JP2851175B2 - レール引張り装置 - Google Patents

レール引張り装置

Info

Publication number
JP2851175B2
JP2851175B2 JP3100096A JP10009691A JP2851175B2 JP 2851175 B2 JP2851175 B2 JP 2851175B2 JP 3100096 A JP3100096 A JP 3100096A JP 10009691 A JP10009691 A JP 10009691A JP 2851175 B2 JP2851175 B2 JP 2851175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
hydraulic
clamp
clamps
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3100096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04228703A (ja
Inventor
ヨセフ・トイレル
フリードリッヒ・パイトル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURANTSU PURATSUSERU BAANBAUMASHIINEN IND GmbH
Original Assignee
FURANTSU PURATSUSERU BAANBAUMASHIINEN IND GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FURANTSU PURATSUSERU BAANBAUMASHIINEN IND GmbH filed Critical FURANTSU PURATSUSERU BAANBAUMASHIINEN IND GmbH
Publication of JPH04228703A publication Critical patent/JPH04228703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2851175B2 publication Critical patent/JP2851175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B29/00Laying, rebuilding, or taking-up tracks; Tools or machines therefor
    • E01B29/42Undetachably joining or fastening track components in or on the track, e.g. by welding, by gluing; Pre-assembling track components by gluing; Sealing joints with filling components
    • E01B29/46Devices for holding, positioning, or urging together the rail ends

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レールの長手方向軸線
に対して横方向に延びるヨークに枢着され、レールの長
手方向において相互に対して離隔された対をそれぞれ形
成し、レールに対して適用する構成のクランプジョーを
含むクランプを含み、相互に対して平行に軸線が延びる
枢軸を有する2対のクランプが油圧駆動装置により相互
に接合されている、敷設した軌条のレールを長手方向に
シフトさせるレール引張り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このタイプの公知のレール引張り装置
(英国特許公報第1,294,216号を参照)は環状
ユニットの形態であり、レールに対して横方向に相互に
離隔され、レールの上下に配置された保持部材即ちヨー
クにより垂直の枢軸の周りで枢動するように相互に接合
されている2個のクランプを含む。レールのフランジに
適用するクランプジョーを含むクランプはトグルレバー
のように作用する短いレバーによりレールの長手方向に
延びる油圧駆動装置と、前記駆動装置の長手方向に延び
るテンション部材に接続されている。2個の油圧駆動装
置が手動の油圧ポンプにより作動すると、クランプはレ
ールに向かって動き、かつ同時にクランプジョーはレー
ルフランジに押圧される。その後2本のレールが相互に
対して希望する離隔距離まで動かされる。しかしながら
2本のレールの端部はこの公知のレール引張り装置では
相互に対して求心させることはできない。
【0003】欧州特許第EP−A20132227号は
2本のレールを整合させ突合わせ溶接する装置を記載し
ている。この装置は、レールの長手方向に延び、4個の
横方向の支柱により相互にしっかりと接合されている2
個の平行の長手方向ガータにより形成された剛性フレー
ムから構成されている。いずれかの長手方向端部におい
て、フレームの上下双方にボックスが配設され、対応す
る油圧シリンダにより相互に対して運動するように構成
されている。それぞれ2個のジョーを含む引張り爪と押
圧爪とが本装置の各端に配設されている。レールの長手
方向軸線に対して横方向に延びるシリンダが2個のジョ
ーをレールのフランジに対して押圧するようにする。下
のボックスの各々は溶接の継目を掃除するための長手方
向の移動可能の装置を含む。この公知の装置は剛性フレ
ームや多数の油圧シリンダ並びに長手方向ガータがある
ため設計が特に微妙で、かつ複雑である。
【0004】特許DE−OS第3835758号はレー
ルの長手方向に延びる2個の油圧駆動装置と2対のクラ
ンプとは、レール引張り装置の環状ユニットへ電弧突合
せ溶接機を導入しうるようにするよう相互から離隔され
ている。このように、間に相対的に大きいギャップを備
えた比較的に重いレールを電弧突合せ溶接機とレール引
張り装置とを相互に関連させて用いることにより相互に
溶接することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が指向した問題
は極めて強力な引張り力を加えるための冒頭に述べたタ
イプのレール引張り装置であって、相互に溶接すべきレ
ールの2端が相互に対して容易に求心し電弧突合せ溶接
装置を同時に無理なく使用できるようにするレール引張
り装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記の
問題に対する解決法は、レールおよび/またはまくら木
に対して適用するドーリを備え、相互に対して独立して
作動可能の少なくとも2個の油圧シリンダを含むレール
求心装置が各対のクランプの近傍でヨークに接続されて
いることを特徴とする。レールのギャップを狭くするよ
うにきわめて強力な引張力が加えられる、前記のような
レール引張り装置を用いることによりレールの端は難な
く電弧突合せ溶接機を邪魔なく使用できるよう正確に求
心できる。対応するドーリにより油圧シリンダをレール
端あるいはまくら木上に直接押圧できるので、求心装置
に傾注される設計上の努力は著しく低減できる。さら
に、求心装置はヨークに接続されているので、2個の装
置を相互に接合して電弧突合せ溶接機を受け入れにくく
する個別の強化フレームを設ける必要がない。
【0007】本発明の別の実施例においては、レール引
張り装置は油圧駆動装置あるいはレールの長手方向軸線
に対して垂直に、かつ水平に延び、レールの対称面に対
して相互に対向して位置している2個の油圧シリンダと
クランプの枢軸に対して平行に延びている別の油圧シリ
ンダとを含む。これらの4個の油圧シリンダを用いてレ
ール端は最小の設計努力で横方向および垂直方向の双方
で正確に求心することができる。
【0008】もし本発明の別の実施例において、下方の
自由端がピストン側にある垂直油圧シリンダが、ドーリ
として回転軸心が油圧駆動装置あるいはレールの長手方
向に対して横方向に、かつ水平方向に延びている支持ロ
ーラを含んでいるとすれば、求心装置全体がレール端と
共に垂直方向に求心するためまくら木から離隔すればよ
い。支持ローラを使用することにより垂直方向の求心を
保ちながらレールギャップを狭めるよう対のクランプを
邪魔なく長手方向に移動できるようにする。本発明の別
の実施例においては、垂直油圧シリンダのピストンに接
続され、かつその上に支持ローラが取り付けられている
ホルダは案内面がレールの長手方向軸線に対して横方向
に延びており油圧シリンダの長手方向に延びるガイドリ
ブに対して垂直方向に移動可能に適用できるように構成
されている。この構造により支持ローラが、垂直移動を
阻害することなく回転し、支持ローラが常に安定してレ
ールの長手方向を走行するようにする。
【0009】本発明の別の実施例は、レール求心装置が
クランプの枢軸に対して平行に、かつレールの対称面に
対して対称に延び、かつレールヘッドに適用するように
構成された油圧シリンダを含むことを特徴とする。この
垂直油圧シリンダを用いてレール端を最少の設計努力で
レールの対称面でレールに向かって折り曲げることがで
きる。
【0010】本発明の別の局面によれば、レール求心装
置の油圧シリンダは、対向する対のクランプに対して突
出しているクランプジョーのすぐ上方でヨークに接続さ
れ、かつレールの長手方向に延びる強化リブを含むサポ
ートプレートに固定されている。このため一方において
はレール引張り装置に対してレール求心装置を単純かつ
安定して固定させ、他方すぐ近傍に位置しているクラン
プの機能に対して悪影響を与えることなく油圧シリンダ
を同等に単純に固定できるようにする。従って、2個の
レール求心装置を相互に接続するために強化フレームを
使用する必要がない。そのようなフレームがあれば電弧
突合せ溶接機を受け入れしにくくする。本発明の別の実
施例においては、ヨークはレール求心装置に対向して、
レールヘッドに適用するようにされたU字形支持部材に
接続されている。このように、レール引張り装置全体が
レールに適用されたときレール長手方向対称面とレール
の高さとの双方に対して自動的に求心が行える。レール
の形状に何ら変更があるとすれば支持部材を交換して新
しいレール断面形状に対しても前述の求心を得ることが
できる。
【0011】本発明の別の好適実施例においては、クラ
ンプの開き運動を制限する停止部材をヨークの下に設け
ている。このため、油圧駆動装置が作動すると、横方向
に相互に対して対向して位置した2個のクランプが対称
的に開放しそのためレール引張り装置は難なく2個のレ
ール端から持ち上げることができる。
【0012】本発明の有利な一実施例においては、相互
に離隔した2個のヨークが油圧駆動装置に対して平行に
延びるように駆動位置を位置させて対のクランプを相互
に接続している油圧駆動装置の領域において相互に接合
されるように構成されている。これらの位置決め駆動装
置は2個のヨークの間の距離を対応して変えることによ
り強力な油圧駆動装置を作動させる必要なく対のクラン
プを相応に有利に開放できるようにする。他方、位置決
め駆動装置はまた、クランプが油圧駆動装置により開放
されるとき2個のヨークの間の距離が変らないように保
証する。
【0013】本発明の別の実施例においては、長手方向
のレールの一方の側当り2個の平行な油圧駆動装置によ
り相互に接合されており、レール引張り装置の4個の油
圧駆動装置全てが共通の平面にそれらの長手方向軸線を
位置させて配置されており、前記共通の平面はクランプ
の枢軸線に対して垂直に延び、かつレールフランジに対
して適用するように構成したクランプジョーがまたその
高さに対して対称的に配置されている。対のクランプを
相互に接合する4個の油圧駆動装置を含むこのような構
造はその結果引張力を何ら低下させることなくシリンダ
の径を低減させることによってこれらの駆動装置が枢軸
線に対して垂直方向に延び、かつクランプジョーの対称
平面と同一の平面に配置できるようにし、そのためクラ
ンプは枢軸線に対して垂直に延び、かつレールの高さに
対して中心にある単一面において特に有利に配置でき
る。このため曲げモーメントの発生はクランプの偏位配
置と対照的に安定して阻止される。
【0014】最後に、本発明の別の有利な実施例は、レ
ール引張り装置の長手方向において枢軸の前方および後
ろにおいて、各々の枢動クランプはレールフランジに適
用するように構成されたクランプジョーと必要に応じて
クランプジョーを配置させるための対応の固定手段とを
含む。このようにレールの爪当りクランプジョーを複式
配置することによって、油圧駆動装置と対応して作動さ
せることによりレールギャップを減少させる引張り力あ
るいはレールギャップを増す押圧力のいずれかを2個の
レール端に伝達することができる。押圧力を加えること
ができることによって夏期の比較的高温においてさえも
レールの接合部を溶接できるようにする。
【0015】本発明の実施例を添付図面を参照して以下
詳細に説明する。
【0016】
【実施例】ブリッジ状の機械フレーム2を備えた溶接機
1が車軸駆動装置7の重力によりいずれかの端部で車台
3を介してレール4の軌条6およびまくら木5に沿って
運動するように構成されている。動力は駆動モータ、油
圧ポンプおよび発電機からなる中央の発電プラント8に
より供給される。電弧突合せ溶接装置9は2個の車台3
の間の中央に配置され、伸縮自在で垂直方向に調整可能
のリフトアーム10に接続されており、リフトアームの
方は機械フレーム2に固定され、かつ垂直軸心11の周
りで回転するように取り付けられている。電弧突合せ溶
接装置9の下方でレール引張り装置12が垂直方向に移
動の駆動装置13により機械フレーム2に接続されてい
る。2個の車台3の中の一方の領域に2個のリフトジャ
ッキ14が位置していて、前記ジャッキは機械に対して
横方向に相互から離隔され、まくら木の上面に適用され
た後機械フレーム2を持ち上げるように構成されてい
る。
【0017】図2に拡大して示す、レール4を長手方向
にシフトさせるレール引張り装置12は機械あるいはレ
ールの長手方向軸線に対して横方向に相互から離隔され
ている2個のヨーク15から構成されている。ヨーク1
5にはクランプ16が配置され、該クランプはそれぞれ
一対のクランプ16を形成し、軌条の平面に対して垂直
に延びる垂直枢軸18の周りで枢動するようヨーク15
に接続されている。(図中)2個の上方のクランプ17
が開放位置で示され、一方下方のクランプ17は閉鎖位
置で示されている。レールフランジに適用する枢動クラ
ンプジョー19を含む各クランプ17は枢軸18とは反
対の端部において油圧駆動装置20に枢動可能に接続さ
れている。絶縁層22が並列の油圧駆動装置20のピス
トン端とクランプ17に枢着されたカップリング21と
の間に配設されている。絶縁層は、さもなければ電弧突
合せ溶接中に発生する可能性のある相互に溶接すべき2
個のレール端23,24の間での短絡を安定して阻止す
る。相互に対向する側において、ヨーク15はそれぞれ
レール求心装置25に接続されている。レール求心装置
25は、レールの長手方向に延びるレールの対称面26
に対して対称的にかつ平行に、あるいは垂直に配置さ
れ、レール端23,24に適用する構成とされたドーリ
30を含む油圧シリンダ27,28および29を含む。
レール求心装置25の全ての油圧シリンダ27から29
までは支持プレート31に固定され、該支持プレート3
1はクランプジョー19のすぐ上方でヨーク15に接続
され、かつレールの長手方向に延びる強化リブ32,3
3を含む。レール求心装置25に対向するその端部にお
いて各ヨーク15はレールヘッドに適用すべく構成した
U字形の支持部材34を含んでいる。ヨーク15の下方
に停止部材35が設けられクランプ17の開放運動を制
限する。2個のヨーク15はそれに平行に延びている位
置決め駆動装置35により複式油圧駆動装置20の領域
において相互に接合されている。油圧駆動装置20と同
様に、位置決め駆動装置36はピストン端において電気
絶縁層22を有している。相互に対して平行に配置した
複式油圧駆動装置20は2個の平行のヨークを備えた環
状ユニットを形成し、かつ鎖線で示す電弧突合せ溶接装
置9をレール引張り装置12を使用している間即ちレー
ル引張り作動の間2個のレール端 23,24上に自由
に降下でき、かつ2個のレール端23,24を溶接する
ことができる。レール引張り装置12を垂直方向に移動
させるために、図1に示す垂直の移動駆動装置13はヨ
ーク15に固定されたシャッフル37に接続されるが判
り易くするめたに図2から6までには図示していない。
【0018】図3において、レール引張り装置12の油
圧駆動装置はクランプ17の枢軸18に対して垂直方向
に延び、レール4の高さに対して中央に配置されている
共通平面38にその長手方向軸線を位置させて配置して
いることが判る。レールフランジに対して適用するよう
に構成されたクランプジョー19は、これもレールの対
称垂直平面26に対して垂直方向に延びている平面38
に対して対称的に配置されている。
【0019】図4に示すように、レール求心装置25の
垂直の油圧シリンダ27はそれぞれの自由なピストン側
の下端において支持ローラ39の形態のドーリにそれぞ
れ接続されている。支持ローラ39は油圧駆動装置20
の長手方向軸線あるいはピストンに固定されたホルダ4
0上のレール4に対して横方向に延びる軸線41の周り
を回転するように取り付けられている。支持ローラが廻
らないようにするために、ホルダ40はガイドリブ42
に当接している。該ガイドリブ42はレールの長手方向
軸線に対して垂直方向に、かつ横方向に延び、かつ支持
プレート31の下側に接続されている。レールの長手方
向軸線に対して横方向に延び、かつレールのフランジに
適用するように構成された2個の油圧シリンダ29が支
持プレート31の下側に接続されたフランジに配置され
ている。フランジはそこを通してドーリ30に接続され
たピストンが自由に移動しうる孔を有している。
【0020】図5は支持ローラ39に接続されたホルダ
40を垂直ガイドリブ42に適用した態様を詳細に示
す。その下降位置おいて、支持ローラ39はまくら木の
上面に付与されたガイドプレート43に沿って走行する
ように構成されており、ガイドプレート43は図2と図
3とにおいては判りやすくするために省略したものであ
る。支持ローラ39は支持プレート43上に載置される
レールで代替してもよい。
【0021】図1から図5までに示すレール引張り装置
の作動モードを以下詳細に説明する。
【0022】溶接すべきレール端23,24上に求心さ
れたレール引張り装置12はヨーク15に接続された2
個の支持部材34がレールヘッドに載置されるまで駆動
装置13を作動させることにより下降させられる。4個
の全てのクランプ17はそれらが停止部材35に当接す
る開放位置にある(図2におけるレール引張り装置12
の上半分を参照のこと)。次いで、支持プレート43は
支持ローラ39の領域においてまくら木5に付与され、
2本のヨーク15は2個の位置決め駆動装置36を作動
させることにより相互に対して離隔される。2本のヨー
ク15のこの長手方向の移動の結果、4個のクランプジ
ョー19がレールのフランジに当接するまでクランプ1
7は閉鎖運動を行う。2個の上昇ジャッキ14が持ち上
げるべきレールの領域においてまくら木5上に降下さ
れ、隣接する台車3をレール4から僅かに浮かせる。持
ち上げるべきレールの領域において約100メートルの
距離にわたってレール固定具を緩めた後、4個の油圧駆
動装置20は全て同時に作動されレールのギャップ44
を詰めるレール引張り作動が開始される。レール引張り
作動は、溶接作業を開始するに必要な距離をあけて2つ
のレール端23,24が位置するまで継続する。引張り
応力が加えられているレール端23,24は次いで2個
のレール求心装置25により相互に対して求心される。
レールの2端23,24の位置に応じて、該端部が同じ
直線に来るまで必要に応じて油圧シリンダ27,28,
29が作動する。レールの2端23,24は油圧シリン
ダ27を作動させて支持プレート43上に2個の支持ロ
ーラ39を押圧することにより必要程度まで上方に曲げ
られる。同時に、レール端はレールの長手方向軸線に対
して垂直方向に延びている左側あるいは右側の油圧シリ
ンダ29を対応して作動させることにより必要に応じ横
方向に整合させることができる。レール端の一方が高す
ぎるとすれば、油圧シリンダ28を作動させて降下させ
ることができる。レールの2端23,24が溶接を開始
するのに正しい距離だけ相互に離されていて相互に整合
していると、電弧突合せ溶接装置9がレール引張り装置
(図2の一点鎖線を参照)の油圧駆動装置20と2本の
ヨーク15との間でレールの2端23,24上に昇降ア
ーム10により降下させられる。油圧駆動装置20は溶
接中作動状態のままとされ引張応力を保持する。その間
溶融温度まで加熱されたレール端23,24が著しい力
で相互に対して押圧されている溶接作業を完了させるに
必要な急激な圧縮力は油圧駆動装置20と電弧突合せ溶
接装置9に組み込まれた対応の長手方向運動のための駆
動装置を同期的に用いることにより供給される。電弧突
合せ溶接装置9とそれを囲むレール引張り装置12をこ
のように共通に使用することにより、比較的広いギャッ
プで離されたレール端あるいは極めて大きいサイズのレ
ールを相互に永久的に溶接することすら可能とされる。
溶接が完了すると、適当に冷却した後溶接部が高度の引
張り応力に耐えうるようになるまで作動状態に留ってい
る。
【0023】図6に示す本発明によるレール引張り装置
12の別の実施例において、必要に応じてレールの2端
23,24に引張力(一点鎖線の矢印)あるいは押圧力
(実線の矢印)を伝達しうるように2個のクランプジョ
ー46,47を各クランプ45に配置している。押圧力
を供給するためには、クランプ45は単に実線で示す位
置に廻せばよくそのためレール求心装置25と対向した
クランプジョー46がレールフランジに押圧される。従
って、対応する圧縮応力が保たれるとすれば夏期の高温
においても対応する溶接作業を行うことができる。引張
力を付与するには、クランプジョー45は一点鎖線で示
す位置へ廻される。簡略化して示すレール求心装置25
は図2から図5までを参照して詳細に説明した装置に対
応する。しかしながら希望に応じて必要とされない内側
あるいは外側のクランプジョー46,47は取り外して
おくことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車台と電弧突合わせ溶接装置との間に位置した
本発明によるレール引張り装置を含む軌条走行型溶接機
の側面図。
【図2】本発明によるレール引張り装置の拡大平面図。
【図3】図2の矢印IIIの方向で視たレール引張り装置
の部分側面図。
【図4】図2の矢印IVの方向で視たレール引張り装置に
接続されたレール求心装置の拡大側面図。
【図5】図2の矢印Vの方向で視たレール求心装置の拡
大側面図。
【図6】必要に応じてレールの2端に引張力あるいは押
圧力を伝達しうる本発明によるレール引張り装置の別の
実施例を示す図。
【符号の説明】
4 レール 12 レール引張り装置 15 ヨーク 16 クランプ 17 クランプ 19 ジョー 20 油圧駆動装置 25 レール求心装置 26 レールの対称面 27 油圧シリンダ 28 油圧シリンダ 29 油圧シリンダ 30,39 ドーリ 34 支持部材 35 停止部材 36 駆動装置 39 支持ローラ 40 ホルダ 45 クランプ 46,47 ジョー
フロントページの続き (72)発明者 ヨセフ・トイレル オーストリア共和国アー−1010 ウィー ン,ヨハネスガーゼ 3 (72)発明者 フリードリッヒ・パイトル オーストリア共和国アー−4020 リン ツ,アム・ランゲン・ツァウン 17 (56)参考文献 欧州特許出願公開132227(EP,A) 西独国特許出願公開2830006(DE, A1) 西独国特許出願公開3835758(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 29/46

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールの長手方向軸線に対して横方向に
    延びるヨークに枢着され、レールの長手方向において相
    互に離隔されレールに適用するように構成したクランプ
    ジョーを含む対をそれぞれ形成しているクランプを含
    み、相互に対して平行に延びる枢軸を有する2対のクラ
    ンプが油圧駆動装置により相互に接続されている敷設さ
    れた軌条のレールを長手方向に移動させるレール引張り
    装置において、レールおよび/またはまくら木に適用す
    るように構成したドーリ(30,39)を備え、相互に
    独立して作動可能の少なくとも2個の油圧シリンダ(2
    7−29)を含むレール求心装置(25)が各対のクラ
    ンプ(16)の近傍においてヨーク(15)に接続され
    ていることを特徴とするレール引張り装置。
  2. 【請求項2】 レール引張り装置(25)が油圧駆動装
    置(20)あるいはレールの長手方向軸線に対して垂直
    方向に、かつ水平方向に延び、かつレールの対称面(2
    6)に対して相互に対向して位置している2個の油圧シ
    リンダ(29)とクランプ(17)の枢軸(18)に対
    して平行に延びている別の2個の油圧シリンダ(27)
    を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ピストン側の下方自由端において垂直の
    油圧シリンダ(27)が回転軸心が油圧装置(20)ま
    たはレール(4)の長手方向に対して横方向に、かつ水
    平方向に延びる支持ローラ(39)をドーリとして含ん
    でいることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 垂直の油圧シリンダ(27)のピストン
    に接続され、かつその上に支持ローラ(39)が取り付
    けられているホルダ(40)が案内面をレールの長手方
    向軸線に対して横方向に延びるようにして油圧シリンダ
    (27)の長手方向に延びるガイドリブ(42)に対し
    て垂直方向に移動可能に適用するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 レール求心装置(25)がクランプ(1
    7)の枢軸(18)に対して平行に、かつレールの対称
    面(26)に対して対称的に延び、かつレールヘッドに
    適用するように構成されている油圧シリンダ(28)を
    含むことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1
    項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 レール求心装置(25)の油圧シリンダ
    (27−29)がクランプジョー(19)のすぐ上でヨ
    ーク(15)に接続され対向する対のクランプ(16)
    まで突出し、レールの長手方向に延びる強化リブ(3
    2,33)からなる支持プレート(31)に固定されて
    いることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1
    項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 ヨーク(15)がレール求心装置(2
    5)に対向してレールヘッドに適用するように構成され
    たU字形支持部材(34)に接続されていることを特徴
    とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 クランプ(17)の開き運動を制限する
    停止部材(35)がヨーク(15)の下側に設けられて
    いることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1
    項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 相互に離隔された2本のヨーク(15)
    が油圧装置に対して平行に延びる駆動装置(36)を位
    置づけることにより対のクランプ(16)を相互に接続
    する油圧駆動装置(20)の領域において相互に接合さ
    れるように構成されている請求項1から8までのいずれ
    か1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 クランプ(17)が各側の長手方向の
    レール当り2個の平行の油圧装置(20)により相互に
    接合され、レール引張り装置(12)の4個の全ての油
    圧駆動装置(20)が、クランプ(17)の枢軸(1
    8)に対して垂直方向に延び、レールフランジに適用す
    べく構成したクランプジョー(19)がその高さに対し
    て対称的に配置されている共通平面にそれらの長手方向
    軸線を位置させていることを特徴とする請求項1から9
    までのいずれか1項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 レール引張り装置(12)の長手方向
    において枢軸(18)の前方および背後において各枢動
    クランプ(45)がレールフランジに適用すべく構成し
    たクランプジョー(46,47)と必要に応じてクラン
    プジョーを配置させる対応の固定手段とを含むことを特
    徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の
    装置。
JP3100096A 1990-05-02 1991-05-01 レール引張り装置 Expired - Fee Related JP2851175B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT999/90 1990-05-02
AT0099990A AT402830B (de) 1990-05-02 1990-05-02 Schienenziehvorrichtung zum längsverschieben von schienen verlegter gleise

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04228703A JPH04228703A (ja) 1992-08-18
JP2851175B2 true JP2851175B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=3504617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3100096A Expired - Fee Related JP2851175B2 (ja) 1990-05-02 1991-05-01 レール引張り装置

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5136140A (ja)
EP (1) EP0455178B1 (ja)
JP (1) JP2851175B2 (ja)
CN (1) CN1021840C (ja)
AT (1) AT402830B (ja)
AU (1) AU630801B2 (ja)
BR (1) BR9101758A (ja)
CZ (1) CZ278338B6 (ja)
DE (1) DE59100647D1 (ja)
ES (1) ES2048523T3 (ja)
HU (1) HU207547B (ja)
PL (1) PL165458B1 (ja)
RU (1) RU2015241C1 (ja)
SK (1) SK277713B6 (ja)
UA (1) UA25935A1 (ja)
ZA (1) ZA913037B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE145574T1 (de) * 1992-11-09 1996-12-15 Schlatter Ag Abbrennstumpfschweissanlage
DE29513341U1 (de) * 1994-09-01 1995-10-19 Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft M.B.H., Wien Vorrichtung zum Ausrichten und Halten von zwei an ihren Enden miteinander zu verschweißenden Schienen
AU2088799A (en) 1997-12-16 1999-07-05 Richard F. Kral Rail welding apparatus incorporating rail restraining device, weld containment device and weld delivery unit
US6515249B1 (en) 2000-09-29 2003-02-04 Harsco Technologies Corporation Method of railroad rail repair
US6637727B1 (en) 2002-04-22 2003-10-28 Templeton, Kenly & Co. Rail puller including a clamping beam and two clamping members and a method thereof
US20050067381A1 (en) * 2003-01-27 2005-03-31 Coomer Daniel J. On-site rail welding apparatus
AT6690U3 (de) * 2003-11-06 2004-11-25 Plasser Bahnbaumasch Franz Verfahren zum verschweissen von schienen eines gleises
AT501272B8 (de) * 2005-03-30 2007-02-15 Plasser Bahnbaumasch Franz Verfahren zum entfernen schadhafter schienenstücke eines gleises und maschine
ATE389066T1 (de) * 2005-05-18 2008-03-15 Plasser Bahnbaumasch Franz Schweissmaschine und verfahren zum verschweissen von schienen eines gleises
ATE389750T1 (de) * 2005-06-24 2008-04-15 Plasser Bahnbaumasch Franz Schweissmaschine zum verschweissen von schienen eines gleises
CN101024264B (zh) * 2006-02-17 2010-05-12 襄樊金鹰轨道车辆有限责任公司 铁路移动式焊轨车
US20100051586A1 (en) * 2008-05-06 2010-03-04 Apparent Technologies, Inc. Orbital welding system and methods of operations
KR20120016630A (ko) * 2009-04-16 2012-02-24 다비데 바이아 레일 용접용 용접 헤드
US9160152B2 (en) * 2009-09-30 2015-10-13 France Telecom Transmission cable installation device
US8844915B2 (en) * 2012-02-29 2014-09-30 Superior Industrial Services Fixture and method of welding locomotive sills
EP3201395B1 (de) * 2014-10-01 2019-01-30 Plasser & Theurer Export von Bahnbaumaschinen Gesellschaft m.b.H. Schweissaggregat
AT520125B1 (de) 2017-07-04 2019-04-15 Plasser & Theurer Export Von Bahnbaumaschinen Gmbh Vorrichtung zum Verschweißen eines Schienenstoßes eines Gleises
CN110904749B (zh) * 2019-12-09 2021-01-29 郑州铁路职业技术学院 一种铁路液压钢轨拉伸器
CN112012059B (zh) * 2020-08-07 2021-11-26 湖南威平科技发展有限公司 一种铁路用液压钢轨拉伸机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2830006A1 (de) 1977-07-08 1979-01-25 Delachaux Sa Vorrichtung zum regulierbaren ausrichten und einstellen des zwischenabstandes zweier schienenenden
DE3835758A1 (de) 1988-02-01 1989-08-10 Plasser Bahnbaumasch Franz Schienen-zieh- bzw. -verschiebe-vorrichtung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1294216A (en) * 1970-08-25 1972-10-25 Permanent Way Equip Hydraulic tensioning device for continuous welded rail
US3982091A (en) * 1974-10-15 1976-09-21 H. A. Schlatter Ag Welding apparatus
CH621502A5 (ja) * 1977-09-09 1981-02-13 Schlatter Ag
CH632948A5 (de) * 1978-11-10 1982-11-15 Schlatter Ag Einrichtung zum stirnseitigen aneinanderschweissen zweier profilstangen.
FR2447421A2 (fr) * 1979-01-24 1980-08-22 Delachaux C Dispositif de reglage de l'alignement et de la distance intercalaire de deux abouts de rails
CH654363A5 (fr) * 1983-07-05 1986-02-14 Rail Wel Inc Machine pour le positionnement correct et la soudure bout a bout de deux extremites de rails.
US4716836A (en) * 1986-07-14 1988-01-05 H. A. Schlatter Ag Suspended rail welder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2830006A1 (de) 1977-07-08 1979-01-25 Delachaux Sa Vorrichtung zum regulierbaren ausrichten und einstellen des zwischenabstandes zweier schienenenden
DE3835758A1 (de) 1988-02-01 1989-08-10 Plasser Bahnbaumasch Franz Schienen-zieh- bzw. -verschiebe-vorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
DE59100647D1 (de) 1994-01-13
BR9101758A (pt) 1991-12-10
AU630801B2 (en) 1992-11-05
RU2015241C1 (ru) 1994-06-30
CN1056141A (zh) 1991-11-13
AT402830B (de) 1997-09-25
AU7520991A (en) 1991-11-07
PL290057A1 (en) 1992-06-01
UA25935A1 (uk) 1999-02-26
EP0455178B1 (de) 1993-12-01
JPH04228703A (ja) 1992-08-18
ATA99990A (de) 1997-01-15
CZ278338B6 (en) 1993-11-17
CN1021840C (zh) 1993-08-18
PL165458B1 (pl) 1994-12-30
CS9101185A2 (en) 1991-12-17
ES2048523T3 (es) 1994-03-16
US5136140A (en) 1992-08-04
SK277713B6 (en) 1994-08-10
HU207547B (en) 1993-04-28
EP0455178A1 (de) 1991-11-06
ZA913037B (en) 1992-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2851175B2 (ja) レール引張り装置
JP4768512B2 (ja) 軌道のレールを溶接するための溶接機及び方法
AU614110B2 (en) A rail pulling and shifting unit
CA1314945C (en) Electric flash-butt welding machine and method of providing a welded joint between adjacent ends of rail sections
US7470871B2 (en) Machine for welding rails of a track
JP3541852B2 (ja) フラツシユバツト溶接機
JP3188562B2 (ja) 道床突き固め機械
US5099097A (en) Mobile electric flash-butt welding unit
EP0172882A1 (en) Welding carriage
KR20040110249A (ko) 차량용 연료탱크의 용접장치 및 그 용접방법
JP3854368B2 (ja) 鉄道用レール交換装置及びこれを用いたレールの交換方法
JP3493087B2 (ja) 軌道の電車線の保守機械
CA2041303C (en) Rail tensioning apparatus
JP3674932B2 (ja) 金型交換装置を有する圧延材接合装置
CN217378532U (zh) 一种钢结构桥梁的抗变形翻转装置
KR200247699Y1 (ko) 슈라우드노즐의 교환장치
JPH09195207A (ja) 軌框上でレール溶接を施工するための溶接機械
JPS5848687B2 (ja) 線路路盤強化用鋼杭の現場縦継方法
JPH09327705A (ja) 走間接合装置を備えた圧延設備
JP2001114096A (ja) 管体搬送用台車
JPH08132288A (ja) 鉄骨材支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101113

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees