JP2851595B2 - 散布用粒体 - Google Patents

散布用粒体

Info

Publication number
JP2851595B2
JP2851595B2 JP8293149A JP29314996A JP2851595B2 JP 2851595 B2 JP2851595 B2 JP 2851595B2 JP 8293149 A JP8293149 A JP 8293149A JP 29314996 A JP29314996 A JP 29314996A JP 2851595 B2 JP2851595 B2 JP 2851595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
weight
granules
granule
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8293149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09137161A (ja
Inventor
イザベル・ギュベルマンボノー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROONU PUURAN SHIMI
Original Assignee
ROONU PUURAN SHIMI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9483635&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2851595(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ROONU PUURAN SHIMI filed Critical ROONU PUURAN SHIMI
Publication of JPH09137161A publication Critical patent/JPH09137161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2851595B2 publication Critical patent/JP2851595B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/12Powders or granules
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/12Powders or granules
    • A01N25/14Powders or granules wettable
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • C09K23/12Sulfonates of aromatic or alkylated aromatic compounds

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物保護活性物質
の他に特定の分散剤を含む散布用粒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エマルジョン、水溶液そして特に湿潤性
粉末のような既存のすべてのタイプの植物保護処方物と
は反対に、散布用粒体は、そのままでしかもユーザーが
全く安全に且つ容易に使用して適用し得るという利点を
有している。
【0003】しかしながら、粒体は、貯蔵間の良好な耐
凝集能と共に良好な耐摩滅性を有するように処方されな
ければならない。
【0004】更に、これらの粒子は、土壌又は水田との
接触時に容易に崩壊しなければならず、且つ処理しよう
とする表面上に植物保護活性物質を最大限分散させるべ
きである。
【0005】このタイプの粒体は、植物保護活性物質及
び無機添加剤を基剤としたものが知られている。しかし
ながら、かかる粒体は、すべての種類及び量の無機添加
剤について良好な特性を有しないという点で満足なもの
ではない。その上、拡がり面積がそれほど良好ではな
い。
【0006】上記の処方物に分散特性を持つ両親媒性性
重合体とエトキシル化アルキルフェノールから選択され
る表面活性剤とを添加することによって活性物質の拡が
り面積を最適化することが可能である。しかしながら、
拡がり面積は増大するけれども、仕込み物と表面活性剤
との間の相容性及び活性物質と分散剤との間の適合性に
関連した困難がなお存在している。これらの困難は、活
性物質の含有量が30%ほどの高さであるときに、これ
らの生成粒体中に含有される活性物質を分散させるのが
困難であるということである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を打破するのを可能にする。かくして、本発明に従った
粒体の組成の一部分を構成する特定の分散剤は、いかな
る相容性問題もなしに高い活性物質含有量を持つことを
可能にする。従って、分散に対して好ましくない条件下
で、即ち、高い活性物質含有量の条件下で、達成される
拡がり面積が大きい。
【0008】その上、本発明は、無機添加剤を広範囲の
濃度で使用するのを可能にすると同時に、崩壊及び拡が
りに関して良好な特性を有する粒体を生成するのを可能
にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、散布用粒体で
あって、その特性が広範囲の無機添加剤組成物について
特にこの添加剤の低有含量について保持されるようなも
のに関する。また、本発明は、水の硬度に無関係な粒状
植物保護用処方物を提供するという利益を有する。
【0010】最後に、かかる分散剤は、本発明に従った
散布用粒体に良好な耐摩滅性を付与すると同時に、それ
らを処理しようとする土壌に適用したときに良好な崩壊
能を保持する。
【0011】これらの目的及び他の目的は、分散剤とし
て、[a]塩の形態にある少なくとも1種の無水マレイ
ン酸/ジイソブチレン共重合体及び[b]少なくとも1
種のアルコキシル化モノ−、ジ−又はトリ(トリスチリ
ル)フェノールを含み、且つ化合物[a]及び[b]が
40/60〜99/1の(a)/(b)重量比で存在す
る散布用粒体に関する本発明によって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に従った散布用粒体の組成
の一部分を構成する分散剤は、塩の形態にある少なくと
も1種の無水マレイン酸/ジイソブチレン共重合体(化
合物[a])を含む。より具体的に言えば、かかる共重
合体は水溶性塩の形態にある。かくして、ナトリウム若
しくはカリウムのようなアルカリ金属の塩、カルシウム
のようなアルカリ土類金属の塩、又は式NR4 +(式中、
Rは同種又は異種であってよく、そして酸素原子で随意
に置換されるC1 〜C4 アルキル基又は水素原子を表わ
す)のアンモニウム塩が本発明の実施に好適なものであ
る。
【0013】共重合体[a]は、当業者に周知の任意の
手段によって得ることができる。かくして、一般には、
無水マレイン酸が適当な溶剤の存在下にジイソブチレン
と共重合されそして得られた共重合体が次いで塩基で加
水分解される。無水マレイン酸とイソブチレンとの間の
モル割合は一般には1/4〜4/1である。特に、共重
合は2種の単量体の等モル混合物の存在下に実施され
る。
【0014】共重合体[a]の一例として、ローヌ・プ
ーラン・ジェロナッツオ社によって製造販売される商品
名「Geropon T/36」を挙げることができる。
【0015】本発明に従った分散剤の規定の中に入る第
二化合物は、少なくとも1種のアルコキシ化モノ−、ジ
−又はトリ(スチリル)フェノール(化合物[b])よ
りなる。
【0016】特定の具体例に従えば、2〜40個のオキ
シアルキレン化単位を含むアルコキシル化(スチリル)
フェノールが使用される。表現「オキシアルキレン化単
位」又は「アルコキシル化(スチリル)フェノール」
は、オキシエチレン化若しくはオキシプロピレン化単位
又はそれらの混成単位、又はかかる単位を含むアルコー
ルを包含するものと理解されたい。特に、オキシアルキ
レン化単位の数は2〜40個そして好ましくは6〜20
個である。
【0017】かかる化合物の例としては、5個のオキシ
エチレン化単位を含有するエトキシル化ジ(スチリル)
フェノール、7個のオキシエチレン化単位を含有するエ
トキシル化ジ(スチリル)フェノール、8個のオキシエ
チレン化単位を含有するエトキシル化トリ(スチリル)
フェノール、及び16個のオキシエチレン化単位を含有
するエトキシル化トリ(スチリル)フェノールを挙げる
ことができるが、これらに限定されるものではない。
【0018】特定の変形例に従えば、少なくとも一部分
硫酸化されたアルコキシル化(スチリル)フェノールが
使用される。好ましくは、分散剤の組成の一部分を構成
するアルコキシル化(スチリル)フェノールは完全に硫
酸化される。かかる生成物は、通常、アルコールに少な
くとも1個のアミン官能基及び少なくとも1個のSO3
H官能基を含有する十分な量の酸例えばスルファミン酸
を反応させることによって得られる。
【0019】かかる化合物の例としては、5個のオキシ
エチレン化単位を含有するエトキシル化硫酸化ジ(スチ
リル)フェノール、7個のオキシエチレン化単位を含有
するエトキシル化硫酸化ジ(スチリル)フェノール、1
0個のオキシエチレン化単位を含有するエトキシル化硫
酸化ジ(スチリル)フェノール、15個のオキシエチレ
ン化単位を含有するエトキシル化硫酸化ジ(スチリル)
フェノール、及び16個のオキシエチレン化単位を含有
するエトキシル化硫酸化トリ(スチリル)フェノールを
挙げることができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0020】本発明の他の変形例は、少なくとも一部分
中和された形態又は特に完全に中和された形態にある化
合物[b]を使用することよりなる。この種の生成物
は、特に、硫酸化された生成物に十分な量の水酸化アル
カリ金属のような塩基又は別法としてアミン若しくは例
えばエタノールアミンのようなアルカノールアミンを反
応させることによって得ることができる。
【0021】化合物[a]が部分又は完全中和形態で使
用されるときには、その対イオンは、ナトリウム若しく
はカリウムのようなアルカリ金属イオン、又は式NR4 +
(式中、Rは同種又は異種であってよく、そして酸素原
子で随意に置換されるC1 〜C4 アルキル基又は水素原
子を表わす)のアンモニウムイオンである。
【0022】化合物[a]と化合物[b]との間の重量
比は40/60〜99/1である。特定の変形例に従え
ば、[a]/[b]重量比は50/50〜90/10で
ある。
【0023】ここに全く驚いたことに、上記化合物
[a]及び[b]の組み合わせは、可変の水硬度によっ
て引き起こされる困難を回避し、且つそれらを含む植物
保護処方物が良好な性能を保持するのを可能にすること
が判明した。
【0024】本発明に従った散布用粒体は、少なくとも
1種の固体植物保護活性物質を含む。一例として挙げる
ことができる好適な固体植物保護活性物質の中には、カ
ルバリル(Carbaryl)、ベンジオカーブ(Bendiocar
b)、ベンフラカーブ(Benfuracarb )、カルボフラン
(Carofuran )、カルボスルファン(Carbosulphan)、
クロルプロファム(Chlorpropham)、フラチオカーブ
(Furathiocarb)、イソプロカーブ(Isoprocarb)、プ
ロファム(Propham )、アクロニフェン(Aclonife
n)、オキシフルオルフェン(Oxyfluorfen )、MCP
A−チオエチル(thioethyl )、2,4−D及びMCP
Bがある。これらの物質は、単独で又は混合物として使
用することができる。
【0025】また、かかる粒体は少なくとも1種の無機
添加剤も含む。この種の用途に対して慣用の添加剤を使
用することができる。かくして、炭酸カルシウム、カオ
リン、タルク、シリカ、粘土及びベントナイトが好適な
無機添加剤である。
【0026】本発明に従った散布用粒体は、植物保護処
方物中の通常の添加剤も含む。かくして、これらは、一
般には、特に、殿粉、ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル、カルボキシメチルセルロース又は微晶質セルロース
のような少なくとも1種のバインダーを含有する。
【0027】また、かかる散布用粒体は、例えば、炭酸
ナトリウム、重炭酸ナトリウム、塩化カルシウム、モレ
キュラシーブ又はシリカのような少なくとも1種の凝結
防止剤も含むことができる。
【0028】更に、本発明に従った粒体は、例えば、燐
酸アンモニウム、燐酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、硫
酸マグネシウム、硫酸亜鉛及び硫酸カルシウムのような
崩壊剤も含むことができる。
【0029】また、特に、ヘキサメタ燐酸ナトリウム、
クエン酸アルカリ金属、クエン酸アルカリ土類金属又は
プロピレングリコールのような化学安定剤を含めるのも
有益である場合がある。
【0030】本発明に従った粒体の組成の一部分を構成
する化合物[a]の量は、上記と同じ基準を基にして
0.1〜20重量%の範囲内である。好ましくは、化合
物[a]の含有量は5〜10重量%の範囲である。
【0031】化合物[b]の含有量は、上記と同じ基準
を基にして0.1〜10重量%の範囲内である。好まし
くは、化合物[b]の含有量は0.5〜5重量%の範囲
である。特に有益な変形例に従えば、化合物[b]の含
有量は0.5〜2重量%の範囲である。
【0032】申すまでもなく、本発明に従った植物保護
処方物は、上記の[a]/[b]重量比即ち40/60
〜99/1そして好ましくは50/50〜90/10を
変動する。
【0033】植物保護活性物質の含有量は、処方物の総
重量を基にして5〜50重量%である。特に、この含有
量は5〜30重量%の範囲内である。
【0034】また、本発明に従った散布用粒体は、20
〜90重量%の量の無機添加剤も有する。好ましくは、
この量は30〜90重量%である。
【0035】慣用添加剤の量は、一般には、0〜20重
量%である。
【0036】ここで、本発明に従った分散剤及び散布用
粒体の製造法について説明する。
【0037】分散剤は、植物保護処方物の実際の製造間
に簡単な混合によって調製することができる。しかしな
がら、特に有益な具体例に従えば、かかる分散剤は使用
時に調製される。
【0038】かかる分散剤を製造するための第一変形例
に従えば、所要の割合にある化合物[a]及び[b]の
溶液好ましくは水溶液が共乾燥される。この共乾燥は、
当業者に周知の方法のどれかにおいて行うことができ
る。しかしながら、同時噴霧による乾燥を実施するのが
好ましく、これによって2種の化合物を均一に含む粉末
を直接得るのが可能になる。同時噴霧の標準技術、例え
ば、ブチ(Buchi )型の装置又は米国特許497003
0、ヨーロッパ特許7846、米国特許4910008
及び同4931012に記載されるような装置の使用が
好適である。
【0039】使用時に分散剤を調製するための第二の具
体例に従えば、無機担体が所要の割合にある化合物
[a]/[b]で含浸される。この具体例の極めて有益
な変形例に従えば、本発明に従った粒体の組成の一部分
を構成する無機添加剤について先に記載した規定に相当
する化合物が無機担体として使用される。
【0040】この含浸は、かかる化合物を予め加熱して
それらを液化しその後にそれらを無機担体に吹き付ける
ことによって行うことができる。
【0041】同様に、化合物[a]及び[b]の1つ又
は2つの水溶液を調製しこれらの溶液を続いて無機担体
に吹き付けることも心に描くことができる。この場合に
は乾燥工程が望ましいであろう。申すまでもなく、無機
担体の含浸についてこれらの2つの態様を組み合わせる
ことは本発明の範囲から逸脱しないものである。
【0042】本発明に従った散布用粒体は、通常の方法
を使用して上記の各成分を所要の割合で一緒に混合する
ことによって製造される。かくして、処方物を構成する
各種成分は、パウダーミキサー例えば商品名「Lodige」
型のミキサーに特定の順序で同時に又は連続的に入れら
れる。
【0043】次いで、混合物を粒状化するために、植物
保護処方物を構成する成分の重量を基にして2〜15重
量%特には3〜7重量%の水が添加される。かかる操作
は、造粒機、例えば、ターボスフェアー( turbospher
e)において慣例的に実施される。
【0044】同様に、ダイ又はグリルを介して湿った混
合物を押し出すことも心に描くことができる。
【0045】化合物[a]及び[b]よりなる分散剤
は、固体形態で固形物と混合させることができ、又は造
粒のために懸濁液若しくは水溶液の形態で水と混合させ
ることができることに注目されたい。
【0046】混合物が一旦成形されると、流動空気の下
で乾燥が実施される。操作の時間は、2重量%未満の残
留含水量を含む混合物を得るのを可能にする程のもので
ある。1つの指針として、乾燥時間は、20〜90分そ
して特に20〜40分の間である。
【0047】乾燥温度は、通常は40〜100℃そして
好ましくは50〜70℃である。
【0048】
【実施例】ここで本発明の具体的な実施例を提供する
が、いかなる点でも本発明を限定するものではない。例1 本例は、散布用粒体の製造を例示するものである。次の
組成物を調製する。
【0049】
【表1】
【0050】混合物をエアジェットグラインダーにおい
て環式粉砕する。寸法が約10〜20μmの粒子が得ら
れる。次いで、商品名「Lodige」の機械(ロディジ社に
よって販売される)において粒子100部当たり18部
の水を使用して粒子をアグロメレート化する。
【0051】次いで、このアグロメレートを直径0.8
mmのダイによって押し出す。次いで、粒体を商品名
「 Aeromatic」の流動床(ニロ社によって販売される)
において該粒体中の残留含水量が2%になるまで乾燥す
る。
【0052】例2 本例の目的は、組成物1及び比較組成物2の特性を例示
するものである。この種の散布用粒体の適用性能は、湿
った土壌の表面における崩壊後の拡がり面積によって表
わされる。
【0053】この適用試験の条件は次の通りである。試
験は、水で1cmの深さまで満たされた直径15cmの
結晶皿において実施される。結晶皿の中央にある水の表
面に1gの粒体が静かに注がれ、そして崩壊する粒体で
得られる分散によって覆われた面積が時間の関数として
測定される。崩壊した粒体の分散によって覆われた拡が
り点の直径が記録され、そして得られた面積が計算され
る。組成物1についての結果が以下に示される。
【0054】
【表2】
【0055】比較組成物2についての結果が以下に示さ
れる。
【0056】
【表3】
【0057】これらの結果は、水田を保護するための適
用で通常遭遇する低硬度の水の存在下において組成物1
が比較組成物2よりもはるかに優れた性能を有すること
を示している。実際に、時間の関数としての拡がり面積
は、本発明に従った組成物の場合にずっと高い。
【0058】その上、本発明に従った粒体で達成される
面積は、水の硬度に関係なく大きいことが分かる。かく
して、本発明に従った分散剤を含む粒体は適用土壌のす
べての条件に対して有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 17/14 C09K 17/14 H // C09K 101:00 (56)参考文献 特開 平7−233002(JP,A) 特開 平6−305915(JP,A) 特開 平5−139915(JP,A) 特開 平4−338308(JP,A) 特開 平5−117104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 17/18 C09K 17/14 A01N 25/12 A01N 25/30 B01F 17/40 B01F 17/52

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散剤として、 [a]塩の形態にある少なくとも1種の無水マレイン酸
    /ジイソブチレン共重合体、及び [b]少なくとも1種のアルコキシル化モノー、ジー又
    はトリ(スチリル)フェノール、 を含み、且つ 40/60〜99/1の[a]/[b]重量比を有す
    る、 ことを特徴とする散布用粒体。
  2. 【請求項2】 化合物[a]が、アルカリ金属塩、アル
    カリ土類金属塩又は式NR (式中、Rは同種又は異
    種であってよく、そして酸素原子で随意に置換されるC
    〜Cアルキル基又は水素原子を表わす)のアンモニ
    ウム塩の形態にあることを特徴とする請求項1記載の散
    布用粒体。
  3. 【請求項3】 化合物[b]が少なくとも一部分硫酸化
    された形態にあることを特徴とする請求項1又は2記載
    の散布用粒体。
  4. 【請求項4】 化合物[b]が少なくとも一部分中和さ
    れた形態にあることを特徴とする請求項1又は2記載の
    散布用粒体。
  5. 【請求項5】 化合物[b]が、アルカリ金属塩又は式
    NR (式中、Rは同種又は異種であってよく、そし
    て酸素原子で随意に置換されるC〜Cアルキル基又
    は水素原子を表わす)のアンモニウム塩の形態にあるこ
    とを特徴とする請求項4記載の散布用粒体。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種の固体植物保護活性物質
    を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記
    載の散布用粒体。
  7. 【請求項7】 少なくとも1種の無機添加剤を含むこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の散布用
    粒体。
  8. 【請求項8】 化合物[a]の含有量が処方物の総重量
    を基にして0.1〜20重量%であり、そして化合物
    [b]の含有量が0.1〜10重量%であることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか一項記載の散布用粒体。
  9. 【請求項9】 植物保護活性物質の含有量が、処方物の
    総重量を基にして5〜50重量%であることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか一項記載の散布用粒体。
  10. 【請求項10】 無機添加剤の含有量が、処方物の総重
    量を基にして20〜90重量%であることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれか一項記載の散布用粒体。
JP8293149A 1995-10-18 1996-10-16 散布用粒体 Expired - Lifetime JP2851595B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR95-12207 1995-10-18
FR9512207A FR2740004B1 (fr) 1995-10-18 1995-10-18 Granules d'epandage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09137161A JPH09137161A (ja) 1997-05-27
JP2851595B2 true JP2851595B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=9483635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8293149A Expired - Lifetime JP2851595B2 (ja) 1995-10-18 1996-10-16 散布用粒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2851595B2 (ja)
FR (1) FR2740004B1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2545325A1 (fr) * 1983-05-06 1984-11-09 Sedagri Granules de substances solides a activite phytopharmaceutique et leur procede de preparation
JPH0639363B2 (ja) * 1985-01-18 1994-05-25 花王株式会社 農薬粒剤用拡展剤
DE4005154A1 (de) * 1990-02-17 1991-08-22 Hoechst Ag Wasserdispergierbare granulate von neophanen und azaneophanen zur anwendung im pflanzenschutz
JP3514476B2 (ja) * 1991-04-26 2004-03-31 日産化学工業株式会社 湛水下水田用農薬固形製剤の使用方法
JPH07233002A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Takeda Chem Ind Ltd 農薬製剤

Also Published As

Publication number Publication date
FR2740004A1 (fr) 1997-04-25
FR2740004B1 (fr) 1997-12-26
JPH09137161A (ja) 1997-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5463319B2 (ja) 不溶性物質を水性溶液中に分散させる方法および農業用製剤
JPH06256121A (ja) 改良型グリフォセート除草剤組成物
MXPA01010326A (es) Formulaciones agroquimicas.
JP4850414B2 (ja) 顆粒状農薬組成物
JPH07503019A (ja) 液体農薬の水分散性粒剤
JP2008069142A (ja) 水性懸濁状除草剤組成物
JP2008037845A (ja) 水性懸濁状農薬組成物
TW575399B (en) Fungicide composition
JP2770400B2 (ja) 農薬固型製剤
EP0893058A1 (en) Solid formulation
EP0843964B1 (en) Granular hydrating agent
JP2851595B2 (ja) 散布用粒体
JPH01290604A (ja) 水中崩壊性良好な農薬粒剤
JPS61236701A (ja) 粒状の農園芸水和剤組成物
JPH08505368A (ja) 粒状の水溶性または吸湿性の農業用配合物およびその製造法
US5294594A (en) Water dispersible granular herbicidal compositions comprising dinitroaniline herbicides, montmorillonite carrier and water-swellable polymer
JPH01283201A (ja) 安定なる水中懸濁状農薬組成物
JP2001518482A (ja) ホスホニウム塩組成物
US5296450A (en) Water dispersible granular herbicidal compositions comprising dinitroaniline herbicides, montmorillonite carrier, and a base
JP2000204001A (ja) 粒状農薬水和剤
JP2926495B2 (ja) 懸濁状農薬組成物
JP3283552B2 (ja) 溶出性を制御した被覆型粒剤及びその製造法
JPS6243964B2 (ja)
EP1168915A1 (en) Solid composition
JPH0723284B2 (ja) 殺生用粒剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981006