場合、上記巻き取りロール8の軸心9
とほぼ平行で、上記第1の部分23と第2の部分24と
に跨るように延びる補強棒25を設けて、この補強棒2
5に、上記第1の部分23と第2の部分24とをそれぞ
れ縫い付けることにより取り付けてある。このため、上
記第2の部分24は上記第1の部分23に与えられた引
張力と、上記補強棒25とによって補強され、上記第2
の部分24にも、たるみやしわの発生することが防止さ
れる。
【0034】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0035】 (実施例1)
【0036】図1と図2は、請求項1に対応する実施例
を示している。
【0037】図において、符号1は、建築物の壁等の静
止側部材であり、この静止側部材1には窓が設けられ、
この窓は上記静止側部材1に形成される窓開口2と、こ
の窓開口2を閉じる窓ガラス3とで構成されている。
【0038】上記窓は、静止側部材1の外部から、室内
などの静止側部材1の内部に向って太陽光等の光を透過
させる平坦な光透過部4である。上記光透過部4は、そ
の長手方向(図1、図2中矢印Aの方向)の一端側が長
方形をなす矩形部4aとされ、他端側が台形をなす山形
部4bとされている。そして、上記光透過部4は、上記
矩形部4aの長手方向(同上矢印Aの方向)の一端縁で
ある一辺と、上記山形部4bの底辺とが一体化された形
状をなしている。
【0039】上記光透過部4の透過光を遮光可能とさせ
る遮光装置5が設けられている。
【0040】上記遮光装置5は遮光膜6を有し、この遮
光膜6は上記静止側部材1の内部である室内側から、上
記光透過部4を開閉させるもので、可撓性を有し、半透
明、もしくは不透明の布や、樹脂シート製とされてい
る。上記遮光膜6は、その長手方向(同上矢印Aの方
向)の一端側が長方形をなす矩形部6aとされ、他端側
が台形をなす山形部6bとされている。そして、上記遮
光膜6は、上記矩形部6aの長手方向(同上矢印Aの方
向)の一端縁である一辺と、上記山形部6bの底辺とが
一体化された形状をなしている。
【0041】上記遮光膜6の一端側である矩形部6a側
からこの遮光膜6を巻き取り可能とする巻き取り手段7
が設けられ、この巻き取り手段7は上記光透過部4の長
手方向の一端部側に配設されている。
【0042】上記巻き取り手段7は上記遮光膜6を巻き
取り可能とする巻き取りロール8を有し、この巻き取り
ロール8の軸心9は左右方向(図1の紙面に沿って矢印
Aに直交する方向、かつ、ほぼ水平方向)に延びてい
る。上記巻き取りロール8は、上記静止側部材1に対
し、その軸心9回りに回転自在に支承されている。
【0043】上記巻き取りロール8を、上記遮光膜6を
巻き取る方向に、つまり、正転方向に回転可能とさせる
駆動源たる第1電動機10が設けられている。この第1
電動機10は上記巻き取りロール8に内蔵され、そのケ
ーシング等の固定側は上記静止側部材1に取り付けられ
ている。
【0044】また、上記巻き取り手段7の巻き取りロー
ル8による遮光膜6の巻き取りを解除させるよう上記遮
光膜6の他端側である山形部6bを引張可能とする引張
手段12が設けられ、この引張手段12は、上記光透過
部4の長手方向の他端部側に配設されている。
【0045】上記引張手段12は引張ロール13を有
し、この引張ロール13の軸心14は左右に延び、か
つ、上記巻き取りロール8の軸心9と互いに平行に延び
ている。また、上記引張手段12は上記遮光膜6の山形
部6bの頂部に着脱自在に取り付けられる先頭材15を
有し、この先頭材15は金属製で十分の剛性を備えてい
る。更に、上記引張手段12は左右一対の索条体である
ワイヤー16,16を有し、これら各ワイヤー16の一
端は上記引張ロール13に巻き付けられ、同上各ワイヤ
ー16の他端は上記先頭材15に連結されている。
【0046】上記引張ロール13を、上記各ワイヤー1
6,16を巻き取る方向に、つまり、正転方向に回転可
能とさせる駆動源たる第2電動機17が設けられてい
る。この第2電動機17は上記引張ロール13に内蔵さ
れ、そのケーシング等の固定側は上記静止側部材1に取
り付けられている。
【0047】上記第1電動機10と第2電動機17は、
それぞれ電線19によって電子的な制御装置20に接続
されている。この制御装置20に対する「非操作」状態
では、上記第1電動機10と第2電動機17は共に自動
的に制動装置によって制動され、上記巻き取りロール8
と引張ロール13とは共に固定された非回転の状態とさ
れている。上記制御装置20に対し「開操作」すれば、
上記第1電動機10がオンして正転し、巻き取りロール
8が正転する。すると、上記巻き取りロール8による遮
光膜6の巻き取りで、この遮光膜6が往動(図1中、矢
印B)して、上記光透過部4が開かれる(図1中、二点
鎖線図示)。この場合、巻き取りロール8による遮光膜
6の巻き取りに連動させられて引張ロール13が逆転
し、この引張ロール13はワイヤー16,16を繰り出
して上記遮光膜6の往動を許容する。また、上記引張ロ
ール13の逆転はある程度の制動力の下に行われ、もっ
て、遮光膜6にたるみの生じることが防止される。
【0048】一方、同上制御装置20に対し「閉操作」
すれば、上記第2電動機17がオンして正転する。する
と、上記引張ロール13のワイヤー16,16の巻き取
りによる遮光膜6の引張で、この遮光膜6が復動(図1
中、矢印C)して、上記光透過部4が閉じられる(図
1、図2中実線図示)。この場合、引張ロール13によ
る遮光膜6の引張に連動させられて巻き取りロール8が
逆転し、この巻き取りロール8が遮光膜6を繰り出して
この遮光膜6の復動を許容する。また、上記巻き取りロ
ール8の逆転はある程度の制動力の下に行われ、もっ
て、遮光膜6にたるみの生じることが防止される。
【0049】図1中、実線図示において、上記光透過部
4をほぼ全閉にした遮光膜6の一端側の左右各端と、上
記引張手段12の先頭材15に連結された同上遮光膜6
の被連結部分(山形部6bの頂部)6cの左右各端とを
それぞれ直線的な左、右仮想線22,22で結んだと
き、上記遮光膜6は、これら左、右仮想線22,22で
挟まれた第1の部分23と、この第1の部分23から外
側方にはみ出した第2の部分24とを備えている。
【0050】このため、上記巻き取りロール8と引張手
段12とを作動させて、遮光膜6を往復動(図1中矢印
B,C)させたとき、遮光膜6の第1の部分23には上
記巻き取りロール8や引張手段12から引張力が与えら
れて、上記第1の部分23にはたるみやしわの生じるこ
とが防止される。しかし、第2の部分24には十分の引
張力は与えられないことから、この第2の部分24には
たるみやしわが生じようとする。
【0051】そこで、上記巻き取りロール8の軸心9と
ほぼ平行で、上記第1の部分23と第2の部分24とに
跨るように左右方向に延びる補強棒25が設けられ、こ
の補強棒25に上記第1の部分23と第2の部分24と
がそれぞれ縫い付けにより取り付けられている。このた
め、上記第2の部分24は上記第1の部分23に与えら
れた引張力と、上記補強棒25とによって補強され、上
記第2の部分24にもたるみやしわの発生することが防
止されている。
【0052】また、上記したように、補強棒25は巻き
取りロール8の軸心9とほぼ平行に延びているため、上
記巻き取りロール8が遮光膜6を巻き取るとき、これと
共に、上記補強棒25も巻き取られる。よって、この補
強棒25を設けても、巻き取りロール8による遮光膜6
の巻き取りが支障なくできることとなっている。
【0053】なお、上記長手方向は、ほぼ水平方向、傾
斜方向、ほぼ垂直方向のいずれであってもよい。また、
上記実施例では、遮光膜6は、その左右非対称である
が、これは対称であってもよい。更に、遮光膜6の山形
部6bは三角形を含む概念である。
【0054】 (実施例2)
【0055】図3と図4は、請求項1,2,3,に対
応する実施例を示している。
【0056】なお、この実施例2は、構成、作用につ
き、多くの点で前記実施例1と共通しているため、その
共通したものについては、図面に符号を付してその説明
を省略する。
【0057】遮光膜6が往復動するとき、この遮光膜6
がその厚さ方向(図3の紙面に垂直な方向)に所定以上
に偏位することを阻止する案内手段26が設けられてい
る。
【0058】上記案内手段26は、光透過部4の左右方
向における各側部にそれぞれ設けられるガイドレール2
7,27を有している。これら各ガイドレール27は、
遮光膜6の往復動(図1中矢印B,C)の方向に沿って
延び、断面コの字状をなして、静止側部材1に固着され
ている。
【0059】一方、上記遮光膜6に取り付けられる一対
の被ガイド体28,28が設けられる。これら各被ガイ
ド体28は、これに対応するガイドレール27内に対
し、上記遮光膜6の往復動の方向で摺動自在に嵌合し
て、ガイドレール27の内面に接合させられている。
【0060】そして、上記したガイドレール27に対す
る被ガイド体28の接合で、上記遮光膜6がその厚さ方
向に所定以上に偏位することが阻止されている。
【0061】このため、例えば、遮光膜6がほぼ水平面
に沿って延びている場合で、上記遮光膜6により光透過
部4を全閉にしたとき、上記遮光膜6がその長手方向の
中途部で大きくたるんだり、第2の部分24の存在によ
って、重量が重い側の遮光膜6の一側部が、他の部分よ
りもより大きく下方に偏位するということが防止され
る。よって、遮光膜6が光透過部4を閉じているときの
遮光装置5の見栄えが向上する。
【0062】上記の場合、被ガイド体28は、補強棒2
5の軸方向の各端部をそれぞれ外側方に突出させて、そ
の突出部によって形成されている。
【0063】このため、上記各被ガイド体28は補強棒
25に一体成形されたことから、遮光装置5の部品点数
の増えることが抑制され、つまり、遮光膜6にたるみの
生じないようにすることなど、遮光装置5の見栄えの向
上が簡単な構成で達成される。
【0064】また、上記ガイドレール27の外面には、
電線19を収納する電線ラック29が一体成形され、こ
の電線ラック29を開閉自在に閉じるアルミもしくは樹
脂製の蓋体30が設けられている。
【0065】上記の場合、電線ラック29はガイドレー
ル27を利用して設けられたことから、その分、部品点
数の増加が抑制され、よって、遮光装置5において、電
線19を配線するための構成が簡単になる。
【0066】 (実施例3)
【0067】図5から図7は、請求項4,に対応する
実施例を示している。
【0068】なお、この実施例3は、構成、作用につ
き、多くの点で前記実施例1、および実施例2と共通し
ているため、その共通したものについては、図面に符号
を付してその説明を省略する。
【0069】図5中、実線図示において、光透過部4を
ほぼ全閉にした遮光膜6は、引張手段12の先頭材15
に連結された同上遮光膜6の被連結部分の左右方向のほ
ぼ中央を通って同上遮光膜6の往復動の方向にほぼ平行
に延びる中心線32を中心にして左右非対称とされてい
る。より具体的には、上記遮光膜6は左右方向で非対称
の台形とされている。
【0070】上記遮光膜6が往復動するとき、この往復
動の方向で、かつ、各軸心9,14にほぼ直交した所定
方向にのみ案内する案内手段33が設けられている。
【0071】上記案内手段33は、光透過部4の一側部
に設けられるガイドレール34を有している。このガイ
ドレール34は、上記した所定方向に平行に延び、断面
C字状をなして、静止側部材1に固着されている。
【0072】一方、上記遮光膜6側に取り付けられる被
ガイド体35が設けられ、この被ガイド体35は上記ガ
イドレール34に対し、摺動自在に嵌合している。そし
て、この嵌合で、上記被ガイド体35は、上記ガイドレ
ール34の長手方向に沿うよう案内される。
【0073】上記被ガイド体35は、遮光膜6側である
先頭材15から突設されており、各軸心9,14と平行
な軸心を有する一対の第1車輪36,36と、これら第
1車輪36の軸心に直交する線に平行な軸心を有する第
2車輪37とを備え、左右への移動が阻止されるように
上記ガイドレール34内に嵌入されている。
【0074】そして、上記遮光膜6が往復動するときに
は、上記第1車輪36と第2車輪37とが、ガイドレー
ル34の内面をそれぞれ摺動し、より具体的には転動し
て、円滑に案内され、これにより、上記遮光膜6は上記
所定方向にのみ案内されるようになっている。
【0075】ところで、上記遮光膜6はその左右非対称
のため、この遮光膜6を巻き取りロール8によって巻き
取ると、遮光膜6の左右各側部の引張力が互いに不均一
となって、上記巻き取りロール8への巻き取り位置が、
その軸方向で一方向に向って徐々に変化するおそれがあ
る。
【0076】しかし、上記したように、巻き取りロール
8に遮光膜6が巻き取られるとき、この遮光膜6は上記
所定方向にのみ案内されるため、この遮光膜6は巻き取
りロール8の所定位置に正しく巻き取られることとな
る。
【0077】よって、巻き取りロール8に対する遮光膜
6の不整な巻き取りが防止されることから、光透過部4
を開いた状態での遮光装置5の見栄えが向上する。しか
も、遮光膜6の巻き取り時には、不整な巻き取りが防止
されて、しわの発生が防止されるため、その後、光透過
部4を閉じようとして遮光膜6を引張したときには、遮
光膜6にしわは発生しておらず、よって、この点でも、
遮光装置5の見栄えが向上する。
【0078】なお、上記被ガイド体35は遮光膜6に直
接的に取り付けてもよい。
【0079】 (実施例4)
【0080】図8と図9は、請求項5に対応する実施例
を示している。
【0081】なお、この実施例4は、構成、作用につ
き、多くの点で前記実施例1と共通しているため、その
共通したものについては、図面に符号を付してその説明
を省略する。
【0082】光透過部4を左右に横切るように延びて静
止側部材1に取り付けられる断面円形の支持棒39が設
けられている。この支持棒39は遮光膜6の往復動の方
向に複数設けられ、ほぼ等間隔に配置されている。
【0083】そして、各支持棒39により、光透過部4
を閉じる遮光膜6の長手方向の中途部が支持されて、こ
の遮光膜6が大きくたるむということが防止されてい
る。
【0084】上記先頭材15の各端部に車輪40が一対
づつ設けられている。そして、上記遮光膜6が往復動す
るとき、上記遮光膜6が存在する側の上記各支持棒39
の上面側の外面を上記各車輪40が転動して、これら先
頭材15と車輪40とが支持棒39を横切ることとされ
ている。
【0085】このため、特に、上記支持棒39の外面を
遮光膜6が復動して、この遮光膜6の他端側が上記支持
棒39を横切るとき、図9中仮想線で示すように、各車
輪40が支持棒39の外面を転動しながら、この支持棒
39を乗り越える。つまり、同上遮光膜6の他端側が上
記支持棒39を乗り越える毎に、この支持棒39に引っ
掛かるということが防止される。
【0086】よって、上記したように支持棒39を設け
ても、遮光膜6の円滑な往復動が確保される
【0087】
【発明の効果】この発明によれば、次の効果がある。
【0088】請求項1の遮光装置によれば、光透過部を
ほぼ全閉にした遮光膜の一端側の左右各端と、引張手段
に連結された同上遮光膜の被連結部分の左右各端とをそ
れぞれ直線的な左、右仮想線で結んだとき、上記遮光膜
が、これら左、右仮想線に挟まれた第1の部分と、この
第1の部分から左右いずれかの外側方にはみ出した第2
の部分とを備えた遮光装置において、巻き取りロールの
軸心とほぼ平行で、上記第1の部分と第2の部分とに跨
るように延びる補強棒を設けて、この補強棒に上記第1
の部分と第2の部分とをそれぞれ取り付けたため、次の
効果がある。
【0089】即ち、巻き取りロールと引張手段とを作動
させて、遮光膜を往復動させたとき、遮光膜の第1の部
分には上記巻き取りロールや引張手段から引張力が与え
られて、上記第1の部分にはたるみやしわの生じること
が防止される。しかし、第2の部分には十分の引張力は
与えられないことから、この第2の部分にはたるみやし
わが生じようとする。
【0090】この場合、上記したように、第1の部分と
第2の部分とに跨るように延びる補強棒を設けて、この
補強棒に、上記第1の部分と第2の部分とをそれぞれ縫
い付けることにより取り付けたため、上記第2の部分は
上記第1の部分に与えられた引張力と、上記補強棒とに
よって補強され、上記第2の部分にも、たるみやしわの
発生することが防止される。
【0091】よって、特に、光透過部を遮光膜が閉じた
ときの遮光装置の見栄えが向上する。
【0092】また、上記したように、補強棒は巻き取り
ロールの軸心とほぼ平行に延びているため、上記巻き取
りロールが遮光膜を巻き取るとき、これと共に、上記補
強棒も巻き取られる。よって、この補強棒を設けても、
巻き取りロールによる遮光膜の巻き取りは支障なくでき
るという利点がある。
【0093】請求項2の遮光装置によれば、光透過部の
左右方向における一側部に設けられて遮光膜の往復動の
方向に沿って延びるガイドレールと、上記遮光膜に取り
付けられてこの遮光膜の往復動の方向で、上記ガイドレ
ールに摺動自在に接合する被ガイド体とを備え、上記ガ
イドレールに対する被ガイド体の接合で、上記遮光膜が
その厚さ方向に所定以上に偏位することを阻止させてあ
る。
【0094】このため、例えば、遮光膜がほぼ水平面に
沿って延びている場合で、上記遮光膜により光透過部を
全閉にしたとき、上記遮光膜がその長手方向の中途部で
大きくたるんだり、第2の部分の存在によって、重量が
重い側の遮光膜の一側部が、他の部分よりもより大きく
下方に偏位するということが防止される。
【0095】よって、特に、遮光膜が光透過部を閉じて
いるときの遮光装置の見栄えが向上する。
【0096】請求項3の遮光装置によれば、補強棒の軸
方向の端部を被ガイド体としてある。
【0097】このため、上記被ガイド体は補強棒に一体
成形されたことから、遮光装置の部品点数の増えること
が抑制され、つまり、遮光膜にたるみの生じないように
することなど、遮光装置の見栄えの向上が簡単な構成で
達成される。
【0098】請求項4の遮光装置によれば、遮光膜が左
右非対称である遮光装置において、光透過部の左右方向
における一側部側に設けられて巻き取りロールの軸心に
ほぼ直交した所定方向に平行に延びるガイドレールと、
上記遮光膜側に取り付けられ上記ガイドレールに摺動自
在に嵌合して上記ガイドレールの長手方向に沿うよう案
内される被ガイド体とを備えたため、次の効果がある。
【0099】即ち、遮光膜が左右非対称である場合に、
この遮光膜を巻き取りロールによって巻き取ると、遮光
膜の左右各側部の引張力が互いに不均一となって、上記
巻き取りロールへの巻き取り位置が、その軸方向で一方
向に向って徐々に変化するおそれがある。
【0100】しかし、上記したように、巻き取りロール
に遮光膜が巻き取られるとき、この遮光膜は上記所定方
向にのみ案内されるため、この遮光膜は巻き取りロール
の所定位置に正しく巻き取られることとなる。
【0101】よって、巻き取りロールに対する遮光膜の
不整な巻き取りが防止されることから、光透過部を開い
た状態での遮光装置の見栄えが向上する。しかも、遮光
膜の巻き取り時には、不整な巻き取りが防止されて、し
わの発生が防止されるため、その後、光透過部を閉じよ
うとして遮光膜を引張したときには、遮光膜にしわは発
生しておらず、よって、この点でも、遮光装置の見栄え
が向上する。
【0102】請求項5の遮光装置によれば、光透過部を
横切るように左右に延びて静止側部材に取り付けられる
支持棒を設けた遮光装置において、上記遮光膜が往復動
するとき、上記支持棒の外面を転動してこの支持棒を横
切る車輪を上記遮光膜の他端側に設けてある。
【0103】このため、特に、上記支持棒の外面を遮光
膜が復動して、この遮光膜の他端側が上記支持棒を横切
るとき、各車輪が支持棒の外面を転動しながら、この支
持棒を乗り越える。つまり、同上遮光膜の他端側が上記
支持棒を乗り越える毎に、この支持棒に引っ掛かるとい
うことが防止される。
【0104】よって、上記したように支持棒39を設け
ても、遮光膜6の円滑な往復動が確保される
【0105】請求項6の遮光装置によれば、ガイドレー
ルに電線ラックを形成してある。
【0106】このため、電線ラックはガイドレールを利
用して設けられたことから、その分、部品点数の増加が
抑制され、よって、遮光装置において、電線を配線する
ための構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で、平面図である。
【図2】実施例1で、側面図である。
【図3】実施例2で、平面図である。
【図4】実施例2で、図3の4‐4線矢視断面図であ
る。
【図5】実施例3で、平面図である。
【図6】実施例3で、図5の部分拡大断面図である。
【図7】実施例3で、図5中7‐7線矢視断面図であ
る。
【図8】実施例4で、平面図である。
【図9】実施例4で、側面図である
【符号の説明】
1 静止側部材 4 光透過部 5 遮光装置 6 遮光膜 6a 矩形部 6b 山形部 6c 被連結部分 7 巻き取り手段 8 巻き取りロール 9 軸心 10 第1電動機 12 引張手段 13 引張ロール 14 軸心 17 第2電動機 19 電線 22 仮想線 23 第1の部分 24 第2の部分 25 補強棒 26 案内手段 27 ガイドレール 28 被ガイド体 29 電線ラック 30 蓋体 32 中心線 33 案内手段 34 ガイドレール 35 被ガイド体 39 支持棒 40 車

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止側部材に光透過部を設け、この光透
    過部を開閉させる遮光膜を設け、上記遮光膜の一端側か
    らこの遮光膜を巻き取り可能とする巻き取りロールを上
    記光透過部の一端部側に設け、上記巻き取りロールによ
    る遮光膜の巻き取りを解除させるよう上記遮光膜の他端
    側を引張可能とする引張手段を同上光透過部の他端部側
    に設け、上記巻き取りロールによる遮光膜の巻き取り
    で、この遮光膜が往動して上記光透過部が開かれる一
    方、上記引張手段による遮光膜の引張でこの遮光膜が復
    動して同上光透過部が閉じられるようにし、この光透過
    部をほぼ全閉にした上記遮光膜の一端側の左右各端と、
    上記引張手段に連結された同上遮光膜の被連結部分の左
    右各端とをそれぞれ直線的な左、右仮想線で結んだと
    き、上記遮光膜が、これら左、右仮想線に挟まれた第1
    の部分と、この第1の部分から左右いずれかの外側方に
    はみ出した第2の部分とを備えた遮光装置において、 上記巻き取りロールの軸心とほぼ平行で、上記第1の部
    分と第2の部分とに跨るように延びる補強棒を設けて、
    この補強棒に上記第1の部分と第2の部分とをそれぞれ
    取り付けた遮光装置。
  2. 【請求項2】 光透過部の左右方向における一側部に設
    けられて遮光膜の往復動の方向に沿って延びるガイドレ
    ールと、上記遮光膜に取り付けられてこの遮光膜の往復
    動の方向で、上記ガイドレールに摺動自在に接合する被
    ガイド体とを備え、上記ガイドレールに対する被ガイド
    体の接合で、上記遮光膜がその厚さ方向に所定以上に偏
    位することを阻止させた請求項1に記載の遮光装置。
  3. 【請求項3】 補強棒の軸方向の端部を被ガイド体とし
    た請求項2に記載の遮光装置。
  4. 【請求項4】 静止側部材に光透過部を設け、この光透
    過部を開閉させる遮光膜を設け、上記遮光膜の一端側か
    らこの遮光膜を巻き取り可能とする巻き取りロールを上
    記光透過部の一端部側に設け、上記巻き取りロールによ
    る遮光膜の巻き取りを解除させるよう上記遮光膜の他端
    側を引張可能とする引張手段を同上光透過部の他端部側
    に設け、上記巻き取りロールによる遮光膜の巻き取り
    で、この遮光膜が往動して上記光透過部が開かれる一
    方、上記引張手段による遮光膜の引張でこの遮光膜が復
    動して同上光透過部が閉じられるようにし、この光透過
    部をほぼ全閉にした遮光膜が、上記引張手段に連結され
    た同上遮光膜の被連結部分の左右方向のほぼ中央を通っ
    て同上遮光膜の往復動の方向にほぼ平行に延びる中心線
    を中心にして遮光膜が左右非対称である遮光装置におい
    て、 上記光透過部の左右方向における一側部側に設けられて
    巻き取りロールの軸心にほぼ直交した所定方向に平行に
    延びるガイドレールと、上記遮光膜側に取り付けられ上
    記ガイドレールに摺動自在に嵌合して上記ガイドレール
    の長手方向に沿うよう案内される被ガイド体とを備えた
    遮光装置。
  5. 【請求項5】 静止側部材に光透過部を設け、この光透
    過部を開閉させる遮光膜を設け、上記遮光膜の一端側か
    らこの遮光膜を巻き取り可能とする巻き取りロールを上
    記光透過部の一端部側に設け、上記巻き取りロールによ
    る遮光膜の巻き取りを解除させるよう上記遮光膜の他端
    側を引張可能とする引張手段を同上光透過部の他端部側
    に設け、上記巻き取りロールによる遮光膜の巻き取り
    で、この遮光膜が往動して上記光透過部が開かれる一
    方、上記引張手段による遮光膜の引張でこの遮光膜が復
    動して同上光透過部が閉じられるようにし、上記光透過
    部を横切るように左右に延びて静止側部材に取り付けら
    れる支持棒を設けた遮光装置において、 上記遮光膜が往復動するとき、上記支持棒の外面を転動
    してこの支持棒を横切る車輪を上記遮光膜の他端側に設
    けた遮光装置。
  6. 【請求項6】 イドレールに電線ラックを形成した請
    求項2,3,もしくは4に記載の遮光装置。
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