JP4201136B2 - 携帯電話機の機能ロック装置および携帯電話機 - Google Patents
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このような機能を有する携帯電話機を所有していれば、例えばカメラ機能により部外秘の文書やデザインなどを容易に撮影することができ、撮影した情報を外部に容易に持ち出すことができる。従って、機密情報を扱わない場所で使用する場合には問題ないが、機密情報を扱っている場所で使用されると機密情報を容易に持ち出すことができる極めて危険な道具となる。
そこで、機密情報を扱っている各種の企業、研究機関等に部外者が入所する場合に、その部外者が携帯している携帯電話機の各種機能を選択的に使用可能にし、機密情報が携帯電話機を使用して外部に漏洩することを防止するための機能ロック装置の実現が要望されている。
従来、携帯電話機の機能を強制的にロックする技術として、下記特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1に開示された携帯電話機の自動ダイヤルロックシステムは、携帯電話機の正規の所有者本人が、第3者に不正に使用されないようにダイヤル入力を禁止するようにしたものである。
このため、機密情報を扱っている各種の企業、研究機関等に入所する部外者が携帯している携帯電話機が複数の通信サービス会社や多数の機種である場合には、それらの携帯電話機が有する機能をロックする(使用不可能にする)ことはできない。
また、各種の企業、研究機関等では、部署毎に機密情報レベルが異なるので、機密情報レベルに応じて選択的にロック状態にするのが望ましい。
すなわち、デザイン部門ではデザインの漏洩を防ぐためにカメラ機能は必ずロック状態にし、通話機能のうち受信機能はアンロック状態でも許すといったロック形態を選択できるのが望ましい。しかしながら、上記特許文献1に開示された技術にあっては、機密情報レベルに対応したロックレベルに応じて、通話機能やメール機能などを選択的にロック状態にすることができない。
ロックレベルなどの情報を入力する入力手段と、携帯電話機の機種毎の機能情報、各機能をロック状態およびロック解除状態にするためのコマンドを記憶した第1の記憶手段と、ロックレベル毎にいずれの機能をロック状態とするかを示す管理情報を記憶した第2の記憶手段と、ロック状態とした携帯電話機の固有の情報に基づいて生成した認証コード、ロック状態とするために使用したロックコマンド、ロック解除状態にするために使用する解除コマンドをロック済みの携帯電話機別に記憶した第3の記憶手段と、ロック対象の携帯電話機との接続状態で、ロック対象の携帯電話機の機種番号に対応した機能情報を前記第1の記憶手段から取得し、当該携帯電話機の機能を前記入力手段から入力されたロックレベルでロック状態にするたに必要なロックコマンドを前記第3の記憶手段から取得する第1の手段と、ロック対象の携帯電話機の電話番号に基づき認証コードを生成する第2の手段と、生成した認証コードと前記第1の手段が取得したロックコマンドとから成るロック信号をロック対象の携帯電話機に送信し、当該携帯電話機の機能を前記ロックコマンドにロック状態にすると共に前記認証コードを当該携帯電話機の記憶手段に記憶させる第3の手段と、ロック済みの携帯電話機の接続状態で前記入力手段からロック解除指令を受け、ロック済みの携帯電話機から前記記憶手段に記憶された認証コードを取得し、当該認証コードに対応する認証コードが前記第3の記憶手段に記憶されているかを検索し、記憶されていれば当該認証コードと対応付けて記憶されている解除コマンドを前記第3の記憶手段から取得し、その解除コマンドをロック済みの携帯電話機に送信し、前記解除コマンドによりロック状態とした機能をロック解除状態に復帰させる第4の手段とを備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の一形態の概要を示すブロック図である。
図1に示すロック装置1は、工場、研究所等の機密情報を扱う部署の出入り口に設置される。例えば、出入り口を出入りする者を監視する守衛所に設置され、守衛所の係員によって操作される。
このロック装置1を設置した守衛所の係員は、機密情報を扱う部署に入室しようとする者が居た場合、各人の携帯電話機2とロック装置1のコネクタ5とをコネクタ4Aまたは4Bで接続する。コネクタ4A,4Bは、通信サービス会社毎に携帯電話機2との接続インタフェースが異なる場合を想定して設けられたものであり、携帯電話機2が例えばA通信サービス会社の仕様のものであればコネクタ4Aを用いてロック装置1に接続する。B通信サービス会社のものであれば、コネクタ4Bを用いてロック装置1に接続する。
なお、携帯電話機2が赤外線ポートなどの無線通信機能を備えている場合には、ロック装置1とを赤外線ポートなどを使用した無線回線で接続し、ロック対象の携帯電話機2をロック状態にすることができる。
また、携帯電話機2の外部機器とのインタフェースが通信サービス会社の異同に関係なく統一された場合には、コネクタ4A,4Bは1つにすることができる。
セキュリティーポリシーが最も厳しい部署では、最高のロックレベルでロックされ、携帯電話機2の全ての機能がロックされる。セキュリティーポリシーが緩やかな部署では、例えばカメラ機能だけがロックされる。
ロック完了後、当該携帯電話機の持込みが許可される。この場合、ロック機能を備えていない携帯電話機であった場合、持込みが許可されず、守衛所にて一時預かりとなる。
機能がロックされた携帯電話機2の所有者が機密部署から退出する場合、再びロック装置1と接続し、守衛所の係員の操作によってロックされていた機能を解除する。
図2に示すロック装置1は、CPU10、キーボード11(図1のキーボード3に相当)、マウス12、表示装置13、ロックレベル管理情報記憶部14、ロック履歴情報記憶部15、対象電話機の機能情報DB16、携帯電話機2とのコネクタ4A,4B、無線送受信部30、アンテナ31を備えている。
CPU10は、メモリ17に格納された機能ロック制御プログラム18によって携帯電話機2の機能をロックする。
機能ロック制御プログラム18は、ロックレベル管理部181、認証コード発行部182、対象電話機の機能取得部183、ロック信号生成部184、ロック解除信号生成部185、携帯電話機2との送受信処理部186、ロック履歴登録部187で構成されている。
コネクタ4A,4BはインタフェースA(188)、インタフェースB(189)を介してCPU10に接続されている。
メモリ26には、第1メモリ領域27、第2メモリ領域28、第3メモリ領域29が設けられている。
第1メモリ領域27には、携帯電話機2の通話機能やメール機能を実現するためのアプリケーションプログラムとして、メール送受信プログラム271、スケジュール管理プログラム272、電話帳管理プログラム273、通話機能制御プログラム274、カメラ機能制御プログラム275、スピーカ機能制御プログラム276が記憶され、これらのプログラムによってメール送受信機能、スケジュール情報の管理機能、電話帳の管理機能などが実現されるようになっている。
第2のメモリ領域28には、前記の各プログラムによって実現される機能をロック状態またはアンロック状態にするための制御情報を格納した機能管理テーブル281が設けられている。CPU20は、キーパッド21から例えばカメラ24の操作信号が入力された場合に、機能管理テーブル281を参照し、カメラ機能をロックする制御情報が設定されていた場合には、カメラ機能制御プログラム275を起動させず、カメラ24を作動させない。
同様に、キーパッド21から発信操作の信号が入力された場合、またはアンテナ31から着信信号を受信した場合、機能管理テーブル281に設定された通話機能の制御情報が“ロック”であった場合には、通話機能制御プログラム275を作動させず、通話機能を作動させない。
同様に、アンテナ31から着信信号を受信した場合、機能管理テーブル281に設定されたスピーカ23の制御情報が“ロック”であった場合には、スピーカ機能制御プログラム276を起動せずに、スピーカ23から着信音を発生させない。
なお、図2に示す各機能は一例であって、メモリカードなどの小型記憶媒体の読み書き機能などについても同様にしてロック状態にする。
第3のメモリ領域29には、機能ロック制御プログラム291とロック装置1からロック時に受信した認証コードを記憶する認証コード記憶部292が設けられている。
図4の例では、ロックレベル1には、メール送受信機能と、カメラ機能およびスピーカ機能をロック状態にするための管理情報1403が設定されている。
また、ロックレベル2には、メール送受信機能と、通話機能、カメラ機能およびスピーカ機能をロック状態にするための管理情報1403が設定されている。
また、ロックレベル3には、メール送受信機能などの全ての機能をロック状態にするための管理情報1403が設定されている。
ロックレベル1〜3は、ロックレベル3が最も厳しいロックレベルであり、例えば最先端技術を研究している部署へ出入りする者が所有する携帯電話機をロック状態にするのに適している。
例えば、機種番号C1234の携帯電話機ではメール送受信機能、スケジュール管理機能、電話帳管理機能、通話制御機能、カメラ制御機能、スピーカ制御機能を備えることが機能1602として登録され、また各機能をそれぞれ選択的にロック状態やアンロック状態にするためのロックコマンドおよび解除コマンドが1603、1604に登録されている。
機種番号P5777では、メール送受信機能、スケジュール管理機能、電話帳管理機能、通話制御機能、カメラ制御機能、スピーカ制御機能を備えることが機能1602として登録され、また各機能を一括してロック状態やアンロック状態にするためのロックコマンドおよび解除コマンドが1603、1604に登録されている。
機種番号SA987では、メール送受信機能、スケジュール管理機能、電話帳管理機能、通話制御機能、カメラ制御機能、スピーカ制御機能を備えることが機能1602として登録され、また各機能をロック状態やアンロック状態にするためのロックコマンドおよび解除コマンドはないことが登録されている。この機種番号SA987の携帯電話機はロックコマンドおよび解除コマンドがないので各種機能をロック状態にすることは不可能であることを示している。
認証コード1502は、ロック操作を行った時にロック装置1で独自に生成したコードであり、ロック状態とされた携帯電話機2をアンロック状態に戻す際に、その携帯電話機2がロック装置1でロックされたものなのか、他のロック装置でロックされたものなのかを認証するために用いるコードである。具体的には、携帯電話機2をロック状態とした時に、その携帯電話機2にロック装置1が固有に生成した認証コード1502を携帯電話機2に送信して認証コード記憶部292に記憶させておき、アンロック状態に戻す際に、その携帯電話機2から認証コードをロック装置1で取得し、一致する認証コードがロック履歴情報記憶部15に記憶されていた場合には、当該携帯電話機2は当該ロック装置1でロックされたものであると認証し、この認証結果に従い、当該認証コード1502に対応付けて記憶されているロック解除コマンド1506を携帯電話機2に送信し、ロック状態を解除する。
携帯電話機2から取得した認証コードと一致する認証コード1502が記憶されていない場合には、他のロック装置でロックされたものであることになるので、ロック解除コマンド1506は送信しない。
図7(a)は、携帯電話機2の機能管理テーブル281に記憶される情報の例を示すものであり、携帯電話機2が有する機能2701毎に、各機能がロック状態になっているのか、アンロック状態になっているのかの管理情報2702が記憶されている。
図7(a)の例では、全ての機能がアンロック状態であることが記憶されている。ロック装置1によって全ての機能をロック状態にした場合には、図7(b)に示すように管理情報2702は携帯電話機2の機能ロック制御プログラム291によってロック状態に書き換えられる。
携帯電話機2の機能をロックする場合、まず、ロック対象の携帯電話機2とロック装置1とをコネクタ4A(または4B)とコネクタ5で接続する。
次に、ロック担当者である守衛所の係員がロック装置1の機能ロック制御プログラム18を起動するための暗証番号をキーボード11から入力する。
ロック装置1のCPU10は、入力された暗証番号を受付け、その暗証番号が正しければ、機能ロック制御プログラム18を起動する(ステップ801)。
次に、守衛所の係員がロック対象の携帯電話機2の電話番号と機種番号をキーボード11から入力する。
機能ロック制御プログラム18は、入力された電話番号と機種番号を受け取り(ステップ802)、機種番号に基づき対象電話機の機能情報DB16を対象電話機の機能取得部183により検索し、当該携帯電話機2が有する機能情報を取得する(ステップ803)。
例えば、機種番号として「C1234」を受取った場合、図5の機能情報DB16から当該携帯電話機2が、メール送受信機能、スケジュール管理機能、電話帳管理機能、通話制御機能、カメラ制御機能、スピーカ制御機能を有するものであり、かつそれぞれの機能に対してロック状態またはアンロック状態にするためのロックコマンド、解除コマンドがあることを示す機能情報を取得する。
なお、機能情報DB16に登録される機能情報は、ロック装置1の管理者が携帯電話機の製造メーカからインターネットなどを介して定期的に取得して登録されるようになっている。
機種番号に対応する機能情報を取得できたならば、ロック機能があるかどうかを判定する(ステップ804)。すなわち、機能情報の中にロックコマンドと解除コマンドが存在するかどうかを判定する。
もしも、ロックコマンドおよび解除コマンドがなかった場合には、当該携帯電話機2はロック不可能な機種であると判定し、その旨を表示装置13に表示する(ステップ806)。
ロック機能があると判定した場合には、コネクタ4A(または4B)で接続された携帯電話機2に対し、現在のロック状態を問い合わせるための要求を送受信処理部186により送信する(ステップ805)。
例えば、機能管理テーブル281に記憶されている管理情報が図7(a)のようなものであった場合、全ての機能がアンロック状態になっていることを示す管理情報を返信する。
携帯電話機2の現在のロック状態を示す管理情報を受信したロック装置1は、次に、ロックレベル管理部181により当該ロック装置1に設定されたロックレベルをキーボード11、または図示しない記憶部から取得する(ステップ809)。なお、ロックレベルは守衛所の係員が入力するよりもロック装置1の管理者が予め設定し、守衛所の係員によっても変更できないように図示しない記憶部に予め登録しておくことが望ましい。
例えば、ロックレベルが「2」であった場合、図4のロックレベル管理情報にはスケジュール管理機能および電話帳管理機能のみをアンロック状態にし、他の機能はロック状態にすべき旨の管理情報1403が登録されているので、この管理情報1403を取得する。
次に、取得した管理情報1403で指定されている機能をロックするためのロックコマンド1603および解除コマンド1604を機能取得部183により機能情報DB16から取得する(ステップ810)。
次に、携帯電話機2の電話番号を基にハッシュ関数を用いてロック装置1に固有の認証コードを認証コード発行部182で生成する(ステップ811)。認証コードは、携帯電話機の電話番号毎に異なるものとなり、ロック装置1が他の携帯電話機を誤認識してしまうことが防止される。
なお、ステップ811で認証コードは電話番号から生成しているが、携帯電話機の製造番号、メールアドレス等の携帯電話機固有の情報であれば何から生成しても良い。
次に、生成した認証コードとステップ810で取得したロックコマンドから成るロック信号をロック信号生成部184で生成し(ステップ812)、携帯電話機2との送受信処理部186により携帯電話機2に送信する。
認証コード記憶部292に記憶された認証コード2921の例を図10に示す。
そして、認証コードに含まれるロックコマンドにより、機能管理テーブル281に設定されている管理情報2702を書き換える(ステップ815)。すなわち、ロックコマンドが全ての機能をロック状態にする機能対応の複数のロックコマンドで構成されていた場合には、機能管理テーブル27の管理情報2702を全てOFF(ロック状態)に書き換える。この場合の例が図7(b)である。
ロックコマンドがカメラ機能とメール送受信機能をロックするための2つのロックコマンドで構成されていた場合には、カメラ機能とメール受信機能の管理情報2702のみがOFFに書き換えられる。
これにより、ロック装置1から指定された機能がロック状態になる。
ロック装置1では、ロック履歴登録部187がロック状態とした携帯電話機2へのロック履歴情報をロック履歴情報記憶部15に登録し(ステップ817)、かつ表示装置13に「ロック完了しました」というメッセージを表示する(ステップ819)。
守衛所の係員はこのメッセージを確認し、ロック済みとなった携帯電話機2を所有者に渡すことにより、機密情報を扱う部署への入室を許可する。
ロック装置1のロック履歴情報記憶部15に格納されるロック履歴情報は、図6に示すように、ロック済みとなった電話番号1501毎に、ロック状態とした時の認証コード1502、ロック時刻1503、ロック装置ID1504、ロックコマンド1505、ロック解除コマンド1506が格納される。
携帯電話機2のロック状態を解除する場合、携帯電話機2とロック装置1とをコネクタ5、4A(または4B)で接続する(ステップ901)。
この接続状態で、ロック担当者である守衛所の係員がロック装置1の機能ロック制御プログラム18を起動するための暗証番号をキーボード11から入力する。
ロック装置1のCPU10は、入力された暗証番号を受付け、その暗証番号が正しければ、機能ロック制御プログラム18を起動する(ステップ902)。
次に、守衛所の係員がロック対象の携帯電話機2の電話番号と機種番号をキーボード11から入力する(ステップ903)。さらに、ロック解除指令をキーボード11から入力する(ステップ904)。
機能ロック制御プログラム18は、入力された電話番号と機種番号、ロック解除指令を受け取ったならば、携帯電話機2に対してロック時の認証コードを要求する(ステップ905)。
携帯電話機2に機能ロック制御プログラム291は、認証コード記憶部292からロック時に登録された認証コードを取得し(ステップ906)、その認証コードをロック装置1に返信する(ステップ907)。
ロック装置1がロックした携帯電話機であった場合には、携帯電話機2から受信した認証コマンドに一致する認証コード1502と、この認証コード1502と共に対応付けられてロック履歴情報記憶部15に記憶されているロック解除コマンド1506を取得する(ステップ909)。
ロック解除信号を受信した携帯電話機2では、該ロック解除信号中に含まれる認証コードと一致する認証コード1502が認証コード記憶部292に記憶されているかによってロック解除信号の認証を行なう(ステップ914)。もしも記憶されていなかった場合には、ロック装置1に対してロック解除信号の認証不成功を示す信号を送信する(ステップ915,916)。
認証不成功信号を受信した携帯電話機2では表示装置13にエラー表示を行う(ステップ917)。このロック解除エラーに対しては、再度、ステップ902からの処理をやり直すことになる。
認証成功であった場合には、機能管理テーブル281をロック装置1から受信したロック解除信号中のロック解除コマンドによりロック前の状態に書き換える(ステップ918)。さらに、認証コード記憶部292に記憶されている認証コード1502を削除する(ステップ919)。
そして、携帯電話機2の表示器22に「ロック解除成功」と言うメッセージを表示し(ステップ920)、ロック装置1に対してロック解除終了信号を送信する(ステップ921)。
また、携帯電話機の機能がさらに進化したとしても、ロック装置でロックレベルに応じた機能を選択的に状態にすることにより、機密情報を持ち出すための道具になることを防ぐことができ、機密情報の持ち出しの危険を備えた道具であるとの認識を改めさせることができ、ひいては携帯電話機の各種機能の進化を妨げることもなくなり、携帯電話機自体の更なる普及に貢献することもできる。
2 携帯電話機
3 キーボード
4A,4B コネクタ
5 コネクタ
14 ロックレベル管理情報記憶部
15 ロック履歴情報記憶部
16 対象電話機の機能情報DB
18 機能ロック制御プログラム
281 機能管理テーブル
291 機能ロック制御プログラム
292 認証コード記憶部
Claims (2)
- 携帯電話機が有する通話機能、メール送受信機能、カメラ撮影機能などの複数の機能を選択的に使用不可の状態にロックする携帯電話機の機能ロック装置であって、
ロックレベルなどの情報を入力する入力手段と、
携帯電話機の機種毎の機能情報、各機能をロック状態およびロック解除状態にするためのコマンドを記憶した第1の記憶手段と、
ロックレベル毎にいずれの機能をロック状態とするかを示す管理情報を記憶した第2の記憶手段と、
ロック状態とした携帯電話機の固有の情報に基づいて生成した認証コード、ロック状態とするために使用したロックコマンド、ロック解除状態にするために使用する解除コマンドをロック済みの携帯電話機別に記憶した第3の記憶手段と、
ロック対象の携帯電話機との接続状態で、ロック対象の携帯電話機の機種番号に対応した機能情報を前記第1の記憶手段から取得し、当該携帯電話機の機能を前記入力手段から入力されたロックレベルでロック状態にするたに必要なロックコマンドを前記第3の記憶手段から取得する第1の手段と、
ロック対象の携帯電話機の電話番号に基づき認証コードを生成する第2の手段と、
生成した認証コードと前記第1の手段が取得したロックコマンドとから成るロック信号をロック対象の携帯電話機に送信し、当該携帯電話機の機能を前記ロックコマンドよりロック状態にすると共に前記認証コードを当該携帯電話機の記憶手段に記憶させる第3の手段と、
ロック済みの携帯電話機の接続状態で前記入力手段からロック解除指令を受け、ロック済みの携帯電話機から前記記憶手段に記憶された認証コードを取得し、当該認証コードに対応する認証コードが前記第3の記憶手段に記憶されているかを検索し、記憶されていれば当該認証コードと対応付けて記憶されている解除コマンドを前記第3の記憶手段から取得し、その解除コマンドをロック済みの携帯電話機に送信し、前記解除コマンドによりロック状態とした機能をロック解除状態に復帰させる第4の手段と
を備えることを特徴とする携帯電話機の機能ロック装置。 - 通話機能、メール送受信機能、カメラ撮影機能などの複数の機能を備えた携帯電話機であって、
当該携帯電話機が有する機能を選択的にロック状態にするロック装置との接続状態で、該ロック装置からの要求に応じて、当該電話機が有する機能をロック装置に送信する第1の手段と、
前記ロック装置において当該電話機の固有の情報に基づいて生成された認証コードとロックレベルに応じて当該携帯電話機の機能をロック状態にするためロックコマンドとから成るロック信号を受信し、前記ロックコマンドにより当該携帯電話機の機能をロック状態にすると共に、前記認証コードを記憶手段に記憶する第2の手段と、
ロック済みの状態で前記ロック装置からロック解除指令コマンドを受信した場合に、前記解除コマンドによりロック状態とした機能をロック解除状態に復帰させる第3の手段と
を備えることを特徴とする携帯電話機。
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