JP2847303B2 - 転圧機械の操向装置 - Google Patents
転圧機械の操向装置Info
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- JP2847303B2 JP2847303B2 JP1269989A JP26998989A JP2847303B2 JP 2847303 B2 JP2847303 B2 JP 2847303B2 JP 1269989 A JP1269989 A JP 1269989A JP 26998989 A JP26998989 A JP 26998989A JP 2847303 B2 JP2847303 B2 JP 2847303B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は前後に転圧輪を有する転圧機械に係り、そ
の両転圧輪を操向する転圧機械の操向装置に関するもの
である。
の両転圧輪を操向する転圧機械の操向装置に関するもの
である。
従来、前後に転圧輪を有する転圧機械(例えばロード
ローラ等)には、前後の両転圧輪を操向して小半径の旋
回や拡幅転圧を行うものがあるが、この両転圧輪の操向
は前後独立した制御系からなる別個のレバーで操作され
ているため、熟練した操縦者でも両転圧輪を同期して全
く同一転向角度に操向することは極めて困難である。従
って、急曲線の転圧を行う場合、両転圧輪を互いに逆方
向に操向しても両転圧輪は同一軌道を通らず転圧面のは
み出しを生じたり、また、拡幅転圧をする場合も両転圧
輪が同一転向角度をとれず直線走行ができない等の不都
合を生じていた。
ローラ等)には、前後の両転圧輪を操向して小半径の旋
回や拡幅転圧を行うものがあるが、この両転圧輪の操向
は前後独立した制御系からなる別個のレバーで操作され
ているため、熟練した操縦者でも両転圧輪を同期して全
く同一転向角度に操向することは極めて困難である。従
って、急曲線の転圧を行う場合、両転圧輪を互いに逆方
向に操向しても両転圧輪は同一軌道を通らず転圧面のは
み出しを生じたり、また、拡幅転圧をする場合も両転圧
輪が同一転向角度をとれず直線走行ができない等の不都
合を生じていた。
そこで、上記不都合を解消するものとして、実開昭56
−91706号公報に開示した転圧機械の操向装置がある。
−91706号公報に開示した転圧機械の操向装置がある。
この操向装置は第6図および第7図に示すように、車
台51の前後に配置した両転圧輪52,53と、その両転圧輪5
2,53を水平方向に回動自在に支持する支持枠54,55と、
その支持枠54,55に取付けて両転圧輪52,53を夫々操作す
る油圧シリンダ56,57と、その両油圧シリンダ56,57の油
圧回路58を切換る切換弁59と、油圧の方向および流量を
制御して油圧シリンダ56,57を操作する操向制御弁60と
からなる。
台51の前後に配置した両転圧輪52,53と、その両転圧輪5
2,53を水平方向に回動自在に支持する支持枠54,55と、
その支持枠54,55に取付けて両転圧輪52,53を夫々操作す
る油圧シリンダ56,57と、その両油圧シリンダ56,57の油
圧回路58を切換る切換弁59と、油圧の方向および流量を
制御して油圧シリンダ56,57を操作する操向制御弁60と
からなる。
前記油圧回路58は前側油圧シリンダ56を作動する油圧
回路61と、後側油圧シリンダ57を作動する油圧回路62と
を備えており、切換弁59を切換ることにより油圧回路61
を介して前側油圧シリンダ56を単独で作動したり、油圧
回路61,62を直列に連結して両油圧シリンダ56,57を同期
している。上記切換弁59をX位置にすると前側油圧シリ
ンダ56が単独に作動し、前側転圧輪52のみが作動する通
常走行となる。また、Y位置にすると両油圧シリンダ5
6,57が同期して作動し、両転圧輪52,53が逆方向に作動
するようになり小旋回が可能となる。そして、Z位置に
すると両転圧輪52,53が同方向に作動するようになり拡
幅転圧が可能となる。
回路61と、後側油圧シリンダ57を作動する油圧回路62と
を備えており、切換弁59を切換ることにより油圧回路61
を介して前側油圧シリンダ56を単独で作動したり、油圧
回路61,62を直列に連結して両油圧シリンダ56,57を同期
している。上記切換弁59をX位置にすると前側油圧シリ
ンダ56が単独に作動し、前側転圧輪52のみが作動する通
常走行となる。また、Y位置にすると両油圧シリンダ5
6,57が同期して作動し、両転圧輪52,53が逆方向に作動
するようになり小旋回が可能となる。そして、Z位置に
すると両転圧輪52,53が同方向に作動するようになり拡
幅転圧が可能となる。
しかしながら、上記従来の操向装置によると、次のよ
うな問題点がある。
うな問題点がある。
両油圧シリンダの油圧回路を直列に連結して両油圧シ
リンダを同期させ、両転圧輪を作動しているので、通常
走行に戻す場合、いったん両転圧輪を車体と平行に戻し
てから前側転圧輪を単独にする回路に切換なければなら
ず、操作性が悪い。また、油漏れ等により両転圧輪が同
期しない場合や後転圧輪が車体と平行になる前に切換弁
を切換たりして同期しない場合、後側転圧輪を車体と平
行に戻すのは困難であり、そのままの状態であると走行
方向は定まらず危険である。
リンダを同期させ、両転圧輪を作動しているので、通常
走行に戻す場合、いったん両転圧輪を車体と平行に戻し
てから前側転圧輪を単独にする回路に切換なければなら
ず、操作性が悪い。また、油漏れ等により両転圧輪が同
期しない場合や後転圧輪が車体と平行になる前に切換弁
を切換たりして同期しない場合、後側転圧輪を車体と平
行に戻すのは困難であり、そのままの状態であると走行
方向は定まらず危険である。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、後転
圧輪を車台と平行になるように戻することが容易にで
き、操作性および走行安定性のよい転圧機械の操向装置
を提供することにある。
圧輪を車台と平行になるように戻することが容易にで
き、操作性および走行安定性のよい転圧機械の操向装置
を提供することにある。
この発明は上記課題を解決するため、車台の前後に配
置した両転圧輪に夫々油圧シリンダを設け、その一方側
の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独に作動する油圧回
路と、両油圧シリンダを同期して作動する油圧回路とを
切換る切換弁を備え、前記両油圧シリンダを操作して前
記両転圧輪を操向する転圧機械の操向装置において、他
方側の転圧輪に設けた油圧シリンダの作動方向を制御す
る制御弁を備えた油圧回路と、前記制御弁を制御して前
記他方側の転圧輪を通常走行方向に位置させる方向制御
装置とを備えた転圧機械の操向装置を構成したものであ
る。
置した両転圧輪に夫々油圧シリンダを設け、その一方側
の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独に作動する油圧回
路と、両油圧シリンダを同期して作動する油圧回路とを
切換る切換弁を備え、前記両油圧シリンダを操作して前
記両転圧輪を操向する転圧機械の操向装置において、他
方側の転圧輪に設けた油圧シリンダの作動方向を制御す
る制御弁を備えた油圧回路と、前記制御弁を制御して前
記他方側の転圧輪を通常走行方向に位置させる方向制御
装置とを備えた転圧機械の操向装置を構成したものであ
る。
また、前記切換弁を、前記方向制御装置の作動に連動
して、前記一方側の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独
に作動する油圧回路側へ切換る連動装置を備えるのがよ
い。
して、前記一方側の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独
に作動する油圧回路側へ切換る連動装置を備えるのがよ
い。
そして、前記方向制御装置は、前記他方側の転圧輪の
走行方向にともなって回動する制御部材と、その制御部
材の回動位置によって前記制御弁を制御するスイッチと
で構成してもよい。
走行方向にともなって回動する制御部材と、その制御部
材の回動位置によって前記制御弁を制御するスイッチと
で構成してもよい。
この発明によれば、方向制御装置を作動すると共に、
切換弁を、一方側の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独
に作動する油圧回路側へ切換ると、方向制御装置の作動
により制御弁が制御され、その制御弁により他方側の転
圧輪に設けた油圧シリンダが操作され、他方側の転圧輪
が通常走行方向に位置されることになる。
切換弁を、一方側の転圧輪に設けた油圧シリンダを単独
に作動する油圧回路側へ切換ると、方向制御装置の作動
により制御弁が制御され、その制御弁により他方側の転
圧輪に設けた油圧シリンダが操作され、他方側の転圧輪
が通常走行方向に位置されることになる。
また、連動装置を備えれば、方向制御装置の作動に連
動して、切換弁が、一方側の転圧輪に設けた油圧シリン
ダを単独に作動する油圧回路側へ自動的に切換られるこ
とになる。
動して、切換弁が、一方側の転圧輪に設けた油圧シリン
ダを単独に作動する油圧回路側へ自動的に切換られるこ
とになる。
そして、方向制御装置を制御部材とスイッチとで構成
したものは、制御部材の回動位置によってスイッチが作
動し、その作動により制御弁が制御され、他方側の転圧
輪を通常走行方向に位置させることになる。
したものは、制御部材の回動位置によってスイッチが作
動し、その作動により制御弁が制御され、他方側の転圧
輪を通常走行方向に位置させることになる。
この発明に係る一実施例を図面に基づいて説明する。
図面の第1図は転圧機械の側面図、第2図は操向装置
の機構を示す平面図、第3図は方向制御装置の機構を示
す側面図、第4図は方向制御装置の機構を示す平面図、
第5図は操向装置の油圧回路図である。
の機構を示す平面図、第3図は方向制御装置の機構を示
す側面図、第4図は方向制御装置の機構を示す平面図、
第5図は操向装置の油圧回路図である。
第1図に示すように転圧機械Aは、ロードローラ等
で、原動機,走行装置,操向装置,操縦席等を車台1に
配備しており、その車台1の前後に両転圧輪2,3を配置
している。この両転圧輪2,3は第1図および第3図に示
すように、略コ字形状の支持枠4,5に夫々回動自在に支
持されており、この支持枠4,5は車台1の中心軸上に固
定したポスト6,7に軸受7aを介して取付けた支軸8,9によ
り水平方向に回動自在になっている。
で、原動機,走行装置,操向装置,操縦席等を車台1に
配備しており、その車台1の前後に両転圧輪2,3を配置
している。この両転圧輪2,3は第1図および第3図に示
すように、略コ字形状の支持枠4,5に夫々回動自在に支
持されており、この支持枠4,5は車台1の中心軸上に固
定したポスト6,7に軸受7aを介して取付けた支軸8,9によ
り水平方向に回動自在になっている。
第2図および第5図に示すように操向装置Bは、前側
転圧輪2を操作する前側油圧シリンダ11,12と、後側転
圧輪3を操作する後側油圧シリンダ13,14と、その前側
油圧シリンダ11,12および後側油圧シリンダ13,14を作動
する油圧回路20と、その油圧回路20を切換る切換弁31
と、その油圧回路20の油圧の方向および流量を制御する
操向制御弁32と、後側油圧シリンダ13,14の作動方向を
制御する制御弁33を備えた油圧回路Cと、その制御弁33
を制御して後側転圧輪3を通常走行方向に位置させる方
向制御装置Dとからなる。
転圧輪2を操作する前側油圧シリンダ11,12と、後側転
圧輪3を操作する後側油圧シリンダ13,14と、その前側
油圧シリンダ11,12および後側油圧シリンダ13,14を作動
する油圧回路20と、その油圧回路20を切換る切換弁31
と、その油圧回路20の油圧の方向および流量を制御する
操向制御弁32と、後側油圧シリンダ13,14の作動方向を
制御する制御弁33を備えた油圧回路Cと、その制御弁33
を制御して後側転圧輪3を通常走行方向に位置させる方
向制御装置Dとからなる。
前記前側油圧シリンダ11,12は第2図に示すように、
支軸8に固定したプレート15を中心としてハ字形状とな
るように車台1の両側に配置しており、一方側に前側油
圧シリンダ11を、他方側に前側油圧シリンダ12を配置し
ている。この前側油圧シリンダ11は基端を車台1の一方
側端部に設けたブラケット11aにピン11bで回動自在に取
付け、ロッドの先端をプレート15の一方側にピン11cで
回動自在に取付けている。また、前側油圧シリンダ12は
基端を車台1の他方側端部に設けたブラケット12aにピ
ン12bで回動自在に取付け、ロッドの先端をプレート15
の他方側にピン12cで回動自在に取付けている。そし
て、この前側油圧シリンダ11,12の作動によりプレート1
5を介して支軸8が回動し、支持枠4と共に前側転圧輪
2が水平方向に回動するようになっている。また、この
前側転圧輪2の回動角度を規制するため、プレート15が
回動して当接する位置にストッパ15a,15bを設けてい
る。
支軸8に固定したプレート15を中心としてハ字形状とな
るように車台1の両側に配置しており、一方側に前側油
圧シリンダ11を、他方側に前側油圧シリンダ12を配置し
ている。この前側油圧シリンダ11は基端を車台1の一方
側端部に設けたブラケット11aにピン11bで回動自在に取
付け、ロッドの先端をプレート15の一方側にピン11cで
回動自在に取付けている。また、前側油圧シリンダ12は
基端を車台1の他方側端部に設けたブラケット12aにピ
ン12bで回動自在に取付け、ロッドの先端をプレート15
の他方側にピン12cで回動自在に取付けている。そし
て、この前側油圧シリンダ11,12の作動によりプレート1
5を介して支軸8が回動し、支持枠4と共に前側転圧輪
2が水平方向に回動するようになっている。また、この
前側転圧輪2の回動角度を規制するため、プレート15が
回動して当接する位置にストッパ15a,15bを設けてい
る。
前記後側油圧シリンダ13,14は支軸9に固定したプレ
ート16を中心としてハ字形状となるように車台1の両側
に配置しており、一方側に後側油圧シリンダ13を、他方
側に後側油圧シリンダ14を配置している。この後側油圧
シリンダ13は基端を車台1の一方側端部に設けたブラケ
ット13aにピン13bで回動自在に取付け、ロッドの先端を
プレート16の一方側のピン13cで回動自在に取付けてい
る。また、後側油圧シリンダ14は基端を車台1の他方側
端部に設けたブラケット14aにピン14bで回動自在に取付
け、ロッドの先端をプレート16の他方側にピン14cで回
動自在に取付けている。そして、この後側油圧シリンダ
13,14の作動によりプレート16を介して支軸9が回動
し、支持枠5と共に後側転圧輪3が水平方向に回動する
ようになっている。また、この後側転圧輪3の回動角度
を規制するため、プレート16が回動して当接する位置に
ストッパ16a,16bを設けている。
ート16を中心としてハ字形状となるように車台1の両側
に配置しており、一方側に後側油圧シリンダ13を、他方
側に後側油圧シリンダ14を配置している。この後側油圧
シリンダ13は基端を車台1の一方側端部に設けたブラケ
ット13aにピン13bで回動自在に取付け、ロッドの先端を
プレート16の一方側のピン13cで回動自在に取付けてい
る。また、後側油圧シリンダ14は基端を車台1の他方側
端部に設けたブラケット14aにピン14bで回動自在に取付
け、ロッドの先端をプレート16の他方側にピン14cで回
動自在に取付けている。そして、この後側油圧シリンダ
13,14の作動によりプレート16を介して支軸9が回動
し、支持枠5と共に後側転圧輪3が水平方向に回動する
ようになっている。また、この後側転圧輪3の回動角度
を規制するため、プレート16が回動して当接する位置に
ストッパ16a,16bを設けている。
前記油圧回路20は第5図に示すように、前側油圧シリ
ンダ11,12を作動する油圧回路21と、後側シリンダ13,14
を作動する油圧回路22とからなる。この油圧回路21は操
向制御弁32と切換弁31と前側油圧シリンダ11,12を接続
する流路21a,21b,21cからなり、前側油圧シリンダ11,12
には並列しかも入口と出口を逆に接続しているので、一
方の油圧シリンダのロッドが突出すると、他方の油圧シ
リンダのロッドは戻るように作動する。また、油圧回路
22は切換弁31と後側油圧シリンダ13,14を接続する流路2
2a,22bからなり、後側油圧シリンダ13,14には並列しか
も入口と出口を逆に接続しているので、一方の油圧シリ
ンダのロッドが突出すると、他方の油圧シリンダのロッ
ドは戻るように作動する。そして、油圧を供給する油圧
回路23は油圧タンクTと油圧ポンプPと操向制御弁32を
接続する流路23a,23b,23cからなり、油圧ポンプPと操
向制御弁32を接続する流路23bには油圧回路Cにも油圧
を供給するため、油圧を分配するフローディバイダ34を
設けている。図中34aはリリーフ弁、Eは油圧ポンプP
を作動する原動機である。
ンダ11,12を作動する油圧回路21と、後側シリンダ13,14
を作動する油圧回路22とからなる。この油圧回路21は操
向制御弁32と切換弁31と前側油圧シリンダ11,12を接続
する流路21a,21b,21cからなり、前側油圧シリンダ11,12
には並列しかも入口と出口を逆に接続しているので、一
方の油圧シリンダのロッドが突出すると、他方の油圧シ
リンダのロッドは戻るように作動する。また、油圧回路
22は切換弁31と後側油圧シリンダ13,14を接続する流路2
2a,22bからなり、後側油圧シリンダ13,14には並列しか
も入口と出口を逆に接続しているので、一方の油圧シリ
ンダのロッドが突出すると、他方の油圧シリンダのロッ
ドは戻るように作動する。そして、油圧を供給する油圧
回路23は油圧タンクTと油圧ポンプPと操向制御弁32を
接続する流路23a,23b,23cからなり、油圧ポンプPと操
向制御弁32を接続する流路23bには油圧回路Cにも油圧
を供給するため、油圧を分配するフローディバイダ34を
設けている。図中34aはリリーフ弁、Eは油圧ポンプP
を作動する原動機である。
前記切換弁31は4ポート3位置切換弁で、前記油圧シ
リンダ11,12を単独に作動するN位置と、前側油圧シリ
ンダ11,12および後側油圧シリンダ13,14を逆方向に同期
作動するM位置と、前側油圧シリンダ11,12および後側
油圧シリンダ13,14を同方向に同期作動するL位置とか
らなり、切換スイッチSにより三つの位置を切換るよう
になっている。
リンダ11,12を単独に作動するN位置と、前側油圧シリ
ンダ11,12および後側油圧シリンダ13,14を逆方向に同期
作動するM位置と、前側油圧シリンダ11,12および後側
油圧シリンダ13,14を同方向に同期作動するL位置とか
らなり、切換スイッチSにより三つの位置を切換るよう
になっている。
前記操向制御弁32は6ポート3位置切換弁32aと定容
量形油圧モータ32bを組合せたもので、操向ハンドル40
を操作することにより6ポート3位置切換弁の三つの位
置を切換ると共に、定容量形油圧モータ32bを回転させ
て、油圧の方向および流量を制御している。
量形油圧モータ32bを組合せたもので、操向ハンドル40
を操作することにより6ポート3位置切換弁の三つの位
置を切換ると共に、定容量形油圧モータ32bを回転させ
て、油圧の方向および流量を制御している。
前記油圧回路Cはフローディバイダ34と制御弁33を接
続する流路25,26と、制御弁33と後側油圧シリンダ13,14
を接続する流路33a,33bからなり、制御弁33は流路33a,3
3bを後側油圧シリンダ13,14を作動する回路22の流路22
a,22bに連結して後側油圧シリンダ13,14に接続してい
る。この制御弁33は4ポート3位置切換弁で、後側油圧
シリンダ13,14に油圧を流さず、後側油圧シリンダ13,14
をロックするG位置と、後側油圧シリンダ13,14に油圧
を流し、後側油圧シリンダ13,14を作動するH位置と、
後側油圧シリンダ13,14に油圧を逆方向で流し、後側油
圧シリンダ13,14を逆作動するF位置とからなる。この
制御弁33はスイッチ50によりON,OFFが行われ、このスイ
ッチ50は切換弁31をN位置へ切換る連動装置を備えてお
り、スイッチ50をONにすると切換スイッチSが作動して
切換弁31をN位置に切換るようになっている。また、制
御弁33の位置切換は方向制御装置Dにより行われる。
続する流路25,26と、制御弁33と後側油圧シリンダ13,14
を接続する流路33a,33bからなり、制御弁33は流路33a,3
3bを後側油圧シリンダ13,14を作動する回路22の流路22
a,22bに連結して後側油圧シリンダ13,14に接続してい
る。この制御弁33は4ポート3位置切換弁で、後側油圧
シリンダ13,14に油圧を流さず、後側油圧シリンダ13,14
をロックするG位置と、後側油圧シリンダ13,14に油圧
を流し、後側油圧シリンダ13,14を作動するH位置と、
後側油圧シリンダ13,14に油圧を逆方向で流し、後側油
圧シリンダ13,14を逆作動するF位置とからなる。この
制御弁33はスイッチ50によりON,OFFが行われ、このスイ
ッチ50は切換弁31をN位置へ切換る連動装置を備えてお
り、スイッチ50をONにすると切換スイッチSが作動して
切換弁31をN位置に切換るようになっている。また、制
御弁33の位置切換は方向制御装置Dにより行われる。
前記方向制御装置Dは第2図から第4図に示すよう
に、プレート16の上部に固定した制御プレート41と、そ
の制御プレート41の両側に配置したリミットスイッチ4
2,43からなり、一方側にリミットスイッチ42を、他方側
にリミットスイッチ43を配置している。この制御プレー
ト41は長方形の同一側のコーナーを削除した略台形状に
形成しており、中心を支軸9の中心と同一上に位置させ
て支軸9つまり後側転圧輪3の回動により同様に回動す
るようになっている。また制御プレート41は一方側にリ
ミットスイッチ42を作動する作動辺41aを有しており、
他方側にリミットスイッチ43を作動する作動辺41bを有
している。
に、プレート16の上部に固定した制御プレート41と、そ
の制御プレート41の両側に配置したリミットスイッチ4
2,43からなり、一方側にリミットスイッチ42を、他方側
にリミットスイッチ43を配置している。この制御プレー
ト41は長方形の同一側のコーナーを削除した略台形状に
形成しており、中心を支軸9の中心と同一上に位置させ
て支軸9つまり後側転圧輪3の回動により同様に回動す
るようになっている。また制御プレート41は一方側にリ
ミットスイッチ42を作動する作動辺41aを有しており、
他方側にリミットスイッチ43を作動する作動辺41bを有
している。
リミットスイッチ42は制御プレート41がY方向に回動
し、制御プレート41の作動辺41aがリミットスイッチ42
のアーム42aを移動することによりON状態となり、この
リミットスイッチ42のONにより制御弁33がH位置に切換
られるようになっている。また、リミットスイッチ43は
制御プレート41がX方向に回動し、制御プレート41の作
動辺41bがリミットスイッチ43のアーム43aを移動するこ
とによりON状態となり、このリミットスイッチ43のONに
より制御弁33がF位置に切換られるようになっている。
そして、リミットスイッチ42,43の両方ともOFFのときに
は制御弁33をG位置に切換るようになっている。
し、制御プレート41の作動辺41aがリミットスイッチ42
のアーム42aを移動することによりON状態となり、この
リミットスイッチ42のONにより制御弁33がH位置に切換
られるようになっている。また、リミットスイッチ43は
制御プレート41がX方向に回動し、制御プレート41の作
動辺41bがリミットスイッチ43のアーム43aを移動するこ
とによりON状態となり、このリミットスイッチ43のONに
より制御弁33がF位置に切換られるようになっている。
そして、リミットスイッチ42,43の両方ともOFFのときに
は制御弁33をG位置に切換るようになっている。
次に、操向装置Bの作動および作用を説明する。
前側転圧輪2のみを操向する場合には、スイッチSに
より切換弁31をN位置にし、操向制御弁32から油圧回路
21に油圧を流して前側油圧シリンダ11,12を作動する。
より切換弁31をN位置にし、操向制御弁32から油圧回路
21に油圧を流して前側油圧シリンダ11,12を作動する。
この場合、操向ハンドル40を右に回動すると、操向制
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路21bを介して
方向から前側油圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリ
ンダ11のロッドを縮退すると共に前側油圧シリンダ12の
ロッドを伸長して前側転圧輪2をY方向に回動する。ま
た、操向ハンドル40を左に回動すると、操向制御弁32か
らの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリンダ1
1,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長すると
共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側転圧輪
2をX方向に回動する。
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路21bを介して
方向から前側油圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリ
ンダ11のロッドを縮退すると共に前側油圧シリンダ12の
ロッドを伸長して前側転圧輪2をY方向に回動する。ま
た、操向ハンドル40を左に回動すると、操向制御弁32か
らの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリンダ1
1,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長すると
共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側転圧輪
2をX方向に回動する。
前側転圧輪2と後側転圧輪3を操向して小旋回をする
場合には、スイッチSにより切換弁31をM位置にし、操
向制御弁32から油圧回路21,22に油圧を流して前側油圧
シリンダ11,12と後側油圧シリンダ13,14を作動する。切
換弁31をM位置にすると流路21aと流路22a、流路21bと
流路22bが連結する。
場合には、スイッチSにより切換弁31をM位置にし、操
向制御弁32から油圧回路21,22に油圧を流して前側油圧
シリンダ11,12と後側油圧シリンダ13,14を作動する。切
換弁31をM位置にすると流路21aと流路22a、流路21bと
流路22bが連結する。
この場合、操向ハンドル40を右に回動すると、操向制
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路22aを介した
方向から後側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリ
ンダ13のロッドを縮退すると共に後側油圧シリンダ14の
ロッドを伸長して後側転圧輪3をX方向に回動する。こ
れと同期するように、後側油圧シリンダ13,14からの油
圧が流路22b,切換弁31,流路21bを介した方向から前側油
圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッド
を縮退すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを伸長し
て前側転圧輪2をY方向に回動する。これにより右方向
への小旋回が可能となる。
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路22aを介した
方向から後側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリ
ンダ13のロッドを縮退すると共に後側油圧シリンダ14の
ロッドを伸長して後側転圧輪3をX方向に回動する。こ
れと同期するように、後側油圧シリンダ13,14からの油
圧が流路22b,切換弁31,流路21bを介した方向から前側油
圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッド
を縮退すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを伸長し
て前側転圧輪2をY方向に回動する。これにより右方向
への小旋回が可能となる。
また、操向ハンドル40を左に回動すると、操向制御弁
32からの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリ
ンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長
すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側
転圧輪2をX方向に回動する。これと同期するように、
前側油圧シリンダ11,12からの油圧が流路21b,切換弁31,
流路22bを介した方向から後側油圧シリンダ13,14に入
り、後側油圧シリンダ13のロッドを伸長すると共に後側
油圧シリンダ14のロッドを縮退して後側転圧輪3をY方
向に回動する。これにより左方向への小旋回が可能とな
る。
32からの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリ
ンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長
すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側
転圧輪2をX方向に回動する。これと同期するように、
前側油圧シリンダ11,12からの油圧が流路21b,切換弁31,
流路22bを介した方向から後側油圧シリンダ13,14に入
り、後側油圧シリンダ13のロッドを伸長すると共に後側
油圧シリンダ14のロッドを縮退して後側転圧輪3をY方
向に回動する。これにより左方向への小旋回が可能とな
る。
前側転圧輪2と後側転圧輪3を操向して拡幅転圧をす
る場合には、スイッチSにより切換弁31をL位置にし、
操向制御弁32から油圧回路21,22に油圧を流して前側油
圧シリンダ11,12と後側油圧シリンダ13,14を作動する。
切換弁31をL位置にすると流路21aと流路22b、流路21b
と流路22aが連結する。
る場合には、スイッチSにより切換弁31をL位置にし、
操向制御弁32から油圧回路21,22に油圧を流して前側油
圧シリンダ11,12と後側油圧シリンダ13,14を作動する。
切換弁31をL位置にすると流路21aと流路22b、流路21b
と流路22aが連結する。
この場合、操向ハンドル40を右に回動すると、操向制
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路22bを介した
方向から後側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリ
ンダ13のロッドを伸長すると共に後側油圧シリンダ14の
ロッドを縮退して後側転圧輪3をY方向に回動する。こ
れと同期するように、後側油圧シリンダ13,14からの油
圧が流路22a,切換弁31,流路21bを介した方向から前側油
圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッド
を縮退すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを伸長し
て前側転圧輪2をY方向に回動する。これにより右方向
への拡幅転圧が可能となる。
御弁32からの油圧が流路21a,切換弁31,流路22bを介した
方向から後側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリ
ンダ13のロッドを伸長すると共に後側油圧シリンダ14の
ロッドを縮退して後側転圧輪3をY方向に回動する。こ
れと同期するように、後側油圧シリンダ13,14からの油
圧が流路22a,切換弁31,流路21bを介した方向から前側油
圧シリンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッド
を縮退すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを伸長し
て前側転圧輪2をY方向に回動する。これにより右方向
への拡幅転圧が可能となる。
また、操向ハンドル40を左に回動すると、操向制御弁
32からの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリ
ンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長
すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側
転圧輪2をX方向に回動する。これと同期するように、
前側油圧シリンダ11,12からの油圧が流路21b,切換弁31,
流路22aを介した方向から後側油圧シリンダ13,14に入
り、後側油圧シリンダ13のロッドを縮退すると共に後側
油圧シリンダ14のロッドを伸長して後側転圧輪3をX方
向に回動する。これにより左方向への拡幅転圧が可能と
なる。
32からの油圧が流路21cを介した方向から前側油圧シリ
ンダ11,12に入り、前側油圧シリンダ11のロッドを伸長
すると共に前側油圧シリンダ12のロッドを縮退して前側
転圧輪2をX方向に回動する。これと同期するように、
前側油圧シリンダ11,12からの油圧が流路21b,切換弁31,
流路22aを介した方向から後側油圧シリンダ13,14に入
り、後側油圧シリンダ13のロッドを縮退すると共に後側
油圧シリンダ14のロッドを伸長して後側転圧輪3をX方
向に回動する。これにより左方向への拡幅転圧が可能と
なる。
上記のように後側転圧輪3を操向している状態から後
側転圧輪3を車台に対して平行となる直進方向にする、
つまり後側転圧輪3を通常走行方向にする場合には、ス
イッチ50をONして切換弁31を切換ると共に、方向制御装
置Dおよび制御弁33を作動して後側油圧シリンダ13,14
を制御する。
側転圧輪3を車台に対して平行となる直進方向にする、
つまり後側転圧輪3を通常走行方向にする場合には、ス
イッチ50をONして切換弁31を切換ると共に、方向制御装
置Dおよび制御弁33を作動して後側油圧シリンダ13,14
を制御する。
スイッチ50をONにすると、スイッチ50の連動装置によ
り切換スイッチSが作動し切換弁31をN位置に切換る。
これにより後側油圧シリンダ13,14は操向制御弁32から
の油圧では作動しなくなり、フローディバイダ34から制
御弁33を介した油圧により作動することになる。
り切換スイッチSが作動し切換弁31をN位置に切換る。
これにより後側油圧シリンダ13,14は操向制御弁32から
の油圧では作動しなくなり、フローディバイダ34から制
御弁33を介した油圧により作動することになる。
後側転圧輪3がX方向に回動している場合には、制御
プレート41がリミットスイッチ43をONして制御弁33をF
位置に切換る。これによりフローディバイダ34からの油
圧が流路25,制御弁33,流路33b,22bを介して後側油圧シ
リンダ13,14に入り、後側油圧シリンダ13のロッドを伸
長すると共に後側油圧シリンダ14のロッドを縮退して後
側転圧輪3をY方向に回動する。この後側転圧輪3がY
方向に回動していき後側転圧輪3が通常走行方向に位置
すると、制御プレート41がリミットスイッチ43,42をOFF
にして制御弁33をG位置に切換る。これにより後側油圧
シリンダ13,14に流れる油圧が止まり後側転圧輪3が固
定される。
プレート41がリミットスイッチ43をONして制御弁33をF
位置に切換る。これによりフローディバイダ34からの油
圧が流路25,制御弁33,流路33b,22bを介して後側油圧シ
リンダ13,14に入り、後側油圧シリンダ13のロッドを伸
長すると共に後側油圧シリンダ14のロッドを縮退して後
側転圧輪3をY方向に回動する。この後側転圧輪3がY
方向に回動していき後側転圧輪3が通常走行方向に位置
すると、制御プレート41がリミットスイッチ43,42をOFF
にして制御弁33をG位置に切換る。これにより後側油圧
シリンダ13,14に流れる油圧が止まり後側転圧輪3が固
定される。
また、後側転圧輪3がY方向に回動している場合に
は、制御プレート41がリミットスイッチ42をONして制御
弁33をH位置に切換る。これによりフローディバイダ34
からの油圧が流路25,制御弁33,流路33a,22aを介して後
側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリンダ13のロ
ッドを縮退すると共に後側油圧シリンダ14のロッドを伸
長して後側転圧輪3をX方向に回動する。この後側転圧
輪3がX方向に回動していき後側転圧輪3が通常走行方
向に位置すると、制御プレート41がリミットスイッチ4
2,43をOFFにして制御弁33をG位置に切換る。これによ
り後側油圧シリンダ13,14に流れる油圧が止まり後側転
圧輪3が固定される。
は、制御プレート41がリミットスイッチ42をONして制御
弁33をH位置に切換る。これによりフローディバイダ34
からの油圧が流路25,制御弁33,流路33a,22aを介して後
側油圧シリンダ13,14に入り、後側油圧シリンダ13のロ
ッドを縮退すると共に後側油圧シリンダ14のロッドを伸
長して後側転圧輪3をX方向に回動する。この後側転圧
輪3がX方向に回動していき後側転圧輪3が通常走行方
向に位置すると、制御プレート41がリミットスイッチ4
2,43をOFFにして制御弁33をG位置に切換る。これによ
り後側油圧シリンダ13,14に流れる油圧が止まり後側転
圧輪3が固定される。
以上のようにして後側転圧輪3が通常走行方向に制御
されるので、操向ハンドル40により前側転圧輪2を操作
しながらでも後側転圧輪3を通常走行方向にでき、操向
性および走行安定性が向上する。また、油漏れ等により
前側転圧輪2と後側転圧輪3が同期していない場合で
も、後側転圧輪3は通常走行方向に制御できる。
されるので、操向ハンドル40により前側転圧輪2を操作
しながらでも後側転圧輪3を通常走行方向にでき、操向
性および走行安定性が向上する。また、油漏れ等により
前側転圧輪2と後側転圧輪3が同期していない場合で
も、後側転圧輪3は通常走行方向に制御できる。
この発明は上記実施例に限るものではなく、例えば、
後側油圧シリンダを方向制御装置で制御するために使用
する油圧回路の油圧を他の油圧ポンプから供給してもよ
い。
後側油圧シリンダを方向制御装置で制御するために使用
する油圧回路の油圧を他の油圧ポンプから供給してもよ
い。
また、方向制御装置は光センサー等により後側転圧輪
の方向を検出して制御弁を制御するものでもよい。
の方向を検出して制御弁を制御するものでもよい。
この発明は以上のように構成したので、次のような効
果がある。
果がある。
方向制御装置により他方側の転圧輪を通常走行方向に
制御できるので、通常走行に戻す場合、いったん両転圧
輪を車体と平行に戻してから、一方側の転圧輪を単独に
する回路を切換る必要がなく、操作性がよい。また、油
漏れ等により両転圧輪が同期しない場合や他方の転圧輪
が車体と平行になる前に切換弁を切換たりして同期しな
い場合でも、他方側の転圧輪を車体と平行に戻すのが容
易に行え、走行方向が安定し安全である。
制御できるので、通常走行に戻す場合、いったん両転圧
輪を車体と平行に戻してから、一方側の転圧輪を単独に
する回路を切換る必要がなく、操作性がよい。また、油
漏れ等により両転圧輪が同期しない場合や他方の転圧輪
が車体と平行になる前に切換弁を切換たりして同期しな
い場合でも、他方側の転圧輪を車体と平行に戻すのが容
易に行え、走行方向が安定し安全である。
また、連動装置を備えれば、一方側の転圧輪に設けた
油圧シリンダを単独に作動する油圧回路に切換弁を切換
る手間が省けると共に、誤操作をすることがなくなる。
油圧シリンダを単独に作動する油圧回路に切換弁を切換
る手間が省けると共に、誤操作をすることがなくなる。
そして、方向制御装置を制御プレートとリミットスイ
ッチとで構成したことにより、他方側の転圧輪の走行方
向を直接感知でき、構造が簡素になると共に、他方側の
転圧輪の走行方向の制御が容易となる。
ッチとで構成したことにより、他方側の転圧輪の走行方
向を直接感知でき、構造が簡素になると共に、他方側の
転圧輪の走行方向の制御が容易となる。
図面の第1図から第5図はこの発明の一実施例に係り、
第1図は転圧機械の側面図、第2図は操向装置の機構を
示す平面図、第3図は方向制御装置の機構を示す側面
図、第4図は方向制御装置の機構を示す平面図、第5図
は操向装置の油圧回路図である。また、図面の第6図お
よび第7図は従来例に係り、第6図は操向装置を装備し
た転圧機の概略平面図、第7図は操向装置の油圧回路図
である。 A……転圧機械、B……操向装置 C……油圧回路、D……方向制御装置 1……車台 2……前側転圧輪(一方側転圧輪) 3……後側転圧輪(他方側転圧輪) 11,12……前側油圧シリンダ(一方側油圧シリンダ) 13,14……後側油圧シリンダ(他方側油圧シリンダ) 20……油圧回路、31……切換弁 33……制御弁 41……制御プレート(制御部材) 42,43……リミットスイッチ(スイッチ) 50……スイッチ(連動装置)
第1図は転圧機械の側面図、第2図は操向装置の機構を
示す平面図、第3図は方向制御装置の機構を示す側面
図、第4図は方向制御装置の機構を示す平面図、第5図
は操向装置の油圧回路図である。また、図面の第6図お
よび第7図は従来例に係り、第6図は操向装置を装備し
た転圧機の概略平面図、第7図は操向装置の油圧回路図
である。 A……転圧機械、B……操向装置 C……油圧回路、D……方向制御装置 1……車台 2……前側転圧輪(一方側転圧輪) 3……後側転圧輪(他方側転圧輪) 11,12……前側油圧シリンダ(一方側油圧シリンダ) 13,14……後側油圧シリンダ(他方側油圧シリンダ) 20……油圧回路、31……切換弁 33……制御弁 41……制御プレート(制御部材) 42,43……リミットスイッチ(スイッチ) 50……スイッチ(連動装置)
Claims (3)
- 【請求項1】車台の前後に配置した両転圧輪に夫々油圧
シリンダを設け、その一方側の転圧輪に設けた油圧シリ
ンダを単独に作動する油圧回路と、両油圧シリンダを同
期して作動する油圧回路とを切換る切換弁を備え、前記
両油圧シリンダを操作して前記両転圧輪を操向する転圧
機械の操向装置において、 他方側の転圧輪に設けた油圧シリンダの作動方向を制御
する制御弁を備えた油圧回路と、前記制御弁を制御して
前記他方側の転圧輪を通常走行方向に位置させる方向制
御装置とを備えたことを特徴とする転圧機械の操向装
置。 - 【請求項2】前記切換弁を、前記方向制御装置の作動に
連動して、前記一方側の転圧輪に設けた油圧シリンダを
単独に作動する油圧回路側へ切換る連動装置を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の転圧機械の操向装置。 - 【請求項3】前記方向制御装置が、前記他方側の転圧輪
の走行方向にともなって回動する制御部材と、その制御
部材の回動位置によって前記制御弁を制御するスイッチ
とからなることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の転圧機械の操向装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269989A JP2847303B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 転圧機械の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269989A JP2847303B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 転圧機械の操向装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03132502A JPH03132502A (ja) | 1991-06-05 |
JP2847303B2 true JP2847303B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17480017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269989A Expired - Lifetime JP2847303B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 転圧機械の操向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847303B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19805038A1 (de) † | 1998-02-09 | 1999-08-12 | Bomag Gmbh | Bodenverdichtungsvorrichtung und Verfahren zur Steuerung ihres Lenkantriebes |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP1269989A patent/JP2847303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03132502A (ja) | 1991-06-05 |
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Legal Events
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