JP2849430B2 - 芯鞘型複合繊維 - Google Patents

芯鞘型複合繊維

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は抗菌性と遠赤外線放射効果による保温蓄熱性
に優れた芯鞘型複合繊維に関するものである。
【従来の技術】
従来、30℃における遠赤外線放射率が4.5〜30μの領
域で、平均65%以上である遠赤外線放射特性を有するセ
ラミツクスを添加した重合体を芯成分として紡糸して芯
鞘型複合繊維とすることは、例えば、特開昭63−92720
号公報、特開昭63−182444号公報、特開昭63−203873号
公報、特開平1−207456号公報に開示されている。 また、抗菌、消臭効果を有する物質としてセラミツク
やゼオライト系微粒子に銀、銅などの金属イオンを結合
させたものを用いて、これらを繊維形成重合体に添加す
ることが特開昭62−210973号、特開平1−117744号公
報、特開平1−221242号公報などに提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遠赤外線放射性の良好な微粒子を含有
させた繊維では抗菌性が不充分であり、一方、抗菌作用
に優れた銅や銀等の金属化合物微粒子を含有させた繊維
では十分な保温効果が達成できないという欠点がある。
特に、遠赤外線放射性の良好な微粒子を含有する繊維か
らなるくつ下等の製品においては、保温性が良好である
ため使用中に製品で細菌の繁殖しやすい環境となり、通
常の繊維製品よりも優れた抗菌性が必要となる。 本発明の目的は、従来の遠赤外線放射性の良好な微粒
子を含有させた繊維製品で問題となり易い細菌の繁殖を
顕著に抑制し、かつその抗菌性が繰り返し洗濯によって
も低下しにくい保温性・抗菌性に優れた複合繊維を提供
することである。
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、鞘成分に金属銅又はその化合物微粒
子(A)および銅とイオン化傾向の異なる金属又はその
化合物微粒子(B)1種以上からなる混合物微粒子とを
含有し、芯成分に遠赤外線放射セラミツクス微粒子
(C)を含有し、(A)および(B)は鞘成分中に合計
で0.1〜10重量%、(C)は芯成分中に5〜35重量%の
割合で存在し、鞘成分中には、更に、融点が10℃より低
く、かつ、25℃での粘度が10ポイズ以上のポリエステル
化合物(D)が0.1〜10重量%の割合で含まれ、かつ、
(A)+(B):(D)が5〜80:95:20であることを特
徴とする芯鞘型複合繊維である。特に本発明において
は、鞘成分中の金属銅又はその化合物微粒子(A)(以
下単に(A)成分と称することもある)及び銅とイオン
化傾向の異なる金属又はその化合物微粒子(B)(以
下、単に(B成分と称することもある)が有する優れた
抗菌作用と芯成分中の遠赤外線放射セラミツクス微粒子
(C)(以下、単に(C)成分と称することもある)が
有する優れた保温作用とが組み合わされることによっ
て、抗菌性と保温性が相乗的に向上した複合繊維となる
ものである。更に、鞘成分中に、融点が10℃より低く、
かつ、25℃での粘度が10ポイズ以上のポリエステル化合
物(D)(以下、単に(D)成分と称することもある)
を0.1〜10重量%の割合で含有させ、(A)+(B):
(D)を5〜80:95〜20とするとき、抗菌性が飛躍的に
向上し、温水洗濯を繰り返しても抗菌性の低下が少ない
という特徴を有するものである。 本発明の芯鞘型複合繊維を構成する重合体としては、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレートなど
の炭素数が2〜8のアルキレン基を有するポリアルキレ
ンテレフタレートやこれらにイソフタル酸、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジ
ピン酸、セバチン酸等の脂肪族ジカルボン酸、ビスフエ
ノール類のアルキレンオキシド付加物またはその縮合物
などを共重合したポリアルキレンテレフタレート共重合
体などのポリエステル、6−ナイロン,66−ナイロン、6
10−ナイロン、109−ナイロン、11−ナイロン、12−ナ
イロンなどのポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン共重合体などのポリオレフインなどの熱可
塑性重合体、ポリアクリロニトリル、アクリル系重合
体、ポリビニルアルコール、塩化ビニル系重合体、ポリ
ウレタンなどの溶剤可溶性重合体などから選ばれた重合
体の1種類または2種類以上の重合体を挙げることがで
き、これらの重合体を適宜組み合わせて、芯成分および
鞘成分とすればよい。本発明においては、就中、ポリエ
ステルやポリイミドを鞘成分に配することが好ましく、
特に抗菌性能を重視する場合は、後述するように、鞘成
分に液状ポリエステルを配合させるので、鞘成分重合体
としてポリエステル重合体を使用することが望ましい。 本発明において、複合繊維の鞘成分中に含まれる
(A)成分は、金属銅又はその化合物の微粒子であり、
その化合物とは、例えば酸化第2銅等の銅無機化合物を
挙げることができる。また、(B)成分は銅とイオン化
傾向の異なる金属又はその化合物の微粒子であり、その
ような金属としては、銀、アルミニウム、亜鉛、鉄等の
金属が挙げられ、その化合物としてはこれら金属の酸化
物、塩化物等が挙げられる。 また、(A)成分や(B)成分として、金属イオン交
換をさせたゼオライト、アルミナ、コージライト等の固
体微粒子を使用してもよいが、これらは紡糸等の単糸切
れ、フイルター詰り、毛羽発生させる可能性がある。本
発明においては、(A)成分としては金属銅を用い、
(B)成分としては特に金属銀を用いることが望まし
い。 これら(A)成分および(B)成分は平均粒子径を0.
05〜5μ程度に粉砕された微粒子を用いることが好まし
い。粒径が大きいものは紡糸時にフイルター詰まりや毛
羽断糸を起こし易く、特に各種衣料素材、寝装製品等へ
の応用を考えた場合は、単繊維デニールが1デニール前
後の細デニール糸も必要とされ、粒径が大きくなると延
伸時の糸切れが激しくなり好ましくない。従って本発明
に用いる(A)成分及び(B)成分は平均粒径1ミクロ
ン以下のものが望ましい。(A)成分として例えば金属
銅微粉末は、三井金属鉱業(株)社製のMFPパウダーの
ように、純度が高く、かつ球状粒子であり、粒径分布も
シヤープなものが、繊維中へ練込み分散させるには好都
合である。 また鞘成分中において(A)成分と(B)成分は合計
で0.1〜10重量%、好ましくは3〜10重量%含有されて
いることが重要であり、含有量が少ないと十分な抗菌作
用を発現できず、逆に多過ぎると繊維化工程での毛羽、
断糸率が大きくなるので所定デニールに応じてこれらの
含有量を調節しなければならない。 また、(A)成分と(B)成分との重量比は(A)/
(B)=1〜20が好ましく、特に7〜15が好ましい。 本発明においては、抗菌作用を効率的かつ長期的に接
続させるために、鞘成分中に融点が10℃より低く、か
つ、25℃での粘度が10ポイズ以上のポリエステル化合物
(D)(以下、単に(D)成分と称することもある)を
0.1〜10重量%の割合で存在させておくことが望まし
い。 このポリエステル化合物の粘度が低すぎると温水洗濯
後の抗菌性レベルがやや低下してくる傾向が認められ
る。このことは明確な理由は現時点では不明であるが、
およらく(D)成分の粘度があまり低くなってくると、
化合物自身の移行性が発生しやすくなり、温水洗濯時に
繊維中より少し抜け出やすくなるためか、あるいは耐水
性がやや減少してくるためではないかと推定される。
(D)成分としては、例えばアデカアーガス社製の、商
品名ADK CIZERシリーズとして市販されているポリエス
テル系可塑剤、あるいは大日本インキ化学社製の、商品
名POLYCIZERシリーズとして市販されているポリエステ
ル系可塑剤等が好ましく用いられる。そのポリエステル
化合物のうち、酸成分としてセバシン酸、アジピン酸、
フタル酸を主成分として、グリコール成分を適宜選択し
たものを用いるのが、コスト的にも物性的にも適当であ
る。 この(D)成分は、(A)成分及び(B)成分の合計
含有量が少ない程鞘成分中に多く存在させ、(A),
(B)成分が多量に含有されている場合は少量存在させ
ておけばよく、上記の如く0.1〜10重量%の範囲でコン
トロールすることが望ましい。この範囲をはずれると良
好な抗菌作用を発現させにくかつたり、繊維物性が劣つ
てくる傾向にある。また、本発明においては、(A)+
(B):(D)が5〜80:95〜20となるように配合され
ていることが望ましい。 そして、(D)成分の作用を最も活かす為には、鞘成
分の重合体としてポリエステルやポリアミド、就中、ポ
リエステルを使用することが望ましい。 次に、本発明においては、複合繊維の芯成分に遠赤外
線放射セラミツクス微粒子(C)(以下、単に(C)成
分と称することもある)が5〜35重量%含まれているこ
とが必要である。(C)成分としては、例えばアルミナ
(Al2O3)、シリカ(SiO2)、マグネシア(MgO)、ムラ
イト(1〜2Al2O3・SiO2)、ジルコニア(ZrO2)、ジル
コサンド(ZrO2・SiO2)、酸化クロム(Cr2O3)、酸化
チタン(TiO2)、スピネル(MgO・Al2O3)、フエライト
(FeO2・Fe3O4)、コージライト(MgO・Al2O3・SiO2
などの酸化物系セラミツクス、炭化ジルコン(ZrO)な
どの炭化物系セラミツクス、窒化チタン(TiN)などの
窒化物系セラミツクスなどの群から選ばれた1種類ある
いは2種類以上の化合物微粒子を挙げることができる。
重合体に添加する化合物の形状では、紡糸に支障を来さ
ない大きさの粒子径で、一般には約20ミクロン以下、好
ましくは0.2〜5ミクロンの範囲の平均粒子径である。
しかし、粒子径をあまり小さくすると粒子の凝集が生じ
て分散性が悪くなるので粒子径は0.1ミクロン以下は好
ましくない場合がある。添加量は少ないと遠赤外線放射
効果が十分ではない。一方、添加量が多くなると紡糸性
が低下したり、鞘成分重合体との接着性が低下すると
か、十分な延伸性が得られないため高い繊維強度が得ら
れなくなる。 更に、本発明の芯鞘型複合繊維には熱安定剤、光安定
剤を添加してもよい。 本発明の芯鞘型複合繊維の断面形状は芯鞘型複合繊維
であれば、円形断面、異形断面、更に芯鞘の関係が同心
円形でも偏心円形でもよく、中空部を有するものでもよ
い。 芯対鞘の複合比(重量比)は特に限定されないが、鞘
成分は少なくても効果があるため、5〜40%が適当であ
る。 本発明の芯鞘型複合繊維の断面形状の一例としては、
第1図に見られるようなものであり、図中、1は抗菌性
物質(A)成分および(B)成分を含有する鞘成分、2
は遠赤外線放射性セラミツクス微粒子(C)成分を含有
する芯成分を示すものである。 本発明の芯鞘型複合繊維は上述のごとき構成要件を満
足するものであれば、製造方法については従来公知の方
法を利用できる。具体的には、鞘成分については、
(A)成分及び(B)成分を必要に応じて(D)成分と
混合し、これを、例えば、ポリエステル重合体の重合完
了後紡糸直前までに添加し、異なる溶融系で(C)成分
を添加された芯成分重合体と複合して紡糸する方法等が
考えられる。(C)成分を重合体に添加する方法につい
ては、重合反応時〜紡糸直前の任意の段階を選ぶことが
できる。 このようにして得られる本発明の芯鞘型複合繊維はフ
イラメント糸としたり、またはステープル繊維から紡績
糸にして織物、編物とすることができる。また、繊維ウ
エブまたは繊維絡合不織布としたり、短繊維を水に分散
させて抄造した紙あるいは紙状物として使用することも
できる。そして、得られた布帛等においては、(A)成
分、(B)成分および(C)成分の有する効果が相乗的
に発現され優れた抗菌性と保温性を兼ね備えており、肌
着、くつ下、手袋、シーツ、ふとん側地、中入綿、包
帯、皮膚貼付剤基布、ホツトカーペツト、ザブトン等種
々のものに適要が可能である。 (実施例) 次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の部および%は断りのない限り、重量に
関するものである。 実施例1 2系統の溶融系をもつ芯鞘型複合紡糸機を用い、芯成
分として[η]=0.62のポリエチレンテレフタレート
に、平均粒子径約0.6ミクロンのジルコニア径セラミッ
ク(ZrO2)10%、リン酸エステル系熱安定剤0.5%を混
合したチップを用い、鞘成分として2,2′−ビス(p−
ヒドロキシフェニル)プロパンエチレンオキシド2モル
付加物を2モル%共重合した[η]=0.68のポリエチレ
ンテレフタレートに、抗菌性添加剤として平均粒子径0.
3ミクロンの金属銅微粒子と平均粒子径0.5ミクロンの金
属銀とを1%(銅:銀=9:1)、ポリエステル可塑剤(2
5℃で流動性を示す粘度約100ポイズのポリエステル、ア
デカ・アーガス化学社製:PN−350)を1%及びリン酸エ
ステル系熱安定剤0.8%を配合したチップを用い、複合
比1:1、紡糸温度295℃、巻取速度1,200m/分で溶融紡糸
した。得られた芯鞘型複合繊維を3.5倍に延伸し、繊度
2.5デニールのマルチフィラメント糸とした。このマル
チフィラメント糸を用いて編地を作成し、洗濯前と洗濯
10回後の抗菌性を測定したところ、シエークフラスコ法
による減菌率は、洗濯前後とも85%以上と優れたもので
あつた。 実施例2 2系統の溶融系をもつ芯鞘型複合紡糸機を用い、芯成
分として平均粒子径約0.6ミクロンのジルコサンド系セ
ラミツク(ZrO2−SiO2)25%を添加した6−ナイロンチ
ツプを用い、鞘成分として2モル%の5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフタレ
ート中に、平均粒子径0.5ミクロンの金属銅と平均粒子
径0.5ミクロンの酸化鉄とを9:1に混合したもの1%及び
実施例2で用いたポリエステル可塑剤を1%含有するチ
ツプを用い、複合比1:1、紡糸温度290℃、巻取速度1,20
0m/分で紡糸した。得られた芯鞘型複合繊維を3.3倍に延
伸し、熱固定して繊度2.5デニールのフイラメント糸を
得た。このフイラメント糸は仮撚加工してフイラメント
加工糸として靴下を製編した。 一方、比較のために、通常のナイロンフイラメント加
工糸を用いて、同様に靴下を製編した。 この両方の靴下を10人の着用者に片足ずつ着用させて
臭気の発生状態、保温性などを比較した。 その結果、実施例のものは一日中着用しても殆ど臭気
を感ずることがなく、保温性に優れていた。更に、着用
−洗濯を1カ月間繰り返し実施したが臭気発生の抑制効
果は持続した。また、実施例の繊維は鮮明な染色加工が
でき、工程通過性、製織性などは通常のナイロン繊維と
変わりのないものであつた。
【発明の効果】
本発明は、鞘成分に金属銅又はその化合物微粒子
(A)と銅とイオン化傾向の異なる金属又はその化合物
微粒子(B)とを含有させ、芯成分に遠赤外線放射セラ
ミツクス微粒子(C)を含有させることによつて、従来
の遠赤外線放射性繊維の有する保温効果を更に強化し、
該繊維では十分達成されていなかつた抗菌性を向上させ
ることが可能であり、かつ、鞘成分に抗菌性混合微粒子
(A)および(B)と共に液状ポリエステル(D)を配
合させるので抗菌性が長期間に亘つて持続するという特
徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の芯鞘型複合繊維の断面形状の模式図で
ある。 1;抗菌性物質(A)成分及び(B)成分を含有する鞘成
分、 2;遠赤外線放射性セラミツクス微粒子(C)成分を含有
する芯成分。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01F 8/00 - 8/18 D01F 1/00 - 1/10 D01F 6/92 301 D01F 6/92 308

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯成分に金属銅又はその化合物微粒子
    (A)および銅とイオン化傾向の異なる金属又はその化
    合物微粒子(B)1種以上からなる混合物微粒子とを含
    有し、芯成分に遠赤外線放射セラミックス微粒子(C)
    を含有し、(A)および(B)は鞘成分中に合計で0.1
    〜10重量%、(C)は芯成分中に5〜35重量%の割合で
    存在し、鞘成分中には、更に、融点が10℃より低く、か
    つ、25℃での粘度が10ポイズ以上のポリエステル化合物
    (D)が0.1〜10重量%の割合で含まれ、かつ、(A)
    +(B):(D)が5〜80:95〜20であることを特徴と
    する芯鞘型複合繊維。
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