JP2848110B2 - 衛星通信回線割り当て方式 - Google Patents
衛星通信回線割り当て方式Info
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- JP2848110B2 JP2848110B2 JP4113301A JP11330192A JP2848110B2 JP 2848110 B2 JP2848110 B2 JP 2848110B2 JP 4113301 A JP4113301 A JP 4113301A JP 11330192 A JP11330192 A JP 11330192A JP 2848110 B2 JP2848110 B2 JP 2848110B2
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- Japan
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- communication
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- signal
- satellite communication
- earth station
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信回線割り当て方
式に関し、特に少なくとも３局の衛星通信地球局が少な
くとも２対の伝送チャネルを共用して通信を行う衛星通
信回線割り当て方式に関する。
式に関し、特に少なくとも３局の衛星通信地球局が少な
くとも２対の伝送チャネルを共用して通信を行う衛星通
信回線割り当て方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に少なくとも３局の衛星通信地球局
が２つ以上の伝送路を共用して通信を行う要求割り当て
衛星通信方式では、共通を伝送路資源を管理し要求に応
じて伝送路を割り当てる制御局と各地球局との間で伝送
路割り当て情報を伝送する共通信号用伝送路を用いてい
る。各地球局は、通常は制御局から送られてくる共通信
号を受信しておき、通信がある時は共通信号を用いて制
御局に通信要求を行い、制御局から通信信号用周波数を
割り当てられ、通信を行っている。
が２つ以上の伝送路を共用して通信を行う要求割り当て
衛星通信方式では、共通を伝送路資源を管理し要求に応
じて伝送路を割り当てる制御局と各地球局との間で伝送
路割り当て情報を伝送する共通信号用伝送路を用いてい
る。各地球局は、通常は制御局から送られてくる共通信
号を受信しておき、通信がある時は共通信号を用いて制
御局に通信要求を行い、制御局から通信信号用周波数を
割り当てられ、通信を行っている。
【０００３】従来、この種の要求割り当て衛星通信方式
を使用する場合に、制御局および衛星通信地球局は図３
のシステム構成および図４の衛星通信局に示すような構
成である。衛星通信地球局Ａ，Ｂは、図３に示すように
衛星を介して制御局から送られてくる共通回線Ａ１，Ａ
２を通して共通信号２０１を図４に示すアンテナ１、低
雑音増幅器１３、受信周波数変換器１４、分配器３０を
通して共通信号復調部３２で受信する。共通信号復調部
３２では復調した信号を共通信号制御部２６に渡してい
る。制御局から共通信号２０１によって通信用周波数が
指定されると、共通信号制御部２６は指定された通信用
周波数になるように通信用変調部２８におよび通信用復
調部３１に周波数制御信号１１２，１１３を渡し、制御
したことを知らせる情報１１０を共通信号変調部２７、
合成部２９、送信周波数変換器１１、高電力増幅器１
２、アンテナ１を通して制御局に渡し、通信信号用端末
装置４により通信を行っていた。
を使用する場合に、制御局および衛星通信地球局は図３
のシステム構成および図４の衛星通信局に示すような構
成である。衛星通信地球局Ａ，Ｂは、図３に示すように
衛星を介して制御局から送られてくる共通回線Ａ１，Ａ
２を通して共通信号２０１を図４に示すアンテナ１、低
雑音増幅器１３、受信周波数変換器１４、分配器３０を
通して共通信号復調部３２で受信する。共通信号復調部
３２では復調した信号を共通信号制御部２６に渡してい
る。制御局から共通信号２０１によって通信用周波数が
指定されると、共通信号制御部２６は指定された通信用
周波数になるように通信用変調部２８におよび通信用復
調部３１に周波数制御信号１１２，１１３を渡し、制御
したことを知らせる情報１１０を共通信号変調部２７、
合成部２９、送信周波数変換器１１、高電力増幅器１
２、アンテナ１を通して制御局に渡し、通信信号用端末
装置４により通信を行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
衛星通信回線割り当て方式は、制御局と共通信号用伝送
路を用いて、この制御局との制御信号の授受により回線
を割り当てているので、システムとしての価格も高いも
のとなる欠点がある。本発明は、制御局を用いることな
しに衛星回線の割り当てを行う衛星通信回線割り当て方
式を提供することにある。
衛星通信回線割り当て方式は、制御局と共通信号用伝送
路を用いて、この制御局との制御信号の授受により回線
を割り当てているので、システムとしての価格も高いも
のとなる欠点がある。本発明は、制御局を用いることな
しに衛星回線の割り当てを行う衛星通信回線割り当て方
式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星通信回線割
り当て方式は、少なくとも３局の衛星通信地球局が少な
くとも２個の通信回線用伝送路を共用して通信を行う衛
星通信回線割り当て方式において、各衛星通信地球局が
１個の通信回線を使用して通信信号に交信したい衛星通
信地球局を指定する信号を多重化して送出するアドレス
設定部と、前記指定信号を復調分離して自局宛の指定信
号であるかないかを検出するアドレス検出部とを有し、
２個の通信回線の不使用状態の回線を選択して回線を構
成する。
り当て方式は、少なくとも３局の衛星通信地球局が少な
くとも２個の通信回線用伝送路を共用して通信を行う衛
星通信回線割り当て方式において、各衛星通信地球局が
１個の通信回線を使用して通信信号に交信したい衛星通
信地球局を指定する信号を多重化して送出するアドレス
設定部と、前記指定信号を復調分離して自局宛の指定信
号であるかないかを検出するアドレス検出部とを有し、
２個の通信回線の不使用状態の回線を選択して回線を構
成する。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図、図２は
各衛星通信局内の装置構成図である。図１の実施例は衛
星通信地球局Ａ，Ｂ，Ｃの３局を配置し、従来例のよう
に制御局を配置していない。又この３局間の通信回線は
ｃｈ１，ｃｈ２の対と、ｃｈ３，ｃｈ４の対および必要
に応じてｃｈＮまでの通信回線を用意しているとする。
各衛星通信地球局Ａ，Ｂ，Ｃはそれぞれアンテナ１Ａ，
１Ｂ，１Ｃと、受信側のＬＮＡ１３，ダウンコンバータ
（Ｄ／Ｃ）１４、送信側のアップコンバータ１１，ＨＰ
Ａ１２を備えた屋外装置２Ａ，２Ｂ，２Ｃと、回線構成
のための自局アドレスを受信信号から検出するアドレス
検出部２２，Ａ，Ｂ，Ｃ、交信希望相手局のアドレスを
設定し送出するアドレス設定部６Ａ，Ｂ，Ｃを有する屋
内装置３Ａ，３Ｂ，３Ｃと、端末装置４Ａ，４Ｂ，４Ｃ
とから構成される。
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図、図２は
各衛星通信局内の装置構成図である。図１の実施例は衛
星通信地球局Ａ，Ｂ，Ｃの３局を配置し、従来例のよう
に制御局を配置していない。又この３局間の通信回線は
ｃｈ１，ｃｈ２の対と、ｃｈ３，ｃｈ４の対および必要
に応じてｃｈＮまでの通信回線を用意しているとする。
各衛星通信地球局Ａ，Ｂ，Ｃはそれぞれアンテナ１Ａ，
１Ｂ，１Ｃと、受信側のＬＮＡ１３，ダウンコンバータ
（Ｄ／Ｃ）１４、送信側のアップコンバータ１１，ＨＰ
Ａ１２を備えた屋外装置２Ａ，２Ｂ，２Ｃと、回線構成
のための自局アドレスを受信信号から検出するアドレス
検出部２２，Ａ，Ｂ，Ｃ、交信希望相手局のアドレスを
設定し送出するアドレス設定部６Ａ，Ｂ，Ｃを有する屋
内装置３Ａ，３Ｂ，３Ｃと、端末装置４Ａ，４Ｂ，４Ｃ
とから構成される。
【０００７】次に本実施例の衛星通信回線割り当て方式
を説明する。各地球局同士はｃｈ１を使用して回線使用
状態を監視している。今地球局Ａの端末装置４Ａから地
球局Ｃに対して通信要求があった場合には、屋内装置３
Ａのアドレス設定部６Ａを起動して通信回線ｃｈ１を使
用し、ｃｈ１Ａを通し衛星経由ｃｈ１Ｂ，ｃｈ１Ｃを通
して回線を使用しているかを確認する。地球局Ｂではｃ
ｈ１の回線が不使用状態であり、かつ、アドレス検出部
６Ｂが自局アドレスも指定していないので、特に応答し
ない。地球局Ｃはｃｈ１の回線を不使用状態であり、自
局アドレスを指定されている事をアドレス検出部２２Ｃ
で検出すると、アドレス設定部６Ａを起動し、ｃｈ２の
回線を使用してｃｈ２Ｃ信号を地球局Ａに送りアドレス
検出部２２Ａに回線構成可能を報知する。この交信授受
により端末装置４Ａと端末装置４Ｃに回線が接続され、
通信が開始される。今、地球局Ｃのアドレス検出部２２
Ｃが他地球局（例えば地球局Ｂ）とｃｈ２により交信中
であれば、その情報を地球局Ａが検出するので、ｃｈ３
を使用して再度地球Ｂ，Ｃに回線構成の可否をｃｈ３
Ｂ，ｃｈ３Ｃの信号で問い合わせる。地球局Ｃがｃｈ３
を不使用状態であり、かつ、自局アドレスを指定されて
いる事を検出すると、アドレス設定部６Ｃを起動し、対
となるｃｈ４を使用して地球局Ａのアドレス検出部２２
Ａに回線構成可能を通知し、端局装置４Ａ，４Ｃとの通
信が開始される。このように、地球局Ａ，Ｂ，Ｃの３局
間で２対の通信回線を用意すれば、地球局Ａ，Ｃ間の通
信回線（ｃｈ３，ｃｈ４）と地球局Ｂ，Ｃ間の通信回線
（ｃｈ１，ｃｈ２）を構成することも可能である。ま
た、屋内装置３Ａ，３Ｂ，３Ｃは図２に示すように図１
で示したアドレス検出部２２、アドレス設定部６と、送
信信号への変調、受信信号の復調回路を通して回線情報
を授受する監視制御データ生成部７，通信終了データ生
成部８，通信終了データ検出部２３を有している。受信
した信号のアドレスが自分の局宛のものでなければ受信
データを端末装置４に送られないようにし、受信信号か
ら周波数制御部２０により周波数偏差の制御を行う。通
信を行う局は通信の終了時には通信終了データ生成部８
により通信終了信号を送る。この信号を通信終了データ
検出部２３で検出したら、受信局では周波数制御部２０
により周波数制御を止める。この制御により次に信号を
受信するときの引き込み時間を著しく短く出来る。
を説明する。各地球局同士はｃｈ１を使用して回線使用
状態を監視している。今地球局Ａの端末装置４Ａから地
球局Ｃに対して通信要求があった場合には、屋内装置３
Ａのアドレス設定部６Ａを起動して通信回線ｃｈ１を使
用し、ｃｈ１Ａを通し衛星経由ｃｈ１Ｂ，ｃｈ１Ｃを通
して回線を使用しているかを確認する。地球局Ｂではｃ
ｈ１の回線が不使用状態であり、かつ、アドレス検出部
６Ｂが自局アドレスも指定していないので、特に応答し
ない。地球局Ｃはｃｈ１の回線を不使用状態であり、自
局アドレスを指定されている事をアドレス検出部２２Ｃ
で検出すると、アドレス設定部６Ａを起動し、ｃｈ２の
回線を使用してｃｈ２Ｃ信号を地球局Ａに送りアドレス
検出部２２Ａに回線構成可能を報知する。この交信授受
により端末装置４Ａと端末装置４Ｃに回線が接続され、
通信が開始される。今、地球局Ｃのアドレス検出部２２
Ｃが他地球局（例えば地球局Ｂ）とｃｈ２により交信中
であれば、その情報を地球局Ａが検出するので、ｃｈ３
を使用して再度地球Ｂ，Ｃに回線構成の可否をｃｈ３
Ｂ，ｃｈ３Ｃの信号で問い合わせる。地球局Ｃがｃｈ３
を不使用状態であり、かつ、自局アドレスを指定されて
いる事を検出すると、アドレス設定部６Ｃを起動し、対
となるｃｈ４を使用して地球局Ａのアドレス検出部２２
Ａに回線構成可能を通知し、端局装置４Ａ，４Ｃとの通
信が開始される。このように、地球局Ａ，Ｂ，Ｃの３局
間で２対の通信回線を用意すれば、地球局Ａ，Ｃ間の通
信回線（ｃｈ３，ｃｈ４）と地球局Ｂ，Ｃ間の通信回線
（ｃｈ１，ｃｈ２）を構成することも可能である。ま
た、屋内装置３Ａ，３Ｂ，３Ｃは図２に示すように図１
で示したアドレス検出部２２、アドレス設定部６と、送
信信号への変調、受信信号の復調回路を通して回線情報
を授受する監視制御データ生成部７，通信終了データ生
成部８，通信終了データ検出部２３を有している。受信
した信号のアドレスが自分の局宛のものでなければ受信
データを端末装置４に送られないようにし、受信信号か
ら周波数制御部２０により周波数偏差の制御を行う。通
信を行う局は通信の終了時には通信終了データ生成部８
により通信終了信号を送る。この信号を通信終了データ
検出部２３で検出したら、受信局では周波数制御部２０
により周波数制御を止める。この制御により次に信号を
受信するときの引き込み時間を著しく短く出来る。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、３
局以上の衛星通信地球局が２つ以上の伝送ｃｈを共用し
て通信を行う場合に、従来例のような制御局および共通
信号回線を使用することなしに、通信信号回線の割り当
てが出来る効果がある。通信信号回線は送受信それぞれ
１回線であったが、監視制御データを用いることにより
２回線以上にも容易に拡張出来る。
局以上の衛星通信地球局が２つ以上の伝送ｃｈを共用し
て通信を行う場合に、従来例のような制御局および共通
信号回線を使用することなしに、通信信号回線の割り当
てが出来る効果がある。通信信号回線は送受信それぞれ
１回線であったが、監視制御データを用いることにより
２回線以上にも容易に拡張出来る。
【図１】本発明の一実施例の回線構成図である。
【図２】本実施例の各衛星通信局の装置構成図である。
【図３】従来の衛星通信回線割り宛て方式のシステム構
成図である。
成図である。
【図４】従来の各衛星通信地球局の装置構成図である。
１Ａ，１Ｂ，１Ｃ アンテナ ２Ａ，２Ｂ，２Ｃ 屋外装置 ３Ａ，３Ｂ，３Ｃ 屋内装置 ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ 端末装置 ５ 論理部 ６ アドレス設定部 ７ 監視制御データ生成部 ８ 通信終了データ生成部 ９ 多重部 １０ 変調部 １１ 送信周波数変換器 １２ 高電力増幅器 １３ 低雑音増幅器 １４ 受信周波数変換器 １５ シンセサイザ １６ 信号合成部 １７ 信号合成部 １８ 復調部 １９ 電圧制御形発振器 ２０ 周波数制御部 ２１ 分離部 ２２ アドレス検出部 ２３ 通信終了データ検出部
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも３局の衛星通信地球局が少な
くとも２個の通信回線用伝送路を共用して通信を行う衛
星通信回線割り当て方式において、各衛星通信地球局が
１個の通信回線を使用して通信信号に交信したい衛星通
信地球局を指定する信号を多重化して送出するアドレス
設定部と、前記指定信号を復調分離して自局宛の指定信
号であるかないかを検出するアドレス検出部とを有し、
２個の通信回線の不使用状態の回線を選択して回線を構
成することを特徴とする衛星通信回線割り当て方式。 - 【請求項２】 各衛星通信地球局が前記アドレス指定
部、前記アドレス検出部のほかに指定した衛星通信地球
局を監視・制御するためのデータを生成するデータ生成
手段と、通信の終了を連絡するためのデータを生成する
通信終了データ生成手段と、アドレスと衛星通信地球局
を監視・制御するためのデータと通信終了データおよび
通信信号を多重化する信号データ多重手段と、多重化し
た信号データを送信する送信手段と、送信相手地球局か
ら送られてくる信号を受信する受信手段と、受信した信
号データをアドレスと衛星通信地球局を監視・制御する
ためのデータと通信終了データおよび通信信号に分離す
る信号データ分離手段と、受信した信号データのアドレ
スが自局のアドレスであることを確認するためのアドレ
ス確認手段と、通信相手地球局からの通信終了パターン
により受信周波数制御を行う受信周波数制御手段とを有
し、端末装置からの通信要求により、他の衛星通信地球
局が通信を行っていないことを確認してから、予め定め
られた送信周波数で送信し、受信局においては自局のア
ドレスが指定された場合のみ通信を行うことを特徴とす
る請求項１記載の衛星通信回路割り当て方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113301A JP2848110B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 衛星通信回線割り当て方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113301A JP2848110B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 衛星通信回線割り当て方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308312A JPH05308312A (ja) | 1993-11-19 |
| JP2848110B2 true JP2848110B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=14608753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113301A Expired - Lifetime JP2848110B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 衛星通信回線割り当て方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2848110B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2560687B2 (ja) * | 1986-02-17 | 1996-12-04 | 株式会社日立製作所 | 回線併用通信方法 |
| JPH0681113B2 (ja) * | 1987-09-21 | 1994-10-12 | 日本電気株式会社 | 時分割多重無線通信システム |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4113301A patent/JP2848110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05308312A (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |