JP2850072B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2850072B2
JP2850072B2 JP12069992A JP12069992A JP2850072B2 JP 2850072 B2 JP2850072 B2 JP 2850072B2 JP 12069992 A JP12069992 A JP 12069992A JP 12069992 A JP12069992 A JP 12069992A JP 2850072 B2 JP2850072 B2 JP 2850072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直視型表示装置や投影型
表示装置等に用いられる平板型光弁の駆動用基板装置に
関する。より詳しくは、電気絶縁性物質上にある半導体
シリコン単結晶膜上に画素電極群、スイッチ素子群、及
び駆動回路素子群が形成された半導体集積回路基板装置
に関する。この基板装置は例えば液晶パネルに一体的に
組み込まれ、いわゆるアクティブマトリックス装置を構
成する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクティブマトリックス装置は、
電気絶縁性物質, 例えば透明ガラス基板又は透明石英基
板上に、アモルファスシリコンあるいは多結晶シリコン
を形成し、更にその上に画素電極群、スイッチ素子群、
及び駆動回路素子群の一部又は全てを形成することによ
り作られていた。しかし、電気絶縁性物質上にある半導
体シリコン単結晶膜上に前記画素電極群、スイッチ素子
群、及び駆動回路素子群の全てを形成する試みは成され
ていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は5つある。1つは駆動回路の消費電力、2
つめは光による画素部のスイッチングトランジスタのリ
ーク電流、3つめは画素部のスイッチングトランジスタ
の基板電位の固定、4つめは絶縁基板上の単結晶シリコ
ンウエハ(以後、SOIウエハと呼ぶ)に特有のN型M
OSトランジスタのリーク電流、5つめは電気絶縁性物
質上にある半導体シリコン単結晶膜上に形成された駆動
回路の動作についてである。
【0004】駆動回路と画素部スイッチングトランジス
タを一体の単結晶シリコン上に形成する場合の最大の長
所は多結晶シリコンやアモルファスシリコン上に形成す
る場合に比べて、トランジスタの移動度が高い事による
高速性にあると言って良い。後述するように、電気絶縁
性基板上にある薄い半導体シリコン単結晶上にMOSト
ランジスタを形成する場合、N型MOSトランジスタは
リーク電流を発生しやすい。このため、駆動回路も画素
部のスイッチングトランジスタもP型MOSトランジス
タ単独で作ることが考えられる。しかし、この場合、駆
動回路の直流成分による消費電力が大きくなる。
【0005】液晶を利用した光弁基板用半導体装置にお
いては、画素電極群に形成されている領域に液晶を介し
て光を照射する。通常、画素電極群に選択給電するため
の各々のスイッチングトランジスタは、対応する各画素
電極に極く近接した箇所に形成されている。このため、
各々のスイッチングトランジスタのある領域のみの遮光
を試みようとしても、画素電極部に照射される光の回り
込みを受け、いくらかの光がスイッチングトランジスタ
領域にも入射してしまう。単結晶シリコン中に光が照射
されると、光の波長によって単結晶シリコン中に発生す
る電子・ホール対の量はいく分異なるが、大量の電子・
ホール対を発生する。スイッチングトランジスタがMO
S型トランジスタであるとすると、この電子とホールの
一方がドレイン電極に、他方が基板電極に流れ込み、そ
の結果、リーク電流となる。このリーク電流が大きい
と、スイッチングトランジスタのONとOFF時のドレ
イン電流の比(以下、単にON/OFF比と略す)が大
きくとれず、高いコントラスト比のある光弁基板用半導
体装置が得られなくなる。
【0006】又、画素部では数十万個のスイッチングト
ランジスタが各々独立に形成される。この時、スイッチ
ングトランジスタの基板電位を固定するために、画素部
の外側にある基板端子から基板電位をとる場合、絶縁基
板上の単結晶シリコンの厚みが薄いため、基板の抵抗が
高く、各トランジスタの基板電位をしっかり固定するこ
とは難しい。更に、画素部の各スイッチングトランジス
タが島状に孤立している場合には、画素部の外側にある
基板端子から単結晶シリコン基板内部を通して基板電位
を供給することはできない。
【0007】基板電位がしっかり固定されていないと、
画素部のスイッチングトランジスタがMOSトランジス
タである場合、ドレインにおいて発生する電子又はホー
ルの何れか一方のキャリヤが基板にたまりやすく、トラ
ンジスタ特性を不安定にする。又、電気絶縁物質上の単
結晶シリコンの厚みが薄いため、特にN型MOSトラン
ジスタではリーク電流が発生しやすい問題点がある。
【0008】最後に、電気絶縁物質上の単結晶シリコン
(SOI:Silicon OnInsulator)
は、その厚みが通常、数Åから2μm位の範囲にあるも
のが使用される事が多い。通常の単結晶シリコン中に形
成される相補型メタル酸化膜半導体回路(以下、CMO
S回路と略す)から成る駆動回路をそのままSOIウェ
ハの薄い膜厚のシリコン層に形成すると動作しないこと
がある。これは、SOIウェハのシリコン厚みが薄過ぎ
ると、シリコン基板のある位置の電位を固定したい時、
その位置からある距離離れた位置のコンタクト電極で基
板電位をとろうとすると、基板とコンタクト間の抵抗が
高過ぎるために、基板電位をしっかり固定できないため
である。
【0009】本発明は前記した5つの問題点、即ち、駆
動回路の消費電力、光によるスイッチングトランジスタ
のリーク電流、スイッチングトランジスタの基板電位の
固定、及び電気絶縁性物質上にある半導体シリコン単結
晶膜上に形成された駆動回路の動作について解決するこ
とを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した課題を
解決するために、以下に示す手段を構ずる。 (1)画素部のスイッチングトランジスタを選択動作さ
せる駆動回路は、少なくともCMOS回路から成る。 (2)画素部のスイッチングトランジスタが形成されて
いる領域の単結晶シリコン層の厚みは、駆動回路が形成
されている領域の単結晶シリコン層の厚みより薄い。
【0011】(3)画素部のスイッチングトランジスタ
はP型MOSトランジスタにより形成されている (4)MOSトランジスタから成る画素部のスイッチン
グトランジスタの極く近傍に基板と同じタイプの高濃度
の不純物を設け、かつ駆動回路からの基板電位を供給す
るために配置された金属配線は、その高濃度不純物領域
に電気的に接続されている。
【0012】(5)駆動回路を形成しているCMOS回
路の内、N型MOSトランジスタのソース及びドレイン
の低部は電気絶縁性物質から離れている。 (6)駆動回路を形成しているCMOS回路の内、N型
MOSトランジスタが形成されているP型不純物から成
るPウェル内にある素子分離用のフィールド酸化膜の低
部は、電気絶縁性物質から離れている。
【0013】(7)CMOS回路から成る駆動回路部に
おいて、N型MOSトランジスタが形成されている領域
の単結晶シリコン層の厚みは、P型MOSトランジスタ
が形成されている領域の単結晶シリコン層の厚みより厚
い。
【0014】
【作用】前記した手段により、本発明の光弁基板用半導
体装置は、その駆動回路の消費電力が少なく、しかもN
型MOSトランジスタのリーク電流が少なく、かつ基板
電位を固定することができ、安定な動作が可能になる。
又、本発明の半導体装置の画素部のスイッチングトラン
ジスタは、光照射時も又光を照射しない時も共にリーク
電流が少なく、かつトランジスタが形成されている領域
の基板電位が安定に固定されており、かつON/OFF
比の高い安定な動作が可能になる優れた特性を有する。
【0015】
【実施例】図2は、アクティブマトリックス型装置であ
る光弁基板用半導体装置の構成を示す斜視図である。2
1は電気絶縁性基板であるシリコン酸化膜(SiO
2 膜)、22は電気絶縁性基板21の上にある半導体単
結晶シリコン膜である。23は各画素を駆動するための
駆動電極であり、この駆動電極23の下には不透明な単
結晶シリコンは残っていない。24は各画素の駆動電極
に選択給電を行うためのスイッチングトランジスタであ
る。図2では、このスイッチングトランジスタは電界効
果型MOSトランジスタから成っている。25は各スイ
ッチングトランジスタ24のドレイン電極につながる信
号線を示す。26は各スイッチングトランジスタ24の
ゲート電極につながる走査線を示す。27は各信号線2
5に信号を与えるXドライバー、28は各走査線26に
信号を与えるYドライバーを示している。各画素の駆動
電極23、スイッチングトランジスタ24、信号線2
5、走査線26、Xドライバー27、Yドライバー28
は、半導体単結晶シリコン膜22の中や絶縁膜を介して
半導体単結晶シリコン膜22の上に形成される。
【0016】本発明の半導体装置は図2に示すXドライ
バー27及びYドライバー28がCMOS回路から成る
ことを特徴とする。N型MOSトランジスタ単一、又は
P型MOSトランジスタ単一回路では直流成分の消費電
力が大きく、これらに比べ、CMOS回路では静止時の
消費電力が少なく、低消費電力の光弁基板用半導体装置
を実現できる。
【0017】本発明の駆動回路は基本的にCMOS回路
から構成されていれば良く、CMOS回路に更にバイポ
ーラ回路が加わった、いわゆるBiCMOS回路から成
っていても良い。図3は、画素部のスイッチングトラン
ジスタの断面図を示す。31は電気絶縁性物質である厚
さ約1ミクロンのSiO2 膜、32は電気絶縁性物質で
あるSiO2 膜31上に島状に形成された半導体単結晶
シリコン、33と34はそれぞれP型MOSトランジス
タのソース電極とドレイン電極、35は多結晶シリコン
膜から成るゲート電極、36はSiO2 膜から成るゲー
ト酸化膜を示している。破線で示す37はドレイン電極
34とゲート電極35に負の電圧を加えた時に生じる空
乏層の境界を表している。空乏層は破線37の上側及び
右側に生ずる。38は入射光を、39と310はそれぞ
れ入射光38によって空乏層内に生じた電子とホールを
表している。光によって発生したホール310は空乏層
内の電界によりドレイン電極へ達し、ドレイン電流とな
る。一方、電子は基板電極が近くにあれば、そこに達す
るが、ない場合には空乏層の境界37付近に蓄積し、ソ
ース・基板間の電位障壁を低め、ソース電極からホール
を引き出す役割も果してしまう。このように、光により
空乏層内に発生した電子・ホール対はリーク電流を増大
させ、トランジスタ特性、特にON/OFF比を低める
役目をしてしまう。
【0018】この光によるリーク電流を低減するには、
トランジスタが形成されているシリコンの体積をできる
だけ小さくすれば良い。しかし、トランジスタの所望の
電流値が決められている時、トランジスタの長さや幅は
自ずと決められてしまう。その場合、シリコンの体積を
小さくするにはトランジスタが形成されている領域のシ
リコンの厚みを小さくすれば良いことになる。即ち、図
3に示すシリコンの厚みtsをできるだけ小さくすれば
良い。
【0019】図4は、光の照射時とOFF時のドレイン
電流とゲート電圧の関係を示す。破線が光照射時、実線
が光OFF時の特性を示している。ゲート電圧が十分大
きい値になり、トランジスタのチャネルに十分大きい電
流が流れるようになると、光の照射時とOFF時の電流
値は一致するようになる。ここで、光リーク電流はゲー
ト電圧Vgがゼロの時の光照射時のドレイン電流iol
する。
【0020】図5は、同一の長さと幅を持つMOSトラ
ンジスタのシリコン厚みを変えた時、同一強度の光を照
射した時の光リーク電流i0lとシリコン厚みtsの測定
結果を示している。予想されるように、シリコンの厚み
tsが薄いほど、光リーク電流は少なくなる。図6は、
電気絶縁性物質の単結晶シリコン中に、形成されたN型
MOSトランジスタの長さ方向の断面構造図である。6
1はP型不純物から成るPウェル、62はゲート酸化
膜、63は多結晶シリコン膜から成るゲート電極、64
と65はそれぞれ高濃度のN型不純物から成るソースと
ドレイン、66は厚み数千Å〜1μmの下地のシリコン
酸化膜(SiO2 膜)、67はトランジスタ間の分離を
行うためのフィールド酸化膜、68は、金属配線(図に
は示していない)とゲート電極63の電気的な分離を行
うためのシリコン酸化膜を示している。
【0021】図6において、単結晶シリコン層はP型不
純物から成るPウェルとソースス64及びドレイン65
から成る。図6に示すように、この単結晶シリコン層の
厚みが薄いと、ソース64とドレイン65の底面は、下
地のシリコン酸化膜66に接している。同様に、フィー
ルド酸化膜67の底面も下地のシリコン酸化膜66に接
している。
【0022】通常、Pウエルを形成しているボロンは単
結晶シリコンとシリコン酸化膜の境界において、ボロン
の偏析から単結晶シリコン側において、ボロン濃度が非
常に薄くなる。ソース64とドレイン65が下地シリコ
ン酸化膜66に接していると、Pウエルと下地シリコン
酸化膜の境界69におけるPウエルを形成しているボロ
ンの濃度が非常に薄いため、その境界69が新たな寄生
チャネルとなり、その結果リーク電流が発生する。
【0023】図7は、電気絶縁性物質の単結晶シリコン
中に、形成されたN型MOSトランジスタの幅方向の断
面構造図である。図7の断面構造図は、図6の断面構造
図に対して垂直方向の断面構造図である。71はP型不
純物から成るPウェル、72は厚み数千Å〜1μmの下
地のシリコン酸化膜(SiO2 膜)、73はゲート酸化
膜、74はフィールド酸化膜、75はゲート電極を兼ね
る多結晶シリコン膜、76は、金属配線(図には示して
いない)とゲート電極75の電気的な分離を行うための
シリコン酸化膜を示している。ソースとドレインは、紙
面に垂直方向の前方と後方にあり、電流の方向も紙面に
垂直方向にある。
【0024】フィールド酸化膜74の端部は通常テーパ
ー状に形成され、その箇所77はバーズビークと呼ばれ
ている。フィールド酸化膜74の形成後、バーズビーク
77の下に非常に厚みの薄い単結晶シリコン層が形成さ
れる。ウェル71を形成するP型不純物には、通常ボロ
ンが使われる。単結晶シリコンを酸化した時、シリコン
表面近傍に存在していたボロンは、シリコン中に残るよ
りシリコン酸化膜中にとりこまれ易い。このため、フィ
ールド酸化をした時、バーズビーク下の単結晶シリコン
の箇所78のボロンのかなりの量がフィールド酸化膜中
に吸収されてしまい、その箇所のボロン濃度はかなり薄
くなってしまう。
【0025】通常、絶縁ゲート電界効果型トランジスタ
の場合、電流の流れる箇所はチャネルと呼ばれ、ゲート
絶縁膜直下にある。チャネル部のボロン濃度がある程度
高いと、チャネルを形成させるためのゲート電圧(以
下、Vthと略す)もそれなりに高い。ソース64とド
レイン65が下地酸化膜66に接しているような場合、
バーズビーク下のボロン濃度が非常に低い箇所78は、
ソースとドレイン間の新たな電流通路になってしまう。
しかも、その新たな電流通路が形成されるためのVth
は非常に低くなっている。
【0026】図8は、N型の電界効果型絶縁ゲートトラ
ンジスタの平面図である。81はソース、82はドレイ
ン、83は多結晶シリコンから成るゲート、84は島状
シリコン上に形成されたフィールド酸化膜を示す。フィ
ールド酸化膜のバーズビーク下でボロン濃度が低くなる
85で示すN型トランジスタの幅方向両端に新たにVt
hの低い寄生チャネルが生じる。
【0027】この寄生チャネルがあると、ゲート電圧を
上げていくと、ゲート絶縁膜直下の本来のチャネルに電
流が流れる前にバーズビーク下の箇所85で電流が流れ
始めてしまう。このトランジスタを画素電極に給電する
ためのスイツチングトランジスタとして使用すると、ト
ランジスタのON/OFF比(トランジスタの導通時と
非導通時のこのトランジスタを流れる電流比:ion/i
off )は例えば6桁以上の値をとる必要があるのに、図
8の85の箇所の寄生チャネルがあることにより、3〜
4桁程度の値になってしまう。このように、電気絶縁性
物質上の薄い単結晶シリコン膜上に形成されたN型MO
Sトランジスタはリーク電流が大きく、画素電極に給電
するためのスイツチングトランジスタには適していな
い。
【0028】電気絶縁性物質上の薄い単結晶シリコン膜
上に形成されたP型MOSトランジスタの場合、図7の
78で示すバーズビーク下の非常に薄い単結晶シリコン
層において、Nウエルを形成しているN型不純物(例え
ばリンやヒ素)は酸化膜中にとりこまれるよりは、むし
ろ単結晶シリコン中に残るため、その濃度は高い。この
ため、この領域のVthは高く、P型MOSトランジス
タにおいては、バーズビーク下の非常に薄い単結晶シリ
コン層の領域は寄生チャネルが生じない。故に、本発明
において、画素電極に給電するためのスイツチングトラ
ンジスタはP型MOSトランジスタを採用することを特
徴とする。
【0029】図9は、アクティブマトリックス型装置の
構成を示す平面図である。91は電気絶縁性物質上の単
結晶シリコン、92は多結晶シリコンから成る走査線、
93は厚みが数百Åの多結晶シリコンから成る各画素を
駆動させるための駆動電極、94は単結晶シリコン中の
高濃度の不純物層から成るソース、95は同じく単結晶
シリコン中の高濃度の不純物層から成るドレイン、96
は各ソース94と各画素駆動電極93をつなぐコンタク
ト穴、97は各ドレイン95とアルミから成る信号線を
接続するコンタクト穴を示している。
【0030】図10は、画素部の各トランジスタの長さ
方向の断面図、即ち図9の直線A−A’の断面図を示し
ている。このトランジスタはP型のMOSトランジスタ
である。101はN型不純物から成るNウエル、102
はゲート酸化膜、103は多結晶シリコン膜から成るゲ
ート電極、104と105はそれぞれ高濃度のP型不純
物から成るソースとドレイン、106は厚み数千Å〜数
μmの下地のシリコン酸化膜、107はトランジスタ間
の分離を行うためのフィールド酸化膜、108はソース
104と画素駆動電極をつなぐ薄い多結晶シリコン膜、
109はゲート電極用の多結晶シリコン膜と画素駆動電
極用多結晶シリコン108の分離のためのシリコン酸化
膜、110はAl(アルミニウム)から成る信号線、1
11は信号線110と画素駆動電極用多結晶シリコン1
08の分離のための中間絶縁膜(シリコン酸化膜)を示
している。
【0031】信号線110とドレイン105は電気的に
接続されている。図10において、単結晶シリコン層は
P型不純物から成るウェル101とソース104及びド
レイン105から成る。図10に示すように、この単結
晶シリコン層の厚みが薄いと、ソース104とドレイン
105の底面は、下地のシリコン酸化膜106に接して
いる。
【0032】ここで、下地シリコン酸化膜106の上の
単結晶シリコンの厚みts が薄いため、フィールド酸化
膜107の底は下地酸化膜106に接してしまう。この
画素部のトランジスタの安定な動作のためには、Nウエ
ル101の電位がしっかり固定される必要がある。Nウ
エル101の電位を単結晶シリコンの基板電位と同じに
しようとする場合、図10に示すフィールド酸化膜10
7の下に単結晶シリコンがないため、あるいは図示して
いないが、フィールド酸化膜107の下の単結晶シリコ
ンが非常に薄いため、画素部の外側の駆動回路が形成さ
れている領域、即ち、図2で示すXドライバー27また
はYドライバー28の中にある基板端子から単結晶基板
から内部を通して基板電位をとろうとしても、不可能ま
たは不可能に近い。
【0033】図11は、本発明のアクティブマトリック
ス型装置の構成の一例を示す平面図である。111は電
気絶縁性物質上の単結晶シリコン、112は多結晶シリ
コンから成る走査線、113は厚みが数百Åの多結晶シ
リコンから成る各画素を駆動させるための駆動電極、1
14は単結晶シリコン中の高濃度のP型不純物層から成
るソース、115は同じく単結晶シリコン中の高濃度の
P型不純物層から成るドレイン、116は高濃度のN型
不純物層領域、117はソース114と画素駆動電極1
13をつなぐコンタクト穴、118はドレイン105と
アルミから成る信号線を接続するコンタクト穴、119
は高濃度のN型不純物層領域と接地電位を与える他のア
ルミとを接続するコンタクト穴を示している。
【0034】図12は、本発明のアクティブマトリック
ス型装置の画素部のトランジスタの長さ方向の断面図、
即ち、図11の直線B−B’の断面図を示している。こ
のトランジスタはP型のMOSトランジスタである。1
21はN型不純物から成るNウエル、122はゲート酸
化膜、123は多結晶シリコン膜から成るゲート電極、
124は高濃度のP型不純物から成るソース、125は
高濃度のN型不純物層領域、126は厚み数千Å〜数μ
mの下地のシリコン酸化膜、127はトランジスタ間の
分離を行うためのフィールド酸化膜、128はソース1
24と画素駆動電極をつなぐ薄い多結晶シリコン膜、1
29はゲート電極用の多結晶シリコン膜と画素駆動電極
用多結晶シリコン128の分離のためのシリコン酸化
膜、1210は接地電位を与えるためのアルミ線、12
11は接地電位を与えるためのアルミ線1210と画素
駆動電極用多結晶シリコン128の分離のための中間絶
縁膜(シリコン酸化膜)を示している。
【0035】図12においては、ドレイン領域は描かれ
ていない。ドレイン領域はこの図面より奥側にある。X
ドライバー領域又はYドライバー領域から引かれた接地
電位を与えるためのアルミ線1210が電気的に高濃度
のN型不純物層領域に接続されていることにより、この
高濃度のN型不純物層領域に接しているNウエル121
の電位は接地電位に固定される、。
【0036】図13は、本発明の光弁基板用半導体装置
の駆動回路にの中に設けられたN型MOSトランジスタ
の長さ方向の断面図を示す。131はP型不純物から成
るPウェル、132はゲート酸化膜、133は多結晶シ
リコン膜から成るゲート電極、134と135はそれぞ
れ高濃度のN型不純物から成るソースとドレイン、13
6は厚み数千Å〜1μmの下地のシリコン酸化膜(Si
2 膜)、137はトランジスタ間の分離を行うための
フィールド酸化膜、138は、金属配線(図には示して
いない)とゲート電極133の電気的な分離を行うため
のシリコン酸化膜を示している。
【0037】図13から明らかなように、ソース134
とドレイン135は下地シリコン酸化膜136に接して
いない。このため、図6において、説明したようなPウ
エル61と下地シリコン酸化膜66の境界69において
発生するような寄生チャネルは、図13におけるPウエ
ル131と下地シリコン酸化膜の境界139において
は、発生しない。
【0038】図14は、本発明の光弁基板用半導体装置
の駆動回路にの中に設けられたN型MOSトランジスタ
の幅方向の断面図を示す。図14の断面構造図は図13
の断面構造図に対して垂直方向の断面構造図である。1
41はP型不純物から成るPウェル、142は厚み数千
Å〜1μmの下地のシリコン酸化膜(SiO2 膜)、1
43はゲート酸化膜、144はフィールド酸化膜、14
5はゲート電極を兼ねる多結晶シリコン膜、146は、
金属配線(図には示していない)とゲート電極145の
電気的な分離を行うためのシリコン酸化膜を示してい
る。ソースとドレインは、紙面に垂直方向の前方と後方
にあり、電流の方向も紙面に垂直方向にある。
【0039】フィールド酸化膜144の端部は通常テー
パー状に形成され、その箇所147はバーズビークと呼
ばれている。本発明の光弁基板用半導体装置において
は、フィールド酸化膜144の形成後、バーズビーク1
47の下に、ある程度の厚みの単結晶シリコン層が残っ
ている。このため、バーズビーク直下148におけるP
ウエルを形成しているP型不純物であるボロンの濃度
は、フィールド酸化膜144を形成する際の酸化中、バ
ーズビーク直下148より更に下側のPウエル内からボ
ロンが供給され、図7におけるバーズビーク直下78に
おけるボロン濃度よりかなり高い。このため、本発明の
光弁基板用半導体装置においては、図7及び図8におい
て説明したようなトランジスタの幅方向両端部で発生す
るような寄生チャネルは発生しない。
【0040】図1は、本発明の光弁基板用半導体装置の
駆動回路部及び画素部の構造断面図を示している。図1
は、右側1/3が画素部の構造断面図を、左側2/3が
駆動回路の構造断面図を示している。図1において、1
1は電気絶縁性物質である厚み約数千Å〜1μm程度の
シリコン酸化膜を示している。12は半導体単結晶シリ
コン膜のうち、薄い濃度のP型不純物から成るPウエ
ル、13は高い濃度のP型不純物から成るドレイン電
極、14は同じく高い濃度のP型不純物から成るソース
電極、15は多結晶シリコンから成るゲート電極、16
はシリコン酸化膜から成るゲート電極をそれぞれ示し、
これらから画素電極のスイッチングトランジスタとなる
P型MOSトランジスタが形成されている。このように
画素電極のスイッチングトランジスタをP型MOSトラ
ンジスタで形成することにより、トランジスタ部の単結
晶シリコン層の厚みt1 を薄くしても、寄生チャネルが
形成されず、リーク電流は少なく、しかも薄い単結晶層
を形成できることから、光がこのトランジスタ部に照射
されても、トランジスタ内で発生する電子・ホール対は
少なく、光照射により生じるリーク電流を小さく抑える
ことが可能である。
【0041】図1におけるドレイン電極13には、アル
ミ12により形成されている信号線25が電気的に接続
されている。又、ゲート電極15は画素部に通じる走査
線26をも兼ねている。17は透明を保つ程度に、数百
〜1000Åと薄い多結晶シリコン膜から成る画素部の
駆動電極を示し、スイッチングトランジスタのソース電
極14と直接電気的に接続されている。
【0042】18は画素電極17を被うシリコン酸化
膜、19は画素部と駆動回路の境界に形成されたフィー
ルド酸化膜を示している。フィールド酸化膜19は画素
部側と駆動回路部側とで段差がある 図1において、1000は駆動回路におけるP型MOS
トランジスタを形成している領域の薄い濃度のN型不純
物から成るNウエルである。1001と1002はそれ
ぞれ高濃度のP型不純物から成るドレイン電極とソース
電極である。1003はシリコン酸化膜から成るゲート
絶縁膜、1004は多結晶シリコン膜から成るゲート電
極を示している。駆動回路部のP型MOSトランジスタ
は、Nウエル1000、ドレイン電極1001、ソース
電極1002、ゲート絶縁膜1003、ゲート電極10
14から形成されている。図1において、1005は駆
動回路を構成している相補型MOSトランジスタである
P型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタの境
界にあり、それら2種類のトランジスタの電気的な分離
を行うためのフィールド酸化膜である。このフィールド
酸化膜1005もフィールド酸化膜19と同様に段差を
持っている。
【0043】1006は薄い濃度のP型不純物から成る
Pウエル、1007と1008はそれぞれ高濃度のN型
不純物から成るソース電極とドレイン電極、1009は
シリコン酸化膜から成るゲート絶縁膜、1010は多結
晶シリコンから成るゲート電極である。これらPウエル
1006、ソース電極1007、ドレイン電極100
8、ゲート絶縁膜1009、ゲート電極1010から駆
動回路部のN型MOSトランジスタが形成される。
【0044】この駆動回路部において、N型MOSトラ
ンジスタの領域の単結晶シリコンの厚みt3 はP型MO
Sトランジスタの領域の単結晶シリコンの厚みt2 より
厚い。この駆動回路部の単結晶シリコンの厚みt3 が大
きいことにより、N型MOSトランジスタのソース電極
1007とドレイン電極1008の底は、下地のシリコ
ン酸化膜11に接していない。又、駆動回路部におい
て、N型MOSトランジスタが形成されている領域即ち
Pウエルの内にあるフィールド酸化膜1005の底も下
地のシリコン酸化膜11に接していない。ことにより、
前述したN型MOSトランジスタの寄生チャネルが発生
せず、リーク電流を小さく抑えられる。
【0045】1011は各トランジスタのゲート電極1
5、1004、1010と駆動回路部のアルミから成る
金属配線1013あるいは画素部のアルミから成る信号
線1012の電気的分離のために形成されたシリコン酸
化膜を示している。1014はパッシベイション膜であ
るシリコン窒化膜、1015は透明な接着剤、1016
は厚み500μm〜1mm程度の透明ガラス基板を表し
ている。接着剤1015により、電気絶縁性基板上に集
積回路が形成された半導体基板とその支持基板となる透
明ガラス基板1016を接着している。
【0046】1017は画素部のスイッチングトランジ
スタ及び駆動回路を形成している集積回路全体を遮光す
るための遮光膜を表している。遮光膜としては例えば厚
み数千Åのクロムが使用される。図1には示していない
が、画素部の下側に液晶が組み込まれる。更に液晶の、
画素トランジスタ部が形成されている側と反対側(図面
の下側)に共通電極がが形成され、この共通電極と画素
電極17との間に電圧を加えて、液晶を希望の向きに配
向させる。このようにして、本発明の光弁基板用半導体
装置が形成される。
【0047】なお、図1においては、駆動回路のN型M
OSトランジスタ、P型MOSトランジスタ、画素部の
スイッチングトランジスタであるP型MOSトランジス
タの3種のトランジスタ部の単結晶シリコンの厚みはそ
れぞれ異なっていたが、本発明の光弁基板用半導体装置
においては、駆動回路部のP型MOSトランジスタと画
素部のスイッチングトランジスタであるP型MOSトラ
ンジスタ部の単結晶シリコンの厚みは同じであっても良
い。その時、勿論駆動回路部のN型MOSトランジスタ
部の単結晶シリコンの厚みは、駆動回路部及び画素部の
両方のP型MOSトランジスタ部の単結晶シリコンの厚
みより厚い。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
光弁基板用半導体装置は、駆動回路部の集積回路の消費
電力が小さく、画素部のスイッチングトランジスタの寄
生チャネルによるリーク電流がなく、しかも光照射によ
る光リーク電流が少なく、更に、駆動回路部のP型トラ
ンジスタは勿論、N型MOSトランジスタも寄生チャネ
ルによるリーク電流が少ない優れた性質を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光弁基板用半導体装置の構造断面図で
ある。
【図2】光弁基板用半導体装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の画素部のスイッチングトランジスタ構
造断面図である。
【図4】光の照射時と非照射時のゲート電圧とドレイン
電流の関係を示すグラフである。
【図5】同一強度の光を照射あびた時の、長さと幅が同
一寸法のトランジスタの厚みと光リーク電流の関係を示
すグラフである。
【図6】電気絶縁性物質上のN型MOSトランジスタの
長さ方向の構造断面図である。
【図7】電気絶縁性物質上のN型MOSトランジスタの
幅方向の構造断面図である。
【図8】電気絶縁性物質上のN型MOSトランジスタの
平面図である。
【図9】アクティブマトリックス型装置の構成を示す平
面図である。
【図10】画素部のトランジスタの長さ方向の構造断面
図である。
【図11】本発明のアクティブマトリックス型装置の構
成を示す平面図である。
【図12】本発明の画素部のトランジスタの長さ方向の
構造断面図である。
【図13】本発明の電気絶縁性物質上のN型MOSトラ
ンジスタの長さ方向の構造断面図である。
【図14】本発明の電気絶縁性物質上のN型MOSトラ
ンジスタの幅方向の構造断面図である。
【符号の説明】
11 下地シリコン酸化膜 16、1003、1009 ゲート酸化膜 15、1004、1010 ゲート電極 12、1000 Nウエル 1006 Pウエル 14、1002、1007 ソース電極 13、1001、1008 ドレイン電極 19、1005 フィールド酸化膜 1012 アルミ信号線 1014 パッシベイション 1015 透明接着剤 1016 透明ガラス基板 1017 遮光膜
フロントページの続き (72)発明者 山崎 恒夫 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−115230(JP,A) 特開 昭59−200288(JP,A) 特開 平3−87060(JP,A) 特開 平3−187241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/136 G02F 1/1333 G02F 1/133 H01L 29/78 H01L 21/76 H01L 21/316 H01L 27/06 - 27/098 G09F 9/30 G09G 3/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性物質上にある半導体シリコン
    単結晶膜上に、画素電極群に対して選択給電を行うスイ
    ッチ素子群と前記スイッチ素子群を選択動作させる駆動
    回路素子群が形成された光弁基板用半導体装置におい
    て、前記駆動回路素子群は、少なくとも相補型絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタ集積回路を有し、 前記スイッチ素子群は、P型の絶縁ゲート電界効果型ト
    ランジスタを有し、 前記スイッチ素子群が形成される領域の半導体単結晶シ
    リコン層の厚みは、前記駆動回路素子群が形成される領
    域の半導体単結晶シリコン層の厚みより薄いことを特徴
    とする光弁基板用半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ素子の近傍に、基板と同じ
    導電型でかつ前記基板の不純物濃度より高い不純物濃度
    の不純物領域を有する請求項1記載の光弁基板用半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動回路素子群のN型絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタのソース電極及びドレイン電極の
    底が、電気絶縁性物質から離間する請求項1または2記
    載の光弁基板用半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動回路素子群のN型絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタのP型不純物領域であるPウェル
    領域内のフィールド酸化膜の底が電気絶縁性物質から離
    間する請求項1乃至3いずれか1項記載の光弁基板用半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動回路素子群のN型絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタ形成領域の単結晶シリコンの厚み
    が、前記駆動回路素子群のP型絶縁ゲート電界効果型ト
    ランジスタ形成領域の単結晶シリコンの厚みより厚い請
    求項1乃至4いずれか1項記載の光弁基板用半導体装
    置。
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