JP2850498B2 - 自動車電話機におけるロック装置 - Google Patents

自動車電話機におけるロック装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車電話機に関し、特に第三者が無断で発
呼するのを防止するロック機能を備えた自動車電話機に
おけるロック装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のロック装置においては、ロック設定モ
ード辞は、自動車電話機の操作部から入力されたロック
解除コードを内部に記憶すると共にロックをかけて操作
部で発呼操作が為されても発呼動作が行われないように
し、他方、ロック解除モード時は、入力されたコードが
内部に記憶されたロック解除コードと一致するか否かを
判定し、一致すればロックを解除し、不一致であればロ
ックの解除は行わないといった構造になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したようなロック装置を自動車電話機に備えるこ
とにより、第三者による無断使用を或る程度防止するこ
とができる。しかしながら、無作為にコードを何度も入
力し続けるうちには、いつか正しいロック解除コードが
入力されてしまってロックが解除されるため、悪意を持
つ第三者に対しては効果が薄い。勿論、ロック解除コー
ドを複雑にすればするほどロック強度が増すので有効で
あるが、正当な利用者がロックを解除する場合の操作が
複雑化する。
本発明はこのような従来の問題点を解決したもので、
その目的は、第三者による無断使用を充分に防止し得る
ような強度でもってロックをかけることができ、然も正
当な利用者は簡単な操作でロックの解除を行うことがで
きる自動車電話機のロック装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、 操作部から入力されたロック解除コードを記憶してロ
ックをかけ、ロック中は発呼動作を行わないようにした
自動車電話機において、 ロック解除コードとは別に前記操作部から入力された
キーの種別を記憶してロックをかけるロック制御部と、 前記ロック後より一度のロック解除操作の失敗無しに
前記操作部から入力されたコードが前記記憶されたロッ
ク解除コードと一致したときにロックを解除し、一度で
もロック解除操作の失敗があった状況で双方のコードが
一致した場合は、ロック解除操作の一環として前記記憶
された種別と同一種別のキーが前記操作部で操作された
場合に限りロックを解除するロック解除制御手段とを備
えている。
また、本発明の好ましい実施例においては、ロック制
御部は、ロック解除コードとは別に操作部から入力され
た前記キーにかかる押下時間情報を記憶する構成を有
し、 前記ロック解除制御手段は、前記記憶された押下時間
情報に見合った時間だけ前記記憶された種別と同一種別
のキーが操作部で操作され続けることにより前記キーが
操作されたと判定する構成を有している。
〔作用〕
本発明の自動車電話機におけるロック装置において
は、利用者によるロック設定操作時に、操作部から入力
されたロック解除コードが蓄積されてロックがかけられ
発呼動作が抑止されると共に、ロック解除コードとは別
に操作部から入力されたキーの種別がロック制御手段に
よって記憶される。
その後、利用者または第三者によるロック解除操作時
に、ロック解除制御手段が、ロック後より一度のロック
解除操作の失敗無しに操作部から入力されたコードが前
記蓄積されたロック解除コードと一致したとき、ロック
を解除する。しかし、一度でもロック解除操作の失敗が
あった状況で双方のコードが一致した場合は、ロック解
除操作の一環として前記記憶された種別と同一種別のキ
ーが操作部でさらに操作された場合に限りロックを解除
する。
また、本発明の好ましい実施例においては、ロック制
御部は、ロック解除コードとは別に操作部から入力され
たキーにかかる押下時間情報を記憶し、ロック解除制御
手段は、前記記憶された押下時間情報に見合った時間だ
け前記記憶された種別と同一種別のキーが操作部で操作
され続けることにより前記キーが操作されたと判定す
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図,第2図および第3図は本発明の一実施例を適
用した自動車電話機で実行されるロック解除処理,ロッ
ク設定処理および発呼処理の一例をそれぞれ示す流れ図
であり、第4図は同自動車電話機の概略ブロック図であ
る。
先ず、第4図を参照すると、本発明を適用した自動車
電話機の一実施例は、数字キーや各種のファンクション
キー等を有する操作部1と、第1図〜第3図に示す処理
を含め当該自動車電話機の制御にかかる処理を実行する
マイクロプロセッサ等を含む制御部2と、図示しない基
地局と各種のデータの送受信を行うデータ送受信部3
と、送話器4と、受話器5と、送話器4からの音声信号
を増幅し制御部2を経由してデータ送受信部3に伝達し
またデータ送受信部3から制御部2を経由して伝達され
た相手側音声信号を増幅して受話器5に出力する増幅部
6と、制御部2で必要な各種のプログラムやデータ等を
格納する記憶部7とで構成されている。特に、本実施例
では、記憶部7に、ロック設定時に入力されたロック解
除コードLC,指定されたキーの種別KSおよびキーの押下
時間情報TSと、ロック後一度のロック解除操作の失敗も
無かったか否かを管理するための失敗フラグFGと、キー
の押下時間計測に使用するカウント値TMと、発呼動作を
抑止するためのロックフラグLFとが記憶される。
次に、本実施例の動作を各図を参照して説明する。
利用者は、当該自動車電話機にロックをかけて第三者
による無断使用を防止する場合、操作部1のキーを操作
してロック設定モードにした後、同じく操作部1のキー
を操作してロック解除時に使用するロック解除コードを
入力すると共に、同じくロック解除時に使用する或るキ
ーを押下し、更に、この押下したキーにかかる押下時間
を入力する。なお、ロック解除コードのターミネータと
して特定のキー例えば#キーを押すことにより、続いて
入力するキーとロック解除コードとを制御部2が区別で
きるようにする。
第4図の制御部2は、以上の操作が行われると、第2
図に示すロック設定処理を開始し、先ず、記憶部7のロ
ックフラグLFが“1"すなわちロック中であるか否かを判
定し(S11)、ロック中であれば第2図の処理を終了す
る。他方、非ロック中であれば、操作部1から入力され
たロック解除コードLCを記憶部7に記憶し(S12)、同
じく操作部2で押下されたキーの種別KSを記憶部7に記
憶する(S13)。更に、押下されたキーにかかる押下時
間情報TSを記憶部7に記憶する(S14)。そして、ロッ
クフラグLFを“1"に設定することによりロックをかけ
(S15)、失敗フラグFGを“1"にセットしておく(S1
6)。そして、ロック設定処理を終了する。なお、上記
の押下時間の入力方法としては、数字キーを使用して時
間そのものを入力する方法以外に、上記のキーをその時
間だけ押し続け、制御部2側でその押下時間を計測して
押下時間情報TSを求める方法等が採用可能である。
以上のようにしてロックがかけられた状態において
は、操作部1で発呼にかかる操作が行われることにより
制御部2が第3図に示す発呼処理を開始すると、処理S2
1においてロックフラグLFが“1"即ちロック中を示して
いるので、後続の発呼処理S22や発呼終了処理S23には進
まずに処理を終了する。即ち、発呼動作が抑止される。
次に、上述のようにして設定したロックを解除する際
の動作を説明する。
かかったロックを解除する場合、通常は、操作部1の
キーを操作してロック解除モードにした後、同じく操作
部1を操作してロック設定時に入力したロック解除コー
ドだけを入力する。これに応答して、制御部2は第1図
に示すロック解除処理を開始し、先ず、操作部1から入
力されたコードが記憶部7に記憶されたロック解除コー
ドLCと一致するか否かを判定し(S1)、一致すれば失敗
フラグFGが“1"すなわちロック後一度のロック解除操作
の失敗もなければ(S2でYES)、記憶部7のロックフラ
グLFを“0"にしてロックを解除する(S6)。
このように、ロック後一度のロック解除操作の失敗も
なければ、ロック解除コードを入力するという簡単な操
作でロックを解除することができる。よって、正しいロ
ック解除コードを知っている正当な利用者に面倒な操作
を強いることが避けられる。これに対し、正しいロック
解除コードを知らない第三者が故意にロックを解除しよ
うとした場合、1回目に正しいロック解除コードを入力
することは確率的にほとんど不可能である。従って、間
違ったコードを入力してしまう。このとき、第1図の制
御部2では、第1図の処理S1において誤ったコードが入
力されたことを判定すると、処理S7に進み、ロック解除
操作が失敗した旨を記憶しておくために失敗フラグFGを
“0"にセットし、処理を終了する。このため、次からは
正しいロック解除コードを入力しても、処理S2で失敗フ
ラグFGが“1"でないことが識別されるので、直ちには処
理S6に進まず、処理S3へ進むことになる。
この処理S3では、操作部1で何等かのキーが押下され
るのを待ち合わせる。そして、何等かのキーが押下され
ると(S3でYES)、その押下されたキーが記憶部7に記
憶された特定キーの種別KSと同一種別のキーか否かを判
定し(S4)、異なる種別のキーであれば第1図の処理を
終了する。他方、同一種別のキーであれば(S4でYE
S)、同キーが押下され続けた時間を計測してこの計測
値と記憶部7に記憶された押下時間情報TSが示す時間と
を比較し、予め定められた誤差の範囲外であれば(S5で
NO)、押下時間条件を満足しないので処理を終了し、誤
差の範囲内であれば(S5でYES)、処理S6へ進んでロッ
クフラグLFを“0"にしてロックを解除する。このロック
フラグLFが“0"となることにより、第3図に示すように
発呼が可能となる。なお、上記の処理S5では、キーが押
下されたタイミングで記憶部7のカウント値TMを“0"に
初期化し、以後一定時間毎にカウント値TMを+1してい
き、キーが押下されなくなったタイミングのカウント値
TMの値と押下時間情報TSとの差が所定値以内か否かを調
べることで行っている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の自動車電話機のロック
装置によれば、第三者がロックを解除する為に操作部か
ら無作為にコードを何度も入力した場合、偶然に正しい
ロック解除コードが入力されても、それがロック後の1
回目の入力でない限り、それだけではロックは解除され
ず、利用者がロック設定時に別途指定した特定のキーを
なおも操作しなければならない。そして、ロックが解除
されたかどうかは、コードの入力と特定キーの操作とを
終えた時点で初めて判るので、第三者はコードを入力し
キーを操作するという動作を何回も繰り返す必要があ
り、ロック後の1回目の入力で正しいロック解除コード
が入力される確率が皆無であることも考え合わせれば、
従来のコードだけのロックに比べてロック強度を充分に
高めることが可能になる。特に、ロック設定時に押下時
間を指定し、ロック解除時にその指定された時間に見合
った時間だけ特定のキーを押し続けなければロックを解
除しない構成によれば、ロック強度をより一層高めるこ
とができる。
そして、正しいロック解除コードを知っている利用者
は、通常はロック後の1回目の操作で正しいロック解除
コードを入力するので、特定のキーを操作するといった
面倒な操作なくロックの解除を行うことができる。
また、利用者が正しいロック解除コードを入力しても
ロックが解除されなかった場合、誰かがロック解除操作
を行って自動車電話機を無断で使おうとしたことが判明
するので、利用者に自動車電話機の管理面で注意を喚起
することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した自動車電話機で実
行されるロック解除処理の一例を示す流れ図、 第2図は本発明の一実施例を適用した自動車電話機で実
行されるロック設定処理の一例を示す流れ図、 第3図は本発明の一実施例を適用した自動車電話機で実
行される発呼処理の一例を示す流れ図および、 第4図は本発明の一実施例を適用した自動車電話機の概
略ブロック図である。 図において、 1……操作部 2……制御部 3……データ送受信部 4……送話器 5……受話器 6……増幅部 7……記憶部 LC……ロック解除コード KS……特定キーの種別 TS……押下時間情報 FG……失敗フラグ TM……押下時間計測用のカウント値 LF……ロックフラグ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部から入力されたロック解除コードを
    記憶してロックをかけ、ロック中は発呼動作を行わない
    ようにした自動車電話機において、 ロック解除コードとは別に前記操作部から入力されたキ
    ーの種別を記憶してロックをかけるロック制御部と、 前記ロック後より一度のロック解除操作の失敗無しに前
    記操作部から入力されたコードが前記記憶されたロック
    解除コードと一致したときにロックを解除し、一度でも
    ロック解除操作の失敗があった状況で双方のコードが一
    致した場合は、ロック解除操作の一環として前記記憶さ
    れた種別と同一種別のキーが前記操作部で操作された場
    合に限りロックを解除するロック解除制御手段とを具備
    したことを特徴とする自動車電話機におけるロック装
    置。
  2. 【請求項2】前記ロック制御部は、前記キーにかかる押
    下時間情報を記憶する構成を有し、 前記ロック解除制御手段は、前記記憶された押下時間情
    報に見合った時間だけ前記記憶された種別と同一種別の
    キーが前記操作部で操作され続けることにより前記キー
    が操作されたと判定する構成を有する請求項1記載の自
    動車電話機におけるロック装置。
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