JP2849367B2 - ゲーム機用操作装置 - Google Patents

ゲーム機用操作装置

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JP2849367B2
JP2849367B2 JP8173402A JP17340296A JP2849367B2 JP 2849367 B2 JP2849367 B2 JP 2849367B2 JP 8173402 A JP8173402 A JP 8173402A JP 17340296 A JP17340296 A JP 17340296A JP 2849367 B2 JP2849367 B2 JP 2849367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコントローラ等と称せら
れるゲーム機用操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のゲーム機用操作装置はハウジン
グによって外殼が形成され、操作者が該ハウジングを両
手の掌で挾み込み、その主面上に配置された複数のキー
トップを各指で操作することにより、ゲーム画面上のキ
ャラクタの移動方向や動作状態等の指示を与えるように
なっている。
【0003】このようなゲーム機用操作装置において
は、最近のゲーム内容の高度化や複雑化に伴ってキート
ップの数が増加する傾向にあり、その一例として実開平
4−42029号公報に記載のものが知られている。同
公報に開示されたゲーム機用操作装置は、ハウジングの
主面の左右位置に十字形キートップと複数のキートップ
群を配置すると共に、該ハウジングの側面に他のキート
ップを配置してあり、操作者が左右の親指で主面上のキ
ートップを押圧操作するのと同時に、人差指または中指
で側面上のキートップを押圧操作できるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のゲーム
機用操作装置にあっては、ハウジングの一主面のみなら
ず側面にもキートップを配置し、これら各キートップを
操作者の左右の各指を用いて選択的に押圧操作するよう
になっているため、キートップの数の増加にある程度は
対応することができる。しかしながら、操作者が同時に
使用できる指の数には限度があるため、キートップの数
をさらに増加すると操作性が著しく低下するという問題
があり、また、ハウジングの面上に配置されるキートッ
プの数が増加すると、それに伴ってキートップの配置ス
ペースも多くなるため、小型化が妨げられるという問題
もあった。
【0005】さらに、各キートップから出力される信号
は全てオン/オフの切換信号であるため、例えばレーシ
ングゲームにおけるハンドル操作やアクセル操作のよう
に、操作量と操作速度を同時に制御するゲームの場合、
単なるオン/オフ信号ではこれらハンドル操作やアクセ
ル操作と違和感を生じやすく、操作感に劣るという問題
もあった。
【0006】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、操作性と操作感に優
れた新規なゲーム機用操作装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左右に分割された第1ケースと第2ケー
スを有し、これら第1ケースと第2ケースを互いに連結
してなるハウジングと、前記第1ケースに固定された中
継リングと、前記第2ケースに固定された連結リング
と、前記第1ケースの面上に配設された操作キーを有
し、操作者が第1の指示を与えるための第1の操作手段
と、前記第2ケースの面上に配設された操作キーを有
し、操作者が第2の指示を与えるための第2の操作手段
と、前記ハウジングに内蔵された回転型電気部品を有
し、操作者が第3の指示を与えるための第3の操作手段
とを具備し、前記第2ケースが前記中継リングを摺動ガ
イドとして前記第1ケースに回動可能に連結されてお
り、前記第1ケースと前記第2ケースのそれぞれは、前
記操作キーが配設された箱部と、該箱部の端部に形成さ
れた円筒部とを有し、前記中継リングは前記第1ケース
の円筒部内に配置されると共に、前記連結リングは前記
第2ケースの円筒部内に配置されており、前記第1ケー
スと第2ケースのそれぞれの円筒部を相対的に回動操作
した時、前記連結リングによって駆動される前記回転型
電気部品から電気信号が発生するように構成したことを
特徴としている。
【0008】上記構成において、前記円筒部の径寸法を
前記箱部の幅寸法よりも若干大きめに設定した。
【0009】
【作用】操作者が両手の掌でハウジングの第1ケースと
第2ケースを挾み込み、左右の指で第1および第2ケー
スの箱部上に配設された各操作キーを適宜操作すると、
第1の操作手段と第2の操作手段からそれぞれ第1の指
示信号と第2の指示信号が出力される。また、操作者が
第1ケースと第2ケースの箱部を捩じり、これら第1お
よび第2ケースをそれぞれの円筒部において相対的に回
動操作すると、ハウジングに内蔵されたロータリボリュ
ームやロータリエンコーダ等の回転型電気部品が第2ケ
ースに固定された連結リングによって動作され、第3の
操作手段からアナログ信号またはパルス信号が出力され
る。その際、両手の掌で第1および第2ケースの箱部を
持って両者を相対的に回動操作できるため、左右の指で
第1の操作手段と第2の操作手段の操作キーを操作する
のと同時に第3の操作手段の回転型電気部品を操作
き、しかも、この回動操作時の力が第1ケースに固定し
た中継リングの摺動ガイド部分で受けられ、第2ケース
に固定した連結リングにほとんど作用しなくなるため、
連結リングから回転型電気部品に至る動力伝達系を長期
にわたって高精度に維持することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るゲーム機用操作装置
を表面側から見た斜視図、図2は該操作装置を裏面側か
ら見た斜視図、図3は該操作装置の使用状態を示す斜視
図、図4は該操作装置に備えられる左ケースと右ケース
の連結機構を裏面側から見た断面図、図5は該連結機構
に備えられる中継リングの右側面図、図6は該連結機構
に備えられる連結リングの左側面図、図7は該連結機構
のセルフリターン動作を示す説明図、図8は図1の操作
装置に備えられる左側操作キーのスイッチ機構を示す底
面図、図9は図1の操作装置に備えられるキースイッチ
のスイッチ機構を示す断面図である。
【0011】図1〜図3において、符号1で示すハウジ
ングはゲーム機用操作装置の外殼を形成するもので、該
ハウジング1は左右に2分割された左ケース2と右ケー
ス3とで構成されている。前記左ケース2は比較的薄肉
の箱部2cと該箱部2cの右端の円筒部2dを有し、こ
れらは一対の上ハーフ2aと下ハーフ2bをねじによっ
て接合・一体化することで構成されている。該箱部2c
における上ハーフ2aの面上にはスタートキー4と第1
の操作手段としての十字形キートップ5とがそれぞれ配
置されると共に、該左ケース2の背面(後側面)には左
側操作キー6が配置されている。一方、前記右ケース3
は比較的薄肉の箱部3cと該箱部3cの左端の円筒部3
dを有し、これらも一対の上ハーフ3aと下ハーフ3b
をねじによって接合・一体化することで構成されてい
る。該箱部3cにおける上ハーフ3aの面上には第2の
操作手段としての4個のキースイッチ7(7a〜7d)
が近接配置されると共に、該右ケース3の背面(後側
面)には右側操作キー8が配置されている。なお、左ケ
ース2と右ケース3の各円筒部2d,3dの径寸法は、
箱部2c,3cの幅寸法よりも若干大きめに設定されて
いる。前記十字形キートップ5は方向指示操作器として
機能し、他の各キースイッチ7a〜7dと左側操作キー
6および右側操作キー8はそれぞれ動作指示操作器とし
て機能するが、これらがどのような動作を指示するのか
はゲームソフトによって適宜決定される。
【0012】図4に示すように、前記左ケース2の右端
に形成された円筒部2dの内周面に中継リング9が嵌合
・固定されると共に、該中継リング9の外周面に形成し
たガイド溝9aに右ケース3の左端に形成された円筒部
3dが摺動自在に嵌合されており、左ケース2と右ケー
ス3とは該中継リング9を介して相対的に回動可能に連
結されている。そして、後述するように、これら左ケー
ス2と右ケース3の相対的な回動操作によって、第3の
操作手段としてのロータリボリューム21が動作され、
アナログ信号が発生するようになっている。また、右ケ
ース3の円筒部3dの内周面には連結リング10が嵌合
・固定されており、該連結リング10と前記中継リング
9とは両者の中央で回動可能に連結されている。
【0013】図5に示すように、前記中継リング9には
中心孔11が設けられると共に、該中心孔11の周囲に
環状の凹溝12が設けられ、該凹溝12内に一対の段部
12a,12bが形成されている。さらに、凹溝12の
外方に規制壁13が形成されており、この規制壁13は
両段部12a,12bのほぼ中間に位置している。一
方、図6に示すように、前記連結リング10にはその中
心に中空軸14が一体成形されると共に、該中空軸14
の周囲に環状のガイド棒15がねじ止めされており、さ
らに、該ガイド棒15の周囲にストッパ16が立設され
ている。前記ガイド棒15にはコイルばね17が巻回さ
れており、該コイルばね17の両端は一対の突起15
a,15bに係止されている。これら中継リング9と連
結リング10とは中空軸14を中心孔11に挿入した状
態で回動可能に連結され、ワッシャ18によって抜け止
めがなされている。その際、前記コイルばね17は中継
リング9の凹溝12内に配置され、その両端が段部12
a,12bにも当接するよう各部の寸法が設定されてい
るため、中継リング9と連結リング10はコイルばね1
7によって図7(a)に示すセンタ状態に保持される。
このセンタ状態から中継リング9と連結リング10が相
対的に回動し、例えば連結リング10に対して中継リン
グ9が時計方向に回転すると、図7(b)に示すよう
に、コイルばね17は一方の段部12aに押圧されて図
示左側の突起15aから離れ、右側の突起15bと段部
12aとの間で圧縮される。そして、規制壁13がスト
ッパ16の一端面に当接する位置で時計方向の回転は規
制され、かかる回転力が解除されると、中継リング9は
コイルばね17の弾性によって図7(a)に示すセンタ
状態に自動復帰する。これとは逆に、図7(a)のセン
タ状態から中継リング9が反時計方向に回転すると、図
7(c)に示すように、コイルばね17は他方の段部1
2bに押圧されて右側の突起15bから離れ、左側の突
起15aと段部12bとの間で圧縮される。そして、規
制壁13がストッパ16の他端面に当接する位置で反時
計方向の回転は規制され、かかる回転力が解除される
と、中継リング9はコイルばね17の弾性によって図7
(a)に示すセンタ状態に自動復帰する。
【0014】図4に戻り、前記左ケース2の内部にはプ
リント基板19が固定されており、図示省略してある
が、該プリント基板19には信号処理回路の回路部品等
が実装されている。また、プリント基板19にはブラケ
ット20が起立状態で固定されており、該ブラケット2
0には第3の操作手段としてのロータリボリューム21
がナット22を用いて固定されている。該ロータリボリ
ューム21の端子は前記プリント基板19のパターン
(いずれも図示せず)にはんだ付けされており、その中
央部より突出する回転軸21aには従動歯車23が固定
され、この従動歯車23は前記連結リング10の中空軸
14の先端に固定された歯車24と噛合している。
【0015】前記左ケース2における箱部2cの面上に
配置された各操作キーのうち、前述したスタートキー4
および十字形キートップ5と前記プリント基板19との
間には図示せぬラバーコンタクトがそれぞれ配置されて
おり、これらスタートキー4または十字形キートップ5
を押圧すると、クリック感触を伴ってオン/オフ信号が
発生するようになっている。また、残りの左側操作キー
6は、左ケース2内に配置した他のロータリボリューム
26を動作し、アナログ信号を発生するようになってい
る。図8に示すように、このロータリボリューム26は
前記ロータリボリューム21と同様に前記ブラケット2
0に固定されており、左側操作キー6の押圧力は回動レ
バー25を介してロータリボリューム26に動力伝達さ
れる。前記回動レバー25は左ケース2に設けられた支
軸27に回転可能に支持されると共に、捩じりコイルば
ね28によって図8の反時計回り方向に付勢されてお
り、その一端は左側操作キー6と当接し、その他端に形
成された歯部25aはロータリボリューム26の回転軸
26aに固定された歯車29と噛合している。したがっ
て、左側操作キー6を押圧すると、回動レバー25は支
軸27を中心として時計回り方向に回転し、ロータリボ
リューム26の回転軸26aを回転する。また、左側操
作キー6への押圧力を解除すると、回動レバー25は捩
じりコイルばね28によって反時計回り方向に回転し、
図8に示す初期状態に復帰する。
【0016】一方、前記右ケース3における箱部3cの
面上に配置された各操作キーのうち、前述したキースイ
ッチ7a,7bと右側操作キー8は、上記スタートキー
4と十字形キートップ5と同様に、クリック感触を伴っ
てオン/オフ信号が発生するスイッチ機構を採用してい
る。また、残りのキースイッチ7cとキースイッチ7d
は、右ケース3内に配置した図示せぬロータリボリュー
ムをそれぞれ動作し、アナログ信号を発生するようにな
っている。すなわち、図9に示すように、キースイッチ
7cはコイルばね30によって右ケース3の下ハーフ3
bに弾性保持されており、該キースイッチ7cの側面に
設けられた歯部31は、図示省略したロータリボリュー
ムの回転軸に固定された回転板32の歯部32aと噛合
している。なお、歯部31の上端とこれに対応する歯部
32aの一部は、他の部分に比べて歯先ピッチが大きく
形成されており、組込時に両歯部31,32aを容易に
位置合わせできるように工夫されている。したがって、
キースイッチ7cをコイルばね30の弾性力に抗して押
圧すると、回転板32は反時計回り方向に回転してロー
タリボリュームの回転軸を回転し、かかる押圧力を解除
すると、キースイッチ7cと回転板32はコイルばね3
0によって図9に示す初期状態に復帰する。図示せぬ
が、キースイッチ7dについても同様に構成されてい
る。
【0017】このように前記右ケース3の内部には、ロ
ータリボリュームを実装するプリント基板等を含め、各
操作キー7a〜7d,8に対応する図示せぬ複数枚のプ
リント基板が配置されており、各プリント基板の配線パ
ターンは右ケース3の内部で右側コネクタ33に集めら
れている。そして、右側コネクタ33に接続されたリー
ド線34は、図4に示すように、前記連結リング10の
中空軸14の内部を通って前記左ケース2の内部に達
し、前記プリント基板19に実装された左側コネクタ3
5に接続されている。さらに、プリント基板19にはコ
ード36が接続されており、図1〜図3に示すように、
該コード36は左ケース2の外部に導出されて、図示せ
ぬゲーム機本体に接続されるようになっている。
【0018】次に、上記実施例に係る操作装置をゲーム
に使用する場合について説明すると、この場合、図3に
示すように、操作者はハウジング1を構成する左ケース
2と右ケース3のそれぞれの箱部2c,3cを左右の掌
で軽く握りしめて使用する。そして、操作者は左親指の
位置を移動させるか傾きを変化させ、十字形キートップ
5の上下左右の4個所のいずれかを押圧することによ
り、ゲーム画面上のキャラクタやカーソルの移動方向を
指示する。これに関連し、操作者は右親指の位置を移動
させながら4個のキースイッチ7a〜7dのいずれかを
押圧したり、左右の人差指(または中指)で左側操作キ
ー6と右側操作キー8を押圧することにより、種々の動
作状態を選択的に指示する。さらに、これらの方向指示
や動作指示に関連して、操作者は左ケース2と右ケース
3のそれぞれの箱部2c,3cを左右の掌で捩じり、左
ケース2に固定された中継リング9と右ケース3に固定
された連結リング10とを相対的に回動することによ
り、ロータリボリューム21の回転軸21aを回転させ
て別の動作状態を指示する。かかる動作としては、例え
ばレーシングゲームにおけるハンドル操作やアクセル操
作のように、操作量と操作速度を同時に制御する動作が
好適であり、左ケース2と右ケース3とを相対的に回動
する際のスピードに対応した操作が実現されるため、操
作感が良好となり、より緊迫したゲームを行うことがで
きる。
【0019】このように上記実施例にあっては、操作者
が左ケース2と右ケース3を左右の掌で相対的に回動操
作することにより、ハウジング1に内蔵された第3の操
作手段としてのロータリボリューム21からアナログ信
号が発生されるため、左ケース2と右ケース3の面上に
配置された各操作キーを左右の各指で押圧操作するのと
同時に第3の操作手段を操作でき、操作性を高めること
ができる。また、第3の操作手段から出力される信号は
アナログ信号であるため、左ケース2と右ケース3とを
相対的に回動する際のスピードに対応した操作を実現で
き、操作感が良好で緊迫したゲームを行うことができ
る。
【0020】また、左ケース2の円筒部2d内に固定さ
れた中継リング9に対して右ケース3の円筒部3dを回
動自在に連結し、該円筒部3dの内部に連結リング10
を固定したため、左ケース2と右ケース3を相対的に回
動操作する際の力は中継リング9で受けられ、連結リン
グ10にはほとんど作用せず、よって、連結リング10
からロータリボリューム21に至る動力伝達系を長期に
わたり高精度に維持することができる。
【0021】さらに、左ケース2内に配置されたプリン
ト基板19と右ケース3内に配置されたプリント基板と
をリード線34で接続し、該リード線34を連結リング
10の中央に設けられた中空軸14に挿通したため、左
ケース2と右ケース3が相対的に回動操作するのにも拘
らず、リード線34に無理な力は作用せず、共通のコー
ド36を用いて操作装置をゲーム機本体に接続すること
ができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形例が可能であり、例えば、第3の操作手段と
してロータリボリューム21に代えてロータリエンコー
ダを用い、該ロータリエンコーダから出力されるパルス
信号を用いて第3の指示を与えることも可能である。ま
た、左ケース2と右ケース3の箱部2c,3c上に配置
される各操作キーの数やスイッチ機構は適宜変更可能で
あり、例えば、左側操作キー6と右側操作キー8のいず
れか一方を省略したり、全ての操作キーにオン/オフ信
号が発生するスイッチ機構を採用しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作者が第1ケースと第2ケースのそれぞれの箱部を左
右の掌で捩じり、これら箱部間に位置するそれぞれの円
筒部において相対的に回動操作すると、ハウジングに内
蔵された第3の操作手段としての回転型電気部品が動作
され、第3の操作手段からアナログ信号またはパルス信
号が出力されるため、左右の指で第1の操作手段と第2
の操作手段の操作キーを操作するのと同時に第3の操作
手段の回転型電気部品を操作でき、しかも、この回動操
作時の力が第1ケースに固定した中継リングの摺動ガイ
ド部分で受けられ、第2ケースに固定した連結リングに
ほとんど作用しなくなるため、連結リングから回転型電
気部品に至る動力伝達系を長期にわたって高精度に維持
することができ、操作性と操作感に優れた新規なゲーム
機用操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るゲーム機用操作装置を
表面側から見た斜視図である。
【図2】該操作装置を裏面側から見た斜視図である。
【図3】該操作装置の使用状態を示す斜視図である。
【図4】該操作装置に備えられる左ケースと右ケースの
連結機構を裏面側から見た断面図である。
【図5】該連結機構に備えられる中継リングの右側面図
である。
【図6】該連結機構に備えられる連結リングの左側面図
である。
【図7】該連結機構のセルフリターン動作を示す説明図
である。
【図8】図1の操作装置に備えられる左側操作キーのス
イッチ機構を示す底面図である。
【図9】図1の操作装置に備えられるキースイッチのス
イッチ機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 左ケース 2c 箱部 2d 円筒部 3 右ケース 3c 箱部 3d 円筒部 5 十字形キートップ 6 左側操作キー 7a〜7d キースイッチ 8 右側操作キー 9 中継リング 10 連結リング 21 ロータリボリューム(回転型電気部品)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に分割された第1ケースと第2ケー
    スを有し、これら第1ケースと第2ケースを互いに連結
    してなるハウジングと、前記第1ケースに固定された中継リングと、 前記第2ケースに固定された連結リングと、 前記第1ケースの面上に配設された操作キーを有し、操
    作者が第1の指示を与えるための第1の操作手段と、 前記第2ケースの面上に配設された操作キーを有し、操
    作者が第2の指示を与えるための第2の操作手段と、 前記ハウジングに内蔵された回転型電気部品を有し、操
    作者が第3の指示を与えるための第3の操作手段とを具
    備し、前記第2ケースが前記中継リングを摺動ガイドとして前
    記第1ケースに回動可能に連結されており、 前記第1ケースと前記第2ケースのそれぞれは、前記操
    作キーが配設された箱部と、該箱部の端部に形成された
    円筒部とを有し、前記中継リングは前記第1ケースの円筒部内に配置され
    ると共に、前記連結リングは前記第2ケースの円筒部内
    に配置されており、 前記第1ケースと第2ケースのそれぞれの円筒部を相対
    的に回動操作した時、前記連結リングによって駆動され
    前記回転型電気部品から電気信号が発生することを特
    徴とするゲーム機用操作装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒部の径寸法が前記箱部の幅寸法
    よりも若干大きめに設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のゲーム機用操作装置。
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