JP2844026B2 - サーモスタット - Google Patents
サーモスタットInfo
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- JP2844026B2 JP2844026B2 JP3143239A JP14323991A JP2844026B2 JP 2844026 B2 JP2844026 B2 JP 2844026B2 JP 3143239 A JP3143239 A JP 3143239A JP 14323991 A JP14323991 A JP 14323991A JP 2844026 B2 JP2844026 B2 JP 2844026B2
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H37/00—Thermally-actuated switches
- H01H37/02—Details
- H01H37/32—Thermally-sensitive members
- H01H37/52—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element
- H01H37/54—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
- H01H2037/5481—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting the bimetallic snap element being mounted on the contact spring
-
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- H01H37/54—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
- H01H37/5427—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting encapsulated in sealed miniaturised housing
Description
いる固定板と、可動接点が設けられている可動板と、所
定温度より高くなると変形し上記固定接点から上記可動
接点が離れるように上記可動板を変形させるバイメタル
を備えるサーモスタットに関する。
るサーモスタットを、電気製品の故障等により過大な電
流が流れた時に、ジュール熱による昇温によってサーモ
スタットを作動させ、回路を遮断するために使用するこ
とがある。
うな構造のものがある。 1) サーモスタット内部に抵抗体を設け、抵抗体にお
いて過大電流によるジュール熱を発生させる。 2) サーモスタットの可動板自体をバイメタルで形成
し、バイメタルにおいて過大電流によるジュール熱を発
生させる。 3) バイメタルの一端を可動板と接触するように共締
めにより固定し、バイメタルの他端を自由端とし、サー
モスタットの可動板において過大電流によるジュール熱
を発生させ、可動板とバイメタルの間の熱伝導によりバ
イメタルを昇温させる。 図1は三番目のタイプの従来技術によるサーモスタット
の一例の断面図である。電流は一方の端子P1、可動板
P4、可動板に設けられた可動接点P5、固定接点Q
4、固定接点が設けられている固定板A3、他方の端子
Q1を通る回路を流れる。可動板P4と点P3において
接触しながら点P2において可動板P4と共締固定され
ているバイメタルBMが温度上昇により、湾曲方向が反
転すると可動板P4を跳ね上げる。この結果、可動接点
P5と固定接点の間が開く。なお固定板は点Q2におい
てサーモスタットの基部に固定されている。
時間遅れにより、過大電流から回路を十分に保護できな
いという問題点がある。 2) バイメタル自体に電流を流すタイプのものは、そ
の一端を溶接や加締により固定する組立工程における外
力や加熱によりバイメタルの特性が変化することがあ
り、組立後に動作を確認して選別することが必要となる
という問題点がある。 3) バイメタルの一端を可動板とともに固定するタイ
プのものは、概して可動板に対してバイメタルの寸法が
小さくなり、可動板への力が弱くなるので、接点圧力を
小さく設定しなければならないという問題点がある。ま
た、バイメタルと可動板の間の熱接触が充分でないの
で、過大電流に対する応答性が遅いという問題点もあ
る。
熱を可動板で発生させると可動板の弾性がなくなり、動
作が不安定になるという問題があり、また過大電流によ
る昇温が緩慢であると、使用部材である合成樹脂等が軟
化することがある。したがって過大電流が発生すると速
やかに昇温し、電流を速やかに遮断することが望まし
い。本発明は、過大電流に対する応答性が充分に速く、
しかも接点圧力を大きくすることができ、かつ特性のバ
ラツキが少いサーモスタットを提案することを課題とす
る。
係るサーモスタットによって解決された。外部回路に接
続される第1と第2の端子と、一端に第2の端子が固定
され他端に固定接点が設けられている固定板と、固定接
点に対応する位置に可動接点が設けられている可動板
と、一端は可動板に可動接点の近傍で係合し他端がサー
モスタット基部に固定されているバイメタルを有し、設
定温度以下では、可動板の弾性力によって可動接点が固
定接点を常時押圧し、設定温度以上になるとバイメタル
の湾曲方向が反転することにより、固定接点と可動接点
の間が開くサーモスタットにおいて、 1) 可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、可動
板に第1の端子が固定されていることを特徴とするサー
モスタット: 2) 可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、バイ
メタルに第1の端子が固定されていることを特徴とする
サーモスタット: 3) 可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、バイ
メタルに第1の端子が固定され、可動板とバイメタルの
固定部に関し固定接点および可動接点に対して反対側の
部分で可動板とバイメタルが接続されていることを特徴
とするサーモスタット: 4) 固定板と可動板の間に耐熱性の熱絶縁シートSH
が配置されていることを特徴とするサーモスタット。
するばかりでなく、バイメタルと可動板の共締めの部分
ででも接触している。したがってバイメタルの弾性力に
よって可動板を固定板の方向に常時押圧することができ
る。すなわち接点押圧を大きくすることができる。また
バイメタルと可動板の接触面積が大きいので、過電流に
よるジュール熱が可動板に発生した時、その熱が速やか
にバイメタルに伝えることができる。バイメタルは可動
板より電気抵抗が大きいので、通常はバイメタルを流れ
る電流は無視できるが、過電流が流れる状態ではバイメ
タルにおけるジュール熱発生も無視できない。すなわ
ち、バイメタル自体が過電流によって昇温する。したが
って、過大電流に対する回路遮断のレスポンスが速い。
また固定板と可動板の間に耐熱性絶縁シートが配置され
ているときは、可動板およびバイメタルで発生した熱が
逃げないので、昇温速度が速く、ケーシング等が融触す
る前に電流を遮断できる。
トの断面図、図3,4,5は第1の発明に係るサーモス
タットのバイメタル、可動板、固定板の上面図、第6図
はバイメタルと可動板と固定板の組立状態を示す。
る固定板SPは絶縁体からなる基部Bに固定されてい
る。
MPは、一端に可動接点C1を有し、可動接点の近傍に
おいてバイメタルBMの一端X1を係止している。可動
板MPは、サーモスタットの基部Bの上に載置された耐
熱性の熱絶縁性絶縁シートSH上に配置されバイメタル
の他端Y1とともに共締めされることによりサーモスタ
ットの基部Bと固定部材Fに挟持されている。
T2はそれぞれ図4,図5に示すように可動板MP、固
定板SPに固定されている。なお、これらがケース内部
に納められた後、ケースの開口部に合成樹脂接着剤Rが
充填される。
バイメタルの弾性力によって固定接点を押圧している。
したがって常温では、電流は第1の端子T1,可動板M
P、可動接点C1、固定接点C2、固定板SP、第2の
端子T2を通る経路を流れる。なおバイメタルBMは可
動板MPと並列に設けられているので、バイメタルBM
にも電流が流れるが、バイメタルの電気抵抗は比較的大
きいので、通常はバイメタルを流れる電流は無視でき
る。なお、バイメタルと可動板の比抵抗が異なるので、
寸法を適宜選択することにより特性を調整することがで
きる。
ると、可動板MPにジュール熱が発生する。本発明にお
いてはバイメタルBMはその両端X1,XYにおいて可
動板MPに接触しているので、可動板MPで発生した熱
は速やかにバイメタルBMに伝達される。しかも過大電
流が流れる時はバイメタルに流れる電流も無視できず、
バイメタル自体がジュール熱を発生させる。したがって
瞬時にバイメタルが昇温し、可動接点C1と固定接点C
2の間が開き、回路が遮断される。なお過大電流が流れ
ると、可動板が発熱しその弾性が失われ動作が不安定に
なることがあるが、本発明では過大電流の一部はバイメ
タルに分流されるので、この点においても特性が改善さ
れている。
タットのバイメタル、可動板、固定板の上面図、図10
はバイメタルと可動板と固定板の組立状態を示す上面図
を示す。
に、第2の発明に係るサーモスタットにおいても、弾性
を有する導電材料から成る可動板MPは、一端に可動接
点C1を有し、可動接点の近傍においてバイメタルBM
の一端X2を係止している。可動板MPは、サーモスタ
ットの基部Bの上に載置された耐熱性の熱絶縁性絶縁シ
ートSH上に配置され、バイメタルの他端Y2とともに
共締めされることによりサーモスタットの基部Bと固定
部材Fに挟持されている。そして第2の端子T2は固定
板SPに接続されている。
バイメタルの他端Z2に接続されている。なおこれらが
ケース内部に納められた後、ケースの開口部は合成樹脂
接着剤Rが充填される。
1、バイメタルのZ2とY2の間の部分、可動板MP、
可動接点C1、固定接点C2、固定板SP、第2の端子
T2を通る経路を流れる。なおバイメタルのY2とX2
の間の部も電流が流れるが、バイメタルの電気抵抗は比
較的大きいので、通常はバイメタルを流れる電流は無視
できる。第1の発明の場合と同様に、バイメタルと可動
板の寸法を適合選択することにより特性を調整すること
ができる。
係るサーモスタットと同様に可動板におけるジュール熱
がX2とY2からバイメタルに流れ込み、またバイメタ
ル自体も発熱するので、バイメタルは速やかに昇温し、
瞬時にバイメタルが作動し、回路が遮断される。またバ
イメタルへの過大電流の分流の効果についても、第1の
発明と同様である。
の断面図、図12,13,14は第1の発明に係るサー
モスタットのバイメタル、可動板、固定板の上面図、図
15はバイメタルと可動板と固定板の組立状態を示す上
面図である。
の発明に係るサーモスタットとほぼ同様な構造を有す
る。すなわち第1の端子T1はZ3でバイメタルに接続
され、可動板MPはサーモスタットの基部Bの上に載置
された耐熱性の熱絶縁性絶縁シートSH上に配置され、
バイメタルは一端X3で可動板MPに係止されるととも
に、X2で可動板と共締めされて基部Bと固定部材Fに
挟持されている。しかしながら第2の発明に係るサーモ
スタットにおいては、可動板MPとバイメタルBMはX
2、Y2でのみ電気的および熱的に接触しているのに対
し、第3の発明に係るサーモスタットにおいては、可動
板MPは可動接点と反対側の方向に延長され、バイメタ
ルと第1の端子T1の接続点3の近傍においても溶接等
により接続され、この部分ででも、電気的および熱的に
接触している。
発明に係るサーモスタットの常温における動作はほぼ同
一である。しかし過大電流が流れる時の可動板とバイメ
タルの間の熱伝導と電気伝導が良いので、過大電流に対
するレスポンスが速い。
電気伝導が良好であるので、過大電流が流れると速やか
にバイメタルが昇温し、あるいは熱絶縁シートにより熱
が逃げないので、バイメタルの昇温速度が速く瞬時に回
路を遮断することができる。
である。
と図10のA−A断面図である。
の上面図である。
面図である。
面図である。
と可動板と固定板の組立状態を示す上面図である。
の上面図である。
面図である。
面図である。
ルと可動板と固定板の組立状態を示す上面図である。
B−B断面図である。
ルの上面図である。
上面図である。
上面図である。
ルと可動板と固定板の組立状態を示す上面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 外部回路に接続される第1と第2の端子
と、一端に第2の端子が固定され他端に固定接点が設け
られている固定板と、固定接点に対応する位置に可動接
点が設けられている可動板と、一端は可動板に可動接点
の近傍で係合し他端がサーモスタット基部に固定されて
いるバイメタルを有し、設定温度以下では可動板の弾性
力によって可動接点が固定接点を常時押圧し、設定温度
以上になるとバイメタルの湾曲方向が反転することによ
り、固定接点と可動接点の間が開くサーモスタットにお
いて、可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、可動
板に第1の端子が固定されていることを特徴とするサー
モスタット。 - 【請求項2】 外部回路に接続される第1と第2の端子
と、一端に第2の端子が固定され他端に固定接点が設け
らている固定板と、固定接点に体操する位置に可動接点
が設けられている可動板と、一端は可動板に可動接点の
近傍で係合し他端がサーモスタット基部に固定されてい
るバイメタルを有し、設定温度以下では可動板の弾性力
によって可動接点が固定接点を常時押圧し、設定温度以
上になるとバイメタルの湾曲方向が反転することによ
り、固定接点と可動接点の間が開くサーモスタットにお
いて、可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、バイ
メタルに第1の端子が固定されていることを特徴とする
サーモスタット。 - 【請求項3】 外部回路に接続される第1と第2の端子
と、一端に第2の端子が固定され他端に固定接点が設け
られている固定板と、固定接点に対応する位置に可動接
点が設けられている可動板と、一端は可動板に可動接点
の近傍で係合し他端がサーモスタット基部に固定されて
いるバイメタルを有し、設定温度以下では可動板の弾性
力によって可動接点が固定接点を常時押圧し、設定温度
以上になるとバイメタルの湾曲方向が反転することによ
り、固定接点と可動接点の間が開くサーモスタットにお
いて、可動板とバイメタルは、設定温度以下ではバイメ
タルの弾性力によってバイメタルが可動板を固定板の方
向に常時押圧するように配置されて、互いに接触するよ
うに共締めされてサーモスタット基部に固定され、バイ
メタルに第1の端子が固定され、可動板とバイメタルの
固定部に関し固定接点および可動接点に対して反対側の
部分で可動板とバイメタルが接続されていることを特徴
とするサーモスタット。 - 【請求項4】 外部回路に接続される第1と第2の端子
と、一端に第2の端子が固定され他端に固定接点が設け
られている固定板と、固定接点に対応する位置に可動接
点が設けられている可動板と、一端は可動板に可動接点
の近傍で係合し他端がサーモスタット基部に固定されて
いるバイメタルを有し、設定温度以下では可動板の弾性
力によって可動接点が固定接点を常時押圧し、設定温度
以上になるとバイメタルの湾曲方向が反転することによ
り、固定接点と可動接点の間が開くサーモスタットにお
いて、固定板と可動板の間に耐熱性の熱絶縁シートSH
が配置されていることを特徴とするサーモスタット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143239A JP2844026B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | サーモスタット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143239A JP2844026B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | サーモスタット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06119859A JPH06119859A (ja) | 1994-04-28 |
JP2844026B2 true JP2844026B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15334136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3143239A Expired - Lifetime JP2844026B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | サーモスタット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844026B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11260220A (ja) | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Uchiya Thermostat Kk | サーマルプロテクタ |
JP3820055B2 (ja) * | 1999-04-16 | 2006-09-13 | ウチヤ・サーモスタット株式会社 | サーマルプロテクタ |
JP3787482B2 (ja) * | 2000-04-17 | 2006-06-21 | ウチヤ・サーモスタット株式会社 | サーマルプロテクタ |
EP1508909A4 (en) * | 2002-05-07 | 2007-08-01 | Ubukata Ind Co Ltd | THERMAL PROTECTOR |
JP2004332593A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Ubukata Industries Co Ltd | 電動圧力機器用保護装置 |
CN101925973B (zh) | 2008-01-28 | 2013-01-16 | 打矢恒温器株式会社 | 热保护器 |
WO2009125458A1 (ja) | 2008-04-10 | 2009-10-15 | ウチヤ・サーモスタット株式会社 | 外部操作型サーマルプロテクタ |
US9048048B2 (en) | 2012-08-16 | 2015-06-02 | Uchiya Thermostat Co., Ltd. | Thermal protector |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3143239A patent/JP2844026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06119859A (ja) | 1994-04-28 |
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