JP2019137972A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】迅速かつ容易に変更が可能であり、さらなるセキュリティの向上を図ること。【解決手段】本発明の情報処理装置は、ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、ユーザ認証情報と物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、新たに取得した情報が、記憶装置に記憶されている関連付けられたユーザ認証情報と物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム、情報処理方法に関する。
鍵と錠を用いた施錠管理は、複製・偽装が困難で堅牢なものが求められる。特に、電子鍵は、流出した場合には発覚までに時間がかかる。そこで、リスクを可能な限り下げるため、管理者は鍵を迅速かつ容易に変更できることが望まれる。
しかし、一般的なパスワードに代表される鍵の認証方法では、一様に強固なパスワードをユーザが設定することは難しい。このため、セキュリティが低い、という問題が生じる。一方、セキュリティカードでは、スキミングや複製にあった場合に、IC(Integrated Circuit)カードを書き換えたり、再発行するなどの手間が発生する。このため、鍵の変更が必要な時に迅速かつ容易に変更することができず、依然としてセキュリティが低い、という問題が生じる。さらに、スマートフォンと公開鍵を用いたリモートでの施錠管理方法があるが、スマートフォンの紛失や公開鍵の流出リスクがあり、やはりセキュリティが低い。
ここで、施錠管理においてさらなるセキュリティを高めるべく、複数の鍵の認証を必要とさせるシステムも考えられている。例えば、特許文献1の技術では、ICカードで認証を行いつつ、ユーザの顔画像といった生体情報による認証も行っている。
特開2017−091129号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、2つの認証方式を用いているためセキュリティは高まっているものの、2つの認証対象を事前に登録しておかなければならず、鍵を迅速かつ容易に変更できることが難しい。このため、セキュリティのさらなる向上を図ることができない、という問題が生じる。また、かかる問題は、施錠管理に限らず、あらゆる認証場面においても生じうる。
このため、本発明の目的は、迅速かつ容易に変更が可能であり、さらなるセキュリティの向上を図ることができる情報処理装置、情報処理システム、プログラム、情報処理方法を提供することにある。
本発明の一形態である情報処理装置は、
ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である情報処理システムは、
ユーザ認証情報を入力する入力手段と、
物体撮影画像を撮像する撮像手段と、
前記入力手段から入力された前記ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
前記撮像手段にて撮像された前記物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
ユーザ認証情報を取得し、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得し、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶し、
新たに入力された情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を実現させる、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、迅速かつ容易に変更が可能であり、セキュリティの向上を図ることができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法を提供することができる。
本発明の実施形態1におけるセキュリティシステムの構成を示す概略図である。 図1に開示した施錠管理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に開示した施錠管理システムの処理動作を示すフローチャートである。 図1に開示した施錠管理システムの処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2におけるセキュリティシステムの構成を示す概略図である。 本発明の実施形態3におけるセキュリティシステムの構成を示す概略図である。 図6に開示した施錠管理サーバの構成を示すブロック図である。 図6に開示した施錠管理システムの処理動作を示すフローチャートである。 図6に開示した施錠管理システムの処理動作を示すフローチャートである。 図6に開示した施錠管理システムの処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4における情報処理システムの構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図2は、セキュリティシステムの構成を示す図である。図3乃至図4は、セキュリティシステムの処理動作を説明するための図である。
[構成]
本発明におけるセキュリティシステムは、会社内のセキュリティレベルが高く設定された部屋のドアや、自宅の玄関のドア、などの施錠・解錠を行うための情報処理システムである。具体的に、本発明におけるセキュリティシステムは、図1に示すように、施錠管理サーバ10と、所定のドアDの施錠・解錠を行う錠前装置Lと、ユーザU及びユーザUが所有する物体Oを撮像する第1カメラ21及び第2カメラ22と、を備えている。そして、ユーザUは、物体Oを所持した状態で、ドアDの錠前装置Lの施錠・解錠を行う。以下、各構成について具体的に説明する。
上記錠前装置Lは、ドアDに取り付けられており、当該ドアDの施錠・解錠を行う機構を備えている。そして、錠前装置Lは、施錠管理サーバ10にネットワークを介して接続されており、施錠管理サーバ10からの施錠・解錠を指示する制御信号に応じて、施錠・解錠を行うよう構成されている。
上記第1カメラ21及び第2カメラ22は、本実施形態では、ドアDの外側であり、当該ドアDの近くに設置されている。特に、第1カメラ21(入力手段)は、ドアDの外側の前に立って位置するユーザUの顔画像を撮像可能なよう設置されている。また、第2カメラ22(撮像手段)は、ドアDの外側の前に立って位置するユーザUが手に所持する物体Oの表面を撮像可能なよう設置されている。そして、第1カメラ21及び第2カメラ22は、施錠管理サーバ10にネットワークを介して接続されており、施錠管理サーバ10からの撮像指令に応じてユーザUの顔画像及び物体Oの物体画像(物体撮影画像)を撮像し、かかる画像を施錠管理サーバ10に送信する。
ここで、ユーザUが所持する物体Oは、例えば、ユーザUが常時身につけている腕時計、衣類、財布、携帯電話などであるが、いかなる物体であってもよい。
なお、第1カメラ21及び第2カメラ22の設置位置は、必ずしも上述した位置であることに限定されず、少なくともユーザUの顔画像と物体Oの物体画像とを撮像できる位置に設置されていればよい。また、第1カメラ及び第2カメラは、1台のカメラで構成されていてもよく、かかる1台のカメラでユーザUの顔と物体Oとが撮影できればよい。
上記施錠管理サーバ10は、演算装置及び記憶装置を有するサーバ装置(情報処理装置)である。そして、施錠管理サーバ10は、図2に示すように、演算装置がプログラムを実行することで構築された、ユーザ情報処理部11、物体情報処理部12、施錠処理部13、解錠処理部14、を備えている。また、施錠管理サーバ10は、記憶装置に形成された、ユーザ情報記憶部16、物体情報記憶部17、施錠情報記憶部18、を備えている。
上記ユーザ情報処理部11(ユーザ認証情報取得手段)は、事前にユーザUのユーザ認証情報として、当該ユーザUの顔画像あるいは顔画像から抽出された顔特徴量を取得して、ユーザ情報記憶部16に記憶して登録する。このとき、ユーザ情報処理部11は、第1カメラ21にて撮影されたユーザUの顔画像を受け取って当該顔画像から顔特徴量を抽出して登録してもよく、ネットワークを介して他の情報処理装置から取得したユーザUの顔画像あるいは顔特徴量を登録してもよい。
また、ユーザ情報処理部11は、ユーザUからドアDの施錠の要求を受けると、第1カメラ21に対して撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第1カメラ21にて撮影されたユーザUの画像を取得する。そして、ユーザ情報処理部11は、取得したユーザUの画像からユーザUの顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する。さらに、ユーザ情報処理部11は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、物体情報処理部12と施錠処理部13に通知する。なお、ユーザUからの施錠要求は、例えば、ドアDの錠前装置L付近に設置されている操作装置(操作パネルなど)をユーザUが操作することでユーザ情報処理部11に入力される。
ここで、上記ユーザ情報処理部11による顔特徴量の認証処理は、例えば、以下のようにして行う。まず、抽出した特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に記憶されている顔特徴量と、の類似度といった認証スコアを算出し、認証スコアがしきい値よりも高いか否か判定する。そして、認証スコアがしきい値より高い場合には、認証成功と判断する。但し、認証処理はいかなる方法で行われてもよい。
上記物体情報処理部12(物体特徴量取得手段)は、ユーザUからドアDの施錠の要求を受けると、第2カメラ22に対して撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第2カメラ22にて撮影されたユーザUが所持する物体Oの画像を取得する。そして、物体情報処理部12は、ユーザ情報処理部11からユーザUの顔特徴量の認証成功の通知を受けている場合には、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様(物体特徴量)を抽出して取得する。さらに、物体情報処理部12は、抽出した物体紋様を物体情報記憶部17に記憶して登録し、その旨を、施錠処理部13に通知する。
以上のように、ユーザUからの施錠要求時には、第1カメラ21にてユーザUの顔画像が撮像され、同時に、第2カメラ22にて物体Oの物体画像が撮像される。そして、ユーザ情報処理部11にてユーザUのユーザ認証情報として顔特徴量が取得され、物体情報処理部12にて物体Oの物体特徴量として物体紋様が取得される。
上記施錠処理部13(記憶処理部)は、ユーザ情報処理部11からユーザUの認証成功の通知と、物体情報処理部12から物体紋様の登録成功の通知と、を受けると、ユーザ情報処理部11にて取得したユーザUの顔特徴量と、物体情報処理部12にて取得した物体紋様と、を関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶する。同時に、施錠要求されているドアDの錠前装置Lを施錠するよう、かかる錠前装置Lに施錠指令を送る。これにより、ドアDの錠前装置Lが施錠状態となる。なお、施錠情報記憶部18には、顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に、施錠したドアDの錠前装置Lを特定する情報が対応づけられて記憶される。
また、上述したユーザ情報処理部11(ユーザ認証情報取得手段)は、ユーザUからドアDの解錠の要求を受けた際にも、施錠要求時と同様に、第1カメラ21に対して撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第1カメラ21にて撮影されたユーザUの画像を取得する。そして、ユーザ情報処理部11は、取得したユーザUの画像からユーザUの顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUの新たなユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する。さらに、ユーザ情報処理部11は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、物体情報処理部12と解錠処理部14に通知する。なお、ユーザUからの解錠要求は、例えば、ドアDの錠前装置L付近に設置されている操作装置(操作パネルなど)をユーザUが操作することでユーザ情報処理部11に入力される。ここで、顔特徴量の認証処理は、例えば、上述同様に行われる。
また、上述した物体情報処理部12(物体特徴量取得手段)は、ユーザUからドアDの解錠の要求を受けた際にも、施錠要求時と同様に、第2カメラ22に対して撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第2カメラ22にて撮影されたユーザUが所持する物体Oの画像を取得する。そして、物体情報処理部12は、ユーザ情報処理部11からユーザUの顔特徴量の認証成功の通知を受けている場合には、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている新たな物体固有の特徴量となる物体紋様(物体特徴量)を抽出して取得する。さらに、物体情報処理部12は、抽出した物体紋様と、予め物体情報記憶部17に登録されている物体紋様と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、解錠処理部14に通知する。
ここで、上記物体情報処理部12による物体紋様の認証処理は、例えば、以下のようにして行う。まず、抽出した物体紋様と、施錠時に物体情報記憶部17に記憶された物体紋様と、の類似度といった認証スコアを算出し、認証スコアがしきい値よりも高いか否か判定する。そして、認証スコアがしきい値より高い場合には、認証成功と判断する。但し、物体紋様の認証処理はいかなる方法で行われてもよい。
以上のように、ユーザUからの解錠要求時にも、第1カメラ21にてユーザUの顔画像が撮像され、同時に、第2カメラ22にて物体Oの物体画像が撮像される。そして、ユーザ情報処理部11にて解錠用のユーザUの新たなユーザ認証情報として顔特徴量が取得され、物体情報処理部12にて解錠用の物体Oの新たな物体特徴量として物体紋様が取得される。
そして、上記解錠処理部14(判定手段)は、ユーザUからドアDの解錠要求を受けた際に、ユーザ情報処理部11からユーザUの認証成功の通知と、物体情報処理部12から物体紋様の認証成功の通知と、を受けると、ユーザ情報処理部11にて取得したユーザUの新たな顔特徴量と、物体情報処理部12にて取得した新たな物体紋様とが、施錠情報記憶部18に関連付けられて記憶されているかを判定する。つまり、解錠要求時に取得された顔特徴量と物体紋様との関連付け情報が、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報と一致するかを判定する判定処理を行う。そして、解錠処理部14は、判定処理にて一致すると判定した場合には、当該一致した施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に対応付けられているドアDの錠前装置Lに対して、解錠指令を送る。これにより、ドアDの錠前装置Lが解錠状態となる。
また、解錠処理部14は、上述したようにドアDの錠前装置Lの解錠が行われると、当該錠前装置Lに対応づけられて、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連づけを解除する。つまり、施錠情報記憶部18内から、解錠を行った錠前装置Lに対応づけられている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報を削除する。同時に、この関連付け情報の物体紋様と同一であり、物体情報記憶部17に記憶されている物体紋様も削除する。
なお、上述した解錠処理部14による関連付け情報や物体紋様の削除は、何度かの解錠処理が実行されてから行われてもよい。つまり、一度、施錠情報記憶部18に記憶された顔特徴量と物体紋様との関連付け情報は、複数回の解錠処理に利用されてもよい。このため、解錠処理部14は、解錠要求時に入力された顔特徴量と物体紋様とが、予め設定された回数だけ施錠情報記憶部18に記憶されている関連付け情報に一致すると判定された場合に、かかる関連付け情報を施錠情報記憶部18から削除し、また、対応する物体紋様を削除してもよい。
また、上記施錠処理部13(記憶処理部)は、施錠時に、1つのユーザUの顔特徴量と、1つの物体紋様と、を関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶しているが、複数のユーザUの顔特徴量(ユーザ認証情報)からなるユーザグループ情報と、1つの物体紋様(物体特徴量)と、を関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶して施錠してもよい。これに伴い、上記解錠処理部14(判定手段)は、解錠時に、新たに入力されたユーザUの顔特徴量が、上記ユーザグループ情報のいずれかと一致し、かつ、新たに入力された物体紋様が、ユーザグループ情報に対応づけられた物体紋様と一致している場合に、解錠してもよい。これにより、ユーザグループを形成する複数のユーザが、同一の物体Oを受け渡して施錠・解錠に利用することができる。その結果、グループ認証にも利用することができる。
[動作]
次に、上述したセキュリティシステムの動作を、図3乃至図4のフローチャートを参照して説明する。図3は、ドアDを施錠するときの施錠管理サーバ10動作を示し、図4は、ドアDを解錠するときの施錠管理サーバ10の動作を示す。
(施錠手順)
ユーザUは、事前にユーザ情報を施錠管理サーバ10に登録する。例えば、ユーザUは、ネットワークを介して、顔画像や当該顔画像から抽出された顔特徴量を、施錠管理サーバ10のユーザ情報記憶部16に登録する(ステップS1)。
その後、ユーザDは、ドアU付近に設置された操作装置を操作してドアDの施錠を要求する。施錠要求を受けた施錠管理サーバ10は(ステップS2)、第1カメラ21及び第2カメラ22にて撮像する(ステップS3)。これにより、施錠管理サーバ10は、第1カメラ21からユーザUの顔画像を取得し、第2カメラ22から物体Oの物体画像を取得する。
続いて、施錠管理サーバ10は、第1カメラ21から取得したユーザUの画像からユーザUの顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する(ステップS4)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う(ステップS5)。認証の結果、一致しない場合には認証失敗とし、施錠がキャンセルされる(ステップS10)。認証の結果、一致する場合には認証成功となる(ステップSY5:Yes)。
顔特徴量の認証が成功した場合には、施錠管理サーバ10は、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様を抽出する(ステップS6)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した物体紋様を物体情報記憶部17に記憶する(ステップS7)。これと共に、施錠管理サーバ10は、取得したユーザUの顔特徴量と取得した物体紋様とを関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶する(ステップS8)。同時に、施錠管理サーバ10は、施錠要求されているドアDの錠前装置Lを施錠するよう制御する(ステップS9)。これにより、ドアDの錠前装置Lは施錠状態となり、ドアDは内側からは開くが外部からは登録情報がないと開かないオートロックになる。
(解錠手順)
ユーザUは、ドアD付近に設置された操作装置を操作してドアDの解錠を要求する。解錠要求を受けた施錠管理サーバ10は(ステップS21)、第1カメラ21及び第2カメラ22にて撮像する(ステップS22)。これにより、施錠管理サーバ10は、第1カメラ21からユーザUの新たな顔画像を取得し、第2カメラ22から物体Oの新たな物体画像を取得する。
続いて、施錠管理サーバ10は、第1カメラ21から取得したユーザUの新たな画像からユーザUの新たな顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する(ステップS23)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う(ステップS24)。認証の結果、一致しない場合には認証失敗とし、施錠がキャンセルされる(ステップS30)。認証の結果、一致する場合には認証成功となる(ステップSY24:Yes)。
顔特徴量の認証が成功した場合には、施錠管理サーバ10は、取得した新たな物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様を抽出する(ステップS25)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した物体紋様が、物体情報記憶部17に登録されている物体紋様と一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には(ステップS26:Yes)、取得したユーザUの新たな顔特徴量と新たな物体紋様とを関連付けた情報が、施錠情報記憶部18に関連付けられて記憶されているかを判定する(ステップS27)。つまり、解錠要求時に取得された顔特徴量と物体紋様との関連付け情報が、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報と一致するかを判定する判定処理を行う。
施錠管理サーバ10は、上記判定処理にて一致すると判定した場合には(ステップS27:Yes)、当該一致した施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に対応付けられているドアDの錠前装置Lの解錠を行う(ステップS28)。これにより、ドアDの錠前装置Lが解錠状態となる。なお、上記判定処理にて一致しないと判定した場合には(ステップS27:No)、解錠がキャンセルされる(ステップS30)。
その後、施錠管理サーバ10は、解錠を行った錠前装置Lに対応づけられている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報を削除する(ステップS29)。同時に、この関連付け情報の物体紋様と同一であり、物体情報記憶部17に記憶されている物体紋様も削除する。なお、このとき、ユーザ情報記憶部16に登録されたユーザの顔画像や当該顔画像から抽出された顔特徴量は、ユーザ情報としてユーザ情報記憶部16に登録されたままとなる。
以上のように、本実施形態における情報処理システムによると、顔特徴量と物体紋様との組み合わせを鍵として施錠時に設定しているため、物体紋様を変更することで、迅速かつ容易に鍵を変更することが可能となる。特に、物体紋様は様々な物体毎に固有の情報であるため、複製が困難であり、鍵の強度が高く、セキュリティの向上を図ることができる。
ここで、上記では、鍵の1つであるユーザ認証情報として、ユーザUの顔画像から抽出した顔特徴量を用いたが、ユーザUの画像から抽出できる他の部位の特徴量を用いてもよい。また、ユーザUの画像から抽出できる情報に限らず、指紋や虹彩などを取得して、ユーザ認証情報として用いてもよい。つまり、鍵の1つであるユーザ認証情報は、ユーザUの身体的特徴を表す任意の生体情報であってもよい。さらに、鍵の1つであるユーザ認証情報は、ユーザUの生体情報に限らず、以下の実施形態2で説明するように、いかなる識別情報を用いてもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図5を参照して説明する。図5は、セキュリティシステムの全体構成を示す概略図である。
本実施形態におけるセキュリティシステムは、上述した実施形態1におけるものと同様の構成であるが、顔特徴量の代わりに、ID(identification card)カードに記憶されているユーザ識別情報を鍵の1つとして用いている点で異なる。以下、主に実施形態1とは異なる構成について詳述する。
図5に示すように、本実施形態のセキュリティシステムは、ドアDの近くに設置された、ユーザUが所持するIDカードCを読み取り可能なカードリーダ23(入力手段)を備えている。ここで、IDカードCは、マイナンバーカードや所属する組織のセキュリティカードなど、ユーザUに固有なユーザ識別情報が記憶されている。また、ドアDの近くには、実施形態1と同様に、ユーザUが所有する物体Oの物体画像を撮像する第2カメラ22が設置されている。
これにより、本実施形態の施錠管理サーバ10は、カードリーダ23から読み取ったユーザUのIDカードCに記憶されたユーザ識別情報を、ユーザ認証情報として取得する。そして、施錠管理サーバ10は、物体Oの物体画像から抽出した物体紋様と、IDカードCから読み取ったユーザ識別情報と、を関連付けることで、実施形態1と同様に鍵として用いることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図6乃至図10を参照して説明する。図6乃至図7は、セキュリティシステムの構成を示す図である。図8乃至図10は、セキュリティシステムの処理動作を説明するための図である。
本実施形態におけるセキュリティシステムは、上述した実施形態1におけるものとほぼ同様の構成であるが、ユーザUの顔画像と物体Oの物体画像とを撮影する第1カメラ21及び第2カメラ22の代わりに、携帯端末Pを用いている点で異なる。以下、主に実施形態1とは異なる構成について詳述する。
上記携帯端末Pは、ユーザUが所持して操作するスマートフォンといった携帯型の通信端末である。このため、携帯端末Pは、施錠管理サーバ10と無線通信を含むネットワークを介して接続可能である。
図6及び図7に示すように、携帯端末Pは、カメラ24を備えている。カメラ24(入力手段、撮像手段)は、ユーザUの顔画像を撮像したり、ユーザUが手に所持する物体Oの表面を撮像する際に用いられる。そして、携帯端末Pは、撮影したユーザUの顔画像や、物体Oの物体画像を、施錠管理サーバ10に送信する機能を有する。
上記施錠管理サーバ10は、図7に示すように、実施形態1と同様に、演算装置がプログラムを実行することで構築された、ユーザ情報処理部11、物体情報処理部12、施錠処理部13、解錠処理部14、を備えると共に、さらに、演算装置がプログラムを実行することで構築された通信制御処理部15を備えている。また、施錠管理サーバ10は、実施形態1と同様に、記憶装置に形成された、ユーザ情報記憶部16、物体情報記憶部17、施錠情報記憶部18、を備えると共に、さらに、通信情報記憶部19を備えている。
上記通信制御処理部15(通信制御手段)は、携帯端末Pからの接続要求を受け付けて、ユーザ登録を行う。具体的に、通信制御処理部15は、まず、携帯端末Pからの接続要求に応じて公開鍵を作成して、当該公開鍵を携帯端末Pに通知すると共に、当該公開鍵と携帯端末Pとを関連付けて通信情報記憶部19に記憶しておく。これにより、通信制御処理部15は、その後の携帯端末Pとの通信においては公開鍵認証を行い、かかる認証に成功した携帯端末Pと暗号化通信を行う。
上記ユーザ情報処理部11(ユーザ認証情報取得手段)は、事前にユーザUのユーザ認証情報として、当該ユーザUの顔画像あるいは顔画像から抽出された顔特徴量を取得して、ユーザ情報記憶部16に記憶して登録する。このとき、ユーザ情報処理部11は、公開鍵認証により通信可能となった携帯端末Pから、カメラ24にて撮影されたユーザUの顔画像の送信を受け付ける。そして、ユーザ情報処理部11は、顔画像から顔特徴量を抽出して、上述したように公開鍵と関連付けられた携帯端末Pに、顔特徴量を関連付けて、ユーザ情報記憶部16に登録する。これにより、携帯端末PとユーザUとを関連付けて登録する。
なお、携帯端末Pは、当該携帯端末Pを操作可能とするロック解除認証に顔画像を用いている場合であっても、かかる顔画像とは異なる顔画像を、施錠管理サーバ10にユーザ認証情報として送信する。そして、かかるユーザ認証情報としての顔画像は、携帯端末Pで撮影された際に当該携帯端末Pのメモリ上に一時保存されるだけであって、施錠管理サーバ10へ送信後に当該メモリから削除される。
また、ユーザ情報処理部11は、携帯端末Pを介してユーザUから指定したドアDの施錠の要求を受けると、携帯端末Pに対してユーザ認証のための顔画像を要求する。これに応じて、携帯端末Pからカメラ24にて撮影されたユーザUの画像が送信されるため、ユーザ情報処理部11は、携帯端末Pから送信されたユーザUの画像を取得する。そして、ユーザ情報処理部11は、取得したユーザUの画像からユーザUの顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する。さらに、ユーザ情報処理部11は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、物体情報処理部12と施錠処理部13に通知する。
上記物体情報処理部12(物体特徴量取得手段)は、上述したユーザ認証が成功すると、携帯端末Pに対して物体Oの画像を要求する。これに応じて、携帯端末Pからカメラ24にて撮影された物体Oの画像が送信されるため、物体情報処理部12は、携帯端末Pから送信された物体Oの画像を取得する。そして、物体情報処理部12は、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様(物体特徴量)を抽出して取得する。さらに、物体情報処理部12は、抽出した物体紋様を物体情報記憶部17に記憶して登録し、その旨を、施錠処理部13に通知する。撮影した物体Oの物体画像は、携帯端末Pで撮影された際に当該携帯端末Pのメモリ上に一時保存されるだけであって、施錠管理サーバ10へ送信後に当該メモリから削除される。
以上のように、ユーザUから携帯端末Pを介して施錠要求があった時には、携帯端末Pのカメラ24にてユーザUの顔画像が撮像されて送信されると共に、同様にカメラ24にて物体Oの物体画像が撮像されて送信される。そして、ユーザ情報処理部11にてユーザUのユーザ認証情報として顔特徴量が取得され、物体情報処理部12にて物体Oの物体特徴量として物体紋様が取得される。
上記施錠処理部13(記憶処理部)は、ユーザ情報処理部11からユーザUの認証成功の通知と、物体情報処理部12から物体紋様の登録成功の通知と、を受けると、ユーザ情報処理部11にて取得したユーザUの顔特徴量と、物体情報処理部12にて取得した物体紋様と、を関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶する。同時に、施錠要求されているドアDの錠前装置Lを施錠するよう、かかる錠前装置Lに施錠指令を送る。これにより、ドアDの錠前装置Lが施錠状態となる。なお、施錠情報記憶部18には、顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に、施錠したドアDの錠前装置Lを特定する情報が対応づけられて記憶される。
また、上述したユーザ情報処理部11(ユーザ認証情報取得手段)は、携帯端末Pを介してユーザUから指定されたドアDの解錠の要求を受けた際にも、施錠要求時と同様に、携帯端末Pに対してユーザUの顔画像を要求し、当該顔画像を取得する。そして、ユーザ情報処理部11は、取得したユーザUの画像からユーザUの顔画像を抽出し、当該顔画像からユーザUの新たなユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する。さらに、ユーザ情報処理部11は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、物体情報処理部12と解錠処理部14に通知する。
また、上述した物体情報処理部12(物体特徴量取得手段)は、上述した解錠要求時にも、施錠要求時と同様に、上述したユーザ認証が成功すると、携帯端末Pに対して物体Oの画像を要求し、当該物体Oの画像を取得する。そして、物体情報処理部12は、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている新たな物体固有の特徴量となる物体紋様(物体特徴量)を抽出して取得する。さらに、物体情報処理部12は、抽出した物体紋様と、予め物体情報記憶部17に登録されている物体紋様と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、解錠処理部14に通知する。
以上のように、ユーザUからの解錠要求時にも、携帯端末Pのカメラ24にてユーザUの顔画像と物体Oの物体画像が撮像される。そして、ユーザ情報処理部11にて解錠用のユーザUの新たなユーザ認証情報として顔特徴量が取得され、物体情報処理部12にて解錠用の物体Oの新たな物体特徴量として物体紋様が取得される。なお、携帯端末Pは、解錠用に撮影したユーザUの顔画像と物体Oの画像を、携帯端末Pで撮影した際に当該携帯端末Pのメモリ上に一時保存するだけであって、施錠管理サーバ10へ送信後に当該メモリから削除する。
そして、上記解錠処理部14(判定手段)は、ユーザ情報処理部11にて取得したユーザUの新たな顔特徴量と、物体情報処理部12にて取得した新たな物体紋様とが、施錠情報記憶部18に関連付けられて記憶されているかを判定する。つまり、解錠要求時に取得された顔特徴量と物体紋様との関連付け情報が、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報と一致するかを判定する判定処理を行う。そして、解錠処理部14は、判定処理にて一致すると判定した場合には、当該一致した施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に対応付けられているドアDの錠前装置Lに対して、解錠指令を送る。これにより、ドアDの錠前装置Lが解錠状態となる。
また、解錠処理部14は、上述したようにドアDの錠前装置Lの解錠が行われると、当該錠前装置Lに対応づけられて、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連づけを解除する。つまり、施錠情報記憶部18内から、解錠を行った錠前装置Lに対応づけられている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報を削除する。同時に、この関連付け情報の物体紋様と同一であり、物体情報記憶部17に記憶されている物体紋様も削除する。
[動作]
次に、上述したセキュリティシステムの動作を、図8乃至図10のフローチャートを参照して説明する。図8は、携帯端末Pの初期設定の動作を示し、図9は、ドアDを施錠するときの施錠管理サーバ10の動作を示し、図10は、ドアDを解錠するときの施錠管理サーバ10の動作を示す。
(初期設定)
施錠管理サーバ10は、携帯端末Pからの接続要求を受け付けると(ステップS41)、当該携帯端末P用の公開鍵を作成して、当該公開鍵を携帯端末Pに通知すると共に、当該公開鍵と携帯端末Pとを関連付けて通信情報記憶部19に記憶する(ステップS42)。
その後、施錠管理サーバ10は、携帯端末Pからの接続要求時に公開鍵認証を行い、かかる認証に成功した携帯端末Pと暗号化通信を行う(ステップS43:Yes)。そして、携帯端末PのユーザUは、事前にユーザ情報を施錠管理サーバ10に登録する。例えば、ユーザUは、携帯端末Pにて自身の顔画像を撮影し(ステップS44)、かかる顔画像を施錠管理サーバ10に送信する。施錠管理サーバ10は、携帯端末Pから受信した顔画像から顔特徴量を抽出し(ステップS45)、施錠管理サーバ10のユーザ情報記憶部16に携帯端末Pと関連付けて登録する(ステップS46:Yes、ステップS47)。なお、施錠管理サーバ10は、携帯端末Pからの接続要求時に公開鍵認証が失敗したり(ステップS43:No)、ユーザの顔画像の抽出に失敗するなどしてユーザ情報の登録に失敗した場合には(ステップS46:No)、ユーザ情報の登録をキャンセルする(ステップS48)。
(施錠手順)
ユーザUが携帯端末Pで施錠管理サーバ10にアクセスすると、施錠管理サーバ10は公開鍵認証を行う(ステップS51)。公開鍵認証が成功すると(ステップS51:Yes)、ユーザUは携帯端末PからドアDの施錠を要求する(ステップS52)。施錠要求を受けた施錠管理サーバ10は、携帯端末Pに対してユーザ認証のための顔画像と物体Oの物体情報を要求し、当該携帯端末Pから顔画像と物体情報とを取得する(ステップS53)。なお、施錠管理サーバ10は、携帯端末Pからの接続要求時に公開鍵認証が失敗した場合には(ステップS51:No)、施錠をキャンセルする(ステップS60)。
続いて、施錠管理サーバ10は、取得したユーザUの顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する(ステップS54)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う(ステップS55)。認証の結果、一致しない場合には認証失敗とし(ステップS55:No)、施錠がキャンセルされる(ステップS60)。認証の結果、一致する場合には認証成功となる(ステップS55:Yes)。
顔特徴量の認証が成功した場合には、施錠管理サーバ10は、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様を抽出する(ステップS56)。なお、施錠管理サーバ10は、顔特徴量の認証が成功された場合に、携帯端末Pに物体Oの物体画像を要求して取得し、物体紋様を抽出してもよい。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した物体紋様を物体情報記憶部17に記憶する(ステップS57)。これと共に、施錠管理サーバ10は、取得したユーザUの顔特徴量と取得した物体紋様とを関連付けて、施錠情報記憶部18に記憶する(ステップS58)。同時に、施錠管理サーバ10は、施錠要求されているドアDの錠前装置Lを施錠するよう制御する(ステップS59)。これにより、ドアDの錠前装置Lは施錠状態となり、ドアDは内側からは開くが外部からは登録情報がないと開かないオートロックになる。
(解錠手順)
ユーザUが携帯端末Pで施錠管理サーバ10にアクセスすると、施錠管理サーバ10は公開鍵認証を行う(ステップS71)。公開鍵認証が成功すると(ステップS71:Yes)、ユーザUは携帯端末PからドアDの解錠を要求する(ステップS72)。解錠要求を受けた施錠管理サーバ10は、携帯端末Pに対してユーザ認証のための顔画像と物体Oの物体情報を要求し、当該携帯端末Pから顔画像と物体情報とを取得する(ステップS73)。なお、施錠管理サーバ10は、携帯端末Pからの接続要求時に公開鍵認証が失敗した場合には(ステップS71:No)、施錠をキャンセルする(ステップS81)。
続いて、施錠管理サーバ10は、取得したユーザUの顔画像からユーザUのユーザ認証情報としての顔特徴量を抽出する(ステップS74)。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した顔特徴量と、予めユーザ情報記憶部16に登録されている顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う(ステップS75)。認証の結果、一致しない場合には認証失敗とし(ステップS75:No)、解錠がキャンセルされる(ステップS81)。認証の結果、一致する場合には認証成功となる(ステップS75:Yes)。
顔特徴量の認証が成功した場合には、施錠管理サーバ10は、取得した物体画像から、物体Oの表面に形成されている物体固有の特徴量となる物体紋様を抽出する(ステップS76)。なお、施錠管理サーバ10は、顔特徴量の認証が成功された場合に、携帯端末Pに物体Oの物体画像を要求して取得し、物体紋様を抽出してもよい。そして、施錠管理サーバ10は、抽出した物体紋様が、物体情報記憶部17に登録されている物体紋様と一致するか否かの認証を行う(ステップS77)。認証の結果、一致する場合には(ステップS77:Yes)、取得したユーザUの新たな顔特徴量と新たな物体紋様とを関連付けた情報が、施錠情報記憶部18に関連付けられて記憶されているかを判定する(ステップS78)。つまり、解錠要求時に取得された顔特徴量と物体紋様との関連付け情報が、施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報と一致するかを判定する判定処理を行う。
施錠管理サーバ10は、上記判定処理にて一致すると判定した場合には(ステップS78:Yes)、当該一致した施錠情報記憶部18に記憶されている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報に対応付けられているドアDの錠前装置Lの解錠を行う(ステップS79)。これにより、ドアDの錠前装置Lが解錠状態となる。なお、上記判定処理にて一致しないと判定した場合には(ステップS78:No)、解錠がキャンセルされる(ステップS81)。
その後、施錠管理サーバ10は、解錠を行った錠前装置Lに対応づけられている顔特徴量と物体紋様との関連付け情報を削除する(ステップS80)。同時に、この関連付け情報の物体紋様と同一であり、物体情報記憶部17に記憶されている物体紋様も削除する。なお、このとき、ユーザ情報記憶部16に登録されたユーザの顔画像や当該顔画像から抽出された顔特徴量は、ユーザ情報としてユーザ情報記憶部16に登録されたままとなる。
以上のように、本実施形態における情報処理システムによると、顔特徴量と物体紋様との組み合わせを鍵として施錠時に設定しているため、物体紋様を変更することで、迅速かつ容易に鍵を変更することが可能となる。特に、物体紋様は様々な物体毎に固有の情報であるため、複製が困難であり、鍵の強度が高く、セキュリティの向上を図ることができる。さらに、本実施形態では、携帯端末Pを利用しているため、専用カメラを設置する必要がなく、コストの低減を図ることができる。また、携帯端末Pを用いてリモートで施錠管理が可能となり、仮に携帯端末Pを紛失した場合であっても、生体認証と物体指紋による二段階認証によって不正に解錠されるリスクを軽減することができる。例えば、特別な利用シーンとしては、ユーザUが登録されていない新規ユーザを施錠管理された施設内に共連れすることなく、入場させることが可能になる。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態を、図11及び図12を参照して説明する。図11は、実施形態4における情報処理装置の構成を示すブロック図である。図12は、実施形態4における情報処理システムの構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、実施形態1乃至実施形態3で説明した顔認証システムの構成の概略を示している。
図11に示すように、本実施形態おける情報処理装置100は、
ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段110と、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段120と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段130と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段140と、
を備える、
という構成をとる。
また、本実施形態では、図11に示す情報処理装置100に、入力手段150と撮像手段160とを追加してもよい。
つまり、本実施形態における情報処理システム200は、
ユーザ認証情報を入力する入力手段150と、
物体撮影画像を撮像する撮像手段160と、
前記入力手段から入力された前記ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段110と、
前記撮像手段にて撮像された前記物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段120と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段130と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段140と、
を備えた、
という構成をとる。
なお、上述したユーザ認証情報取得手段110と、物体特徴量取得手段120と、記憶処理手段130と、判定手段140とは、演算装置がプログラムを実行することで構築されるものであってもよく、電子回路で構築されるものであってもよい。
そして、上記構成の情報処理装置100あるいは情報処理システム200は、
ユーザ認証情報を取得し、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得し、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶し、
新たに入力された情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
という処理を行うよう作動する。
上述した情報処理装置100あるいは情報処理システム200によると、ユーザ認証情報と物体紋様との組み合わせを鍵として施錠時に設定しているため、物体紋様を変更することで、迅速かつ容易に鍵を変更することが可能となる。特に、物体紋様は様々な物体毎に固有の情報であるため、複製が困難であり、鍵の強度が高く、セキュリティの向上を図ることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における情報処理装置、情報処理システム、プログラム、情報処理方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を備えた情報処理装置。
(付記2)
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記ユーザ認証情報取得手段は、新たなユーザ認証情報を取得し、
前記物体特徴量取得手段は、新たな物体撮影画像から抽出された新たな物体特徴量を取得し、
前記判定手段は、前記新たなユーザ認証情報と前記新たな物体特徴量とが、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
情報処理装置。
(付記2.1)
付記1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記ユーザ認証情報取得手段は、ユーザの顔画像から顔特徴量を前記ユーザ認証情報として取得する、
情報処理装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記記憶処理手段は、前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶する際に、予め設定された錠前の施錠処理を行う、
情報処理装置。
(付記4)
付記3に記載の情報処理装置であって、
前記判定手段は、前記判定処理にて一致すると判定した場合に、前記錠前の解錠処理を行う、
情報処理装置。
(付記5)
付記3又は4に記載の情報処理装置であって、
前記記憶処理手段は、前記ユーザ認証情報が予め登録された情報と一致する場合に、前記錠前の施錠処理を行う、
情報処理装置。
(付記6)
付記4又は5に記載の情報処理装置であって、
前記判定手段は、前記ユーザ認証情報が予め登録された情報と一致し、前記物体特徴量が予め登録された情報と一致すると共に、前記判定処理にて一致すると判定した場合に、前記錠前の解錠処理を行う、
情報処理装置。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記判定手段は、前記判定処理にて一致すると判定された前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量との関連付けを解除する、
情報処理装置。
(付記7.1)
付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記判定手段は、前記判定処理にて予め設定された回数一致すると判定された前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量との関連付けを解除する、
情報処理装置。
(付記7.2)
付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記記憶処理手段は、複数の前記ユーザ認証情報からなるユーザグループ情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶し、
前記判定手段は、前記新たなユーザ認証情報と前記新たな物体特徴量とが、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザグループ情報内の前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
情報処理装置。
(付記8)
ユーザ認証情報を入力する入力手段と、
物体撮影画像を撮像する撮像手段と、
前記入力手段から入力された前記ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
前記撮像手段にて撮像された前記物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を備えた情報処理システム。
(付記9)
付記8に記載の情報処理システムであって、
前記入力手段と前記撮像手段とを備えた携帯端末と、
前記携帯端末とネットワークを介して接続され、前記ユーザ認証情報取得手段と前記物体特徴量取得手段と前記記憶処理手段と前記判定手段とを備えたサーバ装置と、を備え、
前記サーバ装置は、予め登録された前記携帯端末と通信可能なよう接続を行う通信制御手段を備え、
前記サーバ装置の前記ユーザ認証情報取得手段及び前記物体特徴量取得手段は、接続された前記携帯端末を介して情報を取得する、
情報処理システム。
(付記9.1)
付記9に記載の情報処理システムであって、
前記携帯端末の前記撮像手段は、撮像した前記物体撮像画像を前記サーバ装置に送信した後に当該物体撮像画像を前記携帯端末内から削除する、
情報処理システム。
(付記10)
ユーザ認証情報を取得し、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得し、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶し、
新たに入力された情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
情報処理方法。
(付記10.1)
付記10に記載の情報処理方法であって、
新たなユーザ認証情報を取得し、
新たな物体撮影画像から抽出された新たな物体特徴量を取得し、
前記新たなユーザ認証情報と前記新たな物体特徴量とが、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
情報処理方法。
(付記10.2)
付記10又は10.1に記載の情報処理方法であって、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶する際に、予め設定された錠前の施錠処理を行う、
情報処理方法。
(付記10.3)
付記10.2に記載の情報処理方法であって、
前記判定処理にて一致すると判定した場合に、前記錠前の解錠処理を行う、
情報処理方法。
(付記10.4)
付記10乃至10.3のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記判定処理にて一致すると判定された前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量との関連付けを解除する、
情報処理方法。
(付記11)
情報処理装置に、
ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
を実現させるためのプログラム。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10 施錠管理サーバ
11 ユーザ情報処理部
12 物体情報処理部12
13 施錠処理部
14 解錠処理部
15 通信制御処理部
16 ユーザ情報記憶部
17 物体情報記憶部
18 施錠情報記憶部
19 通信情報記憶部
21 第1カメラ
22 第2カメラ
23 カードリーダ
24 カメラ
C カード
D ドア
L 錠前装置
O 物体
P 携帯端末
U ユーザ

Claims (10)

  1. ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
    物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
    前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
    新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記ユーザ認証情報取得手段は、新たなユーザ認証情報を取得し、
    前記物体特徴量取得手段は、新たな物体撮影画像から抽出された新たな物体特徴量を取得し、
    前記判定手段は、前記新たなユーザ認証情報と前記新たな物体特徴量とが、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶処理手段は、前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶する際に、予め設定された錠前の施錠処理を行う、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記判定手段は、前記判定処理にて一致すると判定した場合に、前記錠前の解錠処理を行う、
    情報処理装置。
  5. 請求項3又は4に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶処理手段は、前記ユーザ認証情報が予め登録された情報と一致する場合に、前記錠前の施錠処理を行う、
    情報処理装置。
  6. 請求項4又は5に記載の情報処理装置であって、
    前記判定手段は、前記ユーザ認証情報が予め登録された情報と一致し、前記物体特徴量が予め登録された情報と一致すると共に、前記判定処理にて一致すると判定した場合に、前記錠前の解錠処理を行う、
    情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記判定手段は、前記判定処理にて一致すると判定された前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量との関連付けを解除する、
    情報処理装置。
  8. ユーザ認証情報を入力する入力手段と、
    物体撮影画像を撮像する撮像手段と、
    前記入力手段から入力された前記ユーザ認証情報を取得するユーザ認証情報取得手段と、
    前記撮像手段にて撮像された前記物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得する物体特徴量取得手段と、
    前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶する記憶処理手段と、
    新たに取得した情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う判定手段と、
    を備えた情報処理システム。
  9. 請求項8に記載の情報処理システムであって、
    前記入力手段と前記撮像手段とを備えた携帯端末と、
    前記携帯端末とネットワークを介して接続され、前記ユーザ認証情報取得手段と前記物体特徴量取得手段と前記記憶処理手段と前記判定手段とを備えたサーバ装置と、を備え、
    前記サーバ装置は、予め登録された前記携帯端末と通信可能なよう接続を行う通信制御手段を備え、
    前記サーバ装置の前記ユーザ認証情報取得手段及び前記物体特徴量取得手段は、接続された前記携帯端末を介して情報を取得する、
    情報処理システム。
  10. ユーザ認証情報を取得し、
    物体撮影画像から抽出された物体特徴量を取得し、
    前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とを関連付けて記憶装置に記憶し、
    新たに入力された情報が、前記記憶装置に記憶されている関連付けられた前記ユーザ認証情報と前記物体特徴量とに一致するか否かの判定処理を行う、
    情報処理方法。
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