JP2884683B2 - 自動車電話装置 - Google Patents
自動車電話装置Info
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- JP2884683B2 JP2884683B2 JP8445890A JP8445890A JP2884683B2 JP 2884683 B2 JP2884683 B2 JP 2884683B2 JP 8445890 A JP8445890 A JP 8445890A JP 8445890 A JP8445890 A JP 8445890A JP 2884683 B2 JP2884683 B2 JP 2884683B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車電話装置、特にコード入力により発呼
のロック解除を行なう自動車電話装置の制御に関する。
のロック解除を行なう自動車電話装置の制御に関する。
[従来の技術] 従来の自動車電話装置においては、第三者がむやみに
発呼することを防止するためのロック機能が設けられて
おり、使用者はロック解除コードを入力しロック解除し
なければ、電話機により発呼できないようになってい
る。
発呼することを防止するためのロック機能が設けられて
おり、使用者はロック解除コードを入力しロック解除し
なければ、電話機により発呼できないようになってい
る。
この種のロック機能は、ロック手段によりロックをか
けた後、正しいロック解除コードが一回入力されればロ
ックが解除され、誤った入力がされてもロックは解除さ
れないことになっている。
けた後、正しいロック解除コードが一回入力されればロ
ックが解除され、誤った入力がされてもロックは解除さ
れないことになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の自動車電話装置では、
使用者がロック手段によりロックをかけた後、ロック解
除コードを知らない第三者が、無作為にコードを入力し
続けると、偶然にロック解除コードと一致したときにも
ロックが解除されることになる。
使用者がロック手段によりロックをかけた後、ロック解
除コードを知らない第三者が、無作為にコードを入力し
続けると、偶然にロック解除コードと一致したときにも
ロックが解除されることになる。
このため、第三者が二回以上のコード入力を行なった
場合には発呼できることになり、ロック機能が十分に果
たせないという問題があった。
場合には発呼できることになり、ロック機能が十分に果
たせないという問題があった。
本発明は上記問題点にかんがみてなされたものであ
り、複数回のコード入力によりロックが解除される可能
性をなくし、十分なロック機能を発揮できる自動車電話
装置を得ることを目的とする。
り、複数回のコード入力によりロックが解除される可能
性をなくし、十分なロック機能を発揮できる自動車電話
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、発呼の一部又
は全部を防止する状態にロックをかけるロック手段と、
コードを入力するためのコード入力手段と、少なくとも
第一のロック解除コードと第二のロック解除コードを有
し、上記ロック手段によりロックされた後初めて上記コ
ード入力手段によって入力されたコードが第一のロック
解除コードと一致した場合にロックを解除し、一致しな
い場合には第二の解除コードと一致した場合にのみロッ
クを解除するロック解除手段とを有し、上記第二のロッ
ク解除コードは、入力された整数情報により第一のロッ
ク解除コードを整数回並べたコードに自動的に設定する
構成としてある。
は全部を防止する状態にロックをかけるロック手段と、
コードを入力するためのコード入力手段と、少なくとも
第一のロック解除コードと第二のロック解除コードを有
し、上記ロック手段によりロックされた後初めて上記コ
ード入力手段によって入力されたコードが第一のロック
解除コードと一致した場合にロックを解除し、一致しな
い場合には第二の解除コードと一致した場合にのみロッ
クを解除するロック解除手段とを有し、上記第二のロッ
ク解除コードは、入力された整数情報により第一のロッ
ク解除コードを整数回並べたコードに自動的に設定する
構成としてある。
[作用] 上記の構成によれば、ロックがかけられた後、最初に
コード入力手段にて入力されたコードが第一のロック解
除コードと一致する場合にはロックが解除されるが、最
初に入力されたコードが第一のロック解除コードと一致
しない場合には、その後に第一のロック解除コードと同
一のコードを入力してもロックは解除されない。
コード入力手段にて入力されたコードが第一のロック解
除コードと一致する場合にはロックが解除されるが、最
初に入力されたコードが第一のロック解除コードと一致
しない場合には、その後に第一のロック解除コードと同
一のコードを入力してもロックは解除されない。
したがって、第三者が無作為に複数回コードを入力し
てもロックは解除されないことになる。
てもロックは解除されないことになる。
一方、使用者がコードを間違えて入力した場合には、
第二のロック解除コードを入力することによりロックが
解除されることになり、最初に入力するコードを間違え
た場合でもロックの解除が可能となる。
第二のロック解除コードを入力することによりロックが
解除されることになり、最初に入力するコードを間違え
た場合でもロックの解除が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図には、第一実施例に係る自動車電話装置のロッ
ク解除動作を示すフローチャートが示されており、第2
図にはロックをかける場合の制御フローチャートが示さ
れている。
ク解除動作を示すフローチャートが示されており、第2
図にはロックをかける場合の制御フローチャートが示さ
れている。
まず、第2図において、ステップ(以下、Sとする)
21ではロック状態であるか否かが判別され、ロック解除
状態(NO)のときはS22へ移行する。このS22では、第一
および第二のロック解除コードを設定し、次のS23へ移
行してロックをかけることになる。一方、S21でロック
状態(YES)であることが判定されたときは、既にロッ
クがかかっている状態であるから動作は行なわない。
21ではロック状態であるか否かが判別され、ロック解除
状態(NO)のときはS22へ移行する。このS22では、第一
および第二のロック解除コードを設定し、次のS23へ移
行してロックをかけることになる。一方、S21でロック
状態(YES)であることが判定されたときは、既にロッ
クがかかっている状態であるから動作は行なわない。
第一実施例では、上記第一のロック解除コード例えば
“123“とし、第二のロック解除コードは、第一のロッ
ク解除コードを右にシフトし、次に三桁の数字の左に0
を入れながら、「012」「001」「000」と作り、これを
上位桁方向に足していき、"000001012123"とする。
“123“とし、第二のロック解除コードは、第一のロッ
ク解除コードを右にシフトし、次に三桁の数字の左に0
を入れながら、「012」「001」「000」と作り、これを
上位桁方向に足していき、"000001012123"とする。
第1図において、ロックを解除する場合には、まずS1
1において解除コードを入力することになる。このコー
ドの入力は、コードを入力した後、ターミネートキーと
して“#”キーを用いることにより行なわれる。
1において解除コードを入力することになる。このコー
ドの入力は、コードを入力した後、ターミネートキーと
して“#”キーを用いることにより行なわれる。
そうすると、S21では“#”キーインされたか否かが
検出され、“YES"の場合にはS13にてロックされた後の
最初の“#”キーインか否かが判別されており、初めて
でない場合(NO)はS16へ移行し、初めてである場合(Y
ES)はS14へ移行する。このS14では、入力コードが第一
のロック解除コードである“123"であるか否かを判別し
ており、“YES"の場合にはS15にてロックを解除する。
検出され、“YES"の場合にはS13にてロックされた後の
最初の“#”キーインか否かが判別されており、初めて
でない場合(NO)はS16へ移行し、初めてである場合(Y
ES)はS14へ移行する。このS14では、入力コードが第一
のロック解除コードである“123"であるか否かを判別し
ており、“YES"の場合にはS15にてロックを解除する。
上記において、第三者が無作為にコードを入力した場
合にはS14にて“NO"となり、ロックは解除されない。
合にはS14にて“NO"となり、ロックは解除されない。
一方、上記S13からS16へ移行した場合には、S16で第
二のロック解除コードである“000001012123"であるか
否かを判別しており、“YES"の場合にはS17にてロック
を解除することになる。この場合も、第二のロック解除
コードを押さないかぎりロックは解除されず、第三者が
偶然に二回目あるいは三回目に第一のロック解除コード
を入力したとしても、ロックは解除されない。
二のロック解除コードである“000001012123"であるか
否かを判別しており、“YES"の場合にはS17にてロック
を解除することになる。この場合も、第二のロック解除
コードを押さないかぎりロックは解除されず、第三者が
偶然に二回目あるいは三回目に第一のロック解除コード
を入力したとしても、ロックは解除されない。
第3図には、ロックが解除された後の発信制御のフロ
ーチャートが示されており、S31でロック状態が解除さ
れた(NO)ことを判別したときには、S32へ移行して発
信処理を行ない、次にS33で通話処理、S34で終話処理を
行なうことになる。
ーチャートが示されており、S31でロック状態が解除さ
れた(NO)ことを判別したときには、S32へ移行して発
信処理を行ない、次にS33で通話処理、S34で終話処理を
行なうことになる。
次に、第二実施例を第4図及び第5図にもとづいて説
明する。
明する。
第二実施例は、第二のロック解除コードを、第一のロ
ック解除コードを整数回(N回)並べて形成しており、
第4図に示されるように、S52で第一のロック解除コー
ドを設定した後に、S53にて整数N、例えば“3"を設定
する。そうすると、第一のロック解除コードとして、
“123"を設定した場合は、“123123123"が第二のロック
解除コードとして自動的に設定されることになる。
ック解除コードを整数回(N回)並べて形成しており、
第4図に示されるように、S52で第一のロック解除コー
ドを設定した後に、S53にて整数N、例えば“3"を設定
する。そうすると、第一のロック解除コードとして、
“123"を設定した場合は、“123123123"が第二のロック
解除コードとして自動的に設定されることになる。
上記の第二実施例のロック解除動作が、第4図に示さ
れているが、この場合はS46での第二のロック解除コー
ドの判別が異なるだけで、その他の動作は第一実施例の
場合と同じであるから説明を省略する。
れているが、この場合はS46での第二のロック解除コー
ドの判別が異なるだけで、その他の動作は第一実施例の
場合と同じであるから説明を省略する。
このような第二実施例によれば、第二のロック解除コ
ードの設定が簡単になると共に、単純なコードであるか
ら、使用者が第一のロック解除コードを間違ったとき、
再度行なう第二のロック解除コードの設定が簡単になる
という利点がある。
ードの設定が簡単になると共に、単純なコードであるか
ら、使用者が第一のロック解除コードを間違ったとき、
再度行なう第二のロック解除コードの設定が簡単になる
という利点がある。
以上の第一実施例及び第二実施例の説明では、第二の
ロック解除コードとして複雑な、桁数の多いものを用い
たが、もっと簡単なコードとすることもでき、例えば第
一のロック解除コードの頭に一桁の数字“0"を付加した
ものでもよく、また第一のロック解除コードの一部を他
のキー、例えば*キーに置き変えるようにしてもよい。
ロック解除コードとして複雑な、桁数の多いものを用い
たが、もっと簡単なコードとすることもでき、例えば第
一のロック解除コードの頭に一桁の数字“0"を付加した
ものでもよく、また第一のロック解除コードの一部を他
のキー、例えば*キーに置き変えるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では第二のロック解除コードまで
設定できるようにしたが、第3のロック解除コードまで
設定することもできる。
設定できるようにしたが、第3のロック解除コードまで
設定することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、少なくとも、
第一のロック解除コードと第二のロック解除コードを設
定し、ロックされた後、初めて入力されたコードが第一
のロック解除コードと一致した場合にロックを解除し、
一致しない場合には第二の解除コードと一致した場合に
のみロックを解除するようにしたので、第二のロック解
除コードを第一のロック解除コードよりも少し複雑にし
ておくことにより、ロック解除コードを知らない第三者
が、順にコードを無作為に入力し続けても、ロックが解
除されることはない。
第一のロック解除コードと第二のロック解除コードを設
定し、ロックされた後、初めて入力されたコードが第一
のロック解除コードと一致した場合にロックを解除し、
一致しない場合には第二の解除コードと一致した場合に
のみロックを解除するようにしたので、第二のロック解
除コードを第一のロック解除コードよりも少し複雑にし
ておくことにより、ロック解除コードを知らない第三者
が、順にコードを無作為に入力し続けても、ロックが解
除されることはない。
一方、使用者は一回目のロック解除が失敗しても、第
二のロック解除コードによりロックを解除でき、本発明
によりロック機能を十分に発揮することができる。
二のロック解除コードによりロックを解除でき、本発明
によりロック機能を十分に発揮することができる。
第1図は本発明の第一実施例に係る自動車電話装置によ
るロック解除動作を示すフローチャート、第2図は第一
実施例でロックをかける動作のフローチャート、第3図
はロック解除後の発信制御動作を示すフローチャート、
第4図は第二実施例によるロック解除動作を示すフロー
チャート、第5図は第二実施例でロックをかける動作の
フローチャートである。
るロック解除動作を示すフローチャート、第2図は第一
実施例でロックをかける動作のフローチャート、第3図
はロック解除後の発信制御動作を示すフローチャート、
第4図は第二実施例によるロック解除動作を示すフロー
チャート、第5図は第二実施例でロックをかける動作の
フローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】発呼の一部又は全部を防止する状態にロッ
クをかけるロック手段と、コードを入力するための入力
手段と、 少なくとも第一のロック解除コードと第二のロック解除
コードを有し、上記ロック手段によりロックされた後初
めて上記コード入力手段によって入力されたコードが第
一のロック解除コードと一致した場合にロックを解除
し、一致しない場合には第二の解除コードと一致した場
合にのみロックを解除するロック解除手段とを有し、 上記第二のロック解除コードは、入力された整数情報に
より第一のロック解除コードを整数回並べたコードに自
動的に設定する ことを特徴とする自動車電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445890A JP2884683B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445890A JP2884683B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283948A JPH03283948A (ja) | 1991-12-13 |
JP2884683B2 true JP2884683B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13831186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8445890A Expired - Fee Related JP2884683B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884683B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8445890A patent/JP2884683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03283948A (ja) | 1991-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |