JP2846270B2 - 複数のウィンドゥを表示するコンピュータにおける新着情報表示装置 - Google Patents

複数のウィンドゥを表示するコンピュータにおける新着情報表示装置

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JP2846270B2
JP2846270B2 JP7094377A JP9437795A JP2846270B2 JP 2846270 B2 JP2846270 B2 JP 2846270B2 JP 7094377 A JP7094377 A JP 7094377A JP 9437795 A JP9437795 A JP 9437795A JP 2846270 B2 JP2846270 B2 JP 2846270B2
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賀 達 志 加
谷 優 三
井 保 明 酒
峰 誠 常
橋 秀 一 高
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NOMURA SOGO KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新しく発生した情報を
随時配布する発信手段を有するネットワークに、複数ウ
ィンドゥを表示可能なコンピュータが複数個接続されて
いる環境下で、個々のコンピュータの作業を中断あるい
は中止させることなく、新しくネットワークに配信され
た情報をコンピュータ画面に表示中のウィンドゥの最上
部に表示させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、コンピュータの発達によって、
一つのコンピュータで複数のアプリケーションソフトウ
ェアを並列的に実行できるようになっている。これらの
並列的に実行されているアプリケーションソフトウェア
は、それぞれコンピュータ画面上にユーザーとのインタ
ーフェイスをなすウィンドゥを有している。ユーザー
は、ウィンドゥを切り替えることにより、実行しようと
するアプリケーションソフトウェアを選択することがで
きるようになっている。
【0003】上記複数のウィンドゥを表示するコンピュ
ータにおいては、実際上限られた大きさのコンピュータ
画面上に複数のウィンドゥを表示するために、ウィンド
ゥを互いに重ねた状態で表示している。ユーザーが所定
のウィンドゥを選択したときは、選択されたウィンドゥ
が他のウィンドゥの最上部に表示され、そのウィンドゥ
が入力可能な状態になる。この入力可能なウィンドゥを
アクティブ化されたウィンドゥといい、コンピュータの
入力手段によって入力されたユーザーの命令は、アクテ
ィブ状態にあるウィンドゥのソフトウェアに対して作用
する。
【0004】このような複数のウィンドゥを開いて、複
数のアプリケーションソフトウェアを並列的に実行する
技術としては、マイクロソフト社のオペレーションシス
テム「ウィンドゥズ」等が広く知られている。
【0005】一方、通信手段の発達により、複数のコン
ピュータを共通のネットワークに接続し、コンピュータ
間で互いに情報をやり取りしながら、作業を進めるよう
な使用も多くなっている。
【0006】このようなネットワークを利用して、不特
定な時間に発生する情報、たとえばニュース、株価デー
タ、所定のサークルや企業内の連絡事項等を、その情報
が発生した時点でネットワークに流し、ネットワークに
接続されているコンピュータに随時情報を出力するよう
な使用への要求が高まっている。
【0007】従来のコンピュータを利用して上記使用方
法を実現しようとする場合、通信用のソフトウェアを他
のアプリケーションソフトウェアと並列的に実行し、所
定の時間間隔ごとにネットワークにアクセスし、最新の
情報を取り入れてその通信用ソフトウェアのウィンドゥ
に表示する方法が考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、新しい情報が受信されたときに、ユーザ
ーが他のウィンドゥで作業している等のために、その情
報がユーザーに伝わらない問題があった。
【0009】すなわち、従来の複数ウィンドゥを表示す
るコンピュータでは、ウィンドゥが重なった状態で表示
されており、アクティブな状態のウィンドゥがそれらの
ウィンドゥの最上部に表示されている。このため、受信
した情報を表示するウィンドゥがアクティブなウィンド
ゥの下部に隠れ、ユーザーがそのウィンドゥを確認でき
ないのである。
【0010】また、ユーザーが情報が配信されたときに
コンピュータを使用していなければ、その情報がユーザ
ーに伝わらない可能性があった。この場合、配信された
情報のすべてを記憶装置に格納する対策も考えられる
が、常時流される情報が膨大な量となるため、記憶装置
が有限であることや、格納された膨大な情報は実際には
役に立たないことから、現実的でない。
【0011】一方、情報が配信されたときに通信用ソフ
トウェアのウィンドゥをアクティブ化するようにすれ
ば、新着情報を示したウィンドゥが最上部に表示される
が、他のアプリケーションソフトウェアの実行が中断さ
れてしまって不都合である。
【0012】そこで、本発明の目的は、新しく発生した
情報を随時配布する発信手段を有するネットワークに、
複数ウィンドゥを表示可能なコンピュータを接続した環
境において、アプリケーションソフトウェアの実行を中
断することなく、新着情報をコンピュータのユーザーに
表示する装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1に係る「複数ウィンドウを表示するコ
ンピュータにおける新着情報表示装置」は、新しく発生
した情報を随時配布する発信手段を有するネットワーク
に、通信手段を介して接続された複数ウィンドゥを表示
可能なコンピュータにおいて、前記コンピュータは、ユ
ーザーの要求や命令を入力する入力手段と、情報格納手
段と、前記ネットワークに新たな情報が前記発信手段に
よって配信されたときに、その情報を直接あるいは間接
的に取り入れて転送する通信手段と、前記通信手段から
転送された情報を入力し、その情報の内容を新着情報の
論理画面に表示し、前記新着情報の論理画面の情報と実
画面表示の優先度に関する制御信号とを出力する新着情
報表示制御手段と、前記新着情報の論理画面情報と、コ
ンピュータで実行中のアプリケーションソフトウェアか
らの論理画面情報とを入力して、それらの論理画面を別
々に制御する論理画面制御部と、前記複数の論理画面の
実画面表示部分を重ねて実画面として表示する実画面制
御部とを有し、前記実画面制御部は、前記新着情報表示
制御手段からの画面表示優先度の制御信号を受けたとき
に、新着情報の実画面を他のソフトウェアの実画面の上
に重ねて実画面として表示する画面表示制御手段と、前
記画面表示制御手段の制御によって形成された実画面情
報に基づいて画面を表示する表示手段と、を備えてお
り、前記新着情報表示制御手段は、前記新着情報の受信
の有無を監視し、受信があったときにその新着情報を入
力し、新着情報の論理画面を制御し、かつ、前記実画面
制御部に対して実画面の表示優先度の制御を行う新着情
報監視・表示部と、前記新着情報監視・表示部が入力し
た新着情報を入力し、前記入力手段を介して設定された
格納条件に適合する情報を選別して前記情報格納手段に
格納し、あるいは前記入力手段を介して入力された検索
条件に適合する情報を前記情報格納手段から検索し、前
記新着情報監視・表示部を介して前記表示手段に表示さ
せる情報格納・検索部と、を有していることを特徴とす
るものである。
【0014】本願請求項2に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」は、上
記請求項1の表示装置において、前記情報格納・検索部
は、前記新着情報監視・表示部に入力された新着情報を
継続的に監視し、所定の格納条件にかかる情報を選別し
て、前記格納条件に適合する最新情報として前記情報格
納手段の記憶内容を更新するように構成されていること
を特徴とするものである。
【0015】本願請求項3に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」は、上
記請求項1の表示装置において、前記新着情報表示制御
手段の情報格納・検索部は、前記入力手段を介して設定
された少なくとも一つの表示条件を保持し、前記新着情
報監視・表示部に新たに入力された新着情報を判断し、
判断した結果の判定信号を前記新着情報監視・表示部に
出力し、前記新着情報監視・表示部は、前記情報格納・
検索部の判定信号に応じて、新着情報の論理画面および
実画面の表示方法を変化させるように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0016】本願請求項4に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」は、上
記請求項1の表示装置において、前記コンピュータは、
前記情報格納・検索部が所定の条件に適合する新着情報
を検出したときに所定の音声を出力する音声出力手段を
備えていることを特徴とするものである。
【0017】本願請求項5に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」は、上
記請求項1の表示装置において、前記画面表示制御手段
の実画面制御部は、前記新着情報の実画面を他のアプリ
ケーションソフトウェアの実画面上に重ねて表示する時
に、それまでに表示されているウィンドゥのアクティブ
状態を維持することを特徴とするものである。
【0018】本願請求項6に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」は、新
しく発生した情報を随時配布する発信手段を有するネッ
トワークに、通信手段を介して接続された複数ウィンド
ゥを表示可能なコンピュータにおいて、前記コンピュー
タは、前記ネットワークに新たな情報が前記発信手段に
よって配信されたときに、その情報を直接あるいは間接
的に取り入れて転送する通信手段と、前記通信手段から
転送された情報を入力し、その情報の内容を新着情報の
論理画面に表示し、前記新着情報の論理画面の情報と実
画面表示の優先度に関する制御信号とを出力する新着情
報表示制御手段と、前記新着情報の論理画面情報と、コ
ンピュータで実行中のアプリケーションソフトウェアか
らの論理画面情報とを入力して、それらの論理画面を別
々に制御する論理画面制御部と、前記複数の論理画面の
実画面表示部分を重ねて実画面として表示する実画面制
御部とを有し、前記実画面制御部は、前記新着情報表示
制御手段からの画面表示優先度の制御信号を受けたとき
に、新着情報の実画面を他のソフトウェアの実画面の上
に重ねて実画面として表示する画面表示制御手段と、前
記画面表示制御手段の制御によって形成された実画面情
報に基づいて画面を表示する表示手段と、を備えてお
り、前記新着情報表示制御手段は、新着情報の受信によ
って複数ウィンドゥの最上部に表示された新着情報のウ
ィンドゥを所定時間後にアクティブ状態のウィンドゥよ
り下部に表示させる計時手段を有していることを特徴と
するものである。
【0019】
【0020】
【作用】本願請求項1に係る「複数ウィンドゥを表示す
るコンピュータにおける新着情報表示装置」において
は、通信手段がネットワークに配信された情報を入力
し、その情報を新着情報表示制御手段に転送する。
【0021】情報の転送を受けた新着情報表示制御手段
は、新着の情報の受信を認識し、新着情報の内容をその
論理画面に表示し、同時に新着情報の論理画面をウィン
ドゥの最上部に表示させる制御信号を画面表示制御手段
へ送る。
【0022】画面表示制御手段の論理画面制御部は、新
着情報の論理画面を含めて種々のアプリケーションソフ
トウェアの論理画面を管理し、各論理画面の表示位置と
その表示内容を別々に制御している。この論理画面制御
部は、上記新着情報表示制御手段からの新着情報の画面
情報を受け、新着情報用の論理画面の表示を変化させ
る。
【0023】一方、画面表示制御手段の実画面制御部
は、論理画面を実画面に表示する際の各論理画面の表示
部分(実画面に相当する部分)および実画面の表示優先
度(重なりの順番)を制御している。この実画面制御部
は、上記新着情報表示制御手段からの表示優先度に関す
る制御情報を受けたときに、割り込み制御を行い、新着
情報の実画面(ウィンドゥ)を他のアプリケーションソ
フトウェアの実画面(ウィンドゥ)の最上部に表示す
る。
【0024】新着情報表示制御手段の新着情報監視・表
示部が、新着情報の受信の有無を監視し、新着情報が受
信されたときに、新着情報の論理画面の表示方法・内容
と、実画面の表示優先度の制御を行う。
【0025】一方、新着情報表示制御手段の情報格納・
検索部は、入力手段によって設定された情報の格納条件
を保持し、上記新着情報監視・表示部に入力された情報
のうち、必要な情報を選別して情報格納手段に格納す
る。また、情報格納・検索部は、入力手段によって設定
された情報の検索条件に基づき、条件に適合する情報を
情報格納手段から検出し、新着情報監視・表示部へ出力
し、最終的にコンピュータの画面に表示させる。
【0026】本願請求項2に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」におい
ては、新着情報表示制御手段の情報格納・検索部が、所
定の情報格納条件を保持し、継続的に新着情報監視・表
示部に入力される情報を判断し、上記情報格納条件に適
合する場合は、その情報を上記格納条件に適合する最新
情報として情報格納手段の格納データを更新する。
【0027】本願請求項3に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」におい
ては、新着情報表示制御手段の情報格納・検索部が、入
力手段によって設定された情報表示条件を保持し、この
条件に基づいて新着情報監視・表示部に入力された新着
情報を判断する。この結果、新着情報監視・表示部に入
力された新着情報が上記情報の表示条件に適合すれば、
その判定信号を新着情報監視・表示部へ送る。判定信号
を受けた新着情報監視・表示部は、たとえば注意を喚起
するような表示方法で、その情報を論理画面および実画
面に表示させる。
【0028】本願請求項4に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」におい
ては、新着情報表示制御手段の情報格納・検索部が、入
力手段によって設定され所定の条件を保持し、この条件
に基づいて新着情報監視・表示部に入信される新着情報
を判断する。この結果、新着情報監視・表示部に入信さ
れた新着情報が上記条件に適合すれば、その判定信号を
音声出力手段へ出力する。この判定信号を受けた音声出
力手段は、たとえばユーザーの注意を喚起する所定の音
声を出力する。
【0029】本願請求項5に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」におい
ては、実画面制御部が、新着情報表示制御手段から、新
着情報の実画面を他のアプリケーションソフトウェアの
実画面の上に表示させる制御命令を受けた場合に、それ
までに表示されているウィンドゥのアクティブ状態を変
化させることなく、新着情報の実画面を他のアプリケー
ションソフトウェアの実画面の最上部に表示させる。
【0030】本願請求項6に係る「複数ウィンドゥを表
示するコンピュータにおける新着情報表示装置」におい
ては、新着情報表示制御手段の計時手段が、新着情報の
ウィンドゥが他のウィンドゥの最上部に表示された時点
から時間をカウントし、所定時間経過後に信号を新着情
報表示制御手段へ送る。計時手段の信号を受けた新着情
報表示制御手段は、上記新着情報のウィンドゥをアクテ
ィブ状態のウィンドゥより下部に表示変更させる制御信
号を画面表示制御手段の実画面制御部へ送る。この制御
信号に基づいて実画面制御部は、実画面の表示優先度を
変化させる。
【0031】
【実施例】次に本発明による「複数ウィンドゥを表示す
るコンピュータにおける新着情報表示装置」の一実施例
について以下に説明する。
【0032】図1は、本発明による「複数のウィンドゥ
を表示するコンピュータにおける新着情報表示装置」の
一実施例の構成とその情報の流れを示している。
【0033】本実施例による複数ウィンドゥを表示する
コンピュータにおける新着情報表示装置1は、通信手段
2と、新着情報表示制御手段3と、画面表示制御手段4
と、表示手段5と、入力手段6と、情報格納手段7と、
音声出力手段8とからなる。
【0034】このうち、通信手段2と、表示手段5と、
入力手段6と、情報格納手段7と、音声出力手段8は、
好ましくはコンピュータ・システム(その構成装置につ
いては一般的な概念として明確になっていないが、ここ
では、少なくとも通信装置、入力装置、処理装置、記憶
装置、表示装置とを有しているシステムを想定する)の
構成装置によって構成されている。
【0035】一方、新着情報表示制御手段3と画面表示
制御手段4は、ハードウェア的に特別に構成した装置で
もよいが、好ましくはソフトウェア・プログラムを実行
し、コンピュータ中にあたかもハードウェアとして各手
段が存在するように、コンピュータの処理装置に所定の
動作を行わせるようにしてもよい。
【0036】新着情報表示制御手段3は、その内部に新
着情報監視・表示部3aと、情報格納・検索部3bを有
している。また、画面表示制御手段4は、論理画面制御
部4aと、実画面制御部4bを有している。
【0037】また、本実施例の新着情報表示装置1が正
常に作動するために、新着情報表示装置1を含むコンピ
ュータは、通信手段2を介してコンピュータ通信用のネ
ットワーク9に接続されている。通信手段2とネットワ
ーク9の間には通信用のデータを一時的に格納するサー
バーが介在していてもよい。この場合、通信手段2は、
ネットワーク9から間接的に情報を入力する。
【0038】上記ネットワーク9は、その規模の大きさ
を問わない。すなわち、企業内や所定の団体内のコンピ
ュータをつなぐネットワークでもよく、広い地域のコン
ピュータをつなぐネットワークでもよい。
【0039】ネットワーク9には、図示しない他のコン
ピュータが多数接続されているものとし、情報発信源た
る発信手段10も接続されている。この発信手段10
は、固定した情報発信源でもよく、また、ネットワーク
9に接続されているコンピュータが互いに通信する場合
に、発信する各コンピュータでもよい。
【0040】次に、上記システム構成による本実施例の
新着情報表示装置1の作用について以下に説明する。
【0041】最初に、情報を受信した場合の新着情報表
示装置1の作用の説明に先だって通常の複数ウィンドゥ
を表示する場合の画面表示制御手段4の機能を説明す
る。
【0042】本実施例の装置を含むコンピュータは、複
数のアプリケーションソフトウェアを並列的に処理可能
なコンピュータとする。コンピュータの処理装置は、複
数のアプリケーションソフトウェアP1 ,P2 ,…,P
n を切り替えながら並列的に処理し、処理を中断したア
プリケーションソフトウェアについては、処理状態をメ
モリ上に保存する。
【0043】画面表示制御手段4の論理画面制御部4a
は、仮想的な論理空間を有し、その論理空間内に各アプ
リケーションソフトウェアP1 ,P2 ,…,Pn に対応
する論理画面D1 ,D2 ,…,Dn を形成し、それらの
論理画面に対して別々の管理・制御を行う。論理画面
は、各アプリケーションソフトウェアの中間処理結果あ
るいは最終処理結果の内容を全体的に表示している。
【0044】上記論理画面に対して、画面表示制御手段
4の実画面制御部4bは、各アプリケーションソフトウ
ェアの表示すべき部分(図1において斜線を付して示し
た部分であり、この部分が実画面となる)と、実際のコ
ンピュータ画面での表示位置と、各実画面の重なりの順
番すなわち表示優先度を管理・制御する。
【0045】実画面制御部4bは、合成した実画面の画
面情報を表示手段5へ出力し、表示手段5はこの画面情
報に基づいて画面を表示する。このように、各アプリケ
ーションソフトウェアの論理画面の一部分(場合によっ
ては全部)を表示し、それらの実画面を重ねた状態で表
示するのは、実際のコンピュータ画面では空間的に制限
があるからである。
【0046】表示手段5の画面は、上記アプリケーショ
ンソフトウェアの実画面が重なった状態で表示されてい
る。この表示された各アプリケーションソフトウェアの
実画面は、一般にウィンドゥと呼ばれている。ユーザー
が所定のウィンドゥを選択すると、実画面(ウィンド
ゥ)の表示の順番が入れ替わり、選択されたウィンドゥ
が最上部に表示される。通常、最上部のウィンドゥは、
入力手段6によって命令を入力可能な状態になる。この
ような入力手段によって命令入力や操作が可能になった
ウィンドゥを、アクティブ化したウィンドゥと呼ぶ。こ
の場合、アクティブ化されていないウィンドゥは、アク
ティブ化されたウィンドゥの下部に隠れ、一部または全
部が見えなくなる。
【0047】以上が通常の複数ウィンドゥを表示するコ
ンピュータにおける画面表示制御手段4による画面表示
の処理である。
【0048】これに対して、本実施例の新着情報表示装
置1は新着情報表示制御手段3を備え、この新着情報表
示制御手段3は、上記画面表示制御手段4を制御して、
新着の情報が受信されたときにその内容をウィンドゥの
最上部に表示させる。以下にその制御・処理の流れにつ
いて詳しく説明する。
【0049】なお、本実施例の新着情報表示装置1は、
情報を受信したときに新着情報のウィンドゥを画面の最
上部に表示することを基本的な処理とし、この基本的な
処理に種々の機能を加えた処理を行うものである。以下
の説明では、基本的な処理とこれに種々の機能を付加し
た処理について逐次説明するが、これらの処理は任意に
組み合わせられ、これらはすべて本発明の要旨に含まれ
るものである。
【0050】最初に、本実施例の新着情報表示装置1の
基本的処理について以下に説明する。この基本的処理は
主に新着情報表示制御手段3の新着情報監視・表示部3
aの作用によって行われる。
【0051】本実施例の新着情報表示装置1によって表
示される情報は、発信手段10からネットワーク9へ不
定時に配信されるものである。このような情報として
は、ニュース、株価情報、企業・サークル等の内部の連
絡事項等があるが、これらに限らず、不定時に発生する
情報ならすべてここにいう「情報」に含まれるものとす
る。
【0052】通信手段2は、一定の短い周期で直接ネッ
トワーク9にアクセスし、あるいは情報一時的に格納す
るサーバー介して間接的に情報を受け取って直ちに新着
情報表示制御手段3へ転送する。
【0053】新着情報表示制御手段3は、新着情報監視
・表示部3aと情報格納・検索部3bとからなり、新着
情報監視・表示部3aは、常に新たな情報が送られてく
るか否かを監視する。上記通信手段2から情報が転送さ
れると、新着情報監視・表示部3aは、新着情報を受信
したことを認識する。
【0054】新着情報を受信した新着情報監視・表示部
3aは、その新着情報の内容を表示する論理画面D0 に
関する画面情報と、新着情報の実画面W0 の表示優先度
に関する制御信号を、それぞれ論理画面制御部4aと実
画面制御部4bに別々に送る。
【0055】論理画面制御部4aは、新着情報表示制御
手段3からの画面情報を他のアプリケーションソフトウ
ェアから画面情報と同様に取り扱い、新着情報の内容を
その論理画面D0 上に表示する。
【0056】新着情報監視・表示部3aから表示優先度
の制御信号を受け取る前は、実画面制御部4bは、ユー
ザーの選択によってアクティブ化されたウィンドゥを各
ウィンドゥの上部に表示させ、新着情報の実画面(ウィ
ンドゥ)W0 を、アクティブ・ウィンドゥの下部に表示
させている(実際は見ることができない)。
【0057】上記表示状態の実画面制御部4bに対し
て、新着情報監視・表示部3aからの表示優先度に関す
る制御信号は、割り込み制御を行ってそれまでの実画面
の表示優先度を変更させ、新着情報のウィンドゥW0 を
各ウィンドゥの最上部に表示させる。
【0058】これにより、たとえユーザーが他のアプリ
ケーションソフトウェアを使用中であって、新着情報の
ウィンドゥW0 が他のアプリケーションソフトウェアの
ウィンドゥの下部に隠れている場合であっても、情報が
ネットワーク9に配信されたときとほぼ同時にその情報
内容を示したウィンドゥW0 が各ウィンドゥの最上部に
表示され、ユーザーがその情報を読みとることができる
ようになる。
【0059】この場合、必要に応じて最上部に表示され
た新着情報のウィンドゥW0 をアクティブ化し、あるい
はアクティブ化せずにそれまでのウィンドゥのアクティ
ブ状態を維持し、新着情報を単に表示するだけにとどめ
るようにすることができる。後者の場合、ユーザーは現
在実行中のアプリケーションソフトウェアによる作業を
中断することなく、新着情報を確認することができる。
【0060】また、上記新着情報監視・表示部3aに、
たとえばタイマーのような計時手段を設け、上述したよ
うに新着情報のウィンドゥW0 を画面の最上部に表示し
た場合に、所定時間経過後に新着情報監視・表示部3a
から追加の制御信号を発し、画面最上部に表示された新
着情報のウィンドゥW0 を、アクティブ状態のウィンド
ゥの下方に表示させることができる。
【0061】このようにすれば、情報を新たに受信した
場合に、所定時間だけその情報を表示し、所定時間経過
後に自動的に従前の画面の表示状態に戻すことができる
ので、画面最上部に表示された新着情報のウィンドゥW
0 がユーザーの視界の邪魔になる弊害を防止することが
できる。
【0062】次に、不定時に、かつ大量に流される情報
に対して、特定のトピックあるいはジャンルの情報のみ
を格納・検索する機能を加えた処理について以下に説明
する。
【0063】この処理においては、予め入力手段6によ
って情報格納・検索部3bに格納すべき情報の格納条件
を入力しておく。この情報の格納条件としては、たとえ
ば「一定のキーワードを含む情報をすべて格納する」、
「一定のジャンルに関する情報はすべて格納する」、
「一定の発信源からの情報はすべて格納する」、「一定
の期間中に発信された情報は格納する」、「一定の情報
については従前の内容を更新して格納する」などが考え
られる。
【0064】この新着情報表示装置1において、新着情
報監視・表示部3aは、情報を受信すると、すでに説明
した基本処理を行うとともに、その情報を情報格納・検
索部3bへ転送する。
【0065】情報格納・検索部3bは、転送された情報
について格納条件に適合するか否かを判断し、格納条件
に適合すれば、その情報を情報格納手段7に格納する。
【0066】上記判断を行った後に、情報格納・検索部
3bは、判断終了の信号を新着情報監視・表示部3aに
フィードバックする。このとき、情報格納・検索部3b
は、判断結果に関する信号をも新着情報監視・表示部3
aに送ることができる。
【0067】この情報格納・検索部3bの判断結果の信
号は、ユーザーに検索条件に適合した情報が受信された
ことを知らせるために使用され、たとえば注意を喚起す
るために、新着情報のウィンドゥW0 の色を変化させた
り、音声出力手段8によってアラーム音を発したりする
ことができる。
【0068】次に、情報格納手段7に格納された情報か
ら、所定の情報を取り出して表示させる方法について以
下に説明する。
【0069】情報を検索する場合、入力手段6を介して
情報格納・検索部3bに情報の検索条件を入力する。こ
の検索条件としては、「一定のキーワードを含む情報を
すべて検索する」、「一定のジャンルに関する情報はす
べて検索する」、「一定の発信源からの情報はすべて検
索する」、「一定の期間中に発信された情報はすべて検
索する」、などが考えられる。
【0070】検索の実行により、情報格納・検索部3b
は情報格納手段7にアクセスし、上記検索条件に適合し
た情報を取り出す。情報格納・検索部3bは、検索した
情報を新着情報監視・表示部3aへ送る。新着情報監視
・表示部3aは上記検索した情報を受け取ると、画面の
最上部に個人用の検索情報のウィンドゥを表示させ、検
索した情報の内容を表示する。
【0071】上記情報の格納・検索の処理によれば、ユ
ーザーに必要な情報のみを格納・検索することができる
ので、時々刻々発生し、膨大な量となる情報に対して効
率よく必要なものを取得することができる。特に、「一
定の情報については、その内容を更新して格納する」と
いう条件を利用すれば、たとえば所定の銘柄の現在の株
価等のような経時的に変化するデータを効率よく取得す
ることができる。
【0072】また、必要な情報を格納・検索することが
できるので、ユーザーは常時コンピュータ画面を監視す
る必要がなく、都合のよい時間に受信した情報を見るこ
とができる。
【0073】次に、情報を格納する代わりに、所定の情
報については表示方法を変化させる処理について以下に
説明する。
【0074】この場合、情報格納・検索部3bには、所
定の情報について如何なる表示方法で表示するかを設定
しておく。
【0075】上記情報の表示条件としては、たとえば
「情報の重要度に応じて所定の表示方法で表示する」、
「一定のジャンルの情報については所定の表示方法で表
示する」、「一定のキーワードを含む情報については所
定の表示方法で表示する」等が考えられる。
【0076】この場合、情報を格納する場合と同様に、
情報格納・検索部3bが、受信した新着情報を入力して
これを判断し、予め設定した表示条件に適合する情報に
ついては、いかなる表示条件に適合するかの判定信号を
新着情報監視・表示部3aにフィードバックする。
【0077】この判定信号を受けた新着情報監視・表示
部3aは、判定信号に応じた表示方法の画面情報を論理
画面制御部4aへ送り、これによって、コンピュータ画
面上の新着情報のウィンドゥW0 の色を変化させたり、
他の強調された方法で表示させる。また、必要に応じて
音声出力手段8にアラーム音を出力させてもよい。
【0078】この処理によれば、たとえば、重要度の高
い情報については、ユーザーの注意を喚起する色で表示
させられ、大量に流れる情報に軽重をつけることによっ
てユーザーの負担を軽減するとともに、重要な情報を見
落とすことを防止することができる。
【0079】図2は、上記諸処理を行う新着情報表示制
御手段3の処理フローを示している。
【0080】図2において、新着情報表示制御手段3
は、所定の周期で一定の処理を繰り返すが、最初に情報
検索(サーチ)の処理を行う(ステップ100)。サー
チの処理では、ユーザーからの検索指令の入力の有無を
判断する(ステップ110)。検索指令が入力がなけれ
ば、次の最新情報の到着であるか否かの判断(ステップ
120)に移る。検索指令の入力があれば、検索用のウ
ィンドゥを表示し、検索の処理に移る(ステップ11
1)。
【0081】検索の処理は、たとえば図2(b) の検索ル
ーチンに示すように、ユーザーに最初に検索する情報の
ジャンル等を指定させ(ステップ112)、次に検索す
る情報のタイトルを指定させ(ステップ113)、次に
指定された情報の本文を表示してメインルーチンに戻る
(ステップ114)。この検索の処理は種々の検索を想
定し、種々のメニューを予め用意しておく。
【0082】ステップ120の最新情報の到着か否かの
判断で、最新情報の到着であると判断したときは、情報
格納・検索部3bに情報を送り、情報格納・検索部によ
る判断を行う(ステップ130)。新着情報監視・表示
部3aは、ステップ130で情報格納・検索部3bに情
報を送るのと同時に、現在の新着情報のウィンドゥW0
が画面の最上部に表示されているか否かを判断する(ス
テップ140)。ステップ140の判断の結果、新着情
報のウィンドゥW0 が画面最上部に表示されていなけれ
ば、フォーカスを取らずに新着情報のウィンドゥW0 を
コンピュータ画面の最上部に移動させる(ステップ15
0)。ここで、「フォーカスを取らずにウィンドゥを画
面最上部に移動させる」とは、新着情報のウィンドゥW
0 をアクティブ化させることなく画面最上部に移動させ
ることをいう。
【0083】一方、情報を転送された情報格納・検索部
3bは、転送された情報について表示条件の判断を行う
(ステップ160)。図2においては、表示条件として
「重要度」の判断を行っているが、これは例示であっ
て、その他の表示条件の判断を行ってもよいことは説明
するまでもない。なお、この表示条件は、予め情報格納
・検索部3bに入力しておくものとする。
【0084】ステップ160において、該情報が表示条
件に適合していると情報格納・検索部3bが判断すれ
ば、この判断結果は、新着情報監視・表示部3aに送ら
れ、重要度に応じて色を変化させ、重要ニュース用情報
ウィンドゥ等に表示する(ステップ170)。
【0085】一方、ステップ160で、情報格納・検索
部3bが該情報が表示条件に適合していないと判断する
と、次の情報格納条件の判断に移る(ステップ18
0)。
【0086】ステップ180では、転送された情報がキ
ーワードを指定した情報か否かを判断する。この結果、
キーワードを指定した情報と判断した場合は、その情報
を情報格納手段7に格納する(ステップ190)。次
に、本実施例では、情報を格納する(ステップ190)
のと同時に、判定結果を新着情報監視・表示部3aへ送
り返し、個人用情報ウィンドゥに格納した情報を表示さ
せる(ステップ200)。
【0087】ステップ180において、キーワードを指
定した情報でないと判断したときは、その判断結果は新
着情報監視・表示部3aに送り返され、新着情報監視・
表示部3aは、通常の新着情報のウィンドゥW0 にその
情報の内容を表示する(ステップ210)。ステップ2
10の処理が終了すると、再びステップ100に戻り、
上記ステップ100〜210の処理を繰り返す。
【0088】上記一連の処理を短い周期で繰り返すこと
により、新しい情報が到着したときに、その情報を所定
の方法でコンピュータ画面の最上部に表示し、そのとき
に必要に応じて表示方法を変化させたり、必要な情報を
情報格納手段7に格納することができる。
【0089】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よる「複数ウィンドゥを表示するコンピュータにおける
新着情報表示装置」によれば、新着情報表示制御手段の
新着情報監視・表示部が、情報の受信の有無を監視し、
新着情報が到着した場合は、新着情報のウィンドゥのコ
ンピュータ画面の最上部に表示させる。これにより、新
着情報のウィンドゥが他のアプリケーションソフトウェ
アのウィンドゥの下部に隠れてユーザーが見落とすこと
を防止することができる。
【0090】新着情報監視・表示部は、新着情報のウィ
ンドゥを画面最上部に移動させるときに、コンピュータ
画面上の各ウィンドゥのアクティブ状態をそのまま維持
するようにすることもできる。この場合、ユーザーは使
用中のウィンドゥの作業を中断されることなく、新着情
報の内容を確認することができるので、新着情報を監視
しながら、効率よく他の作業を行うことができる。
【0091】新着情報監視・表示部にタイマー等の計時
手段を設けている場合は、新着情報のウィンドゥを画面
最上部に表示してから所定時間経過後にアクティブ・ウ
ィンドゥの下部に自動的に移動させることができるの
で、ユーザーの視界を邪魔することなく、ユーザーに快
適な作業環境を提供することができる。
【0092】また、本発明の新着情報表示装置によれ
ば、新着情報表示制御手段の情報格納・検索部が、新着
情報の内容を判断し、予め設定した表示条件に適合する
情報については、その判断結果を新着情報監視・表示部
にフィードバックし、新着情報監視・表示部は、その情
報を所定の方法で表示する。これにより、大量に流入す
る情報をその重要度に応じてある程度ふるいにかけら
れ、ユーザーの負担を軽減し、重要な情報を見落とす可
能性を低減することができる。この場合に、音声出力手
段によってアラーム音を併せて出力するようにすれば、
さらに確実に上記効果を達成することができる。
【0093】さらに、本発明の新着情報表示装置によれ
ば、新着情報表示制御手段の情報格納・検索部が、新着
情報の内容を判断し、予め設定した格納条件に適合する
情報を情報格納手段に格納する。また、所定の検索条件
によって情報格納手段に格納された情報の中から必要な
情報を取り出すことができる。このよう機能により、本
発明の新着情報表示装置によれば、ユーザーが常に新着
情報を監視する必要がなくなり、大量に流入する情報か
ら必要なものを確実に格納し、都合のよい時間に必要な
情報を取り出して見ることができる。
【0094】すなわち、本発明によれば、新しく発生し
た情報を随時配布する発信手段を有するネットワーク
に、複数ウィンドゥを表示可能なコンピュータを接続し
た環境で、アプリケーションソフトウェアの実行を中断
することなく、新着情報を確実にコンピュータのユーザ
ーに伝えることができる新着情報表示装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による「複数ウィンドゥを表示するコン
ピュータにおける新着情報表示装置」の一構成例と、そ
の情報の流れを示した図。
【図2】本発明による新着情報表示装置の新着情報表示
制御手段における処理の流れを示したフローチャート。
【符号の説明】
1 新着情報表示装置 2 通信手段 3 新着情報表示制御手段 3a 新着情報監視・表示部 3b 情報格納・検索部 4 画面表示制御手段 4a 論理画面制御部 4b 実画面制御部 5 表示手段 6 入力手段 7 情報格納手段 8 音声出力手段 9 ネットワーク 10 発信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常 峰 誠 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番 地 株式会社野村総合研究所内 (72)発明者 高 橋 秀 一 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番 地 株式会社野村総合研究所内 (56)参考文献 特開 平5−210478(JP,A) 特開 昭60−258667(JP,A) 特開 平5−68054(JP,A) 特開 平5−204582(JP,A) 特開 平4−118717(JP,A) 特開 平6−83563(JP,A) 特開 平2−25919(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/00 650

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】新しく発生した情報を随時配布する発信手
    段を有するネットワークに、通信手段を介して接続され
    た複数ウィンドゥを表示可能なコンピュータにおいて、 前記コンピュータは、 ユーザーの要求や命令を入力する入力手段と、 情報格納手段と、 前記ネットワークに新たな情報が前記発信手段によって
    配信されたときに、その情報を直接あるいは間接的に取
    り入れて転送する通信手段と、 前記通信手段から転送された情報を入力し、その情報の
    内容を新着情報の論理画面に表示し、前記新着情報の論
    理画面の情報と実画面表示の優先度に関する制御信号と
    を出力する新着情報表示制御手段と、 前記新着情報の論理画面情報と、コンピュータで実行中
    のアプリケーションソフトウェアからの論理画面情報と
    を入力して、それらの論理画面を別々に制御する論理画
    面制御部と、前記複数の論理画面の実画面表示部分を重
    ねて実画面として表示する実画面制御部とを有し、前記
    実画面制御部は、前記新着情報表示制御手段からの画面
    表示優先度の制御信号を受けたときに、新着情報の実画
    面を他のソフトウェアの実画面の上に重ねて実画面とし
    て表示する画面表示制御手段と、 前記画面表示制御手段の制御によって形成された実画面
    情報に基づいて画面を表示する表示手段と、を備えてお
    り、 前記新着情報表示制御手段は、 前記新着情報の受信の有無を監視し、受信があったとき
    にその新着情報を入力し、新着情報の論理画面を制御
    し、かつ、前記実画面制御部に対して実画面の表示優先
    度の制御を行う新着情報監視・表示部と、 前記新着情報監視・表示部が入力した新着情報を入力
    し、前記入力手段を介して設定された格納条件に適合す
    る情報を選別して前記情報格納手段に格納し、あるいは
    前記入力手段を介して入力された検索条件に適合する情
    報を前記情報格納手段から検索し、前記新着情報監視・
    表示部を介して前記表示手段に表示させる情報格納・検
    索部と、を有していることを特徴とする複数ウィンドゥ
    を表示するコンピュータにおける新着情報表示装置。
  2. 【請求項2】前記情報格納・検索部は、前記新着情報監
    視・表示部に入力された新着情報を継続的に監視し、所
    定の格納条件にかかる情報を選別して、前記格納条件に
    適合する最新情報として前記情報格納手段の記憶内容を
    更新するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の複数ウィンドゥを表示するコンピュータにお
    ける新着情報表示装置。
  3. 【請求項3】前記新着情報表示制御手段の情報格納・検
    索部は、前記入力手段を介して設定された少なくとも一
    つの表示条件を保持し、前記新着情報監視・表示部に新
    たに入力された新着情報を判断し、判断した結果の判定
    信号を前記新着情報監視・表示部に出力し、前記新着情
    報監視・表示部は、前記情報格納・検索部の判定信号に
    応じて、新着情報の論理画面および実画面の表示方法を
    変化させるように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の複数ウィンドゥを表示するコンピュータに
    おける新着情報表示装置。
  4. 【請求項4】前記コンピュータは、前記情報格納・検索
    部が所定の条件に適合する新着情報を検出したときに所
    定の音声を出力する音声出力手段を備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の複数ウィンドゥを表示するコ
    ンピュータにおける新着情報表示装置。
  5. 【請求項5】前記画面表示制御手段の実画面制御部は、
    前記新着情報の実画面を他のアプリケーションソフトウ
    ェアの実画面上に重ねて表示する時に、それまでに表示
    されているウィンドゥのアクティブ状態を維持すること
    を特徴とする請求項1に記載の複数ウィンドゥを表示す
    るコンピュータにおける新着情報表示装置。
  6. 【請求項6】新しく発生した情報を随時配布する発信手
    段を有するネットワークに、通信手段を介して接続され
    た複数ウィンドゥを表示可能なコンピュータにおいて、 前記コンピュータは、 前記ネットワークに新たな情報が前記発信手段によって
    配信されたときに、その情報を直接あるいは間接的に取
    り入れて転送する通信手段と、 前記通信手段から転送された情報を入力し、その情報の
    内容を新着情報の論理画面に表示し、前記新着情報の論
    理画面の情報と実画面表示の優先度に関する制御信号と
    を出力する新着情報表示制御手段と、 前記新着情報の論理画面情報と、コンピュータで実行中
    のアプリケーションソフトウェアからの論理画面情報と
    を入力して、それらの論理画面を別々に制御する論理画
    面制御部と、前記複数の論理画面の実画面表示部分を重
    ねて実画面として表示する実画面制御部とを有し、前記
    実画面制御部は、前記新着情報表示制御手段からの画面
    表示優先度の制御信号を受けたときに、新着情報の実画
    面を他のソフトウェアの実画面の上に重ねて実画面とし
    て表示する画面表示制御手段と、 前記画面表示制御手段の制御によって形成された実画面
    情報に基づいて画面を表示する表示手段と、を備えてお
    り、 前記新着情報表示制御手段は、新着情報の受信によって
    複数ウィンドウの最上部に表示された新着情報のウィン
    ドゥを所定時間後にアクティブ状態のウィンドゥより下
    部に表示させる計時手段を有していることを特徴とする
    複数ウィンドゥを表示するコンピュータにおける新着情
    報表示装置。
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