JP2847497B2 - 生分解性ポリウレタンフォーム及びその製造方法 - Google Patents

生分解性ポリウレタンフォーム及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生分解性ポリウレタン
フォームおよびその製造方法に関し、更に詳細には、ウ
レタンフォーム、特に軟質ウレタンフォームとして優れ
た物性を有し、しかも生分解性であるポリウレタンフォ
ーム及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック等の合成高分子に自
然分解性を付与する試みが広く行われており、ポリオー
ル成分とイソシアネート成分を反応させて調製されてい
るポリウレタンについても、これに生分解性を付与させ
るための種々の試みがなされている。
【0003】例えば、特公昭58−56605号には、
好微生物の粉末状有機質充填物を親水性ウレタンフォー
ムに添加した親水性ウレタンフォームが、また、特開昭
63−284232号には、植物性微細繊維または植物
性粉粒を、エステル基を含有するポリオールと、有機ポ
リイソシアネートとの反応で得られるウレタン樹脂と結
合させた自然界で分解するシートや成型品が開示されて
いる。
【0004】上記発明においては、いずれも天然の有機
質や植物繊維等の添加物の存在が必須であり、基本的に
はポリウレタン自体の分解性でなく、添加物の分解性に
よるとされる。
【0005】ところで、最近上記方法と異なり、ポリオ
ール成分中に糖蜜を添加することにより、ポリウレタン
自体を生分解性とする方法(特願平3−33402号
等)が開発された。 この技術で得られるポリウレタン
は、植物性微細繊維等を用いないため、外観は通常のも
のと同様でありながら満足の行く生分解性を有するもの
であるが、糖蜜は天然物であるため、これを利用して調
製したポリウレタンでは、必要とする強度や弾性が保証
できない場合もあり、使用用途によっては利用が制限さ
れる場合もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した糖蜜の利用に
より、ポリウレタン自体にほぼ満足の行く生分解性を付
与することは可能となったが、更に上記した物性面での
問題点の解消が求められており、本発明の課題はこれを
解消した生分解性ポリウレタンの製造技術を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、糖類を含
むポリオールを用いたポリウレタンの製造方法におい
て、より優れた物性を有するポリウレタンを得るための
手法について種々検討した結果、ポリオール組成物と反
応させるイソシアネート成分において、トリレンジイソ
シアネート系イソシアネートとメチレンジイソシアネー
ト系イソシアネートを併用すれば物性の優れたポリウレ
タンが得られることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、糖蜜を含有するポリオ
ール成分と、トリレンジイソシアネート系イソシアネー
トおよびメチレンジイソシアネート系イソシアネートの
混合物とを反応させることにより得られる生分解性ポリ
ウレタンフォームおよびその製造法を提供するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の生分解性ポリウレタンフ
ォームは、ポリウレタンの原料モノマーとして糖蜜を含
有するポリオール成分およびイソシアネート成分を用
い、更に触媒、発泡剤、整泡剤を適宜使用して反応させ
ることにより得られる。
【0010】本発明の生分解性ポリウレタンフォームの
一方の原料である、糖蜜を含有するポリオール成分(以
下、「ポリオール組成物」という)は、一般にポリウレ
タンの調製に利用されるポリオール成分に糖蜜を加えた
ものである。
【0011】このポリオール成分の例としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチロール
エタン、ペンタエリストリール等の低分子量ポリオー
ル;ポリカプロラクトン、多塩基酸とヒドロキシル化合
物から製造されるポリエステルポリオール;ポリオキシ
エチレングリコール、ポリオシキプロピレングリコー
ル、ポリ(オキシプロピレン)ポリ(オキシエチレン)
グリコール、ポリ(オキシブチレン)グルコール、ポリ
(オキシテトラメチレン)グリコール等のポリエーテル
ポリオール等を挙げることができる。 また、アクリル
ポリオール;ヒマシ油あるいはトール油誘導体を用いる
こともできる。このポリオール成分は、数種類を組合せ
て使用することができ、そうすることによりポリウレタ
ンフォームの物性を変化させることも可能である。
【0012】また、ポリオール組成物に使用される糖蜜
は、サトウキビ、テンサイ等から得られるものであり、
精製糖蜜、氷糖蜜であっても、また、製糖後に得られる
廃糖蜜であってもよいが、経済性の面からは廃糖蜜が有
利である。 また、天然の糖蜜は17〜25%程度の水
分を含有しているが、この水分を3%程度以下まで減少
させたものを用いることが好ましい。
【0013】ポリオール組成物全体に対する糖蜜の配合
量は、ポリウレタンフォームに要求される生分解性能に
よっても異なるが、一般には1〜50%程度である。
【0014】他方、本発明の生分解性ポリウレタンフォ
ームの他の原料である、トリレンジイソシアネート系イ
ソシアネートおよびメチレンジイソシアネート系イソシ
アネートの混合物(以下、「イソシアネート組成物」と
いう)は、トリレンジイソシアネート系イソシアネート
(以下、「TDIイソシアネート」という)とメチレン
ジイソシアネート系イソシアネート(以下、「MDIイ
ソシアネート」)とを混合したものである。
【0015】このうち、TDIイソシアネートとして
は、2,4−TDI、2,6−TDI、これら2種のTD
Iの混合物、ウレア−変性TDI、ビュレット−変性T
DI、カルボジイミド変性TDI等が、またMDIイソ
シアネートとしては、ピュアーMDI、クルードMD
I、ウレア−変性MDI、ビュレット−変性MDI、カ
ルボジイミド変性MDI等がそれぞれ例示される。
【0016】本発明で用いるイソシアネート組成物の、
TDIイソシアネートとMDIイソシアネートの比率
は、ポリウレタンフォームに要求される物性に応じて変
化させうるが、一般には、TDIイソシアネートとMD
Iイソシアネートの比で、95:5〜5:95程度、好
ましくは80:20〜20:80程度であり、特に7
0:30〜50:50とすることが好ましい。
【0017】本発明の生分解性ポリウレタンフォーム
は、一般に行われる方法に準じて調製することができ
る。 すなわち、ポリウレタン鎖の調製方式としては、
ワンショット法、プレポリマー法、擬プレポリマー法等
のいずれの方法を利用しも良く、ポリウレタンフォーム
の製造方式も、スラブ、モールドのいずれの方法を利用
しても良い。
【0018】以下に、前記各成分を用い、モールド法の
ワンショット法にて生分解性ポリウレタンフォームを製
造する方法について、例を挙げて具体的に説明する。
【0019】すなわち、まず、ポリオール組成物、触
媒、発泡剤、整泡剤および浸透剤を計り取り、これらを
均一に混合してポリオール溶液とする。 次にイソシア
ネート組成物を計り取り、反応型中で先のポリオール溶
液に混合し、接触反応により、生分解性フォームを得る
ことができる。
【0020】発泡剤としては、一般にポリウレタンの製
造に用いられている各種のものが使用できる。 その例
としては、水、有機系発泡剤、無機系発泡剤が挙げられ
る。有機系発泡剤としては、例えば、ニトロアルカン、
ニトロ尿素、アルドオキシム、活性メチレン化合物、酸
アミド、3級アルコール、しゅう酸水和物が、無機系発
泡剤としては、例えば、トリクロロモノフルオロメタ
ン、ジクロロジフルオロメタン、ホウ酸、固体炭酸、水
酸化アルミニウム等が挙げられる。 なお、水を発泡剤
として使用する場合、糖蜜が水分を含有するものである
ときは、発泡剤として作用する水分量を勘案し、水の量
を調整することができる。
【0021】また、ポリオール組成物とイソシアネート
組成物の反応速度を調整するための触媒としては、ポリ
ウレタンの製造に普通一般に用いられる触媒、例えば、
アミン類、ホスフィン類のルイス塩基やルイス酸の有機
金属化合物(アルミニウム、スズ)等をポットライフに
応じて用いることができる。
【0022】本発明の生分解性ポリウレタンフォームに
おいて、イソシアネート組成物の混合割合は、ポリオー
ル組成物に含まれる全ヒドロキシル基の当量数に対し
て、そのイソシアネート当量数で0.5〜2.0倍当量程
度であり、好ましくは0.6〜1.0倍当量程度である。
【0023】前記した各成分を混合、反応させてポリウ
レタンフォームとする反応成型時の攪拌のために用いる
混合装置としては、一般にポリウレタンフォームの成形
に用いられる装置、例えば、機械式攪拌機、高圧攪拌
機、エアミキシング機等のいずれも用いることができ
る。
【0024】本発明の生分解性ポリウレタンフォームを
調製において、その反応に必要な熱は自然反応熱により
与えられるが、使用するポリオール組成物や、イソシア
ネート組成物の反応性によっては、100〜150℃程
度の温度まで加熱しても良い。
【0025】なお、得られるポリウレタンフォームの硬
化時間は、ポリオール組成物やイソシアネート組成物を
構成する成分の種類や割合、あるいは反応促進のために
加える触媒量、更には反応温度により異なるが、一般的
には常温で5分間以上である。
【0026】かくして得られる本発明の生分解性ポリウ
レタンフォームは、後記実施例に示す如く、TDIイソ
シアネートやMDIイソシアネートを単独で用いた場合
と比べ、均一なセル構造を有し、強度が高く優れたゴム
弾性を示すなどの好ましい物性のものとすることができ
る。
【0027】すなわち、生分解性付与のための糖蜜を配
合したポリウレタンフォームにおいて、ポリオール成分
中の糖蜜の量を増加させたときに、TDIイソシアネー
トを用いて調製した場合、引張強度、破断伸度、ヤング
率、25%硬さ等が低下するという問題がある。 逆
に、MDIイソシアネートを用いて調製した場合は、相
分離が生じ、また、フォームのセルが粗くなるという問
題があった。これに対し、TDIイソシアネートとMD
Iイソシアネートを併用した場合は、糖蜜を含有するポ
リオール成分を用いても相分離することなく、引張強
度、25%硬さ等は向上し、他の性質もほとんど変化が
なく、極めて実用性が高くなる。
【0028】
【作用】本発明のポリウレタンフォームが好ましい物性
を有する理由は、完全に解明されたわけではないが、相
分離を起こさず、Tgが1つである点から見て、糖蜜分
子が分子オーダーでポリウレタン分子鎖中に組み込まれ
るためと解されている。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、糖蜜の配合量を増やす
ことにより、他の性質を変化させることなくポリウレタ
ンフォームの引張強度や硬さを向上させることができる
ため、目的に応じたポリウレタンフォームを簡単に得る
ことが可能となる。
【0030】
【実施例】次に実施例および試験例を挙げ、本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等になんら
制約されるものではない。
【0031】実 施 例 1 糖蜜とポリエチレングリコール200を1:2の割合で
混合し、エバポレーターにより水分を3.0重量%まで
除去して、糖蜜ポリオールを得た。 この糖蜜ポリオー
ルに対して、4.0倍量のポリプロピレングリコール
3,000、全重量の1.0重量%のシリコーン整泡剤、
0.20重量%の錫触媒、0.25重量%のアミン触媒、
発泡剤として2.4重量%の水を加え、約1,500rp
mで20秒間高速攪拌した。
【0032】次に、全ヒドロキシル基当量に対しイソシ
アネート基当量で1.02倍となる量のトリレンジイソ
シアネートとポリメリックジフェニルメタンジイソシア
ネートの6:4のイソシアネート組成物を混合し、約
1,500rpmで5秒間高速攪拌した後、静置し、自
然反応熱条件で、発泡、硬化させ、生分解性を有する軟
質ポリウレタンフォーム(本発明品1)を得た。
【0033】実 施 例 2 糖蜜ポリオールに対して、9.0倍量のポリプロピレン
グリコール3,000を混合する以外は、実施例1と同
様にして、生分解を有する軟質ポリウレタンフォーム
(本発明品2)を得た。
【0034】実 施 例 3 糖蜜ポリオールに対して、2.5倍量のポリプロピレン
グリコール3,000を混合する以外は、実施例1と同
様にして、生分解を有する軟質ポリウレタンフォーム
(本発明品3)を得た。
【0035】比 較 例 1 TDI/MDIイソシアネートに代えて、TDIイソシ
アネートを単独で用いる以外は実施例1と同様にして、
軟質ポリウレタンフォーム(比較例1)を得た。
【0036】比 較 例 2 TDI/MDIイソシアネートに代えて、MDIイソシ
アネートを単独で、発泡剤として塩化メチレンを併用す
る以外は実施例1と同様にして、軟質ポリウレタンフォ
ーム(比較例2)を得た。
【0037】試 験 例 1 ポリウレタンフォームの物性試験 :実施例1〜3並び
に比較例1及び2で得たポリウレタンフォームについ
て、下記の方法により、ガラス転移温度(Tg)、引張
強度、破断伸度、ヤング率及び25%硬さを測定した。
また、密度及び25mm当たりのセル数も計測した。
この結果を表1及び表2に示す。
【0038】[ Tg測定方法 ]示差走査熱量計を用い
て、試料約5mgを試料容器に詰め、窒素気流下中、1
0℃/minの昇温速度で約100℃から150℃の範
囲で測定を行った。測定により得られた曲線のベースラ
インの変動が認められた所を接線法により交点を読みと
り、ガラス転移温度(Tg)を求めた。
【0039】[ 引張強度測定方法 ]引張試験機を用い
て、ダンベル型1号に切り抜いた試料を300mm/m
inの試験速度で引っ張り、試料が破断する時の強度を
読みとり、試料の断面積で割ることにより引張強度を求
めた。
【0040】[ 破断伸度測定方法 ]引張強度測定方法
と同様に測定を行い、評点間の破断時の伸びを求め試験
前の評点間の長さで割ることにより破断伸度を求めた。
【0041】[ ヤング率測定方法 ]引張強度測定方法
と同様に測定を行い、得られる歪−応力曲線の最初の傾
きを求め、試料の断面積で割ることによりヤング率を求
めた。
【0042】[ 25%硬さ測定方法 ]圧縮試験機を用
いて、試料の厚さの75%まで500mm/minの試
験速度で圧縮し、再び25%の硬さまで500mm/m
inの試験速度で圧縮し、20秒後の強度を読みとり、
試験片の面積で割ることにより25%硬さを求めた。
【0043】結 果 :
【0044】
【0045】この結果から明らかなように、本発明品は
マクロレベルではセル構造が均一で、そのサイズが小さ
く、またミクロレベルでは相分離がなく均一であり、強
度が高くゴム弾性に富むものであった。
【0046】試 験 例 2 実施例1で得られた生分解性ポリウレタンフォームを土
壌中に埋め、経時的な生分解性を調べた。 この結果、
3週間後の重量減少率は3%であり、6週間後および1
2週間後の重量減少率は、それぞれ7%および35%で
あって、本発明品は、糖蜜の配合により十分な自然分解
性を有していた。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照屋 輝一 沖縄県具志川市州崎5−1 株式会社ト ロピカルテクノセンター内 (72)発明者 小橋川 健 沖縄県具志川市州崎5−1 株式会社ト ロピカルテクノセンター内 (72)発明者 渡嘉敷 唯章 沖縄県具志川市州崎5−1 株式会社ト ロピカルテクノセンター内 (56)参考文献 特開 平9−104737(JP,A) 特開 平8−337628(JP,A) 特開 平8−59782(JP,A) 特開 平7−196757(JP,A) 特開 平7−196763(JP,A) 特開 平6−157799(JP,A) 特開 昭53−74597(JP,A) 特開 昭53−74596(JP,A) 特許2663390(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 18/00 - 18/87

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糖蜜を含有するポリオール成分と、トリ
    レンジイソシアネート系イソシアネートおよびメチレン
    ジイソシアネート系イソシアネートの混合物とを反応さ
    せることにより得られる生分解性ポリウレタンフォー
    ム。
  2. 【請求項2】 トリレンジイソシアネート系イソシアネ
    ートとメチレンジイソシアネート系イソシアネートとの
    混合物が、これらを95:5〜5:95の割合で混合し
    たものである請求項第1項記載の生分解性ポリウレタン
    フォーム。
  3. 【請求項3】 軟質フォームである請求項第1項または
    第2項記載の生分解性ポリウレタンフォーム。
  4. 【請求項4】 ポリオール成分とイソシアネート成分を
    反応させてポリウレタンフォームを製造する方法におい
    て、ポリオール成分が糖蜜を含有するものであり、イソ
    シアネート成分がトリレンジイソシアネート系イソシア
    ネートおよびメチレンジイソシアネート系イソシアネー
    トの混合物であることを特徴とする生分解性ポリウレタ
    ンフォームの製造法。
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