JP2845132B2 - 映写スクリーン - Google Patents

映写スクリーン

Info

Publication number
JP2845132B2
JP2845132B2 JP6139896A JP13989694A JP2845132B2 JP 2845132 B2 JP2845132 B2 JP 2845132B2 JP 6139896 A JP6139896 A JP 6139896A JP 13989694 A JP13989694 A JP 13989694A JP 2845132 B2 JP2845132 B2 JP 2845132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
mounting
piece
winding
winding cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6139896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH086161A (ja
Inventor
昭之助 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OO ESU KK
Original Assignee
OO ESU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OO ESU KK filed Critical OO ESU KK
Priority to JP6139896A priority Critical patent/JP2845132B2/ja
Publication of JPH086161A publication Critical patent/JPH086161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2845132B2 publication Critical patent/JP2845132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーンを引き出し
て使用する場合、スクリーンの映写部に巻段が生じるこ
とがない映写スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映写スクリーンとしては、巻込筒
体表面に軸心方向に開口して設けた有底の固定凹部を設
け、該固定凹部の一端から係止片を延設し、スクリーン
の基端部に設けた係止板を、固定凹部内に軸心方向にス
ライドさせることにより斜めに位置させ、スクリーンの
係止板を巻込筒体における固定凹部の係止片に係止させ
た状態でスクリーンを巻込筒体表面に巻回するものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の映写ス
クリーンにあっては、固定凹部の開口端で屈曲された状
態で順にスクリーンが巻込筒体表面に巻回されるので、
この固定凹部の開口端で巻段が形成され、スクリーンの
ウエイトバーを下方に引っ張って外装ケースからスクリ
ーンを引き出すと、スクリーンの映写部を横切るように
スクリーン表面に巻段が入った状態となり、映写に障害
が生じるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、スクリーンを引き出し
て使用する場合、スクリーンの映写部に巻段が生じるこ
とがない映写スクリーンを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、パイプ本体表面に軸心方向に沿って凹部を設け、該
凹部内の両端に取付片と係止片を設けるとともにこの間
に中間取付片を設けて、取付片と中間取付片の間に収納
凹部、中間取付片と係止片の間に、スクリーンの基端部
に設けた係止板を内部に位置させて係止させるための固
定凹部を形成したパイプ本体と;前記パイプ本体の収納
凹部から固定凹部の一部にかけて外被しうる大きさの断
面が円弧状の長尺部材の下面に、前記取付片と中間取付
片に係合させるための嵌合突片をそれぞれ設けた取付カ
バーとで巻込筒体を構成し、巻込筒体における固定凹部
の一部を外被する取付カバーの先端部を、スクリーンの
当て部とし、この当て部表面に先端に向かうにつれて低
くなるテーパー部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1の映写スクリーンによれば、パイプ本
体に対して取付カバーを軸心方向にスライドさせること
により、取付カバーの嵌合突片をパイプ本体の取付片及
び中間取付片に係合させて巻込筒体を組み立てることが
できるそして、該取付カバーの側方に形成された固定
凹部内にスクリーンの係止板を軸心方向にスライドさ
せ、この係止板の端部を固定凹部の係止片に係止させて
斜めに位置させた状態で、スクリーンを巻回すると、取
付カバーの当て部のテーパー部上を順にスクリーンが巻
回されてスクリーンが巻き取られる。
【0007】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1及び図2に示すものは、基本的な映写スク
リーンである。映写スタリーンAは、図1に示すよう
に、巻段防止用リング部材1を両端部に設けた巻込筒体
2の両端から突出させた支持軸3を外装ケース4の両側
壁4a,4aに回動自在に軸着し、先端にバランスバー
5を設けたスクリーン6を該巻込筒体2に巻回し、特に
図示していないが、巻込筒体2内に設けた付勢バネ、或
いは電気モーターを用いた巻取装置にて、自動で巻込筒
体2を回転させてスクリーン6を巻き取るようにしたも
のであり、取付金具7で壁面8等に映写スクリーンA全
体を取り付けるようにしたものである。
【0008】 巻込筒体2は、図2に示すように、アルミ
ニウムを押し出し成形により一体成形したパイプ本体9
と、硬質塩化ビニル等の合成樹脂で成形した取付カバー
10とよりなり、スクリーンの基端部に設けた係止板1
1を内部に位置させて係止させるための固定凹部12を
筒体の表面に軸心方向に沿って設けたものである。
【0009】 パイプ本体9は、図2に示すように、長尺
の筒体の軸心方向に沿って収納凹部13を設け、該収納
凹部13の端部からそれぞれ内側に向かって取付片1
4、係止片15を延設し、この取付片14と係止片15
の間に断面L型の中間取付片16を先端が取付片14の
方向に向くように延設し、また筒体の内部には断面がT
字状の支持突条17,17、係止突条18を立設するよ
うに全体をアルミニウムの押し出し成形で一体成形した
ものである。
【0010】 尚、パイプ本体は、収納凹部13内面と支
持突条17先端で、パイプ本体9に取り付ける円筒状の
ボールストップ装置や巻き取りの速度を規制するブレー
キ装置を保持し、係止突条18は、円筒状のストップ装
置やブレーキ装置の表面に設けた係止溝に係合させて固
定するためのものである。
【0011】 取付カバー10は、図2に示すように、前
記パイプ本体9の収納凹部13における取付片14から
中間取付片16にかけて外被しうる大きさの断面が円弧
状の長尺部材であり、取付片14及び中間取付片16に
係合させるための、断面がL字状の嵌合突片19を、取
付カバー下面に先端が外方に向くようにそれぞれ設けた
ものである。この取付カバー10は、図2に示すよう
に、パイプ本体9に対して軸心方向にスライドさせるこ
とにより、嵌合突片19,19をパイプ本体9の取付片
14及び中間取付片16に係合させて組み立てることが
でき、そして該取付カバー10の側方に、固定凹部12
が形成されるのである。
【0012】 巻段防止用リング部材1は、前記パイプ本
体9表面を外被する大きさのリング部材であり、軸心方
向に開口部20を設け、開口端を内側に折り返して止め
片21が形成されるように、ポリエチレン等の合成樹脂
で一体成形したものであり、両面テープ又は接着剤を用
いて巻込筒体2に取り付けるようにしたものである。
【0013】 そして、スクリーン6の基端部に設けた係
止板11を巻込筒体2の固定凹部12に軸心方向にスラ
イドさせ、この係止板11の端部を固定凹部12の係止
片15に係止させて斜めに位置させるとともに、スクリ
ーン映写部6aより外側に位置させて巻込筒体2に設け
た巻段防止用リング部材1の上にスクリーン6を巻き取
ることができる。
【0014】 このように映写スクリーンAによれば、
クリーン映写部6aより外側に位置させて巻込筒体2に
設けた巻段防止用リング部材1の上にスクリーン6を巻
き取ることができるので、巻段防止用リング部材1と巻
段防止用リング部材1の間に位置するスクリーン映写部
6aでは、収納凹部13の開口端である取付カバー10
の端部と接触することなくスクリーン6が巻込筒体2に
巻き取られることとなり、巻段防止用リング部材1によ
るスクリーン映写部6aの外側に縦方向の段がつくこと
はあっても、スクリーン映写部6aに巻段がつかないの
である。
【0015】 図3に示す映写スクリーンAは、他の例の
巻込筒体2を用いた場合であり、かかる巻込筒体2は、
スクリーン6の厚みが約0.5mmであるのに対して、
約0.7mmの段部22を軸心方向に有するように、
ルミニウムを押し出し成形により一体成形した筒体のパ
イプ本体9を用いたものであり、例えば両面テープを用
いてスクリーン6の基端部を巻込筒体2表面に取り付け
るようにしたものであり、閉じたリング状の巻段防止用
リング部材1を、同様にして巻込筒体2の両端部に両面
テープ又は接着剤を用いて取り付けたものである。
【0016】 本発明に係る代表的実施例の映写スクリー
ンAは、 巻段防止用リング部材1を用いないタイプのも
のであり、図4に示すように、第1実施例の映写スクリ
ーンAと同様に巻込筒体2は、パイプ本体9と、別部材
の取付カバー10とで構成されているが、取付カバー1
0の先端を延設して巻回するスクリーン6の当て部23
を形成し、スクリーンの巻段が生じないように、先端に
向かうにつれて低くなるようにテーパー部24を形成
し、スクリーン6の厚みが約0.5mmであるのに対し
て、図5中においてkで示した長さを、約0.35mm
に設定したものである。
【0017】 そして、本実施例の映写スクリーンAを用
いると、巻込筒体2に設けた固定凹部12にスクリーン
6の係止板11を軸心方向にスライドさせ、この係止板
11の端部を固定凹部12の係止片15に係止させて斜
めに位置させた状態で、スクリーン6を巻回すると、取
付カバー10先端の当て部23のテーパー部24上を順
にスクリーン6が巻回されてスクリーン6が巻き取られ
る。
【0018】 このように、本実施例の映写スクリーンA
を用いることにより、取付カバー10の当て部23のテ
ーパー部24上を順にスクリーン6が巻回されるので、
取付カバー10の当て部23で段部が形成されることが
ないので、従来問題となったスクリーンの巻段が生じる
ことがない。また、巻込筒体2において、パイプ本体9
と取付カバー10を別部材としているので、巻込筒体2
に設けた固定凹部12にスクリーン6の基端部に設けた
係止板11をスライドさせて取り付けた後、取付カバー
10を取り付けることも可能であり、組み立てを容易に
行うことができる。
【0019】 尚、本実施例の映写スクリーンAに、上述
した第1実施例の映写スクリーンAで用いた巻段防止用
リング部材1を巻込筒体2の両端部に取り付けて併用す
ることも可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。 請求項1記載の映写
スクリーンによれば、取付カバーの当て部のテーパー部
上を順にスクリーンが巻回され、取付カバーの当て部で
段部が形成されることがないので、従来問題となったス
クリーンの巻段が生じることがない。 また、パイプ本体
と取付カバーを別部材としているので、パイプ本体に設
けた固定凹部内にスクリーンの基端部に設けた係止板を
スライドさせて取り付けた後、取付カバーをパイプ本体
に対して取付カバーを軸心方向にスライドさせることに
より、取付カバーの嵌合突片をパイプ本体の取付片及び
中間取付片に係合させて巻込筒体を組み立てることも可
能であり、組み立てを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的な映写スクリーンのスクリーンを引き出
した状態の説明断面図
【図2】同じく巻込筒体にリング部材を取り付けた状態
の縦断面図
【図3】他の例を示す巻込筒体にリング部材を取り付け
た状態の縦断面図
【図4】本発明に係る代表的実施例の巻込筒体の縦断面
【図5】同じく要部を示す拡大断面図
【符号の説明】
A 映写スクリーン 1 巻段防止用リング部材 2 巻込筒体 3 支持軸 4 外装ケース 5 バランスバー 6 スクリーン 7 取付金具 8 壁面 9 パイプ本体 10 取付カバ
ー 11 係止板 12 固定凹部 13 収納凹部 14 取付片 15 係止片 16 中間取付
片 17 支持突条 18 係止突条 19 嵌合突片 20 開口部 21 止め片 22 段部 23 当て部 24 テーパー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ本体表面に軸心方向に沿って凹部
    を設け、該凹部内の両端に取付片と係止片を設けるとと
    もにこの間に中間取付片を設けて、取付片と中間取付片
    の間に収納凹部、中間取付片と係止片の間に、スクリー
    ンの基端部に設けた係止板を内部に位置させて係止させ
    るための固定凹部を形成したパイプ本体と、 前記パイプ本体の収納凹部から固定凹部の一部にかけて
    外被しうる大きさの断面が円弧状の長尺部材の下面に、
    前記取付片と中間取付片に係合させるための嵌合突片を
    それぞれ設けた取付カバーとで巻込筒体を構成し、 巻込筒体における固定凹部の一部を外被する取付カバー
    の先端部を、スクリーンの当て部とし、この当て部表面
    に先端に向かうにつれて低くなるテーパー部を設けたこ
    とを特徴とする映写スクリーン。
JP6139896A 1994-06-22 1994-06-22 映写スクリーン Expired - Fee Related JP2845132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6139896A JP2845132B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 映写スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6139896A JP2845132B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 映写スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH086161A JPH086161A (ja) 1996-01-12
JP2845132B2 true JP2845132B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=15256139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6139896A Expired - Fee Related JP2845132B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 映写スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2845132B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115340A (ja) * 2003-09-17 2005-04-28 Os Kogyo Kk 映写スクリーンの取付構造
ES2780049T3 (es) 2012-04-25 2020-08-21 Norsk Hydro As Perfil extruido de una aleación de aluminio Al-Mg-Si con propiedades mejoradas
CN104360575B (zh) * 2014-11-17 2016-01-20 成都西华升腾科技有限公司 一种切断电机转动的设备
CN105807547B (zh) * 2014-12-30 2018-06-19 孙毅 可置换压板的电动卷挂装置
CN114509909B (zh) * 2022-01-19 2023-06-23 重庆工程学院 一种投影幕布设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH086161A (ja) 1996-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5894610A (en) Shower rod mounting assembly
US20110061158A1 (en) Track assembly with apparatus for forming deck edging for swimming pools
JP2845132B2 (ja) 映写スクリーン
ITMI991591A1 (it) Gruppo di chiusura di estremita'
JP2006338308A (ja) 警報器の取付構造
JPH0320824Y2 (ja)
JP2922808B2 (ja) スクリーン巻取装置
JP4102470B2 (ja) 車両用ライニング
EP0841662B1 (en) Tape cassette
JPH0643329Y2 (ja) 日除け用シートの取付装置
JPS5927447Y2 (ja) 集水器とエルボの接続構造
JP2542421Y2 (ja) クリーニングカセットにおけるテープリール
JPH06166357A (ja) 自動車用ドアミラー構造
JP3775857B2 (ja) 複合手摺の接続部構造
JP3273545B2 (ja) カバー収納ケース
JPH071039Y2 (ja) タオル掛け
JP2588821B2 (ja) テープカセットのテープガイド装置付き外筐の製法
JP3317667B2 (ja) 巻取りシャッターにおけるスラットの防護方法
JP2579180Y2 (ja) 口紅等の収納容器
JPS58199480A (ja) 巻きたるみ防止カセツトテ−プ
KR950002037Y1 (ko) 테이프 카세트
JP3278700B2 (ja) ドアミラーハウジングのカバー取付構造
JPS6023547Y2 (ja) アルミ押出型材のビスポケツト
JPH0431181Y2 (ja)
JP2000301976A (ja) 自動車用ドアのアームレスト取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees