JP2848272B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2848272B2 JP7138610A JP13861095A JP2848272B2 JP 2848272 B2 JP2848272 B2 JP 2848272B2 JP 7138610 A JP7138610 A JP 7138610A JP 13861095 A JP13861095 A JP 13861095A JP 2848272 B2 JP2848272 B2 JP 2848272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に高速性および高集積性を実現するメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁膜上の半導体層に形成するnチャネ
ル電界効果型トランジスタ、すなわちSOI(Silicon
On Insulator)MOSFETにおいて、ドレイン端の衝
突電離により生じる正孔が半導体層(SOI層)に蓄積
する結果生じる電位分布の変化に伴う電流値の変化を利
用したメモリ素子(Multistable Charge-Controlled Me
mory;図6参照)が、タック(Tack)等により、アイイ
ーイーイー、トランザクションズ オブ エレクトロンデ
バイス、37巻1373ページ(Marnix R.Tack等、“Th
e Multistable Charge-Controlled Memory Effect in S
OI MOS Transistors at Low Temperatures”、IEEE Tra
ns. Electron Devices、 Vol.37、p1373、1990年)に報
告されている。図6において、1はシリコン基板、2は
埋め込み酸化膜(SiO2)、5はp型シリコン半導体
層(SOI層)、6はゲート酸化膜、7はゲート電極、
8、9はソース、ドレイン電極をそれぞれ示している。
【0003】その原理を説明するために、図6に示す素
子のチャネル部による縦方向断面における電位分布を、
SOI層中に正孔が蓄積している場合を図7から図9に
示す。
【0004】SOI層が完全空乏化している場合は(図
7参照)、基板電極に負の電圧(バックゲート電圧)を
印加すると、基板からの電界が直接チャネルに影響する
ため、チャネル表面の縦方向の電位勾配が大きく、トラ
ンジスタのしきい値電圧Vthが高くなる。
【0005】完全空乏化したSOI層に正孔が流入し、
SOI層が中性に戻った場合の縦方向の電位分布を図8
に示す。また、図8に示す状態よりも、正孔の蓄積がさ
らに顕著な場合を図9に示す。
【0006】これらの場合、基板からの電界が正孔によ
って終端されるため、基板電界がチャネル表面の電位分
布に与える影響が小さくなり、チャネル表面の電位勾配
が低下し、トランジスタのしきい値電圧Vthが低下す
る。
【0007】SOI層中の正孔の有無に依存するしきい
値の変化によりもたらされる電流の変化を、例えば図1
0の回路において電圧出力Voutとして読み出すことによ
り、メモリ素子として機能させることができる。
【0008】これはSOIMOSFETにおいては基板
側からのキャリア流入がないために、SOI層からキャ
リアを追い出し空乏化させると、SOI層が中性に戻る
ためには熱励起によるキャリアの発生、もしくはソース
接合およびドレイン接合からの漏れ電流によるキャリア
の蓄積を待つ必要があり、その結果中性の平衡状態に戻
るまでにある一定の時間を要することを利用したもので
ある。
【0009】ここで、正孔の蓄積は、ドレイン電圧を上
昇させることにより、衝突電離により発生した正孔がS
OI層の基板電極側の電位の低い部分に蓄積されること
により行い、正孔の除去は基板電極の電位を上昇させ、
キャリアを追い出した後、再び基板電極の電位を下げる
ことにより行う。
【0010】このメモリ素子はDRAMと同じく単一の
トランジスタで形成されるため、高集積化に有利であ
る。また、SRAMと同じくメモリを構成するトランジ
スタが電流駆動能力を持つため、高速なデータの読み出
しが可能である。
【0011】さらに、データの書き込み時にEPROM
(電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ)のよ
うな酸化膜への電流注入を行わないため、EPROMに
みられる、データの書き込み回数に依存した酸化膜の劣
化、及びそれに起因する素子特性の劣化がないという利
点を持つ。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のSOIメ
モリ素子において、SOI層の基板電極側に正孔を蓄積
させるためには、SOI層のゲート電極側と基板電極側
との間に、正孔の蓄積に有効なだけの電位差を形成する
ことが必要である。
【0013】SOI層の両界面間の電位差を大きくとる
ためには、SOI層を厚くするか、電位勾配を大きくす
る必要がある。
【0014】しかし、SOIMOSFETの短チャネル
効果抑制のためには、SOI層を薄くする必要があり、
上の要請とは矛盾を生じる。
【0015】また、電位勾配を大きくすることは、基板
電極に絶対値の大きな負の電圧を加えることになるが、
これは基板電極−ドレイン電極間の電界強度を増加させ
るために、ドレイン接合付近でバンド間トンネルによる
漏れ電流を発生させ、その結果、SOI層を完全に空乏
化させる記憶状態(図9においてしきい値電圧Vthが高
い状態)において、漏れ電流のために正孔が蓄積し、記
憶を保持できなくなるという問題を生ずる。
【0016】従って、本発明は、前記問題点を解消し、
SOIMOSFETの基板におけるキャリア蓄積の有無
を利用するメモリ素子において、バンド間トンネル電流
もしくは再結合電流に起因する漏れ電流を抑制し、記憶
保持時間を向上させる半導体記憶装置を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、絶縁膜上の半導体層上に電界効果型トラ
ンジスタを形成し、前記半導体層のゲート電極に対向す
る側とは反対に位置する端面側に絶縁膜を介して基板電
極を設け、該基板電極による電界が、前記半導体層中の
キャリアの蓄積の有無に依存して変化することを利用し
てメモリ動作を行わせる半導体記憶装置であって、前記
基板電極の少なくともドレイン電極側の端部をドレイン
接合からチャネル方向又は該チャネルと垂直な方向に所
定距離離間させてなる記憶素子を含むことを特徴とする
半導体記憶装置を提供する。
【0018】また、本発明は、絶縁膜上の半導体層上に
電界効果型トランジスタを形成し、前記半導体層のゲー
ト電極に対向する側とは反対に位置する端面側に絶縁膜
を介して基板電極を設け、該基板電極による電界が、前
記半導体層中のキャリアの蓄積の有無に依存して変化す
ることを利用してメモリ動作を行わせる半導体記憶装置
であって、前記基板電極に面した前記半導体層をソー
ス、ドレイン電極の少なくとも一方よりも前記基板電極
側に突出させてなる記憶素子を含むことを特徴とする半
導体記憶装置を提供する。
【0019】そして、本発明においては、前記記憶素子
を基板に対して上下に反転させて配置した構成としても
よい。さらに、本発明においては、前記記憶素子をソー
ス、ドレイン電極方向の軸又はソース−ドレイン電極方
向に垂直な軸の周りに回転させてなる構成としてもよ
い。
【0020】
【作用】本発明の作用、原理を本発明の好適な態様を示
す図面を参照して以下に説明する。
【0021】図1の構成においては、チャネル領域にお
いてのみSOI層が厚くされるため、正孔の蓄積に有効
なSOI層上下の電位差を確保できる上に、ドレイン電
極を厚くした場合に発生する、短チャネル効果による特
性劣化を抑止できる。
【0022】また、基板電極とドレイン電極が、SOI
層の突起の分だけ離間しているために基板電極−ドレイ
ン電極間の電界が緩和され、基板電極−ドレイン電極間
の電界に起因するバンド間トンネルによる漏れ電流を減
少させ、データの保持能力を増加させることができる。
【0023】そして、ソース接合を薄くできるために、
ソース接合における電子と正孔の再結合により、蓄積さ
れた正孔が失われる効果を抑制し、保持時間を向上でき
る。
【0024】図2の構成においては、基板電極とドレイ
ン電極が横方向にオフセットしているために、基板電極
−ドレイン間の電界が緩和され、バンド間トンネル電流
による記憶の喪失を緩和できる。
【0025】図3、図4、及び図5の構成は、図1に示
す構成と同じ効果を持つ上に、素子形成プロセスを容易
にする。
【0026】すなわち、図3に示す構成はゲート電極が
下方、基板電極が上方にあるため、基板電極をエッチン
グした後に同一マスクによって酸化膜をエッチングし、
さらに続けてSOI層をエッチングすることにより、突
起部以外を薄膜化することによって、容易に基板電極と
突起部の位置合わせを行うことができる。
【0027】また、図4に示す構成は図1に示す構成を
ソース−ドレイン電極方向を軸に90度回転させた構成
で、突起部が基板平面上にあるため、フォトレジストマ
スクにより突起形状を形成でき、製造工程が容易にな
る。
【0028】そして、図5に示す構成は図1に示す構成
をソース−ドレイン平面に垂直な軸の周りに90度回転
させた配置であり、図1に示す構成において、ドレイン
電極を薄膜化し、短チャネル効果およびバンド間トンネ
ル電流を低減する効果、もしくはソース電極を薄膜化す
ることにより、再結合電流を抑制する効果の少なくとも
一方をもたせるものである。この構成においては、フォ
トレジストマスクを利用した上方からのエッチングによ
り、上方に位置するソースあるいはドレイン電極を形成
できるという製造工程上の利点が得られる。
【0029】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0030】
【実施例1】図1に、本発明の第1の実施例の構成を説
明する断面図を示す。図1を参照して、シリコン基板1
上の酸化膜2中に膜厚300nm(=3000Angstrom)の
p+ポリシリコンにより形成される基板電極3を形成
し、基板電極3の上部に膜厚10nmの第2の酸化膜4
を介してアクセプタ濃度2×10-17cm-3のp−型シ
リコン層5を配置し、その上部に膜厚10nmのゲート
絶縁膜6を介して膜厚300nmのn+ポリシリコンよ
りなるゲート電極7を設ける。
【0031】そして、p−型シリコン層5のゲート酸化
膜6側の界面に対して、その表面側の位置が揃うよう
に、膜厚30nmのn型高濃度半導体層よりなるソース
電極8とドレイン電極9を設ける。
【0032】正孔の蓄積は、ドレイン電極9に通常の読
み出しよりも高い電圧を加え、衝突電離により正孔を発
生させるか、あるいはゲート電極7に負の電圧を印加
し、ドレイン接合にバンド間トンネル電流を発生させる
ことにより行う。正孔の除去は基板電圧を上昇させるこ
とにより行う。
【0033】データの読み出しは、ゲート電極7とドレ
イン電極9に正の電圧を印加し、正孔の蓄積の有無に依
存する電流値の差を検出することにより行う。
【0034】
【実施例2】図2に本発明の第2の実施例の構成を説明
する断面図を示す。図2を参照して、本実施例において
は基板電位3がソース及びドレイン電極7、8の端部か
ら横方向にオフセットを有する構成とされている。本実
施例は図1の前記第1の実施例に示す構成においてp−
型シリコン層5、n型高濃度半導体層からなるソース電
極8およびドレイン電極9はすべて膜厚100nmとす
る。そして基板電極3の端部をソース電極8およびドレ
イン電極9の端部から、横方向に50nm離間させる。
【0035】
【実施例3】図3に本発明の第3の実施例を説明する断
面図を示す。図3を参照して、シリコン基板1上の酸化
膜2中に膜厚300nmのn+ポリシリコンにより形成
されるゲート電極7を形成し、その上部に膜厚10nm
のゲート酸化膜6を介してアクセプタ濃度2×10-17
cm-3のp−型シリコン層5を配置し、その上部に膜厚
10nmの第2の酸化膜を介して膜厚300nmのp
+ポリシリコンよりなる基板電極を設ける。
【0036】そして、p−型シリコン層5のゲート酸化
膜6側の界面に対して、その表面側の位置が揃うよう
に、膜厚30nmのn型高濃度半導体層よりなるソース
電極8とドレイン電極9を設ける。
【0037】
【実施例4】図4に本発明の第4の実施例を説明する平
面図を表す。本実施例は、図1に示す前記第1の実施例
の構成をソース電極とドレイン電極を結ぶ軸の周りに9
0度回転させて得られる構成である。
【0038】シリコン基板1(図1参照)上の酸化膜2
中にn+ポリシリコンにより形成されるゲート電極7を
形成し、その一辺に隣接して膜厚10nmのゲート酸化
膜6を介してアクセプタ濃度2×10-17cm-3のp−
型シリコン層5を配置し、そのゲート酸化膜6に隣接す
る面とは反対側に位置する面に隣接して膜厚10nmの
第2の酸化膜4を介してp+ポリシリコンよりなる基板
電極3を設ける。
【0039】そして、p−型シリコン層5のゲート酸化
膜6側の界面に対して、その一つの面の位置が揃うよう
に、膜厚30nmのn型高濃度半導体層よりなるソース
電極8とドレイン電極9を設ける。
【0040】
【実施例5】図5に本発明の第5の実施例の構成を説明
する断面図を示す。正孔の蓄積は、前記第1の実施例と
同様に例えばドレイン接合にバンド間トンネル電流を発
生させることにより行う。正孔の除去は基板電圧3を上
昇させることにより行う。データの読み出しは、ゲート
電極7とドレイン電極9に正の電圧を印加し、正孔の蓄
積の有無に依存する電流値の差を検出することにより行
う。
【0041】タック(Tack)等の前記文献によれば、S
OIMOSFET(図6参照)は液体ヘリウム温度(4
K)あるいは液体窒素温度(77K)等において双安定
(バイステーブル)なメモリ素子として良好に動作する
とされているが、上記各実施例によれば、タック等(Ta
ck)の前記文献に記載されたSOIMOSFETと比べ
てデータの保持時間を延ばすことが可能とされ、温度上
昇に伴う保持時間の低下に対する余裕度を増大させ、よ
り高い温度での動作に好適なメモリ素子といえる。以
上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は
上記態様にのみ限定されず、本発明の原理に準ずる各種
態様を含むことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャネル領域においてのみSOI層を厚くしたため、正
孔の蓄積に有効なSOI層上下の電位差を確保できる
他、ドレイン電極を厚くした場合に発生する短チャネル
効果による特性劣化を抑止できる。
【0043】また、本発明によれば、基板電極とドレイ
ン電極が、SOI層の突起の分だけ離れるために、基板
電極−ドレイン電極間の電界が緩和され、基板電極−ド
レイン電極間の電界に起因するバンド間トンネルによる
漏れ電流を減少させ、データの保持能力を増加させるこ
とができる。
【0044】さらに、本発明によれば、ソース接合を薄
くできるために、ソース接合における電子と正孔の再結
合により、蓄積された正孔が失われる効果を抑制し、保
持時間を向上できる。
【0045】本発明によれば、基板電極とドレイン電極
が横方向にオフセットしているために、基板電極−ドレ
イン間の電界が緩和され、バンド間トンネル電流による
記憶の消失を緩和できる。
【0046】そして、本発明によれば、上記同じ効果に
加えて、素子形成プロセスを容易にする。特に、本発明
(請求項3)によれば、ゲート電極が下方、基板電極が
上方にあるため、基板電極をエッチングした後に、同一
マスクによって酸化膜をエッチングし、さらに続けてS
OI層をエッチングすることにより、突起部以外を薄膜
化することによって、容易に基板電極と突起部の位置合
わせを行うことができる。
【0047】また、本発明(請求項4)によれば、ソー
ス−ドレイン電極方向を軸に90度回転させた構成で、
突起部が基板平面上に配置されるため、フォトレジスト
マスクにより突起形状を形成でき、製造工程が容易にな
る。
【0048】さらに、本発明(請求項5)によれば、ソ
ース−ドレイン平面に垂直な軸の周りに90度回転させ
た配置で、ドレイン電極を薄膜化し、短チャネル効果お
よびバンド間トンネル電流を低減する効果、もしくはソ
ース電極を薄膜化することにより、再結合電流を抑制す
る効果の少なくとも一方をもたせるものである。この構
成においては、フォトレジストマスクを利用した上方か
らのエッチングにより、上方に位置するソースあるいは
ドレイン電極を形成できるという、製造工程上のメリッ
トが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図6】従来のSOIMOSFETの構成例を示す図で
ある。
【図7】従来例の原理を説明する図である。
【図8】従来例の原理を説明する図である。
【図9】従来例の原理を説明する図である。
【図10】SOIMOSFETを用いた記憶装置の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 酸化膜 3 基板電 4 第2の酸化膜 5 p−型シリコン層 6 ゲート酸化膜 7 ゲート電極 8 ソース電極 9 ドレイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/8242 H01L 27/108

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁膜上の半導体層上に電界効果型トラン
    ジスタを形成し、 前記半導体層のゲート電極に対向する側とは反対に位置
    する端面側に絶縁膜を介して基板電極を設け、 該基板電極による電界が、前記半導体層中のキャリアの
    蓄積の有無に依存して変化することを利用してメモリ動
    作を行わせる半導体記憶装置であって、 前記基板電極の少なくともドレイン電極側の端部をドレ
    イン接合からチャネル方向又は該チャネルと垂直な方向
    に所定距離離間させてなる記憶素子を含むことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】絶縁膜上の半導体層上に電界効果型トラン
    ジスタを形成し、 前記半導体層のゲート電極に対向する側とは反対に位置
    する端面側に絶縁膜を介して基板電極を設け、 該基板電極による電界が、前記半導体層中のキャリアの
    蓄積の有無に依存して変化することを利用してメモリ動
    作を行わせる半導体記憶装置であって、 前記基板電極に面した前記半導体層をソース、ドレイン
    電極の少なくとも一方よりも前記基板電極側に突出させ
    てなる記憶素子を含むことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の記載の半導体記憶装置に
    おいて、前記電界効果型トランジスタのソース、ドレイ
    ンが形成される半導体層の下部に、ゲート絶縁膜を介し
    てゲート電極を設け、前記半導体層の上部に絶縁膜を介
    して基板電極を設ける、ことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の半導体記憶装置にお
    いて、前記電界効果型トランジスタのソース、ドレイン
    が形成される半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、基
    板電極が、基板表面と平行な単一の平面内に設けられ
    、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の半導体記憶装置に
    おいて、前記電界効果型トランジスタのソース、ドレイ
    ンが形成される半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、
    基板電極が、基板表面と垂直な単一の平面内に設けら
    れ、 前記ソース及びドレインは、前記基板表面と垂直な単一
    の軸上に、半導体領域を挟んで上下に配置される 、こと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2に記載の半導体記憶装置に
    おいて、前記電界効果型トランジスタのソース、ドレイ
    ンが形成される半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、
    基板電極が、基板表面と垂直な単一の平面内に設けら
    れ、前記ソース及びドレインは、前記基板表面と平行な
    単一の軸上に、半導体領域を挟んで左右に配置されるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置
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