JP2851190B2 - 鋳造装置 - Google Patents

鋳造装置

Info

Publication number
JP2851190B2
JP2851190B2 JP22692791A JP22692791A JP2851190B2 JP 2851190 B2 JP2851190 B2 JP 2851190B2 JP 22692791 A JP22692791 A JP 22692791A JP 22692791 A JP22692791 A JP 22692791A JP 2851190 B2 JP2851190 B2 JP 2851190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
casting
types
molding
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22692791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0569116A (ja
Inventor
康雄 鈴木
洋一 佃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP22692791A priority Critical patent/JP2851190B2/ja
Publication of JPH0569116A publication Critical patent/JPH0569116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2851190B2 publication Critical patent/JP2851190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのラインで複数種
の鋳物製品を鋳造できる鋳造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、鋳造装置は、下枠の内部に下
型を造型する下型造型機と、上枠の内部に上型を造型す
る上型造型機と、枠合せにより一体化された型内に溶湯
を注湯する注湯装置と、下枠と上枠とを分離して鋳物製
品を取出し下枠および上枠を対応する造型機へ回収する
ラインとを少なくとも有する。この鋳造装置で鋳造され
る鋳物製品は一種類であり、同一の鋳造装置では複数種
の鋳物製品を作ることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鋳物製品の形状等を決
定するものは造型機によって作製される型であり、鋳物
製品が異なればこの造型機も当然異なるが、この造型機
以外の設備は、異種製品に対しても同様のものでよい場
合がある。例えば自動車の左右対称部品のように注湯量
や湯口位置が同一の場合は同一の注湯装置を使用するこ
とも可能であり、このような場合は、鋳造設備の有効利
用を考えると、同一の鋳造装置で2種類の鋳物製品を鋳
造した方が望ましい。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数の異種製品を鋳造できる鋳造装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種の鋳物
製品に対応して複数種の下枠および上枠に設けられた識
別部と、下枠と上枠とを分離して仕分ける枠分離装置
と、この枠分離装置により仕分けられた下枠の内部に複
数種の鋳物製品に対応する複数の下型をそれぞれ造型す
る複数の下型造型ラインと、前記枠分離装置により仕分
けられた上枠の内部に複数種の鋳物製品に対応する複数
の上型をそれぞれ造型する複数の上型造型ラインと、前
記枠分離装置により仕分けられた下枠および上枠を前記
識別部により識別された鋳物製品に対応する下型造型ラ
インおよび上型造型ラインにさらに仕分ける仕分部と、
下型造型ラインおよび上型造型ラインでそれぞれ造型さ
れた後に一体化された下型および上型内に溶湯を注湯す
る共通の注湯装置と、下型造型ラインおよび上型造型ラ
インで造型された下型および上型を共通の注湯装置を経
て前記枠分離装置へ搬送する共通の搬送ラインとを具備
した鋳造装置である。
【0006】
【作用】本発明は、枠分離装置により下枠と上枠とを分
離して仕分けた後、下枠および上枠に設けられた識別
より、下枠および上枠がどの種類の鋳物製品に対応す
るかを識別し、その下枠を対応する複数の下型造型ライ
の一つに、また上枠を対応する複数の上型造型ライン
の一つに搬送して、下枠および上枠内に識別部で識別さ
れた鋳物製品に対応する下型および上型それぞれ造型
し、このように造型された複数種の下型および上型を一
体化して共通の搬送ラインにより注湯装置に搬送し、共
通の注湯装置より異種の型内に注湯する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
【0008】図1は、鋳造装置の概要を平面的に示した
もので、この鋳造装置は、下枠の内部に下型を造型する
下型造型機11と、下枠とともに搬送中の下型内に中子を
おさめる中子おさめライン12と、上枠の内部に上型を造
型する上型造型機13と、前記中子おさめライン12で搬送
されてきた下枠と前記上枠とを枠合せする枠合せ装置14
と、この枠合せ装置14により一体化された鋳枠(上枠お
よび下枠)がストレージされるストックライン15と、こ
のストックライン15から供給された鋳枠の型内に溶湯を
注湯する注湯装置16と、この注湯装置16にて注湯された
後の高温の鋳物製品を冷却する製品冷却ライン17と、こ
の製品冷却ライン17から搬入された鋳枠(下枠および上
枠)を分離する枠分離装置18と、この枠分離装置18で分
離された下枠から鋳物製品を取出すとともに下枠を下型
造型機11へ搬送する製品取出ライン19と、上枠を前記上
型造型機13へ搬送する上枠搬送ライン20とから構成され
ている。
【0009】前記下型造型機11には、例えば自動車の右
側サスペンションアーム用下型造型ライン21と左側サス
ペンションアーム用下型造型ライン22とが仕分部23から
分岐して設けられ、また、前記上型造型機13には、例え
ば自動車の右側サスペンションアーム用上型造型ライン
24と左側サスペンションアーム用上型造型ライン25とが
仕分部26から分岐して設けられている。
【0010】このように、下型造型機11および上型造型
機13には、2種の鋳物製品に対応する2列の下型造型ラ
イン21,22および上型造型ライン24,25が仕分部23,26
から分岐してそれぞれ設けられ、そして、下型造型ライ
ン21の下枠と上型造型ライン24の上枠とが右側サスペン
ションアーム用鋳枠として枠合せされ、また、下型造型
ライン22の下枠と上型造型ライン25の上枠とが左側サス
ペンションアーム用鋳枠として枠合せされる。前記スト
ックライン15および製品冷却ライン17は、下型造型ライ
ン21,22および上型造型ライン24,25で造型された下型
および上型を共通の注湯装置16を経て前記枠分離装置18
へ搬送する共通の搬送ラインである。
【0011】鋳枠には、図2および図3に示されるよう
に識別部としての切欠31,32が設けられた下枠33および
上枠34と、図4および図5に示されるように前記切欠3
1,32が設けられていない下枠35および上枠36とがあ
る。
【0012】前記切欠31,32が設けられた下枠33および
上枠34は一方の鋳物製品(右側サスペンションアーム)
の鋳枠であり、また、前記切欠31,32のない下枠35およ
び上枠36は他方の鋳物製品(左側サスペンションアー
ム)の鋳枠である。この切欠31,32の有無を前記仕分部
23,26にて近接スイッチ、リミットスイッチ、フォトセ
ンサ等のセンサにより検出して、下枠および上枠がどち
らの鋳物製品に対応するかを識別する。
【0013】このように、下枠および上枠に設けられた
切欠31,32の有無をセンサで検出することにより、下枠
および上枠がどちらの鋳物製品に対応するものかを識別
したら、前記仕分部23,26によって下枠および上枠をそ
れぞれ対応する造型ラインに仕分けて、その枠内に造型
を行い、そして、中子おさめ、枠合せの後、この種類の
異なる鋳枠に対し共通の注湯装置16により注湯を行う。
【0014】なお、複数種の鋳物製品に対応する識別部
としては、前記切欠31,32に限定されるものではなく、
孔、溝などでもよい。また、鋳枠は2種類に限定される
ものでもなく、前記識別部の数または場所を変え、造型
ラインを増やすことにより、3種以上の鋳物製品に対応
できるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、枠分離装置により分離
された下枠および上枠を、これらの下枠および上枠に設
けられた識別部によりどの種類の鋳物製品に対応するか
をそれぞれ識別して、仕分部にて対応する下型造型ライ
ンおよび上型造型ラインに仕分け、各造型ラインでそれ
ぞれ造型された後に一体化された下型および上型を、共
通の搬送ラインで共通の注湯装置へ搬送して溶湯を注湯
するとともに、前記枠分離装置に回収するから、前記
別部にしたがって、複数種の下枠および上枠をそれぞれ
対応する造型ラインに搬入して造型することにより、一
つの鋳造装置で複数の異種製品を鋳造でき、注湯装置等
の鋳造設備の有効利用を図ることができる。また、時間
のかかる下型および上型の各造型のそれぞれを複数の造
型ラインにより並行して行うので、能率の低下を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋳造装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】同上鋳造装置で使用される一方の鋳枠の平面図
である。
【図3】同上鋳造装置で使用される一方の鋳枠の正面図
である。
【図4】同上鋳造装置で使用される他方の鋳枠の平面図
である。
【図5】同上鋳造装置で使用される他方の鋳枠の正面図
である。
【符号の説明】
11,13 造型機 16 注湯装置 19,20 回収するライン 21,22,24,25 造型ライン 31,32 識別部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の鋳物製品に対応して複数種の下
    枠および上枠に設けられた識別部と、 下枠と上枠とを分離して仕分ける枠分離装置と、 この枠分離装置により仕分けられた下枠の内部に複数種
    の鋳物製品に対応する複数の下型をそれぞれ造型する複
    数の下型造型ラインと、 前記枠分離装置により仕分けられた上枠の内部に複数種
    の鋳物製品に対応する複数の上型をそれぞれ造型する複
    数の上型造型ラインと、 前記枠分離装置により仕分けられた下枠および上枠を前
    記識別部により識別された鋳物製品に対応する下型造型
    ラインおよび上型造型ラインにさらに仕分ける仕分部
    と、 下型造型ラインおよび上型造型ラインでそれぞれ造型さ
    れた後に一体化された下型および上型内に溶湯を注湯す
    る共通の注湯装置と、 下型造型ラインおよび上型造型ラインで造型された下型
    および上型を共通の注湯装置を経て前記枠分離装置へ搬
    送する共通の搬送ラインと を具備した ことを特徴とする
    鋳造装置。
JP22692791A 1991-09-06 1991-09-06 鋳造装置 Expired - Fee Related JP2851190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22692791A JP2851190B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 鋳造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22692791A JP2851190B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 鋳造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0569116A JPH0569116A (ja) 1993-03-23
JP2851190B2 true JP2851190B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=16852786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22692791A Expired - Fee Related JP2851190B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 鋳造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2851190B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529131B2 (ja) * 2004-12-13 2010-08-25 新東工業株式会社 注湯済み鋳型の冷却ライン
JP4939668B2 (ja) * 2009-05-01 2012-05-30 アイテックエフエム株式会社 鋳物製品の製造方法及び製造工場

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0569116A (ja) 1993-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI20002142A (fi) Menetelmä ja laitteisto metallien valamiseksi
JP2851190B2 (ja) 鋳造装置
US5054538A (en) Automatic foundry plant
CN110548860B (zh) 铸造件及铸件的制造方法
JPH07284912A (ja) 鋳造クラスタの取出し方法及び取出し装置
JPH03174970A (ja) 自動鋳造装置
JP2001198668A (ja) 造型・鋳造ライン設備
JPS59107767A (ja) 生型用鋳造ライン
JP2002079353A (ja) 造型ライン及び鋳造ライン
JP2922459B2 (ja) 鋳造品及び鋳型
JPH04305358A (ja) 堰折り装置
WO1991012104A1 (en) Vertical pour casting process
JP3542015B2 (ja) 水平割鋳型の鋳造品冷却方法
JPS6252661B2 (ja)
JPH0216850Y2 (ja)
JPS61115665A (ja) 鋳造装置
JPH09225625A (ja) 縦型無枠鋳造ラインの鋳物取り出し装置
JPS646864B2 (ja)
JPH10225749A (ja) 鋳型の造型、中子入れ送り出し方法
JPH01104459A (ja) 鋳物の堰折り装置
EP0506596A1 (en) Foundry flaskless moulds moulding installation
CN112620624A (zh) 飞轮壳自动浇铸生产线
JPS61269969A (ja) 鋳型造型・鋳造ライン
Mascaretti et al. Plant and Equipment for the Production of Large Aluminum Castings by Means of Gravity Die Casting
JPS61266171A (ja) 鋳型冷却方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees