JP2850335B2 - 自動露出制御装置 - Google Patents
自動露出制御装置Info
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- JP2850335B2 JP2850335B2 JP27042088A JP27042088A JP2850335B2 JP 2850335 B2 JP2850335 B2 JP 2850335B2 JP 27042088 A JP27042088 A JP 27042088A JP 27042088 A JP27042088 A JP 27042088A JP 2850335 B2 JP2850335 B2 JP 2850335B2
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- timer
- time
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセルフタイマーを備えたカメラの自動露出制
御装置に関する。
御装置に関する。
[従来の技術] 従来、レンズシャッターカメラのストロボ撮影時にあ
っては、手振れを防ぐためにシャッター秒時を1/30秒程
度に制限するリミッター設定を行なっている。
っては、手振れを防ぐためにシャッター秒時を1/30秒程
度に制限するリミッター設定を行なっている。
更に最近にあっては、ストロボ撮影時に背景の露出を
充分に得る目的で、特定のスイッチの操作によってシャ
ッター秒時のリミッター時間を従来の1/30秒程度よりも
長いリミッター時間、例えば1/8〜2秒に設定変更でき
るもの提案されている。
充分に得る目的で、特定のスイッチの操作によってシャ
ッター秒時のリミッター時間を従来の1/30秒程度よりも
長いリミッター時間、例えば1/8〜2秒に設定変更でき
るもの提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のスイッチ操作によりシャッター
秒時のリミッター時間を長秒時に設定可能な装置にあっ
ては、手持ちによるストロボ撮影時にシャッター秒時の
リミッター時間を例えば1/8〜2秒程度に長秒時側に設
定変更した場合、撮影者の手振れによって背景が流れて
しまう等の撮影ミスを起こす問題があった。
秒時のリミッター時間を長秒時に設定可能な装置にあっ
ては、手持ちによるストロボ撮影時にシャッター秒時の
リミッター時間を例えば1/8〜2秒程度に長秒時側に設
定変更した場合、撮影者の手振れによって背景が流れて
しまう等の撮影ミスを起こす問題があった。
また従来装置にあっては、シャッター秒時のリミッタ
ー時間を設定変更する操作スイッチを新たに追加しなけ
ればならないために構造が複雑化してコストアップとな
り、操作自体も煩雑になる問題点があった。
ー時間を設定変更する操作スイッチを新たに追加しなけ
ればならないために構造が複雑化してコストアップとな
り、操作自体も煩雑になる問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、特別な操作部材を設けることなく手振れの恐れ
のない撮影状態においてのみ自動時にシャッター秒時の
リミッター時間を長秒時側に切替設定できるカメラの自
動露出制御装置を提供することを目的とする。
もので、特別な操作部材を設けることなく手振れの恐れ
のない撮影状態においてのみ自動時にシャッター秒時の
リミッター時間を長秒時側に切替設定できるカメラの自
動露出制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため請求項1の発明にあっては、
セルフタイマーSW(第1の操作部材)の押圧によりセル
フタイマモードが設定された際のセルフタイマー撮影時
に、通常撮影時よりもシャッター秒時の低速側の制限時
間、即ちリミッター時間を長秒時側に設定切替するよう
に構成する。
セルフタイマーSW(第1の操作部材)の押圧によりセル
フタイマモードが設定された際のセルフタイマー撮影時
に、通常撮影時よりもシャッター秒時の低速側の制限時
間、即ちリミッター時間を長秒時側に設定切替するよう
に構成する。
また請求項2の発明にあっては、セルフタイマーのカ
ウント途中にレリーズ釦(第2の操作部材)が第1スト
ローク(半押しストローク)まで押されるとセルフタイ
マーのカウントを中断し、レリーズ釦の半押しを解除す
ると中断したセルフタイマーのカウントを再開し、この
セルフタイマーの中断期間にレリーズ釦が第2ストロー
ク(深押しスローク)まで押されるとレリーズ動作が行
なわれ、このレリーズ時には、通常撮影時よりもシャッ
ター速度の低速側への制限時間を長秒時に設定切替する
ように構成する。
ウント途中にレリーズ釦(第2の操作部材)が第1スト
ローク(半押しストローク)まで押されるとセルフタイ
マーのカウントを中断し、レリーズ釦の半押しを解除す
ると中断したセルフタイマーのカウントを再開し、この
セルフタイマーの中断期間にレリーズ釦が第2ストロー
ク(深押しスローク)まで押されるとレリーズ動作が行
なわれ、このレリーズ時には、通常撮影時よりもシャッ
ター速度の低速側への制限時間を長秒時に設定切替する
ように構成する。
更に、請求項3の発明にあっては、セルフタイマーモ
ードで且つストロボ発光モードの時にのみ、通常撮影時
よりもシャッター速度の低速側への制限時間を長秒時側
に切替設定するように構成する。
ードで且つストロボ発光モードの時にのみ、通常撮影時
よりもシャッター速度の低速側への制限時間を長秒時側
に切替設定するように構成する。
更にまた請求項4の発明にあっては、ストロボ発光禁
止モードの設定と非設定に応じてシャッター速度の低速
側制限時間を異なる長秒時に設定切替するように構成す
る。
止モードの設定と非設定に応じてシャッター速度の低速
側制限時間を異なる長秒時に設定切替するように構成す
る。
更に請求項5の発明にあっては、シャッター速度の低
速側のリミット時間を長秒時に設定する第3の操作部
材、例えばスローシャッターストロボ発光モード設定ス
イッチを設け、通常撮影時にはシャッター速度の低速側
として第1の制限時間(例えば1/30sec)を設定し、セ
ルフタイマーモードでは第1の制限時間より長い第2の
制限時間(例えば1/8sec)を設定し、更にセルフタイマ
ーモードで且つスローシャッターストロボ発光モードの
時には第1の制限時間より長く、前記第2の時間より短
い第3の制限時間(例えば2sec)を設定するように構成
する。
速側のリミット時間を長秒時に設定する第3の操作部
材、例えばスローシャッターストロボ発光モード設定ス
イッチを設け、通常撮影時にはシャッター速度の低速側
として第1の制限時間(例えば1/30sec)を設定し、セ
ルフタイマーモードでは第1の制限時間より長い第2の
制限時間(例えば1/8sec)を設定し、更にセルフタイマ
ーモードで且つスローシャッターストロボ発光モードの
時には第1の制限時間より長く、前記第2の時間より短
い第3の制限時間(例えば2sec)を設定するように構成
する。
[作用] このような構成を備えた本発明の自動露出制御装置に
あっては、セルフタイマー撮影時にはカメラを三脚に固
定するか、台の上に載せる等して撮影者の手振れが発生
しにくい撮影条件であることから、セルフタイマー撮影
時、特にセルフタイマー撮影でストロボ光モードとなっ
た時に、シャッター秒時のリミッター時間を通常よりも
長くてしてストロボ発光の届かない距離の背景などの露
出を得ることができる。
あっては、セルフタイマー撮影時にはカメラを三脚に固
定するか、台の上に載せる等して撮影者の手振れが発生
しにくい撮影条件であることから、セルフタイマー撮影
時、特にセルフタイマー撮影でストロボ光モードとなっ
た時に、シャッター秒時のリミッター時間を通常よりも
長くてしてストロボ発光の届かない距離の背景などの露
出を得ることができる。
このためシャッター速度の制限時間の長秒時への切替
設定に特別な操作部材を設ける必要がなく、構造の複雑
化、コストアップを防ぎ、さらに操作が煩雑になること
もない。
設定に特別な操作部材を設ける必要がなく、構造の複雑
化、コストアップを防ぎ、さらに操作が煩雑になること
もない。
またセルフタイマー撮影時にのみ長秒時側に切替設定
されるため、シャッター速度のリミッター時間を長くし
ても、撮影者による手振れの問題は起きない。
されるため、シャッター速度のリミッター時間を長くし
ても、撮影者による手振れの問題は起きない。
更に、セルフタイマー撮影を起動したセルフタイマー
のカウント途中でレリーズ釦を半押しするとセルフタイ
マーのカウントが中断され、更にレリーズ釦を深押しす
れば強制レリーズが行なわれるが、この時、既にセルフ
タイマ釦が操作されていることから、セルフタイマー釦
の操作をラッチしておき、強制レリーズであってもセル
フタイマー釦の操作がラッチィされていれば、カメラは
三脚等に固定された安定状態にあることから通常時撮影
時よりもシャッター速度のリミッター時間を長秒時側に
設定切替する。
のカウント途中でレリーズ釦を半押しするとセルフタイ
マーのカウントが中断され、更にレリーズ釦を深押しす
れば強制レリーズが行なわれるが、この時、既にセルフ
タイマ釦が操作されていることから、セルフタイマー釦
の操作をラッチしておき、強制レリーズであってもセル
フタイマー釦の操作がラッチィされていれば、カメラは
三脚等に固定された安定状態にあることから通常時撮影
時よりもシャッター速度のリミッター時間を長秒時側に
設定切替する。
即ち、セルフタイマー撮影の開始によるタイマカンウ
ト中に強制レリーズを行なっても、自動的にシャッター
速度のリミッター時間は長秒時側に変更されることにな
る。
ト中に強制レリーズを行なっても、自動的にシャッター
速度のリミッター時間は長秒時側に変更されることにな
る。
[実施例] 第1図は本発明の第1実施例を示したブロック図であ
る。
る。
第1図において、1はCPUであり、カメラのコントロ
ール、演算処理、IO制御等を行なう。CPU1に対しては半
押しスイッチS1、深押しスイッチS2及びセルフタイマー
スイッチS3が接続される。即ち、半押しスイッチS1は不
図示のレリーズ釦(第2の操作部材)の第1ストローク
となる半押し操作でオンするスイッチであり、CPU1を含
む各制御回路部に電源供給を行なって撮影準備動作を行
なう。深押しスイッチS2は不図示のレリーズ釦の第2ス
トロークとなる深押し操作によりオンし、カメラのレリ
ーズ動作を行なう。更にセルフ釦スイッチS3はセルフタ
イマー撮影を行なうためのセルフタイマーモードを設定
するスイッチであり、セルフタイマースイッチS3を押し
て離すことによりCPU1に内蔵されたセルフタイマーのカ
ウンタがスタートする。
ール、演算処理、IO制御等を行なう。CPU1に対しては半
押しスイッチS1、深押しスイッチS2及びセルフタイマー
スイッチS3が接続される。即ち、半押しスイッチS1は不
図示のレリーズ釦(第2の操作部材)の第1ストローク
となる半押し操作でオンするスイッチであり、CPU1を含
む各制御回路部に電源供給を行なって撮影準備動作を行
なう。深押しスイッチS2は不図示のレリーズ釦の第2ス
トロークとなる深押し操作によりオンし、カメラのレリ
ーズ動作を行なう。更にセルフ釦スイッチS3はセルフタ
イマー撮影を行なうためのセルフタイマーモードを設定
するスイッチであり、セルフタイマースイッチS3を押し
て離すことによりCPU1に内蔵されたセルフタイマーのカ
ウンタがスタートする。
更に、CPU1に対しては露出制御回路2、ストロボ制御
回路3、自動測距回路4が接続され、露出制御回路2に
は測光用素子5が接続されている。この測光用素子5と
しては光導電セル、Cdsあるいはシリコンフォトダイオ
ードSPD等が用いられる。
回路3、自動測距回路4が接続され、露出制御回路2に
は測光用素子5が接続されている。この測光用素子5と
しては光導電セル、Cdsあるいはシリコンフォトダイオ
ードSPD等が用いられる。
セルフタイマースイッチS3はCPU1に接続されると共に
ラッチ回路6に接続され、ラッチ回路6にセルフタイマ
ースイッチS3の操作の有無が記憶される。ラッチ回路6
の出力はシャッター速度制限回路9に与えられ、シャッ
ター速度制限回路9はCPU1に接続される。
ラッチ回路6に接続され、ラッチ回路6にセルフタイマ
ースイッチS3の操作の有無が記憶される。ラッチ回路6
の出力はシャッター速度制限回路9に与えられ、シャッ
ター速度制限回路9はCPU1に接続される。
また、DXコード検出回路7が設けられ、DXコード検出
回路7はフィルム感度情報をパトローネから検出してス
トロボ制御回路3及び露出制御回路2に出力する。
回路7はフィルム感度情報をパトローネから検出してス
トロボ制御回路3及び露出制御回路2に出力する。
更に、セルフタイマー動作を表示する表示LED8が設け
られる。
られる。
次に、第1図のように構成されたカメラについて本発
明の自動露出制御装置による制御動作を、第2図(A)
及び第2図(B)のフローチャートを参照して説明す
る。
明の自動露出制御装置による制御動作を、第2図(A)
及び第2図(B)のフローチャートを参照して説明す
る。
まず、シャッターレリーズ釦の操作に伴う半押しスイ
ッチS1及び深押しスイッチS2のスイッチオンによる通常
の撮影モードを説明する。
ッチS1及び深押しスイッチS2のスイッチオンによる通常
の撮影モードを説明する。
第2図(A)において、まず不図示のレリーズ釦の半
押しを行なうと半押しスイッチS1が閉じ、ステップ200
で起動入力を検出し、次のステップ201で各装置及び制
御回路部に対する電源供給を行ない、更にステップ202
で全ての回路のリセットを行なって撮影準備動作に入
る。
押しを行なうと半押しスイッチS1が閉じ、ステップ200
で起動入力を検出し、次のステップ201で各装置及び制
御回路部に対する電源供給を行ない、更にステップ202
で全ての回路のリセットを行なって撮影準備動作に入
る。
次のステップ203では起動入力が半押しスイッチS1で
あるか、セルフタイマースイッチS3であるかを判定し、
ここで起動入力は半押しスイッチS1であることからステ
ップ217に進んで自動測距回路4により被写体距離を検
出し、距離データをCPU1に送って記憶する。
あるか、セルフタイマースイッチS3であるかを判定し、
ここで起動入力は半押しスイッチS1であることからステ
ップ217に進んで自動測距回路4により被写体距離を検
出し、距離データをCPU1に送って記憶する。
次に、不図示のレリーズ釦を第2ストロークまで深く
押し込むと深押しスイッチS2が閉じ、ステッブ218で深
押しスイッチS2のスイッチオンが判定されて第2図
(B)のステップ219に進む。
押し込むと深押しスイッチS2が閉じ、ステッブ218で深
押しスイッチS2のスイッチオンが判定されて第2図
(B)のステップ219に進む。
第2図(B)のステップ219にあっては、測光用素子
5で測光された露出制御回路2で信号処理され、低輝度
の場合には自動的にストロボを発光させる情報を測光輝
度情報と共にCPU1に転送する(ストロボ発光モードの設
定)。
5で測光された露出制御回路2で信号処理され、低輝度
の場合には自動的にストロボを発光させる情報を測光輝
度情報と共にCPU1に転送する(ストロボ発光モードの設
定)。
このステップ219の測光演算による情報を受けたCPU1
は、次のステップ220で低輝度自動発光か否かを判定
し、低輝度によるストロボ発光の場合はステップ221で
自動測距回路4による測距情報とDXコード検出回路7に
より検出されたフィルムパトローネからのフィルム感度
から得られるガイドナンバーに従って公知のフラッシュ
マチック演算をストロボ制御回路3によって行ない、次
のステップ222でカメラ起動後にセルフタイマー釦S3が
押されたか否かをチェックする。
は、次のステップ220で低輝度自動発光か否かを判定
し、低輝度によるストロボ発光の場合はステップ221で
自動測距回路4による測距情報とDXコード検出回路7に
より検出されたフィルムパトローネからのフィルム感度
から得られるガイドナンバーに従って公知のフラッシュ
マチック演算をストロボ制御回路3によって行ない、次
のステップ222でカメラ起動後にセルフタイマー釦S3が
押されたか否かをチェックする。
このとき、通常撮影であることからカメラ起動後にセ
ルフタイマー釦S3は押されていないのでステップ224に
進み、シャッター秒時のリミッター時間を手持ち撮影に
おける手振れ限界秒時となる約1/30秒に設定する。
ルフタイマー釦S3は押されていないのでステップ224に
進み、シャッター秒時のリミッター時間を手持ち撮影に
おける手振れ限界秒時となる約1/30秒に設定する。
一方、ステップ220で高輝度であると判定された場合
には、ステップ225に進んで露出制御回路2からのスト
ロボ自動発光信号によってストロボ光の非発光とした露
出演算を行なう。
には、ステップ225に進んで露出制御回路2からのスト
ロボ自動発光信号によってストロボ光の非発光とした露
出演算を行なう。
続いて、ステップ220〜224又はステップ220〜225のい
ずれかを経てステップ226に進むとレリーズを開始し、
ステップ227で不図示のAFレンズを自動測距回路4で読
み出した結果に基づき適正位置、即ち合焦位置まで繰り
出す。次にステップ228のタイミングでセクタが開講を
開始し、ステップ229でストロボ発光の可否を判定し、
ストロボ発光モードのときはステップ230に進んでフラ
ッシュマチック制御に基づきストロボ制御回路3により
セクタが指定の絞り値となった時点でストロボ発光を行
ない、1/30秒をリミッターとした露出制御が完了すると
ステップ231でFM−END信号を出力し、ステップ233でセ
クタを閉じる。
ずれかを経てステップ226に進むとレリーズを開始し、
ステップ227で不図示のAFレンズを自動測距回路4で読
み出した結果に基づき適正位置、即ち合焦位置まで繰り
出す。次にステップ228のタイミングでセクタが開講を
開始し、ステップ229でストロボ発光の可否を判定し、
ストロボ発光モードのときはステップ230に進んでフラ
ッシュマチック制御に基づきストロボ制御回路3により
セクタが指定の絞り値となった時点でストロボ発光を行
ない、1/30秒をリミッターとした露出制御が完了すると
ステップ231でFM−END信号を出力し、ステップ233でセ
クタを閉じる。
一方、ステップ229でストロボ非発光モードと判定さ
れた場合には、ステップ219の測光演算結果に従った露
出制御を行なってステップ232でセクタの閉じ信号とし
てAE−END信号を発生し、ストロボ発光を行なわずにス
テップ233でセクタを閉じる。
れた場合には、ステップ219の測光演算結果に従った露
出制御を行なってステップ232でセクタの閉じ信号とし
てAE−END信号を発生し、ストロボ発光を行なわずにス
テップ233でセクタを閉じる。
このステップ233のセクタ閉鎖までの処理で露出制御
が終了し、次にステップ234でフィルム巻上げを行な
い、フィルム巻上げ完了後にステップ235で各回路部に
対する電源供給を止めて無駄な電流消費を防ぎ、ステッ
プ236で一連の処理を終了する。
が終了し、次にステップ234でフィルム巻上げを行な
い、フィルム巻上げ完了後にステップ235で各回路部に
対する電源供給を止めて無駄な電流消費を防ぎ、ステッ
プ236で一連の処理を終了する。
次に、本発明の特徴となるセルフタイマーモードを設
定した場合の動作を説明する。
定した場合の動作を説明する。
まず、不図示のセルフタイマー釦を押すと第1図に示
すセルフタイマースイッチS3が閉じ、レリーズ釦の場合
と同様、第2図(A)のステップ200で起動入力を検出
し、ステップ201で各装置及び回路部に対する電源供給
を行ない、更にステップ202で全ての回路のリセットを
行なう。
すセルフタイマースイッチS3が閉じ、レリーズ釦の場合
と同様、第2図(A)のステップ200で起動入力を検出
し、ステップ201で各装置及び回路部に対する電源供給
を行ない、更にステップ202で全ての回路のリセットを
行なう。
続いて、ステップ203でセルフタイマースイッチS3の
入力が判定され、ステップ204に進んでラッチ回路6に
セルフタイマースイッチS3の操作がラッチされる。
入力が判定され、ステップ204に進んでラッチ回路6に
セルフタイマースイッチS3の操作がラッチされる。
続いて、ステップ205でセルフタイマースイッチS3の
オフ、即ちセルフ釦が離されたことを検出するとステッ
プ206に進み、予め所定時間に設定されたセルフタイマ
ーのカウントを開始すると同時に、ステップ207でセル
フタイマー作動中を示す表示LED8を点灯する。
オフ、即ちセルフ釦が離されたことを検出するとステッ
プ206に進み、予め所定時間に設定されたセルフタイマ
ーのカウントを開始すると同時に、ステップ207でセル
フタイマー作動中を示す表示LED8を点灯する。
次に、ステップ208に進んでセルフタイマーのカウン
ト中にセルフタイマー釦が再度押されてセルフタイマー
スイッチS3がオンしたか否かを検出し、もしセルフタイ
マー釦が再度押された場合には、セルフタイマーモード
が解除するためにステップ213に進んで全ての機能を停
止し、ステップ214で各回路部に対する電源供給を停止
する。
ト中にセルフタイマー釦が再度押されてセルフタイマー
スイッチS3がオンしたか否かを検出し、もしセルフタイ
マー釦が再度押された場合には、セルフタイマーモード
が解除するためにステップ213に進んで全ての機能を停
止し、ステップ214で各回路部に対する電源供給を停止
する。
更に、セルフタイマーカウント中となるステップ209
にあっては、レリーズ釦が第2ストロークまで押されて
深押しスイッチS2がオンしたか否かを常に監視してお
り、深押しスイッチS2のオンが検出されるとセルフタイ
マーモードを解除して通常レリーズに切替え、直ちにレ
リーズ動作を行なうことになる。
にあっては、レリーズ釦が第2ストロークまで押されて
深押しスイッチS2がオンしたか否かを常に監視してお
り、深押しスイッチS2のオンが検出されるとセルフタイ
マーモードを解除して通常レリーズに切替え、直ちにレ
リーズ動作を行なうことになる。
更に、セルフタイマーカウント中のステップ210にあ
っては、セルフタイマーの設定時間を10秒とすると、タ
イマー時間が7秒に達したか否か判別しており、7秒に
達するまではステップ208〜210の処理を繰り返してステ
ップ207に示したように表示LED8を点灯状態とし、一
方、ステップ210で7秒カウントが判別されるとステッ
プ211に進んで表示LED8を点滅に切替え、ステップ212で
10秒カウントに達したこと、即ちセルフタイマーのカウ
ントアップを判別するとステップ215で表示LED8を消灯
し、ステップ216で自動測距回路4による測距動作を行
ない、更に第2図(B)のステップ219に進んで露出制
御回路2による測光演算を行なう。
っては、セルフタイマーの設定時間を10秒とすると、タ
イマー時間が7秒に達したか否か判別しており、7秒に
達するまではステップ208〜210の処理を繰り返してステ
ップ207に示したように表示LED8を点灯状態とし、一
方、ステップ210で7秒カウントが判別されるとステッ
プ211に進んで表示LED8を点滅に切替え、ステップ212で
10秒カウントに達したこと、即ちセルフタイマーのカウ
ントアップを判別するとステップ215で表示LED8を消灯
し、ステップ216で自動測距回路4による測距動作を行
ない、更に第2図(B)のステップ219に進んで露出制
御回路2による測光演算を行なう。
次に、第2図(B)のステップ220で低輝度によるス
トロボ自動発光モードと判定された場合には、ステップ
221でフラッシュマチック演算を行なってストロボ光の
発光タイミイングを決定する。
トロボ自動発光モードと判定された場合には、ステップ
221でフラッシュマチック演算を行なってストロボ光の
発光タイミイングを決定する。
続いて、ステップ222でカメラ起動後にセルフタイマ
ースイッチS3がオンされたか否かチェックする。
ースイッチS3がオンされたか否かチェックする。
ここでセルフタイマースイッチS3がオンしていた場合
には、ラッチ回路6がCPU1にH信号を出力し、一方、セ
ルフタイマースイッチS3をカメラ起動後にオンしていな
いときにはラッチ回路6はCPU1に対しL信号を出力して
いる。
には、ラッチ回路6がCPU1にH信号を出力し、一方、セ
ルフタイマースイッチS3をカメラ起動後にオンしていな
いときにはラッチ回路6はCPU1に対しL信号を出力して
いる。
従って、ステップ222にあっては、ラッチ回路6からC
PU1がH信号を受けているときにはステップ223に進んで
シャッター秒時のリミッター時間を通常撮影時のリミッ
ター時間1/30秒より長秒時側となる1/8〜2秒に設定変
更する。
PU1がH信号を受けているときにはステップ223に進んで
シャッター秒時のリミッター時間を通常撮影時のリミッ
ター時間1/30秒より長秒時側となる1/8〜2秒に設定変
更する。
一方、ステップ222でカメラ起動後にセルフタイマー
スイッチS3がオンされずにラッチ回路6がL信号をCPU1
に出力している場合にはステップ224に進み、通常撮影
時のシャッター秒時のリミッター時間約1/30秒を設定す
る。
スイッチS3がオンされずにラッチ回路6がL信号をCPU1
に出力している場合にはステップ224に進み、通常撮影
時のシャッター秒時のリミッター時間約1/30秒を設定す
る。
即ち、セルフタイマー釦の操作によるセルフタイマー
スイッチS3が1度でもオンし、且つストロボ撮影モード
の場合にはシャッター秒時のリミッター時間を長く設定
し、ストロボ発光モードであってもセルフタイマー釦が
押されていなかったときには、手振れの心配のない通常
撮影時のリミッター時間1/30秒程度とする。
スイッチS3が1度でもオンし、且つストロボ撮影モード
の場合にはシャッター秒時のリミッター時間を長く設定
し、ストロボ発光モードであってもセルフタイマー釦が
押されていなかったときには、手振れの心配のない通常
撮影時のリミッター時間1/30秒程度とする。
勿論、ステップ220で高輝度が判定されるとステップ2
25で露出制御回路2の信号に基づくAE演算が行なわれ
る。ステップ223,224のリミッター時間の設定、あるい
はステップ225のAE演算が終了すると、ステップ226でレ
リーズが開始され、ステップ227でレンズの繰り出しを
行ない、ステップ228でセクタが開口を始める。このと
きセクタがピンホールから開放まで徐々に開いていく途
中でステップ229によるストロボ発光モードか否かの判
定結果によりストロボ発光モードであればスラッシュマ
チック演算から得られた絞り値となったタイミングでス
テップ230に示すストロボ発光を行ない、ステップ231の
開じ光時間の終了信号FM−ENDによってステップ233でセ
クタを閉じる。
25で露出制御回路2の信号に基づくAE演算が行なわれ
る。ステップ223,224のリミッター時間の設定、あるい
はステップ225のAE演算が終了すると、ステップ226でレ
リーズが開始され、ステップ227でレンズの繰り出しを
行ない、ステップ228でセクタが開口を始める。このと
きセクタがピンホールから開放まで徐々に開いていく途
中でステップ229によるストロボ発光モードか否かの判
定結果によりストロボ発光モードであればスラッシュマ
チック演算から得られた絞り値となったタイミングでス
テップ230に示すストロボ発光を行ない、ステップ231の
開じ光時間の終了信号FM−ENDによってステップ233でセ
クタを閉じる。
一方、ステップ229でストロボ非発光モードと判定さ
れた場合には、ステップ219の測光演算結果による露出
制御を行なってステップ232でセクタの閉じ信号としてA
E−END信号を発生し、ステップ233に進んでセクタを閉
じる。ステップ233でセクタを閉鎖するとステップ234で
フィルム巻上げを行ない、更にステップ235で全ての回
路部に対する電源供給をオフしてステップ236で一連の
処理を終了する。
れた場合には、ステップ219の測光演算結果による露出
制御を行なってステップ232でセクタの閉じ信号としてA
E−END信号を発生し、ステップ233に進んでセクタを閉
じる。ステップ233でセクタを閉鎖するとステップ234で
フィルム巻上げを行ない、更にステップ235で全ての回
路部に対する電源供給をオフしてステップ236で一連の
処理を終了する。
第3図は本発明の第2実施例を示したブロック図であ
り、この実施例にあってはCPU1に対し半押しスイッチS
1、深押しスイッチS2及びセルフタイマースイッチS3に
加えてストロボの発光禁止釦(第3の操作部材)により
操作されるストロボ発光禁止スイッチS4を新たに設けた
ことを特徴とし、他の構成は第1図の実施例と同じにな
る。
り、この実施例にあってはCPU1に対し半押しスイッチS
1、深押しスイッチS2及びセルフタイマースイッチS3に
加えてストロボの発光禁止釦(第3の操作部材)により
操作されるストロボ発光禁止スイッチS4を新たに設けた
ことを特徴とし、他の構成は第1図の実施例と同じにな
る。
第4図(A)及び第4図(B)は第3図の第2実施例
における本発明の自動露出装置としての制御を備えたカ
メラ制御動作を示したフローチャートである。
における本発明の自動露出装置としての制御を備えたカ
メラ制御動作を示したフローチャートである。
この第3図のブロック図及び第4図(A),(B)の
フローチャートに示す第2実施例にあっては、ストロボ
発光モードの設定に対し強制的に発光禁止モードを設定
すると共に発光禁止モードの設定時と非設定時とでシャ
ッター速度のリミッター時間を異なった長秒時側へ切替
設定することを特徴とする。
フローチャートに示す第2実施例にあっては、ストロボ
発光モードの設定に対し強制的に発光禁止モードを設定
すると共に発光禁止モードの設定時と非設定時とでシャ
ッター速度のリミッター時間を異なった長秒時側へ切替
設定することを特徴とする。
また、この第2実施例にあっては、セルフタイマーの
カウント途中にレリーズ釦が第1ストロークとしての半
押しがされるとセルフタイマーのカウントを中断し、セ
ルフタイマーのカウント中断中にレリーズ釦を第2スト
ロークとなる深押しするとレリーズ動作が行なわれ、こ
のレリーズ動作時にカメラ起動後にセルフタイマー釦の
操作が行なわれてラッチされている場合には、通常撮影
時よりシャッター速度のリミッター時間を長秒時側に切
替設定できるようにすることを特徴とする。
カウント途中にレリーズ釦が第1ストロークとしての半
押しがされるとセルフタイマーのカウントを中断し、セ
ルフタイマーのカウント中断中にレリーズ釦を第2スト
ロークとなる深押しするとレリーズ動作が行なわれ、こ
のレリーズ動作時にカメラ起動後にセルフタイマー釦の
操作が行なわれてラッチされている場合には、通常撮影
時よりシャッター速度のリミッター時間を長秒時側に切
替設定できるようにすることを特徴とする。
そこで第4図(A)及び(B)を参照して第3図の第
2実施例の動作を説明する。
2実施例の動作を説明する。
まず、不図示のレリーズ釦の操作による通常撮影につ
いては、第2図の第2実施例と同じである。即ち、不図
示のシャッターレリーズ釦の第1ストロークとなる半押
しにより半押しスイッチS1がオンすると、ステップ400
〜402に示す起動入力、パワーオン、及びリセットの準
備動作が行なわれ、ステップ437から403に進んで半押し
スイッチS1のオンが判別されてステップ420に進み、ス
テップ420で被写体の測距動作が行なわれステップ421で
レリーズ釦の第2ストロークとなる深押し操作による深
押しスイッチS2のオンを待って第4図(B)のステップ
422に進んで測光演算を行なう。
いては、第2図の第2実施例と同じである。即ち、不図
示のシャッターレリーズ釦の第1ストロークとなる半押
しにより半押しスイッチS1がオンすると、ステップ400
〜402に示す起動入力、パワーオン、及びリセットの準
備動作が行なわれ、ステップ437から403に進んで半押し
スイッチS1のオンが判別されてステップ420に進み、ス
テップ420で被写体の測距動作が行なわれステップ421で
レリーズ釦の第2ストロークとなる深押し操作による深
押しスイッチS2のオンを待って第4図(B)のステップ
422に進んで測光演算を行なう。
続いて、ステップ423で低輝度自動発光の判別により
ストロボ発光モードが設定されるとステップ439に進
み、起動後にセルフタイマースイッチS3がオンしたか否
かチェックし、このときセルフタイマースイッチS3はオ
フであることからステップ440に進んで通常撮影時のリ
ミッター時間1/30秒を設定する。
ストロボ発光モードが設定されるとステップ439に進
み、起動後にセルフタイマースイッチS3がオンしたか否
かチェックし、このときセルフタイマースイッチS3はオ
フであることからステップ440に進んで通常撮影時のリ
ミッター時間1/30秒を設定する。
勿論、ステップ423で高輝度が判別されると非発光モ
ードとなり、ステップ424に直接進む。ステップ424にあ
っては、レリーズが開始され、ステップ425でレンズを
合焦位置に繰り出し、ステップ426でセクタ開口を開始
する。次にステップ427にあっては、ストロボ発光モー
ドか否かを判別し、ストロボ発光モードであればステッ
プ428に進んでフラッシュマチック演算を行なってスト
ロボ発光タイミグを決定し、次のステップ429でフラッ
シュマチック演算結果に基づくストロボ発光を行ない、
ステップ430でFM−END信号を送出してステップ433でセ
クタを閉じる。
ードとなり、ステップ424に直接進む。ステップ424にあ
っては、レリーズが開始され、ステップ425でレンズを
合焦位置に繰り出し、ステップ426でセクタ開口を開始
する。次にステップ427にあっては、ストロボ発光モー
ドか否かを判別し、ストロボ発光モードであればステッ
プ428に進んでフラッシュマチック演算を行なってスト
ロボ発光タイミグを決定し、次のステップ429でフラッ
シュマチック演算結果に基づくストロボ発光を行ない、
ステップ430でFM−END信号を送出してステップ433でセ
クタを閉じる。
一方、ステップ427でストロボ非発光モードであれ
ば、ステップ431に進んで露出制御演算を行なって露出
制御し、ステップ432でAE−END信号を送出してステップ
433でセクタを閉じる。
ば、ステップ431に進んで露出制御演算を行なって露出
制御し、ステップ432でAE−END信号を送出してステップ
433でセクタを閉じる。
このステップ433のセクタ閉鎖で露出制御が終了する
とステップ434でフィルム巻上げを行ない、ステップ435
で各部に対する電源供給を遮断し、ステップ436で一連
の処理を終了する。
とステップ434でフィルム巻上げを行ない、ステップ435
で各部に対する電源供給を遮断し、ステップ436で一連
の処理を終了する。
次に、セルフタイマー釦の操作により、セルフタイマ
ースイッチS3をオンしたときの制御動作を説明する。
ースイッチS3をオンしたときの制御動作を説明する。
セルフタイマー釦の操作によりセルフタイマースイッ
チS3がオンすると、ステップ400〜402に示す準備動作が
行なわれ、ステップ437を経てステップ403でセルフタイ
マースイッチS3のオンが判別され、ステップ404に進ん
でセルフタイマースイッチS3のオフを待ってステップ40
5でセルフタイマーのカウント動作をスタートし、同時
にステップ406で表示LED8を点灯する。
チS3がオンすると、ステップ400〜402に示す準備動作が
行なわれ、ステップ437を経てステップ403でセルフタイ
マースイッチS3のオンが判別され、ステップ404に進ん
でセルフタイマースイッチS3のオフを待ってステップ40
5でセルフタイマーのカウント動作をスタートし、同時
にステップ406で表示LED8を点灯する。
続いて、ステップ407でセルフタイマースイッチS3が
再度オンしたか否か、即ちセルフ釦を再押ししたか否か
を判別し、セルフ釦の再押しによりセルフタイマースイ
ッチS3が再度オンすると、ステップ418に進んでセルフ
タイマーモードを解除し、ステップ419で電源供給を遮
断する。
再度オンしたか否か、即ちセルフ釦を再押ししたか否か
を判別し、セルフ釦の再押しによりセルフタイマースイ
ッチS3が再度オンすると、ステップ418に進んでセルフ
タイマーモードを解除し、ステップ419で電源供給を遮
断する。
セルフタイマーのカウント中となるステップ407でセ
ルフタイマースイッチS3の再押しがなければステップ40
8でレリーズ釦の半押しによる半押しスイッチS1のオ
ン、オフをチェックし、半押しスイッチS1がオフであれ
ばステップ409に進んでセルフタイマーのカウントが7
秒に達したか否かチェックし、7秒に達しなければ再び
ステップ407に戻る。
ルフタイマースイッチS3の再押しがなければステップ40
8でレリーズ釦の半押しによる半押しスイッチS1のオ
ン、オフをチェックし、半押しスイッチS1がオフであれ
ばステップ409に進んでセルフタイマーのカウントが7
秒に達したか否かチェックし、7秒に達しなければ再び
ステップ407に戻る。
ステップ409でセルフタイマーの7秒カウントが判別
されると、ステップ410に進んで表示LED8を点灯から点
滅に切替え、更にステップ411でセルフタイマーの10秒
カウントを判別するとステップ416に進んで表示LED8を
消灯し、次のステップ417で測距動作を行ない、更に第
4図(B)のステップ422に進んで測光演算を行なう。
されると、ステップ410に進んで表示LED8を点灯から点
滅に切替え、更にステップ411でセルフタイマーの10秒
カウントを判別するとステップ416に進んで表示LED8を
消灯し、次のステップ417で測距動作を行ない、更に第
4図(B)のステップ422に進んで測光演算を行なう。
ステップ422の測光演算の結果によりステップ423で低
輝度自動発光、即ちストロボ発光モードが判別されると
ステップ439に進み、カメラ起動後にセルフタイマース
イッチS3がオンしたか否か判別する。このとき、カメラ
起動後にセルフタイマースイッチS3がオンしていること
からステップ441、443を経てステップ444に進み、通常
撮影時のリミッター時間1/30秒に対し長秒時側となるリ
ミッター時間2秒を設定する。
輝度自動発光、即ちストロボ発光モードが判別されると
ステップ439に進み、カメラ起動後にセルフタイマース
イッチS3がオンしたか否か判別する。このとき、カメラ
起動後にセルフタイマースイッチS3がオンしていること
からステップ441、443を経てステップ444に進み、通常
撮影時のリミッター時間1/30秒に対し長秒時側となるリ
ミッター時間2秒を設定する。
勿論、ステップ423で高輝度発光、即ちストロボ非発
光モードが判別されると、そのままステップ424に進
む。また、ステップ423で高輝度となるストロボ非発光
モードが判別されたときには、ステップ440に示すよう
に、通常撮影時と同様なリミッター時間1/30秒を設定す
るようにしても良い。ステップ424以降の処理にあって
は、通常撮影時と同様にストロボ発光モード若しくはス
トロボ非発光モードに基づく露出制御が行なわれる。
光モードが判別されると、そのままステップ424に進
む。また、ステップ423で高輝度となるストロボ非発光
モードが判別されたときには、ステップ440に示すよう
に、通常撮影時と同様なリミッター時間1/30秒を設定す
るようにしても良い。ステップ424以降の処理にあって
は、通常撮影時と同様にストロボ発光モード若しくはス
トロボ非発光モードに基づく露出制御が行なわれる。
再び第4図(A)を参照するに、ステップ405でセル
フタイマーのカウンタをスタートした後にセルフタイマ
ー撮影によらずにシャッターレリーズ釦を使用して強制
的にレリーズ動作を行なったとする。
フタイマーのカウンタをスタートした後にセルフタイマ
ー撮影によらずにシャッターレリーズ釦を使用して強制
的にレリーズ動作を行なったとする。
このセルフタイマーのカウント中における強制レリー
ズ操作により、まず半押しステップS1のオンがステップ
408で判別され、ステップ412に進んでセルフタイマーの
カウントが中断される。続いてステップ413で半押しス
イッチS1のオン・オフがチェックされ、もし半押しスイ
ッチS1がオフ、即ちレリーズ釦が離されればステップ41
4に進み、再び中断したセルフタイマーのカウントを再
開する。
ズ操作により、まず半押しステップS1のオンがステップ
408で判別され、ステップ412に進んでセルフタイマーの
カウントが中断される。続いてステップ413で半押しス
イッチS1のオン・オフがチェックされ、もし半押しスイ
ッチS1がオフ、即ちレリーズ釦が離されればステップ41
4に進み、再び中断したセルフタイマーのカウントを再
開する。
一方、ステップ413で半押しスイッチS1のオンが判別
されるとステップ415に進んで深押しスイッチS2のオ
ン、即ちレリーズ釦の第2ストロークとなる深押し操作
の有無を判別し、ステップ415で深押しスイッチS2のオ
ンが判別されるとセルフタイマーモードを解除してステ
ップ416に進み、表示LEDを消灯し、ステップ417で測距
動作を行なう。更に第4図(B)のステップ422に進ん
で測光演算を行なう。
されるとステップ415に進んで深押しスイッチS2のオ
ン、即ちレリーズ釦の第2ストロークとなる深押し操作
の有無を判別し、ステップ415で深押しスイッチS2のオ
ンが判別されるとセルフタイマーモードを解除してステ
ップ416に進み、表示LEDを消灯し、ステップ417で測距
動作を行なう。更に第4図(B)のステップ422に進ん
で測光演算を行なう。
続いて、ステップ423で測光演算結果が高輝度であれ
ば、通常撮影時と同様ステップ424以降の露出制御を行
なう。
ば、通常撮影時と同様ステップ424以降の露出制御を行
なう。
一方、ステップ423で低輝度自動発光、即ちストロボ
発光モードが判別されるとステップ439のカメラ起動後
のセルフタイマースイッチS3のオンが判別されてステッ
プ441に進み、ステップ441で深押しスイッチS2のオンに
よる強制レリーズが判別されてステップ442に進み、通
常撮影時のリミッター時間1/30秒に対し長秒時側となる
リミッター時間1/8秒を設定する。
発光モードが判別されるとステップ439のカメラ起動後
のセルフタイマースイッチS3のオンが判別されてステッ
プ441に進み、ステップ441で深押しスイッチS2のオンに
よる強制レリーズが判別されてステップ442に進み、通
常撮影時のリミッター時間1/30秒に対し長秒時側となる
リミッター時間1/8秒を設定する。
即ち、セルフタイマーの動作中に強制レリーズが行な
われ、且つストロボ発光モードであった場合には、ステ
ップ444に示すセルフタイマーモードでストロボ発光モ
ードとなるリミッター時間2秒より短く且つ通常撮影時
のリミッター時間1/30秒よりは長いリミッター時間1/8
秒を設定するようになる。ステップ442でリミッター時
間1/8秒を設定した以後の処理は通常撮影時と同じであ
る。
われ、且つストロボ発光モードであった場合には、ステ
ップ444に示すセルフタイマーモードでストロボ発光モ
ードとなるリミッター時間2秒より短く且つ通常撮影時
のリミッター時間1/30秒よりは長いリミッター時間1/8
秒を設定するようになる。ステップ442でリミッター時
間1/8秒を設定した以後の処理は通常撮影時と同じであ
る。
更に、第4図のCPU1に対し新たに設けたストロボ発光
禁止スイッチS4を操作したときの動作を説明する。スト
ロボ発光禁止スイッチS4のスイッチオンは、第4図
(A)のステップ437で判別され、ステップ438に進んで
ストロボ発光禁止モードがラッチされる。ステップ438
でラッチされたストロボ発光禁止モードは第4図(B)
のステップ443で使用される。
禁止スイッチS4を操作したときの動作を説明する。スト
ロボ発光禁止スイッチS4のスイッチオンは、第4図
(A)のステップ437で判別され、ステップ438に進んで
ストロボ発光禁止モードがラッチされる。ステップ438
でラッチされたストロボ発光禁止モードは第4図(B)
のステップ443で使用される。
即ち、ステップ423で低輝度自動発光、即ちストロボ
発光モードが判別され、ステップ439でセルフタイマー
スイッチS3のオンが判別され、更にステップ441で深押
しスイッチS2のオンによる強制レリーズでないことが判
別されるとステップ443でストロボ発光禁止モードか否
か判別され、ストロボ発光禁止モードが設定されている
ときにはステップ442に進んで通常撮影時のリミッター
時間1/30秒よりは長秒時側にあり、セルフタイマーモー
ドで且つストロボ発光モードにおけるリミッター時間2
秒よりは短いリミッター時間1/8秒を設定する。
発光モードが判別され、ステップ439でセルフタイマー
スイッチS3のオンが判別され、更にステップ441で深押
しスイッチS2のオンによる強制レリーズでないことが判
別されるとステップ443でストロボ発光禁止モードか否
か判別され、ストロボ発光禁止モードが設定されている
ときにはステップ442に進んで通常撮影時のリミッター
時間1/30秒よりは長秒時側にあり、セルフタイマーモー
ドで且つストロボ発光モードにおけるリミッター時間2
秒よりは短いリミッター時間1/8秒を設定する。
ステップ442でストロボ発光禁止モードの設定に基づ
くリミッター時間1/8秒の設定が終了するとステップ424
以降の露出制御に進み、この場合、ステップ427におけ
るストロボ発光モードの判別についてはストロボ発光禁
止モードが設定されていることから、ストロボ発光を行
なわれないステップ431,432側の露出制御となる。
くリミッター時間1/8秒の設定が終了するとステップ424
以降の露出制御に進み、この場合、ステップ427におけ
るストロボ発光モードの判別についてはストロボ発光禁
止モードが設定されていることから、ストロボ発光を行
なわれないステップ431,432側の露出制御となる。
第5図は本発明の第3実施例を示したブロック図であ
り、この第3実施例にあっては第1図のCPU1に接続した
半押しスイッチS1、深押しスイッチS2、及びセルフタイ
マースイッチS3に加えて新たに第3の操作部材によりオ
ンするスイッチとしてスローシャッターストロボ発光モ
ード設定スイッチS5を設けたことを特徴とする。
り、この第3実施例にあっては第1図のCPU1に接続した
半押しスイッチS1、深押しスイッチS2、及びセルフタイ
マースイッチS3に加えて新たに第3の操作部材によりオ
ンするスイッチとしてスローシャッターストロボ発光モ
ード設定スイッチS5を設けたことを特徴とする。
この新たにストロボ撮影モードを設定する操作部材と
してスローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
S5を設けた場合には、次表に示すようにセルフタイマー
スイッチS3との組合せによりシャッター秒時のリミッタ
ー時間を設定する。
してスローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
S5を設けた場合には、次表に示すようにセルフタイマー
スイッチS3との組合せによりシャッター秒時のリミッタ
ー時間を設定する。
第6図(A)及び(B)は第5図の第3実施例の制御
動作を示したフローチャートである。
動作を示したフローチャートである。
まず、第6図(A)にはステップ642で新たに設けた
スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチS5の
オンを判別してステップ643でスローシャッターモード
をラッチする処理が追加され、それ以外は第1実施例の
制御に示した第2図(A)と同じである。また、第6図
(B)にあっても、ステップ625のレリーズ開始以降の
露出制御については第1実施例の第2図(B)における
ステップ226のレリーズ開始以降の露出制御と同じであ
る。ステップ618とステップ625の間の処理は、前記表に
示したセルフタイマースイッチS3とスローシャッタース
トロボ発光モード設定スイッチィS5のオン・オフ状態に
基づくリミッター時間の設定を行なう。
スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチS5の
オンを判別してステップ643でスローシャッターモード
をラッチする処理が追加され、それ以外は第1実施例の
制御に示した第2図(A)と同じである。また、第6図
(B)にあっても、ステップ625のレリーズ開始以降の
露出制御については第1実施例の第2図(B)における
ステップ226のレリーズ開始以降の露出制御と同じであ
る。ステップ618とステップ625の間の処理は、前記表に
示したセルフタイマースイッチS3とスローシャッタース
トロボ発光モード設定スイッチィS5のオン・オフ状態に
基づくリミッター時間の設定を行なう。
そこで第6図(B)のステップ618における測光演算
以降、ステップ625のレリーズ開始までの間で行なわれ
る第5図の第3実施例におけるリミッター時間の設定制
御を説明すると次のようになる。
以降、ステップ625のレリーズ開始までの間で行なわれ
る第5図の第3実施例におけるリミッター時間の設定制
御を説明すると次のようになる。
まず、セルフタイマー釦S3及びスローシャッタースト
ロボ発光モード設定スイッチS5の両方がオフとなってい
る場合には、ステップ619で低輝度自動発光、即ちスト
ロボ発光モードが判別されるとステップ620でフラッシ
ュマチック演算を行ない、ステップ644でスローシャッ
ターモードにないことが判別されてステップ621Bに進
み、カメラ起動後にセルフタイマースイッチS3はオンさ
れていないことからステップ645でリミッター時間1/30
秒が設定される。
ロボ発光モード設定スイッチS5の両方がオフとなってい
る場合には、ステップ619で低輝度自動発光、即ちスト
ロボ発光モードが判別されるとステップ620でフラッシ
ュマチック演算を行ない、ステップ644でスローシャッ
ターモードにないことが判別されてステップ621Bに進
み、カメラ起動後にセルフタイマースイッチS3はオンさ
れていないことからステップ645でリミッター時間1/30
秒が設定される。
次にセルフタイマー釦S3をオフ、スローシャッタース
トロボ発光モード設定スイッチS5をオンしていた場合に
は、ステップ644でスローシャッターモードが判別され
てステップ621Aに進み、このときセルフタイマースイッ
チS3はオフであることからステップ647に進んでリミッ
ター時間1/8秒が設定される。
トロボ発光モード設定スイッチS5をオンしていた場合に
は、ステップ644でスローシャッターモードが判別され
てステップ621Aに進み、このときセルフタイマースイッ
チS3はオフであることからステップ647に進んでリミッ
ター時間1/8秒が設定される。
更にセルフタイマー釦S3がオン、スローシャッタース
トロボ発光モード設定スイッチS5がオフの場合には、ス
テップ644でスローシャッターモードにないことが判別
されてステップ621Bに進む。ステップ621Bでカメラ起動
後にセルフタイマースイッチS3がオンしたことを判別し
てステップ646に進み、最も長秒時側となるリミッター
時間2秒を設定する。
トロボ発光モード設定スイッチS5がオフの場合には、ス
テップ644でスローシャッターモードにないことが判別
されてステップ621Bに進む。ステップ621Bでカメラ起動
後にセルフタイマースイッチS3がオンしたことを判別し
てステップ646に進み、最も長秒時側となるリミッター
時間2秒を設定する。
更にセルフタイマースイッチS3及びスローシャッター
ストロボ発光モード設定スイッチS5の両方がオンしてい
た場合には、ステップ644でスローシャッターモードが
判別されてステップ621Aに進む。ステップ621Aでカメラ
起動後にセルフタイマースイッチS3がオンされたことが
判別されてステップ646に進み、最も長秒時側となるリ
ミッター時間2秒が設定される。
ストロボ発光モード設定スイッチS5の両方がオンしてい
た場合には、ステップ644でスローシャッターモードが
判別されてステップ621Aに進む。ステップ621Aでカメラ
起動後にセルフタイマースイッチS3がオンされたことが
判別されてステップ646に進み、最も長秒時側となるリ
ミッター時間2秒が設定される。
尚、第5図の第3実施例にあっては、CPU1に対しセル
フタイマースイッチS3とスローシャッターストロボ発光
モードスイッチS5を個別に設けているが、他の実施例と
してセルフタイマースイッチS3のみを設け、セルフタイ
マースイッチS3のサイクリックな操作により前記表に示
した4つのモードを切替えるようにしても良い。即ち、
セルフタイマースイッチS3を操作しないときには前記表
でセルフタイマースイッチS3及びスローシャッタースト
ロボ発光モード設定スイッチS5が共にオフとなっている
ときと同じ状態となってリミッター時間1/30秒の設定状
態を作り出し、セルフタイマースイッチS3の1回目のオ
ンではセルフタイマースイッチS3がオフでスローシャッ
ターストロボ発光モード設定スイッチS5がオンとなって
いるときと同じ状態となってリミッター時間1/8秒の設
定状態を作り出し、更にセルフタイマースイッチS3の2
回目の操作では前記表のセルフタイマースイッチS3がオ
ン、スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
S5がオフとなっているときと同じ状態となってリミッタ
ー時間2秒の制御状態を設定し、更にまたセルフタイマ
ースイッチS3の3回目の操作では前記表でセルフタイマ
ースイッチS3及びスローシャッターストロボ発光モード
設定スイッチS5が共にオンとなったときと同じ状態とな
ってリミッター時間2秒の設定状態を作り出し、これを
サイクリックに繰り返せるようにすれば良い。
フタイマースイッチS3とスローシャッターストロボ発光
モードスイッチS5を個別に設けているが、他の実施例と
してセルフタイマースイッチS3のみを設け、セルフタイ
マースイッチS3のサイクリックな操作により前記表に示
した4つのモードを切替えるようにしても良い。即ち、
セルフタイマースイッチS3を操作しないときには前記表
でセルフタイマースイッチS3及びスローシャッタースト
ロボ発光モード設定スイッチS5が共にオフとなっている
ときと同じ状態となってリミッター時間1/30秒の設定状
態を作り出し、セルフタイマースイッチS3の1回目のオ
ンではセルフタイマースイッチS3がオフでスローシャッ
ターストロボ発光モード設定スイッチS5がオンとなって
いるときと同じ状態となってリミッター時間1/8秒の設
定状態を作り出し、更にセルフタイマースイッチS3の2
回目の操作では前記表のセルフタイマースイッチS3がオ
ン、スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
S5がオフとなっているときと同じ状態となってリミッタ
ー時間2秒の制御状態を設定し、更にまたセルフタイマ
ースイッチS3の3回目の操作では前記表でセルフタイマ
ースイッチS3及びスローシャッターストロボ発光モード
設定スイッチS5が共にオンとなったときと同じ状態とな
ってリミッター時間2秒の設定状態を作り出し、これを
サイクリックに繰り返せるようにすれば良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、セルフタイ
マー撮影時にはカメラを三脚に固定するか、台の上に載
せるなどして手振れが発生しにくい撮影条件であること
から、セルフタイマー撮影時、特にセルフタイマー撮影
でストロボ発光モードとなったときにシャッター秒時の
リミッター時間を自動的に通常よりも長秒時側に設定変
更し、ストロボ光の届かない距離の背景等の露出を充分
に得ることができる。
マー撮影時にはカメラを三脚に固定するか、台の上に載
せるなどして手振れが発生しにくい撮影条件であること
から、セルフタイマー撮影時、特にセルフタイマー撮影
でストロボ発光モードとなったときにシャッター秒時の
リミッター時間を自動的に通常よりも長秒時側に設定変
更し、ストロボ光の届かない距離の背景等の露出を充分
に得ることができる。
また、シャッター速度の長秒時側への切替設定は、セ
ルフタイマーモードの設定及び測光演算に基づくストロ
ボ発光モードの設定により自動的に行なわるため、シャ
ッター速度のリミッター時間の長秒時側への切替えに特
別な操作部材を設ける必要がなく、カメラ構成の複雑化
やコストアップを防ぎ、更に操作性が繁雑になることも
ない。
ルフタイマーモードの設定及び測光演算に基づくストロ
ボ発光モードの設定により自動的に行なわるため、シャ
ッター速度のリミッター時間の長秒時側への切替えに特
別な操作部材を設ける必要がなく、カメラ構成の複雑化
やコストアップを防ぎ、更に操作性が繁雑になることも
ない。
勿論、セルフタイマー撮影時にのみ長秒時側にリミッ
ター時間が切替設定されるため、シャッター速度のリミ
ッター時間を長くしても撮影者による手振れの問題は起
きない。
ター時間が切替設定されるため、シャッター速度のリミ
ッター時間を長くしても撮影者による手振れの問題は起
きない。
更にセルフタイマーのカウント途中でレリーズ釦を半
押しすると、セルフタイマーのカウントが中断され、更
にレリーズ釦を深押しすれば強制レリーズができ、この
強制レリーズにあってもカメラは三脚等に固定された安
定状態にあることからシャッター速度のリミッター時間
を長秒時側に自動的に切替設定するようになる。
押しすると、セルフタイマーのカウントが中断され、更
にレリーズ釦を深押しすれば強制レリーズができ、この
強制レリーズにあってもカメラは三脚等に固定された安
定状態にあることからシャッター速度のリミッター時間
を長秒時側に自動的に切替設定するようになる。
更に、レリーズ釦の半押しによりカウントが中断され
たセルフタイマーはレリーズ釦の半押しを解除すると再
びカウント途中から再開するようになり、改めてセルフ
タイマーの撮影動作を最初から行なう必要がなく、ま
た、セルフタイマーのカウント中にレリーズ釦の半押し
でカウント動作を止めて適切なシャッターチャンスを任
意に作り出すことができるという効果が得られる。
たセルフタイマーはレリーズ釦の半押しを解除すると再
びカウント途中から再開するようになり、改めてセルフ
タイマーの撮影動作を最初から行なう必要がなく、ま
た、セルフタイマーのカウント中にレリーズ釦の半押し
でカウント動作を止めて適切なシャッターチャンスを任
意に作り出すことができるという効果が得られる。
第1図は本発明の第1実施例を示したブロック図; 第2図(A)及び第2図(B)は第1図の制御動作を示
したフローチャート; 第3図は本発明の第2実施例を示したブロック図; 第4図(A)及び第4図(B)は第3図の実施例の制御
動作を示したフローチャート; 第5図は本発明の第3実施例を示したブロック図; 第6図(A)及び第6図(B)は第5図の実施例の制御
動作を示したフローチャートである。 1:CPU 2:露出制御回路 3:ストロボ制御回路 4:自動測距回路 5:測光用素子 6:ラッチ回路 7:DXコード検出回路 8:表示LED 9:シャッター速度制限回路 S1:半押しスイッチ S2:深押しスイッチ S3:セルフタイマースイッチ S4:ストロボ発光禁止スイッチ S5:スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
したフローチャート; 第3図は本発明の第2実施例を示したブロック図; 第4図(A)及び第4図(B)は第3図の実施例の制御
動作を示したフローチャート; 第5図は本発明の第3実施例を示したブロック図; 第6図(A)及び第6図(B)は第5図の実施例の制御
動作を示したフローチャートである。 1:CPU 2:露出制御回路 3:ストロボ制御回路 4:自動測距回路 5:測光用素子 6:ラッチ回路 7:DXコード検出回路 8:表示LED 9:シャッター速度制限回路 S1:半押しスイッチ S2:深押しスイッチ S3:セルフタイマースイッチ S4:ストロボ発光禁止スイッチ S5:スローシャッターストロボ発光モード設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 英也 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (56)参考文献 特開 平1−287633(JP,A) 実開 昭63−51319(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/00 - 7/28
Claims (7)
- 【請求項1】セルフタイマーモードを設定する第1の操
作部材と; シャッター速度の低速側の制限時間を自動的に切替える
シャッター速度制限回路と; を有し、前記第1の操作部材の押圧によりセルフタイマ
ーモードが設定された際のセルフタイマー撮影時には、
通常撮影時よりもシャッター速度の低速側の制限時間を
長秒時側に設定切替することを特徴とする自動露出制御
装置。 - 【請求項2】セルフタイマーモードで設定する第1の操
作部材と; 第1のストロークで撮影準備状態となり、第2のストロ
ークでレリーズ動作の開始を行なう第2の操作部材と; 撮影モードによりシャッター速度の低速側の制限時間を
自動的に切替えるシャッター速度制限回路と; を有し、セルフタイマーのカウント途中に前記第2の操
作部材が第1ストロークまで押されると該セルフタイマ
ーのカウントを中断し、第1ストロークまで押された前
記第2操作部材を離すと中断したセルフタイマーのカウ
ントを再開し、該セルフタイマーの中断期間に前記第2
の操作部材が第2ストロークまで押されるとレリーズ動
作が行なわれ、該レリーズ動作時に通常撮影時よりもシ
ャッター速度の低速側の制限時間を長秒時に設定切替す
ることを特徴とする自動露出制御装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の自動露出制御
装置に於いて、 低輝度または逆光を検出してストロボを自動発光させる
ストロボ発光モードを設定するストロボ発光手段を設
け、セルフタイマー撮影時に該ストロボ発光モードが設
定された場合にのみ、シャッター速度の制限時間を長秒
時側に設定切替えすることを特徴とする自動露出制御装
置。 - 【請求項4】請求項3記載の自動露出制御装置に於い
て、 前記ストロボ発光手段によるストロボの自動発光を強制
的に禁止する発光禁止モードを設定する手段を設け、該
発光禁止モードの設定時と非設定時とでシャッター速度
の制限時間を異なった長秒時側へ設定切替することを特
徴とする自動露出制御装置。 - 【請求項5】セルフタイマーモードを設定する第1の操
作部材と; シャッター速度の低速側の制限時間を長秒時に設定する
第3の操作部材と; シャッター速度の低速側の制限時間を自動的に切替える
シャッター速度制御回路と; を有し、シャッター速度の制限時間を通常撮影時は第1
の制限時間に設定し、前記第1の操作部材を操作した時
は前記第1の制限時間より長い第2の制限時間に設定
し、前記第3の操作部材を操作した時は前記第1の制限
時間より長く、前記第2の制限時間より短い第3の制限
時間に設定するようにしたことを特徴とする自動露出制
御装置。 - 【請求項6】撮影者による撮影開始操作が加わった後、
露光を開始するまでのモードを判定する判定手段と; シャッター速度の低速側の制限時間を自動的に切替える
シャッター速度制限回路と; を有し、 前記判定手段により、所定の撮影モードが設定されてい
ると判断した時には、通常撮影時よりもシャッター速度
の低速側の制限時間を長秒時側に設定切替することを特
徴とする自動露出制御装置。 - 【請求項7】請求項6記載の自動露出制御装置に於い
て、 前記判定手段によりセルフタイマーモードが設定されて
いると判断した時に通常撮影時よりもシャッター速度の
低速側の制限時間を長秒時側に設定切替することを特徴
とする自動露出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27042088A JP2850335B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 自動露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27042088A JP2850335B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 自動露出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02116834A JPH02116834A (ja) | 1990-05-01 |
JP2850335B2 true JP2850335B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=17486023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27042088A Expired - Fee Related JP2850335B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 自動露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850335B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP27042088A patent/JP2850335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02116834A (ja) | 1990-05-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |