JP2846573B2 - 油圧式ワイヤ送りジャッキ - Google Patents

油圧式ワイヤ送りジャッキ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧式ワイヤ送りジャ
ッキに関し、特に複数本のワイヤを同時に緊張状態で安
全にワイヤ長手方向に送り出す油圧式ワイヤ送りジャッ
キに関する。例えば重量物を吊りながら荷卸しする場合
等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】本出願人らは実開昭63−132052
号公報において、中空型ジャッキを用いてワイヤの緊張
作業を自動化すると共に、荷下げ方向に作動させる場合
にも問題がなく、緊張戻し方向に対してもセーフプルー
フな油圧式ワイヤ送りジャッキを提案した。
【0003】 これを図13に示す、その油圧式ワイヤ
送りジャッキ1は、図13に示すように、中空型ジャッ
キ100のシリンダ102とラム103にそれぞれグリ
ッパ装置200、300を取付け、このグリッパ装置2
00、300に交互にワイヤを掴持させるものである。
さらに詳しく述べると、下記(イ)〜(ホ)から構成さ
れたグリッパ装置200(グリッパ装置300も同様の
構造)を、中空型ジャッキ100のシリンダ102及び
ラムヘッド104にそれぞれ取り付けたことを特徴とす
るものである。 (イ) 内面が円錐形テーパをなすバレル201、 (ロ) この円錐形テーパに合致する外面テーパを有し
ワイヤの外周を掴持する円錐形割型楔202、 (ハ) この割型楔202に一端を係止し、ワイヤ外
に遊嵌するスリーブ203、 (ニ) 前記バレル201にシリンダを結合し、前記楔
202がワイヤを締付ける方向に、前記スリーブ203
を前進させるクランプジャッキ204、および (ホ) このクランプジャッキ204のピストン205
と前記スリーブ203の反楔側端間に介装し、前記楔2
02がワイヤ持を開放する方向に、前記スリーブを付
勢するばね207。
【0004】 この油圧式ワイヤ送りジャッキ1の作用
は、次の通りである。 a)クランプジャッキ204が楔202をバレル201
中に押込むことによって、テーパ係合により楔202が
ワイヤを掴持する。掴持力は油圧で与えられるので、初
期滑りがなくセット量が確実である。 b)クランプジャッキ204が楔202を押込まないと
きは、ばね207が楔202のワイヤ掴持力を緩める方
向にスリーブ203を付勢する。 c)中空型ジャッキ100のシリンダ102およびラム
103にそれぞれ取り付けられた2台のクランプジャッ
キ204、304は、電気的に連動してシーケンス作動
する。 d)従って、ワイヤの緊張の際の送り作業が完全に自動
化され人力が不要となる。 e)また、常に何れか一方のクランプジャッキ204又
は304が必ず楔202又は図示しない楔302を確実
に作用させてワイヤを掴持するので、ワイヤの緊張方向
と戻し方向の何れの方向に作動させる場合でも、安全に
使用することができ、セーフプルーフである。すなわ
ち、楔202を動作させる機構として、ワイヤを掴持す
る動作のみに油圧ジャッキ(クランプジャッキ204、
304)を用い、掴持力を緩める方向には楔202の自
重のみを動作できる程度のばね207(又は図示しない
307)を用いている。そのため楔202を緩めるため
には、クランプジャッキ204、304を戻すと同時に
ワイヤ自体楔202の緩む方向に移動させる必要があ
る。このような楔202の動作機構が本装置の特徴であ
り、どちらか一方のグリッパ装置200又は300がワ
イヤを確実に掴持し、ワイヤがワイヤに働く荷重方向と
は逆の方向に移動することにより、初めて他方のグリッ
パ装置の楔を緩めることができる。この動作原理により
万一油圧式ワイヤ送りジャッキのシーケンスが誤動作し
ても楔を緩めるためのスプリングの強さ以上の荷重を受
けている状態の楔を強制的に緩める恐れがないため安全
である。)なおこのような特徴をもつ楔の動作機構に
より、特にワイヤの戻し方向に作用させる場合にはクラ
ンプジャッキを戻すだけでは楔を緩めることにはなら
ず、ワイヤ自体を楔の緩む方向に移動させる必要があ
る。そこで、戻し方向に用いる場合には、中空型ジャッ
キを、ストロークエンドの手前でグリッパ装置盛り替え
のための微少ストロークを残して一旦停止させ、開放し
ているグリッパ装置のクランプジャッキをワイヤ掴持方
向に作動させ、ついで中空型ジャッキをストロークエン
ドまで前進させることによって、グリッパ装置のワイヤ
引張り荷重の盛り替えを行う。この動作により荷重の盛
り替えを確実に行うことができ、いずれかのグリッパ装
置が必ずワイヤを保持するので安全が確保される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記装置は安全性にす
ぐれ好成績をあげているが、PCワイヤは、通常、汎用
性、グリップ力と張力との関係、ハンドリング性等の観
点から最大径21.8mmφ程度までに限られているた
め、従来の油圧式ワイヤ送りジャッキはワイヤの強度に
支配され、最大引張り能力として20トン程度に制約さ
れていた。
【0006】ところが、例えば図12に示すような、ア
ーチ橋500の架設時のロワリング工程においては、ワ
イヤを安全に繰り出すジャッキとして、100トン程度
のジャッキ力が要求される。このアーチ橋500のロワ
リング工程を説明すると次のとおりである。架橋すべき
両岸に基礎を構築し、この基礎上にアーチ橋の半分の長
さのアーチ状の橋体500aをほぼ鉛直状態で組み立て
る。橋体500aの下端501はピン構造とする。橋体
500aの先端にワイヤ502を取付け、このワイヤ5
02を順次送り出しながら、橋体500aを矢印503
の方向に、橋体500bのように傾ける。この時ワイヤ
502はワイヤ504のようになる。橋体500bの傾
斜を増して行くとワイヤはついに505の状態まで送り
出され、橋体500cは、対岸から同様に傾けてきた橋
体と結合部506で結合される。この時ワイヤ505の
引張り力はアーチ橋の規模にもよるが、100トン程度
になる場合が多い。
【0007】以上のロワリング工程において、ワイヤ送
り出しに上記油圧式ワイヤ送りジャッキ1を、図11に
示すように使用すると好適である。しかしながら、この
場合上述のように、従来のワイヤ送りジャッキは、ワイ
ヤの強度上、20トン程度に制約されていたので、多数
のジャッキを必要とする。多数のジャッキを用いること
は設備面、施工面で大きな制約があり、またすべてのジ
ャッキが同時に作用しなければならないので、同調シス
テムが極めて面倒となる。
【0008】そこで本発明者らは、100トン級の中空
ジャッキを用い、複数本のワイヤを同時に使用すること
ができるジャッキを開発した。この場合に単一ワイヤを
取扱うと同様の安全性、確実性を確保するために工夫を
凝らした。本発明の最も特徴とするところはこのような
複数本のワイヤを荷重を掛けながら繰り出すにあたり、
確実に複数本に均等に荷重が分配されるように検出装置
を装着して、より安全性に優れた油圧式ワイヤ送りジャ
ッキを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記問題点
を解決するために開発されたもので、ワイヤを掴持する
円錐型割型楔とこの楔を作動させるクランプジャッキと
から成るワイヤグリッパ装置を、中空型ジャッキのシリ
ンダ及びラムヘッドにそれぞれ取り付けた油圧式ワイヤ
送り装置において、記グリッパ装置にそれぞれ複数個
アンクランプ検出装置を取付け、このグリッパ装置の
すべてのアンクランプ状態を確認して次のステップに進
むシーケンサをジャッキ送り制御装置に組込んだことを
特徴とする油圧式ワイヤ送りジャッキである。このアン
クランプ検出装置としては、近接スイッチを用い、楔が
アンクランプ状態となったことを検出するようにし、こ
の近接スイッチ信号線を直列に接続し、すべての近接ス
イッチが作動した時のみ信号を出力するように構成する
ことによって、すべてのアンクランプを確実に検出し、
安全にワイヤを繰り出すことができる。
【0010】
【作用】 本出願人らが提供した実開昭63−1320
52号公報の装置を改良して複数本のワイヤを作動させ
るようにすると、不安全性、不確実要素が生ずる。例え
ば、許容引張り強度20トンのワイヤ6本を使用して、
100トンのワイヤ送りジャッキを構成した時に、今仮
3本のワイヤがアンクランプ状態でジャッキを操作す
ると、残る3本のワイヤの引張り荷重の合計が60トン
超えることとなり危険である。
【0011】本発明者はこのような状態が生じることを
防止するために、シーケンス制御装置に全てのグリッパ
装置のアンクランプ状態確認センサを装着し、これらの
センサ全てがアンクランプを検出したとき次のシーケン
スに移行するようにした。従って、安全性、確実性が1
00%満足されることとなった。
【0012】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。図1に実施例の油圧式ワイヤ送りジャッキの
外形の全体図を示した。図1において、中空型ジャッキ
100の両方にグリッパ装置200、300が取り付け
られている。このワイヤ送りジャッキの主な仕様は次の
通りである。
【0013】 グリッパ装置200の縦断面図を図2、3に、そのA−
A矢視図を図4に示した。グリッパ装置200は6本の
ワイヤを挿通する6個のバレル201にそれぞれ、円錐
状のテーパを有する分割楔202が嵌入している。ワイ
ヤはワイヤガイド10を通って挿通される。楔202は
その中心部で図示省略したワイヤを掴持する。バレル2
01はフランジ208に6個の円錐状の孔として形成さ
れている。このフランジ208は、中空型ジャッキ10
0のラム103のラムヘッド120に連結されている。
【0014】楔202は円周を2〜6個の割型とした円
錐状のテーパスリーブ状をなしている。楔202にはス
リーブ203の一端が係止している。スリーブ203に
はクランプジャッキ204のピストン205がフランジ
210を介して係合しているクランプジャッキ204は
シリンダ206を備え、6個の楔202を同時に作動さ
せる。
【0015】楔202の尾端には楔202を緩める方向
に付勢するばね207が配置されている。図2は楔20
2が緩んだ状態を示しており、図3は楔202が締まっ
た状態を示している。各楔の先端側近傍に、近接スイッ
チ250が取付けられている。図4は図3のA矢視を示
すもので、近接スイッチ250の配置を示している。各
楔202に対して2個の近接スイッチ250が配置さ
れ、これら12個すべての信号線252は直列に接続さ
れ、その端部254は図示しないシーケンサに結合され
ている。
【0016】 次に図5は中空型ジャッキを示してい
る。圧力油供給孔114、115から作動油を供給する
ことにより、ラム103は往復運動する。図6、図7は
中空型ジャッキ100のシリンダ102側のグリッパ装
置300を示している。図6は楔302が緩んだ状態、
図7は楔302が締まった状態を示している。シリンダ
ヘッド110がクランプジャッキ304のシリンダ30
6を支えており、そのほかは上記説明のラム側のグリッ
パ装置200と同様の構造となっている。近接スイッチ
の取付け、そのシーケンス動作も同様である。実施例に
よれば、常に十分に安全確実に大きな荷重のワイヤ繰り
出しを行うことができる。
【0017】図8は実施例のグリッパ装置300側から
見た正面図である。シリンダヘッド110は、この油圧
式送りジャッキの取付けフランジを兼ねている。端部フ
ランジ320はボルト321で取付けられている。ワイ
ヤガイド10の位置は、中空型ジャッキに対して、角度
322で示すように左右に中心角を傾けて配置すること
ができるようになっている。
【0018】この油圧式ワイヤ送りジャッキ1の作動は
次の通りであるが、本発明の最も特徴とするところの荷
重を掛けながらワイヤを繰り出す工程について詳細に説
明する。 i) 油圧ポンプを起動する。 ii) 「連続」または「単独」のセレクトスイッチを
「単独」にセットし、ワイヤ挿入スイッチをONにし、
グリップ解放ボタンを押して6本のワイヤをそれぞれワ
イヤガイド10から挿入する。
【0019】ここで、「連続」とはシーケンサで全自動
で作動させることをいい、「単独」とは、試運転、調整
など手動で作動させることをいう。 iii) 「連続」または「単独」のセレクトスイッチ
を「連続」にセットし、「引張」または「引戻」のセレ
クトスイッチを「引戻」にセットし、準備完了ボタンを
押す。
【0020】ここで、「引張」はラム103が伸びでる
方向で、重量物を吊り上げる場合等をいい、「引戻」は
ラム103がシリンダ102内に戻る方向で、重量物を
ワイヤを繰り出しながら吊り下げる場合等をいう。準備
完了ボタンを押すことにより、中空型ジャッキ100の
ラム103は微小ストローク伸長し、グリッパ装置20
0のクランプジャッキ204がスリーブ203を押して
楔202がワイヤを掴持し、グリッパ装置300のクラ
ンプジャッキ304がスリーブ303を押して楔302
が挿入されたワイヤを掴持する。
【0021】 iv) コントロールボックスの運転押
しボタンを押すと引戻作業がスタートする。 ア) ラム側グリッパ装置200のクランプジャッキ2
04を解放準備して、中空型ジャッキ100のラム10
3を微小ストローク分戻し、クランプジャッキ204を
完全に解放する。この時グリッパ装置に装着した12個
全ての近接スイッチがアンクランプ状態を検出する。 イ) 検出が確認されると引戻準備のため、ラム103
がストロークエンドまで微小ストローク分を残して伸長
を停止する。 ウ) ラム側グリッパ装置200のクランプジャッキ2
04を作動して、ワイヤを掴持する。 エ) シリンダ側グリッパ装置300のクランプジャッ
キ304を解放準備し、中空型ジャッキ100のラム1
03をストロークエンドまで進める。これにより、クラ
ンプジャッキ304が解放され(近接スイッチによりア
ンクランプ状態が確認される)、荷重はラム側グリッパ
装置200に受け替えられる。 オ) 微小ストロークを残すまで引戻されたら、グリッ
パ装置300のクランプジャッキ304がスリーブ30
3をして楔302がワイヤを掴持する。 カ) 以上で1ストローク分完了し、必要な引戻量が得
られるまで、ア)からオ)の工程を繰り返す。
【0022】v) 「引張」の作業は、引戻と逆に、ワ
イヤの進行方向が楔をバレルから緩める方向と一致して
いるため、微小ストロークの操作を必要としないがほぼ
同様なタイミングで行われる。 vi) 「引戻」、「引張」の速度調整はオイル流量調
整バルブにより行われる。
【0023】vii) 送り停止、戻し停止、非常停
止、シーケンサのリセット等は操作ボタンにより可能と
なっている。 次に本発明のジャッキの作動シーケンスを図によって説
明する。図9は「引張」の場合を示すもので図中の符号
に従ってシーケンスを示すと、次の通りである。
【0024】 図9、図10は、作動中におけるシリン
ダ102とラム03との位置関係を示し、ラム103
が荷重を受けながら作動している状態を横2本線で、荷
重が掛かっていない状態を点線で、その他の状態を細い
実線で示している。また、ラム103がシリンダ102
内のストロークエンドで微小ストロークを残している状
態を縦2本線で、ストロークエンドに残りのストローク
がない時を縦1本線で示している。
【0025】
【表1】 ──────────────────────────────────── ラム側 シリンダ側 ──────────────────────────────────── (a)準備完了 掴んでいる 掴んでいる (b)引きのスタート 掴んでいる 解放している (c)引き止まり 掴んでいる 掴もうとしている (d)盛り替えの準備 解放しようとしている 掴んでいる (e)盛り替えのためラム戻し 解放している 掴んでいる (f)次のステップの準備 掴もうとしている 掴んでいる (g)準備完了(a)と同じ 掴んでいる 掴んでいる ──────────────────────────────────── 図10は「引戻」の場合を示すもので図中の符号に従っ
てシーケンスを示すと次の通りである。
【0026】
【表2】 ──────────────────────────────────── ラム側 シリンダ側 ──────────────────────────────────── (h)準備完了 掴んでいる 掴んでいる 微小ストローク伸長してある (i)戻し準備の為ラム側解放 解放する 掴んでいる 微小ストローク分戻す (j)戻し準備の為ラムを伸ばす 解放している 掴んでいる (k)微小ストローク残し止める 解放している 掴んでいる (l)戻すためにシリンダ側解放 掴む 解放する ストロークエンドまでラムを 伸ばす (m)引き戻し 掴んでいる 解放している (n)微小ストロークを残して止め 掴んでいる 掴もうとしている る (o)準備完了((h)と同じ) 掴んでいる 掴んでいる ────────────────────────────────────
【0027】
【発明の効果】本発明の油圧式ワイヤ送りジャッキによ
れば、複数本のワイヤを1個の中空型ジャッキに取付
け、大きな荷重のワイヤ送り及び緊張作業を、常に安全
に確実に行うことができるようになった。また、本発明
の装置は戻し側の操作も絶対確実な安全性を保って行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体側面図である。
【図2】実施例のクランプジャッキの縦断面図である。
【図3】実施例のクランプジャッキの縦断面図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】実施例の中空型ジャッキの縦断面図である。
【図6】実施例のクランプジャッキの縦断面図である。
【図7】実施例のクランプジャッキの縦断面図である。
【図8】本発明の実施例の正面図である。
【図9】ジャッキの引張時の作動シーケンス図である。
【図10】ジャッキの引戻時の作動シーケンス図であ
る。
【図11】アーチ橋の架設説明図である。
【図12】アーチ橋の架設説明図である。
【図13】先行技術の説明図である。
【符号の説明】
100 中空型ジャッキ 102 シリンダ 103 ラム 104 ラムヘッド 114、115 圧力油供給孔 110 シリンダヘッド 120 ラムヘッド 200、300 グリッパ装置 201、301 バレル 202、302 楔 203、303 スリーブ 204、304 クランプジャッキ 205、305 ピストン 206、306 シリンダ 207、307 ばね 250、350 近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−106808(JP,A) 実開 昭63−25751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/12 104

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを掴持する円錐型割型楔と該楔を
    作動させるクランプジャッキとから成るワイヤグリッパ
    装置を、中空型ジャッキのシリンダ及びラムヘッドにそ
    れぞれ取り付けた油圧式ワイヤ送り装置において、 記グリッパ装置にそれぞれ複数個のアンクランプ検出
    装置を取付け、該アンクランプ検出装置の作動を確認す
    るシーケンサをジャッキ送り制御装置に組込んだことを
    特徴とする油圧式ワイヤ送りジャッキ。
  2. 【請求項2】 前記アンクランプ検出装置は近接スイッ
    チである請求項1記載の油圧式ワイヤ送りジャッキ。
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KR102588537B1 (ko) * 2023-03-07 2023-10-13 유종보 양중 시스템

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