JP2850159B2 - 重機械のベース部材構造 - Google Patents
重機械のベース部材構造Info
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- JP2850159B2 JP2850159B2 JP40978190A JP40978190A JP2850159B2 JP 2850159 B2 JP2850159 B2 JP 2850159B2 JP 40978190 A JP40978190 A JP 40978190A JP 40978190 A JP40978190 A JP 40978190A JP 2850159 B2 JP2850159 B2 JP 2850159B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、横型プレス機
の如く強力な力が各構造部材に加わる重機械におけるベ
ース部材の軽量化を図ると共に、強度的に非常に優れ且
つ熱等による変形をも極端に少なくした重機械のベース
部材構造に関する。
の如く強力な力が各構造部材に加わる重機械におけるベ
ース部材の軽量化を図ると共に、強度的に非常に優れ且
つ熱等による変形をも極端に少なくした重機械のベース
部材構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記した重機械におけるベース部
材の構造は、加わる強力な力に対応して、例えば、厚さ
が何百ミリメートルという厚い金属板をそのまま使用す
るか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造により形
成したものが一般的である。
材の構造は、加わる強力な力に対応して、例えば、厚さ
が何百ミリメートルという厚い金属板をそのまま使用す
るか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造により形
成したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ベース部材は、両者共に重量が嵩むことは一目瞭然であ
るから、機械全体となるとその重量は想像を絶する重さ
となってしまい、耐高重量の設置場所を確保しなければ
ならず、又、運搬においても非常に大掛りとなってしま
い設置費用が嵩んでしまう問題点があった。
ベース部材は、両者共に重量が嵩むことは一目瞭然であ
るから、機械全体となるとその重量は想像を絶する重さ
となってしまい、耐高重量の設置場所を確保しなければ
ならず、又、運搬においても非常に大掛りとなってしま
い設置費用が嵩んでしまう問題点があった。
【0004】そして、このように形成したベース部材で
あっても、全体が一体に形成されていることもあって、
例えば、横方向に加圧する構造の横型プレス機の場合等
で、加圧シリンダーや加圧受部材等が載置固定されてい
るベッドとして使用すると、 1回の加圧ごとにベッドが
撓み、これを繰り返すと、いわゆる、踊り出すと言われ
る撓み振動移動が発生し、一日中稼働させると、ひどい
時には、工場の中央位置から壁際近くまで移動していっ
てしまったという例もあるほど大きな移動現象が発生
し、機械の固定、振動公害等様々な面において不都合な
点が多々発生してしまうという大きな問題点があった。
あっても、全体が一体に形成されていることもあって、
例えば、横方向に加圧する構造の横型プレス機の場合等
で、加圧シリンダーや加圧受部材等が載置固定されてい
るベッドとして使用すると、 1回の加圧ごとにベッドが
撓み、これを繰り返すと、いわゆる、踊り出すと言われ
る撓み振動移動が発生し、一日中稼働させると、ひどい
時には、工場の中央位置から壁際近くまで移動していっ
てしまったという例もあるほど大きな移動現象が発生
し、機械の固定、振動公害等様々な面において不都合な
点が多々発生してしまうという大きな問題点があった。
【0005】そこで、この発明は、上述した問題点等に
鑑み、重機械におけるベース部材の軽量化を図り、且
つ、加わる強力な力に対しても撓み振動移動が発生しな
いように強度的に非常に優れ且つ熱等による変形をも極
端に少なくしたベース部材の提供を課題として創出され
たものである。
鑑み、重機械におけるベース部材の軽量化を図り、且
つ、加わる強力な力に対しても撓み振動移動が発生しな
いように強度的に非常に優れ且つ熱等による変形をも極
端に少なくしたベース部材の提供を課題として創出され
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、強力な力が
各構造部材に加わる重機械のベース部材構造において、
上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にてなる横
部材と、これらの横部材間に架けわたされて縦に配され
た複数枚の適厚の金属板材にてなる縦部材とを連結手段
により連結して形成し、この連結手段は、縦部材に、横
部材との接触する両側端面に適幅で適数の突出連結片を
一体に形成し、横部材には、前記突出連結片が嵌入され
る連結孔を突出連結片に対応した位置に開穿し、横部材
の連結孔に縦部材の突出連結片を嵌入した状態で、それ
ぞれの横部材の外面側からは、突出連結片と横部材とを
突出連結片全周にわたって溶着連結し、且つ、それぞれ
の横部材の内面側からは、突出連結片の基部と横部材と
を突出連結片側周にわたって溶着連結して構成したこと
により、上述した課題を解決するものである。
各構造部材に加わる重機械のベース部材構造において、
上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にてなる横
部材と、これらの横部材間に架けわたされて縦に配され
た複数枚の適厚の金属板材にてなる縦部材とを連結手段
により連結して形成し、この連結手段は、縦部材に、横
部材との接触する両側端面に適幅で適数の突出連結片を
一体に形成し、横部材には、前記突出連結片が嵌入され
る連結孔を突出連結片に対応した位置に開穿し、横部材
の連結孔に縦部材の突出連結片を嵌入した状態で、それ
ぞれの横部材の外面側からは、突出連結片と横部材とを
突出連結片全周にわたって溶着連結し、且つ、それぞれ
の横部材の内面側からは、突出連結片の基部と横部材と
を突出連結片側周にわたって溶着連結して構成したこと
により、上述した課題を解決するものである。
【0007】
【作用】この発明に係る重機械のベース部材構造は、上
下 2枚の適厚の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦
部材を架けわたすように配すれば、これらを連結手段に
より連結することで、縦部材が縦方向の強度を確保し、
横部材が横方向の強度を確保する。
下 2枚の適厚の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦
部材を架けわたすように配すれば、これらを連結手段に
より連結することで、縦部材が縦方向の強度を確保し、
横部材が横方向の強度を確保する。
【0008】その連結手段として、横部材の連結孔に縦
部材の突出連結片を嵌入した状態で、それぞれの横部材
の外面側からは、突出連結片と横部材とを突出連結片全
周にわたって溶着連結し、且つ、それぞれの横部材の内
面側からは、突出連結片の基部と横部材とを突出連結片
側周にわたって溶着連結するから、単に上下 2枚の適厚
の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦部材を架けわ
たすように配し、その接触部分を全体にわたって内面側
で溶着連結したものに比べて、横部材の両面側から溶着
されているのでその連結部分にあっては、ほぼ縦部材と
横部材とが最初から一体に形成されているのと同じ程度
に強度的に優れている。
部材の突出連結片を嵌入した状態で、それぞれの横部材
の外面側からは、突出連結片と横部材とを突出連結片全
周にわたって溶着連結し、且つ、それぞれの横部材の内
面側からは、突出連結片の基部と横部材とを突出連結片
側周にわたって溶着連結するから、単に上下 2枚の適厚
の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦部材を架けわ
たすように配し、その接触部分を全体にわたって内面側
で溶着連結したものに比べて、横部材の両面側から溶着
されているのでその連結部分にあっては、ほぼ縦部材と
横部材とが最初から一体に形成されているのと同じ程度
に強度的に優れている。
【0009】しかし、撓ませる力が加わっても、突出連
結片の部分以外は横部材と縦部材とが溶着されていない
ので、その力は上の横部材のその溶着されていない部分
である程度吸収され縦部材には加わらない。
結片の部分以外は横部材と縦部材とが溶着されていない
ので、その力は上の横部材のその溶着されていない部分
である程度吸収され縦部材には加わらない。
【0010】従って、縦部材に加わる撓ませる力は半減
され、更にその縦部材から下の横部材への撓ませる力も
同様に半減されることになるから、全体的にはほとんど
撓まず強度的に優れ耐撓み性にも優れたものとなる。
され、更にその縦部材から下の横部材への撓ませる力も
同様に半減されることになるから、全体的にはほとんど
撓まず強度的に優れ耐撓み性にも優れたものとなる。
【0011】更に、横部材と縦部材とはすべて金属板材
にて形成されているから、厚い金属板をそのまま使用す
るか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造により形
成したものに比べて軽量である。
にて形成されているから、厚い金属板をそのまま使用す
るか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造により形
成したものに比べて軽量である。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
【0013】すなわち、図に示す符号1はベース部材で
あり、上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にて
なる上横部材2及び下横部材3と、これらの横部材2,
3間に架けわたされて縦に配された複数枚の適厚の金属
板材にてなる縦部材4とを連結手段により連結して形成
してある。
あり、上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にて
なる上横部材2及び下横部材3と、これらの横部材2,
3間に架けわたされて縦に配された複数枚の適厚の金属
板材にてなる縦部材4とを連結手段により連結して形成
してある。
【0014】この連結手段は、図1及び図2に示すよう
に、縦部材4に、上横部材2及び下横部材3との接触す
る両側端面に適幅で適数の突出連結片5を一体に形成
し、上横部材2及び下横部材3には、前記突出連結片5
が嵌入される連結孔6を突出連結片5に対応した位置に
開穿し、これらの横部材2,3の連結孔6に縦部材4の
突出連結片5を嵌入した状態で、それぞれの横部材2,
3の外面側からは、突出連結片5と各横部材2,3とを
突出連結片5全周にわたって溶着して溶接部7を形成す
ることで連結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面
側からは、突出連結片5の基部と各横部材2,3とを突
出連結片5側周にわたって溶着して溶接部7を形成する
ことで連結し構成してある。
に、縦部材4に、上横部材2及び下横部材3との接触す
る両側端面に適幅で適数の突出連結片5を一体に形成
し、上横部材2及び下横部材3には、前記突出連結片5
が嵌入される連結孔6を突出連結片5に対応した位置に
開穿し、これらの横部材2,3の連結孔6に縦部材4の
突出連結片5を嵌入した状態で、それぞれの横部材2,
3の外面側からは、突出連結片5と各横部材2,3とを
突出連結片5全周にわたって溶着して溶接部7を形成す
ることで連結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面
側からは、突出連結片5の基部と各横部材2,3とを突
出連結片5側周にわたって溶着して溶接部7を形成する
ことで連結し構成してある。
【0015】このように形成したベース部材は、図3及
び図4に示すように、例えば、横型プレス機11に使用
される。
び図4に示すように、例えば、横型プレス機11に使用
される。
【0016】この横型プレス機11は、例えば、長尺鋼
材Sの曲り等を修正するのに用いられるものであり、重
量物である長尺鋼材Sを、横方向に送入して、それを横
から加圧することで曲りを矯正するために使用する。
材Sの曲り等を修正するのに用いられるものであり、重
量物である長尺鋼材Sを、横方向に送入して、それを横
から加圧することで曲りを矯正するために使用する。
【0017】従って、ベース部材1を作業しやすい高さ
に設置するため、ベース部材1は適宜高さの基台8上に
載置固定されており、ベース部材1の上には、シリンダ
ー支持体14によって固定された横方向へ加圧する加圧
シリンダー12と、受部材取付体16によって適位置に
水平に取付けられている 2個の加圧受部材13とが設置
され、加圧受部材13にそれぞれ取付けられている矯正
治具17に長尺鋼材Sを架けわたすように送入し、それ
らの矯正治具17の間に加圧シリンダー12のロッド先
端に取付けてある加圧ラム15を送出すことで長尺鋼材
Sの曲りを矯正するものである。
に設置するため、ベース部材1は適宜高さの基台8上に
載置固定されており、ベース部材1の上には、シリンダ
ー支持体14によって固定された横方向へ加圧する加圧
シリンダー12と、受部材取付体16によって適位置に
水平に取付けられている 2個の加圧受部材13とが設置
され、加圧受部材13にそれぞれ取付けられている矯正
治具17に長尺鋼材Sを架けわたすように送入し、それ
らの矯正治具17の間に加圧シリンダー12のロッド先
端に取付けてある加圧ラム15を送出すことで長尺鋼材
Sの曲りを矯正するものである。
【0018】尚、このように形成したベース部材1は、
前述した実施例に限定されることがないことはいうまで
もなく、特に、その用途は、各種方面の重機械に利用す
ることができるので広範囲にわたるものである。
前述した実施例に限定されることがないことはいうまで
もなく、特に、その用途は、各種方面の重機械に利用す
ることができるので広範囲にわたるものである。
【0019】
【発明の効果】上述の如く構成したこの発明は、強力な
力が各構造部材に加わる重機械のベース部材1構造にお
いて、上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にて
なる横部材2,3と、これらの横部材2,3間に架けわ
たされて縦に配された複数枚の適厚の金属板材にてなる
縦部材4とを連結手段により連結して形成し、この連結
手段を、縦部材4に、横部材2,3との接触する両側端
面に適幅で適数の突出連結片5を一体に形成し、横部材
2,3には、前記突出連結片5が嵌入される連結孔6を
突出連結片5に対応した位置に開穿し、横部材2,3の
連結孔6に縦部材4の突出連結片5を嵌入した状態で、
それぞれの横部材2,3の外面側からは、突出連結片5
と横部材2,3とを突出連結片5全周にわたって溶着連
結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面側からは、
突出連結片5の基部と横部材2,3とを突出連結片5側
周にわたって溶着連結して構成してあるから、連結手段
により横部材2,3と縦部材4とを連結することで、縦
部材4が縦方向の強度を確保し、横部材2,3が横方向
の強度を確保するので、強度的に優れたものとなる。
力が各構造部材に加わる重機械のベース部材1構造にお
いて、上下に平行に配された 2枚の適厚の金属板材にて
なる横部材2,3と、これらの横部材2,3間に架けわ
たされて縦に配された複数枚の適厚の金属板材にてなる
縦部材4とを連結手段により連結して形成し、この連結
手段を、縦部材4に、横部材2,3との接触する両側端
面に適幅で適数の突出連結片5を一体に形成し、横部材
2,3には、前記突出連結片5が嵌入される連結孔6を
突出連結片5に対応した位置に開穿し、横部材2,3の
連結孔6に縦部材4の突出連結片5を嵌入した状態で、
それぞれの横部材2,3の外面側からは、突出連結片5
と横部材2,3とを突出連結片5全周にわたって溶着連
結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面側からは、
突出連結片5の基部と横部材2,3とを突出連結片5側
周にわたって溶着連結して構成してあるから、連結手段
により横部材2,3と縦部材4とを連結することで、縦
部材4が縦方向の強度を確保し、横部材2,3が横方向
の強度を確保するので、強度的に優れたものとなる。
【0020】そして、その連結手段として、横部材2,
3の連結孔6に縦部材4の突出連結片5を嵌入した状態
で、それぞれの横部材2,3の外面側からは、突出連結
片5と横部材2,3とを突出連結片5全周にわたって溶
着連結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面側から
は、突出連結片5の基部と横部材2,3とを突出連結片
5側周にわたって溶着連結するから、単に上下 2枚の適
厚の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦部材を架け
わたすように配し、その接触部分を全体にわたって内面
側で溶着連結したものに比べて、横部材2,3の両面側
から溶着されているのでその連結部分にあっては、ほぼ
縦部材4と横部材2,3とが最初から一体に形成されて
いるのと同じ程度に強度的に優れている。
3の連結孔6に縦部材4の突出連結片5を嵌入した状態
で、それぞれの横部材2,3の外面側からは、突出連結
片5と横部材2,3とを突出連結片5全周にわたって溶
着連結し、且つ、それぞれの横部材2,3の内面側から
は、突出連結片5の基部と横部材2,3とを突出連結片
5側周にわたって溶着連結するから、単に上下 2枚の適
厚の金属板材にてなる横部材間に複数枚の縦部材を架け
わたすように配し、その接触部分を全体にわたって内面
側で溶着連結したものに比べて、横部材2,3の両面側
から溶着されているのでその連結部分にあっては、ほぼ
縦部材4と横部材2,3とが最初から一体に形成されて
いるのと同じ程度に強度的に優れている。
【0021】しかも、撓ませる力が加わっても、突出連
結片5の部分以外は横部材2,3と縦部材4とが溶着さ
れていないので、その力は上の横部材2のその溶着され
ていない部分である程度吸収され縦部材4には加わらな
い。
結片5の部分以外は横部材2,3と縦部材4とが溶着さ
れていないので、その力は上の横部材2のその溶着され
ていない部分である程度吸収され縦部材4には加わらな
い。
【0022】従って、縦部材4に加わる撓ませる力は半
減され、更にその縦部材4から下の横部材3への撓ませ
る力も同様に半減されることになるから、全体的にはほ
とんど撓まず強度的に優れ耐撓み性にも優れたものとな
るものである。
減され、更にその縦部材4から下の横部材3への撓ませ
る力も同様に半減されることになるから、全体的にはほ
とんど撓まず強度的に優れ耐撓み性にも優れたものとな
るものである。
【0023】更に、横部材2,3と縦部材4とはすべて
金属板材にて形成されているから、厚い金属板をそのま
ま使用するか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造
により形成したものに比べて軽量である。
金属板材にて形成されているから、厚い金属板をそのま
ま使用するか、或いは、肉厚の金属函体構造部材を鋳造
により形成したものに比べて軽量である。
【0024】従って、重機械におけるベース部材の軽量
化が図られ、それに加えて、加わる強力な力に対して撓
み振動移動が発生しないように強度的に非常に優れてお
り、しかも、 1枚の厚い板材を使用するのに比べて熱変
形も少ないのでこの種の重機械のベース部材として最適
である。
化が図られ、それに加えて、加わる強力な力に対して撓
み振動移動が発生しないように強度的に非常に優れてお
り、しかも、 1枚の厚い板材を使用するのに比べて熱変
形も少ないのでこの種の重機械のベース部材として最適
である。
【図1】この発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図3】横型プレス機に使用した状態を示す平面図
【図4】横型プレス機に使用した状態を示す正断面図で
ある。
ある。
1 ベース部材 2 上横部材 3 下横部材 4 縦部材 5 突出連結片 6 連結孔 7 溶接部 8 基台 11 横型プレス機 12 加圧シリンダー 13 加圧受部材 14 シリンダー支持体 15 加圧ラム 16 受部材取付体 17 矯正治具 S 長尺鋼材
Claims (1)
- 【請求項1】 強力な力が各構造部材に加わる重機械の
ベース部材構造において、上下に平行に配された 2枚の
適厚の金属板材にてなる横部材と、これらの横部材間に
架けわたされて縦に配された複数枚の適厚の金属板材に
てなる縦部材とを連結手段により連結して形成し、この
連結手段は、縦部材に、横部材との接触する両側端面に
適幅で適数の突出連結片を一体に形成し、横部材には、
前記突出連結片が嵌入される連結孔を突出連結片に対応
した位置に開穿し、横部材の連結孔に縦部材の突出連結
片を嵌入した状態で、それぞれの横部材の外面側から
は、突出連結片と横部材とを突出連結片全周にわたって
溶着連結し、且つ、それぞれの横部材の内面側からは、
突出連結片の基部と横部材とを突出連結片側周にわたっ
て溶着連結して構成したことを特徴とする重機械のベー
ス部材構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40978190A JP2850159B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 重機械のベース部材構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40978190A JP2850159B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 重機械のベース部材構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210898A JPH04210898A (ja) | 1992-07-31 |
JP2850159B2 true JP2850159B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=18519064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40978190A Expired - Fee Related JP2850159B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 重機械のベース部材構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850159B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009017017B4 (de) * | 2009-04-14 | 2020-04-16 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Anordnung mit Grobblechen |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP40978190A patent/JP2850159B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04210898A (ja) | 1992-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980929 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |