JP2007060023A - 携帯移動端末及びその利用制限方法 - Google Patents

携帯移動端末及びその利用制限方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 不意の紛失や盗難等による不正利用を防止し、しかも正規ユーザが利用した場合には事前に設定された制限を越えても通信可能である携帯移動端末を提供する。
【解決手段】 制御部10は、ユーザからの電話番号の入力を受け付け、入力部13における通話開始キーの入力を受け付けると、記憶部12における利用制限番号部から利用制限番号を取得する。取得した利用制限番号に入力番号が含まれている場合、本人確認を行い、認証が確認された場合、通信部16による制限通話を開始する。認証が確認されなかった場合、通話開始処理を中止し、全ての機能をロックする。制限通話を行う際、残留通話時間を算出し、通話時間が残留通話時間に達すると、本人確認を行う。ここで、認証が確認された場合、通信累積金額を値0にリセットし、通話を継続させる。認証が確認されなかった場合、通話を強制的に終了する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末及びその利用制限方法に関する。
従来、携帯移動端末の盗難や紛失に際し、遠隔ロックや通信サービス中止等の措置が講じられていた。しかし、ロックを掛ける条件が難しい場合や、通信サービス中止の依頼をすぐに行えない場合、不正な通話や通信の乱用に対する損害を防止できないことがあった。
このため、携帯移動端末側で不正乱用による損害を最低限に止める機能が要望されている。このような不正乱用を防止する携帯移動端末として、例えば、金額や時間に制限を設け、通話時間の超過により強制終話やダイヤルロックを施す携帯電話機が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−224881号公報
しかしながら、上記従来例の携帯移動端末では、正規ユーザが利用した場合であっても、制限を越える度、通話が強制的に終了され、ダイヤルロックが掛かってしまっていた。特に、大切な要件で長引いた通話や、緊急通報などの有事の通話の際には、非常に使い難いものであった。
また、有料情報ダイヤルへの接続は特に制限されておらず、有料情報ダイヤルに通話した際に、強制終話やダイヤルロックが施されても、その請求金額は制限金額よりもはるかに大きくなって、損害を被るおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、不意の紛失や盗難等による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通信可能である携帯移動端末及びその利用制限方法を提供することを目的とする。また、本発明は、課金を行うダイヤル先などへの通信を制限し、不正利用による損害を抑えることが可能な携帯移動端末及びその利用制限方法を提供することを他の目的とする。
本発明の携帯移動端末は、ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末であって、入力されたダイヤル接続番号を識別するダイヤル番号識別手段と、前記識別されたダイヤル接続番号を基にダイヤル接続を行うダイヤル接続手段と、前記ダイヤル接続による通信時間が制限値に達したか否かを判別する制限判別手段と、前記通信時間が前記制限値に達した場合、前記携帯移動端末を使用するユーザの認証を行う通信時認証手段と、前記認証が成功した場合、正規ユーザの利用であるとして通信を継続させ、一方、前記認証が失敗した場合、通信を強制的に終了させる制限手段とを備えるものである。
これにより、携帯移動端末側で不意の紛失や盗難等による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通話等の通信が可能である。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記識別されたダイヤル接続番号が利用制限番号である場合、通信開始前に前記ユーザの認証を行う通信前認証手段と、前記通信前認証手段による認証が成功した場合、通信の開始を許可する通信開始許可手段とを備えるものとする。
これにより、情報課金ダイヤルや高額通信ダイヤル等の課金を行うなど、所定のダイヤル先への通信を制限し、不正利用による損害を抑えることが可能である。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、通信開始前に、前記制限値を設定する制限値設定手段を備えるものとする。
これにより、ユーザは任意に制限値を設定可能となる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記制限判別手段は、前記制限値として、制限金額に相当する時間より所定時間前である残留通信時間を算出する時間算出手段を備え、通信時間が前記算出された残留通信時間に達したか否かを判別し、前記通信時認証手段は、前記通信時間が前記残留通信時間に達した場合、前記ユーザの認証を行い、前記制限手段は、前記認証が失敗した場合、前記携帯移動端末の機能を停止させるものとする。
これにより、制限金額に達する迄の時間を考慮してユーザの認証を行うことができ、さらに、携帯移動端末の機能を停止させることで、不正利用を確実に防止できる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記残留通信時間は、(通信制限金額−通信累積金額−単位通信料×認証有効時間)/単位通信料の数式に従って算出されるものとする。
これにより、制限値としての残留通信時間を簡単に算出できる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、前記認証を行う際、ユーザの入力の誤りにより繰り返される入力回数を計数し、前記入力回数が認証回数を越えているか否かを判別する認証回数比較手段を備え、前記入力回数が前記認証回数を越えている場合、前記認証が失敗したと判定するものとする。
これにより、不正利用をいち早く察知することが可能となる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、前記認証を行う際、ユーザからの入力時間を計測し、この計測された入力時間が認証有効時間を越える場合、前記認証が失敗したと判定するものとする。
これにより、不正利用をいち早く察知することが可能となる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記識別されたダイヤル接続番号が利用開放番号である場合、無制限に通信を可能とするものとする。
これにより、災害や犯罪等の緊急を要する場合に対処することができる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、暗号認証、音声認証、指紋認証、顔認証、虹彩認証、網膜認証の少なくともいずれかを含む個人認証を行うものとする。
これにより、セキュリティの高い認証を行うことが可能である。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記制限手段は、着信機能を除き、前記携帯移動端末の機能を停止させるものとする。
これにより、制限時であっても、最小限の機能を確保することができる。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、ユーザによるデータの入力を促す表示を行い、前記認証の結果を音声または表示により通知するものとする。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、前記ユーザの入力回数が前記認証回数を越えるまで、当該ユーザに対し、音声または表示により再入力を促すものとする。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、ユーザの認証が必要な場合、音声または表示により本人確認が必要である旨を通知するものとする。
これらにより、ユーザの認知度を高めることが可能である。
また、本発明は、上記の携帯移動端末であって、前記制限手段は、正規ユーザと認証された場合、前記通信累積金額をリセットし、再度、前記残留通信時間を算出し、通信を継続させるものとする。
これにより、正規ユーザに対しては、利用制限を初期値に戻すことで、繰り返し長時間の利用が可能となる。
本発明の利用制限方法は、ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末の利用制限方法であって、入力されたダイヤル接続番号を識別するダイヤル番号識別ステップと、前記識別されたダイヤル接続番号を基にダイヤル接続を行うダイヤル接続ステップと、前記ダイヤル接続による通信時間が制限値に達したか否かを判別する制限判別ステップと、前記通信時間が前記制限値に達した場合、前記携帯移動端末を使用するユーザの認証を行う通信時認証ステップと、前記認証が成功した場合、正規ユーザの利用であるとして通信を継続させ、一方、前記認証が失敗した場合、通信を強制的に終了させる制限ステップとを有するものである。
これにより、携帯移動端末側で不意の紛失や盗難等による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通話等の通信が可能である。
また、本発明は、上記の利用制限方法であって、前記識別されたダイヤル接続番号が利用制限番号である場合、通信開始前に前記ユーザの認証を行う通信前認証ステップと、
前記通信前認証ステップで認証が成功した場合、通信の開始を許可する通信開始許可ステップとを有するものとする。
これにより、情報課金ダイヤルや高額通信ダイヤル等の課金を行うなど、所定のダイヤル先への通信を制限し、不正利用による損害を抑えることが可能である。
また、本発明は、上記の利用制限方法であって、通信開始前に、前記制限値を設定する制限値設定ステップを有するものとする。
これにより、ユーザは任意に制限値を設定可能となる。
また、本発明は、上記の利用制限方法であって、前記制限判別ステップでは、前記制限値として、制限金額に相当する時間より所定時間前である残留通信時間を算出し、通信時間が前記算出された残留通信時間に達したか否かを判別し、前記通信時認証ステップでは、前記通信時間が前記残留通信時間に達した場合、前記ユーザの認証を行い、前記制限ステップでは、前記認証が失敗した場合、前記携帯移動端末の機能を停止させるものとする。
これにより、制限金額に達する迄の時間を考慮してユーザの認証を行うことができ、さらに、携帯移動端末の機能を停止させることで、不正利用を確実に防止できる。
また、本発明は、コンピュータを、上記いずれかに記載の携帯移動端末における各手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、不意の紛失や盗難等による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通信可能である携帯移動端末及びその利用制限方法を提供できる。また、本発明によれば、課金を行うダイヤル先などへの通信を制限し、不正利用による損害を抑えることが可能な携帯移動端末及びその利用制限方法を提供できる。
本実施形態の携帯移動端末は、携帯電話端末(携帯電話機)、通信機能を有する携帯情報端末などに適用されるものである。以下では、通信として主に通話を行う携帯電話機を例に、本実施形態の構成及び動作を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観構成を示す正面図である。携帯電話機1は、ヒンジ部2により開閉自在な上部本体1aおよび下部本体1bからなる筐体を有する。上部本体1aには、アンテナ17、ディスプレイ(LCD)パネル35およびスピーカ34aが設けられている。一方、下部本体1bには、指紋を読み取る指紋スキャナ31の他、マイク34b、各種キー33が設けられている。各種キー33には、設定メニューの選択を行う十字キー33a、ディジットキー(テンキー)33b、通話開始キー33c、通話終了キー33d、確認キー33e等が設けられている。ユーザは、ディジットキー33bを押下することにより通話先へのダイヤル接続を行い、通話開始キー33cを押下することにより通話を開始することができる。
図2は本実施形態の携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、制御部10、照合部11、記憶部12、入力部13、音響部14、表示部15および通信部16を有して構成される。通信部16はアンテナ17を介して無線信号の送受信を行う。照合部11は、照合アプリケーション、スキャナドライバ21および指紋スキャナ31を有する。この指紋スキャナ31は、スキャナドライバ21によって駆動されており、ユーザの指紋を読み取る。また、照合アプリケーションには、暗号認証、音声認証、指紋認証、顔認証、虹彩認証、網膜認証などのソフトウェアが含まれている。
記憶部12は、メモリドライバ22およびこのメモリドライバ22によって駆動される不揮発性メモリ32を有する。不揮発性メモリ32には、後述するように、通信制限金額などの各種情報を保存する領域が割り当てられている。入力部13は、キードライバ23およびこのキードライバ23によって駆動される各種キー33を有する。音響部14は、オーディオドライバ24およびこのオーディオドライバ24によって駆動されるスピーカ34aおよびマイク34bを有する。表示部15は、LCDドライバ25およびこのLCDドライバ25によって駆動されるディスプレイ(LCD)パネル35を有する。
制御部10は、周知のCPU、ROM、RAM等を有し、入力部13によるキー操作、音響部14による発音・集音動作、表示部15による画像表示動作などを行う基本機能、照合部11によるユーザ認証機能、通信部16による送受信機能などを実現する。また、制御部10は、後述するように、全てのあるいは一部の機能に制限をかけるロック機能を有する。
図3は本実施形態の記憶部12内の不揮発性メモリ32に割り当てられた各部の領域を示す図である。不揮発性メモリ32は、記憶領域を論理的な複数の領域に分割可能となっており、各領域には、通信累積金額を保持する通信累積金額部32a、通信制限金額を保持する通信制限金額部32b、利用制限番号を保持する利用制限番号部32c、認証回数を保持する認証回数部32d、入力待ち時間を保持する入力待ち時間部32e、利用開放番号を保持する利用開放番号部32f、認証データを保持する認証データ部32g、および分単位(または秒単位)の通話料を保持する課金単位情報部32hがそれぞれ割り当てられている。それぞれの領域には対応する保持情報が格納される。
図4は第1の実施形態における制限設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部10内のROMに格納されており、通話開始前、ユーザによって十字キー33aが押下されると、制御部10内のCPUによって実行される。
まず、十字キー33aによる設定メニューの選択を受け付ける(ステップS1)。設定メニューが選択されると、ディスプレイパネル35に各種の設定項目を表示する(ステップS2)。図5はディスプレイパネル35に表示された各種の設定項目を示す図である。ここでは、各種の設定項目として、制限金額、利用制限番号、確認回数、入力待ち時間、単位通話料、利用開放番号等の項目が示されている。各設定項目それぞれに、入力欄および選択欄が設けられ、数値や選択を入力可能である。
設定項目への入力を受け付けると(ステップS3)、入力された内容で設定項目を保存(変更)するか否かの確認をユーザに促し、確認キー33eの押下の有無を判別する(ステップS4)。ユーザにより確認キー33eが押下されない場合、ステップS1の処理に戻る。一方、ユーザにより確認キー33eが押下されると、本人確認を行う(ステップS5)。この本人確認は、変更前の認証回数(確認回数)および認証有効時間(=確認回数×入力待ち時間)を用いて行われる。
本人確認の結果、認証が確認されたか否かを判別する(ステップS6)。認証が確認された(成功した)場合、通信累積金額部32aをリセットし、新たに入力された値を設定値として保存する(ステップS7)。さらに、通信制限金額、利用制限番号、認証回数、入力待ち時間、利用開放番号および課金単位情報(単位通話料)をそれぞれ通信制限金額部32b、利用制限番号部32c、認証回数部32d、入力待ち時間部32e、利用開放番号部32fおよび課金単位情報部32hに保存する(ステップS8)。そして、ディスプレイパネル35に利用開始を表示し(ステップS9)、入力設定値を有効にする(ステップS10)。この後、本処理を終了する。一方、ステップS6で認証が確認されなかった(失敗した)場合、入力設定値を無効(入力値の破棄)にし(ステップS11)、本処理を終了する。このようにして、事前の設定登録を行った後、ユーザによる音声通話やデータ通信が利用可能となる。
図6は第1の実施形態における利用開放番号を用いた通話処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部10内のROMに格納されており、ユーザによってディジットキー33bが押下されると、制御部10内のCPUによって実行される。
まず、ユーザからの電話番号の入力を受け付ける(ステップS21)。さらに、通話開始キー33cの入力を受け付ける(ステップS22)。この後、不揮発性メモリ32内の利用開放番号部32fから利用開放番号を取得する(ステップS23)。ここで、利用開放番号とは、正規ユーザの設定に関わりなく、利用者が自由に通話可能な番号である。図7は本実施形態に用いる利用開放番号の一例を示すテーブルである。このテーブルには、利用開放番号として、警察の「110」、電話故障係の「113」、海上保安本部への緊急通報である「118」、救急・消防の「119」、災害用伝言ダイヤルの「171」、着信課金(フリーダイヤルなど)の「0120/0800」などが示されている。
取得した利用開放番号に入力番号が含まれているか否か、つまり通話開始キー33cを押下した時の通話番号が利用開放番号に属するか否かを判別する(ステップS24)。利用開放番号に入力番号が含まれている場合、無制限通話を開始し(ステップS25)、本処理を終了する。この無制限通話では、通話料金、時間による制限、および本人確認による利用者の制限を解除し、通話を無制限に利用できる。一方、ステップS24で利用開放番号に入力番号が含まれていない場合、そのまま本処理を終了する。
図8は第1の実施形態における利用制限番号を用いた通話処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部10内のROMに格納されており、ユーザによってディジットキー33bが押下されると、制御部10内のCPUによって実行される。なお、本実施形態では、利用開放番号を用いた通話処理と利用制限番号を用いた通話処理とは別々の処理として実行される。例えば、通話処理を開始する場合、通常、利用制限番号を用いた通話処理(図8参照)が行われ、特定のキーが押下された場合にだけ利用開放番号を用いた通話処理(図6参照)が行われるようにしてもよい。
まず、ユーザからの電話番号の入力を受け付ける(ステップS31)。そして、通話開始キー33cの入力を受け付ける(ステップS32)。この後、不揮発性メモリ32内の利用制限番号部32cから利用制限番号を取得する(ステップS33)。ここで、利用制限番号とは、正規ユーザの設定により通話可能な番号であって、通話開始前に本人確認を必要とする。図9は本実施形態に用いる利用制限番号の一例を示すテーブルである。このテーブルには、国際電話サービス会社指定(携帯電話の場合:国際電話サービス会社指定+010)の「010」、無線呼出発信者課金サービスの「020」、コレクトコール・クレジット電話の「106」、新幹線・列車通話の「107」、自動コレクトコールの「108」、電報の「115」、自動クレジット通話の「121」、伝言ダイヤルの「0170」、ダイヤルQ2の「0990」などが示されている。
取得した利用制限番号に入力番号が含まれているか否か、つまり通話開始キー33cを押下した時の通話番号が利用制限番号に属するか否かを判別する(ステップS34)。利用制限番号に入力番号が含まれている場合、本人確認を行う(ステップS35)。本人確認の結果、認証が確認された否かを判別する(ステップS36)。認証が確認された場合、制限通話を開始する(ステップS37)。この後、本処理を終了する。また、ステップS34で利用制限番号に入力番号が含まれていない場合、本人確認を行うことなく、ステップS37の処理に移行する。一方、ステップS36で認証が確認されなかった場合、通話開始処理を中止(強制終了)し(ステップS38)、全ての機能をロックする(ステップS39)。この後、本処理を終了する。なお、全ての機能をロックする代わりに、着信機能だけ有効に設定してもよい。
図10は上記ステップS37における制限通話処理手順を示すフローチャートである。まず、数式(1)に従って、残留通話時間を算出する(ステップS51)。
残留通話時間 = (通信制限金額 − 通信累積金額
− 単位通話料×認証有効時間)/単位通話料 …(1)
ここで、通信制限金額は正規ユーザが設定した上限金額である。単位通話料は分単位(または秒単位)の通話料(円)である。認証有効時間は、本人確認の有効時間(s)であり、認証回数×入力待ち時間(s)で表される。認証回数は本人確認の入力制限回数である。入力待ち時間は一度の入力に掛かる目安の時間(s)である。通信累積金額は起動してからの累積通話通信金額である。残留通話時間は通話開始から本人確認開始までの通話時間である。
図11は上記ステップS51における残留通話時間の算出を説明する図である。ここでは、通信制限金額1500円に相当する通信制限時間は180分である。通信累積金額に相当する累積通信時間は160分である。また、認証有効時間(=確認回数×入力待ち時間)は2分である。従って、残留通話時間は18分と算出される。
残留通話時間が算出されると、通話時間が残留通話時間に達したか否かを判別する(ステップS52)。残留通話時間に達していない場合、ステップS52の処理を繰り返す。一方、通話時間が残留通話時間に達すると、本人確認を行う(ステップS53)。本人確認の結果、認証が確認された否かを判別する(ステップS54)。認証が確認された場合、通信累積金額を値0にリセットし(ステップS55)、ステップS51に戻って残留通話時間を算出する。
一方、ステップS54で認証が確認されなかった場合、通話を強制的に終了し(ステップS56)、全ての機能をロックする(ステップS57)。なお、全ての機能をロックする代わりに、着信機能だけ有効に設定してもよい。この後、全機能ロック済みに設定し(ステップS58)、本処理を終了し、メインの処理に戻る。
図12は上記ステップS5、S35、S53における本人確認処理手順を示すフローチャートである。この本人確認では、入力データと認証データが一致することで正規ユーザであることを確認する。本人確認の方法としては、特に限定されることなく、暗号認証、音声認証、顔認証、虹彩認証、網膜認証、指紋認証など、様々な認証方法を用いることができる。本実施形態では、暗証認証が行われるが、指紋スキャナ31を用いて指紋認証を行うことも可能である。まず、ディスプレイパネル35に本人確認の開始を表示する(ステップS61)。この本人確認の開始を表示する際、その入力を促す表示とともにスピーカ34aから所定の音を発する。不揮発性メモリ32内の認証データ部32gから認証データを取得する(ステップS62)。
そして、ユーザからのデータの入力を受け付ける(ステップS63)。認証有効時間(=認証回数×入力待ち時間)内であるか否かを判別し(ステップS64)、認証有効時間内でない場合、ステップS69の処理に移行する。一方、認証有効時間内である場合、認証が確認されたか否かを判別する(ステップS65)。認証が確認された場合、「認証成功」と判定し、その旨をディスプレイパネル35に表示する(ステップS66)。この後、本処理を終了し、メインの処理に戻る。
一方、ステップS65で認証が確認されない場合、否認証と判定された回数(非認証回数)を計数するとともに、不揮発性メモリ32内の認証回数部32dから認証回数を取得する(ステップS67)。そして、否認証回数が認証回数を越えたか否かを判別する(ステップS68)。認証過数を越えていない場合、ユーザに対して再入力を促すべく、ディスプレイパネル35に入力失敗である旨を表示し(ステップS70)、ステップS63の処理に戻る。この入力失敗である旨を表示する際、再入力を促す表示とともにスピーカ34aから所定の音を発する。つまり、認証回数以内である場合、再度、本人データの入力が許容される。一方、否認証回数が認証回数を越える場合、「認証失敗」と判定し、その旨をディスプレイパネル35に表示する(ステップS69)。この後、本処理を終了し、メインの処理に戻る。
図13は第1の実施形態における通話終了処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部10内のROMに格納されており、通話中、制御部10内のCPUによって所定周期毎に実行される。まず、通話終了キー33dが押下されたか否かを判別する(ステップS71)。通話終了キー33dが押下されない場合、そのまま本処理を終了する。一方、通話終了キー33dが押下された場合、通話金額を通信累積金額に加算する(ステップS72)。加算した通信累積金額を、不揮発性メモリ32内の通信累積金額部32aに保存する(ステップS73)。この後、本処理を終了する。
このように、第1の実施形態によれば、不意の紛失や盗難による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通話可能である。また、課金を行うダイヤル先などへの通話を制限し、不正利用による損害を抑えることができる。
(第2の実施形態)
前記第1の実施形態では、利用開放番号を用いた通話処理と利用制限番号を用いた通話処理とは別々の処理として実行されていたが、第2の実施形態では、これらは一連の処理として実行される。また、第2の実施形態の携帯電話機は、前記第1の実施形態と同一の構成を有するので、その説明を省略する。
図14、図15および図16は第2の実施形態における携帯電話機の通話処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部10内のROMに格納されており、ユーザによってディジットキー33bが押下されると、制御部10内のCPUによって実行される。まず、ユーザからの電話番号の入力を受け付ける(ステップS101)。さらに、通話開始キー33cの入力を受け付ける(ステップS102)。この後、不揮発性メモリ32内の利用開放番号部32fから利用開放番号を取得する(ステップS103)。さらに、不揮発性メモリ32内の利用制限番号部32cから利用制限番号を取得する(ステップS104)。
取得した利用開放番号に入力番号が含まれているか否か、つまり通話開始キー33cを押下した時の通話番号が利用開放番号に属するか否かを判別する(ステップS105)。利用開放番号に入力番号が含まれている場合、無制限通話を開始し(ステップS106)、本処理を終了する。一方、ステップS105で利用開放番号に入力番号が含まれていない場合、取得した利用制限番号に入力番号が含まれているか否か、つまり通話開始キー33cを押下した時の通話番号が利用制限番号に属するか否かを判別する(ステップS107)。利用制限番号に入力番号が含まれている場合、本人確認を行う(ステップS108)。この本人確認の処理は、前記第1の実施形態における本人確認の処理(図12参照)と同じであるので、その説明を省略する。
本人確認の結果、認証が確認された否かを判別する(ステップS109)。認証が確認されなかった場合、通話開始処理を中止(強制終了)し(ステップS110)、全ての機能をロックする(ステップS111)。なお、全ての機能をロックする代わりに、着信機能だけ有効に設定してもよい。この後、機能ロック済みをセットし(ステップS112)、本処理を終了する。
一方、ステップS109で認証が確認された場合、通話の継続を許可し(ステップS113)、通信累積金額を値0にリセットし(ステップS114)、制限通話を開始する(ステップS115)。そして、不揮発性メモリ32内の通信累積金額部32aから通信累積金額を取得し(ステップS116)、通信制限金額部32bから通信制限金額を取得し(ステップS117)、課金単位情報部32hから単位通話料等を取得する(ステップS118)。これらの情報を基に、前述した数式(1)に従って、残留通話時間を算出する(ステップS119)。
残留通話時間が算出されると、通話時間が残留通話時間に達したか否かを判別する(ステップS120)。残留通話時間に達していない場合、通話継続を許可し(ステップS121)、通話時間を表示する(ステップS122)。この後、ステップS120の処理を繰り返す。一方、通話時間が残留通話時間に達すると、前述したステップS108の本人確認を行う。そして、本人確認の結果、ステップS109で認証が確認された否かを判別する。認証が確認された場合、ステップS113で通話継続を許可し、ステップS114で通信累積金額を値0にリセットする。この後、ステップS115の処理に移行する。一方、ステップS109で認証が確認されなかった場合、ステップS110で通話を強制的に終了し、ステップS111で全ての機能をロックする。この後、ステップS112で全機能ロック済みに設定し、本処理を終了する。
このように、第2の実施形態においても、前記第1の実施形態と同様、不意の紛失や盗難による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通話可能である。また、課金を行うダイヤル先などへの通話を制限し、不正利用による損害を抑えることができる。また、通話開放番号および通話制限番号を用いた通話開始処理を円滑に行うことができる。
ここで、請求項に記載のダイヤル番号識別手段、ダイヤル接続手段、制限判別手段、通信時認証手段、制限手段、通信前認証手段、通信開始許可手段、制限値設定手段は、制御部10における処理機能によって実現される。ダイヤル番号識別手段はステップS31の処理に相当する。ダイヤル接続手段はステップS37の処理に相当する。制限判別手段はステップS52の処理に相当する。通信時認証手段はステップS53の処理に相当する。制限手段はステップS55、S56、S57の処理に相当する。また、通信前認証手段はステップS35の処理に相当する。通信開始許可手段はステップS36、S37の処理に相当する。制限値設定手段はステップS3、S4の処理に相当する。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、制限値として、残留通話時間そのものを採用していたが、さらに、残留通話時間に近付いたことを示す時間に設定してもよい。
また、上記実施形態では、ダイヤル接続により音声通話を行う場合を示したが、ダイヤル接続によりデータ通信を行う場合にも、本発明は同様に適用可能である。この場合、前記第1、第2の実施形態における制御処理では、音声通話の代わりに、データ通信を行うものとする。また、データ通信における利用制限番号としては、有料コンテンツデータの配信元の電話番号などが挙げられる。また、データ通信における利用開放番号としては、メール等で緊急情報を収集するセンタの電話番号等が挙げられる。
また、上記実施形態では、携帯移動端末として、携帯電話機に適用された場合を示したが、ダイヤル接続可能なPDAやノート型PC等であってもよい。
また、携帯移動端末の各機能は、その携帯移動端末内に設けられたコンピュータが所定のプログラムを実行することによって実現可能である。この場合、コンピュータで使用されるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムが記録されたFD(フレキシブルディスク)やCD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもよいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
本発明は、不意の紛失や盗難等による不正利用を防止でき、しかも正規ユーザが利用した場合、事前に設定された制限を越えても通信可能となる効果、課金を行うダイヤル先などへの通信を制限し、不正利用による損害を抑えることが可能となる効果を有し、ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末及びその利用制限方法等に有用である。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観構成を示す正面図 本実施形態の携帯電話機の内部構成を示すブロック図 本実施形態の記憶部内の不揮発性メモリに割り当てられた各部の領域を示す図 第1の実施形態における制限設定処理手順を示すフローチャート 本実施形態のディスプレイパネルに表示された各種の設定項目を示す図 第1の実施形態における利用開放番号を用いた通話処理手順を示すフローチャート 本実施形態に用いる利用開放番号の一例を示すテーブル 第1の実施形態における利用制限番号を用いた通話処理手順を示すフローチャート 本実施形態に用いる利用制限番号の一例を示すテーブル 第1の実施形態における制限通話処理手順を示すフローチャート 第1の実施形態における残留通話時間の算出を説明する図 第1の実施形態における本人確認処理手順を示すフローチャート 第1の実施形態における通話終了処理手順を示すフローチャート 第2の実施形態における携帯電話機の通話処理手順を示すフローチャート 第2の実施形態における携帯電話機の通話処理手順を示すフローチャート 第2の実施形態における携帯電話機の通話処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 携帯電話機
10 制御部
11 照合部
12 記憶部
13 入力部
14 音響部
15 表示部
16 通信部
32 不揮発性メモリ
32c 利用制限番号部
32f 利用開放番号部
33 各種キー
33a 十字キー
33b ディジットキー
33c 通話開始キー
33e 確認キー
35 ディスプレイパネル

Claims (19)

  1. ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末であって、
    入力されたダイヤル接続番号を識別するダイヤル番号識別手段と、
    前記識別されたダイヤル接続番号を基にダイヤル接続を行うダイヤル接続手段と、
    前記ダイヤル接続による通信時間が制限値に達したか否かを判別する制限判別手段と、
    前記通信時間が前記制限値に達した場合、前記携帯移動端末を使用するユーザの認証を行う通信時認証手段と、
    前記認証が成功した場合、正規ユーザの利用であるとして通信を継続させ、一方、前記認証が失敗した場合、通信を強制的に終了させる制限手段と、
    を備える携帯移動端末。
  2. 請求項1記載の携帯移動端末であって、
    前記識別されたダイヤル接続番号が利用制限番号である場合、通信開始前に前記ユーザの認証を行う通信前認証手段と、
    前記通信前認証手段による認証が成功した場合、通信の開始を許可する通信開始許可手段と、
    を備える携帯移動端末。
  3. 請求項1記載の携帯移動端末であって、
    通信開始前に、前記制限値を設定する制限値設定手段を備える携帯移動端末。
  4. 請求項1記載の携帯移動端末であって、
    前記制限判別手段は、前記制限値として、制限金額に相当する時間より所定時間前である残留通信時間を算出する時間算出手段を備え、通信時間が前記算出された残留通信時間に達したか否かを判別し、
    前記通信時認証手段は、前記通信時間が前記残留通信時間に達した場合、前記ユーザの認証を行い、
    前記制限手段は、前記認証が失敗した場合、前記携帯移動端末の機能を停止させる携帯移動端末。
  5. 請求項4記載の携帯移動端末であって、
    前記残留通信時間は、(通信制限金額−通信累積金額−単位通信料×認証有効時間)/単位通信料の数式に従って算出される携帯移動端末。
  6. 請求項2記載の携帯移動端末であって、
    前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、前記認証を行う際、ユーザの入力の誤りにより繰り返される入力回数を計数し、前記入力回数が認証回数を越えているか否かを判別する認証回数比較手段を備え、前記入力回数が前記認証回数を越えている場合、前記認証が失敗したと判定する携帯移動端末。
  7. 請求項2記載の携帯移動端末であって、
    前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、前記認証を行う際、ユーザからの入力時間を計測し、この計測された入力時間が認証有効時間を越える場合、前記認証が失敗したと判定する携帯移動端末。
  8. 請求項1記載の携帯移動端末であって、
    前記識別されたダイヤル接続番号が利用開放番号である場合、無制限に通信を可能とする携帯移動端末。
  9. 請求項2記載の携帯移動端末であって、
    前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、暗号認証、音声認証、指紋認証、顔認証、虹彩認証、網膜認証の少なくともいずれかを含む個人認証を行う携帯移動端末。
  10. 請求項4記載の携帯移動端末であって、
    前記制限手段は、着信機能を除き、前記携帯移動端末の機能を停止させる携帯移動端末。
  11. 請求項2記載の携帯移動端末であって、
    前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、ユーザによるデータの入力を促す表示を行い、前記認証の結果を音声または表示により通知する携帯移動端末。
  12. 請求項6記載の携帯移動端末であって、
    前記通信認証手段および前記通信前認証手段は、前記ユーザの入力回数が前記認証回数を越えるまで、当該ユーザに対し、音声または表示により再入力を促す携帯移動端末。
  13. 請求項2記載の携帯移動端末であって、
    前記通信時認証手段および前記通信前認証手段は、ユーザの認証が必要な場合、音声または表示により本人確認が必要である旨を通知する携帯移動端末。
  14. 請求項5記載の携帯移動端末であって、
    前記制限手段は、正規ユーザと認証された場合、前記通信累積金額をリセットし、再度、前記残留通信時間を算出し、通信を継続させる携帯移動端末。
  15. ダイヤル接続して通信可能な携帯移動端末の利用制限方法であって、
    入力されたダイヤル接続番号を識別するダイヤル番号識別ステップと、
    前記識別されたダイヤル接続番号を基にダイヤル接続を行うダイヤル接続ステップと、
    前記ダイヤル接続による通信時間が制限値に達したか否かを判別する制限判別ステップと、
    前記通信時間が前記制限値に達した場合、前記携帯移動端末を使用するユーザの認証を行う通信時認証ステップと、
    前記認証が成功した場合、正規ユーザの利用であるとして通信を継続させ、一方、前記認証が失敗した場合、通信を強制的に終了させる制限ステップと、
    を有する利用制限方法。
  16. 請求項15記載の利用制限方法であって、
    前記識別されたダイヤル接続番号が利用制限番号である場合、通信開始前に前記ユーザの認証を行う通信前認証ステップと、
    前記通信前認証ステップで認証が成功した場合、通信の開始を許可する通信開始許可ステップと、
    を有する利用制限方法。
  17. 請求項15記載の利用制限方法であって、
    通信開始前に、前記制限値を設定する制限値設定ステップを有する利用制限方法。
  18. 請求項15記載の利用制限方法であって、
    前記制限判別ステップでは、前記制限値として、制限金額に相当する時間より所定時間前である残留通信時間を算出し、通信時間が前記算出された残留通信時間に達したか否かを判別し、
    前記通信時認証ステップでは、前記通信時間が前記残留通信時間に達した場合、前記ユーザの認証を行い、
    前記制限ステップでは、前記認証が失敗した場合、前記携帯移動端末の機能を停止させる利用制限方法。
  19. コンピュータを、請求項1から14のいずれかに記載の携帯移動端末における各手段として機能させるためのプログラム。
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