JP2844160B2 - ストレッチャーの型材把持装置 - Google Patents
ストレッチャーの型材把持装置Info
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- JP2844160B2 JP2844160B2 JP5319892A JP31989293A JP2844160B2 JP 2844160 B2 JP2844160 B2 JP 2844160B2 JP 5319892 A JP5319892 A JP 5319892A JP 31989293 A JP31989293 A JP 31989293A JP 2844160 B2 JP2844160 B2 JP 2844160B2
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
等の押出機により押出し成形された押出型材を引張って
曲がり等を矯正するストレッチャーにおける型材把持装
置に関する。
材把持装置を備えた一対の移動台車を相対向し、押出し
された押出型材の長手方向両端部を各型材把持装置によ
って把持し、その状態で移動台車を移動して押出型材を
引張って曲がり等を矯正するものが知られている。
正する際には数トン以上の矯正力を押出型材に伝達する
ので、その押出型材の長手方向の両端部の把持力は極め
て大きい力となり、このために押出型材の両端部がつぶ
れ変形し、そのつぶれ変形により押出型材の非把持部が
ねじれ等されてそのつぶれ変形が押出型材の両端部から
中心部に向けて伝播し、製品として使用できずに切り落
しされる部分の長さが長くなって製品歩留りが悪くな
る。
把持装置としては、例えば特公平3−55205号公報
に示すものが知られている。つまり、上下のチャック部
材とともに移動する上下のケースに複数のブレード部材
を上下動自在にそれぞれ設け、このブレード部材をばね
により把持方向に付勢し、この上下の複数のブレード部
材によって押出型材の上下面を把持するようにしてあ
る。
ように、一対のチャック用挟持片によって押出型材を把
持する型材把持装置において、その一対のチャック用挟
持片を押出型材を挟持した位置で停止し、その位置でチ
ャック用挟持片をその位置で保持するようにし、それに
よって押出型材のつぶれを最小限とするものが知られて
いる。
の型材把持装置であれば、複数のブレードが押出型材の
外面形状の凹凸に沿って上下動して外面を保持するか
ら、押出型材の把持によるつぶれ変形により押出型材の
非把持部をねじらせ、あるいは倒そうとする力をブレー
ド部材によって阻止できてねじれ等が中央部に伝達する
ことが抑制されるので、切落し部分の長さを短くでき
る。しかしながら、このものは押出型材のつぶれ変形に
よって押出型材の非把持部をねじる等の力が中心部に伝
達することを抑制するだけであって、押出型材のつぶれ
変形については何ら解消されていない。
形を小さくするようにしているが、このものであると一
対のチャック用挟持片で押出型材を把持するので、押出
型材の外面に凹凸がある場合にはチャック用挟持片が凸
部に接してつぶしてから凹部に接してつぶすことで把持
することになるので上下外面に凹凸がある押出型材の場
合にはつぶれ変形が大きくなる。
ようにしたストレッチャーの型材把持装置を提供するこ
とを目的とする。
た2つの台車13を相対向して配設し、この各型材把持
装置15で搬送された押出型材Aの長手方向両端部を把
持し、一方の台車13を移動して押出型材Aを長手方向
に引張って曲がり等を矯正するストレッチャーにおい
て、前記台車13の上部に、押出型材搬送方向に並設し
た複数の上部挟持片21と、各上部挟持片21を単独で
上下動する複数の駆動部と、前記台車13の下部に複数
の上部挟持片21と相対向して設けた下部挟持片32
と、前記台車13における各上部挟持片21よりも対向
端部寄りで押出型材搬送方向下流側位置に、上下方向及
び押出型材幅方向に移動自在に設けたストッパ27と、
前記台車13における各上部挟持片21よりも対向端部
寄りで押出型材搬送方向上流側位置に、上下方向及び押
出型材幅方向に移動自在に設けた押し片31より構成し
たストレッチャーの型材把持装置。
の搬送方向両側外面を把持し、上部挟持片22と下部挟
持片32で押出型材Aの上下外面を把持するから、押出
型材Aの把持部のつぶれ変形によって非把持部がねじれ
等することをストッパー27と押し片31で抑制でき、
しかも上部挟持片22は複数有しているから押出型材A
の凸部は把持せずに凹部のみを把持できて凹凸のある押
出型材Aのつぶれ変形を小さくできる。
説明する。図1に示すように、押出機1により押出しさ
れた型材はプラー2によって引かれながら複数の駆動ロ
ーラより成るランアウトテーブル3上を移動し、押出型
材と同時に移動するプラテンカッタ4によって押出機1
寄り位置で切断されて押出型材Aとなる。この押出型材
Aは図示しないベルトコンベアによってクーリングテー
ブル5上に搬送されて冷却され、引き続いてストレッチ
ャテーブル6上に沿ってストレッチャーBまで搬送され
る。
Aの両端部は搬送される押出型材の長さに応じてレール
7に沿って移動する可動側型材把持装置8と押出型材を
引張る際にレール7に沿って移動する固定側型材把持装
置9で把持され、可動側型材把持装置8を固定し固定側
型材把持装置9を移動して押出型材Aを長手方向に引張
って曲がり等を矯正し、その後ソーテブル10に搬送さ
れて定寸切断機11により所定長さに切断される。
図3、図4に基づいて説明する。図2に示すように、押
出型材Aはベルトコンベア12でストレッチテーブル6
に沿ってレール7まで搬送され、このレール7に沿って
台車13がストレッチ用シリンダー14で移動自在に設
けてあり、この台車13に型材把持装置15が取付けら
れて固定側型材把持装置9を構成している。
6と横向きの下部横フレーム17と縦フレーム18でコ
字状となったフレーム19に車輪20を取付けて成り、
その上部横フレーム16の中央部には幅狭なる複数の上
部挟持片21が押出型材搬送方向に並設してあり、この
各上部挟持片21は駆動部、例えば上部挟持用シリンダ
ー22により上下動され、前記上部横フレーム16の可
動側型材把持装置8と対向した端面、つまり対向端面に
は横ガイド23が押出型材搬送方向に沿って取付けてあ
る。
まり押出型材搬送方向下流側にはストッパー送り駆動
部、例えば第1サーボモータ24が取付けられ、この第
1サーボモータ24によって第1ブラケット25が横ガ
イド23に沿って移動自在となり、この第1ブラケット
25にストッパー上下用シリンダー26が取付けられ、
そのストッパー上下用シリンダー26の可動部26aに
ストッパ27が取付けてあり、このストッパー27は上
下方向、押出型材搬送方向(つまり、押出型材幅方向)
に移動する。
まり押出型材搬送方向上流側には押し片送り駆動部、例
えば第2サーボモータ28が取付けられ、この第2サー
ボモータ28によって第2ブラケット29が横ガイド2
3に沿って移動自在となり、この第2ブラケット29に
押し片上下用シリンダー30が取付けられ、その押し片
上下用シリンダー30の可動部30aに押し片31が取
付けてあり、この押し片31は上下方向、押出型材搬送
方向(つまり、押出型材幅方向)に移動する。
下部挟持片32が取付けられ、この下部挟持片32は駆
動部、例えば下部挟持用シリンダー33で上下動される
と共に、図4に示すように前記複数の上部挟持片21と
相対向し、この上部挟持片21は図5に示すように、そ
の両端部が上部横フレーム16に複数のガイド34によ
って上下動自在に支承され、上部挟持用シリンダー22
の可動部22aが各上部挟持片22に連結されて単独に
上下動される。
コンベア12でストレッチテーブル6に沿って搬送され
る時には下部挟持用シリンダー33を縮めて下部挟持片
32を下降して押出型材Aと干渉しないようにしてあ
る。
26を伸ばしてストッパー27を押出型材Aと干渉する
位置まで下降すると共に、第1サーボモータ24を駆動
して第1ブラケット25を横ガイド23に沿って移動す
ることでストッパー27を押出型材搬送方向に移動して
押出型材Aの外面の凹凸に応じて位置決めする。この動
作の順序は反対でもよい。
面に凹部C、凸部Dがある場合に、その凸部Dが1つの
上部挟持片21と対向するようにストッパー27を位置
決めする。
トッパー27に当接し、その当接したことを感知手段4
0で感知してベルトコンベア12を停止する。
光電管又は押出型材Aがストッパー27に押しつけられ
ることで第1サーボモータ24に作用する負荷を検出す
る手段などが考えられる。
し片31を下降させると共に、第2サーボモータ28で
第2ブラケット39を横ガイド23に沿って移動して押
し片31を押出型材搬送方向に移動して押出型材Aの左
右外面、つまり搬送方向両側外面を図6に示すようにス
トッパー27と押し片31で把持する。
して下部挟持片32を上昇して図6に示すように押出型
材Aを押し上げ支持してベルトコンベア12から浮かせ
る。これは上部挟持片21で押出型材Aに圧力を加える
際にベルトコンベア12に力を付与しないようにするた
めである。
上部挟持片21をそれぞれ下降して図6に示すように凸
部Dと対向する上部挟持片22を凸部Dに軽く押しつ
け、低部Cと対向する上部挟持片22を凹部Cに強い力
で押しつけて下部挟持片32とで押出型材Aの上下外面
を把持する。
により台車13をレール7に沿って移動して押出型材A
を引張って曲がり等を矯正し、ストッパー27、押し片
31を移動すると共に、上部挟持片21、下部挟持片3
2を上昇、下降して押出型材Aの把持を解放することで
押出型材Aをベルトコンベア12上に載置し、ベルトコ
ンベア12を駆動してソーテーブル10に搬送する。
し片31の下降するストローク量は下部挟持片32と干
渉しない程度であって図示しないコントローラ等に予め
入力され、ストッパー27の横移動量、各上部挟持片2
2の下降するストローク量は押出型材Aの形状・大きさ
によって予め図示しないコントローラ等に入力されてお
り、そのコントローラ等よりの信号によって各サーボモ
ータ、シリンダーが動作制御されるようにしてある。
Aの搬送方向両側外面を把持し、上部挟持片22と下部
挟持片32で押出型材Aの上下外面を把持するから、押
出型材Aの把持部のつぶれ変形によって非把持部がねじ
れ等することをストッパー27と押し片31で抑制で
き、しかも上部挟持片22は複数有しているから押出型
材Aの凸部は把持せずに凹部のみを把持できて凹凸のあ
る押出型材Aのつぶれ変形を小さくできる。したがっ
て、押出型材の切り落し部分の長さを短くできて製品歩
留りを向上できる。
ーム、19…フレーム、21…上部挟持片、22…上部
挟持用シリンダ、23…横ガイド、24…第1サーボモ
ータ、26…ストッパ上下用シリンダー、27…ストッ
パー、28…第2サーボモータ、30…押し片上下用シ
リンダー、31…押し片、32…下部挟持片、33…下
部挟持用シリンダー。
Claims (1)
- 【請求項1】 型材把持装置15を備えた2つの台車1
3を相対向して配設し、この各型材把持装置15で搬送
された押出型材Aの長手方向両端部を把持し、一方の台
車13を移動して押出型材Aを長手方向に引張って曲が
り等を矯正するストレッチャーにおいて、 前記台車13の上部に、押出型材搬送方向に並設した複
数の上部挟持片21と、各上部挟持片21を単独で上下
動する複数の駆動部と、前記台車13の下部に複数の上
部挟持片21と相対向して設けた下部挟持片32と、前
記台車13における各上部挟持片21よりも対向端部寄
りで押出型材搬送方向下流側位置に、上下方向及び押出
型材幅方向に移動自在に設けたストッパ27と、前記台
車13における各上部挟持片21よりも対向端部寄りで
押出型材搬送方向上流側位置に、上下方向及び押出型材
幅方向に移動自在に設けた押し片31より構成したこと
を特徴とするストレッチャーの型材把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319892A JP2844160B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ストレッチャーの型材把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319892A JP2844160B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ストレッチャーの型材把持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171620A JPH07171620A (ja) | 1995-07-11 |
JP2844160B2 true JP2844160B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18115401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5319892A Expired - Lifetime JP2844160B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | ストレッチャーの型材把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844160B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5123740B2 (ja) * | 2008-05-26 | 2013-01-23 | 新日鐵住金株式会社 | 無遊間接続用のレール継目板の製造方法 |
CN104588448A (zh) * | 2015-01-12 | 2015-05-06 | 湖州华利铝业有限公司 | 一种铝型材校直装置 |
CN114749521B (zh) * | 2022-04-02 | 2024-04-02 | 南京鸿发有色金属制造股份有限公司 | 一种铝型材挤压线的自动矫直装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5319892A patent/JP2844160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07171620A (ja) | 1995-07-11 |
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