JP2845811B2 - 粗利補填金額算出装置と粗利補填金額算出システム - Google Patents

粗利補填金額算出装置と粗利補填金額算出システム

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JP2845811B2 JP15364296A JP15364296A JP2845811B2 JP 2845811 B2 JP2845811 B2 JP 2845811B2 JP 15364296 A JP15364296 A JP 15364296A JP 15364296 A JP15364296 A JP 15364296A JP 2845811 B2 JP2845811 B2 JP 2845811B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人手を介すること
なく、卸売業と仕入先との間で保障された粗利金額に対
する補填金額を自動的に算出し、その金額を利益として
計上する機能と、その利益情報の表示機能とを有した粗
利補填金額算出処理装置及びこれを含む粗利補填金額算
出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】種々の商品を小売業に卸す卸売業界にお
いて、商品の販売時に発生する粗利金額の額面を、仕入
先が保障する慣習がある。これは、仕入先であるメーカ
〜の仕入れや、得意先に対する販売にたいして、メーカ
から卸に、販売促進等の目的で支払われるリベートの一
種で、粗利補填と呼ばれるものである。この粗利補填
は、売上に対してZ%の金額を、粗利としてメーカ側が
卸に保障するもので、一般の粗利金額は、(売上金額ー
仕入原価)で求められるが、この粗利金額に仕入、販売
で発生したリベートを加算しても、売上価格のZ%に達
しなかった場合に粗利補填金額が発生する。このZ%
は、粗利補填率と呼び、その商品の消費動向や、メーカ
側の卸に対する評価、卸の利益確保のための戦略など、
その補填率の使用期間を含めて様々の態様で決定され、
仕入先と卸との間で決定する。例えば、A円で仕入れた
商品をB円で販売したとして、粗利金額は(B−A)円
となるが、粗利補填率をZ%とすると、仕入先からは
(B×Z×0.01)円が保障されているので、{B×
Z×0.01ー(B−A)}円の粗利補填金額が支払わ
れることとなる。
【0003】一方、この粗利補填金額を認識することに
より、卸業者は売上高に対する一定の粗利を確実に利益
として計上できるが、従来、この種の粗利補填金額算出
システムでは、粗利補填金額の算出には、人手を要して
いた。そして、その後、利益への計上のためと仕入先へ
の粗利補填金額請求書発行のために、算出された粗利補
填金額のコンピュータへの入力が行われていた。
【0004】一方従来の技術の中でも、特に粗利金額の
算出システムの一例としては、特開平4−138560
号公報に記載されている粗利計算処理装置がある。この
公報には、売上単価と原価に基づいて粗利を求める処理
に関し、粗利計算に使用する原価を、在庫評価法による
原価か、適当に定める標準原価に、必要により切り換え
ることができるようにした粗利計算処理装置を目的と
し、売上単価と原価に基づいて粗利を求めるに際し、条
件マスタと収支マスタと粗利計算部とを設け、該条件マ
スタに所定の原価使用区分を保持し、該収支マスタに所
要の商品種類毎の所定の標準原価と在庫評価原価とを保
持し、該粗利計算部は売上データから粗利を計算する場
合に、該条件マスタから読み出す該原価使用区分に従っ
て、該収支マスタの該売上データで指定される商品の該
商品種類に対して設定されている該標準原価又は該在庫
評価原価を択一的に使用し、所定の粗利計算を実行する
ように構成されている。この計算部では、その粗利を
((売上単価)ー(原価))×(売上数量)の計算によ
り得られている。従って、粗利計算の仕入原価に在庫評
価原価を使用するか、または、適当に定めている標準原
価を使用するかの選択を行い、選択した仕入原価と商品
販売単価とを使用して、粗利計算を行うシステムであ
る。
【0005】また、その粗利の管理に関する一例として
は、特開平5−204946号公報に記載されている粗
利管理方式がある。該公報によれば、仕入情報及び売上
情報から、仕入、売上の流れを結合させた粗利を即時に
計上して、粗利管理に即時性を持たせることを目的と
し、仕入情報とマスタ原価とから仕入粗利を計上する仕
入粗利計上手段と、売上情報と仕入情報の仕入原価とか
ら売上粗利を計上し、売上情報とマスタ原価と仕入情報
の仕入原価とから売上仕入粗利を計上する売上粗利計上
手段と、該仕入粗利と売上粗利と売上仕入粗利とを商品
コード別に格納する粗利ファイルと、この粗利ファイル
から商品コード別のの粗利状況をディスプレイに表示
し、プリンタから印出させる粗利状況出力手段とを有す
ることを特徴とする粗利管理方式を開示している。この
仕入粗利は(マスタ原価ー仕入原価)×仕入数から求
め、売上粗利は(売上価格ー仕入原価)×売上数から求
め、売上仕入粗利は(仕入原価ーマスタ原価)×売上数
から求めている。こうして、仕入情報及び売上情報から
仕入、売上の流れを結合させた粗利を即時に計上して、
粗利管理に即時性を持たせている。
【0006】また、それらの粗利を管理対象のメインと
した利益管理情報の表示システムの一例として、特開平
7−225751号公報に記載されている経営管理シス
テムおよびその表示方法である。該公報によれば、ユー
ザが詳細な利益関連の情報を最終集計時点より前に知る
ことができるように、一定期間を細分化した期間単位で
売上情報をコンピュータに入力し、該コンピュータが当
該入力された売上情報を前記一定期間経過後に集計する
経営管理システムにおいて、前記コンピュータは、前記
一定期間を細分化した期間単位毎の粗利益予測を示す予
算粗利情報を初期情報として入力する第1の入力手段
と、当該入力された予算粗利情報を記憶しておく第1の
記憶手段と、前記売上情報に関連させて該売上情報に対
応し実際の粗利益を示す実績粗利情報を入力する第2の
入力手段と、当該入力された実績粗利情報を前記期間を
示すカレンダー情報と共にデータベースの形態で記憶し
ておく第2の記憶手段と、粗利益に関する情報の表示を
指示する指示手段と、当該指示に応じて現時点までに入
力された前記実績粗利情報を前記第2の記憶手段のデー
タベースから抽出する検索手段と、当該抽出された粗利
益情報および前記第1の記憶手段に記憶された予算粗利
情報の示す数値を時系列的に表したグラフイメージを作
成する画像処理手段と、当該作成されたグラフイメージ
を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。こう
して、外部からキーボード等の入力装置にて入力した利
益関連情報をデータベース形式で記憶させ集積してお
き、その情報を任意時点で表示装置に表示する事によっ
て、ユーザーがいつでも利益関連情報を知り得ることが
出来るシステムが提供されている。
【0007】しかしながら、従来の技術の中ではいずれ
も粗利補填金額をコンピュータの計算機能から自動的に
算出するシステムはなく、表示手段としても粗利補填金
額情報を磁気ディスク記憶装置上の粗利補填金額ファイ
ルに累積し、その後、締処理時にその登録された情報の
レコードを元に、粗利補填金額請求書を発行するシステ
ムもなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術において粗利補填金額は、月単位の締処理時に、
人手による計算でしか求めることができないということ
である。
【0009】この粗利補填金額は、{(売上金額)×
(粗利補填率)×0.01}ー{(売上金額)ー(仕入
原価金額)}から求められ、上述の簡略化された算出方
法では、正確な粗利補填金額を求めることができない。
また、これまで、日々の売上データに対する利益情報と
して、粗利金額のみしか扱っておらず、キーボード等の
入力装置から売上情報が入力され、売上データが発生す
る毎に粗利補填金額を算出していなかった。
【0010】第2の問題点は、従来の技術において、第
1の問題点に加え、粗利補填金額情報を磁気ディスク記
憶装置上のファイルに累積していないため、粗利補填金
額の利益への計上と仕入先への粗利補填金額請求書の発
行のために、粗利補填金額情報のキーボード等の入力装
置からの入力が必要であることである。
【0011】本発明の目的は、売上データを元に粗利補
填金額をコンピュータの計算機能によって自動的に算出
して、それを日々の又は商品毎に利益情報として利益デ
ータ累積ファイルに累積することと、自動算出した粗利
補填金額を元に、仕入先への粗利補填金額請求書の発行
を行うことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の粗利補填金額算
出システムでは、粗利補填マスタファイルの中に登録さ
れている粗利補填率を元に、粗利補填金額を自動的に算
出する。より具体的には、粗利補填金額の算出を行う粗
利補填金額算出手段(図1の2)を有する。また、月単
位の締処理時に、仕入先に対する粗利補填金額請求書の
発行を行うことも他の特徴である。より具体的には、粗
利補填金額情報を粗利補填金額累積ファイルに累積する
粗利補填金額累積手段(図1の8)と、プリンタ装置
(図1の10)に粗利補填金額請求書をプリントアウト
したり、粗利補填金額請求書を表示出力する表示手段
(図1の9)を有する。
【0013】磁気ディスク上の粗利補填マスタファイル
(図1の3)には、卸売業と仕入先との間で約束された
商品分類又は、商品コード毎の粗利補填率が登録されて
いる。そこで、粗利補填金額算出手段においては、その
粗利補填率を使用して粗利補填金額を自動的に算出す
る。この為、人手を介して粗利補填金額を算出する必要
がない。
【0014】粗利補填金額累積手段により、粗利補填金
額請求書発行に必要な粗利補填金額情報が、粗利補填金
額累積ファイル(図1の8)に累積され、その粗利補填
金額情報に基づいて表示手段(図1の9)により、粗利
補填金額請求書がプリンタ装置(図1の10)で出力さ
れる。この為、粗利補填金額請求書を出力するのに必要
な、粗利補填金額情報をキーボード等の入力装置にて、
再入力する必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施
の形態の構成を示す。この粗利補填金額自動算出システ
ムは、売上情報のデータを元に粗利補填金額を算出して
計上し、また、月単位の締処理時に粗利補填金額請求書
の発行を行うシステムである。
【0016】図1において、1は磁気ディスク記憶装置
に格納されている売上データファイル、2は粗利補填金
額算出手段、3は磁気ディスク記憶装置に格納されてい
る粗利補填マスタ、4は磁気ディスク記憶装置に格納さ
れている粗利補填金額付売上データファイル、5は利益
データ作成・累積手段、6は磁気ディスク記憶装置に格
納されている利益データ累積ファイル、7は粗利補填金
額累積手段、8は磁気ディスク記憶装置に格納されてい
る粗利補填金額累積ファイル、9は表示手段、10はプ
リンタ装置を示している。
【0017】磁気ディスク記憶装置に格納されている売
上データファイル1のレコード形式は、図3(a)に示
されるように伝票No.、商品コード、数量等と共に、
売上金額、仕入原価金額を含んでいる。売上データファ
イル1のデータは売上時点毎に不図示の入力装置にそれ
ぞれの項目に従ってキーインすることにより得られ、そ
のデータを磁気ディスク記憶装置に記憶させる。
【0018】また、磁気ディスク記憶装置に格納されて
いる粗利補填マスタ3のレコード形式は、図3(b)に
示されるように、KEY部と条件テーブルから成り立っ
ており、通常の在庫売上情報に対する在庫条件(1),
(2)として、卸売業と仕入先との間で決定した粗利の
補填率を日付条件として開始日と終了日によって2種類
登録することができる。また、直送の売上レコード情報
に対する直送条件(1),(2)として、粗利補填率も
日付条件として開始日と終了日によって2種類登録する
ことができる。この粗利補填マスタ3のデータは予め卸
売業と仕入先との間の約束で決定した商品コード毎の粗
利補填率と、その粗利補填率を適用する期間とを不図示
の入力装置から入力された後、磁気ディスク記憶装置に
格納しておく。
【0019】粗利補填金額算出手段2は、売上データフ
ァイル1と粗利補填マスタ3より、以下の数式により粗
利補填金額を自動的に算出する。
【0020】 (粗利補填金額)={(売上金額)×(粗利補填率)×0.01} ー{(売上金額)ー(仕入原価金額)} ……(1) そして、売上データファイル1のレコードに粗利補填金
額を追加して、図3(c)のようなレコード形式の粗利
補填金額付売上データファイル4を磁気ディスク記憶装
置に格納する。図3(c)に示すレコード形式は、伝票
No.,商品コード、数量等と共に、売上金額、仕入原
価金額、粗利補填金額からなり、磁気ディスク記憶装置
に粗利補填金額付売上データファイル4として格納す
る。
【0021】利益データ作成・累積手段5は、粗利補填
金額付売上データファイル4より、粗利補填金額を含む
利益データを作成して、磁気ディスク記憶装置に格納さ
れている利益データ累積ファイル6にその利益データを
累積する。この利益データ累積ファイル6により、その
月又はその年の初日を起算時として累積された粗利の利
益額を知ることができる。
【0022】粗利補填金額累積手段7は、粗利補填金額
付売上データファイル4により粗利補填金額情報を、磁
気ディスク記憶装置に格納されている図3(d)に示す
ような得意先コード、仕入先コード、商品コード、数量
等と共に、売上金額、仕入原価金額、粗利補填率、粗利
補填金額からなるレコード形式の粗利補填金額累積ファ
イル8に累積する。
【0023】表示手段9は、粗利補填金額累積ファイル
8のデータを基にディスプレイに表示する。また、プリ
ンタ装置10は表示した/直接粗利補填金額累積ファイ
ル8のデータをプリントアウトし、粗利補填金額請求書
を出力する。
【0024】次に、図2を参照して、本発明でも重要な
粗利補填金額算出手段を中心にした本実施形態による粗
利補填金額自動算出システムの動作について詳細に説明
する。まず、入力装置(不図示)から図3(a)に示す
伝票No.、伝票日付、得意先コード、仕入先コード、
商品分類コード、商品コード、商品売上数量、売上金
額、仕入原価金額等の各コード、数字を入力し、その売
上データを売上データファイル1として磁気ディスク記
憶装置に格納しておく。次に、ステップA10により磁
気ディスク記憶装置に格納されている売上データファイ
ル1の売上データが、粗利補填金額算出処理プログラム
に受け渡される。受け渡された売上データの仕入先コー
ド、得意先コード、商品分類コード及び商品コードをキ
ー(鍵)にして、ステップA20で粗利補填マスタ3を
磁気ディスク記憶装置の格納部から読み込む。読み込め
なかった場合は(ステップA30)、そのまま処理を終
了する。
【0025】粗利補填マスタ3を読み込めた場合は(ス
テップA30)、ステップA40で売上データの伝票区
分によって、通常売上レコードか又は直送データかの判
断を行い、次に通常在庫条件または直送条件テーブルの
中の開始日から終了日の期間内に、売上データの伝票日
付が該当する日付が有るかどうかの判断を行う。それぞ
れの条件に当てはまれば、おのおのの条件テーブルの粗
利補填率を読み込む。ステップA50では売上データの
伝票日付が通常在庫条件の開始日から終了日間の日付に
該当するか否かを判断し、該当日付が有ればステップA
60に進み、日付が無ければ処理を終了する。ステップ
A60では通常在庫条件から粗利補填率を読み込む。ス
テップA55では売上データの伝票日付が直送条件の日
付に該当する日付が有るか否かを判断し、直送条件の該
当日付が有ればステップA65に進み、日付が無ければ
処理を終了する。ステップA65では該当する直送条件
テーブルからその商品コードの粗利補填率を読み込む。
その後、 (粗利補填金額)=[{(売上金額)×(粗利補填率)
×0.01}−{(売上金額)−(仕入原価金額)}] の計算式で表わされる通り、売上データの売上金額に粗
利補填マスタより読み込まれた粗利補填率を掛けて算出
した金額(仕入先より粗利金額として保障された額)か
ら、仕入原価金額と商品販売時の売上金額より算出され
た実際の粗利金額を差し引いて粗利補填金額を算出する
(ステップA70)。ただし、粗利補填金額の算出は、
計算した差額が0より大きい時のみ有効とする。この粗
利補填金額自動算出システムに内蔵されたコンピュータ
のソフトプログラムと演算部により売上データや粗利補
填率等によってプログラム処理して粗利補填金額を自動
的に計算・算出する。自動算出した粗利補填金額は、ス
テップA80で売上データファイルに書き戻され、図3
(d)に示す粗利補填金額付売上データファイルが作成
される。
【0026】ステップA30で粗利補填マスタ3に該当
する商品コードが無かった場合、ステップA50で通常
テーブルに該当日付が無かった場合、ステップA55で
直送テーブルに該当日付が無かった場合には処理を終了
するが、この場合でも従来例で説明したように、売上金
額から仕入原価を差し引いた金額を、粗利金額として設
定することができ、また、この時に使用する仕入原価に
ついては、標準原価あるいは、在庫評価法により求めら
れた原価を使用することができる。そして、そのさんし
ゅつした粗利金額を利益データに累積することもでき
る。
【0027】なお、上記各ファイル記録装置に磁気ディ
スク記憶装置を用いた例を示した例で説明したが、記録
装置は光磁気ディスク装置や半導体メモリでもよいこと
は勿論である。
【0028】また、上記実施形態では、卸売業の粗利補
填金額や利益累積額等を得る例について説明したが、本
発明は卸売業に限らず、本発明の権利範囲に限れば、そ
の仕入先について、その修理業や改修業などにも適用で
きる。
【0029】
【発明の効果】第1の効果は、粗利補填金額の算出を人
手を介さずに、自動で算出できるようになることであ
る。この結果、算出に要していた時間の削減を図ること
ができる。
【0030】その理由は、粗利補填マスタレコードに粗
利補填率を格納し、それを元に売上金額と仕入原価金額
と粗利金額とを使用して、粗利補填金額を算出すること
ができるためである。
【0031】第2の効果は、粗利補填金額をキーボード
入力装置によって、再入力しなくても粗利補填金額の利
益への計上と、粗利補填金額請求書の発行を行う事がで
きることにある。この結果、再入力に要していた時間の
削減を図ることができる。
【0032】その理由は、第1の理由に加え、粗利補填
金額を利益データ作成・累積手段により利益情報とし
て、利益データ累積ファイルに累積することができ、ま
た粗利補填金額累積手段により粗利補填金額請求書の作
成に必要な粗利補填金額データを、粗利補填金額累積フ
ァイルに累積することができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の処理の流れ図である。
【図3】各種データのレコード形式の説明図である。
【符号の説明】
1 売上データファイル 2 粗利補填金額算出手段 3 粗利補填マスタ 4 粗利補填金額付売上データファイル 5 利益データ作成・累積手段 6 利益データ累積ファイル 7 粗利補填金額累積手段 8 粗利補填金額累積ファイル 9 表示手段 10 プリンタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 19/00 G06F 19/00 G06F 19/00 G07G 1/12 341 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置にキーインすることにより得ら
    れる商品の売上により発生する売上情報データ中の売上
    金額および仕入原価金額を格納した売上データファイル
    から前記売上金額および前記仕入原価金額とを読み出
    前記入力装置により入力された商品毎粗利補填率
    を格納した粗利補填マスタファイルから前記粗利補填率
    を読み出し、前記売上金額および前記仕入原価金額と前
    記粗利補填率とを用いて粗利補填金額を算出する算出手
    段と、前記算出手段により前記粗利補填金額を算出し前記粗利
    補填金額を前記売上情報データに追加して、粗利補填金
    額付売上データファイルを作成する粗利補填金額算出手
    段と、 前記粗利補填金額付売上データファイルより利益データ
    累積ファイルを作成する利益データ作成・累積手段と、 前記粗利補填金額付売上データファイルより粗利補填金
    額累積ファイルを作成する粗利補填金額累積手段と、 前記粗利補填金額累積ファイルからプリンタ装置に出力
    することにより仕入先に対する粗利補填金額請求書を出
    力して表示する表示手段と 、 を備えていることを特徴とする粗利補填金額算出システ
    ム。
  2. 【請求項2】 商品の売上により発生する売上情報デー
    タ中の所定商品の売上金額データおよび仕入原価金額デ
    ータと、記憶装置に格納された前記所定商品の粗利補填
    率のデータとその粗利補填率を適用する特定期間のデー
    タとを用いて、粗利補填金額を所定数式に従って算出す
    る算出手段と、前記算出手段により前記粗利補填金額を算出し前記粗利
    補填金額を前記売上情報データに追加して、粗利補填金
    額付売上データファイルを作成する粗利補填金額算出手
    段と、 前記粗利補填金額付売上データファイルより利益データ
    累積ファイルを作成する利益データ作成・累積手段と、 前記粗利補填金額付売上データファイルより粗利補填金
    額累積ファイルを作成する粗利補填金額累積手段と、 前記粗利補填金額累積ファイルからプリンタ装置に出力
    することにより仕入先 に対する粗利補填金額請求書を出
    力して表示する表示手段と 、 を備えていることを特徴とする粗利補填金額算出装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の粗利補填金額算出装置
    において、前記売上金額データおよび仕入原価金額デー
    タは入力装置にキーインすることにより入力し、前記粗
    利補填率とその粗利補填率を適用する特定期間とを記憶
    装置に格納し、前記所定数式を、 {(売上金額)×(粗利補填率)×0.01} −{(売上金額)−(仕入原価金額)}として前記粗利補填金額を 求めることを特徴とする粗利
    補填金額算出装置。
  4. 【請求項4】 請求項又はに記載した粗利補填金額
    算出装置において、前記表示手段は、プリント装置によ
    ってプリントアウトすることを特徴とする粗利補填金額
    算出装置。
  5. 【請求項5】 請求項又はに記載した粗利補填
    金額算出装置において、前記表示手段は、少なくとも商
    品コードと売上数量と売上金額と仕入原価金額と粗利補
    填金額とを表示することを特徴とする粗利補填金額算出
    装置。
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JP5847279B1 (ja) * 2014-11-06 2016-01-20 株式会社日本アクセス 販売促進管理システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラム
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