JP2851158B2 - バインダおよびその製造方法 - Google Patents
バインダおよびその製造方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
ンダ、および、バインダ本体と綴じ具との接合方法を改
良したバインダの製造方法に関するものである。
ポリオレフィンシート等を用いて製造する場合には、用
紙を固定する綴じ具は、金属製のものを用いてバインダ
本体にリベットによって固定するか、または、ポリオレ
フィン製のものを用いて超音波融着によって固定してい
た。
せようとして、バインダ本体のソリッドなポリオレフィ
ンシートを厚くすると、製造されたバインダが非常に重
くなってしまうという問題があった。
化するために、ソリッドなシートにかえて、発泡ポリオ
レフィンシートをバインダ本体とすることを試みた。
ポリオレフィン製のバインダ本体にリベットを用いて金
属製の綴じ具を固定すると、バインダに衝撃が加わった
ときに、バインダ本体にリベットの部分から亀裂が入っ
てしまう。
する場合には、バインダ本体が発泡シートであるので、
超音波が減衰してしまい十分な強度が得られなかった。
軽量化されたバインダを提供することである。
する綴じ具を発泡ポリオレフィン製等のバインダ本体に
固定したときに、十分な接合強度をもち、かつ、衝撃が
加わった場合にも亀裂等が入らないバインダの製造方法
を提供することである。
は、発泡ポリオレフィン製のバインダ本体と、前記バイ
ンダ本体の内側の接合面に熱融着により接合される、少
なくとも接合面がポリオレフィン製の綴じ具とから構成
されている。
オレフィンシートをバインダ本体の展開形状に打ち抜く
打抜工程と、前記バインダ本体の折り曲げ部に罫線を入
れる罫線入れ工程と、前記バインダ本体の内側の接合面
を表側に折り返す折返工程と、少なくとも接合面がポリ
オレフィン製の綴じ具と前記バインダ本体とを融着する
熱融着工程とからなるバインダの製造方法であって、前
記熱融着工程は、前記バインダ本体と前記綴じ具の接合
面に加熱板を押し当てて各接合面の表面を溶融する加熱
工程と、前記加熱板を引き抜く引抜工程と、前記加熱板
を引き抜いた直後に前記各接合面を加圧して接着する圧
着工程とから構成してある。
オレフィンシートであるので、軽量化される。
泡ポリオレフィン製のバインダ本体と、接合面がポリオ
レフィン製の綴じ具とを、溶融した直後に加圧するの
で、確実に接合することができる。
細に説明する。
を示した工程図である。
示した図であって、第2図はバインダ本体、第3図は綴
じ具を示した図である。
罫線入れ工程12と、折り返し工程13と、熱融着工程14と
から構成されている。
ト等によって、バインダ本体2の展開形状に打ち抜く工
程である。
21,うら表紙22,背表紙23および折り曲げ部24とから構成
され、この実施例では、背表紙23の内側が接合面25にな
っている。
か、または、少なくともバインダ本体2との接合面31が
ポリオレフィン製であり、接合面31には、融着しやすく
するために溝32が設けられていることが好ましい。
しては、発泡倍率を1.2〜4倍に発泡させたもの、より
好ましくは1.4〜3倍に発泡させたものを使用できる。
これは、発泡倍率が1.2倍未満では、十分な融着強度を
得られるように加熱するとシートの外側にシワがよって
しまい、4倍以上ではバインダとしての強度が不足して
しまうからである。
ィンとしては、、PE(ポリエチレン),PP(ポリプロピ
レン),EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等を挙げる
ことができ、より好ましくはPPが挙げられる。PPは、バ
インダに加工したときに、他のものよりも剛性が十分に
大きいからである。
がよく、より好ましくは0.75〜3.5mm程度がよい。この
理由は、0.5mm未満では、加熱したときに表面にシワが
よりやすく、安定した加熱条件がつかみにくく、5.0mm
より厚いと、十分な融着強度が得られないからである。
インダ本体2の折り曲げ部24に罫線を入れる工程であ
る。罫線は、押圧またはハーフカット等により入れるこ
とができる。
を、第4図に示すように、表側に折り返す工程である。
熱融着工程を説明する図であって、第5図は熱融着装置
を示した斜視図、第6図は同装置の融着動作の説明図で
ある。
具3のポリオレフィン製の接合面31とを融着する工程で
あり、加熱工程141,引抜工程142,圧着工程143に細分化
される。
る。
と、押圧機構43を有している。
体2を保持し、加熱板42aの移動方向に対して、融着す
る接合面25を水平に固定する機構である。保持具41a,41
bは、バインダ本体2の外側を挟むようにして、両表紙2
1,22が開いてしまわないようにする働きをしている。保
持具41cは、バインダ本体2を折り返した内側に挿入さ
れ、接合面25を水平に支えるとともに、綴じ具3を圧着
する際に下側からバインダ本体2を押さえる働きをして
いる。
に移動し、タイマにより一定時間ごとに前進後退を繰り
返す機構である。この加熱板42aは、前後(Y方向)に
移動できるうえ、上下方向(Z方向)にも多少移動でき
るようになっている。
じか、それ以上の面積をもち、両接合面25,31に同時に
接触させることができるように、薄い平板の形状をして
いる。また、加熱板42aを加熱する手段は、加熱板42aの
中にヒータを直接埋め込んだり、加熱板42aを固定する
根元の部分をヒータで加熱して間接的に加熱するなどす
ればよい。
フラットな押し具43aが所定のタイミングでエアシリン
ダ等を駆動して上下方向に移動する機構である。押圧機
構43は、バインダ本体2の接合面25と、綴じ具3の接合
面31とを加熱板42aに接触させ、接合面25,31を溶融させ
るとともに、加熱板42aを引き抜いた後に、バインダ本
体2と綴じ具3を圧着または加圧して接着する働きをし
ている。
滑な金属または硬質プラスチックや硬質ゴムで構成さ
れ、その温度を常温以下に保つ冷却手段をもっている。
そして、圧着時間や圧力は、バインダ本体2や綴じ具3
の材質,厚み,発泡倍率などによって異なるため、広い
範囲で変化できるようにしてある。
させて説明する。
て、その接合面25,31の両表面を溶融する工程である。
(a))、加熱板42aが接合面25,31の間に入ったのち、
押し具43aを下降させることによって、加熱板42aをバイ
ンダ本体2の接合面25と綴じ具3の接合面31の両方に接
触させ、それぞれの表面を加熱する(第6図(b))。
る温度150〜450℃で行うことが望ましい。加熱温度が45
0℃を越えると加熱時間が短すぎるために熱融着装置4
をうまく制御することができないし、150℃未満では接
合面25,31の表面が素早く融けないので、効率よく融着
することができないからである。
のち、押し具43aをいったん上昇させるとともに(第6
図(c))、瞬時に加熱板42aを左に移動して引き抜く
(第6図(d))。
面25,31を加圧して接着する工程である。つまり、引抜
工程142によって、加熱板42aを引き抜いた直後に、押し
具43aがさらに下降して、接合面25,31に圧着し(第6図
(e))、数秒間圧着したのち、しばらく(30〜60se
c)冷却させる。押し具43aを上昇させ、接合面25,31が
融着したバインダを得る(第6図(f))。
変形例も本発明の範囲である。
に、綴じ具を接合するようにしてもよい。また、バイン
ダ本体が板状のものであってもよい。
リオレフィンシートの材質,発泡倍率,厚みそれぞれに
対応した加熱部材の温度,加熱時間,圧着力を選択する
ことにより、バインダ本体と綴じ具との十分な接着強度
をもち、バインダ本体の表面が平滑で、全体として軽量
なバインダを製造することができるという効果がある。
示した工程図である。 第2図、第3図は、本発明によるバインダの実施例を示
した図であって、第2図はバインダ本体、第3図は綴じ
具を示した図である。 第4図〜第6図は、本発明によるバインダの製造方法の
実施例の各工程を説明する図であって、第4図は折り返
し工程の説明図、第5図は熱融着工程に使用する熱融着
装置を示した斜視図、第6図は同装置の融着動作の説明
図である。 11……打抜工程、12……罫線入れ工程 13……折り返し工程、14……熱融着工程 141……加熱工程、142……引抜工程 143……圧着工程 2……バインダ本体、25……接合面 3……綴じ具、31……接合面 4……熱融着装置 41……保持機構、42……加熱板駆動機構 43……圧着機構
Claims (2)
- 【請求項1】発泡ポリオレフィン製のバインダ本体と、 前記バインダ本体の内側の接合面に熱融着により接合さ
れる、少なくとも接合面がポリオレフィン製の綴じ具と から構成したバインダ。 - 【請求項2】発泡ポリオレフィンシートをバインダ本体
の展開形状に打ち抜く打抜工程と、 前記バインダ本体の折り曲げ部に罫線を入れる罫線入れ
工程と、 前記バインダ本体の内側の接合面を表側に折り返す折返
工程と、 少なくとも接合面がポリオレフィン製の綴じ具と前記バ
インダ本体とを融着する熱融着工程と からなるバインダの製造方法であって、 前記熱融着工程は、 前記バインダ本体と前記綴じ具の接合面に加熱板を押し
当てて各接合面の表面を溶融する加熱工程と、 前記加熱板を引き抜く引抜工程と、 前記加熱板を引き抜いた直後に前記各接合面を加圧して
接着する圧着工程と から構成したことを特徴とするバインダの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31932590A JP2851158B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | バインダおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31932590A JP2851158B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | バインダおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04189124A JPH04189124A (ja) | 1992-07-07 |
JP2851158B2 true JP2851158B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=18108932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31932590A Expired - Fee Related JP2851158B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | バインダおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2851158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
KR102564344B1 (ko) * | 2023-03-24 | 2023-08-11 | 라프인더스트리 주식회사 | 문구용의 링 바인더 기구 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP31932590A patent/JP2851158B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04189124A (ja) | 1992-07-07 |
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