JP2844999B2 - 光半導体アレイモジュール - Google Patents

光半導体アレイモジュール

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JP2844999B2
JP2844999B2 JP3328390A JP32839091A JP2844999B2 JP 2844999 B2 JP2844999 B2 JP 2844999B2 JP 3328390 A JP3328390 A JP 3328390A JP 32839091 A JP32839091 A JP 32839091A JP 2844999 B2 JP2844999 B2 JP 2844999B2
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和芳 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光並列伝送用光源に用
いられる光半導体アレイモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光並列伝送系は、電気による並列伝送系
に比較し、伝送速度、伝送距離、耐EMI性に優れ、ま
た、伝送寸法を大幅に低減できることから、コンピュー
タのインターフェースとして広い応用が期待されてい
る。この光並列伝送用の光源となるモジュールを小形で
経済的に実現するためには、光素子のアレイ化および光
ファイバのアレイ化がきわめて有効となる。
【0003】このような光伝送に用いられる従来の半導
体レーザアレイモジュールを図に基づいて説明する。図
4は、従来の半導体レーザアレイモジュールを示し、
(a)は平面図、(b)はレンズ周辺部の要部拡大正面
図である。これらの図において、半導体レーザアレイ1
は、300μm間隔で等間隔に配置された半導体レーザ
11〜14(チャネル1〜4)からなりヒートシンク9
に搭載され、さらに、パッケージ8に固定される。レン
ズアレイ2は半導体レーザ11〜14の間隔と等間隔に
配置されたレンズ21〜24(チャネル1〜4)からな
る。光ファイバアレイ端末3は半導体レーザ11〜14
の間隔と等間隔に配置された単一モード光ファイバ31
〜34(チャネル1〜4)からなる。半導体レーザアレ
イ1の各チャネルからの出射光は、レンズアレイ2の各
チャネルに入射する。円筒状のレンズアレイホルダ4の
中空部41の端面には、レンズアレイ2が固定されてお
り、レンズアレイホルダ4はホルダ保持部材5の中空部
51に嵌合保持されている。
【0004】レンズアレイホルダ4は、レンズアレイ2
を通過した光が光ファイバアレイ端末3の端面位置で半
導体レーザ11〜14の間隔と等しい間隔で結像するよ
うに、X,Y,Zおよびθ方向の調整が行われる。調整
が終了後、レンズアレイホルダ4はホルダ保持部材5
に、また、ホルダ保持部材5は支持部材6にYAGレー
ザビームにより、それぞれ溶接42、52で固定され
る。さらに、支持部材6はパッケージ8に溶接62で固
定される。しかるのち、半導体レーザアレイ1の各チャ
ネルからの出射光が単一モードファイバ31〜34に入
射するように光ファイバアレイ端末3のX,Y,Zおよ
びθ方向の調整が行われる。調整が終了後、光ファイバ
アレイ端末3は端末保持部材7に、また、端末保持部材
7はパッケージ8にYAGレーザビームによりそれぞれ
溶接36、72で固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の半
導体アレイモジュールでは、上述したように、半導体レ
ーザ11〜14からの出射光をそれぞれのチャネルに対
応した光ファイバ31〜34に入射させるため、レンズ
アレイ2をX,Y,Zおよびθ方向に調整する必要があ
る。このとき、それぞれのチャネルにおけるX,Y,Z
およびθ方向の調整精度は位置ずれ量として1μm以下
に抑える必要があり、かつθ方向の回転に対しては、滑
らかな回転が要求される。そのため、レンズアレイ2を
固定した金属からなるレンズアレイホルダ4とホルダ保
持部材5との嵌合トルク量を、100〜250g・f/cm以
内に抑える必要があり、この場合、レンズアレイホルダ
4とホルダ保持部材5の中空部51との機械的クリアラ
ンスとして、5μm〜12μmの範囲とする必要があ
り、このためレンズアレイホルダ4とホルダ保持部材5
に対して5μm以下の切削加工精度が要求される。した
がって、レンズアレイホルダ4とホルダ保持部材5の加
工時の歩留がきわめて悪いといった問題があった。本発
明は、上記したような従来の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、レンズアレイホルダ
とホルダ保持部材の歩留を向上させた光半導体アレイモ
ジュールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る光半導体アレイモジュールは、光軸に
対して平行に規則的な間隔で並んで配置された複数の光
半導体素子と、これら光半導体素子と同じ間隔で配置さ
れこれら複数の光半導体素子から出射されたそれぞれの
光を集光する複数のレンズと、これらレンズと同じ間隔
で配置され集光した光を結合する複数の光ファイバとか
らなる光半導体アレイモジュールであって、レンズの光
軸方向と同じ方向に軸を有し、レンズを保持する円筒状
のレンズホルダと、一側面に光軸方向全体にわたって中
空部まで達する溝が形成されており、レンズホルダの外
径よりもやや大きな内径を有する中空部が形成されたホ
ルダ保持部材とを備えている。そして、ホルダ保持部材
が加圧されることにより中空部の大きさが調整されてレ
ンズホルダが嵌合保持されているようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明においては、ホルダ保持部材を加圧する
ことにより、中空部の大きさを可変することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明に係る光半導体アレイモジュールを示
し、(a)は平面図、(b)はレンズ周辺部の要部拡大
正面図である。同図において、従来技術と同一の構成に
ついては同一の符号を付し詳細な説明は省略する。本発
明の特徴とするところは、ホルダ保持部材5の中空部5
1が、レンズアレイホルダ4を挿入できるように、レン
ズアレイホルダ4の外径よりやや大きく形成されている
点と、ホルダ保持部材5の上面に、光軸方向全体にわた
って中空部51まで達する溝55が設けられている点に
ある。
【0009】このような構成とすることにより、ホルダ
保持部材5の中空部51を切削加工により形成したの
ち、ホルダ保持部材5を中空部51の軸に垂直の方向に
加圧することにより、中空部51を所望の寸法に調整す
ることができる。したがって、レンズアレイホルダ4の
切削時の外径精度とホルダ保持部材5の中空部51の切
削時の内径精度が緩くても、所望のトルクになるように
嵌合でき、これにより、レンズアレイホルダ4とホルダ
保持部材5との歩留の向上を図ることができる。
【0010】図2および図3は、本発明の第2および第
3の実施例を示すレンズ周辺部の要部拡大正面図であ
る。これらの図において、第2の実施例では、溝55を
ホルダ保持部材5の下面に設け、第3の実施例では、溝
55を側面に設けている点に特徴を有している。このよ
うな構成としても、前述した第1の実施例と同様な作用
効果が得られることはいうまでもないことである。ま
た、本実施例では、光半導体素子として半導体レーザを
用いたが、これに限定されることなく、他の手段、例え
ば発光ダイオードを用いてもよい。また、光半導体素子
数も4個でなくてもよく、素子間隔も300μmでな
く、かつ等間隔としなくてもよい。また、光ファイバも
単一モード光ファイバに限定されるものではなく、多モ
ードファイバでもよいことは勿論である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズの光軸方向と同じ方向に軸を有する円筒状のレンズ
ホルダにレンズを保持すると共に、ホルダ保持部材の中
空部でレンズホルダを嵌合保持し、このレンズ保持部材
の一側面に光軸方向全体にわたって中空部まで達する溝
を設けたので、ホルダ保持部材を切削加工したのち、ホ
ルダ保持部材を加圧することにより中空部を所望の寸法
に調整することができ、このため、レンズアレイホルダ
とホルダ保持部材とが所望のトルクで歩留良く嵌合でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光半導体アレイモジュールを示
し、(a)は平面図、(b)はレンズ周辺部の要部拡大
正面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すレンズ周辺部の要
部拡大正面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すレンズ周辺部の要
部拡大正面図である。
【図4】従来の光半導体アレイモジュールを示し、
(a)は平面図、(b)はレンズ周辺部の要部拡大正面
図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザアレイ 2 レンズアレイ 3 光ファイバアレイ端末 4 レンズアレイホルダ 5 ホルダ保持部材 55 溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸に対して平行に規則的な間隔で並ん
    で配置された複数の光半導体素子と、前記複数の 光半導体素子と同じ間隔で配置され前記複数
    の光半導体素子から出射されたそれぞれの光を集光する
    複数のレンズと、前記複数の レンズと同じ間隔で配置され、集光した光を
    結合する複数の光ファイバとを備えた光半導体アレイモ
    ジュールであって、 前記レンズの光軸方向と同じ方向に軸を有し、前記レン
    ズを保持する円筒状のレンズホルダと、一側面に光軸方向全体にわたって中空部まで達する溝が
    形成されており、前記 レンズホルダの外径よりもやや大
    きな内径を有する中空部が形成されたホルダ保持部材と
    を備え、前記 ホルダ保持部材が加圧されることにより前記中空部
    の大きさが調整されて前記レンズホルダ嵌合保持
    れ、 前記レンズが前記複数の光半導体素子の配列方向に一致
    するように前記レンズホルダが前記中空部の中で回転調
    整されて固定されている ことを特徴とする光半導体アレ
    イモジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光半導体アレイモジュー
    ルであって、さらに、 前記複数の光半導体素子が底面に対して配列方向が平行
    になるように実装されるパッケージと、 前記ホルダ保持部材がはめ込まれ前記ホルダ保持部材を
    前記底面に対して垂直な方向に位置調整可能にする内壁
    面を有するとともに、前記底面に対して平行な方向に位
    置調整可能にする平らな底面部を有する支持部材とを備
    前記複数の光半導体素子と前記レンズと前記複数の光
    ファイバのそれぞれが光軸が一致するように位置調整さ
    れて前記レンズ保持部材と前記支持部材および前記支持
    部材と前記パッケージがそれぞれ固定されていることを
    特徴とする光半導体アレイモジュール。
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